JP2543060B2 - 電話交換機 - Google Patents

電話交換機

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JP2543060B2
JP2543060B2 JP62002388A JP238887A JP2543060B2 JP 2543060 B2 JP2543060 B2 JP 2543060B2 JP 62002388 A JP62002388 A JP 62002388A JP 238887 A JP238887 A JP 238887A JP 2543060 B2 JP2543060 B2 JP 2543060B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電話交換機に関するものである。
従来の技術 従来、ハイブリッド型構内電話交換機専用の4線式ボ
タン電話機(以下ボタン電話機と略称する)と通常の標
準型単独電話機または留守番電話機及びデータ端末器
(以下、一般端末装置とする)の両方を使用可能なハイ
ブリッド型構内電子交換機では、内線の通話用線(TR
線)の直流ループ電流の有無によってオンフック状態及
びオフフック状態の判別をする機能と、内線のデータ通
信用線(HL線)から送られてくるデータによって判別す
る機能の両方が備わっている。そして、一部の内線のみ
にボタン電話機を接続する場合には、ハイブリッド型構
内電子交換機内においてボタン電話機を接続する内線に
ついてあらかじめその旨の設定を行うようになってい
た。この場合、ボタン電話機用として設定されている内
線では、オンフック状態及びオフフック状態の判別はデ
ータ通信線から送られてくるデータによって行われ、一
般端末装置の使用が設定されている内線では、オンフッ
ク状態及びオフフック状態の判別は直流ループ電流の有
無によって行なわれる。
発明が解決しようとする問題点 従来の方式では、内線接続機器として一般端末装置の
使用を設定している内線での一般端末装置同志、例えば
標準型単独電話機と留守番電話機、または標準型単独電
話機同志の並列接続使用は可能であるものの、ボタン電
話機の使用を設定している内線では、ボタン電話機と一
般端末装置の並列接続使用では次のような不具合が生じ
ていた。つまり、ボタン電話機と一般端末装置との両方
が同一の内線に並列に使用されている状態において、ボ
タン電話機を使用している人が送受話器を置いてしまう
と交換機側にオンフックデータが送出されるので、他の
人が通常の電話機を用いて通話中であるにもかかわらず
回線は切断されてしまう。本発明は同一内線にボタン電
話機と一般端末装置とを並列に接続でき、利用者にとっ
て非常に使い勝手のよい電話交換機を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 以上の問題を解決する為に本発明は、外部の交換局に
接続された局線と、通話用線(TR線)とデータ通信用線
(HL線)とで構成された4線式の内線と、データ通信用
線(HL線)を介してデータ通信を行うデータ通信手段
と、通話用線(TR線)の直流ループ電流の有無を判別す
る直流ループ監視手段と、局線と内線との間並びに内線
相互間の回線の接続、切断及び装置全体の動作を司る制
御手段とを有するハイブリッド型構内電話交換機であっ
て、 内線のうちのある回線に、4線式の構内電話交換機専
用電話機と通話用線(TR線)を利用する一般端末装置と
が並列接続され、構内電話交換機専用電話機と一般端末
装置との両方で送受話器がオフフックされている並列通
話状態において、 制御手段は、並列通話状態の内線を回線接続処理して
いる状態であって、並列通話状態の内線のうちデータ通
信用線(HL線)からオンフックデータを受信したとき
は、並列通話状態の内線のうち通話用線(TR線)の直流
ループ監視手段から直流ループ電流の停止が検出された
後に、並列通話状態の内線の回線切断処理を行うように
制御することを特徴とする電話交換機である。
作 用 以上のように構成したことにより、回線切断を行うに
は通話用線における直流ループ電流が無くなっているこ
とが必須要件となり、並列通話状態においてボタン電話
からのオンフックデータを受信した場合であつても、直
流ループ電流が停止しない限り回線切断を行わないの
で、上記ボタン電話と並列に接続された一般端末装置で
はその後も通話を継続することができる。
実施例 以下に図面により本発明の実施例を説明する。第1図
は、本発明の実施例であるハイブリッド型電子交換機
と、それに接続されたボタン電話機のブロックダイヤグ
ラムである。100はハイブリッド型電子交換機である。
ハイブリッド型電子交換機100において、内線の1回線
は通話用線(TR線)202とデータ通信用線(HL線)201と
で構成された4線式であって、107は通話用線202の直流
ループ電流及びパルスダイヤル信号を監視する直流ルー
プ監視部、108は通話用線202にベル信号を送出するベル
信号発生部、105は通話用線202へ直流ループ電流を供給
するとともに音声帯域での結合を行なう加入者回路部で
ある。109は直流ループ監視部107と加入者回路部105と
の接続及び、直流ループ監視部107とベル信号発生部108
との接続の切換えを行なうリレー接点である。
102はデータ通信線201に接続され、ボタン電話機300
とのデータ通信を行なうデータ通信部である。以上で説
明した直流ループ監視部107、ベル信号発生部108、加入
者回路部105、データ通信部102によって加入者インター
フェース部110が構成される。103は外部交換局からの局
線204と接続され、局線204との電気的インタフェースを
行なう局線トランク部である。104は複数の内線と曲線2
04との間の切換接続を行う通話路部であり、複数の内線
のそれぞれに設けられた加入者回路部105と局線トラン
ク部103とで音声帯域での接続が行われる。106はDTMF受
信部であり、DTMF受信部106は曲線トランク部103および
加入者回路部105とともに通話路部104に接続されてい
る。すなわち、通話路部104によって加入者回路部105と
接続可能なようになっており、一般端末装置より通話用
線202を介して送信される多周波選択信号を、直流ルー
プ監視部107、加入者回路部105を通して受信することが
できる。101は、データ通信部102、DTMF受信部106及び
その他の装置からの情報を受け、加入者線インターフェ
ース部110、通話路部104、局線トランク部103等の制御
を行なう制御部である。
次に、ボタン電話機300の構成について説明する。302
はハイブリッド型電子交換機100とデータ通信線201を通
してデータ通信を行なうデータ通信部、303は使用者に
対して着信音送出、及び着信中ランプ表示、使用中ラン
プ表示、他端末使用中ランプ表示等を行なう表示部、30
4はダイヤルボタン、外線選択ボタン、その他ハイブリ
ッド型電子交換機100の機能を制御する機能ボタン等が
設けられた操作部、305は受話器306での音声通話を可能
ならしめる通話回路部である。307は通話用線202と通話
回路部305との接続を行ない、通話用線202の直流ループ
の開閉を受話器306のオン/オフフックにより行なうフ
ックスイッチである。301は、操作部304からの入力、及
びフックスイッチ307からの入力を受け、データ通信部3
02とのデータ入出力の制御、表示部303の制御、通話回
路部305の制御等を行なう制御部である。
ところで、203は通話用線202に、ボタン電話機300と
並列に接続された標準型単独電話機(以下、通常電話機
とする)である。
以上のように構成された本実施例のハイブリッド型電
子交換機について以下にその動作を第2図から第7図を
用いて説明する。
第2図は局線204からの着信が発生した場合の、制御
部101が各部を制御するフローチャートである。
局線204からの着信を検出(ステップ801)すると、デ
ータ通信線201を通してボタン電話機300に着信データを
送出(ステップ802)し、また通常電話機203に対しては
通話用線202を介してベル信号を送出する。ベル信号の
送出はリレー109をb側に接続し、ベル信号発生器108よ
り出力された信号を直流ループ監視部107を通して通話
用線202に送り出す。
次に、ステップ804に移行する。ステップ804では、ボ
タン電話機300からのオフフックデータが送られている
かどうかの判断が行われ、ボタン電話機300が未だオン
フックのままの状態であればすぐに直流ループ電流有無
の判断が行なわれる(ステップ805)。もしも、ボタン
電話機300からのオフフックデータが送られておらず、
直流ループ電流もない場合には、そのままステップ802,
803,804,805繰返し着信データ及びベル信号を送出し続
ける。
ボタン電話機300がオフフックされてオフフックデー
タが送られてくると、ボタン電話機300に対して応答デ
ータを送出する(ステップ808)とともに、回線接続処
理(ステップ809)に移る。
一方、ステップ805の時点で直流ループの閉結を検知
すると、ステップ806に移り、そこで再度ボタン電話機3
00からのオフフックデータが受信されていないかどうか
の判別が行われ、もしオフフックデータが受信されてい
るならばボタン電話機300のオフフックであると認識
し、ステップ808に移行する。ステップ806でオフフック
データが受信されていないならば、着信に応答してオフ
フック状態となっているのは通常電話機203であること
を認識し、ステップ807へ移行する。ステップ807ではデ
ータ通信線201介してボタン電話機300へ、並列に接続さ
れた通常電話機203がオフフック状態となっている旨の
情報がのせられた応答データを送出する。
一方、ステップ808ではそのような情報はのせられて
いない単なる応答データが送出される。そして、その後
は前述の回線接続処理(ステップ809)に移る。
相手先と回線が接続された後は、ステップ810,ステッ
プ811,ステップ812,ステップ813のループ,またステッ
プ810,ステップ811,ステップ814のループを繰返し、直
流ループの開放、及びデータ通信線201を介して送られ
るオフフックデータの監視が行われる。
ステップ810で直流ループが開放されていなければ、
ステップ811に移る。ステップ811において、オフフック
データが受信されていることを検知するとステップ814
に移り、通常の応答データを送出してステップ810に戻
る。もし、ステップ810で直流ループが開放されたこと
を検知すれば、ステップ815へ移行し、相手先との回線
切断処理が行なわれる。
一方、ステップ811でオフフックデータが受信されて
おらず、オンフック状態となっていることを検知する
と、ステップ812に移り、そこで再度直流ループは開放
されていないかどうかの判別が行われ、もし直流ループ
が開放されているならばボタン電話機300と通話用線202
の両方がオフフック状態であると認識し、ステップ815
へ移行して相手先との回線切断処理が行なわれる。ステ
ップ812において直流ループは開放されていないと判断
された場合、ボタン電話機300以外の端末、つまり通話
用線202に並列に接続されている通常電話機203が依然使
用中であることを確認し、通常電話機203がオフフック
状態にある旨の情報がのせられた応答データをボタン電
話機300へ送出する(ステップ813)。そして、その後は
ステップ810へ戻り、ひき続き直流ループの開放及びデ
ータ通信線201からのオフフックデータの監視が行われ
る。
ステップ815にて回線切断処理が行なわれた後は、ス
テップ816へ移行する。ステップ816では、その内線に接
続されている端末全てが未使用中である旨の情報がのせ
られた応答データをデータ通信線201を介してボタン電
話機300へ送出する。
第3図はボタン電話機300及び通常電話機203に対し着
信があり、ボタン電話機300が先にオフフックした場合
の実際の動作を示すシーケンフローである。
ボタン電話機300は、着信データの情報により表示部3
03を用いて着信表示を行なう。また通常電話機203は送
られてきたベル信号によりベル鳴動を行なう。使用者が
ボタン電話機300の受話器306をオフフックするとオフフ
ックデータがデータ通信線201を通してハイブリッド型
電子交換器100へ送出される。オフフックと同時にボタ
ン電話機300は、フックスイチ307により通話用線202の
直流ループの閉結を行なう。
ハイブリッド型電子交換機100は、オフフックデータ
によりボタン電話機300のオフフックを検知し、ボタン
電話機300に対して応答データを送出すると同時にリレ
ー109をa側に接続してベル信号停止をさせる。一方、
ボタン電話機300は応答データを受信すると、表示部303
に内線の使用中表示を行なう。ベル停止後、使用者が通
常電話機203をオフフックした場合、及びオンフック状
態にもどした場合には、当然通話用線202側の直流ルー
プの開放及び閉結が生じる。しかし、既に並列に接続さ
れたボタン電話機300側の直流ループは閉結されている
ので、ハイブリッド型電子交換機100の直流ループ監視
部107には直流ループ電流の変化はほとんど起こらず、
回線切断処理も行なわれない。通常電話機203がオフフ
ック状態となっている時は、ボタン電話機300と通常電
話機203の並列通話状態となる。
その通話状態のまま再度通常電話機203がオフフック
されて通常電話機203を通る直流ループが閉結し、その
後、ボタン電話機300がオンフックされると、ハイブリ
ッド型電子交換機100はボタン電話機300からのオンフッ
クデータにもとづいてオンフックを検知し、ボタン電話
機300へ応答データを返送する。
このとき、ボタン電話機300のオンフックと同時にボ
タン電話機300側の直流ループも開放となるが、既に通
常電話機203側の直流ループは閉結となっている為、回
線保持は通常電話機203に引継がれることとなり、ボタ
ン電話機300での現在までの通話は通常電話機203にて継
続することができる。ボタン電話機300は応答データの
情報にしたがって、表示部303に他端末使用中表示を行
なう。
その後、通常電話機203がオンフックされると、通話
用線202側の直流ループも開放され、ハイブリッド型電
子交換機100は回線切断処理を行って全ての通話を終了
する。ボタン電話機300は、通話用線202が開放された旨
の未使用表示を行なう。
第4図は着信時において、通常電話機203が先にオフ
フックされた場合の実際の動作を示すシーケンスフロー
である。通常電話機203がオフフックされると、通常電
話機203側の直流ループが閉結となり、ハイブリッド型
電子交換機100は、直流ループ監視部107からの情報によ
りオフフックとなったことを認識する。ただし、その時
点ではデータ通信線201からのオフフックデータは受信
されていない為、ハイブリッド型電子交換機100は通常
電話機203のオフフックであると認識する。そして、ボ
タン電話機300に対しては通常電話機203がオフフック状
態となっている旨の情報がのせられた応答データを送出
するとともに通常電話機203へ送出していたベル信号を
停止させる。ボタン電話機300は応答データの情報によ
り、表示部303に他端末使用中表示を行なう。以後は、
使用者は通常電話機203にて通話することとなる。その
間に他の使用者がボタン電話機300をオフフックする
と、電話機300からオフフックデータがハイブリッド型
電子交換機100へ送出される。そして、そのオフフック
データがハイブリッド型電子交換機100にて検知され
る。ボタン電話機300に対しては特別な情報はのせられ
ていない単なる応答データが返送され、ボタン電話機30
0は他端末使用中表示をやめ、ボタン電話機300自身の使
用を示す使用中表示を行なう。そして、ボタン電話機30
0と通常電話機203とは並列通話状態となる。この状態に
おいて通常電話機203でオンフック及びオフフックの操
作がなされた場合は、第3図のシーケンスと同様であ
る。ボタン電話機300がオンフックされると、送出され
たオンフックデータはハイブリッド型電子交換機100に
て検知され、今度は通常電話機がオフフック状態である
旨の情報がのせられた応答データがボタン電話機300へ
返送される。ボタン電話機300は応答データの情報に従
って再び他端末使用中表示を行う。そしてボタン電話機
300がオンフックされた後で通常電話機203がオンフック
されると、通話用線202の直流ループ電流は完全に遮断
され、ハイブリッド型電子交換機100は応答データをボ
タン電話機300に返送して、全ての通話を終了する。ボ
タン電話機300は応答データを受信すると、その情報に
従って未使用表示を行なう。
次に、発信時について説明する。
第5図はボタン電話機300及び通話用線202の発信にと
もなって制御部101が各部を制御するフローチャートで
ある。
着信前の待機時ではステップ902,ステップ903を繰返
し、直流ループの閉結及びデータ通信線201からのオフ
フックデータの監視が行なわれる。もし、ステップ902
でオフフックデータの受信が検知されたならばボタン電
話機300のオフフックであると認識し、ステップ908へ移
行する。一方、ステップ903で直流ループの閉結が検知
されたならば、ステップ904へ移行し、再びオフフック
データ受信の判別が行なわれる。ステップ904にてもし
オフフックデータの受信が検知されたならば、ボタン電
話機300のオフフックであると認識し、ステップ908へ移
行する。ステップ904にてオフフックデータの受信が検
知されないならば通常電話機203のオフフックであると
認識し、ステップ905へ移行する。
ステップ905では第2図に示されるステップ807と同様
な応答データを送出する。一方、ステップ908では第2
図に示されるステップ808と同様に、特別な情報はのせ
られていない通常の応答データを送出する。
ステップ905の次はステップ906へ移り、DTMF受信部10
6によるDTMFダイヤル信号を受信可能、かつ直流ループ
監視部107によるパルスダイヤル信号受信可能な状態と
なって内線から送られてくるダイヤル信号を待つ(ステ
ップ907)。ステップ907でダイヤル信号を全て受けつけ
たことが判明すると、ステップ911へ移り、相手先の呼
出し動作を行う。
一方、ステップ908の次はステップ909へ移り、データ
通信線201からのダイヤルデータ受信可能な状態とな
る。そして、ステップ910にてボタン電話機300から送ら
れてくるダイヤルデータを完全に受信してから前述のス
テップ911に移行して相手先の呼出し動作を行う。ステ
ップ912にて相手方がオフフックとなって回線がつなが
ったことがわかると、内線と外線とを接続して通話状態
にうつる。通話状態では、第2図に示される破線で囲ま
れたステップ800と同じ手順を踏むこととなる。
第6図は発信のためにボタン電話機300が先にオフフ
ックした場合の実際の動作を示すシーケンスフローであ
る。ボタン電話機300がオフフック状態となると、ハイ
ブリッド型電子交換機100へオフフックデータを送出す
ると共に、フックスイッチ307が閉結し、ボタン電話機3
00を通る直流ループが閉結となる。ハイブリッド型電子
交換機100は、たとえば直流ループが閉結となっても、
オフフックデータを受信したことによって、ボタン電話
機300のオフフックであることを認識する。
ハイブリッド型電子交換機100は、ボタン電話機300の
オフフックであると認識している為、DTMF受信部106の
接続処理、及び直流ループ監視部107でのパルスダイヤ
ル監視は行なわない。
また、ハイブリッド型電子交換機100はオフフックデ
ータに従って、ボタン電話機300に対して応答データを
送出する。ボタン電話機300は応答データの情報によ
り、使用中表示を行なう。ボタン電話機300によりダイ
ヤリングを行なうと、ダイヤルデータはデータ通信部30
2よりデータ通信線201を通して、ハイブリッド型電子交
換機100に送出される。ハイブリッド型電子交換機100
は、ボタン電話機300からのダイヤルデータを受信する
と、該当する呼出し相手との接続を行ない、応答データ
を返送する。ボタン電話機300はその応答データの情報
により、再び使用中表示を行なう。
ボタン電話機300のオフフック後、通常電話機203がオ
フフック状態となれば、ボタン電話機300と通常電話機2
03の並列通話状態となる。
第7図は通常電話機203が先にオフフックされた場合
の実際の動作を示すシーケンスフローである。
まず、通常電話機203がオフフックされると、ハイブ
リッド型電子交換機100は直流ループの閉結を検知する
が、データ通信部102ではオフフックデータは受信され
ていない為、通常電話機203のオフフックであると認識
し、DTMF受信部106の接続処理、及び直流ループ監視部1
07でのパルスダイヤル監視を行なう。また、ハイブリッ
ド型電子交換機100は、ボタン電話機300に対して通常電
話機203が使用されているという情報をのせた応答デー
タを送出する。ボタン電話機300はその応答データの情
報により使用中表示を行なうと同時に、通常電話機203
との、ダイヤル衝突を避ける為、ダイヤル発信不可能状
態となる。
通常電話機203によりダイヤリングを行なうと、ダイ
ヤル信号はハイブリッド型電子交換機100に送出され
る。ハイブリッド型電子交換機100は、そのダイヤル信
号をDTMF受信部106または直流ループ監視部107で受信す
ると、該当する呼出し相手への接続処理を行なう。ハイ
ブリッド型電子交換機100は回線接続後も引続きボタン
電話機300に対して並列接続された通常電話機203が使用
されているという情報がのせられた応答データを送出し
続ける。ボタン電話機300はその応答データの情報によ
り、引続き他端末使用中表示を行なう。
その後、ボタン電話機300がオフフックされると、オ
フフックデータはハイブリッド型電子交換機100にて検
知され、ボタン電話機300に対して応答データが返送さ
れる。ボタン電話機300は応答データに従ってボタン電
話機300自身が使用中であることを示す使用中表示を行
なう。そして、ボタン電話機300と通常電話機203との並
列通話状態となる。使用者が並列通話状態時に通常電話
機203にてオンフック及びオフフック操作を行ったとし
ても、第3図に示されるシーケンスフローと同様ハイブ
リッド型電子交換機100は何も反応しない。
そしてボタン電話機300がオンフックされると、送出
されたオンフックデータはハイブリッド型電子交換機10
0にて検知され、ボタン電話機300へ通常電話機203が使
用状態となっている旨の情報をのせた応答データが返送
される。ボタン電話機300はその応答データの情報によ
り再び他端末使用中表示を行なう。またオンフックされ
ると同時にボタン電話機300側の直流ループは開放状態
となり、ボタン電話機300は、待機状態となる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、外部の交換局に
接続された局線と、通話用線(TR線)とデータ通信用線
(HL線)とで構成された4線式の内線と、データ通信用
線(HL線)を介してデータ通信を行うデータ通信手段
と、通話用線(TR線)の直流ループ電流の有無を判別す
る直流ループ監視手段と、局線と内線との間並びに内線
相互間の回線の接続、切断及び装置全体の動作を司る制
御手段とを有するハイブリッド型構内電話交換機であっ
て、 内線のうちのある回線に、4線式の構内電話交換機専
用電話機と通話用線(TR線)を利用する一般端末装置と
が系列接続され、構内電話交換機専用電話機と一般端末
装置との両方で送受話器がオフフックされている並列通
話状態において、 制御手段は、並列通話状態の内線を回線接続処理して
いる状態であって、並列通話状態の内線のうちデータ通
信用線(HL線)からオンフックデータを受信したとき
は、並列通話状態の内線のうち通話用線(TR線)の直流
ループ監視手段から直流ループ電流の停止が検出された
後に、並列通話状態の内線の回線切断処理を行うように
制御することを特徴とする電話交換機である。
従って、並列通話状態においてボタン電話からのオン
フックデータを受信した場合であつても、直流ループ電
流が停止しない限り回線切断を行わないので、上記ボタ
ン電話と並列に接続された一般端末装置ではその後も通
話を継続することができる。そのため一つの内線にボタ
ン電話と一般端末装置とを並列に接続して使用する場合
であっても一般端末装置の使用の有無に関わりなくボタ
ン電話機においてオンフック及びオフフックを行うこと
が出来、使い勝手が非常に向上する。しかも交換機の設
置作業時にはボタン電話機か一般端末装置かの設定を行
なう必要はなく、一つの内線にボタン電話機及び一般端
末装置のどちらでも接続することができるので、どのよ
うな端末を接続するかを予め調べておく必要もなくな
り、設置作業は非常に容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における電話交換機の一実施例である
ハイブリッド型電子交換機とそれに接続されたボタン電
話機のブロックダイヤグラム、第2図は同ハイブリッド
型電子交換機においてある内線に着信があった時の制御
手順を示すフローチャート、第3図は同ハイブリッド型
電子交換機においてある内線に着信がありボタン電話機
が先にオフフックした場合のシーケンスフロー、第4図
は同ハイブリッド型電子交換機においてある内線に着信
があり通常電話機が先にオフフックした場合のシーケン
スフロー、第5図は同ハイブリッド型電子交換機におい
てある内線より発信があった時の制御手順を示すフロー
チャート、第6図は同ハイブリッド型電子交換機に接続
されたボタン電話機が先にオフフックした場合のシーケ
ンスフロー、第7図は同ハイブリッド型電子交換機に接
続された通常電話が先にオフフックした場合のシーケン
スフローである。 100……ハイブリッド型電子交換機 101……制御部 102……データ通信部 103……局線トランク部 104……通話路部 105……加入者回路部 106……DTMF受信部 107……直流ループ監視部 108……ベル信号発生部 109……リレー 110……加入者インターフェース部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部の交換局に接続された局線と、 通話用線(TR線)とデータ通信用線(HL線)とで構成さ
    れた4線式の内線と、前記データ通信用線(HL線)を介
    してデータ通信を行うデータ通信手段と、 前記通話用線(TR線)の直流ループ電流の有無を判別す
    る直流ループ監視手段と、 前記局線と前記内線との間並びに前記内線相互間の回線
    の接続、切断及び装置全体の動作を司る制御手段とを有
    するハイブリッド型構内電話交換機であって、 前記内線のうちのある回線に、前記4線式の前記構内電
    話交換機専用電話機と前記通話用線(TR線)を利用する
    一般端末装置とが並列接続され、 前記構内電話交換機専用電話機と前記一般端末装置との
    両方で送受話器がオフフックされている並列通話状態に
    おいて、 前記制御手段は、前記並列通話状態の内線を回線接続処
    理している状態であって、前記並列通話状態の内線のう
    ち前記データ通信用線(HL線)からオンフックデータを
    受信したときは、前記並列通話状態の内線のうち前記通
    話用線(TR線)の前記直流ループ監視手段から直流ルー
    プ電流の停止が検出された後に、前記並列通話状態の内
    線の回線切断処理を行うように制御することを特徴とす
    る電話交換機。
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