JPH062214Y2 - 組電池 - Google Patents

組電池

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JPH062214Y2
JPH062214Y2 JP1988164702U JP16470288U JPH062214Y2 JP H062214 Y2 JPH062214 Y2 JP H062214Y2 JP 1988164702 U JP1988164702 U JP 1988164702U JP 16470288 U JP16470288 U JP 16470288U JP H062214 Y2 JPH062214 Y2 JP H062214Y2
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JP
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terminal
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lead wire
terminal fitting
battery
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JP1988164702U
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JPH0284263U (ja
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静夫 岡野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、電動工具等に用いられる組電池に関するもの
であり、特にその接続用端子金具の固定構造の改良に関
するものである。
(ロ)従来の技術 電動工具に用いられる組電池としては、例えば実公昭6
0−6998号公報に記載されたものがある。これは第
1図に示すような構造を有し、直列接続した複数の素電
池1を2列に配置してなる電池群の端面に、一対の透孔
2、2を備えた絶縁体3を載置し、各列端面4、5に、
夫々一端を固着せる正、負極端子板6、7を前記各透孔
2、2を介して、前記絶縁体3の外側面に沿わせて延出
せしめ、前記各端子板6、7により前記絶縁体3を押圧
固定させて外部端子部を構成している。
このような外部端子部の、更に別の具体的な構造として
は、第3図乃至第8図に示すものがある。
第3図に示す外部端子の場合、端子板18(接続用端子
金具)を、樹脂製の絶縁体13の外側面に密着するよう
に配設し、前記絶縁体13の上下端部(第4図では左右
端部)に、端子板18を嵌合するように構成・配置され
ている。この端子板18を取り付けた後、この一端片に
折曲形成されたリード線溶接部に、リード線19をハン
ダ付けにより接合する。
この時ハンダ付けの熱が樹脂製絶縁体13に伝わり、前
記絶縁体13がその熱の影響によって変形し、前記端子
板18の嵌合がずれてガタついたり、端子板18が浮き
上ったりして、その保持が十分に確保しえないという問
題が生じる。また端子板18自身に弾性が必要である。
尚、第4図は、第3図に示す端子板18及び絶縁体13
の断面図であり、11は再充電可能なニッケル−カドミ
ウム蓄電池である。
また第5図は、第3図及び第4図に示すものの端子板2
8の保持構造を変化させたものである。この第6図は、
第5図におけるB−B′線断面図である。この場合、端
子板28は絶縁体23を、前記端子板28の厚み方向
(第6図において上下方向)に嵌合、保持している。こ
のような構造においても、やはり前記同様の問題が生じ
る。
一方、第7図に示す構造のものは、端子板38を樹脂製
の絶縁体33に、熱加工固定するために、端子板38
に、固定部40を設けてある。このようにした場合、端
子板38自身の弾性を必要とせず、端子板38の固定は
堅固になるが、加工に手間がかかり、量産性に適さな
い。またコスト高となってしまう。尚、第8図は、第7
図に示す端子板38及び絶縁部33を、固定部40を含
むC−C′線で断面としたようすを示す断面図である。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上述せる第3図乃至第6図に示す端子板構造のものは、
端子板18、28自身にスプリング性を必要とし、導電
性に優れた純ニッケル板等のスプリング性の少ない材料
には適さない。
また第7図乃至第8図に示す端子板構造のものは、熱加
工という工程が必要であり、量産性に適さない。
そこで本考案は、前記問題点に鑑みてなされたものであ
って、加工性及び量産性に優れた端子板構造、即ち接続
用端子金具の固定構造を有する組電池を提案するもので
ある。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案の組電池は、リード線接続部、基台掛止部及び端
子板部とを有する導電性金属板からなる接続用端子金具
と、前記接続用端子金具を固定せる樹脂製の端子金具固
定用基台と、蓄電池とからなる組電池であって、前記基
台掛止部及びリード線接続部は、前記接続用端子金具の
一端に折曲形成されており、前記リード線接続部は、前
記蓄電池を含む回路に電気接続されるリード線と、溶接
されるものであり、前記基台掛止部は、前記端子金具固
定用基台の上端部に陥没形成された凹部内において、前
記凹部の深さ方向に対して直角方向に、拡開するように
弾性掛止されるものであり、前記端子板部は、その一端
に前記基台掛止部及びリード線接続部が連設され、前記
端子金具固定用基台の凹部外側壁に延在配置され、前記
端子金具固定用基台の内側部が、前記蓄電池の外周部に
当接するように配置・固定されたことを特徴とするもの
である。
(ホ)作用 本考案によれば、接続用端子金具の一端に折曲形成され
た基台掛止部は、樹脂製の端子金具固定用基台の上端部
に陥没形成された凹部内において、前記凹部の深さ方向
に対して直角方向に、拡開するように、弾性掛止され
る。その結果、接続用端子金具を熱加工固定する必要も
なくなり、単に凹部上方から、接続用端子金具の基台掛
止部を押込むだけで、前記接続用端子金具の端子金具固
定用基台への固定が確実に行なえる。
(ヘ)実施例 以下に、本考案の一実施例を図面に基づき詳述する。
第9図乃至第14図は、いずれも本考案の組電池に関す
るものであり、第9図は、外部端子部、即ち、接続用端
子金具53を端子金具固定用基台52に装着し、電池5
1に固定した状態を示す要部拡大斜視図、第10図は、
第9図に示す接続用端子金具53、端子金具固定用基台
52及び電池51の分解斜視図、第11図は、第9図に
示す接続用端子金具53、端子金具固定用基台52及び
電池51を第9図上方から見た上面図、第12図は、第
11図のD−D′線断面図、第13図は、接続用端子金
具53を端子金具固定用基台52に配置し電池51を8
個用い組電池とした時の側面図、第14図は、第13図
に示す組電池の回路図である。
第9図に示す如く、本考案の組電池は、ニッケル−カド
ミウム蓄電池51と、樹脂製の端子金具固定用基台52
及び導電性金属板からなる接続用端子金具53、53と
を主な構成要素としている。
接続用端子金具53、53は、外部回路と接触により電
気接続される端子板部54と、組電池内のサーモスタッ
ト64等の電池を含む回路に接続されるリード線55
と、溶接するためのリード線接続部56と、端子金具固
定用基台52に接続用端子金具53を弾性掛止するため
の基台掛止部57を有している。この基台掛止部57及
びリード線接続部56は、接続用端子金具53における
端子板部54の一端に折曲形成されている。
端子金具固定用基台52(第10図参照)は、樹脂製の
絶縁材からなり、三方に外側壁を有し、その上端部58
には、凹部59が陥没形成されている。また、この凹部
59内側面の上端側には、接続用端子金具53の基台掛
止部57が上方向へぬけないように掛け止める突起60
が、形成されている。この上端部58は、端子金具固定
用基台52を電池51上に載置した時に、前記上端部5
8は陽極端子61に当接すると共に、前記三方の外側壁
により電池51が囲繞・保持される。
次に、端子金具固定用基台52への、接続用端子金具5
3の固定について述べる。端子金具固定用基台52の上
方(第12図の左側から右側方向へ)から接続用端子金
具53をはめ込み、端子金具固定用基台52の上端部に
陥没形成された凹部59に、基台掛止部57を嵌合さ
せ、弾性掛止する。尚、基台掛止部57は、凹部59の
深さ方向に対して直角方向(第12図の上下方向)に拡
開するような弾性を有している。また、この拡開するよ
うな弾性は、リード線接続部56が、端子金具固定用基
台52が上端片67にはめられることにより、受け止め
られる。そして基台掛止部57の先端が、凹部59内に
形成された突起60を乗り越える迄押し込むことで、接
続用端子金具53のぬけが防止できる。尚、第12図に
示す如く、基台掛止部57はその折曲内部が空間部66
となっており、基台掛止部57の遊びとなっており、ス
プリング性が発揮、維持される。また、接続用端子金具
53の端子板部54は、端子金具固定用基台52の外側
壁に当接するよう延在配置されて構成されている(第9
図及び第12図参照)。
第11図は、外部端子部を示すものであって、端子固定
用基台52、接続用端子金具53、電池51の配置を、
電池の高さ方向から示しており、それぞれの位置関係が
明示されている。
第13図に、電池51を8個用いて組電池とした時の、
側面図を示す。各電池51は、リード板62にて、第1
4図に示す如く直列に接続されている。また、電池51
は、絶縁性のテープ63で固定されている。64はサー
モスタットであり、第14図に示すように電池51と直
列に接続され、サーモ用端子65に導かれている。
(ト)考案の効果 本考案によれば、量産性、加工性に優れた接続用端子金
具の固定構造を有する組電池が得られ、その実用的価値
は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図はいずれも従来の組電池における外部
端子部を示すものであり、第1図は全体斜視図、第2図
は、第1図に示す外部端子部の分解斜視図、第3図乃至
第8図はそれぞれ異なる構造のものを示し、第3図は上
面図、第4図は第3図におけるA−A′線断面図、第5
図は上面図、第6図は第5図におけるB−B′線断面
図、第7図は上面図、第8図は第7図におけるC−C′
線断面図である。 第9図乃至第14図はいずれも本考案に関するものであ
り、第9図は外部端子部の斜視図、第10図は第9図に
示す外部端子部の分解斜視図、第11図は第9図に示す
外部端子部の上面図、第12図は第11図におけるD−
D′線断面図、第13図は組電池の側面図、第14図は
第13図に示す組電池の回路図である。 1、11、21、31…電池、2…透孔、3、13、2
3、33…絶縁体、4、5…端面、6、7、17、2
7、37、18、28、38…端子板、19、29、3
9…リード線、40…固定部、 51、…電池、52…端子金具固定用基台、53…接続
用端子金具、54…端子板部、55…リード線、56…
リード線接続部、57…基台掛止部、58…上端部、5
9…凹部、60…突起、61…陽極端子、62…リード
板、63…テープ、64…サーモスタット、65…サー
モ用端子、66…空間部、67…上端片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード線接続部、基台掛止部及び端子板部
    とを有する導電性金属板からなる接続用端子金具と、前
    記接続用端子金具を固定せる樹脂製の端子金具固定用基
    台と、蓄電池とからなる組電池であって、 前記基台掛止部及びリード線接続部は、前記接続用端子
    金具の一端に折曲形成されており、 前記リード線接続部は、前記蓄電池を含む回路に電気接
    続されるリード線と、溶接されるものであり、 前記基台掛止部は、前記端子金具固定用基台の上端部に
    陥没形成された凹部内において、前記凹部の深さ方向に
    対して直角方向に、拡開するように弾性掛止されるもの
    であり、 前記端子板部は、その一端に前記基台掛止部及びリード
    線接続部が連設され、前記端子金具固定用基台の凹部外
    側壁に延在配置され、前記端子金具固定用基台の内側部
    が、前記蓄電池の外周部に当接するように配置・固定さ
    れたことを特徴とする組電池。
JP1988164702U 1988-12-20 1988-12-20 組電池 Expired - Lifetime JPH062214Y2 (ja)

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JPH0284263U JPH0284263U (ja) 1990-06-29
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