JP2008283367A - 通報方法およびその方法を用いた通報装置 - Google Patents

通報方法およびその方法を用いた通報装置 Download PDF

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Abstract

【課題】警報発生元の電話機が通話中でなくてもその電話機ユーザに警報発生を低コストで簡単容易に通知可能にする。
【解決手段】通報装置10の網制御部11にDPダイヤル送出回路3を設け、警報データがセンサ出力検出回路12で検出された際に、電話機接続回路16を介してオンフック状態の電話機20を加入者回線にブランチ接続し、DPダイヤル送出回路3から所定のDPダイヤル信号を送出する。DPダイヤル信号の連続するパルスがブランチ電話機20の着呼鳴動手段を鳴動させるので、通報装置10にDPダイヤル送出回路3を設けるのみで、旧式電話機でも警報発生をユーザに知らせることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、公衆電話網の一般加入者回線に接続される通報装置で、検出した警報データを所定の宛先に公衆電話網を介して送出する際の通報方法およびその方法を用いた通報装置に関し、特に、通報装置に接続される電話機に警報の発生を知らせる場合に関するものである。
通報装置に接続される電話機が使用中に災害発生を外部宛先に通報する場合、電話機使用中のユーザにその警報発生を知らせて回線を開放させ、警報発生を通報先へ通知する必要がある。
その目的を達成する従来の通報装置としては、例えば、特開昭61−158258号公報(特許文献1)の非常通報方式に開示されたものがある。この通報方式では、例えば、図4に示されるように、通報装置110が、網制御部111、データ入力検出回路112、データメモリ部113、制御回路114および音声送出回路115を備え、網制御部111が終端する加入者回線に電話機120が直結接続されている。その加入者回線は公衆電話網に接続されている。
網制御部111は、加入者回線の状況を監視する一方、警報データ発生の際には、制御回路114の制御を受け、自動発呼して通報先を呼び出しその警報発生を通知する。データ入力検出回路112は、警報データの受付け入力により警報の発生を検出して制御回路114に通知する。データメモリ部113は、制御回路114の制御を受け、データ入力検出回路112で受付けした警報データを記録する一方、それを送出する。制御回路114は、各構成要素と接続して、例えば、図に示されるような動作手順により、その機能を制御する。音声送出回路115は、制御回路114の制御を受け、内蔵する音声メモリの記憶する通報メッセージを送出する。
次に、図5に図4を併せ参照して、データ入力検出回路112が警報データを検出受付けし入力した際の制御回路114の動作手順について説明する。
制御回路114は、データ入力検出回路112から警報データ受付け(手順S101)を通知された際には、受付けの警報データをデータメモリ部113に記録する一方、網制御部111にそれを通知し、加入者回線状況を受ける。加入者回線が電話機120と接続中(手順S102のYES)の場合、制御回路114は、網制御部111を制御して音声送出回路115を通話中の加入者回線に割込み接続させ、音声メモリされた「警報が発生したので通話を切断せよ」との内容の通報メッセージを自動送出(手順S103)する。電話機のオンフックにより通話路であった加入者回線の切断を受付け(手順S104のYES)の際に制御回路114は、網制御部111を制御して加入者回線に自動発呼させ、所定の通報先を呼び出す。そして、通報先の応答を受けた際に制御回路114は、データメモリ部113に記録された警報データを網制御部111から加入者回線を介して通報先へ通知(手順S105)する。
また、上記手順S102が「NO」で、加入者回線が電話機120と非接続の場合、制御回路114は、網制御部111を制御し、加入者回線での電話機120の呼出し信号なし(手順S106のNO)すなわち、着呼なしを確認して、加入者回線に自動発呼させ、所定の通報先を呼び出す上記手順S105に進む。
上記手順S106が「YES」で呼出し信号を受付けした際には加入者回線に接続される電話機120で呼出し信号による着呼処理(手順S107)が行われる。この時点で警報データの受付け(手順S108のYES)があった場合、また、手順S108が「NO」でも電話機120の不応答(手順S109のNO)の間に警報データの受付けがあった場合、手順は上記手順S103に進み、割込み接続が実行される。更に、この手順S109が「YES」で応答があった場合には加入者回線が電話機120と接続中となるので、警報データを受付の際には上記手順S101からの手順に入る。
このように、加入者回線が使用中であっても、この回線に接続される電話機には割り込みにより警報発生が通知されるので電話機120のユーザだけでなく、通話相手先の電話機ユーザにも警報発生を認知させることができる。
然しながら、この方式では、電話機を使用していない状況での警報発生をユーザに通知する手段は明確でない。
このような問題を解決するものに、例えば、実開平7−1643号公報(特許文献2)の端末通報装置がある。この通報装置は、それに接続される電話機のオフフックを検出して電話機の使用状況を把握し、電話機使用中での通報発生は「通報待機中」を、また、オンフック状態の電話機待機中での通報発生はその「通報動作状態」を、それぞれ表示出力部に表示出力してその電話機ユーザに知らせている。従って、通報発生を、電話機の使用中か否かにかかわらず、電話機の表示出力部から可聴信号・可視信号により発生させることができるので、電話機ユーザに通知することができる。
また、通報装置が警報を受付けした際に、通報装置に接続される電話機にその警報を通知する手段として、例えば、特開平5−153202号公報(特許文献3)に開示される技術を応用することができる。すなわち、通報装置は、警報発生を検知した際に内蔵するリンガ発生部から送出される呼出し信号が電話機を呼び出すことにより、ユーザに通報できるからである。
然しながら、この特許文献2および特許文献3の技術では、通報装置がリンガ発生回路のような電話機呼出し用信号の発生および送出の手段、または、電話機との間でこれに対応する可聴信号・可視信号を発生させるための信号の授受手段を必要とするので、その制御が複雑になるのみならず、システムのコストアップは免れない。
特開昭61−158258号公報 実開平7−1643号公報 特開平5−153202号公報
解決しようとする課題は、警報発生を検出した際に通報装置が通報装置に接続される電話機にその警報発生を通知する構成が、簡単かつ容易には低コストにより実現できない点である。
本発明は、警報発生を検出した際に通報装置が通報装置に接続される電話機にその警報発生を通知する構成を、簡単かつ容易に低コストにより実現することを目的としている。その通報方法は、警報を含む通報の発生を検出した際に通報装置に接続される電話機にその通報の発生を知らせる方法であって、電話機は通報装置と加入者回線にブランチ接続され、通報装置がダイヤルパルス(DP)信号による加入者回線への自動発呼機能を有し、通報発生を検出した際には、電話機をオンフック状態で前記加入者回線に接続して前記自動発呼機能により、所定のダイヤルパルス信号を自動送出して電話機の磁石電鈴またはリンガのような着呼鳴動手段を当該ダイヤルパルス信号に共鳴させることを主要な特徴としている。
このため、電話機に通報発生を知らせるのに、通報装置が有する自動発呼機能に上述するような所定のダイヤルパルス信号を自動送出する手段を備えるのみで、電話機に特別な仕掛けを不要にすることができる。
この際の所定のダイヤルパルス信号は、加入者回線から先の電話網に接続先のないダイヤル番号を形成するものが好ましい。更に、通報発生の際に通報装置は、所定のダイヤルパルス信号を自動送出する以前に加入者回線に自動発呼して所定の通報先を呼び出し、通報データを送出することができる。また、上述の電話機の着呼鳴動手段をダイヤルパルス信号に共鳴させた場合で電話機の応答を検出した際には、その後の電話機オンフック状態で前記加入者回線に自動発呼して所定の通報先を呼び出し、通報データを送出する手順としてもよい。
本発明による通報装置は、上記機能を発揮可能な構成要素を有するものであり、具体的には、加入者回線を接続してその状況を監視する網制御部、および、通報装置の構成要素と接続して機能制御する制御回路を備え、警報を含む通報の発生を検出した際にブランチ接続される電話機に、その通報の発生を知らせる通報装置であって、前記通報装置は、前記制御回路の指示を受けて前記電話機を前記加入者回線に接続する電話機接続回路を更に備えている。そして、前記網制御部は、警報発生通知のため前記電話機を呼出しする要求を受付けした際には所定のダイヤル番号を加入者回線にダイヤルパルス信号で送出する手段を有するものであり、前記制御回路は、警報を含む通報データを受付けした際に前記電話機接続回路に指示して電話機を加入者回線に接続したのち前記網制御部を制御して前記ダイヤルパルス信号の送出を指示する手段を有することを特徴としている。
ここで、前記制御回路は、通報発生を検出した際、所定のダイヤルパルス信号の自動送出を指示する以前に、前記網制御部に指示して前記加入者回線に自動発呼し所定の通報先を呼び出して通報データを送出する手段を有することができる。また、前記網制御部は、ダイヤルパルス信号を送出した後、前記電話機の応答を検出した際に、その後に発生した電話機のオンフック状態で前記加入者回線に自動発呼して所定の通報先を呼び出し、応答を受付けする手段を有し、かつ、前記制御回路は、前記網制御部から通報先の応答通知を受けた際、その通報先へ通報データを送出する手段を有するとしてもよい。
本発明の通報方法およびその方法を用いた通報装置は、通報発生を検出した際、電話機をオンフック状態で加入者回線に接続して自動発呼機能により所定のダイヤルパルス信号を自動送出して電話機の着呼鳴動手段をダイヤルパルス信号に共鳴させるため、電話機が通話中でなくてもユーザに通知可能な警報発生機能を低コストで簡単容易に実現できるという効果がある。
従来から警報発生の際には、警報内容を通報先および警報発生元ユーザに通知する通報装置はあるが、本発明では、警報発生元の電話機が通話中でなくてもユーザに警報発生を低コストで簡単容易に通知可能にするという目的を達成することができる。
その実現のための通報装置は、自動発呼回路にダイヤルパルス(DP)信号によりダイヤル番号送出するDPダイヤル送出回路を備えている。このダイヤルパルス信号はこの通報装置とブランチ接続されている電話機の着呼鳴動手段を鳴動させる。着呼鳴動手段は、電話交換網から送出される呼出し信号(日本では16Hzの断続信号)を受けて着呼鳴動による可聴信号を発生するものであって、通常リンガとして形成されており、旧式電話機では磁石電鈴であるベルが用いられる。また、加入者回線は、DTMF(押しボタンダイヤル音)信号のPB(プッシュボタン)ダイヤルにより局線IF回路1から加入者回線にダイヤル番号を送出するDTMF回線であるとする。勿論、DPダイヤルによるDP回線であっても同一機能を発揮させることができることは自明である。更に、DP回線用の通報装置であれば通常PBダイヤルおよびDPダイヤルの両者を備えているのでハードウェアの追加設備は不要であり、コストパーフォーマンス上で効果的である。
以下に、本発明の実施態様について図面を参照して説明する。図面では、本発明に係る部分のみが示され、機能発揮のための必須の構成要素でもその図示が省略されているものがある。図示されるブロックの分離併合または手順の前後入替えなどの変更は本発明の趣旨およびその機能を満たす限り自由であり、下記説明が本発明を限定するものではない。また、警報通知として説明するが、ユーザに対して発生する一般の通報データ、例えば電子機器のスイッチオンを自動通報するなどに適用できる。
本発明の実施例1について図1および図2を併せ参照して説明する。
図1は、本発明の通報装置の実施の一形態をブロックで示す説明図である。
図示される通報装置10は、網制御部11、センサ出力検出回路12、データメモリ部13、制御回路14、音声送出回路15および電話機接続回路16を備え、網制御部11が終端する加入者回線に電話機接続回路16の開閉スイッチを介して電話機20が外部に接続されている。加入者回線は、公衆網に接続されており、加入者番号により発着信が可能である。従って、通報装置10は電話機20と電話機接続回路16を介してブランチ接続される。網制御部11には、局線IF(インタフェース)回路1、自動発呼回路2、DPダイヤル送出回路3および着呼検出回路4を含み、図示されていないが、通常の発呼ダイヤリングのため、PBダイヤル送出回路を含む。電話機20は着呼の際に鳴動して可聴信号を発生する着呼鳴動手段を有するが、着呼鳴動手段は、ブランチ接続された相手電話機のDPダイヤル信号によるループの断続パルスが発生させる回線開放時の電圧上昇により共鳴するものであって、通常リンガと呼称され、磁石電鈴(ベル)も含まれる。
網制御部11では、局線IF回路1が一方に加入者回線を接続してその状況を監視しており、警報データ発生の際には、制御回路14の制御を受け、自動発呼回路2により自動発呼して通報先を呼び出しその警報発生を通知する。また、網制御部11では、制御回路14の制御を受け、警報発生検出のため電話機20の呼出し要求を受付けした際には、DPダイヤル送出回路3が、任意のダイヤル番号を加入者回線にループ回路の断続によるダイヤルパルスで送出する。このダイヤル番号は、予め設定される例えば「9」の連続のような、加入者回線が接続する電話交換機または電話交換網では使用されない、すなわち電話交換網で接続先のない番号である。また、加入者回線からの着呼要求を受けた際には、それを着呼検出回路4が検出して制御回路14に通知して電話機接続回路16を閉じて加入者回線を電話機に接続する。
センサ出力検出回路12は、警報用センサから出力される警報データを検出して制御回路14に通知する。データメモリ部13は、制御回路14の制御を受け、センサ出力検出回路12で受付けした警報データを記録する一方それを送出する。制御回路14は、各構成要素と接続して、例えば図2に示されるような動作手順により、その機能を制御する。音声送出回路15は、制御回路14の制御を受け、内蔵する音声メモリが記憶する通報メッセージを送出する。電話機接続回路16は、電話機20からの電話回線を接続して状態を監視し、発呼の際には、これを制御回路14に通知して電話機20を加入者回線に接続する。また、電話機接続回路16は、電話機20への着呼の際には制御回路14の制御を受けて、電話機20を加入者回線に接続する。
次に、図2に図1を併せ参照して通報装置10の実施の一形態における主要動作手順について説明する。通報装置10で制御回路14は、センサ出力検出回路12がセンサの出力した警報データを受付け(手順S1のYES)の際、そのデータをデータメモリ部13に記録する。その一方、制御回路14は、データ電話機20と加入者回線との間が非接続(手順S2のNO)および呼出し信号の受付なし(手順S3のNO)の状態を網制御部11から得て網制御部11に通報先への自動発呼を指示する。この指示で網制御部11では自動発呼回路2が駆動されて、局線IF回路1が、DTMF信号のPBダイヤルにより局線IF回路1から加入者回線にダイヤル番号を送出する。その結果、通報先が呼び出される。次いで、網制御部11は、局線IF回路1で応答信号を受付けする。その応答通知を網制御部11から受付けした制御回路14は、局線IF回路1を介してデータメモリ部13に記録された警報データを加入者回線に送出することにより通報先に警報を通知(手順S4)する。ここまでの手順は上述した周知のものと同一である。
本実施形態での制御回路14は、所定の通報データ送出の終了後、局線IF回路1とデータメモリ部13との接続を切断し、電話機接続回路16を制御してオンフック状態の電話機20を加入者回線に接続する。次いで、制御回路14は、網制御部11に指示してDPダイヤル送出回路3を駆動し、所定のDPダイヤルによるループ断続のパルス信号であるDPダイヤル信号を局線IF回路1から加入者回線へ送出(手順S5)する。その結果として、加入者回線にブランチ接続される電話機20では、そのDPダイヤル信号が連続発生させる回線開放時の電圧上昇により、リンガが鳴動する。それは、リンガが、電話局から着呼の際に断続して受ける例えば16Hzから20Hz付近の呼出し信号により鳴動する回路構成を有しており、通報装置10からのDPダイヤル信号で鳴動するように調整可能なためである。
電話機20の着呼鳴動によりユーザは警報発生を知ることができる。そこで、ユーザが電話機20で応答した場合、電話機20は加入者回線を介して接続中の通報先と通信路が形成(手順S6)される。そのため、ユーザは通報先と通話(手順S7)することが可能となる。
上記手順S1が「NO」で警報データの受付けなし、かつ、加入者回線を介した呼出し信号の受付けなし(手順S10のNO)の場合には手順は上記手順S1に戻る。
この手順S10が「YES」で警報データの受付けなしで呼出し信号を受付けの場合、制御回路14は、電話機接続回路16を制御して電話機20を加入者回線に接続する。したがって、通報装置10では、受けている呼出し信号を電話機20に中継して電話機20を着呼鳴動させる電話機20の着呼処理(手順S11)を行い、ユーザの応答を待つ。この状態で、制御回路14は、センサ出力検出回路12でセンサの出力した警報データを受付け(手順S12のYES)の際に、そのデータをメモリ部13に記録する。その一方、制御回路14は、データ電話機20と加入者回線との間の通話回線に局線IF回路1を介して音声送出回路15に記録された音声メモリから所定の「警報が発生したので通話を切って欲しい」旨の通報メッセージを取り出して加入者回線に自動的に送出(手順S13)する。その結果、その通報メッセージが電話機20およびその通話の相手先に通知されるので、電話機20もオンフックされ、その通話路は切断され、網制御部11がそれを検出する。この通報メッセージには、発生した警報内容を音声により含ませることができる。
制御回路14は、網制御部11から通話路の切断通知を受付け(手順S14のYES)した際に、その手順を警報の通報先を呼び出す上記手順S4に進め、本発明の特徴を生かすことができる。
上記手順S2が「YES」で、警報データを受付けの際に、データ電話機20と加入者回線との間が接続中の場合、手順は通話回線通報割込みの上記手順S13に進む。また、上記手順S3が「YES」で、警報データを受付けの際に、データ電話機20と加入者回線との間が非接続で、呼出し信号を受付けした場合、手順は、一旦、加入者回線を電話機20に接続する上記手順S11から、それ以降の手順に進む。
また、上記手順S12が「NO」で警報データの受付けなしの状態で電話機20の応答が網制御部11により検出(手順S15のYES)の場合、通常の着呼であり、電話機20の応答で発呼先と電話機20との通話路が形成され通話可能となる。また、図示されていないが、電話機20が発呼の際は、電話機接続回路16がそれを検出して制御回路14に通知し、制御回路14が電話機接続回路16の回路を閉じて電話機20を直接加入者回線に接続して電話交換網から発信音(ダイヤルトーン)を受けることになる。
このような構成を採用したので、電話機に何ら構成の変更はなく、また、通報装置も、従来の構成にDPダイヤル送出回路を追加するのみで、警報発生元の電話機が通話中でなくてもユーザに警報発生を低コストで簡単容易に通知することができる効果がある。特にDPダイヤル回線用の通報装置では、通常、PBダイヤル用も切替え可能なので、そのコスト増はほとんどない。更に、警報を通報先に通知した後、電話機が通報先に接続可能であり、通報先の例えば受付台と電話機との間で通話および通信が可能である。
本発明の実施例2について図1及び図3を併せ参照して説明する。
図3は、上記実施例とは異なる動作手順をフローチャートで示す説明図である。
図1に示されるように本実施例によるブロック構成は上記実施例と同様であるがその機能に一部相違がある。しかし、その手順は、制御回路14のプログラムを変更するのみで対応可能である。ここでは、図2における手順S1から手順S3までと、手順S10から手順S16までに示される手順は、図3においても同一なので同一の番号符号を付与し、その説明は省略する。
次に図面を参照して制御回路14の動作を中心に手順S21から手順S25までの手順を説明する。
上記手順S3または手順S14で、センサ出力検出回路12が警報データを受付けし、かつ電話機20側がオンフック状態の場合、制御回路14は、電話機接続回路16の回路を閉じて電話機20を加入者回線に通報装置10のブランチとして接続する。次いで、制御回路14は、網制御部11に指示してDPダイヤル送出回路3を駆動し、局線IF回路1から加入者回線に所定のDPダイヤル信号を送出(手順S21)する。
このDPダイヤル信号によるパルスがブランチ電話機20の着呼鳴動手段のリンガを共鳴させるので、ユーザは警報の発生を知り、応答する。制御回路14は、その応答通知を網制御部11から受け、局線IF回路1を音声送出回路15に接続(手順S22)して音声送出回路15から所定の通報メッセージを加入者回線に送出(手順S23)させる。この通報メッセージは、加入者回線に接続される電話機20からユーザに聴取される。その結果、ユーザが発生の警報内容を知りオンフックにより通話路切断の際には、制御回路14が、網制御部11から通知を受けて電話機20の回線切断(手順S24)を認識し、網制御部11に指示して自動発呼回路2により通報先を自動呼出しする。呼出し相手先が応答の際、制御回路14は、応答通知を網制御部11から受けて局線IF回路1をデータメモリ部13に接続し、局線IF回路1を介してデータメモリ部13に記録された警報データを加入者回線に送出することにより通報先に警報を通知(手順S25)する。
この手順S25に次いで、上述された実施例の手順S5に続く場合には、電話機20が通報先と通話が可能である。また、手順S24は、手順S23で所定の通報メッセージ送出終了の際に、制御回路14が電話機接続回路16の接続を一旦切断することでもよい。このようにして、電話機のユーザは、通報装置からの通報メッセージを聴取できるだけでなく、通報先との対話も可能である。
上述のように、通報装置に電話機をブランチ接続させてDPダイヤル信号を加入者回線に送出し、通報装置がブランチ電話機の着呼鳴動手段を鳴動させることにより、ユーザに警報発生を簡単な構成で容易に通知することができる。従って、本発明により、着呼鳴動手段として磁石電鈴のベルを搭載する旧来の電話機を接続するような加入者回線に通報装置を後付けすることが必要な用途に、特に効果的である。
本発明による通報方法を用いた通報装置の実施の一形態をブロックで示した説明図である。(実施例1、実施例2) 図1の通報装置の主要動作手順の実施の一形態をフローチャートで示した説明図である。(実施例1) 図1の通報装置の図2と異なる主要動作手順の実施の一形態をフローチャートで示した説明図である。(実施例2) 参照される通報装置の一例をブロックで示した説明図である。 図4の通報装置の主要動作手順の一例をフローチャートで示した説明図である。
符号の説明
1 局線IF回路
2 自動発呼回路
3 DPダイヤル送出回路
4 着呼検出回路
10 通報装置
11 網制御部
12 センサ出力検出回路
13 データメモリ部
14 制御回路
15 音声送出回路
16 電話機接続回路
20 電話機

Claims (7)

  1. 警報を含む通報の発生を検出した際に通報装置にブランチ接続される電話機に、その通報の発生を知らせる通報方法において、通報装置がダイヤルパルス(DP)信号による加入者回線への自動発呼機能を有し、通報発生を検出した際には、前記電話機をオンフック状態で前記加入者回線に接続して前記自動発呼機能により所定のダイヤルパルス信号を自動送出して前記電話機の着呼鳴動手段を当該ダイヤルパルス信号に共鳴させることを特徴とする通報方法。
  2. 請求項1に記載の通報方法において、前記所定のダイヤルパルス信号は、前記加入者回線から先の電話網に接続先のないダイヤル番号を形成することを特徴とする通報方法。
  3. 請求項1に記載の通報方法において、通報発生を検出した際には、所定のダイヤルパルス信号を自動送出する以前に、前記加入者回線に自動発呼して所定の通報先を呼び出し、通報データを送出することを特徴とする通報方法。
  4. 請求項1に記載の通報方法において、電話機の着呼鳴動手段をダイヤルパルス信号に共鳴させることにより当該電話機の応答を検出した際、その後の電話機オンフック状態で前記加入者回線に自動発呼して所定の通報先を呼び出し、通報データを送出することを特徴とする通報方法。
  5. 加入者回線を接続してその状況を監視する網制御部、および、通報装置の構成要素と接続して機能制御する制御回路を備え、警報を含む通報の発生を検出した際に、ブランチ接続される電話機にその通報の発生を知らせる通報装置において、
    前記通報装置は、前記制御回路の指示を受けて前記電話機を前記加入者回線にブランチ接続する電話機接続回路を更に備え、
    前記網制御部は、通報発生通知のため前記電話機を呼出しする要求を受付けした際には所定のダイヤル番号を加入者回線にダイヤルパルス(DP)信号で送出する手段を有し、
    前記制御回路は、通報データを受付けした際に前記電話機接続回路に指示してオンフック状態の電話機を加入者回線に接続したのち前記網制御部を制御して前記ダイヤルパルス信号の送出を指示する手段を有する
    ことを特徴とする通報装置。
  6. 請求項5に記載の通報装置において、前記制御回路は、通報発生を検出した際、所定のダイヤルパルス信号の自動送出を指示する以前に、前記網制御部に指示して前記加入者回線に自動発呼し所定の通報先を呼び出して通報データを送出する手段を有することを特徴とする通報装置。
  7. 請求項5に記載の通報装置において、前記網制御部は、ダイヤルパルス信号を送出した後、前記電話機の応答を検出した際には、その後に発生した電話機のオンフック状態で前記加入者回線に自動発呼して所定の通報先を呼び出して応答を受付けする手段を有し、前記制御回路は、前記網制御部から通報先の応答通知を受けた際、その通報先へ通報データを送出する手段を有することを特徴とする通報装置。
JP2007124521A 2007-05-09 2007-05-09 通報方法およびその方法を用いた通報装置 Active JP4941739B2 (ja)

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