JP2579418Y2 - 自発光路側鋲 - Google Patents

自発光路側鋲

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JP2579418Y2
JP2579418Y2 JP1992071635U JP7163592U JP2579418Y2 JP 2579418 Y2 JP2579418 Y2 JP 2579418Y2 JP 1992071635 U JP1992071635 U JP 1992071635U JP 7163592 U JP7163592 U JP 7163592U JP 2579418 Y2 JP2579418 Y2 JP 2579418Y2
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JP
Japan
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solar cell
led
roadside
resin case
transparent resin
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JP1992071635U
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宣行 森岡
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、特に夜間に道路上や縁
石で光を点滅して通行者や車両の注意を喚起する自発光
路側鋲に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の路側鋲は、本体ケースにLED、
リフレクター、太陽電池モジュール、制御回路、蓄電地
等の各部品を個別に組み込んでいる。この内、太陽電池
モジュールとしては、例えば透明板に太陽電池素子を所
定の枚数配線したものを本体に取り付け、また、リフレ
クターとしては、例えば金属製からなるものをLEDの
背面に取り付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の路側
鋲は、前述のように本体ケースに、モジュール化した太
陽電池モジュール、蓄電地、LED、リフレクター、制
御回路を個別に組み込んでおり、そのため、組み込み作
業が多くなり生産性が悪く、コスト高になるという問題
点があった。
【0004】そこで本考案の目的は、組み込み作業が少
なく生産性の向上、コストダウンを図れる路側鋲を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本考案は、太陽電池と、該太陽電池を電源とし側面方
向に光を放つLEDと、前記太陽電池によって充電され
る蓄電池と、前記LEDの点滅を制御する制御部とを配
設する本体ケースと、前記太陽電池及びLEDを覆うよ
うに前記本体ケースの上面部から側面部にわたって設け
られると共に、該上面部がレンズ状の曲面構造に該側面
部が平面状に形成される透明樹脂ケースと、前記透明樹
脂ケースの内側で前記LED周囲に当該透明樹脂ケース
と一体的に設けられると共にアルミニウム蒸着により形
成されるリフレクターとを備える。
【0006】
【作用】本考案による自発光路側鋲は前述のように、透
明樹脂ケースに対しリフレクターを一体的に形成してい
るので、路側鋲としての部品点数を低減でき、作業効率
を向上でき製品としてコストダウンを図れる。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例について、図1乃至図4を
参照して説明する。
【0008】図1及び図2は本実施例による自発光路側
鋲(以下、路側鋲と記す)の正面図及び平面図、図3は
同じく路側鋲の断面図、図4は同じく路側鋲のブロック
回路図である。
【0009】本実施例の路側鋲は、図1乃至図3に示す
ように、本体ケース1にLED2、太陽電池3、該太陽
電池3によって充電される蓄電地(2次電池)4及びL
ED2の点灯動作等を制御する制御部5が取り付けられ
ている。
【0010】そして、LED2及び太陽電池3の上部を
覆うように透明樹脂ケース6が設けられている。この透
明樹脂ケース6の内、LED2周囲に相当する箇所にリ
フレクター7を形成している。このリフレクター7は、
例えばアルミ蒸着等によって透明樹脂ケース6の内側に
予め一体的に形成しておく。
【0011】また、透明樹脂ケース6の上面部はレンズ
状の曲面構造とし、外部光を効率良く集光できるよう形
成し、透明樹脂ケース6の側面部は平面状とし、LED
2の光を側面方向に透過するように形成している。この
透明樹脂ケース6の材料としては、例えばポリカーボネ
イトを使用する。
【0012】本体ケース1と底板8とは、ビス9によっ
て一体化されている。また、本実施例の路側鋲の道路等
への取り付け固定は、道路側に設けたボルトを図2に示
す本体ケース1の両側部に形成した設置用ボルト穴10
に貫通させた後、ナットによって固定するようにしてい
る。本実施例による路側鋲は、上記のように透明樹脂ケ
ース6とリフレクターを一体成形しているので、部品点
数の低減化と作業性の向上を図れる。
【0013】次に、本実施例の路側鋲の制御回路5の動
作について、図4を参照して説明する。図中、2はLE
D、3は太陽電池、4は蓄電地、15は逆流防止ダイオ
ード、16は過充電防止回路、17は照度検出回路、1
8はスイッチ回路、19は点滅回路、20はダイオード
である。
【0014】まず、各部の動作についてであるが、太陽
電池3は、太陽光を受けて電力を発生する。
【0015】逆流防止ダイオード15は、夜間に蓄電地
4から太陽電池3へ電流が流れるのを防止する。過充電
防止回路16は、蓄電地4の充電時にその電圧が設定値
以上になったとき、太陽電池3の発生電力を内部で消費
することにより、蓄電地4の過充電を防止する。
【0016】照度検出回路17は、太陽電池3の出力を
受けて道路上の明るさ、すなわち昼間か夜間かを検出す
る。
【0017】スイッチ回路18は、照度検出回路17か
らの信号を受けて夜間にはオン状態、昼間にはオフ状態
となる。
【0018】蓄電地4は、昼間は太陽電池3の発生電力
により充電され、夜間はLED2へ発光のための電力を
供給する。
【0019】点滅回路19はLED2を点滅するように
駆動する。
【0020】ダイオード20は、過充電防止回路16が
動作しても照度検出回路17が動作しないように、照度
検出回路17の動作電圧よりも太陽電池3の電圧を高く
保持する作用を行なう。
【0021】以下、制御回路としての動作について説明
する。
【0022】昼間は、太陽電池3が電力を発生し、蓄電
地4が充電され、同時に過充電防止回路16と照度検出
回路17へ供給される。照度検出回路17は昼間である
ことを示す信号をスイッチ回路18へ与え、スイッチ回
路18はオフ状態となる。
【0023】したがって、点滅回路19へ電力の供給は
行われず、LED2は発光しない。夜間において、照度
検出回路17は夜間であることを示す信号をスイッチ回
路18へ与え、スイッチ回路18はオン状態になる。ス
イッチ回路18のオンにより、蓄電地4から点滅回路1
9へ供給され、LED2が点滅駆動される。夜が明ける
と、照度検出回路17からの検出信号によりスイッチ回
路18がオフ状態になり、点滅回路19への電力供給が
停止される。
【0024】
【考案の効果】以上、述べて来たように本考案において
は、透明樹脂ケースを、外部光を効率よく集光して太陽
電池に供給する上面部と、LEDの光を放つ側面部と、
当該透明樹脂ケースと一体に形成したリフレクターとか
ら構成することにより、部品点数を低減でき、組み込み
作業の簡略化、生産性の向上を図れ、コストダウンを図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による自発光路側鋲の正面図
である。
【図2】本考案の一実施例による自発光路側鋲の平面図
である。
【図3】本考案の一実施例による自発光路側鋲の断面図
である。
【図4】本考案の一実施例による自発光路側鋲の制御部
のブロック回路図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 LED 3 太陽電池 4 蓄電地 5 制御部 6 透明樹脂ケース 7 リフレクター

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池と、該太陽電池を電源とし側面
    方向に光を放つLEDと、前記太陽電池によって充電さ
    れる蓄電池と、前記LEDの点滅を制御する制御部とを
    配設する本体ケースと、前記太陽電池及びLEDを覆う
    ように前記本体ケースの上面部から側面部にわたって設
    けられると共に、該上面部がレンズ状の曲面構造に該側
    面部が平面状に形成される透明樹脂ケースと、前記透明
    樹脂ケースの内側で前記LED周囲に当該透明樹脂ケー
    スと一体的に設けられると共にアルミニウム蒸着により
    形成されるリフレクターとを備えることを特徴とする自
    発光路側鋲。
JP1992071635U 1992-10-14 1992-10-14 自発光路側鋲 Expired - Lifetime JP2579418Y2 (ja)

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