JP3182313B2 - 住宅用内装構造、内壁構造及びユニット設備室 - Google Patents

住宅用内装構造、内壁構造及びユニット設備室

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JP3182313B2
JP3182313B2 JP08522695A JP8522695A JP3182313B2 JP 3182313 B2 JP3182313 B2 JP 3182313B2 JP 08522695 A JP08522695 A JP 08522695A JP 8522695 A JP8522695 A JP 8522695A JP 3182313 B2 JP3182313 B2 JP 3182313B2
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由行 中林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅用内装構造、壁構
造及びユニット設備室に係り、特に、鉄筋コンクリート
造りの集合住宅に好適な住宅用内装構造、壁構造及びユ
ニット設備室に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄筋コンクリート(RC)工法に
より建築される集合住宅等においては、コンクリート躯
体からなる各住戸の居住空間内にその内面との間に空間
を確保するような二重床、二重天井、内装壁等を形成
し、さらに、間取り条件に応じて台所、浴室、トイレ等
の設備室を配設するとともに各個室を間仕切りすること
により所望の内装が施されている。そして、電気配線、
給水排水配管等の設備系配線・配管については、コンク
リート躯体の内部や、居住空間の内面と二重床や二重天
井や内装壁との間の空間内に適宜配設されるとともに、
各設備室内に装備されるキッチンシステム、浴槽システ
ム等の各種の設備機器とそれぞれ接続されるようになっ
ている。また、必要に応じて、居住空間内の一部に竪配
管用の設備空間を設け、その空間を利用して竪配管を行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
内装が施される集合住宅等においては、特に、各設備室
の配置がほとんど固定化されてしまうという制約があ
る。このため、居住者の人員の増減や居住者の成長等に
伴う生活環境変化により間取り等の変更を要する場合、
主に各設備室以外の個室等の配置変更を行って対応せざ
るをえず、その対応性に乏しいものであった。また、こ
の各設備室の配置が固定化されることに加え、設備系配
線・配管が二重床、二重天井等の裏側の空間内や竪配管
用設備空間内等に配設されていることにより、設備系配
線・配管の保守や配置変更が煩雑になる場合が多く、こ
のことは上記のような間取り等の変更に際して大きな障
害にもなっていた。さらに、以上のような事情により、
実際に間取り変更を伴うリホームを行う場合や設備系配
線・配管の交換や配置変更を行う場合には、大がかりな
改装工事をしなければならなかった。
【0004】従って、本発明の目的は、コンクリート躯
体からなる住宅において、設備室の配置変更を伴う間取
り変更をはじめ、設備系配線・配管の保守や配置変更を
比較的簡便に行うことができる住宅用内装構造を提供す
ることにあるとともに、その内装構造に好適な内壁構造
やユニット設備室を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の住宅用内装構造
は、コンクリート躯体からなる箱状の居住空間を内装す
る内装構造であって、その居住空間内に二重床や二重天
井を形成することなく、当該居住空間の底面の一部に両
端部が対向する壁面の双方に到達する凹溝帯域を設ける
とともに居住空間の壁面近傍の隅部及び上記凹溝帯域内
に設備系配線・配管をそれぞれ配設してなり、かつ、そ
の居住空間の所定の壁面に、当該壁面近傍の隅部に配設
される設備系配線・配管を隠蔽収容する配線配管用収容
部空間を少なくとも備えた複数の取り外し可能な装置壁
を順次並べるように取り付けることにより内壁を形成し
てなり、かつ、設備系配線・配管と接続して使用される
設備機器を備え、上記凹溝帯域を含む一定領域内で移設
可能であるとともに室の一側面が装置壁と装置壁の間と
なる居住空間の壁面に対向する厨房・浴室、トイレ等か
らなる複数のユニット設備室をそれぞれ配置してなるこ
とを特徴とするものである。ただし、上記二重床は、上
記凹溝帯域のうち上記ユニット設備室のない部分にその
凹部を塞ぐ敷き板が設置される床部分を除くものとす
る。
【0006】ここで、上記の凹溝帯域は、居住空間の壁
面近傍の隅部に配される設備系配線・配管を一方の壁面
近傍の隅部側から他方の壁面近傍の隅部側に横断して配
設することができ、しかも、凹溝帯域内において移設可
能な各ユニット設備室に装備された各設備機器と設備系
配線・配管との接続を簡便に行うことができるものであ
ればよく、その寸法や形態、配置位置については適宜選
定される。例えば、設備系配線・配管を相対向する壁面
近傍の隅部に配した場合、凹溝帯域はその端部が当該相
対向する壁面に到達するように形成することができる。
また、装置壁は、原則として予め設定された所定の規格
寸法になるように構成される。さらに、上記のユニット
設備室は、好ましくは、その底部の少なくとも一部が凹
溝帯域と重なり合う範囲内で移設可能なものである。こ
の移設可能なユニット設備室の設備機器との簡便な接続
を可能にするため、凹溝帯域内に配設する設備系配管は
例えばフレキシブルな配管材を用いてユニット設備室の
可動範囲内で余裕の長さでもって配管接続するように構
成することが好ましい。
【0007】また、本発明の内壁構造は、コンクリート
躯体からなる箱状の、二重床や二重天井が形成されない
居住空間であってその壁面近傍の隅部に設備系配線・配
管が配設される居住空間の壁面に、当該設備系配線・配
管を隠蔽収容する配線配管用収容部空間と家財等を収納
する収納部空間とを兼ね備えた複数の取り外し可能な装
置壁を順次並べるように取り付けて形成される内壁の構
造であって、上記装置壁として、窓部がない壁面に対し
ては、少なくとも固定金具とこの固定金具に取り付けら
れる居住空間の高さ方向に長尺なパネル板とで形成され
る壁用装置壁を使用し、一方、窓部がある壁面に対して
は、窓部に相応する位置に開口部を有し、少なくとも固
定金具とこの固定金具に取り付けられる居住空間の高さ
方向に短尺なパネル板とで形成される窓用装置壁を使用
し、かつ、上記各装置壁の収納部空間にはパネル板を開
閉可能となるように固定金具に取り付けてなることを特
徴とするものである。ただし、上記二重床は、上記居住
空間の床面の一部に両端部が対向する壁面の双方に到達
する凹溝帯域を設け、その凹溝帯域を含む一定領域内で
移設可能な複数のユニット設備室を配置したとき、上記
凹溝帯域のうち上記ユニット設備室のない部分にその凹
部を塞ぐ敷き板が設置される床部分を除くものとする。
【0008】ここで、装置壁を構成する固定金具は、装
置壁の取付け位置や形態、寸法等を決定する1種の骨組
のような機能を果たすものであり、また、設備系配線・
配管の配線配管時に有用な仕切板を有するものが好まし
い。パネル板は、固定金具に対して直接的に取り付けて
も、或いは、別な部材を間に介して間接的に取り付けて
もよい。収納部空間を具備させる場合は、その空間内に
収納に便利な収容棚を設置することが望ましい
【0009】また、装置壁の居住空間壁面側には、必要
に応じて断熱性、遮音性等の居住性を高める機能を付与
する部材を適宜取り付けてもよい。
【0010】さらに、本発明におけるユニット設備室
は、コンクリート躯体からなる箱状の、二重床や二重天
井が形成されない居住空間であってかつその底面の一部
に両端部が対向する壁面の双方に到達する凹溝帯域を設
けるとともにその壁面近傍の隅部及び凹溝帯域内に設備
系配線・配管を配設してなる居住空間内に配置される厨
房・浴室、トイレ等からなるユニット設備室であって、
上記凹溝帯域を含む一定領域内で室の一側面が居住空間
の壁面に対向するように移設可能で、かつ、室内に装備
された設備機器を凹溝帯域内又は壁面近傍の隅部に配設
された設備用配線・配管と接続可能なユニット構造にな
っていることを特徴とするものである。ただし、上記二
重床は、上記凹溝帯域のうち上記ユニット設備室のない
部分にその凹部を塞ぐ敷き板が設置される床部分を除く
ものとする。
【0011】本発明は、集合住宅に適用した場合に最も
有効であるが、コンクリート躯体からなる一戸建て住宅
に適用することも可能である。
【0012】
【作用】本発明によれば、特殊な内装構造により、装置
壁の取付け位置等を変更する程度で各ユニット設備室を
ある一定範囲内で自由に移動して配置変更することがで
きるため、設備室の配置変更を伴う変化に富んだ間取り
変更を簡便に行える。しかも、設備室の配置変更が可能
であることと、設備系配線・配管がある一定領域に集約
されて配設されているとともに取り外し可能な装置壁に
隠蔽収容されていることにより、設備系配線・配管の保
守や配置変更についても簡便に行える。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0014】図1〜図5は本発明の内装構造の一実施例
を示すものであり、図1は本発明を適用した集合住宅の
全体構成を示す正面及び側面図、図2は図1のA−A線
及びB−B線に沿うコンクリート躯体のみを示す構造図
と断面図、図3は図1のC−C線に沿うコンクリート躯
体のみを示す断面図、図4は図1のC−C線に沿う内装
構造を示す断面図、図5は図4の一部拡大図である。
【0015】この集合住宅は、4階建の鉄筋コンクリー
ト造りからなる15戸用のマンションである。図1にお
いて、符号1は外周壁、2は勾配屋根、3は窓部等に取
り付けられたサッシ、4はバルコニー、5は各階各住戸
の玄関口に通じるスチール製階段、6は1階に配設され
た共用室、7は1階の表側と裏側に通じる通路口をそれ
ぞれ示す。
【0016】この集合住宅の建築構造体であるコンクリ
ート躯体10は、図2や図3に示すように、各階ごとに
各住戸を区切る断面長方形の箱形状からなる居住空間1
1が複数形成されたものである。コンクリート躯体10
は、例えば、公知のRC工法により形成することがで
き、本例では壁式ラーメン構造を採用している。図2、
図3において、符号12は居住空間11の床面、13は
居住空間11の壁面、14は居住空間11の天井面、1
5はバルコニー側に開設された開口部、16は窓部、1
7は玄関用開口部である。壁面13のうち、13aは窓
部16がない壁面、13bは窓部16がある壁面、13
cは玄関用開口部17の脇にある小壁面をそれぞれ示
す。
【0017】コンクリート躯体10における各居住空間
11の床面12には、所定の深さ及び幅からなる凹溝帯
域(以下、トレンチゾーンとも称す)18が設けられて
いる。このトレンチゾーン18は、床面12のほぼ中央
部に、その帯域端部が相対向する壁面13に到達する帯
状の凹部形態をなすように形成されたものであり、例え
ば、深さが150mm、幅が2,000mm程度の寸法
で形成される。
【0018】また、この各居住空間11においては、図
3の二点鎖線で代表して示しているように、その壁面1
3近傍の上部及び下部隅部11aやトレンチゾーン18
内に、電気配線、給水排水用配管、排気ダクト等からな
る設備系配線・配管20が適宜配設されている。図中の
符号29は、居住空間11の外側に設けられた外部配線
配管用空間部であり、各住戸に配設される設備系配線・
配管20と結ばれる配線配管や計器類等が配設又は設置
されるようになっている。
【0019】そして、各居住空間11の壁面13(a,
b,c)には、図4や図5に示すように、規格寸法から
なる複数の装置壁31が壁面に沿って順次並んだ状態で
取り付けられており、これにより複数の装置壁31から
なる内壁30が形成されている。装置壁31は、図4等
に示すように壁用装置壁31aと窓用装置壁31bとの
2種類のものが使用されており、壁用装置壁31aは窓
部がない壁面13aに取り付けられ、一方の窓用装置壁
31bは窓部がある壁面13bに取り付けられている。
このうち壁用装置壁31aについては奥行寸法が異なる
2種のものが用意されており、用途に応じて適宜選択し
て使用できるようになっている。また、装置壁31は、
図5に二点鎖線で示すように、壁面13近傍の隅部11
aに配設される設備系配線・配管20をその装置壁の内
部に隠蔽収容するようになっている。
【0020】図6〜図9は、この実施例で使用される壁
用装置壁31aを示すものであり、図6はその斜視図、
図7はその正面図、図8は図6のD−D線に沿う断面
図、図9は図6の各部位から見た状態を示す平面図であ
る。
【0021】壁用装置壁31aは、下部固定金具300
と、上部固定金具301と、下部固定金具300に取り
付けられる巾木302と、上部固定金具301に取り付
けられる上部固定棚板303と、パネル板304とでそ
の主要部が構成されている。
【0022】下部固定金具300は、図8や図9cに示
すように、断面ほぼL字の形状からなる2片の金属板が
上方に立ち上がる配線配管仕切板305と一体化された
ものであり、その基部側を複数本のビスでコンクリート
床面12の所定位置にホールアンカーで固定するように
なっている。巾木302は、図6〜図9に示すように1
つのコンセントボックス306が組み込まれたものであ
り、下部固定金具300の立ち上がり部にビス止めされ
る。
【0023】上部固定金具301は、図8や図9aに示
すように、断面ほぼL字の形状からなる2片の金属板が
上方に立ち上がる反射仕切板307と一体化されたもの
であり、その壁面13側の立ち上がり部を複数本のビス
でコンクリート壁面13の所定位置にホールアンカーで
固定するようになっている。上部固定棚板303は、上
部固定金具301の下面側にビス止めされる。
【0024】パネル板304は、巾木302の上部から
上部固定棚板303上方に至る長尺な2枚の化粧合板か
らなるものであり、蝶番等にて連結接合された2枚の化
粧合板を巾木302上端及び固定棚板303下端にそれ
ぞれ付設されたレール部材に吊り金具等を介して装着す
ることにより、2枚の化粧合板がその接合部分で折り畳
められるようにレール部分を移動して開閉するいわゆる
折戸として使用されるようになっている。
【0025】この壁用装置壁31aは、巾木302の裏
側に、壁面近傍の下部隅部11aに配設される設備系配
線・配管20を隠蔽して収容する配線配管用下部収容部
308となる空間と、上部固定金具301の反射仕切板
307の裏側に、壁面近傍の上部11aに配設される設
備系配線・配管20を隠蔽して収容する配線配管用上部
収容部309となる空間とが形成されている。図6や図
8において、符号21はコンセント用配線、22は照明
及び空調機用電気配線、23は給排水管、24は排気ダ
クト、25は空調機用配管を示す。照明及び空調機用電
気配線22は上部固定棚板303上に敷設されている。
【0026】また、この壁用装置壁31aは、配線配管
用の下部収容部308と上部収容部309との間に家財
等を収納するための収容部310となる空間が形成され
ている。この収容部310内には、壁用装置壁とは別体
の収納棚311が設置されている。収納棚311は、4
本の支柱312に上下方向にスライドさせて位置調整で
きる複数の可動式収納棚313を取り付けた構造になっ
ている。また、上部固定棚板303の上面には間接照明
器具314が取付けられており、この照明器具314か
らの照明光が反射仕切板307により反射されて室内側
に間接的に届くようになっている。さらに、壁用装置壁
31aの側面側には、必要に応じて側板が取り付けられ
る。なお、この実施例においては、壁用装置壁31aと
してその奥行寸法が大きめに設定されているものを玄関
用開口部17の脇にある小壁面13cに取り付けてい
る。
【0027】一方、図10〜図13は、この実施例で使
用される窓用装置壁31bを示すものであり、図10は
その斜視図、図11はその正面図、図12は図10のE
−E線に沿う断面図、図13は図10の各部位から見た
状態を示す平面図である。
【0028】この窓用装置壁31bは、壁面13bに形
成されている窓部16に相応する位置に開口部320を
有するように形成されている以外は前記した壁用装置壁
31aと同じ構成からなるものである。すなわち、窓部
16の下辺付近に窓台固定金具321を複数本のビスで
コンクリート壁面13bの所定位置にホールアンカーで
固定し、その窓台固定金具321の上部に窓台パネル板
322を取り付け、巾木302の上部から窓台パネル板
322に至る短尺なパネル板323(折戸)を取り付け
た以外は前記した壁用装置壁31aと同様に構成されて
いる。従って、この窓用装置壁については図中において
壁用装置壁31aと同じ構成部品には同じ符号を付し、
その説明を省略する。なお、窓台パネル板322と上部
固定棚303との間には、必要に応じて窓脇パネル板3
24が取り付けられる。
【0029】そして、各居住空間11内には、図4や図
5に示すように、設備系配線・配管20に接続して使用
される各種設備機器を備えた各種の移設可能なユニット
設備室、即ちユニット厨房室40、ユニット浴室50、
ユニットトイレ60、ユニット洗面室70が間取り条件
に応じて適宜設置されている。図中において、符号41
はユニット厨房室40に装備されているキッチンシステ
ム、51はユニット浴室50に装備されている浴槽シス
テム、61はユニットトイレに装備されている水洗式ト
イレシステム、71はユニット洗面室に装備されている
洗面台システムである。また、符号80は必要に応じて
設置されるユニット収納室である。
【0030】これら各ユニット設備室40、50、6
0、70は、原則として、その底部の少なくとも一部が
トレンチゾーン18と重なり合う範囲内で移動させて所
望の位置に設置するようになっているが、例えば配線配
管の接続等が煩雑にならず容易に行える場合には、いず
れかのユニット設備室(例えばユニット厨房室40)を
トレンチゾーン18とは一切重ならずトレンチゾーン近
傍の領域に設置してもよい(図26参照)。また、各ユ
ニット設備室はいずれも、配線配管接続の利便性の確保
や居住空間の有効利用の目的等の理由から、少なくとも
1つの側面部が装置壁31がない居住空間11の壁面1
3に対向するように設置されるようになっている。しか
も、その壁面13に対向する各ユニット設備室の側面部
は、壁面13と直接接することなく配線配管の接続スペ
ース等を確保する目的から適度に離れている。これによ
り、壁面に対向する各ユニット設備室の側面部と壁面1
3との間にすき間ができるが、そのすき間はその両わき
に装置壁31が或いは片側に装置壁31残りの片側に隣
に設置されるユニット設備室がそれぞれ存在するように
なっているため、最終的には塞がれるようになってい
る。
【0031】図14〜図15はユニット厨房室40の構
成を示すものであり、図14はその正面図、図15は図
14のF−F線に沿う断面図である。このユニット厨房
室40は、ユニット枠体42の内部にキッチンシステム
41が装備されており、トレンチゾーン18の所定位置
に設置されている。図中において、符号400は給水給
温栓、401は流し槽、402は電磁式(又はガス式)
の加熱調理機器、403は換気機器、404は照明機
器、405は冷蔵庫を示す。そして、ユニット枠体42
の背面部には流し槽401と接続される排水管接続部4
5が設けられており、また、ユニット枠体42の天井部
には換気機器403と接続される換気ダクト接続部46
が設けられている。さらに、給水給温栓400の配管及
び照明機器404等の各種電気機器の配線は、ユニット
厨房室の設置時や移設時に所定の設備系配線・配管20
と直接接続させる方式(直結形態)により行うようにな
っている(この配線配管については以下の各ユニット設
備室においても同様の方式を採用している)。
【0032】図16〜図18はユニット浴室50とユニ
ット洗面室70の構成を示すものであり、図16はその
正面側断面図、図17は図16のG−G線に沿う断面
図、図18は図16のH−H線に沿う断面図である。こ
のユニット浴室50とユニット洗面室70はいずれも、
ユニット枠体52、72の内部に浴槽システム51又は
洗面台(洗濯)システム71が装備されており、高さ調
整可能な支持脚53、73によって支持されつつトレン
チゾーン18の所定位置に設置されている。
【0033】図16及び図18中において、符号500
は浴槽、501は給水給温栓、502はシャワー、50
3は換気機器、504は浴室用照明機器、505は浴室
ドアを示す。ユニット枠体52の底部には浴槽500及
び洗い場の排水口と接続される排水管接続部55が設け
られており、また、ユニット枠体52の天井部等には換
気機器503と接続される換気ダクト接続部56が設け
られている。
【0034】図16〜図18中において、符号700は
洗面台、701は給水給温栓、702は換気機器、70
3は洗面室用照明機器、704は鏡、78は洗濯機を示
す。ユニット枠体72の底部には洗面台700及び洗濯
機設置台の排水口と接続される排水管接続部75が設け
られており、また、ユニット枠体73の天井部等には換
気機器702と接続される換気ダクト接続部76が設け
られている。
【0035】図19〜図20はユニットトイレ60の構
成を示すものであり、図19はその正面側断面図、図2
0は図14のJ−J線に沿う断面図である。このユニッ
トトイレ60は、ユニット枠体62の内部に水洗式トイ
レシステム61が装備されており、高さ調整可能な支持
脚63によって支持されつつトレンチゾーン18の所定
位置に設置されている。図中において、符号600は水
洗式便器、601は貯水タンク、602は換気機器、6
03は照明機器、604はペーパーホルダ、605は棚
を示す。ユニット枠体62の底部には水洗式便器600
の排せつ口と接続される排水管接続部65が設けられて
おり、また、ユニット枠体62の天井部には換気機器6
02と接続される換気ダクト接続部66が設けられてい
る。
【0036】ここで、設備系配線・配管20の配設状態
について説明する。
【0037】まず、図21は電気の配線状態を示すもの
であり、電気配線は外部設備空間部29の配電盤26か
ら居住空間11内に引き込まれ、そのうちのコンセント
配線21は装置壁31やユニット設備室等に設けられた
各コンセントボックス306にそれぞれ直接的に接続さ
れるように配設され、照明用電気配線22は装置壁31
の上部やユニット設備室等に設けられた照明機器314
等にそれぞれ直接的に接続されるように配設されてい
る。なお、各部屋の天井にレール式取付部材を介して照
明機器等を設置した場合には、そのような照明機器等に
も電気配線を行う必要がある。
【0038】また、図22は給水(給湯)及び排水の配
管状態を示すものであり、一点鎖線で図示する給水用配
管23aは外部設備空間部29の中央配管27から居住
空間11内に引き込まれ、装置壁31の下部収容部30
8及びトレンチゾーン18内を通して各ユニット設備室
内に備え付けられた給水給温栓とそれぞれ直接的に配管
接続されるように配設されている。一方、太い実線で図
示する排水用配管23bは排水ヘッダー管23cからト
レンチゾーン18内を通して各ユニット設備室の排水管
接続部(45、55、65、75)とそれぞれ配管接続
されるとともに、排水ヘッダー管23cから装置壁31
の下部収容部を通してコンクリート躯体10の外部(屋
外)に露出するように配設されている。
【0039】特に、この実施例においては、排水設備と
して吸引式強制排水システムを採用している。従って、
各設備室における排水管接続部(45、55、65、7
5)は真空弁ユニット(AV)を組み込み、集合住宅の
設備管理室に設置された不図示の真空排水収集装置によ
り真空吸引して排水されるようになっている。これによ
り、従来のような二重床構造を採用しないために配管の
十分な高低差(勾配)が確保できずとも、良好な排水を
行うことが可能となる。
【0040】さらに、図23は排気の配管状態を示すも
のであり、排気ダクト24は、各ユニット設備室のユニ
ット枠体上部に設けられた換気ダクト接続部(46、5
6、66、76)とフレキシブルな配管材を介してそれ
ぞれ配管接続され、適宜集約しつつ装置壁31の上部収
納部を通し、居住空間11内からコンクリート躯体10
の外部(屋外)引き出すように配設されている。
【0041】この実施例における集合住宅は、以上のよ
うにして基本的な内装が施されている。そして、詳細な
内装部分について説明すれば、居住空間11の壁面13
のうち装置壁31がない壁面部分には、直接クロス貼り
が施されている。また、床面12は、ユニット設備室が
ないトレンチゾーン18部分にその凹部を塞ぐための敷
き板が設置されて床面12と面一(フラット)になって
おり、床面全体は直接フローリングが施されている。さ
らに、天井面14は直接内装仕上げ用塗装が施されてい
る。
【0042】また、各ユニット設備室が設置されていな
い床面部分は、図4や図5に示すように間仕切りパネル
90により間仕切りされて所望の広さ、数の個室や廊下
等が形成されるようになっている。図中において、LD
はリビングダイニグ、R1〜R3は個室を示す。
【0043】このような内装構造が施された各住戸にお
いては、装置壁31が収納部空間310を備えてその内
部に収納棚311を設置したものであるため、装置壁に
より形成される内壁30がすべて壁収納機能を備えたも
のとなる。このため、居住者は特に既製の収納家具を揃
える必要がなく、装置壁の折戸304、323を開閉す
るのみで所持品等を自由にかつ整然と収納することがで
きる。また、開口部320を有する窓用装置壁31bに
より、窓台パネル板322が出窓風に利用することがで
き、独特な内装空間の演出が可能となる。
【0044】そして、この内装構造が施された各住戸に
おいては次のような間取り変更を行うことが可能であ
る。図24〜図26は、図5に例示の間取りに対する代
表的な間取り変更例を示すものである。
【0045】すなわち、図24に示す間取り内容に変更
する場合には、図5の間取りにおいて個室R1の壁面に
取り付けた装置壁31を4個から3個に減らし、その減
らした装置壁の1つ分だけユニット浴室50とユニット
洗面室70を移動させて設置し、また、ユニット収納室
80をユニット浴室50の隣に移設するとともにユニッ
トトイレ60を壁面側に移設し、さらに、間仕切り(9
0)により個室R1を個室R4に、個室R2を個室R5
に、個室R3を個室R6にそれぞれ変更することによっ
て簡単に達成される。
【0046】図25に示す間取り内容に変更する場合に
は、図5の間取りにおいて個室R1の壁面側に取り付け
た装置壁31を4個から5個に増やすとともに個室R2
の壁面に取り付けた装置壁31を4個から3個に減ら
し、ユニット浴室50及びユニット洗面室70とユニッ
トトイレ60及びユニット収納室80とを位置交換する
ように移設し、さらに、間仕切り(90)により個室R
1を個室R7に、個室R2及びR3をひとつの個室R8
にそれぞれ変更することによって簡単に達成される。
【0047】図26に示す間取り内容に変更する場合に
は、図5の間取りにおいてリビングダイニングLD及び
個室R2側の壁面全面に装置壁31を取り付けるととも
に個室R2の壁面に取り付けた装置壁31を4個から2
個に減らし、ユニット浴室50及びユニット洗面室70
を装置壁ひとつ分だけ移動し、また、ユニット厨房室4
0とユニットトイレ60及びユニット収納室80とをそ
れぞれ移設し、さらに、間仕切り(90)によりリビン
グダイニングLD、個室R1、R2及びR3をひとつの
個室R9(ワンルームタイプ)に変更することによって
簡単に達成される。
【0048】図24〜図25の間取り変更例では、各ユ
ニット設備室はその一部が少なくともトレンチゾーン1
8と重なり合う範囲内で移設しているが、図26の間取
り変更例ではユニット厨房室40のみがトレンチゾーン
18と全く重なり合わない領域に設置されている。しか
し、このユニット厨房室40は、設備系配線・配管が壁
面近傍の隅部に配設されていたり或いは隣合う他のユニ
ット設備室の配線配管を共用できるためキッチンシステ
ムの配線配管接続が容易にできる。また、この実施例で
は、間取り変更時の凹溝領域、装置壁及びユニット設備
室の3者の幅寸法を同一又は整数倍の関係になるように
設定している。このため、間取り変更時の3者の横方向
における位置合わせは、特別な寸法調整等を行うことな
く簡単に行うことができる。
【0049】また、このような内装構造では、設備系配
線・配管20が居住空間の壁面近傍の隅部やトレンチゾ
ーンという一定の領域に集約して配設されているととも
に、装置壁に隠蔽収容されているため、その保守点検や
補修交換や配置変更を容易に行うことができる。さら
に、設備系配線・配管20を従来のようにコンクリート
躯体10の内部に配設する必要がないため、コンクリー
ト躯体10の構造を単純化させることが可能である。
【0050】本実施例における内装構造の施工手順は特
に限定されるものではないが、なかでも、配線配管(2
0)は装置壁31の下部固定金具300、上部固定金具
301及び上部固定棚板303の取付け後に行われる。
【0051】なお、本発明は前記実施例のものに限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に記載の発明の要旨
を逸脱しない範囲内で適宜設計変更することができる。
【0052】例えば、装置壁31は、少なくとも設備系
配線・配管20の収容部空間308、309を備えてい
ればよいため、前記実施例における収容部空間310を
省略して、図27に例示するようにパネル板330を壁
面13に近接するような状態で取り付けて構成したもの
であってもよい。これは、いわゆる収納機能なしの壁専
用装置壁31cとして使用することできる。
【0053】また、各ユニット設備室における給水給温
栓の配管と照明機器等の各種電気機器の配線は、直結形
態で行う方式に代えて、配線配管が容易にできる配線又
は配管接続部を各ユニット設備室にあらかじめ設けてお
き、その配線又は配管接続部を介して設備系配線・配管
20と適宜接続するような方式により行うようにしても
よい。このように構成した場合は、例えば、ユニット設
備室の移設を短期的に行う住宅において配線配管の簡略
化によりユニット設備室の移設作業をより簡便にかつス
ムーズに行うことが可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置壁の取付け位置等を変更する程度で各ユニット設備
室をある一定範囲内で自由に移動して配置変更すること
ができるため、設備室の配置変更を伴う変化に富んだ間
取り変更を従来の内装構造に比べて簡便に行うことがで
きる。しかも、設備室の配置変更が可能であることと、
設備系配線・配管がある一定領域に集約されて配設され
ているとともに取り外し可能な装置壁に隠蔽収容されて
いることにより、設備系配線・配管の保守や配置変更に
ついても従来の内装構造に比べて簡便に行うことができ
る。
【0055】また、従来の内装構造ような二重床、二
重天井等を形成する必要がなく、しかも設備系配線配管
をコンクリート躯体内部に配設することなく合理的にか
つ集約的に配設できるため、住戸空間の実有効容積を拡
大することができ、また、コンクリート躯体の構造を単
純化することができる。
【0056】さらに、装置壁に収納部を設けた場合に
は、既製の収容家具が不要となり、居住空間をより広く
創出したり或いは活用することができる。
【0057】従って、本発明によれば、居住者の人員変
動等により間取り変更の必要性が生じても、より簡便に
対応することが可能となる。特に、本発明を賃貸式の集
合住宅に適用した場合には、賃借人の要望に応じた間取
り変更可能な賃貸式集合住宅の提供が可能になったり、
或いは、賃貸人の集合住宅物件の保守管理の簡略化が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した集合住宅の外観構成を示す
正面及び側面図である。
【図2】 図1のA−A線及びB−B線に沿うコンクリ
ート躯体のみを示す構造図と断面図である。
【図3】 図1のC−C線に沿うコンクリート躯体のみ
を示す断面図である。
【図4】 図1のC−C線に沿う内装構造を示す平面図
である。
【図5】 図4の一住戸の内装構造を示す拡大図であ
る。
【図6】 壁用装置壁の構成を示す斜視図である。
【図7】 図6の壁用装置壁の正面図である。
【図8】 図6のD−D線に沿う壁用装置壁の断面図で
ある。
【図9】 図6の各部位から見た状態を示す平面図であ
り、(a)は上部平面図、(b)は収納部平面図、
(c)は下部平面図である。
【図10】 窓用装置壁の構成を示す斜視図である。
【図11】 図10の窓用装置壁の正面図である。
【図12】 図10のE−E線に沿う断面図である。
【図13】 図10の各部位から見た様態を示す平面図
であり、上段側から、上部平面図、開口部平面図、下部
平面図である。
【図14】 ユニット厨房室の構成を示す斜視図であ
る。
【図15】 図14のF−F線に沿う断面図である。
【図16】 ユニット浴室とユニット洗面室の構成を示
す正面側断面図である。
【図17】 図16のG−G線に沿う断面図である。
【図18】 図16のH−H線に沿う断面図である。
【図19】 ユニットトイレの構成を示す正面側断面図
である。
【図20】 図14のJ−J線に沿う断面図である。
【図21】 電気の配線状態を示す平面図である。
【図22】 給水及び排水の配管状態を示す平面図であ
る。
【図23】 排気の配管状態を示す平面図である。
【図24】 間取り変更例を示す平面図である。
【図25】 他の間取り変更例を示す平面図である。
【図26】 他の間取り変更例を示す平面図である。
【図27】 装置壁の他の構成例を示す断面図である。
【符号の説明】
10…コンクリート躯体、11…居住空間、11a…壁
面近傍の隅部、12…床面、13…壁面、16…窓部、
18…凹溝帯域、20…設備系配線・配管30…内壁、
31…装置壁、31a…壁用装置壁、31b…窓用装置
壁、40、50、60、70…ユニット設備室、41、
51、61、71…設備機器、300、301、321
…固定金具、304、323…パネル板、、308、3
09…配線配管用収容部、310…収納部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 1/02 - 1/04 E04F 19/08 E04B 5/48 F24F 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート躯体からなる箱状の居住空
    間を内装する内装構造であって、 その居住空間内に二重床や二重天井を形成することな
    く、当該居住空間の底面の一部に両端部が対向する壁面
    の双方に到達する凹溝帯域を設けるとともに居住空間の
    壁面近傍の隅部及び上記凹溝帯域内に設備系配線・配管
    をそれぞれ配設してなり、 かつ、その居住空間の所定の壁面に、当該壁面近傍の隅
    部に配設される設備系配線・配管を隠蔽収容する配線配
    管用収容部空間を少なくとも備えた複数の取り外し可能
    な装置壁を順次並べるように取り付けることにより内壁
    を形成してなり、 かつ、設備系配線・配管と接続して使用される設備機器
    を備え、上記凹溝帯域を含む一定領域内で移設可能であ
    るとともに室の一側面が装置壁と装置壁の間となる居住
    空間の壁面に対向する厨房・浴室、トイレ等からなる複
    数のユニット設備室をそれぞれ配置してなることを特徴
    とする居住用内装構造。
  2. 【請求項2】 コンクリート躯体からなる箱状の、二重
    床や二重天井が形成されない居住空間であってその壁面
    近傍の隅部に設備系配線・配管が配設される居住空間の
    壁面に、当該設備系配線・配管を隠蔽収容する配線配管
    用収容部空間と家財等を収納する収納部空間とを兼ね備
    えた複数の取り外し可能な装置壁を順次並べるように取
    り付けて形成される内壁の構造であって、 上記装置壁として、窓部がない壁面に対しては、少なく
    とも固定金具とこの固定金具に取り付けられる居住空間
    の高さ方向に長尺なパネル板とで形成される壁用装置壁
    を使用し、一方、窓部がある壁面に対しては、窓部に相
    応する位置に開口部を有し、少なくとも固定金具とこの
    固定金具に取り付けられる居住空間の高さ方向に短尺な
    パネル板とで形成される窓用装置壁を使用し、 かつ、上記各装置壁の収納部空間にはパネル板を開閉可
    能となるように固定金具に取り付けてなることを特徴と
    する内壁構造。
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