JPH0622360A - 無線端末制御装置 - Google Patents
無線端末制御装置Info
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- JPH0622360A JPH0622360A JP17401792A JP17401792A JPH0622360A JP H0622360 A JPH0622360 A JP H0622360A JP 17401792 A JP17401792 A JP 17401792A JP 17401792 A JP17401792 A JP 17401792A JP H0622360 A JPH0622360 A JP H0622360A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通常のT−Rインターフェースを装備するP
BXあるいは、局線に接続し、一般の発着信サービスを
提供出来るだけでなく、専用のインターフェースを装備
するボタン電話機の主装置にも接続出来るとともに、そ
の設置作業が容易に行え、システム設計・管理が簡単に
できるという無線端末制御装置の提供。 【構成】 局線またはホストPBXと接続する回線イン
ターフェース部に、ボタン電話機の主装置とデータ通信
可能なボタン電話機データ通信部を装備すると共に、通
常のT−R回線とインターフェース可能な標準電話機イ
ンターフェース部を同時に装備し、制御部101により
自動的にインターフェースモードを切り換える事を可能
とする無線端末制御装置。 【効果】 プログラミングあるいはオプションカードを
装着する事無く、接続する交換機に合わせて、その内線
に接続される無線端末に対するサービスの切り換えを自
動的に行なう事が可能になる。
BXあるいは、局線に接続し、一般の発着信サービスを
提供出来るだけでなく、専用のインターフェースを装備
するボタン電話機の主装置にも接続出来るとともに、そ
の設置作業が容易に行え、システム設計・管理が簡単に
できるという無線端末制御装置の提供。 【構成】 局線またはホストPBXと接続する回線イン
ターフェース部に、ボタン電話機の主装置とデータ通信
可能なボタン電話機データ通信部を装備すると共に、通
常のT−R回線とインターフェース可能な標準電話機イ
ンターフェース部を同時に装備し、制御部101により
自動的にインターフェースモードを切り換える事を可能
とする無線端末制御装置。 【効果】 プログラミングあるいはオプションカードを
装着する事無く、接続する交換機に合わせて、その内線
に接続される無線端末に対するサービスの切り換えを自
動的に行なう事が可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボタン電話機主装置あ
るいは標準電話機主装置である交換機の内線あるいは公
衆回線に接続し、更に無線通信により端末装置制御デー
タ及び音声信号を無線端末に対して中継伝送し、局線あ
るいは交換機の持つ様々なサービスを前記無線端末に提
供可能とする無線端末制御装置に関するものである。
るいは標準電話機主装置である交換機の内線あるいは公
衆回線に接続し、更に無線通信により端末装置制御デー
タ及び音声信号を無線端末に対して中継伝送し、局線あ
るいは交換機の持つ様々なサービスを前記無線端末に提
供可能とする無線端末制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、交換機内線あるいは公衆回線に接
続可能な各種無線端末制御装置が開発されている。
続可能な各種無線端末制御装置が開発されている。
【0003】これら従来の無線端末制御装置には、ボタ
ン電話機主装置あるいは標準電話機主装置であり得る交
換機または、公衆回線との接続の為に2種類のインター
フェースがおのおの準備されていた。
ン電話機主装置あるいは標準電話機主装置であり得る交
換機または、公衆回線との接続の為に2種類のインター
フェースがおのおの準備されていた。
【0004】その1つのインターフェースは、2本の金
属導線を信号線とする回線上に電流を供給する働きを行
なう回線電流供給手段と、受話器の上げ下ろし(オフ/
オンフック)による回線の直流電流の導通/遮断により
ダイヤル手順の開始・通話終了を判断する為の直流検知
手段と、前記回線への数十ボルトの交流信号を重畳する
事により着信を伝達するベル信号送出手段、端末からの
多重周波数のトーン信号(以下「DTMF信号」と称す
る。)あるいは通話相手局を選択するダイヤル信号とし
て毎秒10から20パルスの直流断続信号を受信するダ
イヤル信号受信手段と、前記回線に流れる直流電流を変
調する事により通話音声信号を伝送する働きを行なう通
話音声伝送手段とを具備する交換機内線の準電話機イン
ターフェース回路あるいは一般公衆回線に接続可能とな
る様に、無線端末の通話ボタンのオン/オフ操作を無線
端末通信手段により受信し、前記回線の直流電流の導通
/遮断動作に変換する働きを行なうフック信号送出手段
と、前記無線端末のダイヤル入力信号を無線端末通信手
段を介して受信し、DTMF信号またはパルス信号によ
るダイヤル信号に変換するダイヤル信号送出手段と、ベ
ル着信の情報を無線端末通信手段を介して無線端末に通
知する為に回線上のベル信号の検知を行なうベル信号検
出手段と、交換機あるいは公衆網が相手接続を行なった
後の回線上の通話音声信号を無線端末に無線端末通信手
段を介して伝送する働きを行なう通話音声伝送手段を具
備する標準電話機インターフェースである。
属導線を信号線とする回線上に電流を供給する働きを行
なう回線電流供給手段と、受話器の上げ下ろし(オフ/
オンフック)による回線の直流電流の導通/遮断により
ダイヤル手順の開始・通話終了を判断する為の直流検知
手段と、前記回線への数十ボルトの交流信号を重畳する
事により着信を伝達するベル信号送出手段、端末からの
多重周波数のトーン信号(以下「DTMF信号」と称す
る。)あるいは通話相手局を選択するダイヤル信号とし
て毎秒10から20パルスの直流断続信号を受信するダ
イヤル信号受信手段と、前記回線に流れる直流電流を変
調する事により通話音声信号を伝送する働きを行なう通
話音声伝送手段とを具備する交換機内線の準電話機イン
ターフェース回路あるいは一般公衆回線に接続可能とな
る様に、無線端末の通話ボタンのオン/オフ操作を無線
端末通信手段により受信し、前記回線の直流電流の導通
/遮断動作に変換する働きを行なうフック信号送出手段
と、前記無線端末のダイヤル入力信号を無線端末通信手
段を介して受信し、DTMF信号またはパルス信号によ
るダイヤル信号に変換するダイヤル信号送出手段と、ベ
ル着信の情報を無線端末通信手段を介して無線端末に通
知する為に回線上のベル信号の検知を行なうベル信号検
出手段と、交換機あるいは公衆網が相手接続を行なった
後の回線上の通話音声信号を無線端末に無線端末通信手
段を介して伝送する働きを行なう通話音声伝送手段を具
備する標準電話機インターフェースである。
【0005】またもう1つのインターフェースは、2本
の金属導線に通話音声伝送を行なう為の通話音声伝送手
段を具備し、前記の標準電話機インターフェースの金属
導線(以下第1の信号線と称する)とは異なり、同じく
2本の導線(以下「第2の信号線」と称する。)で受話
器の上げ下ろし情報・ダイヤル情報・ベル着信情報・表
示パネルあるいはランプ等への表示情報、その他端末に
備わる各種機能ボタンの操作状況情報等を伝送する働き
を行なう専用ボタン電話機制御通信手段とを具備する専
用ボタン電話機インターフェース回路に接続可能な様
に、一組の前記第1の信号線と一組の前記第2の信号線
の両信号線に接続し、無線端末に対して無線端末通信手
段を介して通話音声信号の伝達を行なう為に、前記第1
の信号線との間で通話音声のインターフェースを行なう
通話音声信号伝送手段と、前記第2の信号線を介して、
交換機の専用ボタン電話機制御通信手段との間で制御デ
ータのやり取りの通信を行なう交換機通信手段とを具備
する専用ボタン電話機インターフェースである。
の金属導線に通話音声伝送を行なう為の通話音声伝送手
段を具備し、前記の標準電話機インターフェースの金属
導線(以下第1の信号線と称する)とは異なり、同じく
2本の導線(以下「第2の信号線」と称する。)で受話
器の上げ下ろし情報・ダイヤル情報・ベル着信情報・表
示パネルあるいはランプ等への表示情報、その他端末に
備わる各種機能ボタンの操作状況情報等を伝送する働き
を行なう専用ボタン電話機制御通信手段とを具備する専
用ボタン電話機インターフェース回路に接続可能な様
に、一組の前記第1の信号線と一組の前記第2の信号線
の両信号線に接続し、無線端末に対して無線端末通信手
段を介して通話音声信号の伝達を行なう為に、前記第1
の信号線との間で通話音声のインターフェースを行なう
通話音声信号伝送手段と、前記第2の信号線を介して、
交換機の専用ボタン電話機制御通信手段との間で制御デ
ータのやり取りの通信を行なう交換機通信手段とを具備
する専用ボタン電話機インターフェースである。
【0006】これら2つの種類のインターフェースは、
上記の様に互いに異なった機能構成をとる為に、それぞ
れの専用インターフェースボードとして提供されてお
り、工事業者は、無線端末制御装置本体を接続する対象
が公衆回線か交換機の内線であるか、また、交換機内線
であるならば標準電話機インターフェース回路であるか
専用ボタン電話機インターフェース回路であるかの判断
を行ない、それぞれの用途に合ったインターフェースボ
ードを設置作業時に組み込んでいた。
上記の様に互いに異なった機能構成をとる為に、それぞ
れの専用インターフェースボードとして提供されてお
り、工事業者は、無線端末制御装置本体を接続する対象
が公衆回線か交換機の内線であるか、また、交換機内線
であるならば標準電話機インターフェース回路であるか
専用ボタン電話機インターフェース回路であるかの判断
を行ない、それぞれの用途に合ったインターフェースボ
ードを設置作業時に組み込んでいた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の様
な、従来の構成では、接続する交換機のタイプをあらか
じめ設置業者が確かめて、インターフェースの選択を行
なう必要があり、設置作業上工数がかかると同時に、メ
ーカ側はそれぞれのインターフェース回路をあらかじめ
用意しておく必要があり、システム設計と管理が複雑に
なる等の問題が有った。
な、従来の構成では、接続する交換機のタイプをあらか
じめ設置業者が確かめて、インターフェースの選択を行
なう必要があり、設置作業上工数がかかると同時に、メ
ーカ側はそれぞれのインターフェース回路をあらかじめ
用意しておく必要があり、システム設計と管理が複雑に
なる等の問題が有った。
【0008】本発明の目的は、従来のこれらの問題点を
解消し、設置作業が容易に行え、しかもシステム設計・
管理が簡単にできる無線端末制御装置を提供することに
ある。
解消し、設置作業が容易に行え、しかもシステム設計・
管理が簡単にできる無線端末制御装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、以上の
課題を解決する為に、ベル信号検知手段と、回線電流終
端手段と、トーンダイヤル及びパルスダイヤル信号を送
出するダイヤル信号送出手段と、通話音声信号伝送手段
等を具備する標準電話機インターフェース兼ボタン電話
機音声信号インターフェースを、交換機本体とのインタ
ーフェースを行なうモジュラージャックの内側2本の第
1の信号線に接続すると共に、交換機本体の専用ボタン
電話機インターフェース回路の専用ボタン電話機制御手
段に対して、ボタン電話機制御データ及び交換機制御デ
ータ等のボタン電話機特有の制御データ交換を行なう専
用ボタン電話機制御通信インターフェースを、前記モジ
ュラージャックの第1の信号線の両側に位置する第2の
信号線に接続し、これらのインターフェースの切換えを
行う制御部を備えた。
課題を解決する為に、ベル信号検知手段と、回線電流終
端手段と、トーンダイヤル及びパルスダイヤル信号を送
出するダイヤル信号送出手段と、通話音声信号伝送手段
等を具備する標準電話機インターフェース兼ボタン電話
機音声信号インターフェースを、交換機本体とのインタ
ーフェースを行なうモジュラージャックの内側2本の第
1の信号線に接続すると共に、交換機本体の専用ボタン
電話機インターフェース回路の専用ボタン電話機制御手
段に対して、ボタン電話機制御データ及び交換機制御デ
ータ等のボタン電話機特有の制御データ交換を行なう専
用ボタン電話機制御通信インターフェースを、前記モジ
ュラージャックの第1の信号線の両側に位置する第2の
信号線に接続し、これらのインターフェースの切換えを
行う制御部を備えた。
【0010】
【作用】上記の構成により、本装置がモジュラージャッ
クを介して4本の電話線により交換機の内線に接続され
た場合に、制御部101はまず専用ボタン電話機制御通
信インターフェースにて交換機間との制御データ通信が
行なわれるか否かの判断を行ない、通信が行なわれてい
れば、前記専用ボタン電話機制御通信インターフェース
を介して、交換機本体との間で発着信・ダイヤル・保留
・転送・会議通話・短縮ダイヤル・着信者名前表示・通
話時間表示・局線指定接続機能等専用ボタン電話機特有
の多彩な内線サービス制御の為の制御データ通信を行な
い、通話音声信号の伝送を標準電話機インターフェース
上の通話音声信号伝送手段にて行なう。
クを介して4本の電話線により交換機の内線に接続され
た場合に、制御部101はまず専用ボタン電話機制御通
信インターフェースにて交換機間との制御データ通信が
行なわれるか否かの判断を行ない、通信が行なわれてい
れば、前記専用ボタン電話機制御通信インターフェース
を介して、交換機本体との間で発着信・ダイヤル・保留
・転送・会議通話・短縮ダイヤル・着信者名前表示・通
話時間表示・局線指定接続機能等専用ボタン電話機特有
の多彩な内線サービス制御の為の制御データ通信を行な
い、通話音声信号の伝送を標準電話機インターフェース
上の通話音声信号伝送手段にて行なう。
【0011】一方、交換機本体に専用ボタン電話機イン
ターフェースが装備されていないか或いは、公衆回線に
接続されているために前記第2の信号線上に於いて専用
ボタン電話機制御通信インターフェースとの間に通信が
確立していなければ、先の標準電話機インターフェース
のみで、第1の信号線を介して発着信・ダイヤル・保留
・転送等通常の交換機の内線が備える「フッキング+特
番」による各種サービス制御及び音声信号伝送を行な
う。また、この標準電話機インターフェースのみによる
交換機本体との制御インターフェース中も、常に専用ボ
タン電話機制御通信確立/解消監視を行なっておき、上
記のどちらの動作モードにも即時移行する。
ターフェースが装備されていないか或いは、公衆回線に
接続されているために前記第2の信号線上に於いて専用
ボタン電話機制御通信インターフェースとの間に通信が
確立していなければ、先の標準電話機インターフェース
のみで、第1の信号線を介して発着信・ダイヤル・保留
・転送等通常の交換機の内線が備える「フッキング+特
番」による各種サービス制御及び音声信号伝送を行な
う。また、この標準電話機インターフェースのみによる
交換機本体との制御インターフェース中も、常に専用ボ
タン電話機制御通信確立/解消監視を行なっておき、上
記のどちらの動作モードにも即時移行する。
【0012】
【実施例】以下、図1から図3までを用い、本発明に係
る無線端末制御装置の一実施例の説明を行なう。
る無線端末制御装置の一実施例の説明を行なう。
【0013】図1は本発明に係る無線端末制御装置の構
成図である。無線端末制御装置100は、モジュラージ
ャック119を介して、二組の信号線によって構成され
る内線102で交換機に接続する。前記内線102の二
組の信号線の内、モジュラージャックの内側に接続され
る第一の組の信号線で構成されるT−R105は、交換
機が標準電話機インターフェースを具備するものであっ
た場合に電流の変化によってフックのオン/オフを判断
する為のループ電流の伝送及び通話の為の音声帯域信号
の伝送を行なうものである。
成図である。無線端末制御装置100は、モジュラージ
ャック119を介して、二組の信号線によって構成され
る内線102で交換機に接続する。前記内線102の二
組の信号線の内、モジュラージャックの内側に接続され
る第一の組の信号線で構成されるT−R105は、交換
機が標準電話機インターフェースを具備するものであっ
た場合に電流の変化によってフックのオン/オフを判断
する為のループ電流の伝送及び通話の為の音声帯域信号
の伝送を行なうものである。
【0014】一方、前記モジュラージャック119に接
続するT−R105の両側に接続される他の一組の通信
線103は、交換機がボタン電話機インターフェースを
具備する場合に交換機と無線端末制御装置100の交換
機通信部104との間で制御データの伝送を行なう働き
を行なう。ところで前記通信線103は、内線102で
接続する交換機が標準電話機インターフェースである場
合、その機能は果たさない。
続するT−R105の両側に接続される他の一組の通信
線103は、交換機がボタン電話機インターフェースを
具備する場合に交換機と無線端末制御装置100の交換
機通信部104との間で制御データの伝送を行なう働き
を行なう。ところで前記通信線103は、内線102で
接続する交換機が標準電話機インターフェースである場
合、その機能は果たさない。
【0015】前記モジュラージャック119を介して通
信線103に接続する交換機通信部104は、制御部1
01の通信制御によりボタン電話機通信手順で、交換機
からの制御データの受信と交換機への制御データの送信
を行なうと同時に通信中のデータエラーの復旧処理を行
なう。特に、交換機より制御データを受信した際に、制
御部101に対して受信割り込みを発生し、交換機デー
タ受信の為のソフトウエア(図2の交換機データ受信処
理201)の起動を行なう。
信線103に接続する交換機通信部104は、制御部1
01の通信制御によりボタン電話機通信手順で、交換機
からの制御データの受信と交換機への制御データの送信
を行なうと同時に通信中のデータエラーの復旧処理を行
なう。特に、交換機より制御データを受信した際に、制
御部101に対して受信割り込みを発生し、交換機デー
タ受信の為のソフトウエア(図2の交換機データ受信処
理201)の起動を行なう。
【0016】フックリレー108は、交換機が標準電話
機インターフェースを具備する場合、交換機に対して発
信・着信応答・通話終了等のオフフック動作を示す為の
ループ電流の接続(オン)/開放(オフ)を行なうとと
もに、前記交換機がボタン電話機インターフェースを具
備する場合、交換機との間の音声帯域信号伝送の接続/
開放の働きをする。コンデンサ106は、T−R105
とベル検知部107との間の直流電流成分を遮断する。
機インターフェースを具備する場合、交換機に対して発
信・着信応答・通話終了等のオフフック動作を示す為の
ループ電流の接続(オン)/開放(オフ)を行なうとと
もに、前記交換機がボタン電話機インターフェースを具
備する場合、交換機との間の音声帯域信号伝送の接続/
開放の働きをする。コンデンサ106は、T−R105
とベル検知部107との間の直流電流成分を遮断する。
【0017】ベル検知部107はフックリレー108が
オフ状態での待機中に交換機よりベル着信の為に送出さ
れるベル信号を検知し、制御部101にその旨伝達す
る。ダイヤルリレー109は、先のフックリレー108
と2線4線変換部110との間に接続され、T−R10
5上のループ電流のオン/オフを行ない、ダイヤルパル
ス信号を送出する働きを行なう。このダイヤルリレー1
09は、通常オン状態であり、制御部101の制御によ
りダイヤル情報に応じてダイヤル回数分オフする。
オフ状態での待機中に交換機よりベル着信の為に送出さ
れるベル信号を検知し、制御部101にその旨伝達す
る。ダイヤルリレー109は、先のフックリレー108
と2線4線変換部110との間に接続され、T−R10
5上のループ電流のオン/オフを行ない、ダイヤルパル
ス信号を送出する働きを行なう。このダイヤルリレー1
09は、通常オン状態であり、制御部101の制御によ
りダイヤル情報に応じてダイヤル回数分オフする。
【0018】2線4線変換部110はトランスであり、
一次巻線の一方の端をダイヤルリレー109に接続し、
同じく一次巻線のもう一方の端をフックリレー108に
接続する。2線4線変換部110の二組の二次巻線の内
一方の一組は、切り替えスイッチ111の共通接点cと
信号共通グランドに接続され、ダイヤルリレー109及
びフックリレー108を介してT−R105に送出する
為の音声帯域信号を無線端末通信部115から入力す
る。一方二次巻線の内の他の一組は、無線端末通信部1
15の音声信号入力と信号共通グランドに接続し、ダイ
ヤルリレー109及びフックリレー108を介してT−
R105より到来する音声帯域信号を無線端末通信部1
15に向けて出力する。
一次巻線の一方の端をダイヤルリレー109に接続し、
同じく一次巻線のもう一方の端をフックリレー108に
接続する。2線4線変換部110の二組の二次巻線の内
一方の一組は、切り替えスイッチ111の共通接点cと
信号共通グランドに接続され、ダイヤルリレー109及
びフックリレー108を介してT−R105に送出する
為の音声帯域信号を無線端末通信部115から入力す
る。一方二次巻線の内の他の一組は、無線端末通信部1
15の音声信号入力と信号共通グランドに接続し、ダイ
ヤルリレー109及びフックリレー108を介してT−
R105より到来する音声帯域信号を無線端末通信部1
15に向けて出力する。
【0019】ところで前記2線4線変換部110の二次
巻線の一組より入力された音声帯域信号は、前記二次巻
線の他の一組より信号出力されない様に減衰するように
され、2線4線変換部110の一次巻線に入出力される
音声帯域信号は二組の二次巻線に入力と出力に分けて伝
達される。切り替えスイッチ111は、前記2線4線変
換部110の二次巻線の入力に対して、接点aに接続さ
れているDTMF信号送出部112の出力と、接点bに
接続されている無線端末通信部115の音声出力との接
続切り替えを行なう。DTMF信号送出部112は、制
御部101のダイヤル信号送出制御により多周波選択信
号(以降「DTMF信号」と称する。)を送出する働き
を行なう。
巻線の一組より入力された音声帯域信号は、前記二次巻
線の他の一組より信号出力されない様に減衰するように
され、2線4線変換部110の一次巻線に入出力される
音声帯域信号は二組の二次巻線に入力と出力に分けて伝
達される。切り替えスイッチ111は、前記2線4線変
換部110の二次巻線の入力に対して、接点aに接続さ
れているDTMF信号送出部112の出力と、接点bに
接続されている無線端末通信部115の音声出力との接
続切り替えを行なう。DTMF信号送出部112は、制
御部101のダイヤル信号送出制御により多周波選択信
号(以降「DTMF信号」と称する。)を送出する働き
を行なう。
【0020】制御部101は、DTMF信号送出部11
2がDTMF信号送出時、切り替えスイッチ111の接
点aと接点cを接続する様に制御する。無線端末通信部
115は、無線端末117と制御部101との間でアン
テナ116を介して、制御データの送信と受信及び通信
データエラーの復旧処理を行う。又前記2線4線変換部
110の二次巻線の入力巻線に、切り替えスイッチ11
1の接点bと接点cを介して無線端末117より受信し
た音声帯域信号の送出を行ない、前記2線4線変換部1
10の二次巻線の出力巻線と接続してT−R105より
到来した音声帯域信号を無線端末117に送信する働き
を行なう。
2がDTMF信号送出時、切り替えスイッチ111の接
点aと接点cを接続する様に制御する。無線端末通信部
115は、無線端末117と制御部101との間でアン
テナ116を介して、制御データの送信と受信及び通信
データエラーの復旧処理を行う。又前記2線4線変換部
110の二次巻線の入力巻線に、切り替えスイッチ11
1の接点bと接点cを介して無線端末117より受信し
た音声帯域信号の送出を行ない、前記2線4線変換部1
10の二次巻線の出力巻線と接続してT−R105より
到来した音声帯域信号を無線端末117に送信する働き
を行なう。
【0021】特に無線端末117より制御データを受信
した場合、制御部101に対して受信割り込みを発生さ
せ、制御データ受信の為のソフトウエア(図2の端末デ
ータ受信処理205)を起動する。制御部101は交換
機通信部104を通信制御し、交換機との間でやり取り
される着信・発信・ダイヤル・表示等に関する制御デー
タの伝送を行なうとともに、ベル検知部107で検知し
たベル着信を無線端末通信部115を介して、無線端末
117に着信制御データとして伝送通知する。
した場合、制御部101に対して受信割り込みを発生さ
せ、制御データ受信の為のソフトウエア(図2の端末デ
ータ受信処理205)を起動する。制御部101は交換
機通信部104を通信制御し、交換機との間でやり取り
される着信・発信・ダイヤル・表示等に関する制御デー
タの伝送を行なうとともに、ベル検知部107で検知し
たベル着信を無線端末通信部115を介して、無線端末
117に着信制御データとして伝送通知する。
【0022】また制御部101は無線端末通信部115
に対して、無線端末117との音声通信で妨害の最も少
ない音声通信チャンネルの選択制御を行なうとともに、
無線端末117に対してはチャンネル選択の指示を行な
う。ダイヤルモードスイッチ113は、プルアップ抵抗
114と共に制御部101に対して、T−R105上に
送出するダイヤル信号の信号送出モードをパルスダイヤ
ルモードかDTMFダイヤルモードかの選択情報の入力
を行なうスイッチである。ハードウエアタイマ118
は、制御部101に内蔵され、定期的にソフトウエア
(図2のタイマ処理209)に対して割り込み起動をか
ける。
に対して、無線端末117との音声通信で妨害の最も少
ない音声通信チャンネルの選択制御を行なうとともに、
無線端末117に対してはチャンネル選択の指示を行な
う。ダイヤルモードスイッチ113は、プルアップ抵抗
114と共に制御部101に対して、T−R105上に
送出するダイヤル信号の信号送出モードをパルスダイヤ
ルモードかDTMFダイヤルモードかの選択情報の入力
を行なうスイッチである。ハードウエアタイマ118
は、制御部101に内蔵され、定期的にソフトウエア
(図2のタイマ処理209)に対して割り込み起動をか
ける。
【0023】制御部101は図2及び図3に示すフロー
チャートに従い、先に説明した交換機通信部104、ベ
ル検知部107、フックリレー108、ダイヤルリレー
109、切り替えスイッチ110、DTMF送出部11
2及び無線端末通信部115の各制御を行なう。
チャートに従い、先に説明した交換機通信部104、ベ
ル検知部107、フックリレー108、ダイヤルリレー
109、切り替えスイッチ110、DTMF送出部11
2及び無線端末通信部115の各制御を行なう。
【0024】図2のフローチャート201は、交換機通
信部104が通信線103を介して交換機からのデータ
を受信し、制御部101に対して受信割り込みを発生し
た場合における制御部101の「交換機データ受信処
理」を示している。制御部101は、受信割り込みを受
けると交換機通信部104より受信データの読み込みを
行なう(ステップ202)。
信部104が通信線103を介して交換機からのデータ
を受信し、制御部101に対して受信割り込みを発生し
た場合における制御部101の「交換機データ受信処
理」を示している。制御部101は、受信割り込みを受
けると交換機通信部104より受信データの読み込みを
行なう(ステップ202)。
【0025】次に、交換機と無線端末制御装置100の
交換機通信部104との間で定期的に通信が行なわれて
いるか否かの監視を行なう「タイマ処理」(フローチャ
ート209)で使用する“受信フラグ”のセットを行な
う(ステップ203)。“受信フラグ”のセットは、交
換機との間で通信が行なわれた事を意味する。その後、
受信割り込みを終了する(ステップ204)。
交換機通信部104との間で定期的に通信が行なわれて
いるか否かの監視を行なう「タイマ処理」(フローチャ
ート209)で使用する“受信フラグ”のセットを行な
う(ステップ203)。“受信フラグ”のセットは、交
換機との間で通信が行なわれた事を意味する。その後、
受信割り込みを終了する(ステップ204)。
【0026】一方フローチャート205は、無線端末通
信部115がアンテナ116を介して無線端末117か
ら制御データを受信した場合の「端末データ受信処理」
を示している。制御部101は、無線端末通信部115
より受信割り込みを受けると無線端末通信部115より
受信データの読み込みを行なう(ステップ206)。以
降、無線端末117のデータ受信に関する一連の処理
(その他処理:本発明には直接関係が無いため省略す
る。ステップ207)を行ない、受信割り込み処理を終
了する(ステップ208)。
信部115がアンテナ116を介して無線端末117か
ら制御データを受信した場合の「端末データ受信処理」
を示している。制御部101は、無線端末通信部115
より受信割り込みを受けると無線端末通信部115より
受信データの読み込みを行なう(ステップ206)。以
降、無線端末117のデータ受信に関する一連の処理
(その他処理:本発明には直接関係が無いため省略す
る。ステップ207)を行ない、受信割り込み処理を終
了する(ステップ208)。
【0027】フローチャート209で示される処理は、
前記「交換機データ受信処理」201の定期的な受信割
り込みタイミングよりも長い周期で動作するハードウエ
アタイマ118により制御部101で実行される。
前記「交換機データ受信処理」201の定期的な受信割
り込みタイミングよりも長い周期で動作するハードウエ
アタイマ118により制御部101で実行される。
【0028】この処理の目的は、通信線103を介して
変換機通信部104と交換機との間で定期的にデータ通
信が行なわれているか否かを監視し、内線102を介し
て交換機に対する制御インターフェースモードの選択を
行なう為のものであり、通信が一定周期途絶えると“通
信中フラグ”をクリアし、「標準電話機インターフェー
スモード」となり、一定周期通信が安定に継続すると
“通信中フラグ”をセットし、「ボタン電話機インター
フェースモード」になる。
変換機通信部104と交換機との間で定期的にデータ通
信が行なわれているか否かを監視し、内線102を介し
て交換機に対する制御インターフェースモードの選択を
行なう為のものであり、通信が一定周期途絶えると“通
信中フラグ”をクリアし、「標準電話機インターフェー
スモード」となり、一定周期通信が安定に継続すると
“通信中フラグ”をセットし、「ボタン電話機インター
フェースモード」になる。
【0029】先ず、制御部101は交換機本体と通信中
であるか否かの判定を“通信中フラグ”によって行ない
(ステップ210)、セットされていれば、前記「交換
機データ受信処理」201の中でセットされる“受信フ
ラグ”のセット/リセットの確認を行なう(ステップ2
11)。本「タイマ処理」209が実行される前に、受
信割り込みが一度発生されていれば、“受信フラグ”は
セットされているはずであり、受信割り込みが発生して
いなければ、“受信フラグ”はリセットされたままのは
ずである。セットされていれば“受信フラグ”のクリア
を行ない(ステップ212)、次に、通信が中断した回
数をカウントする“中断カウンタ”のクリアを行ない
(ステップ213)、通信継続中を維持する。
であるか否かの判定を“通信中フラグ”によって行ない
(ステップ210)、セットされていれば、前記「交換
機データ受信処理」201の中でセットされる“受信フ
ラグ”のセット/リセットの確認を行なう(ステップ2
11)。本「タイマ処理」209が実行される前に、受
信割り込みが一度発生されていれば、“受信フラグ”は
セットされているはずであり、受信割り込みが発生して
いなければ、“受信フラグ”はリセットされたままのは
ずである。セットされていれば“受信フラグ”のクリア
を行ない(ステップ212)、次に、通信が中断した回
数をカウントする“中断カウンタ”のクリアを行ない
(ステップ213)、通信継続中を維持する。
【0030】一方、先のステップ211にて“受信フラ
グ”がリセットされたままであれば、前回のタイマ割り
込みから今回のタイマ割り込みまでの間、交換機データ
受信割り込みが発生していなかった事を意味しており、
交換機と交換機通信部104との間で定期的な通信が行
なわれていない通信断状態であるとして、“中断カウン
タ”を1加算しておく(ステップ214)。
グ”がリセットされたままであれば、前回のタイマ割り
込みから今回のタイマ割り込みまでの間、交換機データ
受信割り込みが発生していなかった事を意味しており、
交換機と交換機通信部104との間で定期的な通信が行
なわれていない通信断状態であるとして、“中断カウン
タ”を1加算しておく(ステップ214)。
【0031】次に“中断カウンタ”が規定値以上カウン
トされたか否かの判定を行ない(ステップ215)、規
定値に達していなければそのままタイマ割り込み処理を
終了(ステップ223)し、規定値に達していれば、
“通信中フラグ”のクリアを行ない(ステップ21
6)、交換機とのインターフェースモードを「標準電話
機インターフェースモード」とし、タイマ割り込み処理
を終了する。
トされたか否かの判定を行ない(ステップ215)、規
定値に達していなければそのままタイマ割り込み処理を
終了(ステップ223)し、規定値に達していれば、
“通信中フラグ”のクリアを行ない(ステップ21
6)、交換機とのインターフェースモードを「標準電話
機インターフェースモード」とし、タイマ割り込み処理
を終了する。
【0032】ところで、先のステップ210にて“通信
中フラグ”がクリアされていた場合(既に交換機とのイ
ンターフェースモードが「標準電話機インターフェース
モード」であった場合)、続いて“受信フラグ”の状況
を確認し、タイマ割り込みインターバル期間中に交換機
からの受信割り込みが発生しているか否かの判定を行な
い(ステップ217)、もしも発生していなければ、
「標準電話機インターフェースモード」を継続する為
に、交換機との間のデータ通信の再開回数を規定回数カ
ウントするための“再開カウンタ”をクリアする。
中フラグ”がクリアされていた場合(既に交換機とのイ
ンターフェースモードが「標準電話機インターフェース
モード」であった場合)、続いて“受信フラグ”の状況
を確認し、タイマ割り込みインターバル期間中に交換機
からの受信割り込みが発生しているか否かの判定を行な
い(ステップ217)、もしも発生していなければ、
「標準電話機インターフェースモード」を継続する為
に、交換機との間のデータ通信の再開回数を規定回数カ
ウントするための“再開カウンタ”をクリアする。
【0033】一方、前記(ステップ217)にて“受信
フラグ”がセットされていた事が確認されると、その
“受信フラグ”をクリアし(ステップ219)、次回の
受信割り込み監視に備える。次にデータ通信の再開回数
を意味する“再開カウンタ”を1加算し(ステップ22
0)、1回のデータ通信が成功した旨の記録を行なう。
そして、“再開カウンタ”のカウント回数の判定(ステ
ップ221)で規定回数以下であれば「標準電話機イン
ターフェースモード」を継続する為に、タイマ割り込み
処理を終了する(ステップ223)。また、ステップ2
21にて“再開カウンタ”が規定回数に達していたと判
定されたならば、交換機とのインターフェースモードを
制御データ通信を主体とした「ボタン電話機インターフ
ェースモード」に切り替える為、“通信中フラグ”をセ
ットし(ステップ222)、タイマ処理209を終了す
る。
フラグ”がセットされていた事が確認されると、その
“受信フラグ”をクリアし(ステップ219)、次回の
受信割り込み監視に備える。次にデータ通信の再開回数
を意味する“再開カウンタ”を1加算し(ステップ22
0)、1回のデータ通信が成功した旨の記録を行なう。
そして、“再開カウンタ”のカウント回数の判定(ステ
ップ221)で規定回数以下であれば「標準電話機イン
ターフェースモード」を継続する為に、タイマ割り込み
処理を終了する(ステップ223)。また、ステップ2
21にて“再開カウンタ”が規定回数に達していたと判
定されたならば、交換機とのインターフェースモードを
制御データ通信を主体とした「ボタン電話機インターフ
ェースモード」に切り替える為、“通信中フラグ”をセ
ットし(ステップ222)、タイマ処理209を終了す
る。
【0034】次に図3のフローチャート301を使用し
て、制御部101の無線端末制御動作を説明する。
て、制御部101の無線端末制御動作を説明する。
【0035】制御部101は、タイマ処理209で設定
した、交換機との内線インターフェースモードを表わす
“通信中フラグ”の確認を行ない(ステップ302)、
「標準電話機インターフェースモード」であれば、次に
端末データ受信処理205で無線端末117から受信し
たデータがオフフックデータかオンフックデータであ
るかの判定を行ない(ステップ303)、オンフックデ
ータであればT−R105の開放を行ない(ステップ3
04)、内線102を待機状態とする。
した、交換機との内線インターフェースモードを表わす
“通信中フラグ”の確認を行ない(ステップ302)、
「標準電話機インターフェースモード」であれば、次に
端末データ受信処理205で無線端末117から受信し
たデータがオフフックデータかオンフックデータであ
るかの判定を行ない(ステップ303)、オンフックデ
ータであればT−R105の開放を行ない(ステップ3
04)、内線102を待機状態とする。
【0036】次に待機状態中、ベル検知部107によっ
てT−R105上にベル信号を検知すると(ステップ3
05)無線端末117に対して端末呼出の旨の制御デー
タを送信し(ステップ306)、一方ベル信号を検知し
なかったならば、ステップ306をジャンプする。その
後先に説明したステップ302に戻り交換機とのインタ
ーフェースモードの判定を行なう。一方、先に説明した
ステップ303にて、無線端末117から受信したデー
タがオフフックデータであると判定されたならば、無
線端末117の状態は、ダイヤル発信中か通話中のどち
らかである為、T−R105の接続を行なう(ステップ
307)。
てT−R105上にベル信号を検知すると(ステップ3
05)無線端末117に対して端末呼出の旨の制御デー
タを送信し(ステップ306)、一方ベル信号を検知し
なかったならば、ステップ306をジャンプする。その
後先に説明したステップ302に戻り交換機とのインタ
ーフェースモードの判定を行なう。一方、先に説明した
ステップ303にて、無線端末117から受信したデー
タがオフフックデータであると判定されたならば、無
線端末117の状態は、ダイヤル発信中か通話中のどち
らかである為、T−R105の接続を行なう(ステップ
307)。
【0037】次に無線端末117がダイヤル発信状態で
あるか否かを受信データより判定し(ステップ30
8)、データ未受信であれば、現状のT−R105接続
状態を継続する為に最初の(ステップ302)に戻る。
一方(ステップ308)にて無線端末通信部115がダ
イヤル発信する旨の制御データを無線端末117より受
信したならば、制御部101は、ダイヤルモードスイッ
チ113の設定状態を問い合わせ(ステップ309)、
パルスダイヤルモードであればデータのダイヤルデー
タをパルスダイヤルに変換し、ダイヤルリレーをオン/
オフ制御し、T−R105にループ電流の断続信号とし
てダイヤル信号を送出する(ステップ310)。
あるか否かを受信データより判定し(ステップ30
8)、データ未受信であれば、現状のT−R105接続
状態を継続する為に最初の(ステップ302)に戻る。
一方(ステップ308)にて無線端末通信部115がダ
イヤル発信する旨の制御データを無線端末117より受
信したならば、制御部101は、ダイヤルモードスイッ
チ113の設定状態を問い合わせ(ステップ309)、
パルスダイヤルモードであればデータのダイヤルデー
タをパルスダイヤルに変換し、ダイヤルリレーをオン/
オフ制御し、T−R105にループ電流の断続信号とし
てダイヤル信号を送出する(ステップ310)。
【0038】一方、ステップ309にてダイヤルモード
がDTMF信号モードであると判断すると、データの
ダイヤルデータをDTMF信号送出部112にてDTM
F信号に変換し、切り替えスイッチ111の接点cを接
点b側から接点a側に切り替えてT−R105上にDT
MF信号を送出する(ステップ311)。ステップ31
0及びステップ311実行後は、再び最初の(ステップ
302)に戻り、インターフェースモードの判定を行な
う。
がDTMF信号モードであると判断すると、データの
ダイヤルデータをDTMF信号送出部112にてDTM
F信号に変換し、切り替えスイッチ111の接点cを接
点b側から接点a側に切り替えてT−R105上にDT
MF信号を送出する(ステップ311)。ステップ31
0及びステップ311実行後は、再び最初の(ステップ
302)に戻り、インターフェースモードの判定を行な
う。
【0039】ところで、前記(ステップ302)にて制
御部101は、“通信中フラグ”の状態から交換機のイ
ンターフェースモードが「ボタン電話機インターフェー
スモード」であると判断した場合、無線端末117から
送出された制御データがオフフックかオンフックである
かを受信データより判定し(ステップ312)、オン
フックであれば、待機状態としてT−R105の開放を
行なう(ステップ313)。次に制御部101は無線端
末117より受信したオンフックデータを交換機通信部
104を介して交換機に対して既に送出したか否かの判
定を行ない(ステップ314)、送出していなければ送
出し(ステップ315)、既に送出していればステップ
315をジャンプする。
御部101は、“通信中フラグ”の状態から交換機のイ
ンターフェースモードが「ボタン電話機インターフェー
スモード」であると判断した場合、無線端末117から
送出された制御データがオフフックかオンフックである
かを受信データより判定し(ステップ312)、オン
フックであれば、待機状態としてT−R105の開放を
行なう(ステップ313)。次に制御部101は無線端
末117より受信したオンフックデータを交換機通信部
104を介して交換機に対して既に送出したか否かの判
定を行ない(ステップ314)、送出していなければ送
出し(ステップ315)、既に送出していればステップ
315をジャンプする。
【0040】次に、着信制御の為のデータを交換機通信
部104を介して受信しているか否かを受信データよ
り判定し(ステップ316)、受信していれば無線端末
117に対して端末呼出の為に着信データを送出し(ス
テップ317)、受信していなければステップ317を
ジャンプする。その後無線端末117の表示部に表示す
るデータが有るか否かを受信データより判定し(ステ
ップ323)、表示データが存在すれば無線端末117
に表示すべきデータを送信し(ステップ324)、表示
すべきデータが無ければステップ324をジャンプす
る。
部104を介して受信しているか否かを受信データよ
り判定し(ステップ316)、受信していれば無線端末
117に対して端末呼出の為に着信データを送出し(ス
テップ317)、受信していなければステップ317を
ジャンプする。その後無線端末117の表示部に表示す
るデータが有るか否かを受信データより判定し(ステ
ップ323)、表示データが存在すれば無線端末117
に表示すべきデータを送信し(ステップ324)、表示
すべきデータが無ければステップ324をジャンプす
る。
【0041】次に無線端末117より操作パネル上の転
送・会議通話・局線選択等のボタン電話機特有の機能キ
ーが押された旨のデータを無線端末通信部115が受信
したか否かを受信データにより判定し(ステップ32
5)、受信していれば、そのデータを交換機通信部10
4を介して送信し(ステップ326)、受信していなけ
ればステップ326をジャンプする。その後再び最初の
(ステップ302)に戻り、インターフェースモードの
判定を行なう。
送・会議通話・局線選択等のボタン電話機特有の機能キ
ーが押された旨のデータを無線端末通信部115が受信
したか否かを受信データにより判定し(ステップ32
5)、受信していれば、そのデータを交換機通信部10
4を介して送信し(ステップ326)、受信していなけ
ればステップ326をジャンプする。その後再び最初の
(ステップ302)に戻り、インターフェースモードの
判定を行なう。
【0042】一方、制御部101は、前記(ステップ3
12)でオフフックデータを受信していると判定したな
らば、フックリレー108を制御しT−R105を接続
する(ステップ318)。このT−R105接続動作
は、着信時の応答あるいはダイヤル発信の為のものであ
る。次に変換機に対して既にオフフックデータを送信し
たか否かの判定を行ない(ステップ319)、未だ送信
していなければ、端末がオフフックした旨のデータの送
信を行ない、既に送信していればステップ320をジャ
ンプする。
12)でオフフックデータを受信していると判定したな
らば、フックリレー108を制御しT−R105を接続
する(ステップ318)。このT−R105接続動作
は、着信時の応答あるいはダイヤル発信の為のものであ
る。次に変換機に対して既にオフフックデータを送信し
たか否かの判定を行ない(ステップ319)、未だ送信
していなければ、端末がオフフックした旨のデータの送
信を行ない、既に送信していればステップ320をジャ
ンプする。
【0043】次に制御部101は、オフフック中で有れ
ばダイヤル発信操作を意味するデータを受信したか否か
を無線端末117より受信したデータより判定し(ス
テップ321)、ダイヤルデータを受信していれば交換
機通信部104を介してダイヤルデータの送信を行ない
(ステップ322)、受信していなければステップ32
2をジャンプする。以降、先に説明したステップ323
に進み、表示データの受信判定を行なう様に制御する。
ばダイヤル発信操作を意味するデータを受信したか否か
を無線端末117より受信したデータより判定し(ス
テップ321)、ダイヤルデータを受信していれば交換
機通信部104を介してダイヤルデータの送信を行ない
(ステップ322)、受信していなければステップ32
2をジャンプする。以降、先に説明したステップ323
に進み、表示データの受信判定を行なう様に制御する。
【0044】なお、本発明による無線端末制御装置10
0の内線102の接続先を標準電話機インターフェース
を具備する交換機とボタン電話機インターフェースを具
備する交換機で説明したが、標準電話機インターフェー
スと同等の回線インターフェース構造を具備する公衆回
線網に接続可能である。
0の内線102の接続先を標準電話機インターフェース
を具備する交換機とボタン電話機インターフェースを具
備する交換機で説明したが、標準電話機インターフェー
スと同等の回線インターフェース構造を具備する公衆回
線網に接続可能である。
【0045】
【発明の効果】以上の様に本発明は、交換機の内線イン
ターフェース部分に標準電話機インターフェースとボタ
ン電話機インターフェースの双方を備えた上で、制御部
により交換機通信部の通信状態の確定を判定する事によ
り、そのインターフェースモードの切り替えを行なう。
そして、本機がメーカ専門のボタン電話機専用内線イン
ターフェースを備える交換機に接続された場合には、会
議通話・局線選択等のサービスを無線端末の簡単な機能
ボタン操作により提供可能であり、一方局線状態表示・
会議通話・着信者番号あるいは名前・メッセージ表示等
様々なサービスを無線端末の表示部により提供可能であ
る。
ターフェース部分に標準電話機インターフェースとボタ
ン電話機インターフェースの双方を備えた上で、制御部
により交換機通信部の通信状態の確定を判定する事によ
り、そのインターフェースモードの切り替えを行なう。
そして、本機がメーカ専門のボタン電話機専用内線イン
ターフェースを備える交換機に接続された場合には、会
議通話・局線選択等のサービスを無線端末の簡単な機能
ボタン操作により提供可能であり、一方局線状態表示・
会議通話・着信者番号あるいは名前・メッセージ表示等
様々なサービスを無線端末の表示部により提供可能であ
る。
【0046】一方標準電話機専用の内線インターフェー
スを備える他メーカの交換機あるいは公衆回線網に接続
された場合には、発着信あるいはT−Rのダイヤル特番
で実現可能なフッキング保留・内線転送等一般的な交換
機で提供されるサービスを無線端末の操作ボタンで提供
可能である。
スを備える他メーカの交換機あるいは公衆回線網に接続
された場合には、発着信あるいはT−Rのダイヤル特番
で実現可能なフッキング保留・内線転送等一般的な交換
機で提供されるサービスを無線端末の操作ボタンで提供
可能である。
【0047】このインターフェースの自動判別機能によ
り、設置工事業者の作業が簡略化され、しかも交換機本
体のインターフェース回路に合わせて本装置のインター
フェース回路を取り替える必要が無くなり、装置の汎用
性を向上させるという優れた効果がある。
り、設置工事業者の作業が簡略化され、しかも交換機本
体のインターフェース回路に合わせて本装置のインター
フェース回路を取り替える必要が無くなり、装置の汎用
性を向上させるという優れた効果がある。
【図1】本発明の実施例に於ける無線端末制御装置の構
成図
成図
【図2】本発明に於ける制御部101の受信割り込み及
びタイマ割り込みに関するフローチャート
びタイマ割り込みに関するフローチャート
【図3】本発明に於ける制御部101の無線端末制御の
フローチャート
フローチャート
100 無線端末制御装置 101 制御部 102 内線 103 通信線 104 交換機通信部 105 T−R 106 コンデンサ 107 ベル検知部 108 フックリレー 109 ダイヤルリレー 110 2線4線変換部 111 切り替えスイッチ 112 DTMF送出部 113 ダイヤルモードスイッチ 114 プルアップ抵抗 115 無線端末通信部 116 アンテナ 117 無線端末 118 ハードウエアタイマ 119 モジュラージャック
Claims (1)
- 【請求項1】内線端末装置として標準電話機が接続出来
る交換機の内線に接続される直流ループ閉結手段とベル
信号検知手段とダイヤル信号送出の為のパルスダイヤル
送出手段とDTMF送出手段と音声の送話と受話を行な
う音声信号伝達手段を具備する標準電話機インターフェ
ース手段と、交換機と端末装置間でデータ通信の機能を
有するボタン電話機を内線端末装置として接続出来る交
換機の内線に接続される変換機通信手段を具備するボタ
ン電話機インターフェース手段と、無線接続され通話・
ダイヤル操作・着信音送出及び各種情報表示可能な無線
端末を制御する為の各種制御データの送受信と音声の送
受信を行なう無線端末通信手段とを有し、前記ボタン電
話機インターフェース手段にて交換機間とのデータ通信
が確立出来なかった場合は前記標準電話機インターフェ
ース手段のみにて発着信制御を行ない、前記ボタン電話
機インターフェース手段において交換機とのデータ通信
が確立出来た場合には前記ボタン電話機インターフェー
ス手段にて交換機間との発着信制御・前記無線端末に対
する表示データ伝送及び前記無線端末の特殊機能ボタン
のデータ伝送を行ない、音声信号に関しては前記標準電
話機インターフェース手段を介して交換機との間で伝送
させる制御部を備えた事を特徴とする無線端末制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17401792A JP3092332B2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 無線端末制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17401792A JP3092332B2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 無線端末制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622360A true JPH0622360A (ja) | 1994-01-28 |
JP3092332B2 JP3092332B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=15971189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17401792A Expired - Fee Related JP3092332B2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 無線端末制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3092332B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6337979B1 (en) | 1997-06-30 | 2002-01-08 | Nec Corporation | PDC (personal digital cellular) communication controlling apparatus and system thereof |
-
1992
- 1992-07-01 JP JP17401792A patent/JP3092332B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6337979B1 (en) | 1997-06-30 | 2002-01-08 | Nec Corporation | PDC (personal digital cellular) communication controlling apparatus and system thereof |
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---|---|
JP3092332B2 (ja) | 2000-09-25 |
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