JPH04213268A - 自動車電話装置 - Google Patents

自動車電話装置

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JPH04213268A
JPH04213268A JP40118790A JP40118790A JPH04213268A JP H04213268 A JPH04213268 A JP H04213268A JP 40118790 A JP40118790 A JP 40118790A JP 40118790 A JP40118790 A JP 40118790A JP H04213268 A JPH04213268 A JP H04213268A
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JP
Japan
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signal
telephone
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line
call
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JP40118790A
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English (en)
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▲高▼橋 忠成
Tadashige Takahashi
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機とデータ端末装
置またはファクシミリ装置とを備え、電話回線の無線信
号を用いて通話とデータまたはファクシミリ通信とを行
う自動車電話装置、特に通話とデータまたはファクシミ
リ通信との自動着信機能を備えた自動車電話装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動車電話装置としては
、例えば特開昭63−280526号公報に記載される
ものがあった。以下、その構成を図を用いて説明する。
【0003】図2は従来の自動車電話システムの全体構
成図、及び図3は図2中の自動車電話装置の構成図であ
る。
【0004】図2に示すように、従来の自動車電話シス
テムは、電話回線の無線信号を用いて電話機による通話
とコンピュータ等のデータ端末装置によるデータ通信と
を行うシステムである。
【0005】このシステムでは、一般電話機1が一般交
換電話網4に接続されている。公衆電話回線側のデータ
送受信用のデータ端末装置2が、自動発信機能あるいは
トーン信号発信機能を有する公衆電話回線側のモデム3
を介して、一般交換電話網4に接続されている。この一
般交換電話網4には、自動車電話交換局5を介して無線
基地局6が接続され、該無線基地局6が自動車電話装置
10と無線通信で接続されている。
【0006】自動車電話装置10は、無線機で構成され
た送受信部11と、モデム部12と、電話機13と、コ
ンピュータ等で構成されたデータ送受信用のデータ端末
装置14とを、備えている。
【0007】図3に示すように、自動車電話装置10に
おいて、送受信部11は、着信表示線路A、フックスイ
ッチ線路B1,B2、音声受話路線D1,D2、音声送
話路線E1,E2、制御線路等の各種の線路Fにより、
モデム部12及び電話機13と接続されている。
【0008】送受話部11は、無線基地局6と無線電話
回線で結ばれ、該電話回線からの無線信号を送受信し、
着信時には着信表示線路Aに着信表示信号を送出する機
能を有している。
【0009】モデム部12は、切換スイッチ20、モデ
ム回路21、入出力ポート(以下、I/Oポートという
)22、マイクロプロセッサ23、インタフェース24
、インタフェース端子25、及びトーン発振回路26を
有している。切換スイッチ20は、I/Oポート22に
接続された線路切換制御路Cからの信号に基づき、送受
信部11に接続された音声受話路線D1及び音声送話路
線E1からなる音声路線を、電話機13に接続された音
声受話路線D2及び音声送話路線E2からなる音声路線
側の接点20a1,20a2と、モデム回路21側の接
点20b1,20b2とに、切替え接続する回路である
【0010】インタフェース端子25に接続されたデー
タ端末装置14は、自動着信時において情報の送受信を
行うもので、操作によって自動着信モードに指定され、
該指定にあるとき送受信レディ信号DTRを送出する機
能を有している。
【0011】次に、動作を説明する。
【0012】まず、図3の自動車電話装置10において
、データ端末装置14が送受信レディ信号DTRをマイ
クロプロセッサ23へ送出し、該マイクロプロセッサ2
3がそれに応答し、自動車電話装置10が着信を待つ。
【0013】一方、図2に示す公衆電話回線側のデータ
端末装置2は、自動発信モードに設定され、ダイヤルコ
マンドをモデム3へ送出する。モデム3は、そのコマン
ドを受け取って解読し、電話回線を閉結して選択信号を
一般交換電話網4へ送出する。該選択信号により、自動
車電話交換局5、及び無線基地局6を経て、自動車電話
装置10に対して発呼される。
【0014】発呼があると、図3の送受信部11がオフ
フックして外部の電話回線に接続される。その後、相手
がデータ通信か通話を望むのかをマイクロプロセッサ2
3で判定し、相手から一定時間内にトーン信号が検出で
きれば、それはデータ通信、一定時間にトーン信号がな
いときは通話として処理する。
【0015】その結果、データ通信のときは、切換スイ
ッチ20により、該切換スイッチ20及びモデム回路2
1を介して、電話回線に接続された送受信部11とデー
タ端末装置14とが接続され、データ通信が可能となる
。通話のときは、切換スイッチ20により、電話回線に
接続された送受信部11と電話機13とが、音声受話路
線D1,D2及び音声送話路線E1,E2を介して接続
され、トーン発振回路26から電話機13へトーン信号
が送出される。このトーン信号に伴い、電話機13が鳴
動するので、その時点から通話が可能となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の装置では、次のような課題があった。
【0017】従来の自動車電話装置10では、データ端
末装置14の送受信レディ信号DTRがオンになってい
るときで、かつ該自動車電話装置10に着信があった場
合、マイクロプロセッサ23でデータ通信と通話の判別
を行い、データ端末装置14または電話機13に自動着
信させるようになっている。そのため、コンピュータ等
で構成されるデータ通信用のデータ端末装置14のよう
に、RS232Cインタフェースに備えられた送受信レ
ディ信号DTR線を有する場合には、データ通信の自動
着信が可能である。
【0018】ところが、従来の自動車電話装置10にフ
ァクシミリ装置を設けた場合、該ファクシミリ装置には
、RS232Cインタフェースに備えられた送受信レデ
ィ信号DTR線がないので、マイクロプロセッサ23は
、ファクシミリ通信と通話の判別ができない。従って、
ファクシミリ通信を行う場合、外部の電話回線から着信
があると、該電話回線を接続した後、ファクシミリ装置
に設けられたハンドセットあるいは電話機13を用いて
、通信の相手方にデータか通話かを聞いてから、手動で
切替操作を行わなければならない。そのため、自動車の
走行中の自動着信、あるいは不在通信等ができず、不利
不便であった。
【0019】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、送受信レディ信号DTRのオン条件によってデ
ータと通話の判別を行い、電話機またはデータ端末装置
との自動着信を行う構成であるため、ファクシミリ通信
との判別ができず、それによってファクシミリ通信の自
動着信ができないという点について解決した自動車電話
装置を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、自動車電話装置において、電話回線の無線
信号を送受信し、着信時に着信表示信号を送出する送受
信部と、前記電話回線側と通話を行う電話機と、自動着
信モードに設定された着信時において前記電話回線側と
情報の送受信を行うデータ端末装置またはファクシミリ
装置と、前記送受信部と前記電話機、データ端末装置ま
たはファクシミリ装置との間の音声線路を切替える音声
切替部と、呼出信号を発生する呼出信号発生器と、前記
着信表示信号を受信すると前記送受信部へオフフック信
号を送出するオフフック信号送出手段と、制御手段とを
、備えたものである。
【0021】ここで、制御手段は、前記音声切替部及び
呼出信号発生器を制御し、前記オフフック信号の送出後
の所定時間、前記送受信部からのトーン信号の受信状態
を監視し、該所定時間内に該トーン信号を受信したとき
は前記呼出信号を前記データ端末装置またはファクシミ
リ装置へ送って通信を実行させ、該所定時間内に該トー
ン信号を受信しなかったときは前記呼出信号を前記電話
機へ送って通話を実行させる機能を有している。
【0022】
【作用】本発明によれば、以上のように自動車電話装置
を構成したので、データ端末装置またはファクシミリ装
置が自動着信モードに設定されているとき、外部から電
話回線を介して送受信部に着信があると、該送受信部か
ら着信表示信号が送出される。オフフック信号送出手段
は、着信表示信号を受信すると、送受信部へオフフック
信号を送出し、それによって該送受信部が電話回線を接
続する。すると、制御手段では、相手からのトーン信号
を所定時間傍受する。
【0023】制御手段は、所定時間内にトーン信号を受
信したときは、データまたはファクシミリ通信の着信と
判断し、該所定時間内にトーン信号を受信しなかったと
きは、通話の着信と判断する。データまたはファクシミ
リ通信の場合、制御手段は、音声切替部をデータ端末装
置またはファクシミリ装置側へ切替えると共に、呼出信
号発生器から呼出信号を発生させ、該呼出信号をデータ
端末装置またはファクシミリ装置へ送ってデータまたは
ファクシミリ通信を実行させる。これに対し、制御手段
は、通話の着信と判定した場合、音声切替部を電話機側
へ切替えると共に、呼出信号発生器から呼出信号を発生
させて該呼出信号を電話機へ送り、通話を実行させる。
【0024】このように、送受信レディ信号に無関係に
、データと通話、あるいはファクシミリ信号と通話の着
信を自動判別し、データ端末装置またはファクシミリ装
置、あるいは電話機に自動着信させることができる。 従って、前記課題を解決できるのである。
【0025】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す自動車電話装
置の構成図、及び図4はその自動車電話装置を含む自動
車電話システムの全体構成図である。
【0026】図4に示すように、自動車電話システムは
、無線電話回線を用いてデータまたはファックス通信と
通話等を行うシステムであり、従来の図2とほぼ同様に
、一般電話機1Aと公衆電話回線側のデータ端末装置2
とが、公衆電話回線側のモデム3に接続され、そのモデ
ム3が一般交換電話網4、自動車電話交換局5及び無線
基地局6を介して自動車電話装置30に接続される。
【0027】自動車電話装置30は、電話回線からの無
線信号を送受信する無線機からなる送受信部31と、該
送受信部31に接続された自動着信装置32と、該自動
着信装置32を介して送受信部31と接続される電話機
33及びコンピュータ等のデータ端末装置またはファク
シミリ装置34とで、構成されている。データ端末装置
またはファクシミリ装置34は、送受信信号の変復調を
行うモデムを内蔵している。この自動車電話装置30の
構成例が図1に示されている。
【0028】図1に示す自動車電話装置は、送受信部3
1と電話機33の物理的インタフェースが10線式で構
成され、電気的インタフェースが上り及び下りのシリア
ルデータで構成され、いわゆる大容量自動車電話といわ
れているものである。
【0029】即ち、送受信部31と自動着信装置32と
は、上りシリアル信号線路40,41及び下りシリアル
信号線路42,43で接続され、さらに該自動着信装置
32と電話機33とが、送信信号線路44,45及び受
信信号線路46,47からなる音声線路で接続されてい
る。自動着信装置32は、2線式加入者線路48を介し
てデータ端末装置またはファクシミリ装置34に接続さ
れている。
【0030】自動着信装置32は、モデム及び網制御回
路(NCU回路)等を有するデータ端末装置またはファ
クシミリ装置34に対して、2線式加入者線路48で接
続された局線部50を有している。
【0031】局線部50は、データ端末装置またはファ
クシミリ装置34からのプッシュボタン信号(以下、P
B信号という)を受信するPB信号受信器51と、2線
式加入者線路48に対する回線ループを検出する回線ル
ープ検出器52と、データ端末装置またはファクシミリ
装置34に対してダイヤルトーンを発生するダイヤルト
ーン発生器53と、呼出信号S54a,S54bを発生
する呼出信号発生器54と、2線式加入者線路48に対
して直流電流を供給する直流電源55と、音声切換器5
6とを、備えている。音声切換器56は、接点56a1
,56a2,56b1,56b2を有し、データ端末装
置またはファクシミリ装置34に対する自動受信モード
と手動受信モードとを切替える回路である。
【0032】局線部50には、マイクロプロセッサ部6
0が接続され、該マイクロプロセッサ部60がシリアル
データ送受部61を介して線路インタフェース部62に
接続されている。音声切換器56には、音声切替部63
が接続されている。
【0033】マイクロプロセッサ部60は、オフフック
信号送出手段としての機能を有すると共に、局線部50
及び音声切替部63を制御する制御手段としての機能を
有している。シリアルデータ送受部61は、線路インタ
フェース部62からのシリアル信号をパラレル信号に変
換してマイクロプロセッサ部60へ送ると共に、該マイ
クロプロセッサ部60からのパラレル信号をシリアル信
号に変換して線路インタフェース部62へ送る機能を有
している。
【0034】線路インタフェース部62は、上りシリア
ル信号線路40及び下りシリアル信号線路42を介して
送受信部31と接続され、さらに上りシリアル信号線路
41及び下りシリアル信号線路43を介して電話機33
と接続されている。
【0035】音声切替部63は、マイクロプロセッサ部
60からの切替信号S60により、接点63a1,63
a2,63b1,63b2が切替えられる回路である。 この音声切替部63は、音声切換器56に接続されると
共に、送信信号線路44,45及び受信信号線路46,
47を介して送受信部31と電話機33とに接続されて
いる。呼出信号発生器54から発生される呼出信号S5
4bは、この音声切替部63を介さずに、受信信号線路
47を経て電話機33と接続されている。
【0036】以上のように構成される自動車電話装置の
動作を、図5、図6、及び図7を参照しつつ説明する。
【0037】図5は図1の動作を示すフローチャートで
あり、同図中のS0〜S17は処理ステップを表してい
る。図6は図5の各ステップに対応したデータ通信シー
ケンス、及び図7は図5の各ステップに対応した通話シ
ーケンスをそれぞれ示している。
【0038】図4の公衆電話回線側のデータ端末装置2
が自動発信モードに準備されて、ダイヤルコマンドを公
衆電話回線側のモデム3へ送信する。モデム3はそのコ
マンドを受けとって解読し、電話回線を閉結して選択信
号を一般交換電話網4へ送信する。該選択信号により、
自動車電話交換局5及び無線基地局6を経て、自動車電
話装置30に対して発呼される。
【0039】図1の自動車電話装置32に着信があると
、送受信部31の出力である下りシリアル信号線路42
に着信表示信号が表われる(ステップS0)。この着信
表示信号は、線路インタフェース部62を介してシリア
ルデータ送受部61で8ビットのパラレルデータに変換
され、マイクロプロセッサ部60へ送られる。マイクロ
プロセッサ部60は、シリアルデータ送受部61からの
8ビットパラレルデータを読取り、着信表示信号と解析
する。その結果、マイクロプロセッサ部60内のオフフ
ック信号送出手段は、シリアルデータ送受部61、線路
インタフェース部62、及び上りシリアル信号線路40
を介して送受信部31へ、オフフック信号を送出する(
ステップS1)。この結果、相手局と電話回線が接続完
了する。
【0040】マイクロプロセッサ部60は、オフフック
信号を送出した後、内蔵の例えば1秒タイマを設定し(
ステップS2)、送受信部31からのトーン信号を待つ
(ステップS3)。このトーン信号は、例えばパルス幅
0.5秒、パルス間隔3秒の発信トーン(以下、CNG
信号という)、または連続トーンでもよい。
【0041】もし、図5のステップS4のタイムアウト
内に、トーン信号を受信した場合、マイクロプロセッサ
部60内の制御手段は、図6に示すデータ通信シーケン
スに従い、切替信号S60により、音声切替部10内の
接点を63a1,63a2側に切替えた後(ステツプS
5)、呼出信号発生器54を起動させ、該呼出信号発生
器54から発生した呼出信号S54aを、2線式加入者
線路48を介してデータ端末装置またはファクシミリ装
置34へ送出する(ステップS6)。
【0042】データ端末装置またはファクシミリ装置3
4では、内蔵されたNCU回路が呼出信号S54aを受
信し、着信動作に入って2線式加入者線路48を閉路し
、オフフック信号を出力する。回線ループ検出器52で
は、オフフック信号を受信すると(スイップS7)、マ
イクロプロセッサ部60内の制御手段が呼出信号S54
aを停止させると共に、音声切替器26の接点を56b
1,56b2から56a1,56a2へ切替制御する。 これにより、データ端末装置またはファクシミリ装置3
4の通信が開始され(ステップS8)、データ端末装置
またはファクシミリ装置34から出力された応答信号が
、音声切替器56の接点56a1、音声切替部63の接
点63a1、及び送信信号線路44を介して送受信部3
1へ送られる。
【0043】電話回線を介して送られてきたデータは、
送受信部31で受信され、受信信号線路46、音声切替
部63の接点63a2、及び音声切替器56の接点56
a2を介してデータ端末装置またはファクシミリ装置3
4に受信される。データまたはファクシミリ通信が終了
すると(ステップS9)、2線式加入者線路48が解放
状態となって音声切替器56の接点が56b1,56b
2側に切替わる。
【0044】マイクロプロセッサ部60内の制御手段は
、データ端末装置またはファクシミリ装置34からのオ
ンフック信号を受信すると(ステップS10)、リアル
データ送受部61、線路インタフェース62、及び上り
シリアル信号線路40を介してオンフック信号を送受信
部31へ送出し、ステップS0に戻って着信表示信号待
ちの状態に移行する。
【0045】図5のステップS4において、マイクロプ
ロセッサ部60の制御手段がタイムアウト内にトーン信
号を受信せず、1秒経過した場合、図7の通話シーケン
スに従い、切替信号S60によって音声切替部63の接
点を63a1,63a2から63b1,63b2へ切替
えた後(ステップS12)、呼出信号発生器54を起動
させる。呼出信号発生器54から発生した呼出信号S5
4bは、受信信号線路47を介して電話機33へ送られ
ると共に、音声切替部63の接点63b2及び受信信号
線路46を介して送受信部31へ送られる(ステップS
13)。送受信部31は、呼出信号S54bを受信する
と、該呼出信号S54bを電話回線を介して相手側の一
般電話機1Aへリングバックトーンとして伝送する。
【0046】電話機33は、呼出信号発生器54からの
呼出信号S54bを受信し、図示しないスピーカを鳴動
させる。運用者が電話機33のハンドセットを持上げる
と、該電話機33からオフフック信号が送出され、送信
信号線路45、音声切替部63の接点63b1、及び送
信信号線路44を介して送受信部31へ送られる。この
ように、運用者は電話機33を用い、送受信部31を介
して相手側の一般電話機1Aとの通話が行える(ステッ
プS15)。
【0047】マイクロプロセッサ部60の制御手段は、
ステップS14において、電話機33からオフフック信
号が送出されると、該オフフック信号を受信し、呼出信
号発生器54を停止させて通話を可能にさせる。マイク
ロプロセッサ部60の制御手段は、電話機33での通話
が終了し、該電話機33のハンドセットが元に戻されて
オンフック信号が送られてくると(S17)、音声切替
部63の接点を63b1,63b2から63a1,63
a2へ切替えて復帰させ、図5のステップS0へ戻って
着信表示信号待ちの状態に移行する。
【0048】以上のように、本実施例では、自動着信装
置32を設け、該自動着信装置32内のマイクロプロセ
ッサ部60により、従来のような送受信レディ信号とは
無関係に、データと通信及びファクシミリ通信と通話の
着信を自動判別し、データ端末装置またはファクシミリ
装置34、あるいは電話機33に自動着信させる。その
ため、自動車の走行中の自動着信や、不在通信等が可能
となって使い勝手がより向上する。
【0049】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
例えば図1の自動着信装置32において、音声切替器5
6及び音声切替部63をトランジスタ等で構成したり、
あるいは局線部50の回路構成を他の構成にする等、種
々の変形が可能である。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、送受信部からの着信表示信号を受信すると、オフ
フック信号送出手段によってオフフック信号を該送受信
部へ送出し、その後、制御手段により、従来のような送
受信レディ信号とは無関係に、データと通信、及びファ
クシミリ信号と通話の着信を自動判別してデータ端末装
置またはファクシミリ装置、あるいは電話機に自動着信
させるようにしている。そのため、通話とデータまたは
ファクシミリ通信との自動着信が可能となり、それによ
って自動車の走行中の自動着信や不在通信等が可能とな
り、自動車電話装置の機能が向上すると共に、使い勝手
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す自動車電話装置の構成図
である。
【図2】従来の自動車電話システムの全体構成図である
【図3】図2中の自動車電話装置の構成図である。
【図4】本発明の実施例を示す自動車電話システムの全
体構成図である。
【図5】図1の動作フローチャートである。
【図6】図5のデータ通信シーケンスである。
【図7】図5の通話シーケンスである。
【符号の説明】
30  自動車電話装置 31  送受信部 32  自動着信装置 33  電話機 34  データ端末装置またはファクシミリ装置50 
 局線部 60  マイクロプロセッサ部 61  シリアルデータ送受部 62  線路インタフェース部 63  音声切替部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電話回線の無線信号を送受信し、着信
    時に着信表示信号を送出する送受信部と、前記電話回線
    側と通話を行う電話機と、自動着信モードに設定された
    着信時において前記電話回線側と情報の送受信を行うデ
    ータ端末装置またはファクシミリ装置と、前記送受信部
    と前記電話機、データ端末装置またはファクシミリ装置
    との間の音声線路を切替える音声切替部と、呼出信号を
    発生する呼出信号発生器と、前記着信表示信号を受信す
    ると前記送受信部へオフフック信号を送出するオフフッ
    ク信号送出手段と、前記音声切替部及び呼出信号発生器
    を制御し、前記オフフック信号の送出後の所定時間、前
    記送受信部からのトーン信号の受信状態を監視し、該所
    定時間内に該トーン信号を受信したときは前記呼出信号
    を前記データ端末装置またはファクシミリ装置へ送って
    通信を実行させ、該所定時間内に該トーン信号を受信し
    なかったときは前記呼出信号を前記電話機へ送って通話
    を実行させる制御手段とを、備えたことを特徴とする自
    動車電話装置。
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