JPH0622180U - ソーラー式自転車用ライト - Google Patents

ソーラー式自転車用ライト

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JPH0622180U
JPH0622180U JP2458892U JP2458892U JPH0622180U JP H0622180 U JPH0622180 U JP H0622180U JP 2458892 U JP2458892 U JP 2458892U JP 2458892 U JP2458892 U JP 2458892U JP H0622180 U JPH0622180 U JP H0622180U
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battery
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solar cell
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JP2458892U
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English (en)
Inventor
哲彦 山内
Original Assignee
浜北電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自転車の夜間走行に用いる自転車用ライトの
照明機能をペダル漕ぎ動作の負担を増加させることな
く、かつ頻繁な乾電池交換作業を行うことなしに安定か
つ良好なものとすること。 【構成】 自転車に角度調整可能に取り付けるための固
定部22を有する中空構造の本体部12を設け、この本
体部12の外周面に太陽電池部16を形成した。そし
て、本体部12内に太陽電池部16の光起電力による電
流によって充電される電池24を設置し、さらにこの電
池24と照明部14とをオンオフスイッチ20を介して
電気的に接続した。従って、例えば昼間、太陽電池部1
6からの電流によって電池24が十分に充電されている
ので、夜間走行においてはオンオフスイッチ20をオン
することのみにより常に安定して良好な照明を行なうこ
とができる。これにより、自転車用ライトの使い勝手が
向上し無灯火状態での走行の防止にもつながるものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、夜間における自転車走行の安全性向上の検知から自転車前方を投光 するために取り付けられるソーラー式自転車用ライトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
夜間における自転車走行においては、前方の路上を照明するため及び自己の存 在を対向車に知らせるため自転車用のライトが取り付けられる。 従来のこのような自転車用ライトは、前方車輪あるいは後方車輪の部分に発電 機を装着し、その車輪の回転力によって生じた電流を用いて自転車前方に取り付 けた照明部によって前方への投光を行うようにしている。
【0003】 また、このような車輪の回転力を用いることなしに自転車前方を投光するため のライトとして、通常の乾電池を用いた自転車用ライトも広く用いられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の足漕ぎ式のライト、すなわち車輪の回転力を利用して発電しその発 電電流によって照明を行う形式のライトでは、ライトを投光する際にペダルが重 くなり、走行しずらくなるという問題がある。また、自転車のスピードが落ちる と電圧が低下し、ライトの明るさも低下するので、十分な明るさを保つためには 常に一定以上のスピードを維持しなければならなかった。
【0005】 通常の乾電池を用いスイッチのオンオフによって投光を行うようにしたライト の場合には、上記の足漕ぎ式のライトのような不便さは解消される。しかしなが ら、十分な明るさをとるため消費電力が大きいことから電池の交換期間が比較的 短く、電池の交換作業が面倒なものとなっている。また、自転車用ライトは夜間 屋外で用いるものであるため、電池の確保が困難な場合が有りその様な場合、無 灯火状態のまま走行を行なわなければならない等種々の問題があった。 このような従来の自転車用ライトの使い勝手の悪さは、夜間の無灯火走行の原 因ともなるおそれがあり、交通安全の面からも好ましくなかった。
【0006】 本考案は、上記種々の問題を解決することを課題としてなされたものであり、 その目的はライトによる投光時においてもペダル漕ぎ動作に何ら支障を与えるこ となくかつ頻繁な電池の交換も行う必要のないソーラー式自転車用ライトを提供 することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案に係るソーラー式自転車用ライトは、 自転車の所定箇所に投光角度を調整可能に取り付けられる自転車用ライトにお いて、 前記自転車の所定箇所に取付け角調整可能に装着するための固定部を有する中 空構造の本体部と、 該本体部の一端側に着脱可能に取り付けられた照明部と、 前記本体部の外周面に受光面を外側にして固着された太陽電池と、 前記本体部の内部に収納されかつ前記太陽電池の光起電力により充電されるよ うに電気的に接続された電池と、 を有し、該電池と前記照明部との間はオンオフスイッチを介して電気的に接続 され、前記スイッチのオン状態にて前記照明部は前記電池からの供給電流によっ て投光動作を行うようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記構成のソーラー式自転車用ライトによれば、一端側に照明部の取り付けら れた本体部は固定部を有しており、その固定部によって自転車の所定箇所に取付 けるこてができ、取付け角度の調整も可能である。 そして、本体部の外周面には太陽電池が受光面を外側にして固着されているの で、本体部を自転車の所定箇所に取り付け、その自転車を屋外或いは受光可能な 場所に置いた状態とすることにより、上記太陽電池は光起電力を生じさせること ができる。
【0009】 また、本体部は中空構造とされており、その内部には上記太陽電池からの電流 により充電される電池が設置されている。そして、当該電池と上記照明部はオン オフスイッチを介して電気的に接続されており、そのスイッチをオン状態とする ことによって太陽電池により充電された電池の電流供給によって照明部に照明動 作を行わせることが可能となる。すなわち、太陽電池により充電された電池の電 力によって照明を行なうことができる。
【0010】 このように、本発明に係るソーラー式自転車用ライトは、本体部の外周囲に取 り付けられた太陽電池によって照明のための電流を供給する電池を充電すること ができる。すなわち、自転車を昼間の太陽光などの種々の光の当る場所に所定時 間おいておくことにより本体部内に設置される電池は十分に充電され、自転車を 夜間走行させる際に上記スイッチをオンすることのみによって照明部にて前方を 投光することができるものである。
【0011】 従って、足漕ぎ式の発電機を付けた場合のような労力は必要とせず、常に安定 した投光の照度を確保することができる。 また、本体部内に設置される電池は充放電を繰り返し行うことができるので、 従来のような頻繁な電池の取替作業が不要となる。このことは、屋外にて使用す 自転車について常に取替用の電池を確保しておくことが困難であることから自転 車用ライトとして極めて有効な機能となるものである。
【0012】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例について詳細に説明する。 図1は、実施例に係るソーラー式自転車用ライト10の外観の概略を示す斜視 図である。
【0013】 図示のように、ライト本体部12の一方側端部には照明部14が取り付けられ ている。この照明部14は、ライト本体部12に対し着脱可能とされている。 そして、ライト本体部12の外周囲、すなわち外表面には太陽電池部16が形 成されている。この太陽電池部16は複数の太陽電池チップを固着することによ って構成されており、それぞれのチップは電気的な接続状態が保たれている。
【0014】 そして、ライト本体部12の他方側端部には開閉可能な蓋部18が取り付けら れており、この蓋部18にオンオフスイッチ20が形成されている。このオンオ フスイッチ20は、照明部14への電流供給のオンオフを行うものである。 また、ライト本体部12には固定部22が取り付けられており、この固定部2 2の一方の端部22aの部分を自転車側、例えば前輪を支持する支柱の部分の所 定箇所に固定することができる。また、この固定部22の他端(図示されていな い)はライト本体部12の側部に取り付けられており、ライト本体部12はこの 固定部22に対し所定の力を加えることによってその傾斜角を調整可能に取り付 けられている。
【0015】 図2は、実施例のソーラー式自転車用ライト10の内部構成を示す概略説明図 である。 図示のように、ライト本体部12は中空構造とされており、その内部に充電可 能な電池24が設置されている。この電池24は、設置状態にて蓋部18の内側 面に取り付けられたばね端子26と負極側で電気的に接続され、正極側で屈曲端 子28に接続されている。すなわち、ばね端子26によって屈曲端子28側に所 定の付勢力をもって押し付けられており、ばね端子26は電池24をその弾性力 によって柔軟支持している。従って、走行中に自転車が揺れたような場合にもこ の電池24を安定して支持し良好な電気的接続状態を保つようにしている。
【0016】 本実施例では、この充電可能な電池24としてNiCd電池を用いており、通 常500回以上の充放電が可能である。なお、この電池24は蓋部18を開くこ とによて簡単に取り出すことができる。
【0017】 屈曲端子28の他端側は照明部14の内部に設置されているランプ17の端子 に接触している。 電池24の負極側は、ばね端子26を介し、さらにケーシングであるライト本 体部12の底部側を通してランプ17の他方の端子に接続されている(図上実線 100にて示している)。 また、照明部14には通常のライトと同様にレンズ30が取り付けられ良好な 前方照明を行うようにしている。
【0018】 次に、太陽電池部16と電池24との接続は、電池24の負極側ではばね端子 26を介して蓋部18内を通した接続ライン200にて太陽電池16の一方側と 接続し、正極側では屈曲端子28を介して太陽電池部16の他方側と接続されて いる。すなわち接続ライン200及び屈曲端子28による接続によって太陽電池 16からの光起電力に基づく電流供給を受けるものである。なお、接続ライン1 00及び200は、蓋部18及び本体部のケーシングを導電材にて形成すること によって代えることが可能である。
【0019】 図3は上記実施例の回路構成図である。 図において、太陽電池部16はその正極側で逆流防止用のダイオード32を介 してNiCd電池24の負極側に接続されている。また太陽電池部16の負極側 はNiCd電池24の正極側に接続されている。 一方、NiCd電池24の両極間には照明部14及びオンオフスイッチ20が 直列に接続されている。
【0020】 このような回路構成により、太陽電池部16は光を受け、例えば昼間の間にそ の光起電力作用による電流によってNiCd電池24を充電する。晴天時におい て外光により4時間充電を行った場合NiCd電池24による照明部14の照明 は約80分間継続して行うことが可能である。また室内の光により8時間充電し た場合、約45分間の点灯が可能である。 NiCd電池24による照明部14の照明動作は、オンオフスイッチ20の切 替によって行われる。すなわち、オンオフスイッチ20をオンした状態で照明部 14の回路が閉回路となりNiCd電池24からの電流供給によって照明部14 が点灯するものである。
【0021】 図4(A)及び(B)は、実施例に係るソーラー式自転車用ライト10の自転 車への取付状態を示す説明図であり、(A)は自転車の横方向から見た図、同図 (B)は自転車の後方側から見た図が示されている。 同図(A)において、固定部22の一端部22aは自転車の前輪を支持する支 柱40の所定箇所に形成されたライト取付け用突起42の部分にボルトなどの締 結部材44によって固定されている。すなわち、実施例に係るソーラー式自転車 用ライト10は従来の構成の自転車用ライトと同様の部分にその構成を変更する ことなく簡単に取り付けが可能である。
【0022】 また、同図(B)に示したように固定部22の他方の端部22bはライト本体 部12の側部側に締結部材46によって取り付けられている。この取付け状態は 完全な固定ではなく、所定の力をもってライト本体部12の傾斜角を調整できる ような取付け状態となっている。このライト本体部12の傾斜調整によって照射 する前方領域を変更調整することができるものである。
【0023】 このように、実施例に係るソーラー式自転車用ライト10によれば、自転車を 屋外などの光の当る部分に置いておくことにより、夜間においては安心して照明 部14を点灯させることができる。そして、NiCa電池24は繰り返し充放電 を行うことができるので、頻繁な電池の交換作業がなくなり、屋外における使用 物である自転車用ライトの使い勝手がより良好なものとなる。
【0024】 なお、本考案は、上記実施例の構成に限定されるものではなく、考案の要旨の 範囲内で種々の変形が可能である。例えば、NiCa電池24の負極側と太陽電 池部16との接続を裏蓋18内を通した接続ライン200によって行ったが、こ のような構成に限られず、太陽電池16の部分から直接ライト本体部12内を通 してNiCa電池24の負極側に接続部材を設けることも可能である。また、固 定部22は、ライト本体部12の側部側に取り付けたが、これに限られずライト 本体部12の底部面に取り付けるような構成とすることも可能である。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係るソーラー式自転車用ライトによれば自転車 のペダル漕ぎ動作の負担を何ら増加させることなく、安定した照度を継続して移 動することができ、かつ従来の乾電池のような頻繁な電池の交換作業を解消する ことができる。これにより、自転車用ライトの便利性が向上し夜間における無灯 火状態での走行の防止にも貢献することができるるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の概略斜視図である。
【図2】実施例の概略縦断面図である。
【図3】実施例の回路構成図である。
【図4】(A)及び(B)は実施例に係るソーラー式自
転車用ライトの自転車への取付け状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 ソーラー式自転車用ライト 12 ライト本体部 14 照明部 16 太陽電池部 18 蓋部 20 オンオフスイッチ 22 固定部 24 NiCd電池 100、200 接続ライン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車の所定箇所に投光角度を調整可能
    に取り付けられる自転車用ライトにおいて、 前記自転車の所定箇所に取付け角調整可能に装着するた
    めの固定部を有する中空構造の本体部と、 該本体部の一端側に着脱可能に取り付けられた照明部
    と、 前記本体部の外周面に受光面を外側にして固着された太
    陽電池と、 前記本体部の内部に収納されかつ前記太陽電池の光起電
    力により充電されるように電気的に接続された電池と、 を有し、該電池と前記照明部との間はオンオフスイッチ
    を介して電気的に接続され、前記スイッチのオン状態に
    て前記照明部は前記電池からの供給電流によって投光動
    作を行うようにしたことを特徴とするソーラー式自転車
    用ライト。
JP2458892U 1992-03-25 1992-03-25 ソーラー式自転車用ライト Pending JPH0622180U (ja)

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