JP3194238B2 - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JP3194238B2
JP3194238B2 JP16103692A JP16103692A JP3194238B2 JP 3194238 B2 JP3194238 B2 JP 3194238B2 JP 16103692 A JP16103692 A JP 16103692A JP 16103692 A JP16103692 A JP 16103692A JP 3194238 B2 JP3194238 B2 JP 3194238B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線電話装置に関する
ものであり、特に、子機が、コードレス電話機モードと
セルラー電話機モードの2つの動作モードを併有する子
機に対して、コードレス電話機モードで動作中には、家
庭内あるいは事業所内に引き込まれた局線に接続された
親機の制御管理下で発着信及び通話動作を行い、セルラ
ー電話機モードで動作中にはセルラー交換局の制御管理
下で発着信及び通話動作するものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線電話装置の発展には目ざまし
いものがあり、子機がコードレス電話機とセルラー電話
機あるいはその他各種無線電話機の機能を併有し、親機
は子機がコードレス電話機モードで動作中の場合、子機
と局線の通話を接続するものがある。
【0003】図4は従来の無線電話装置の構成を示すも
のであり、図5は従来の無線電話装置における、子機デ
ータ受信処理と呼制御処理のフローチャートを示すもの
である。図4において、400は無線電話装置親機であっ
て、制御手段401と、局線403と接続されたモジュラージ
ャック402と、局交換機より送出されるベル信号を検知
するベル信号検知手段404と、フック検知,ダイヤルパ
ルス検知,音声帯域信号の伝送・休止制御,ダイヤル送
出手段よりの多周波選択信号(以下、DTMF信号と称
する)の中継および終話信号の中継を行う局線接続/開
放手段405と、DTMF信号を送出するダイヤル送出手
段406と、局線403からの終話信号を検知する終話信号検
知手段407と、前記音声帯域信号および子機の着信制御
等を行うためのデジタル制御信号(以下、子機制御デー
タと称する)を無線周波数帯域信号に変調して出力する
とともに、子機より受信する無線周波数帯域信号を音声
帯域信号と親機を制御するためのディジタル制御データ
(以下、親機制御データと称する)に分離復調する音声/
制御データ変復調手段409と、子機との間で情報を送受
信する送受信手段410と、プログラム記憶手段414とで構
成される。なお、局線インターフェース手段408はベル
検知手段404,局線接続/開放手段405,ダイヤル送出手
段406,終話信号検知手段407で構成され、また、子機通
信インターフェース手段411は音声/制御データ変復調
手段409と送受信手段410とで構成される。
【0004】412はアンテナ、413は子機である。
【0005】次に、制御手段401の動作をプログラム記
憶手段414に記憶されている図5のフローチャートに従
って説明する。音声/制御データ変復調手段409がアン
テナ412及び送受信手段410を介して子機413より
親機制御データを受信した場合、音声/制御データ変復
調手段409のデータ受信割り込み機能により、制御手段4
01では「子機データ受信処理」と呼ばれる割り込み処理
が行われる(S41)。すなわち、制御手段401は音声/制
御データ変復調手段409より親機制御データを入力する
(S42)。その後割り込み処理を終了する(S43)。
【0006】次に、制御手段401が子機413と局線403の
待機,着信,ダイヤル発信,通話等の状態管理を行う
「呼制御処理」と呼ばれる処理について説明する。制御
手段401は先の「子機データ受信処理」によって受信し
た親機制御データより子機413の状態判定を行い(S4
5)、オンフック状態であればベル検知判定に移行する
(S46)。S46ではベル検知手段404がベル検知中である
か否かを判定し、ベル検知中でなければ制御手段401
は、音声/制御データ変復調手段409と送受信手段410及
びアンテナ412を介して子機にベル非鳴動中である旨の
「ベル停止要求」を送信する(S47)。ところでこの「ベ
ル停止要求」の送信は、既に子機413がベル鳴動状態で
ある場合に、ベル鳴動停止のために送出するものであ
り、ベル非着信時に常に子機413に対して送出するもの
ではない。一方、ベル検知中である場合は、同じく子機
413に対して「ベル鳴動要求」を送信する(S48)。制御
手段401はS47またはS48の実行を終了すると、親機制
御データよりオフフックであるか否かを判定する(S4
9)。制御手段401は親機制御データがオフフックである
と判断すると、局線接続を実行し(S50)、子機413にオ
フフック状態への移行完了の旨「オフフック完了通知」
を子機制御データとして送信する(S51)。制御手段401
は、その後S45に戻り先に述べた各処理を再実行する。
一方、制御手段401が親機制御データがオフフックでな
いと判断した場合にはS45に戻る。
【0007】ところでS45にて制御手段401が現在の子
機413の状態がオフフック状態であると判定した場合に
は、親機制御データにより子機413がオフフック状態に
移行したか否かの判定を行う(S52)。親機制御データが
「オフフック」であれば、制御手段401は終話信号検知
手段407が局交換機より送出される終話信号を検知して
いるか否かの判定を行い(S53)、終話信号を検知してい
ればオンフック状態に移行し局線を開放し(S56)、子機
413に対し「オフフック完了通知」の子機制御データを
送信し(S57)、その後制御手段401はS45に戻り先に説
明した動作を受信データ,検知データに従って実行す
る。一方、終話信号を検知していなければ制御手段401
は、親機制御データが「ダイヤルデータ」であるか否か
を判定し(S54)、ダイヤルデータであればダイヤル送出
手段406より局線403にDTMF信号を送出する(S55)。
一方、ダイヤルデータでないならばS55をジャンプしS
45に戻る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の無線電話装置では、親機の局線着信に対し
て、親機が子機呼出のために子機通信インターフェース
手段を介して子機制御データを送信しても子機がセルラ
ー電話機モードで動作中の場合、或いは親機と子機との
間の距離が遠く親機から送信する子機制御データを子機
が受信できない場合、子機所有者は親機への着信を知る
こともなく、また発信者も親機に対して応答もないまま
に呼出を続けるという問題を有し、このため子機が親機
の局線に応答不可能な場合、親機の局線を介して子機を
呼び出す発信者に対して子機の現在の動作モードとセル
ラーの電話番号を知らしめることが可能な無線電話装置
が望まれていた。本発明は上記の問題を解決し、発信者
にも子機のユーザにも、子機の状況を気にさせることな
く、子機の状況に応じて自動で発信者に対応することが
できる無線電話装置を提供することを目的としているも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、無線電話サービス網に接続可能な子機と
無線通信によって接続可能な無線電話装置であって、子
機と無線通信を行う子機通信インターフェース手段と
線公衆電話回線と接続可能な局線インターフェース手
段と、子機の電話番号を記憶する記憶手段と、前記記憶
手段に記憶されている電話番号を出力する出力手段と、
前記子機通信インターフェース手段と子機との通信が不
可能なときに前記局線インターフェース手段に着信があ
った場合、前記出力手段を制御して前記局線インターフ
ェース手段に対し、子機の電話番号を出力し、さらに前
記出力手段を制御して前記局線インターフェース手段に
対し子機の電話番号を出力させる制御を行っているとき
に、前記子機通信インターフェース手段が受信した子機
から到来するデータ信号のエラーが予め設定されている
規定値以下になれば、前記出力手段を制御して前記局線
インターフェース手段に対し、子機へ転送中である旨の
メッセージを出力すると共に前記子機通信インターフェ
ース手段および前記局線インターフェース手段とを制御
して、子機と前記局線インターフェース手段に到来した
着信との通信とを可能にする制御手段を備えたことを特
徴とする。
【0010】
【作用】本発明は上記の構成により、無線電話装置が
機との間で予め設定された回数以上の通信エラーを検知
することにより、局線に着信する呼を子機の動作状況に
応じて、コードレス電話機モードで動作中の子機への直
接接続を可能とし、一方子機がセルラー電話機モードで
動作中の場合、発者に対して子機が現在セルラー電話
機モードで動作中である旨のメッセージと再度セルラー
電話番号に発信し直すよう促すメッセージ送出を自動的
に切り替えることが可能となる。しかも無線電話装置の
局線の発信者に対して再度セルラー電話機モードで動作
中の子機に電話をかけ直すように促している間に、子機
がコードレス電話機モードで通信可能になった場合、コ
ードレス電話機モードによる再接続を行うとともにその
旨を発信者に通知することができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例における無線電話装
置のブロック構成を示すものであり、図2は本発明の一
実施例における子機データ受信処理と呼制御処理フロー
チャート、また図3は通信エラー監視処理のフローチャ
ートである。
【0012】図1において、100は無線電話装置親機、1
01は無線電話装置の各手段を制御する制御手段、102は
モジュラージャックで局線103に接続されている。104は
局交換機より送出されるベル信号を検知し制御手段101
に通知するベル検知手段、105はフック検知,ダイヤル
パルス検知,音声信号経路切り替え手段109との間で音
声帯域信号の伝送と休止制御,ダイヤル送出手段106よ
りのDTMF信号の中継及び終話信号を終話信号検知手
段107に中継する局線接続/開放手段、108は局線インタ
ーフェース手段であって、ベル検知手段104と局線接続
/開放手段105とダイヤル送出手段106と終話信号検知手
段107で構成される。109は局線接続/開放手段105との
接続(a点)と、メッセージ送出手段との接続(b点)と音
声/制御データ変復調手段との接続(c点)を切り替える
音声信号経路切り替え手段である。110は音声/制御デ
ータ変復調手段であって、音声帯域信号と送受信手順実
行手段115を介して入力させる子機制御データを無線周
波数帯域信号に変調するとともに、子機より入力される
無線周波数帯域信号に変調された音声帯域信号と親機制
御データを分離復調して、音声信号経路切り替え手段10
9と送受信手順実行手段115に出力する。111は子機との
間の送受信手段、112は子機通信インターフェース手段
であって、音声/制御データ変復調手段110と送受信手
段111からなる。113はアンテナ、114は子機、116は制御
プログラムを記憶するプログラム記憶手段、117はメッ
セージ記憶手段118に記憶されているメッセージを送出
するメッセージ送出手段、メッセージ記憶手段118には
子機がセルラー電話機モードで運用されているメッセー
ジと、セルラー電話番号にかけ直すように促すメッセー
ジと、子機に転送中である旨のメッセージ等が記憶され
ている。
【0013】次に、制御手段101の動作をプログラム記
憶手段116に記憶されているフローチャートを参照して
説明する。まず図2に示す子機データ受信処理について
説明する。送受信手順実行手段115が音声/制御データ
変復調手段110,送受信手段111を介して子機114からの
制御データを受信すると、受信割り込みにより制御手段
101が起動される(S101)。制御手段101は親機制御デー
タを入力し(S102)、その後割り込み処理を終了する(S
103)。次に、制御手段101は子機114と局線103に関する
待機,着信,ダイヤル発信,通話等の状態管理を行う
「呼制御処理」を行う(S104)。すなわち、制御手段101
は子機114に対する制御モードの判定を行い(S105)、
「コードレス電話機モード」で制御中であればS106に
移行し、一方、「セルラー電話機モード」で制御中であ
ればセルラー電話機モード専用の呼処理を実行する。
【0014】「コードレス電話機モード」である場合、
現在の子機114の状態がオフフック/オンフックかを判
定し(S106)、オンフック状態であれば局線103のベル検
知判定(S107)に移行する。S107にてベル検知中でなけ
れば、送受信手順実行手段115及び子機通信インターフ
ェース手段112を介して子機114に局線103がベル非鳴動
中である旨の「ベル停止要求」の制御データを送出する
(S108)。ところでこの「ベル停止要求」は、子機114が
既にベル鳴動中であった場合、局線103のベル着信停止
により子機114のベル鳴動を停止するために必要なもの
であり、一度ベル停止を行った後は、何度も子機114に
対して送出されるものではない。一方、S107にてベル
検知中である場合は、子機114に着信ベルを鳴動させる
ために、子機114に対して「ベル鳴動要求」の子機制御
データを送出する(S109)。次に制御手段101は子機通信
インターフェース手段112及び送受信手順実行手段115を
介して子機114から受信したデータについてオフフック
であるか否かを判定する(S110)。制御手段101は受信デ
ータがオフフックであると判断した場合は音声信号経路
切り替え手段109の接続切り替えを行い、音声経路のa
点とc点との接続(S111)を行い局線接続/開放手段105
と音声/制御データ変復調手段110を接続する。次に制
御手段101は局線103に対する応答接続のために局線イン
ターフェース手段108の局線接続/開放手段105を接続状
態にした後(S112)、子機114に対して無線電話装置親機
100がオフフック状態への状態移行完了の旨を通知する
ための「オフフック完了通知」を送信する(S113)。そ
の後S105に戻り光に述べた各処理を再度実行する。と
ころでS110にて制御手段101が親機制御データよりオフ
フックでない判断した場合には、S111〜S113までの処
理をジャンプしてS105に戻る。
【0015】一方、S106にて制御手段101が現在の子機
114の状態が「オフフック状態」であると判定した場合
には、子機114からの親機制御データより子機114が「オ
フフック状態」から「オンフック状態」に移動したか否
かの判定を行う(S114)。親機制御データが「オフフッ
ク状態」のままであれば制御手段101は終話信号検知手
段107が終話信号を検知したか否かの判定を行い(S11
5)、終話信号を検知していればS118に移行する。終話
信号を検知していなければ制御手段101は、親機制御デ
ータが「ダイヤルデータ」であるか否かを判定し(S11
6)、「ダイヤルデータ」であれば局線インターフェース
手段108のダイヤル送出手段106よりDTMF信号を送出
する(S117)。その後S105に戻る。一方、制御手段101
がS114で親機制御データより「オンフック状態」を検
出するか、S115にて「終話信号」を検知すると、局線1
03を開放するために局線インターフェース手段108の局
線接続/開放手段105を開放し(S118)、音声信号経路切
り替え手段109の全ての信号経路を開放し(S119)、子機
114に対して「オフフック状態」に移行が完了した旨の
「オフフック完了通知」の子機制御データを送信する
(S120)。その後S105に戻り、先に説明した各ステップ
を再度実行する。
【0016】ところで、S105にて現在の制御手段101の
子機114制御モードが「セルラー電話機モード」であっ
た場合は、局線インターフェース手段108のベル検知手
段104により局線103にベル着信があるか否かの判定を行
う(S121)。ベル着信がある場合は制御手段101は音声信
号経路切り替え手段109にて音声経路の点aと点bを接
続し(S126)、メッセージ送出手段117のメッセージ送出
に備え、局線インターフェース手段108の局線接続/開
放手段105で局線103を接続し(S127)、メッセージ記憶
手段118内に記憶されているメッセージをメッセージ送
出手段117より音声信号経路切り替え手段109,局線接続
/開放手段105及び局線103を介して送出する(S128)。
S121で制御手段101は局線インターフェース手段108の
ベル信号検知手段104にてベル信号を検知しなかった場
合は、子機114が局線103を介して通話中に終話信号検知
手段107により「終話信号」を検知したか否かの判定を
行い(S122)、「終話信号」を検知すると、メッセージ
出力手段117のメッセージ出力動作を停止し(S123)、局
線接続/開放手段105により局線103を開放し(S124)、
音声信号経路切り替え手段109の全音声帯域信号経路を
開放する。
【0017】次に図3のフローチャートにより子機114
と送受信手段111及び音声/制御データ変復調手段110を
介して送受信手順実行手段115との間で通信する場合、
子機114との間の通信エラーを前記送受信手順実行手段1
15が検知し、その通信エラー出力結果から制御手段101
が子機114の制御モードを決定し、「呼制御処理」の処
理の流れを切り替える働きをする「通信エラー監視処
理」と呼ばれる処理の説明を行う。制御手段101は現在
の子機制御モードを制御手段101内部のレジスター値に
より判定し(S202)、「コードレス電話機モード」であ
ればS212に移行し、一方、「セルラー電話機モード」
である場合には、制御手段101は親機100の送受信手順実
行手段115の親機制御データの正常性の検査を行い(S20
3)、「受信データが異常」であればそのまま「セルラー
電話機モード」動作状態を継続しS211に移行し、制御
手段101内部のレジスター値に制御モードである「セル
ラー電話機モード」を再設定し、その後処理を終了す
る。一方、S203にて「受信データが正常」である場合
には、「通信正常カウンタ」が規定値をオーバしたか否
かの判定を行い(S204)、オーバしていなければ次の
「通信正常カウンタ」の加算処理のみ行い(S205)、先
に説明したS211にて制御モードを「セルラー電話機モ
ード」に再設定し、処理を終了する。
【0018】S204にて「通信正常カウンタ」が規定値
をオーバしていたならば、制御手段101は、「子機114が
コードレス電話機モードで動作しているため、正常な通
信が可能となった」と判断し、「通信正常カウンタ」を
消去し(S206)、メッセージ送出手段117よりメッセージ
を送出中であるか否かの判定を行い(S207)、メッセー
ジ送出中でなければ、子機114制御モードを「コードレ
ス電話機モード」に確定し(S220)、以降の着信に対す
る無線電話装置親機100の応答動作を「コードレス電話
機モード」制御に切り替える。一方、先のS207にて制
御手段101がメッセージ送出中である場合、「コードレ
ス電話機モードの動作状態に移行した」子機114に現在
メッセージ応答中の発信者に転送接続するために、メッ
セージ記憶手段118内部に格納される“転送中である旨
のメッセージ”をメッセージ送出手段117より送出する
(S208)。メッセージ送出後音声信号経路切り替え手段1
09の音声経路の点aと点cの接続を行い(S209)、局線
接続/開放手段105と音声/制御データ変復調手段110間
で音声帯域信号伝送が可能な状態に設定し、発信者と
コードレス電話機モードの子機114とを再度接続するた
めの通話路の準備をする。この接続切り替え中に通話中
の発信者は一時無音状態となるが、この間に前記音声信
号経路切り替え手段109の接続切り替えにより保留音等
を送出することも可能であることは自明の理である。次
に制御手段101はセルラー電話機モードで動作中の子機1
14に対して局線103にベル着信の旨の「ベル鳴動要求」
の送出行い(S210)、S220で子機114の制御モードを
「コードレス電話機モード」に確定し、処理を終了す
る。
【0019】ところで、S202にて制御手段101の子機11
4の制御モードが「コードレス電話機モード」である場
合、制御手段101は送受信手順実行手段115出力の親機制
御データより受信データの正常性の判定を行い(S21
2)、正常であれば現在動作中の子機114制御モードであ
る「コードレス電話機モード」を維持するために、「コ
ードレス電話機モード」の再確定を行う(S220)。一
方、先のS213にて通信エラーが検出されると、制御手
段101は「通信エラーカウンタ」が規定値をオーバした
か否か判定を行い(S213)、オーバしていなければ現在
の子機114制御モードの「コードレス電話機モード」を
維持し、通信エラー監視を行うために、「通信エラーカ
ウンタ加算」の加算処理を行った後(S214)、S220にて
子機114制御モードを「コードレス電話機モード」を再
設定し、処理を終了する。
【0020】一方、S213にて「通信エラーカウンタ」
が規定値をオーバーしていたならば、「通信エラーカウ
ンタ」を消去し(S215)、ダイヤル/通話中判定に移行
する(S216)。ダイヤル/通話中判定で制御手段101は局
線インターフェース手段108のダイヤル送出手段106がダ
イヤル中かあるいは局線接続/開放手段105が通話中の
ために局線103を接続中であるか否かの判定を行い(S21
6)、ダイヤル中でも通話中でもなければ、子機114制御
モードを「セルラー電話モード」に設定する(S211)。
【0021】一方、S216にてダイヤル中または通話中
であると、制御手段101は「子機114はダイヤル中または
通話中であるにも関わらず何らかの原因で通信不能にな
った」と判断し、現在接続中の局線103を開放するため
にダイヤル送出中であれば局線インターフェース手段10
8のダイヤル送出手段106のダイヤル送出動作を停止させ
(S217)、音声信号経路切り替え手段109の全通話路を開
放し(S218)、局線インターフェース手段108の局線接続
/開放手段105の各局線103接続を開放し、S211に移行
し、子機114制御モードを「セルラー電話機モード」に
設定する。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、無線電話装置が子機との間における通信の通信エラ
ー状況を測定することにより、一定値以上の通信エラー
が発生した場合には、子機の制御モードを「セルラー電
話機モード」とし、無線電話装置の局線の発信者に対し
て“現在子機はセルラー電話機モードで動作中である旨
のメッセージと子機のセルラー電話番号”を告げ再度セ
ルラー電話機モードで動作中の子機に電話をかけ直すよ
うに促し、一定値をえる無線電話装置と子機間の通信
正常性が確保できた場合、無線電話装置の子機制御モー
ドを「コードレス電話機モード」に切り替えることによ
り、無線電話装置に着信する発信者を子機通信インター
フェースを介して子機に転送することが可能になり、子
機の動作モードが「コードレス電話機モード」で動作し
ているときには通話可能になることはもちろん、「セル
ラー電話機モード」に切り替えられた場合、無線電話装
の局線に着信する発信者に対して子機の動作状況を通
知することができる。しかも無線電話装置の局線の発信
者に対して再度セルラー電話機モードで動作中の子機に
電話をかけ直すように促している間に、子機がコードレ
ス電話機モードで通信可能になった場合、コードレス電
話機モードによる再接続を行うとともにその旨を発信者
に通知することができ、発信者と子機利用者との接続効
率を向上させる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線電話装置の構成
図である。
【図2】本発明の一実施例における無線電話装置の制御
手段の「子機データ受信処理」と「呼制御処理」の一部
を表すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例における無線電話装置の制御
手段の「通信エラー監視処理」を表すフローチャートで
ある。
【図4】従来の無線電話装置における構成図である。
【図5】従来の無線電話装置の制御手段の「子機データ
受信処理」と「呼制御処理」の一部を表すフローチャー
トである。
【符号の説明】
100,400…無線電話装置親機、 101,401…制御手段、
102,402…モジュラージャック、 103,403…局線、
104,404…ベル検知手段、 105,405…局線接続/開
放手段、 106,406…ダイヤル送出手段、 107,407…
終話信号検知手段、 108,408…局線インターフェース
手段、 109…音声信号経路切り替え手段、 110,409
…音声/制御データ変復調手段、 111,410…送受信手
段、112,411…子機通信インターフェース手段、 11
3,412…アンテナ、 114,413…子機、 115…送受信
手順実行手段、 116,414…プログラム記憶手段、 11
7…メッセージ送出手段、 118…メッセージ記憶手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線電話サービス網に接続可能な子機と
    無線通信によって接続可能な無線電話装置であって、 子機と無線通信を行う子機通信インターフェース手段
    と、 線公衆電話回線と接続可能な局線インターフェース手
    段と、 機の電話番号を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている電話番号を出力する出力
    手段と、前記子機通信インターフェース手段と 子機との通信が不
    可能なときに前記局線インターフェース手段に着信があ
    った場合、前記出力手段を制御して前記局線インターフ
    ェース手段に対し、子機の電話番号を出力し、さらに前
    記出力手段を制御して前記局線インターフェース手段に
    対し子機の電話番号を出力させる制御を行っているとき
    に、前記子機通信インターフェース手段が受信した子機
    から到来するデータ信号のエラーが予め設定されている
    規定値以下になれば、前記出力手段を制御して前記局線
    インターフェース手段に対し、子機へ転送中である旨の
    メッセージを出力すると共に前記子機通信インターフェ
    ース手段および前記局線インターフェース手段とを制御
    して、子機と前記局線インターフェース手段に到来した
    着信との通信とを可能にする制御手段を備えたことを特
    徴とする無線電話装置。
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