JPH084534B2 - 設備ユニット - Google Patents

設備ユニット

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JPH084534B2
JPH084534B2 JP4144085A JP14408592A JPH084534B2 JP H084534 B2 JPH084534 B2 JP H084534B2 JP 4144085 A JP4144085 A JP 4144085A JP 14408592 A JP14408592 A JP 14408592A JP H084534 B2 JPH084534 B2 JP H084534B2
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JP
Japan
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entrance
plate
furnace
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圭律 石鳥
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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  • Distribution Board (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はユニット工法によるプレ
ファブ建築物用の設備ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばユニット工法によるプレフ
ァブ建築物においては、流し台などの厨房設備や風呂な
どの衛生設備を組み込んだ設備ユニットを建築現場で据
え付けているが、複数の住戸からなるアパートなどに用
いられる設備ユニットの場合には、各住戸に割り当てら
れた狭小なる床面積内で空間の有効活用を図るために、
通常、設備ユニット内に玄関も設けていた。
【0003】そのため、設備ユニット内の空間がさらに
狭くなり、下駄箱等の玄関収納具を設置するスペースが
不足して、一般的に玄関収納具が設けられていなかった
が、出願人らは、玄関収納具が設けられていないことに
より引き起こされる不便さを解消するために、玄関と厨
房設備機器の焜炉部との間に玄関収納具を設置させるよ
うにレイアウトすることによって玄関収納具の設置を可
能にした設備ユニットについて先に出願した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した設備
ユニットでは、玄関収納具が焜炉部に近接させられて設
置されているため、玄関収納具と焜炉部との間に不燃板
を立設するか、玄関収納具の焜炉部に臨んで露出する露
出板部に耐火被覆を施さなければならず、不燃板や耐火
被覆材による部材の追加や、手間の増加という新たな問
題点が生じている。
【0005】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、部材の追加や、手間の増加を招くこと
なく、玄関収納具の設置を可能にする設備ユニットを提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る設備ユニットにおいては、屋外空間に
面する外壁部に玄関が配置され、該玄関に隣接して玄関
収納具が設置され、該玄関収納具を挟んで前記玄関と反
対側で前記外壁部に添って厨房設備機器の焜炉部が配置
されている設備ユニットであって、前記玄関収納具の少
なくとも焜炉部に臨んで露出する露出板部を不燃性の板
材で構成した。
【0007】
【作用】本発明に係る設備ユニットによれば、外壁部に
添って玄関、玄関収納具、および厨房設備機器の焜炉部
が順次配置されている設備ユニットの、前記玄関収納具
の少なくとも焜炉部に臨んで露出する露出板部が不燃性
の板材でできているため、玄関収納具と焜炉部との間に
不燃板を立設したり、玄関収納具の焜炉部に臨んで露出
する露出板部に耐火被覆を施したりせずに済む。
【0008】
【実施例】本発明に係る設備ユニットの実施例を図1乃
至図6に示し、以下に説明する。それらのうち、図1は
設備ユニットのレイアウトを示す鳥観図、図2は設備ユ
ニットに設置された玄関収納具を厨房設備機器の焜炉部
側から見た斜視図、図3は玄関収納具の部分斜視図、図
4はその玄関収納具内に配電盤が収納された状態の平面
断面図、図5はその配電盤の取付状態を示す分解斜視
図、図6は厨房設備機器の配管を示す平面断面図であ
る。
【0009】この設備ユニット10は、図1に示すよう
に、例えばアパートの外廊下1などの屋外空間Aに面す
る外壁部11に玄関20が配置され、該玄関20の脇
に、背板32が不燃性の板材でできた玄関収納具30が
設置され、さらに玄関収納具30の脇に略L字型の厨房
設備機器40が、その焜炉部41を外壁部11側に配置
させる一方その流し部42を入隅部12を挟んで外壁部
11に隣接する側壁部13側に配置させた状態で、設置
されているとともに、厨房設備機器40の流し部側端部
の脇に間仕切板43(或は、間仕切壁)を介して冷蔵庫
設置スペース50が設けられたレイアウトとなってい
る。
【0010】また、上記のようにレイアウトされた厨房
設備空間Bの玄関20を挟んだ反対側には、浴室60、
トイレ室70、洗面台80、洗濯機設置スペース90を
備えた衛生設備空間Cが設けられている。
【0011】前記玄関20は、特に限定しないが、例え
ば入隅部12から2モジュール(1モジュールはプレフ
ァブ建築における単位長さで、例えば910mmであ
る。)離れた所に設けられている。また、玄関20の上
がり框21は、図1に示すように、食卓を置くための所
謂ダイニングスペースを広く確保するとともに意匠上の
まとまりを得るために、玄関収納具30の厨房設備空間
B側に面する側板31の延長上に位置させられている。
【0012】前記玄関収納具30は、図1および図2に
示すように、玄関20と厨房設備機器40との間に丁度
納まる寸法で、設備ユニット10の床から天井まで至ら
しめられている。その背板32は、上記したように、少
なくとも焜炉部41に臨んで露出する露出板部32aに
ついては、防火上の基準を満たすべく、所謂スレート板
やステンレス等の耐食性を有する金属板などの不燃性の
板材でできている。この露出板部32aは、望ましくは
焜炉部41の奥方で外壁部11の内側に起立させられた
不燃性の奥板部16と同一の板材でできているか、また
は同一の仕上げが施されているとよい。さらに、露出板
部32aが、奥板部16以外にも、流し部42の奥方で
側壁部13の内側に起立させられた奥板部17や奥板部
16,17間の後述する奥板部48や間仕切板43と同
一の仕上げが施されているとなおよい。
【0013】玄関収納具30の下半部には下駄箱などと
して活用することができる多目的収納部が設けられてい
る一方、図3乃至図5に示すように、最上部には配電盤
33を収納する配電盤収納部34Aが設けられている。
この配電盤収納部34Aの玄関20に臨む開口端部に
は、収納された配電盤33を隠蔽する開閉可能な扉35
が取り付けられている。
【0014】この配電盤33は、配電盤収納部34Aの
上下縦方向(または、左右横方向でもよい。)に渡され
た取付桟36,36に止着されている。そして、配電盤
33と配電盤収納部34Aを画成する上下左右の四方の
各板との間には、取付桟36,36の奥方の配線収納部
34B内に作業者の手を入れさせるための作業空間34
Cが設けられている(即ち、配電盤収納部34Aは配電
盤33よりも作業空間34C分だけ一回り程度大きくな
っている。)。この作業空間34Cは作業終了後に、ロ
字状をした着脱可能な塞ぎ板37で塞がれる。また、配
線収納部34Bには、屋外空間Aに設置された電力量計
(図示省略)から外壁部11の引込み管14および玄関
収納具30の引込み孔38を経て引き込まれた電灯幹線
330および各電灯等への電灯線331,…が配線され
ている。電灯線331,…は、引込み孔38から引き出
されて外壁部11内に配線されるか、天井裏に配線され
る。
【0015】前記厨房設備機器40は、焜炉部41およ
び流し部42を備えた所謂システムキッチン(ユニット
キッチンでもよい。)である。そして、その上には、図
2に示すように、吊戸棚45(図1では省略した。)が
設けられているとともに、焜炉部41の上方に設置され
る換気扇(図2には換気フード44に隠れて表れていな
い。)が、外壁部11を貫通して直接屋外空間Aに臨ま
しめられている。また、厨房設備機器40の、入隅部1
2に突き合わされるべきL字型の頂角部は角切りされて
いて、図6に示すように、入隅部12との間に給水本管
460よび排水本管461を配管する配管空間47を形
成している。
【0016】給水本管460は、流し部42に設置され
た水栓420に給水管462を介して連通接続され、一
方、排水本管461は、流し部42の排水ドレイン42
1に排水管463を介して連通接続されている。また、
配管空間47には、焜炉部41のガス焜炉410にガス
管464を介してガスを供給するガス本管465も配管
されている。
【0017】前記角切りされた部分に起立して、この配
管空間47を塞ぐ奥板部48には、例えば炊飯器やレン
ジ(何れも図示省略)等の差込みプラグを差し込むコン
セント49が設けられている。
【0018】冷蔵庫設置スペース50の幅寸法、即ち間
仕切板43から厨房設備空間Bと居室空間Dとの境界に
設けられた内壁部15までの長さ寸法は、特に限定しな
いが、通常の大きさの冷蔵庫が納まるように、例えば6
00〜700mm程度にされている。そして、冷蔵庫設置
スペース50には、冷蔵庫51の差込みプラグを差し込
むコンセント(図1には表れていない。)が設けられて
いるのはいうまでもない。
【0019】なお、図1には、設備ユニット10の構造
体や内外装等の詳細に付いて省略して示すとともに、設
備ユニット10と居室空間D,Eとの境界および隣接す
る住戸との境界を一点鎖線で示した。また、同図には、
冷蔵庫設置スペース50および洗濯機設置スペース90
に夫々冷蔵庫51および洗濯機91を設置した状態を示
した。
【0020】上記実施例によれば、玄関収納具30の背
板32の露出板部32aが不燃性の板材でできているた
め、玄関収納具30と焜炉部41との間に不燃板を立設
したり、玄関収納具30の露出板部32aに耐火被覆を
施したりする必要がないので、不燃板や耐火被覆材を新
たに設けることにより生じる部材の追加や、それら不燃
板を立設したり、耐火被覆を行うことにより生じる手間
の増加をなくすことができる。
【0021】なお、上記実施例においては、玄関収納具
30の露出板部32aは所謂スレート板やステンレス等
の耐食性を有する金属板などの不燃性の板材でできてい
るとしたが、これに限定されるものではなく、不燃性を
有していれば、例えば、露出板部32aがタイル張りに
なっていてもよいし、木材等の可燃性の板材に肉薄のス
テンレス板などを耐火被覆させてできていてもよい。
【0022】また、上記実施例においては、背板32の
少なくとも露出板部32aについては不燃性の板材でで
きているとしたが、背板32全体が不燃性の板材ででき
ていてもよいのはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る設備ユニットによれば、外
壁部に添って玄関、玄関収納具、および厨房設備機器の
焜炉部が順次配置されている設備ユニットの、前記玄関
収納具の少なくとも焜炉部に臨んで露出する露出板部が
不燃性の板材でできているため、玄関収納具と焜炉部と
の間に不燃板を立設したり、玄関収納具の焜炉部に臨ん
で露出する露出板部に耐火被覆を施したりする必要がな
いので、不燃板や耐火被覆材を新たに設けることにより
生じる部材の追加や、それら不燃板を立設したり、耐火
被覆を行うことにより生じる手間の増加をなくすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における設備ユニットのレイアウトを
示す鳥観図である。
【図2】本実施例における設備ユニットに設置された玄
関収納具を厨房設備機器の焜炉部側から見た斜視図であ
る。
【図3】本実施例における玄関収納具の部分斜視図であ
る。
【図4】その玄関収納具内に配電盤が収納された状態の
平面断面図である。
【図5】その配電盤の取付状態を示す分解斜視図であ
る。
【図6】厨房設備機器の配管を示す平面断面図である。
【符号の説明】
A 屋外空間 10 設備ユニット 11 外壁部 20 玄関 30 玄関収納具 32a 露出板部 40 厨房設備機器 41 焜炉部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外空間に面する外壁部に玄関が配置さ
    れ、該玄関に隣接して玄関収納具が設置され、該玄関収
    納具を挟んで前記玄関と反対側で前記外壁部に添って厨
    房設備機器の焜炉部が配置されている設備ユニットであ
    って、前記玄関収納具の少なくとも焜炉部に臨んで露出
    する露出板部が不燃性の板材でできていることを特徴と
    する設備ユニット。
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