JPH0638842A - 設備ユニット - Google Patents
設備ユニットInfo
- Publication number
- JPH0638842A JPH0638842A JP4142492A JP14249292A JPH0638842A JP H0638842 A JPH0638842 A JP H0638842A JP 4142492 A JP4142492 A JP 4142492A JP 14249292 A JP14249292 A JP 14249292A JP H0638842 A JPH0638842 A JP H0638842A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switchboard
- space
- wiring
- equipment unit
- storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Distribution Board (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配電盤を露出させずに簡便に取り付けること
ができるように配慮された設備ユニットを提供する。 【構成】 この設備ユニット１０は、屋外空間Ａに面す
る外壁部１１に添って、玄関２０、玄関収納ボックス３
０、および厨房設備機器４０の焜炉部４１が順次配置さ
れ、厨房設備機器４０の流し部側端部の脇に冷蔵庫設置
スペース５０が設けられたレイアウトとなっている。玄
関収納ボックス３０には配電盤３３を収納する配電盤収
納部３４Ａが設けられている。配電盤３３の奥方には配
線収納部３４Ｂが形成され、配電盤３３の周囲には配線
収納部３４Ｂ内に手を入れるための作業スペース３４Ｃ
が設けられている。作業スペース３４Ｃは着脱可能な塞
ぎ板３７で塞がれる。 【効果】 壁に配電盤を露出させて取り付けずに済むの
で、壁を極力傷めずに済むとともに、配電盤の取付けが
簡便になる。
ができるように配慮された設備ユニットを提供する。 【構成】 この設備ユニット１０は、屋外空間Ａに面す
る外壁部１１に添って、玄関２０、玄関収納ボックス３
０、および厨房設備機器４０の焜炉部４１が順次配置さ
れ、厨房設備機器４０の流し部側端部の脇に冷蔵庫設置
スペース５０が設けられたレイアウトとなっている。玄
関収納ボックス３０には配電盤３３を収納する配電盤収
納部３４Ａが設けられている。配電盤３３の奥方には配
線収納部３４Ｂが形成され、配電盤３３の周囲には配線
収納部３４Ｂ内に手を入れるための作業スペース３４Ｃ
が設けられている。作業スペース３４Ｃは着脱可能な塞
ぎ板３７で塞がれる。 【効果】 壁に配電盤を露出させて取り付けずに済むの
で、壁を極力傷めずに済むとともに、配電盤の取付けが
簡便になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はユニット工法によるプレ
ファブ建築物用の設備ユニットに関する。
ファブ建築物用の設備ユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えばユニット工法によるプレフ
ァブ建築物においては、流し台や焜炉台などの厨房設備
機器や風呂やトイレなどの衛生設備機器を組み込んだ設
備ユニットを建築現場で据え付けているが、複数の住戸
からなるアパートなどに用いられる設備ユニットの場合
には、各住戸に割り当てられた狭小なる床面積内で空間
の有効活用を図るために、設備ユニットに厨房設備機器
や衛生設備機器の他に玄関をも設けざるを得なかったの
で、配電盤の取付位置にまで注意が払われておらず、一
般に、玄関の上方や側方の壁に配電盤を露出させて取り
付けていた。
ァブ建築物においては、流し台や焜炉台などの厨房設備
機器や風呂やトイレなどの衛生設備機器を組み込んだ設
備ユニットを建築現場で据え付けているが、複数の住戸
からなるアパートなどに用いられる設備ユニットの場合
には、各住戸に割り当てられた狭小なる床面積内で空間
の有効活用を図るために、設備ユニットに厨房設備機器
や衛生設備機器の他に玄関をも設けざるを得なかったの
で、配電盤の取付位置にまで注意が払われておらず、一
般に、玄関の上方や側方の壁に配電盤を露出させて取り
付けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
配電盤を取り付けると、美観を損ない、意匠上好ましく
ないだけでなく、配電盤を取り付ける壁部分を広範囲に
削るなどの加工をしなければならず、壁を傷める領域が
広がり、取付けに非常に手間を要すとともに、配線し難
いという問題点があった。
配電盤を取り付けると、美観を損ない、意匠上好ましく
ないだけでなく、配電盤を取り付ける壁部分を広範囲に
削るなどの加工をしなければならず、壁を傷める領域が
広がり、取付けに非常に手間を要すとともに、配線し難
いという問題点があった。
【０００４】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、壁を極力傷めず、且つ、露出させずに
配電盤を簡便に取り付けることができるように配慮され
た設備ユニットを提供することを目的としている。
なされたもので、壁を極力傷めず、且つ、露出させずに
配電盤を簡便に取り付けることができるように配慮され
た設備ユニットを提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る設備ユニットにおいては、屋外空間に
面する外壁部に玄関を配置し、該玄関に隣接して玄関収
納ボックスを設置し、該玄関収納ボックスに配電盤を収
納する配電盤収納部を設けた構成とした。
に、本発明に係る設備ユニットにおいては、屋外空間に
面する外壁部に玄関を配置し、該玄関に隣接して玄関収
納ボックスを設置し、該玄関収納ボックスに配電盤を収
納する配電盤収納部を設けた構成とした。
【０００６】前記配電盤収納部を上板部と下板部とそれ
らの両側の縦板部と奥板部とで画成し、前記上板部と前
記下板部との間、または前記両縦板部の間に渡した取付
桟に配電盤を取り付け、該配電盤と前記奥板部との間
に、配電盤に結線される電線を収納する配線収納部を設
けてもよい。
らの両側の縦板部と奥板部とで画成し、前記上板部と前
記下板部との間、または前記両縦板部の間に渡した取付
桟に配電盤を取り付け、該配電盤と前記奥板部との間
に、配電盤に結線される電線を収納する配線収納部を設
けてもよい。
【０００７】前記配電盤と前記上板部、前記下板部、お
よび前記両縦板部との間に、前記配線収納部に作業者の
手を挿入させ得る作業スペースを設けてもよい。
よび前記両縦板部との間に、前記配線収納部に作業者の
手を挿入させ得る作業スペースを設けてもよい。
【０００８】前記配電盤と前記配電盤収納部との間に、
前記作業スペースを塞ぐ着脱可能な塞ぎ板を嵌入させて
もよい。
前記作業スペースを塞ぐ着脱可能な塞ぎ板を嵌入させて
もよい。
【０００９】
【作用】本発明に係る設備ユニットによれば、玄関に隣
接して設置された玄関収納ボックスに配電盤を収納する
配電盤収納部が設けられているため、配電盤収納部内に
配電盤を取り付けて収納させれば、配電盤を壁に露出さ
せて取り付けずに済む。配電盤収納部の上板部と下板部
との間、または両側の縦板部の間に、配電盤を取り付け
る取付桟が設けられ、該取付桟に取り付けられた配電盤
の奥方に、電線を収納する配線収納部が設けられている
ため、配電盤の取付けが容易であるとともに、余分な電
線の収納が容易となる。
接して設置された玄関収納ボックスに配電盤を収納する
配電盤収納部が設けられているため、配電盤収納部内に
配電盤を取り付けて収納させれば、配電盤を壁に露出さ
せて取り付けずに済む。配電盤収納部の上板部と下板部
との間、または両側の縦板部の間に、配電盤を取り付け
る取付桟が設けられ、該取付桟に取り付けられた配電盤
の奥方に、電線を収納する配線収納部が設けられている
ため、配電盤の取付けが容易であるとともに、余分な電
線の収納が容易となる。
【００１０】配電盤と上板部、下板部、および両縦板部
との間に、配線収納部に作業者の手を挿入させ得る作業
スペースが設けられているため、作業スペースを介し
て、配線収納部に手を入れることができ、配線作業が容
易となる。
との間に、配線収納部に作業者の手を挿入させ得る作業
スペースが設けられているため、作業スペースを介し
て、配線収納部に手を入れることができ、配線作業が容
易となる。
【００１１】配電盤と配電盤収納部との間に、作業スペ
ースを塞ぐ着脱可能な塞ぎ板が嵌入されるようになって
いるため、配線作業の終了後に作業スペースが塞ぎ板で
塞がれる。
ースを塞ぐ着脱可能な塞ぎ板が嵌入されるようになって
いるため、配線作業の終了後に作業スペースが塞ぎ板で
塞がれる。
【００１２】
【実施例】本発明に係る設備ユニットの実施例を図１乃
至図６に示し、以下に説明する。それらのうち、図１は
設備ユニットのレイアウトを示す鳥観図、図２は設備ユ
ニットに設置された玄関収納ボックス内に配電盤が収納
された状態の部分斜視図、図３は玄関収納ボックス内に
配電盤が収納された状態の平面断面図、図４は配電盤の
取付状態を示す分解斜視図、図５は設備ユニットに設置
された厨房設備機器の焜炉部の斜視図、図６は厨房設備
機器の配管を示す平面断面図である。
至図６に示し、以下に説明する。それらのうち、図１は
設備ユニットのレイアウトを示す鳥観図、図２は設備ユ
ニットに設置された玄関収納ボックス内に配電盤が収納
された状態の部分斜視図、図３は玄関収納ボックス内に
配電盤が収納された状態の平面断面図、図４は配電盤の
取付状態を示す分解斜視図、図５は設備ユニットに設置
された厨房設備機器の焜炉部の斜視図、図６は厨房設備
機器の配管を示す平面断面図である。
【００１３】この設備ユニット１０は、図１に示すよう
に、例えばアパートの外廊下１などの屋外空間Ａに面す
る外壁部１１に玄関２０が配置され、該玄関２０の脇に
玄関収納ボックス３０が設置され、さらに玄関収納ボッ
クス３０の脇に略Ｌ字型の厨房設備機器４０が、その焜
炉部４１を外壁部１１側に配置させる一方その流し部４
２を入隅部１２を挟んで外壁部１１に隣接する側壁部１
３側に配置させた状態で、設置されているとともに、厨
房設備機器４０の流し部側端部の脇に間仕切板４３（或
は、間仕切壁）を介して冷蔵庫設置スペース５０が設け
られたレイアウトとなっている。そして、図２に示すよ
うに、玄関収納ボックス３０には配電盤３３が収納され
ている。
に、例えばアパートの外廊下１などの屋外空間Ａに面す
る外壁部１１に玄関２０が配置され、該玄関２０の脇に
玄関収納ボックス３０が設置され、さらに玄関収納ボッ
クス３０の脇に略Ｌ字型の厨房設備機器４０が、その焜
炉部４１を外壁部１１側に配置させる一方その流し部４
２を入隅部１２を挟んで外壁部１１に隣接する側壁部１
３側に配置させた状態で、設置されているとともに、厨
房設備機器４０の流し部側端部の脇に間仕切板４３（或
は、間仕切壁）を介して冷蔵庫設置スペース５０が設け
られたレイアウトとなっている。そして、図２に示すよ
うに、玄関収納ボックス３０には配電盤３３が収納され
ている。
【００１４】また、上記のようにレイアウトされた厨房
設備空間Ｂの玄関２０を挟んだ反対側には、浴室６０、
トイレ室７０、洗面台８０、洗濯機設置スペース９０を
備えた衛生設備空間Ｃが設けられている。
設備空間Ｂの玄関２０を挟んだ反対側には、浴室６０、
トイレ室７０、洗面台８０、洗濯機設置スペース９０を
備えた衛生設備空間Ｃが設けられている。
【００１５】前記玄関２０は、特に限定しないが、例え
ば入隅部１２から２モジュール（１モジュールはプレフ
ァブ建築における単位長さで、例えば９１０mmであ
る。）離れた所に設けられている。また、玄関２０の上
がり框２１は、図１に示すように、食卓を置くための所
謂ダイニングスペースを広く確保するとともに意匠上の
まとまりを得るために、玄関収納ボックス３０の厨房設
備空間Ｂ側に面する側板３１の延長上に位置させられて
いる。
ば入隅部１２から２モジュール（１モジュールはプレフ
ァブ建築における単位長さで、例えば９１０mmであ
る。）離れた所に設けられている。また、玄関２０の上
がり框２１は、図１に示すように、食卓を置くための所
謂ダイニングスペースを広く確保するとともに意匠上の
まとまりを得るために、玄関収納ボックス３０の厨房設
備空間Ｂ側に面する側板３１の延長上に位置させられて
いる。
【００１６】前記玄関収納ボックス３０は、図１に示す
ように、玄関２０と厨房設備機器４０との間に丁度納ま
る寸法で、設備ユニット１０の床から天井まで至らしめ
られている。そして、玄関収納ボックス３０の下半部に
は下駄箱などとして活用することができる多目的収納部
が設けられている一方、図２乃至図４に示すように、最
上部には配電盤３３を収納する配電盤収納部３４Ａが、
上板部３４ａ、下板部３４ｂ、左右両側の縦板部３４
ｃ，３４ｄ、および奥板部３４ｅによって画成されて設
けられている。この配電盤収納部３４Ａの玄関２０に臨
む開口端部には、収納された配電盤３３を隠蔽する開閉
可能な扉３５が取り付けられている。
ように、玄関２０と厨房設備機器４０との間に丁度納ま
る寸法で、設備ユニット１０の床から天井まで至らしめ
られている。そして、玄関収納ボックス３０の下半部に
は下駄箱などとして活用することができる多目的収納部
が設けられている一方、図２乃至図４に示すように、最
上部には配電盤３３を収納する配電盤収納部３４Ａが、
上板部３４ａ、下板部３４ｂ、左右両側の縦板部３４
ｃ，３４ｄ、および奥板部３４ｅによって画成されて設
けられている。この配電盤収納部３４Ａの玄関２０に臨
む開口端部には、収納された配電盤３３を隠蔽する開閉
可能な扉３５が取り付けられている。
【００１７】この配電盤３３は、上板部３４ａと下板部
３４ｂとの間（または、両縦板部３４ｃ，３４ｄ間）に
渡された取付桟３６，３６に止着されている。そして、
配電盤３３と上板部３４ａ、下板部３４ｂ、および縦板
部３４ｃ，３４ｄとの間には、配電盤３３と奥板部３４
ｅとの間に形成される配線収納部３４Ｂ内に手前側から
作業者の手を入れさせるための作業スペース３４Ｃが設
けられている（即ち、配電盤収納部３４Ａは配電盤３３
よりも作業スペース３４Ｃ分だけ一回り程度大きくなっ
ている。）。この作業スペース３４Ｃは作業終了後に、
ロ字状をした着脱可能な塞ぎ板３７で塞がれる。また、
配線収納部３４Ｂには、屋外空間Ａに設置された電力量
計（図示省略）から外壁部１１の引込み管１４および縦
板部３４ｄの引込み孔３８を経て引き込まれた電灯幹線
３３０および各電灯等への電灯線３３１，…等の電線が
配線されている。電灯線３３１，…は、引込み孔３８か
ら引き出されて外壁部１１内に配線されるか、天井裏に
配線される。
３４ｂとの間（または、両縦板部３４ｃ，３４ｄ間）に
渡された取付桟３６，３６に止着されている。そして、
配電盤３３と上板部３４ａ、下板部３４ｂ、および縦板
部３４ｃ，３４ｄとの間には、配電盤３３と奥板部３４
ｅとの間に形成される配線収納部３４Ｂ内に手前側から
作業者の手を入れさせるための作業スペース３４Ｃが設
けられている（即ち、配電盤収納部３４Ａは配電盤３３
よりも作業スペース３４Ｃ分だけ一回り程度大きくなっ
ている。）。この作業スペース３４Ｃは作業終了後に、
ロ字状をした着脱可能な塞ぎ板３７で塞がれる。また、
配線収納部３４Ｂには、屋外空間Ａに設置された電力量
計（図示省略）から外壁部１１の引込み管１４および縦
板部３４ｄの引込み孔３８を経て引き込まれた電灯幹線
３３０および各電灯等への電灯線３３１，…等の電線が
配線されている。電灯線３３１，…は、引込み孔３８か
ら引き出されて外壁部１１内に配線されるか、天井裏に
配線される。
【００１８】玄関収納ボックス３０の、焜炉部４１に臨
む背板３２は、少なくとも焜炉部４１に臨んで露出する
部位については、防火上の基準を満たすべく不燃性の板
でできている。
む背板３２は、少なくとも焜炉部４１に臨んで露出する
部位については、防火上の基準を満たすべく不燃性の板
でできている。
【００１９】前記厨房設備機器４０は、焜炉部４１およ
び流し部４２を備えた所謂システムキッチン（ユニット
キッチンでもよい。）である。そして、その上には、図
５に示すように、吊戸棚４５（図１では省略した。）が
設けられているとともに、焜炉部４１の上方に設置され
る換気扇（図５には換気フード４４に隠れて表れていな
い。）が、外壁部１１を貫通して直接屋外空間Ａに臨ま
しめられている。また、厨房設備機器４０の、入隅部１
２に突き合わされるべきＬ字型の頂角部は角切りされて
いて、図６に示すように、入隅部１２との間に給水本管
４６０よび排水本管４６１を配管する配管空間４７を形
成している。
び流し部４２を備えた所謂システムキッチン（ユニット
キッチンでもよい。）である。そして、その上には、図
５に示すように、吊戸棚４５（図１では省略した。）が
設けられているとともに、焜炉部４１の上方に設置され
る換気扇（図５には換気フード４４に隠れて表れていな
い。）が、外壁部１１を貫通して直接屋外空間Ａに臨ま
しめられている。また、厨房設備機器４０の、入隅部１
２に突き合わされるべきＬ字型の頂角部は角切りされて
いて、図６に示すように、入隅部１２との間に給水本管
４６０よび排水本管４６１を配管する配管空間４７を形
成している。
【００２０】給水本管４６０は、流し部４２に設置され
た水栓４２０に給水管４６２を介して連通接続され、一
方、排水本管４６１は、流し部４２の排水ドレイン４２
１に排水管４６３を介して連通接続されている。また、
配管空間４７には、焜炉部４１のガス焜炉４１０にガス
管４６４を介してガスを供給するガス本管４６５も配管
されている。
た水栓４２０に給水管４６２を介して連通接続され、一
方、排水本管４６１は、流し部４２の排水ドレイン４２
１に排水管４６３を介して連通接続されている。また、
配管空間４７には、焜炉部４１のガス焜炉４１０にガス
管４６４を介してガスを供給するガス本管４６５も配管
されている。
【００２１】前記角切りされた部分に起立して、この配
管空間４７を塞ぐ奥板部４８には、例えば炊飯器やレン
ジ（何れも図示省略）等の差込みプラグを差し込むコン
セント４９が設けられている。
管空間４７を塞ぐ奥板部４８には、例えば炊飯器やレン
ジ（何れも図示省略）等の差込みプラグを差し込むコン
セント４９が設けられている。
【００２２】冷蔵庫設置スペース５０の幅寸法、即ち間
仕切板４３から厨房設備空間Ｂと居室空間Ｄとの境界に
設けられた内壁部１５までの長さ寸法は、特に限定しな
いが、通常の大きさの冷蔵庫が納まるように、例えば６
００〜７００mm程度にされている。そして、冷蔵庫設置
スペース５０には、冷蔵庫５１の差込みプラグを差し込
むコンセント（図１には表れていない。）が設けられて
いるのはいうまでもない。
仕切板４３から厨房設備空間Ｂと居室空間Ｄとの境界に
設けられた内壁部１５までの長さ寸法は、特に限定しな
いが、通常の大きさの冷蔵庫が納まるように、例えば６
００〜７００mm程度にされている。そして、冷蔵庫設置
スペース５０には、冷蔵庫５１の差込みプラグを差し込
むコンセント（図１には表れていない。）が設けられて
いるのはいうまでもない。
【００２３】なお、図１には、設備ユニット１０の構造
体や内外装等の詳細に付いて省略して示すとともに、設
備ユニット１０と居室空間Ｄ，Ｅとの境界および隣接す
る住戸との境界を一点鎖線で示した。また、同図には、
冷蔵庫設置スペース５０および洗濯機設置スペース９０
に夫々冷蔵庫５１および洗濯機９１を設置した状態を示
した。
体や内外装等の詳細に付いて省略して示すとともに、設
備ユニット１０と居室空間Ｄ，Ｅとの境界および隣接す
る住戸との境界を一点鎖線で示した。また、同図には、
冷蔵庫設置スペース５０および洗濯機設置スペース９０
に夫々冷蔵庫５１および洗濯機９１を設置した状態を示
した。
【００２４】上記実施例によれば、玄関収納ボックス３
０に配電盤収納部３４Ａが設けられているため、配電盤
収納部３４Ａ内に配電盤３３を取り付けて収納させれ
ば、配電盤３３を外壁部１１などの壁に露出させて取り
付けずに済み、意匠上好ましいだけでなく、壁を広範囲
に削るなどの加工をなくすことができるので、壁を極力
傷めずに済むとともに、配電盤３３を簡便に取り付ける
ことができる。
０に配電盤収納部３４Ａが設けられているため、配電盤
収納部３４Ａ内に配電盤３３を取り付けて収納させれ
ば、配電盤３３を外壁部１１などの壁に露出させて取り
付けずに済み、意匠上好ましいだけでなく、壁を広範囲
に削るなどの加工をなくすことができるので、壁を極力
傷めずに済むとともに、配電盤３３を簡便に取り付ける
ことができる。
【００２５】配電盤収納部３４Ａに配電盤３３を取り付
ける取付桟３６，３６が設けられ、その取付桟３６，３
６に取り付けられた配電盤３３の奥方に、電線を収納す
る配線収納部３４Ｂが設けられているため、取付桟３
６，３６に配電盤３３を止着するだけでよいので、簡便
に配電盤３３を取り付けることができるとともに、余分
な電線を配線収納部３４Ｂに収納させることができるの
で、配線作業を容易に行うことができる。また、作業ス
ペース３４Ｃが設けられているため、配線収納部３４Ｂ
に手を入れて配線作業を容易に行うことができるととも
に、後日容易にメンテナンスすることができる。そし
て、配線作業後に、この作業スペース３４Ｃを塞ぎ板３
７で塞ぐことができるので、塞ぎ板３７により配線収納
部３４Ｂ内の電線や取付桟３６，３６が隠蔽され、意匠
上優れているだけでなく、配電盤の裏に害虫等が侵入す
るのを防ぐことできる。
ける取付桟３６，３６が設けられ、その取付桟３６，３
６に取り付けられた配電盤３３の奥方に、電線を収納す
る配線収納部３４Ｂが設けられているため、取付桟３
６，３６に配電盤３３を止着するだけでよいので、簡便
に配電盤３３を取り付けることができるとともに、余分
な電線を配線収納部３４Ｂに収納させることができるの
で、配線作業を容易に行うことができる。また、作業ス
ペース３４Ｃが設けられているため、配線収納部３４Ｂ
に手を入れて配線作業を容易に行うことができるととも
に、後日容易にメンテナンスすることができる。そし
て、配線作業後に、この作業スペース３４Ｃを塞ぎ板３
７で塞ぐことができるので、塞ぎ板３７により配線収納
部３４Ｂ内の電線や取付桟３６，３６が隠蔽され、意匠
上優れているだけでなく、配電盤の裏に害虫等が侵入す
るのを防ぐことできる。
【００２６】なお、上記実施例においては、配電盤収納
部３４Ａは玄関収納ボックス３０の最上部に設けられて
いるとしたが、これに限定されるものではなく、玄関収
納ボックス３０内に設けられていれば、特にその部位は
問わない。
部３４Ａは玄関収納ボックス３０の最上部に設けられて
いるとしたが、これに限定されるものではなく、玄関収
納ボックス３０内に設けられていれば、特にその部位は
問わない。
【００２７】また、上記実施例においては、配電盤３３
を取付桟３６，３６に止着させているが、これに限定さ
れるものではなく、配電盤収納部３４Ａ内に配電盤３３
を、その裏側に配線収納部３４Ｂが設けられた状態で、
取り付けることができれば、如何様に取り付けても良
い。
を取付桟３６，３６に止着させているが、これに限定さ
れるものではなく、配電盤収納部３４Ａ内に配電盤３３
を、その裏側に配線収納部３４Ｂが設けられた状態で、
取り付けることができれば、如何様に取り付けても良
い。
【００２８】さらに、上記実施例においては、配線収納
部３４Ｂ内に手を入れさせるための作業スペース３４Ｃ
が設けられているとしたが、配電盤３３に電灯幹線３３
０および電灯線３３１，…を結線した後に、配電盤３３
を取付桟３６，３６に止着させれば、配線収納部３４Ｂ
内に手を入れずに済むので、必ずしも作業スペース３４
Ｃが設けられていなくてもよい。
部３４Ｂ内に手を入れさせるための作業スペース３４Ｃ
が設けられているとしたが、配電盤３３に電灯幹線３３
０および電灯線３３１，…を結線した後に、配電盤３３
を取付桟３６，３６に止着させれば、配線収納部３４Ｂ
内に手を入れずに済むので、必ずしも作業スペース３４
Ｃが設けられていなくてもよい。
【００２９】
【発明の効果】本発明に係る設備ユニットによれば、玄
関に隣接して設置された玄関収納ボックスに配電盤を収
納する配電盤収納部が設けられているため、配電盤収納
部内に配電盤を取り付けて収納させれば、配電盤を壁に
露出させて取り付けずに済むので、壁を極力傷めずに済
むとともに、配電盤を簡便に取り付けることができるだ
けでなく、意匠上も好ましい。
関に隣接して設置された玄関収納ボックスに配電盤を収
納する配電盤収納部が設けられているため、配電盤収納
部内に配電盤を取り付けて収納させれば、配電盤を壁に
露出させて取り付けずに済むので、壁を極力傷めずに済
むとともに、配電盤を簡便に取り付けることができるだ
けでなく、意匠上も好ましい。
【００３０】配電盤収納部の上板部と下板部との間、ま
たは両側の縦板部の間に、配電盤を取り付ける取付桟が
設けられ、該取付桟に取り付けられた配電盤の奥方に、
電線を収納する配線収納部が設けられているため、取付
桟に配電盤を取り付けるだけでよいので、簡便に配電盤
を取り付けることができるとともに、余分な電線を配線
収納部に収納させることができるので、配線作業を容易
に行うことができる。配電盤と上板部、下板部、および
両縦板部との間に、配線収納部に作業者の手を挿入させ
得る作業スペースが設けられているため、作業スペース
から配線収納部に手を入れて配線作業を容易に行うこと
ができるとともに、後日容易にメンテナンスすることが
できる。
たは両側の縦板部の間に、配電盤を取り付ける取付桟が
設けられ、該取付桟に取り付けられた配電盤の奥方に、
電線を収納する配線収納部が設けられているため、取付
桟に配電盤を取り付けるだけでよいので、簡便に配電盤
を取り付けることができるとともに、余分な電線を配線
収納部に収納させることができるので、配線作業を容易
に行うことができる。配電盤と上板部、下板部、および
両縦板部との間に、配線収納部に作業者の手を挿入させ
得る作業スペースが設けられているため、作業スペース
から配線収納部に手を入れて配線作業を容易に行うこと
ができるとともに、後日容易にメンテナンスすることが
できる。
【００３１】配電盤と配電盤収納部との間に、作業スペ
ースを塞ぐ着脱可能な塞ぎ板が嵌入されるようになって
いるため、配線作業の終了後に作業スペースを塞ぎ板で
塞ぐことにより、意匠上優れているだけでなく、配電盤
の裏に害虫等が侵入するのを防ぐことできる。
ースを塞ぐ着脱可能な塞ぎ板が嵌入されるようになって
いるため、配線作業の終了後に作業スペースを塞ぎ板で
塞ぐことにより、意匠上優れているだけでなく、配電盤
の裏に害虫等が侵入するのを防ぐことできる。
【図１】本実施例における設備ユニットのレイアウトを
示す鳥観図である。
示す鳥観図である。
【図２】その設備ユニットに設置された玄関収納ボック
ス内に配電盤が収納された状態の部分斜視図である。
ス内に配電盤が収納された状態の部分斜視図である。
【図３】その玄関収納ボックス内に配電盤が収納された
状態の平面断面図である。
状態の平面断面図である。
【図４】その配電盤の取付状態を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図５】その設備ユニットに設置された厨房設備機器の
焜炉部の斜視図である。
焜炉部の斜視図である。
【図６】その厨房設備機器の配管を示す平面断面図であ
る。
る。
Ａ 屋外空間 １０ 設備ユニット １１ 外壁部 ２０ 玄関 ３０ 玄関収納ボックス ３３ 配電盤 ３４Ａ 配電盤収納部 ３４Ｂ 配線収納部 ３４Ｃ 作業スペース ３４ａ 上板部 ３４ｂ 下板部 ３４ｃ，３４ｄ 縦板部 ３４ｅ 奥板部 ３６ 取付桟 ３７ 塞ぎ板 ３３０ 電灯幹線（電線） ３３１ 電灯線（電線）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｈ 1/02 9024−2Ｅ Ｈ０２Ｂ 1/40
Claims (4)
- 【請求項１】 屋外空間に面する外壁部に玄関が配置さ
れ、該玄関に隣接して玄関収納ボックスが設置され、該
玄関収納ボックスに配電盤を収納する配電盤収納部が設
けられていることを特徴とする設備ユニット。 - 【請求項２】 前記配電盤収納部が上板部と下板部と、
それら上板部および下板部の両側部に夫々設けられた両
縦板部と、奥板部とで画成され、前記上板部と前記下板
部との間、または前記両縦板部の間に渡された取付桟に
配電盤が取り付けられ、該配電盤と前記奥板部との間
に、配電盤に結線される電線を収納する配線収納部が設
けられていることを特徴とする請求項１記載の設備ユニ
ット。 - 【請求項３】 前記配電盤と前記上板部、前記下板部、
および前記両縦板部との間に、前記配線収納部に作業者
の手を挿入させ得る作業スペースが設けられていること
を特徴とする請求項２記載の設備ユニット。 - 【請求項４】 前記配電盤と前記配電盤収納部との間
に、前記作業スペースを塞ぐ着脱可能な塞ぎ板が嵌入さ
れていることを特徴とする請求項３記載の設備ユニッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4142492A JPH0638842A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 設備ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4142492A JPH0638842A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 設備ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0638842A true JPH0638842A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=15316589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4142492A Pending JPH0638842A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 設備ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638842A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04338449A (ja) * | 1991-04-24 | 1992-11-25 | Kaisan Ro | おしゃぶり装置 |
| JPH0970108A (ja) * | 1995-08-31 | 1997-03-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 分電盤 |
| JP3178394U (ja) * | 2012-07-03 | 2012-09-13 | 三協フロンテア株式会社 | 組立てハウス用配線システム |
| JP2013087611A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-13 | Sankyo Frontier Co Ltd | ユニットハウス用配線システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4867742A (ja) * | 1971-12-20 | 1973-09-17 |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP4142492A patent/JPH0638842A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4867742A (ja) * | 1971-12-20 | 1973-09-17 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04338449A (ja) * | 1991-04-24 | 1992-11-25 | Kaisan Ro | おしゃぶり装置 |
| JPH0970108A (ja) * | 1995-08-31 | 1997-03-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 分電盤 |
| JP2013087611A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-13 | Sankyo Frontier Co Ltd | ユニットハウス用配線システム |
| JP3178394U (ja) * | 2012-07-03 | 2012-09-13 | 三協フロンテア株式会社 | 組立てハウス用配線システム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4758687A (en) | Obliquely walled electrical box | |
| CA2316569A1 (en) | Portable sauna | |
| JPH0638842A (ja) | 設備ユニット | |
| EP0584165B1 (en) | A foundation for a building structure | |
| JP2534817B2 (ja) | 吊戸棚 | |
| JPH084534B2 (ja) | 設備ユニット | |
| JP3182313B2 (ja) | 住宅用内装構造、内壁構造及びユニット設備室 | |
| JP2512689Y2 (ja) | 建築物の防火構造 | |
| JPH084532B2 (ja) | 設備ユニット | |
| JP3011826U (ja) | 集合住宅用メーターボックス構造 | |
| JPH084322A (ja) | 集合住宅 | |
| JPH0345616Y2 (ja) | ||
| JP2009249814A (ja) | 住戸および集合住宅 | |
| JPH04257656A (ja) | 給湯システム | |
| JP3203008B2 (ja) | 空調機の据付装置 | |
| JPH08158623A (ja) | 建物の配管収納部構造 | |
| JPH05317130A (ja) | 配管ヘッダー収納ケース付き下足箱 | |
| JP3589150B2 (ja) | 給湯機器用箱型構造体 | |
| JP2919008B2 (ja) | 電源供給装置及びその設置方法 | |
| JP2582593Y2 (ja) | ガス器具の収納ボックス | |
| JP2024109356A (ja) | ユニットハウス用の配線用基盤パネル | |
| JP2507532Y2 (ja) | シャワ―ル―ム装置 | |
| JP3003194B2 (ja) | 厨房設備 | |
| JP3192203B2 (ja) | 電源供給装置 | |
| JP2542577Y2 (ja) | 洗面脱衣室ユニット |