JP3047601B2 - 無線端末制御装置 - Google Patents

無線端末制御装置

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JP3047601B2
JP3047601B2 JP4926692A JP4926692A JP3047601B2 JP 3047601 B2 JP3047601 B2 JP 3047601B2 JP 4926692 A JP4926692 A JP 4926692A JP 4926692 A JP4926692 A JP 4926692A JP 3047601 B2 JP3047601 B2 JP 3047601B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局線または、ボタン電
話機インターフェース或いは標準電話機インターフェー
ス機能を持つ交換機の内線に接続し、更に無線通信によ
り制御データ及び音声信号を無線端末に対して中継伝送
し、局線或いは交換機の持つ様々なサービスを前記無線
端末に提供可能とする無線端末制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の無線端末制御装置は、交換機の内
線との接続インターフェースに、3種類のものが有っ
た。
【0003】その1つは、標準電話機(黒電話機、留守
番電話機、ファクシミリ等)の内線インターフェースに
接続され、発着信制御及び音声信号伝送を行なう内線に
接続するタイプのものである。
【0004】他の2つは、それぞれのメーカ独自の内線
インターフェース(大半はボタン電話機インターフェー
ス)で接続されるタイプのものであり、以下の様なイン
ターフェースが有る。
【0005】その1つは、内線接続線数を4線式とし、
音声通話をその内2線を用いて伝送し、電話機/交換機
制御データを残る2線を用いて伝送する方式のアナログ
ボタン電話インターフェースタイプのものであり、もう
1つは、内線接続線数を2線式とし、PCMコード化さ
れた音声データと、電話機/交換機制御データと共に先
の2線を用いて伝送するタイプのものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の様
な従来の構成では、前者の標準電話機インターフェース
対応の場合、各メーカの交換機の標準電話機インターフ
ェースに自由に接続可能で有るという汎用性の高さはあ
るものの、交換機の備える多彩なサービスを利用する為
には、フッキング信号と特番ダイヤルの組み合わせによ
り操作する必要が有り、無線端末から交換機の多彩なサ
ービスを利用するには交換機のダイヤルトランクの数等
に起因する機能の制限や、誤ったフッキング信号操作等
による通話切断等、使い辛さの問題が有った。
【0007】また一方、後者のメーカ独自のインターフ
ェースでは、先に述べた様な交換機サービスの利用上の
制限に関する問題は無く、有線式のアナログボタン電話
機及びディジタルボタン電話機と同等のサービスを利用
できるという機能性は高いものの、接続できる交換機本
体が同一のメーカのもので、且つアナログボタン電話機
インターフェース用、またはディジタルボタン電話機イ
ンターフェース用のどちらかが必要であり、接続する内
線インターフェースの種類によって、インターフェース
回路或いはアダプター等を交換する必要があり、しかも
これら専用インターフェースでは他社の交換機には接続
出来ないという問題が有った。
【0008】本発明が解決しようとする課題は、これら
汎用性とメーカ独自の高機能性の両立という相反する問
題を解決し、両者のインターフェースに共用性が有り、
且つ装置の設置工事が簡単に行なえる無線端末制御装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、以上の課題
を解決する為に、交換機本体とのインターフェースに標
準電話機インターフェースとアナログボタン電話機とデ
ィジタルボタン電話機の制御通信を行なう専用制御通信
インターフェースを設けると共に、接続する交換機或い
は局線のインターフェース種別によって自動的にサービ
ス機能を切り換える自動切り換え手段を備えた。
【0010】
【作用】上記構成により、交換機の内線に接続された場
合、まず専用制御通信インターフェースにて交換機との
間でアナログボタン電話機モードまたはディジタルボタ
ン電話機モードの制御データ通信が行なわれるか否かの
判断を行ない、通信が行なわれていれば、それぞれの通
信モードに合った通信フォーマットにて、先の専用制御
通信インターフェースを介して、交換機本体との発着信
制御の他多彩なサービス制御通信を行なう。
【0011】また、音声信号に関しては、アナログボタ
ン電話機インターフェースの場合、標準電話機インター
フェースであるアナログ信号線を用いて伝送され、ディ
ジタルボタン電話機インターフェースの場合、制御通信
線である、ディジタル信号線上でPCMコード化され伝
送される。
【0012】一方、専用制御通信インターフェースにて
通信が確立していなければ、先の標準電話機インターフ
ェースのみで、発着信制御、各種サービス制御及び音声
信号伝送を行なう。また、この標準電話機インターフェ
ースモードによる動作中も常に交換機との専用制御通信
確立監視を行なっておき、交換機と本装置の内線の接続
変更のみで、上記のどちら動作モードにも即時対応可能
とした。
【0013】本装置に接続可能な交換機は、高度で多彩
なサービスを提供可能な専用インターフェースを備え、
同一メーカ製のものだけでなく、他社の交換機にも標準
電話機インターフェースを利用して接続可能となる。ま
た、これら接続の切り替え時に専用のインターフェース
回路の増設あるいは交換、また本装置の動作モードの設
定を行なうプログラミング作業等は必要なく、装置の接
地工事がきわめて簡単であり、汎用性に富むという利点
がある。
【0014】
【実施例】以下、図1から図6までを用い、今回の発明
による無線端末制御装置の説明を行なう。
【0015】図1の100は本発明の一実施例の無線端
末制御装置であり、無線端末122と内線125を介し
て接続される交換機126との間で発着信制御、無線端
末への表示データ伝送等の機能及び送話/受話の音声信
号の中継伝送を行なう装置である。
【0016】ディジタル信号線124は、交換機126
に接続される専用ボタン電話機(アナログボタン電話機
及びディジタルボタン電話機)の動作制御を行なう為の
通信線である。
【0017】本発明の通信インターフェース手段は、送
受信部114、ディジタル音声/制御信号分離総合部1
15、通信制御手順実行部118、A/Dコンバータ1
17、D/Aコンバータ116からなる。又、本発明の
回線インターフェース手段は、フックリレー103、コ
ンデンサ104,105、ダイヤルリレー106,DT
MF信号送出部112、2線/4線変換部107、ダイ
ヤル信号切り替えリレー109、受話信号切り換えリレ
ー110、送話信号切り換えリレー111、ベル信号検
知部108、ダイヤルモードスイッチ120からなる。
更に、本発明の自動切り換え手段は制御部101及び記
憶部119で構成され、記憶部119に記憶した図4〜
6に示すプログラムを制御部101に移植して実行され
る。以下、各部について詳細に説明する。
【0018】送受信部114は、ディジタル信号線12
4に接続しており、交換機126から送信されて来る端
末装置制御データの受信と交換機126へ向けて交換機
制御データの送信を行なう。なお、このディジタル信号
線124は交換機126がディジタルボタン電話機イン
ターフェースを装備しているか、またはアナログボタン
電話機インターフェースを装備している場合のみ利用可
能である信号線であり、標準電話機インターフェースの
場合は接続されず、利用されない信号線である。
【0019】交換機126がディジタルボタン電話機イ
ンターフェースである場合、ディジタル音声信号/制御
信号分離統合部115は、送受信部114で送受信する
通信データの内、図3に示す交換機126から無線端末
装置100に送出される端末装置制御データと音声デー
タの分離及び、無線端末装置100から交換機126に
送出される交換機制御データと音声データの統合を行な
う。先の端末制御データと交換機制御データは、通信制
御手順実行部118に対して入出力される。一方音声デ
ータに関しては、交換機126に送出される音声データ
は、A/Dコンバータ117より入力し、交換機126
より受信する音声データは、D/Aコンバータ116に
出力する。
【0020】一方、制御部101は、通信制御手順実行
部118の通信エラー状況から、交換機126がアナロ
グボタン電話機インターフェースであると判定した場合
は、ディジタル音声/制御信号分離統合部115の送受
信フォーマットモードを切り換えて、図2に示す様に音
声データが重畳されない制御データだけの通信フォーマ
ットで通信する様制御する。このアナログボタン電話機
インターフェースモードの場合、音声信号はアナログ信
号線123上をアナログ信号で伝搬する。
【0021】通信制御手順実行部118は、先の送受信
部114が交換機126とデータ通信を行なう場合、制
御データ(交換機制御データ及び、端末装置制御デー
タ)に含まれるFCS(フレームチェックシーケンス)
をチェックする事により、通信エラーの判定を行なう。
そして、交換機126より受信した端末装置制御データ
がエラーしていた場合、交換機126に対して、再度制
御データを送出する様に要求を行なう手順を実行する。
また、交換機126が受信した交換機制御データが、エ
ラーしていた場合、通信制御手順実行部118は、交換
機126のデータ再送要求に従い、再度同じ交換機制御
データの再送を行なう手順を実行する。
【0022】フックリレー103は、交換機126がア
ナログボタン電話機インターフェースあるいは標準電話
機インターフェースである場合、無線端末122より受
信したオフフック操作データによりアナログ信号線12
3の接続((a)と(b)、(c)と(d)の接続)/
切断((a)と(b)、(c)と(d)の切断)を行な
う。
【0023】ベル信号検知部108は、回線電流の阻止
を行なうコンデンサ104及び105を介して、アナロ
グ信号線123に接続し、交換機126より送出される
ベル信号を検知し、制御部101に通知する働きを行な
う。
【0024】ダイヤルリレー106は、ダイヤルモード
スイッチ120がパルスダイヤルモードに選択されてい
る場合、制御部101により、アナログ信号線123の
回線電流のオン/オフによるダイヤルパルス信号を送出
する働きを行なう。このダイヤルリレー106は、通常
オン状態である。
【0025】先のダイヤルリレー106に続いて、2線
/4線変換部107が接続される。この2線/4線変換
部107は、2線構成である一次側のアナログ信号線1
23と、2次側の一対づつの送信信号線(f)と受信信
号線(j)に分離統合し、一次と二次の双方向に音声信
号を伝達する働きを行なう。また、一次側においては、
アナログ信号線123の回線電流の終端する働きを行な
う。
【0026】ところで、2線/4線変換部107の2次
側の送信信号線(f)は、ダイヤル信号切り替えリレー
109に接続する。ダイヤル信号切り替えリレー109
は、トーンダイヤル時、送出音声信号線(h)と送信信
号線(f)との接続を開放し、多周波選択信号(以降D
TMF信号と称する。)を送出する働きを行なうDTM
F信号送出部112の信号出力(g)と送信信号線
(f)を接続する働きを行なう。
【0027】受話信号切り替えリレー110は、交換機
126の内線インターフェースが標準電話機インターフ
ェースまたはアナログボタン電話機インターフェースの
場合、制御部101の切り替え制御により、受信信号線
(j)と無線端末通信部113の音声入力信号線(k)
を接続し、交換機126の内線インターフェースがディ
ジタルボタン電話機インターフェースである場合、音声
入力信号線(k)とD/Aコンバータ出力信号線(i)
を接続する。一方、送話信号切り替えリレー111も同
様に、交換機126の内線インターフェースの種類に応
じて、無線端末通信部113の音声出力信号線(l)と
送出音声信号線(h)の接続、或いは音声出力信号線
(l)とA/Dコンバータ入力信号線(m)との接続、
の切り替えを行なう。
【0028】DTMF信号送出部112は、制御部10
1の制御により、交換機126の内線インターフェース
が標準電話機であり、且つダイヤルモードスイッチでト
ーンダイヤルが選択された場合、ダイヤル信号切り換え
リレー109((f)と(g)の接続状態。)を介して
アナログ信号線123にDTMF信号を送出する働きを
行なう。
【0029】無線端末通信部113は、無線端末122
と制御部101との間でアンテナ121を介して、制御
データの送受信及び通信データエラーの復旧処理を行な
う。また、制御部101の働きにより妨害の最も少ない
音声通信チャンネルが選択され、音声入力信号線(k)
及び音声出力信号線(l)上の音声信号を、無線端末1
22との間で送受信する。
【0030】ダイヤルモードスイッチ120は、交換機
126が標準電話機インターフェースを持つ場合に有効
であり、アナログ信号線123に送出するダイヤル信号
をトーンダイヤルかパルスダイヤルに選択する入力スイ
ッチである。
【0031】制御部101は記憶部119のPA部に格
納されるプログラム(図4、図5及び図6に示す一連の
フローチャートに示す。)に従い、先に説明した、ディ
ジタル音声/制御信号分離統合部115、通信制御手順
実行部118、ベル信号検知部108、フックリレー1
03、ダイヤルリレー106、ダイヤル信号切り換えリ
レー109、受話信号切り換えリレー110、送話信号
切り換えリレー111、DTMF信号送出部112及び
無線端末通信部113の各部の制御を行なう。ところで
記憶部119のDA部は、制御部101のプログラム実
行時に使用する各種変数を格納するエリアである。
【0032】ハードウエアタイマ102は、図5のフロ
ーチャートに示すタイマ処理プログラムに一定の周期的
な起動をかける為のタイマである。
【0033】無線端末122は、通話機能を備え、ダイ
ヤル発呼、着信、応答、保留等が可能である。また表示
部に関しては、着信表示、ダイヤル表示その他発呼者番
号表示、回線状態表示等の各種情報表示可能なLCD及
びLEDを備える。
【0034】図2は交換機126がアナログボタン電話
機インターフェースを備えている場合、データ信号線1
24上で、交換機126と無線端末制御装置100間で
やり取りされる通信フォーマットを示したものである。
201が交換機126から無線端末制御装置100に送
られる端末装置制御データであり、一方202が無線端
末制御装置100から交換機126に送られるものであ
る。双方のデータは、交換機126と周期的にやり取り
され、スタートマークで開始し、ストップマークで終了
する構造を取る。これらマークは送受信部114の送受
信同期に用いられる。二つのマークの間に交換機制御デ
ータあるいは端末装置制御データとFCS(フレームチ
ェックシーケンス)が挿入される。このフレームチェッ
クシーケンスは通信制御手順実行部118にて交換機制
御データあるいは端末装置制御データの正常性のチェッ
クに用いられる。
【0035】一方、図3は交換機126がディジタルボ
タン電話機インターフェースを備えている場合であり、
301が交換機126から無線端末制御装置100に送
られる端末装置制御データであり、302が無線端末制
御装置100から交換機126に送られるものである。
ところでディジタルボタン電話機インターフェースの場
合、図2のアナログボタン電話機インターフェースと異
なり、スタートマークとストップマークの間にPCM化
された音声データも挿入される。この場合のフレームチ
ェックシーケンスは交換機制御データあるいは端末装置
制御データにのみ意味の有るものであり、音声データに
対してはチェックの対象とはならない。
【0036】通信制御手順実行部118は上記フォーマ
ットの違いをFCSエラーの形で読み取る事が可能であ
る。つまりディジタルボタン電話機対応の制御データを
アナログボタン電話機制御データのフォーマット解析手
順で解析し、FCS判定を行なえばエラーとなる為、規
定値以上連続してFCSエラーが発生すれば、フォーマ
ット解析手順を切り換えてみれば、現在接続中のインタ
ーフェースがアナログボタン電話機インターフェース
か、ディジタルボタン電話機インターフェースかの判定
が可能である。
【0037】次に図4から図6のフローチャートを用い
て、制御部101の制御動作の説明を行なう。
【0038】先ず図4のフローチャート401は交換機
126から送出される端末装置制御データの受信処理を
表している。
【0039】まずステップ402にて現在の「通信モー
ド」の判定を行ない、「アナログボタン電話機通信モー
ド」であれば、ステップ403に移行し、通信制御手順
実行部118における通信エラーチェックを行なう。デ
ータが正常で有れば、ステップ404にて送受信部11
4により受信され、ディジタル音声/制御信号分離統合
部115により制御データのみ抽出され、通信制御手順
実行部118によりデータの正常性をチェックされた受
信データは制御部101に読み込まれる。次にステップ
405にて連続してエラー回数をカウントする変数であ
る“通信エラー回数”を“消去”し“0”にする。そし
て、ステップ417に移行し、受信処理を行なった事を
意味する“受信フラグ”を“セット”し、ステップ41
8で受信割り込み処理を終了する。
【0040】次に、先のステップ403にて通信エラー
を検出した場合、ステップ406にて“通信エラー回
数”に“1の加算”を行ない、次のステップ407にて
先の“通信エラー回数”が規定回数をオーバフローして
いなければ、先に説明したステップ417に移行し、オ
ーバフローしていれば、ステップ408に移行し、「通
信モード」を「ディジタルボタン電話機モード」にセッ
トし、ディジタル音声/制御信号分離統合部115のデ
ィジタル音声データの分離統合動作を起動させ、受話信
号切り換えリレー110を音声入力信号線(k)とD/
Aコンバータ出力信号線(i)とを接続し、送話信号切
り換えリレー111を音声出力信号線(l)とD/Aコ
ンバータ入力信号線(m)とを接続する。次にステップ
409にて“通信エラー回数”を“消去”し“0”にす
る。その後先のステップ417に移行する。
【0041】ところで、先に説明したステップ402に
て「通信モード」が「ディジタル電話機モード」であっ
た場合、ステップ410に移行し、通信制御手順実行部
118における通信エラーチェックを行なう。データが
正常で有れば、ステップ411にて受信データは制御部
101に読み込まれる。次にステップ412にて“通信
エラー回数”を“消去”し“0”にする。そして、先に
説明したステップ417に移行する。
【0042】次に、先のステップ410にて通信エラー
を検出した場合、ステップ413にて“通信エラー回
数”に“1の加算”を行ない、次のステップ414にて
先の“通信エラー回数”が規定回数をオーバフローして
い無ければ、先に説明したステップ417に移行する。
一方、オーバフローしていれば、ステップ415に移行
し、「通信モード」を「アナログボタン電話機モード」
にセットし、ディジタル音声/制御信号分離統合部11
5のディジタル音声データの分離統合動作を停止させ、
受話信号切り換えリレー110を音声入力信号線(k)
と受信信号線(j)とを接続し、送話信号切り換えリレ
ー111を音声出力信号線(l)と送出音声信号線
(h)とを接続し、アナログ信号線123上で音声信号
伝送を行なう様にする。次にステップ409にて“通信
エラー回数”を“消去”し“0”にする。その後先のス
テップ417に移行する。
【0043】以上が交換機126から送信されるデータ
受信割り込み処理である。次にフローチャート419を
用いて、アンテナ121を介して、無線端末通信部11
3が無線端末122からのデータを受信した場合のデー
タ受信割り込み処理の説明を行なう。
【0044】制御部101は、無線端末通信部113よ
り受信割り込みを受けると、ステップ420にてデータ
受信処理を行なう。以降、ステップ421に示す処理
は、無線端末122のデータ受信に関する一連の処理で
あり、本発明には直接関係が無いため割愛する。その後
ステップ427で、受信割り込み処理を終了する。
【0045】次に図5を用いてタイマ処理であるフロー
チャート501の説明を行なう。フローチャート209
は、先の交換機データ受信割り込み処理401の定期的
な受信割り込みタイミングよりも長い周期を持つハード
ウエアタイマ102により割り込み起動される処理であ
る。この処理の目的は、ディジタル通信線124を介し
て、交換機126との間で周期的にデータ通信が行なわ
れているか否かを監視するものであり、通信が一定周期
以上途絶えると「標準電話機インターフェースモード」
にし、一定周期通信が安定に継続すると「ボタン電話機
インターフェースモード」にする為の判断に利用され
る。
【0046】その動作は、先ずステップ502にて交換
機126と通信中であるか否かの判定を“通信中フラ
グ”によって行ない、“通信中”で有れば、ステップ5
03にて先の交換機データ受信割り込み処理401が実
行されたか否かを“受信フラグ”の状態で判定する。続
いて次回の受信割込チェックを可能にする為に、ステッ
プ504にて“受信フラグ”の“クリア”を行ない、ス
テップ505にて通信が中断した回数をカウントする
“中断カウンタ”の“クリア”を行う。そして、ステッ
プ515で、通信継続中を維持した状態でタイマ処理を
終了する。
【0047】一方、先のステップ503にて“受信フラ
グ”が“リセット”されたままであれば、前回のタイマ
割込みから今回のタイマ割込みまで交換機データ受信割
込みが発生していなかった事を意味しており、交換機1
26との間で定期的な通信が行なわれていない“通信断
状態”であるとして、ステップ506にて“中断カウン
タ”に“1を加算”しておく。次にステップ507にて
“中断カウンター”が規定値をオーバフローしたか否か
の判定を行ない、規定値に達していなければ、そのまま
ステップ515に移行し、タイマ割込み処理を終了す
る。もしオーバフローしていれば、ステップ508にて
“通信中フラグ”の“クリア”を行ない、タイマ割込み
処理を終了する(ステップ515)。
【0048】ところで、先のステップ502にて“通信
中フラグ”がクリアされていた場合(既に交換機とのイ
ンターフェースモードが「標準電話機インターフェース
モード」である状態)、続いてステップ509にて“受
信フラグ”の状況を確認し、タイマ割込みインターバル
期間中に交換機からの受信割込みが発生しているか否か
の判定を行ない、もしも発生していなければ、「標準電
話機インターフェースモード」を継続する為に、ステッ
プ510にて交換機との間のデータ通信の再開回数を規
定回数カウントするための“再開カウンタ”を“クリ
ア”する。一方、先のステップ509にて“受信フラ
グ”が“セット”されていた事が確認されると、ステッ
プ511にて、その“受信フラグ”を“クリア”し、次
回の受信割込み確認に備える。次にステップ512にて
データ通信の再開回数を意味する“再開カウンタ”に
“1を加算”し、1回のデータ通信が成功した旨の記録
を行なう。そして、“再開カウンタ”のカウント回数の
確認を行ない、規定回数以下であれば「標準電話機イン
ターフェースモード」を継続する為に、タイマ割込み処
理を終了する(ステップ515)。また、ステップ51
3にて“再開カウンタ”が規定回数をオーバフローして
いたならば、交換機とのインターフェースモードを制御
データ通信を主体とした「ボタン電話機インターフェー
スモード」に切り替える為、ステップ514にて“通信
中フラグ”をセットし、タイマ割込みを終了する。
【0049】以上が図5のタイマ処理501の説明であ
る。続いて図6のフローチャート601を使用して、無
線端末制御を説明する。
【0050】先ずステップ602にてタイマ処理501
内で設定した、交換機との内線インターフェースモード
を表わす“通信中フラグ”の確認を行ない、「標準電話
機インターフェースモード」であれば、次のステップ6
03にて、端末データ受信処理419で受信したデータ
が無線端末122の発信操作のためのオフフックデー
タかオンフックデータであるかの判定を行なう。オンフ
ックデータであれば、ステップ604にて、フックリレ
ー103をオフしアナログ信号線123の切断を行な
い、待機状態になる。次にステップ605にて、待機状
態中、ベル信号検知部108によってベル信号を検知す
ると、ステップ606で無線端末122に対して端末着
信の旨の制御データを送信する。
【0051】一方、ベル信号を検知しなかったならば、
ステップ606をジャンプする。その後、先に説明した
ステップ602に戻り、交換機とのインターフェースモ
ードの判定を行なう。
【0052】ところで、先に説明したステップ603に
て、オフフックデータであれば、無線端末122の状態
は、ダイヤル発信中か通話中のどちらかである為、ステ
ップ607に移行し、フックリレー103をオンし、ア
ナログ信号線123の接続を行なう。次にステップ60
8にて、受信データより無線端末122からのダイヤ
ルデータ受信の判定を行ない、データ未受信であれば、
現状態を継続する為にステップ602に戻る。
【0053】一方、ステップ608にてダイヤルデータ
を受信したならば、ステップ609にてダイヤルモード
スイッチ120の設定状態を入力し、パルスダイヤルモ
ードであればデータのダイヤルデータをパルスダイヤ
ルに変換し、ダイヤルリレーをオン/オフ制御し、アナ
ログ信号線上に回線電流の継続信号(パルス信号)とし
て送出する。
【0054】また、ステップ609にてダイヤルモード
がトーンダイヤルモードであれば、ステップ611に
て、ダイヤル信号切り替えリレー109の(g)と
(f)を接続し(h)と(f)をオフし、データのダ
イヤルデータをDTMF信号送出部112にてDTMF
信号に変換し送出する。その後ステップ602に戻る。
【0055】ところで、先のステップ602にて、“通
信中フラグ”が「ボタン電話機インターフェースモー
ド」であったならば、ステップ612にて、受信データ
より無線端末122から送出されたデータはオフフッ
クかオンフックかの判定を行なう。オンフックデータを
受信していれば、待機状態として、フックリレー103
をオフし、アナログ信号線123の切断を行なう。次
に、ステップ614にて、先に無線端末122より受信
したオンフックデータを交換機126に対して、既に送
出したか否かの判定を行ない、送出していなければステ
ップ615にて送出し、既に送出していればステップ6
15をジャンプする。次にステップ616にて、データ
より、着信制御の為のデータを交換機126より受信
しているか否かの判定を行ない、受信していればステッ
プ617にて無線端末122に対して端末着信の為の着
信データを送出し、受信していなければステップ617
をジャンプする。
【0056】その後ステップ625にて、データより
無線端末122の表示部に表示するデータが有るか否か
の判定を行ない、表示データが存在すればステップ62
6にて、無線端末122に表示すべきデータを送信し、
表示すべきデータが無ければステップ626をジャンプ
する。次にステップ627にて、データにより無線端
末122より操作パネル上のファンクションキーが押さ
れた旨のデータを受信したか否かの判定を行ない、受信
していれば、ステップ628にて、そのデータを交換機
126に送信し、受信していなければステップ628を
ジャンプする。その後再び最初のステップ602に戻
り、インターフェースモードの判定を行なう。
【0057】一方、ステップ612でオフフックデータ
を受信していれば、次のステップ618に移行し、“通
信モード”の判定を行ない、「アナログボタン電話機モ
ード」で有れば、ステップ619にてアナログ信号線1
23の接続を行なう。ところで、このアナログ信号線1
23の接続動作は、アナログ信号線経由での音声信号伝
送に備える為のものである。また、ステップ618にて
“通信モード”が「ディジタルボタン電話機モード」で
あるならば、ステップ620に移行し、「ディジタルボ
タン電話機モード」では使用しないアナログ信号線12
3の切断を行なう。次にステップ621にて、交換機1
26に対して、既にオフフックデータを送信したか否か
の判定を行ない、未だ送信していなければ、ステップ6
22にて、端末がオフフックした旨のデータの送信を行
ない、既に送信していればステップ622をジャンプす
る。
【0058】次に、ステップ623にて無線端末122
より受信したデータより、ダイヤルデータを受信した
か否かの判定を行ない、受信していれば、ステップ62
4にて、交換機126に対してダイヤルデータの送信を
行ない、受信していなければステップ624をジャンプ
する。以降、先に説明したステップ625に進み、表示
データの受信判定を行なう。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明は、交換機との内線
インターフェース部分に標準電話機インターフェースと
アナログボタン電話機インターフェース及びディジタル
ボタン電話機インターフェースの3方式を備え、交換機
との通信状態の判定を行ない、それぞれのインターフェ
ースモードの切り替えを行なう事により、接続対象とな
る交換機の種別によって、新たなインターフェース回路
基板の追加、または装置の動作モード設定の為のプログ
ラミング等の設置作業を再度行なう必要が無い。そし
て、本機がメーカ専用のアナログボタン電話機インター
フェースまたはディジタルボタン電話機インターフェー
スを備える交換機に接続された場合には、その無線端末
に対して、有線式のボタン電話機と同等の様々な呼出サ
ービス、発信サービス及び表示サービス等を提供出来
る。
【0060】一方、標準電話機専用の内線インターフェ
ースを備える他メーカの一般的な交換機に接続された場
合には、発着信或いはアナログ信号線を用いた一般的な
ダイヤル特番で実現可能なサービスを提供出来る。この
インターフェースの自動判別機能により、設置作業工数
が極めて簡略化出来、高度なサービスの提供可能なメー
カ専用インターフェースに接続された場合には、無線端
末にもその高度なサービスがそのまま提供でき、しかも
標準電話機インターフェースの様な汎用なインターフェ
ースに接続された場合にも標準電話機のサービスを提供
可能であり、汎用性が極めて高く優れた無線端末制御装
置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における無線端末制御装置の構
成図
【図2】実施例において、交換機126がアナログボタ
ン電話機対応内線を装備している場合の通信フォーマッ
トを示す説明図
【図3】実施例において、交換機126がディジタルボ
タン電話機対応内線を装備している場合の通信フォーマ
ットを示す説明図
【図4】実施例における制御部101の交換機126か
らの通信データ受信割込み及び無線端末122からの通
信データ受信割り込みを示すフローチャート
【図5】実施例におけるハードウエアタイマー102割
り込みを示すフローチャート
【図6】実施例における制御部101の無線端末制御を
実行する為のフローチャート
【符号の説明】
100 無線端末制御装置 101 制御部 102 ハードウエアタイマ 103 フックリレー 104 コンデンサ 105 コンデンサ 106 ダイヤルリレー 107 2線/4線変換部 108 ベル信号検知部 109 ダイヤル信号切り替えリレー 110 受話信号切り替えリレー 111 送話信号切り替えリレー 112 DTMF信号送出部 113 無線端末通信部 114 送受信部 115 ディジタル音声/制御信号分離統合部 116 D/Aコンバータ 117 A/Dコンバータ 118 通信制御手順実行部 119 記憶部(プログラムエリア:PA,データエリ
ア:DAを含む。) 120 ダイヤルモードスイッチ 121 アンテナ 122 無線端末 123 アナログ信号線 124 ディジタル信号線 125 内線 126 交換機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/42 104 - 107 H04Q 7/20 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線端末との間でアンテナを介してデータ
    の送受信を行う無線端末通信部と、 アナログボタン電話或いはディジタルボタン電話機
    専用通信インターフェースとデータ通信可能な通信イン
    ターフェース手段と、 BORSCHT機能を具備する標準電話インターフェー
    スとの接続可能な回線インターフェース手段と、 交換機或いは局線のインターフェース種別によってサー
    ビス機能を切り換える自動切り換え手段とを備え、 前記自動切り換え手段は、 前記通信インターフェース手
    段にて交換機との間でアナログボタン電話機通信フォー
    マットでの通信手順が確立された場合には、前記通信イ
    ンターフェース手段にて交換機との制御インターフェー
    スを確立し、音声通話はアナログ信号にて前記回線イン
    ターフェース手段にて伝送し、一方前記通信インターフ
    ェース手段で交換機との間でディジタルボタン電話機フ
    ォーマットでの通信手順が確立された場合は、前記通信
    インターフェース手段のみで交換機との制御データ及び
    PCM音声データの両方のインターフェースを同時に確
    立し、 一方BORSCHT機能具備する交換機或いは局線に
    接続された場合は、パルス或いはトーンダイヤル及びフ
    ック操作のみでサービス提供可能な標準電話機サービス
    を前記無線端末に対して提供するようにサービス機能を
    切り換えること特徴とする無線端末制御装置。
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