JPH09326885A - 端末網制御装置 - Google Patents

端末網制御装置

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JPH09326885A
JPH09326885A JP14403696A JP14403696A JPH09326885A JP H09326885 A JPH09326885 A JP H09326885A JP 14403696 A JP14403696 A JP 14403696A JP 14403696 A JP14403696 A JP 14403696A JP H09326885 A JPH09326885 A JP H09326885A
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JP
Japan
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telephone
terminal
line
call
control device
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Application number
JP14403696A
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English (en)
Inventor
Tsuguro Honma
嗣朗 本間
Kunihiko Yamashita
邦彦 山下
Minoru Tanabe
稔 田部
Toshihiko Yasui
利彦 安井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサ手段が生活空間の状態変化を検出した
とき、その近傍に居ない使用者やセンタ端末に確実に通
報する。 【解決手段】 センサ手段7が生活空間の状態変化を検
知したとき、全体の動作を制御する端末制御手段4は端
末インターフェース手段6を介してその検知信号を入力
し、回線切替手段8により電話機10を電話回線2から
切り離し、電話制御手段9により呼出信号を電話機10
に送出する。使用者はセンサ手段7から離れた場所にあ
ってセンサ手段7の警報音を聞けなくても、電話機10
に呼び出されて状態変化を知ることができる。なお、音
声合成した通報を電話機10により聞くこともでき、ま
た、使用者が所定時間内に受話器を取り上げないとき
は、電話回線2を介してセンタ端末1に通報することも
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてアナログ
電話回線に接続される端末網制御装置に係わり、とくに
ガス漏れなどの生活空間の状態変化を検知するセンサ手
段とセンタ端末との間の通信制御に用いる端末網制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の端末網制御装置について図
面を参照しながら説明する。図7は従来の端末網制御装
置の構成を示すブロック図である。図において、1は検
針などを管理するための管理センタに設置され、電話回
線2と端末網制御装置3とを介してセンサ手段7と通信
するセンタ端末、2は電話回線、3は端末網制御装置で
あり、端末網制御装置3において、4は端末網制御装置
3の全体の動作を制御する端末制御手段、5は電話回線
2を介してセンタ端末1と通信する回線通信手段、6は
センサ手段7の検知信号を通信および制御で扱う信号に
変換する端末インターフェース手段、7は生活空間の状
態変化、たとえばガス漏れなどを検知するセンサ手段で
ある。
【0003】上記構成においてその動作を説明する。な
お、ここではセンサ手段7はガス漏れを検知して警報音
を発するとともに、検知信号を出力するガス漏れ警報器
であるとして説明するが、これに限定されるものではな
い。
【0004】センサ手段7がガス漏れを検知した場合、
警報音で使用者に知らせるとともに端末網制御装置3に
検知信号を出力する。このとき、端末網制御装置3は端
末インターフェース手段と回線通信手段とにより電話回
線2を介してガス漏れをセンタ端末1に通報する。な
お、特公平3−156698号公報は、上記ガス漏れに
対応して宅内の電話回線を使用し、スピーカ付き中継器
で警報音を鳴らすセキュリティ装置を開示しており、ま
た、特開昭57−127290号公報は、無線により通
報する装置を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の端末
網制御装置では、センサ手段7が生活空間の状態変化を
検知した場合、センタ端末1には通報されるが、同時に
警報音を発しても使用者がセンサ手段7から離れた場所
に居る場合にはその警報音が聞こえず、素早い対応がで
きないと言う問題があった。また、上記特公平3−15
6698号公報および特開昭57−127290号公報
に開示された、スピーカ付き中継器や無線受信機などに
よりセンサ手段7から使用者が離れていても警報音が聞
こえるようにする手段では、音響設備や受信機などの専
用装置を必要とする問題があった。
【0006】本発明は上記の課題を解決するもので、ガ
ス機器や電気機器の不具合により生活空間の状態変化が
発生したとき、使用者がセンサ手段の警報音を聞けない
場所に居ても、格別の専用装置を設けることなく、前記
状態変化を使用者に通報できる端末網制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
は、センサ手段と電話機とを端末として接続し、前記セ
ンサ手段と前記電話機とを電話回線に接続制御する端末
網制御装置とし、前記センサ手段が生活空間の状態変化
を検知したとき、少なくとも前記電話機が通話中でない
ときは前記電話機に呼出信号を送出して使用者を呼び出
すようにした端末網制御装置である。これにより、使用
者がセンサ手段から離れた場所に居て警報音などで生活
空間の状態変化を知ることができなくても、電話機で呼
び出されることにより前記状態変化を知ることができ
る。
【0008】請求項2に係わる本発明は、電話回線の回
線電圧を取り込んで高電圧を発生し、電話回線から切り
離された電話機側の回線に印加し、電話機の制御に用い
るようにした端末網制御装置である。これにより、本端
末網制御装置独自で電話機を制御するための高電圧電源
を得ることができる。
【0009】請求項3に係わる本発明は、センサ手段の
状態変化検知に対応して電話機を呼び出したとき、使用
者が受話器を取り上げると音声合成した音声により状態
変化を通報するようにした端末網制御装置である。これ
により、使用者は電話機の音声により生活空間の状態変
化を具体的に知ることができる。
【0010】請求項4に係わる本発明は、センサ手段の
状態変化検知に対応して電話機を呼び出したとき、使用
者が所定時間以内に受話器を取り上げない場合は電話回
線を介してセンタ端末に通報するようにした端末網制御
装置である。これにより、使用者が電話機による呼び出
しに応じなかった場合でも、センタ端末が状態変化を知
って対処することができる。
【0011】請求項5に係わる本発明は、センサ手段の
状態変化検知を入力したとき、使用者が電話回線を介し
て通話中である場合、電話回線に前記状態変化を通報す
る通報信号を電話機側の回線に重畳するようにした端末
網制御装置である。この手段は電話機が通話中である場
合の対応手段であり、非通話中に係わる請求項1の手段
の通話中における機能となる。これにより、使用者は通
話中であっても通話を続けながら通報を聴くことにより
生活空間の状態変化を知ることができる。
【0012】請求項6に係わる本発明は、センサ手段の
状態変化検知を入力したとき、使用者が電話回線を介し
て通話中である場合、電話機を電話回線から切り離し、
電話機を呼び出すとともに、通話相手に通話の中断を通
告するようにした端末網制御装置である。この手段も電
話機が通話中である場合の他の対応手段であり、非通話
中に係わる請求項1の手段の通話中における他の機能と
なる。これにより、使用者が通話中であれば通話が自動
的に中断されて呼び出され、生活空間の状態変化を知る
ことができるとともに、通話相手は通話が中断した理由
を知り、中断が故障によるものでないことがわかる。
【0013】
【発明の実施の形態】請求項1に係わる本発明におい
て、センサ手段と電話機とを端末として扱うために、前
記センサ手段と通信して信号を授受する端末インターフ
ェース手段と、電話回線を介して外部のセンタ端末と通
信する回線通信手段と、電話機の通話を制御する電話制
御手段とを設ける。電話機には前記電話制御手段を介し
て電話回線が接続される。また、電話機を電話回線から
切り離す手段として、電話回線を前記回線通信手段また
は前記電話制御手段のいずれかに切り替える回線切替手
段を電話回線の入力端に設け、センサ手段の状態変化検
知に対応して電話回線を前記電話制御手段から前記回線
通信手段に切り替える。また、上記各手段を制御する端
末制御手段を設ける。これらの手段は、マイクロコンピ
ュータなどのプログラム制御により容易に実現できる。
なお、回線切替手段は有接点または無接点のいずれでも
よい。
【0014】前記端末制御手段はセンサ手段から生活空
間の状態変化を検知した検知信号を前記端末インターフ
ェース手段を介して入力し、その入力に対応して前記回
線切替手段により電話回線を電話制御手段から切り離す
ことにより電話機を電話回線から切り離し、つぎに電話
制御手段により電話機に対して呼出信号を出力するよう
にする。なお、通話中か否かの判定も電話制御手段を介
して行う。なお、参考までに、回線切替手段を常時は電
話制御手段に接続維持しても、センタ端末からの呼び出
しに対する回線通信手段への無応答の切替は通常手段に
より可能である。
【0015】請求項2において、電圧発生手段は、本端
末網制御装置が独自で電話機の呼び出しなどの制御を可
能にする48Vとか60Vの電源電圧を電話回線の回線
電圧を取り込んで発生する手段を意味し、実施例では4
8Vとし、通常手段により実現する。
【0016】請求項3ないし請求項6に係わる本発明に
おけるオフフック検出手段、音声合成手段、通信中継手
段、および通話処理手段は、それぞれ一般的な通常手段
で実現する。なお、請求項6に係わる本発明において、
通話処理手段は電話回線切り替えに連動して電話回線に
接続され、電話回線切り替え後に電話回線を介して通話
相手に通告するようにできる。
【0017】以下、実施例について説明する。 (実施例1)以下、本発明の端末網制御装置の実施例1
について図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。なお、図7に示した従来例と同じ構成要素には同
一番号を付与して詳細な説明を省略する。図において、
8は電話回線2の接続を電話制御手段9または回線通信
手段5のいずれかに切り替える回線切替手段、9は電話
機10の通話を制御し、電話回線2から切り離した電話
機10に対する呼出信号などを送出できる電話制御手段
である。なお、ここではセンサ手段7はガス漏れを検知
するガス漏れ警報器として説明する。
【0019】上記構成においてその動作を説明する。セ
ンサ手段7がガス漏れを検知すると端末網制御装置3に
検知信号を出力する。端末制御手段4は端末インターフ
ェース手段6を介して前記検知信号を入力し、回線切替
手段8により電話回線2を電話機10側から切り離し、
つぎに、電話制御手段9により電話機10に対して呼出
信号(通常は16Hz、75Vrmsでの1秒送出を2秒間
隔で行う)を送出する。
【0020】これにより、電話機10のベルが鳴るので
使用者はガス漏れを知ることができる。なお、呼出信号
は通常の呼出信号以外の2秒間隔などの他の送出方法と
すれば、さらに呼び出しの効果を上げることができる。
また、本実施例では電話回線を用いた場合について説明
したが、他の通信回線であってもよいことは言うまでも
ない。
【0021】(実施例2)以下、本発明の端末網制御装
置の実施例2について図面を参照しながら説明する。
【0022】図2は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。なお、図1に示した実施例1と同じ構成要素には
同一番号を付与して詳細な説明を省略する。本実施例が
実施例1と異なる点は、電話回線2側の回線電圧を取り
込んで高電圧を発生する電圧発生手段11を備え、電話
回線2から切り放された電話機10の制御に供するよう
にしたことにある。なお、実施例1と同じ構成要素には
同一番号を付与して詳細な説明を省略する。
【0023】上記構成においてその動作を説明する。セ
ンサ手段7がガス漏れなどの生活空間の状態変化を検知
すると、これを端末網制御装置3に通知する。端末制御
手段4は端末インターフェース手段6を介してその検知
信号を入力し、回線切替手段8により電話機10を電話
回線2から切り離し、つぎに、電圧発生手段11により
電話回線2から回線電圧を取り込んで発生した約48V
の電圧を、電話回線2から切り離された電話機10側の
回線に印加する。この高電圧は電話機10側の回線制御
の高電圧電源となる。
【0024】これにより、電話制御手段9は電話回線2
から切り離された電話機10を制御することができる。
【0025】(実施例3)以下、本発明の端末網制御装
置の実施例3について図面を参照しながら説明する。
【0026】図3は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施例1と同じ構成要素には同一番号を付
与して詳細な説明を省略する。本実施例が実施例1と異
なる点は、音声合成手段12と電話機10のオフフック
を検出するオフフック検出手段14とを備え、生活空間
の状態変化に対応して電話機を呼び出したとき、オフフ
ック検出手段14により使用者が受話器を取り上げたこ
とを検出すると、音声合成手段12で音声合成した音声
で通報するようにしたことにある。
【0027】上記構成においてその動作を説明する。セ
ンサ手段7がガス漏れを検知すると、端末網制御装置3
に通知する。端末制御手段4は端末インターフェース手
段6を介してガス漏れの検知信号を入力し、それに対応
して回線切替手段8により電話機10を電話回線2から
切り離し、つぎに、電話制御手段9により電話機10に
対して呼出信号を送出する。この呼出信号により電話機
10のベルが鳴り、使用者が受話器を取る。使用者が受
話器を取ったことをオフフック検出手段14が検出し、
電話制御手段9は音声合成手段12により音声合成した
警告を発する。たとえば、ガス漏れを通知するとき
は、”ガス漏れ注意”、風呂桶が満水であることを通知
するときは、”風呂桶の水を止めて下さい”などの音声
ガイダンスを音声信号に変換し、電話機10側の回線に
送出する。
【0028】これにより、使用者はガス漏れなどを音声
により知ることができる。 (実施例4)以下、本発明の端末網制御装置の実施例4
について図面を参照しながら説明する。
【0029】図4は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施例3と同じ構成要素には同一番号を付
与して詳細な説明を省略する。本実施例が実施例3と異
なる点は、無応答通知手段13を備え、端末制御手段4
が電話機10側に呼出信号を送出した後、所定時間経過
後もオフフック検出手段14が電話機10のオフフック
を検出しなければ、無応答通知手段13によりセンタ端
末1と通信してガス漏れを通知するように制御すること
にある。
【0030】上記構成においてその動作を説明する。セ
ンサ手段7がガス漏れを検知すると、これを端末網制御
装置3に通知する。端末制御手段4は端末インターフェ
ース手段6を介してその検知信号を入力し、回線切替手
段8に電話機10を電話回線2から切り離すように指示
し、つぎに、電話機10に対して呼出信号を送出する。
この呼出信号に対してオフフック検出手段14が所定時
間内に電話機10のオフフックを検出しないときには、
端末制御手段4は無応答通知手段13により電話回線2
を介してセンタ端末1にガス漏れを通知させる。
【0031】これにより、使用者が電話機10を取り上
げなかったときには、センタ端末1に通知することがで
きる。
【0032】なお、本実施例では、無応答通知手段13
がセンタ端末1と通信を開始する条件を所定時間経過時
点としたが、呼出信号の送出回数をカウントし、所定送
出回数をカウントした時点とする条件にしてもよいこと
は言うまでもない。
【0033】(実施例5)以下、本発明の端末網制御装
置の実施例5について図面を参照しながら説明する。
【0034】図5は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施例3と同じ構成要素には同一番号を付
与して詳細な説明を省略する。本実施例が実施例4と異
なる点は、通信中継手段15を備え、電話機10を電話
回線2から切り離さなくても警報音などの通報信号を送
受信できるようにしたことにある。
【0035】上記構成においてその動作を説明する。セ
ンサ手段7がガス漏れなどの生活空間の状態変化を検知
すると、これを端末網制御装置3に通知する。端末制御
手段4は端末インターフェース手段6を介してその検知
信号を入力し、オフフック検出手段14により電話機1
0が通話中であるか否かをチェックし、通話中であると
きは通信中継手段15により電話機10側の回線にあら
かじめ利用者と取り決めした警報音などの通報信号を間
欠的に重畳させる。
【0036】これにより使用者は電話機10により通話
中であってもセンサ手段7からのガス漏れなどの状態変
化を知ることができる。
【0037】なお、通話中でなければ回線切替手段8に
より電話機10を電話回線2から切り放し、呼出信号で
呼び出して音声合成手段12で合成した音声で通報する
ことができる。
【0038】(実施例6)以下、本発明の端末網制御装
置の実施例6について図面を参照しながら説明する。
【0039】図6は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。なお、実施例5と同じ構成要素には同一番号を付
与して詳細な説明を省略する。本実施例が実施例5と異
なる点は、通話処理手段16を備え、通信中継手段15
が通話中ならば電話回線2と電話機10の接続を切り離
したのちに通話相手に電話回線2を介して信号を送信す
るようにしたことにある。
【0040】上記構成においてその動作を説明する。セ
ンサ手段7がガス漏れなどの生活空間の状態変化を検知
すると、端末網制御装置3に通知する。端末制御手段4
は端末インターフェース手段6を介してその検知信号を
入力し、オフフック検出手段14により電話機10が通
話中であるか否かをチェックする。通話中であるときは
回線切替手段8により電話機10を電話回線2から切り
離し、かつ通話処理手段16により電話回線2の閉結状
態を維持し、通話処理手段16により通話相手に、状態
変化がガス漏れであるときは”緊急により通話を中断し
ます”などの音声ガイダンスを音声合成手段12で合成
して電話回線2に送信する。そして電話制御手段9によ
り電話機10のベルを鳴らし、使用者に生活空間の状態
変化を通報する。
【0041】これにより、使用者が電話機10で通話中
であっても、通話相手に緊急中断を断わって中断すると
こもに、使用者を呼び出して状態変化を通報することが
できる。また、通話相手は中断が電話の故障によるもの
でないことを知ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、センサ手段の状態変化検知に対応して電話機のベル
を鳴らして呼び出すことにより、使用者がセンサ手段が
設置されている場所から離れたところに居ても生活空間
の状態変化を通報することができる。
【0043】また、電圧発生手段により電話回線から回
線電圧を取り込んで高電圧を発生し、電話回線から切り
離した電話機側の回線に印加することにより、電話回線
から切り離した電話機を制御するための別電源が不要と
なる。
【0044】また、オフフック検出手段により電話機の
応答を確認して音声合成手段によりガス漏れなどの生活
空間の状態変化を音声により通知することができる。
【0045】また、オフフック検出手段により電話機の
応答を確認できないときは電話回線を介してセンタ端末
に通報することより、たとえば、ガス漏れなどの緊急時
にはガス会社の係員を派遣しガス漏れ事故を防止するこ
とができる。
【0046】また、電話機が通話中でもその電話機側の
回線に所定の通報信号や音声信号を重畳させることによ
りガス漏れなどの生活空間の状態変化を通報することが
できる。
【0047】また、通話処理手段により電話機が通話中
でもその通話相手に緊急の中断を通告して通話を中断す
ることにより、通話相手は通話が中断されても電話の故
障ではないことを認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末網制御装置の実施例1の構成を示
すブロック図
【図2】本発明の端末網制御装置の実施例2の構成を示
すブロック図
【図3】本発明の端末網制御装置の実施例3の構成を示
すブロック図
【図4】本発明の端末網制御装置の実施例4の構成を示
すブロック図
【図5】本発明の端末網制御装置の実施例5の構成を示
すブロック図
【図6】本発明の端末網制御装置の実施例6の構成を示
すブロック図
【図7】従来の端末網制御装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 センタ端末 2 電話回線 3 端末網制御装置 4 端末制御手段 5 回線通信手段 6 端末インターフェース 7 センサ手段 8 回線切替手段 9 電話制御手段 10 電話機 11 電圧発生手段 12 音声合成手段 13 無応答通知手段 14 オフフック検出手段 15 通信中継手段 16 通話処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安井 利彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生活空間の状態変化を検知するセンサ手
    段と電話機とを端末として接続し、前記端末および前記
    電話機の電話回線を介した外部との通信を制御する端末
    網制御装置において、前記電話回線を介して外部のセン
    タ端末と通信する回線通信手段と、前記電話機の通話を
    制御する電話制御手段と、前記電話回線を前記電話制御
    手段または前記回線通信手段のいずれかに切り替え接続
    する回線切替手段と、前記センサ手段と通信して信号を
    授受する端末インターフェース手段と、全体の動作を制
    御する端末制御手段とを備え、前記回線切替手段が前記
    電話回線を前記電話制御手段に接続して前記電話機を通
    話可能に維持しているとき、前記端末制御手段は、前記
    センサ手段が前記状態変化を検知した検知信号を前記端
    末インターフェース手段を介して入力したとき、少なく
    とも前記電話機が通話中でないときには前記回線切替手
    段により前記電話機を前記電話回線から切り離し、前記
    電話制御手段により前記電話機に呼出信号を送出するよ
    うにした端末網制御装置。
  2. 【請求項2】 電話回線の回線電圧を取り込んで高電圧
    を発生する電圧発生手段を備え、端末制御手段は、回線
    切替手段により電話回線から切り離した前記電話機側の
    回線に前記高電圧を印加するようにした請求項1記載の
    端末網制御装置。
  3. 【請求項3】 電話機のオフフックを検出するオフフッ
    ク検出手段と、音声を合成する音声合成手段とを備え、
    端末制御手段は、センサ手段から端末インターフェース
    手段を介して入力した生活空間の状態変化の検知信号に
    対応して電話制御手段により電話機に呼出信号を送出し
    たとき、前記オフフック検出手段により使用者のオフフ
    ックを検出すると前記音声合成手段により前記状態変化
    を通報する音声信号を生成して前記電話制御手段により
    前記電話機に送出するようにした請求項1または2記載
    の端末網制御装置。
  4. 【請求項4】 無応答通知手段を備え、端末制御手段
    は、センサ手段から端末インターフェース手段を介して
    入力した生活空間の状態変化の検知信号に対応して電話
    制御手段により電話機に呼出信号を送出したのち所定時
    間経過後もオフフックを検出しないとき、利用者があら
    かじめ決めた通知先へ前記無応答通知手段により通報す
    るようにした請求項3記載の端末網制御装置。
  5. 【請求項5】 通信中継手段を備え、端末制御手段は、
    センサ手段から端末インターフェース手段を介して生活
    空間の状態変化の検知信号を入力したとき、電話機が電
    話回線を介して通話中であれば、前記通信中継手段によ
    り前記状態変化に対応する通報信号を前記電話機側の回
    線に重畳するようにした請求項1〜4のいずれか1項記
    載の端末網制御装置。
  6. 【請求項6】 通話処理手段を備え、端末制御手段は、
    センサ手段から端末インターフェース手段を介して生活
    空間の状態変化の検知信号を入力したとき、電話機が電
    話回線を介して通話中であれば回線切替手段により電話
    機を電話回線から切り離し、電話制御手段により前記電
    話機に呼出信号を送出するとともに、前記通話処理手段
    により前記電話回線を介して通話相手に通話中断を通知
    するようにした請求項1〜4のいずれか1項記載の端末
    網制御装置。
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JP14403696A JPH09326885A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 端末網制御装置

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JP14403696A Pending JPH09326885A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 端末網制御装置

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JP (1) JPH09326885A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008283367A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Nec Infrontia Corp 通報方法およびその方法を用いた通報装置

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JP2008283367A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Nec Infrontia Corp 通報方法およびその方法を用いた通報装置

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