JPS6240155A - 電池収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は形状、大きさの異なる二種類以上の電池を使用
可能な装置の電池収納装置に関するものである。

（発明の背景） 容量の異なる二種類の電池を所望に応じて使い分けるこ
とのできる装置、機器が従来から知られている。この場
合、電池容量が異なるとその形状大きさが異なるため、
各電池毎にそれぞれ異なった大きさの電池収納室を有す
る電池収納装置が用意され、使用する電池に応じて電池
収納装置そのものを交換して使い分けている。

従って、異なる電池毎に電池収納装置を必要としコスト
アップの要因となるばかりか、携帯用機器の場合には、
二種類の電池収納装置のいずれか一方を常時携帯しなく
てはならないが、いずれの収納装置もそれぞれの電池と
の接点機構、および機器本体との正極、負極の接続機構
さらに外観を形成する部材等を備えていることが必要で
あり、そのために比較的大きい電池収納筐体を有してお
り携帯には不便であった。

一方、ニッケルカドミウム電池等においては、例えば単
体の単３型電池を単３から単２への変換ホルダーに装填
することで単３型電池を単２型電池用の電池収納装置に
収納して用いることができるようにしたものが市販され
ている。しかしながら、通常の機器では４〜６木の電池
を使用するので、単２型電池を使用する場合には、４〜
６個の変換ホルダーを常時携帯しなくてはならず不便で
あった。

（発明の目的） 本発明の目的は、このような従来の問題点を解消するた
め、第１の外形形状の電池が収納される電池収納室をそ
のまま利用して第１の外形形状より小さい第２の外形形
状の電池を収納できるようにした電池収納装置を提供す
ることにある。

（発明の概要）゛ 本発明は、第１の外形形状の電池を複数本収納可能な電
池収納室と、この電池収納室に収納可使な形状に構成さ
れ第１の外形形状より小さい第２の外形形状の電池を複
数本収納可能な電池ホルダーとを備え、電池ホルダーに
収納された電池は電池ホルダーを介して電池収納室に設
けられた端子と電気的に接続されることを特徴とする。

（実施例） 第１図〜第４図を参照して本発明の一実施例について説
明する。

第１図は本発明の一実施例の分解斜視図である。符号１
　＋−１：電池を電源として駆動制御される装置本体（
不図示、例えばカメラボディ等）にねじ孔ＩＣを介して
不図示のねじ等により取り付けられ□る電池収納筐体で
あり、プラスティック等の不導電性材料から成る。筐体
ｌの技手方向の長さは２本の単３電池Ｂ１を直列に接続
した長さに対応し、その幅は第５図に示すように２本の
単３電池Ｂ１を並置できる長さに対応している。そして
、筐体ｌの底部には、２列に並置した電池の位置決め用
、および後述するホルダー誤装着防止用の仕切り突起１
ａ−１〜１ａ−３が異なった間隔でそれぞれ突設されて
いる。

電池収納筐体１には電力取り出し用端子が設けられてい
る。すなわち、電池収納筐体ｌの技手方向の一端部には
接点板２が設けられ、他端部にはばね接点３ａおよび３
ｂが設けられている。これらの接点板２およびばね接点
３ａおよび３ｂは導電性材料から成る。接点板２は、一
方の側に設けらればね接点３ａと対向するＵ字状の切欠
き２ａと、第２図に示すようにその切欠き２ａから折曲
げられてホルダー側に突設された接点２ｂと、第２図に
示すように他方の側に突設さればね接点３ｂと対向する
接点２Ｃとを有する。ここで、接点２ｂを形成する２つ
の突起の間隙文Ｉ（第２図参照）は単３電池の正極の径
より大きくされ、また、筐体ｌにおける接点２Ｃ側の内
側隅部には肩部ｔｂが形成され、単３電池の正極だけが
接点２Ｃと電気的に接触するように、接点２Ｃと肩部ｌ
ｃの段付面とは、単３電池の正極突出高より小さい距１
ｌｌｌ！；Ｌ２（第２図参照）だけ離れている。本明細
書を通して、筐体１と接点２ｂ、２ｃ、３ａ。

３Ｃとを含めて電池収納室という概念でとらえる。

第１図において、符号４は電池ホルダーを示し、このホ
ルダー４は単４ＴｒＬｆｉＢ２を４本保持することがで
き、電池を保持したままホルダー４を電池収納室に装着
することにより単４電池を装置の電源として用いること
ができる。

第２図〜第４図も参照してホルダー４について詳述する
。ここで、第２図はホルダー４を筐体１に装着した場合
の平面図、第３図は第２図の■−ｍ線断面図、第４図は
第２図のｆｆ−ＩＶ線断面図である。ホルダー４は、不
導電性材料から成り１字状を呈し、ホルダー基部４０を
有し、第３図かられかるようにその基部４０の両側面に
は単４電池の曲率に沿った溝４０ａが基部４０の技手方
向にわたって延在している。基部４０の上面にはばね性
の２つの電池押さえ板４１がねじ４２に螺着され、この
電池押さえ板４１と溝４０ａとが協働して単４電池がホ
ルダー４に保持されるようになっている。また、第４図
かられかるように、基部４０の底面には、電池収納筐体
ｌに設けた仕切り突起１ａ−１〜１ａ−３のそれぞれに
対応する凹部４０ｂ−１〜４０ｂ−３が凹設されていて
、突起１ａ−１〜１ａ−３と四部４０　ｂ−１〜４０　
ｂ−３とが協働して後述するようにホルダー４の誤装着
が防止される。

一方、基部４０の両端部には接点取付は部４３および４
４がそれぞれ連設されており、第２図において左方の接
点取付は部４３には、１字状の接点棒４５および４６が
、接点取付は部４３に形成された割り溝４３ａ（第１図
）から圧入されて適所に保持されている。接点棒４５は
、第２図かられかるように、ホルダー４の外側に位置す
る部分、換言すると、電池収納筐体１の接点２ｂと接触
する外側接点４５ａの径が接点２ｂの間隙りに比べて十
分大きくなっている。これに対して接点棒４６のホルダ
ー外側の外側接点の径は、接点２ｂの間隙文、に比べて
十分に小さくなっている。

接点棒４６側の接点取付は部４３の端部内側壁には、後
述する誤収納防止用の突起４３ｂが突設されていて、第
２図からよくわかるように、その突起４３ｂの頂部が接
点棒４６の内側接点の頂部より突出している。その突出
高さは単４電池の正極の高さより小さい。

第２図において右方の接点取付は部４４には、１字状の
接点棒４７および４８が、上述したと同様に割り溝４４
ａ（第１図）から圧入されて取付は部４４に対して摺動
可能に保持されている。各接点棒４７および４８のホル
ダー外側の外側接点４７ａ　、４８ａの径は、ホルダー
４を電池収納筐体１に装着したときにばね接点３ａおよ
び３ｂと確実に接触できるように十分大きい径になって
いる。すなわち、ばね接点３ａ、３ｂの中心点と接点４
７．４８の中心点とのずれを補償している。

また、接点棒４５と対向した接点棒４７の内側接点４７
ｂには、第２図に示すように不導電性絶縁リング４９が
被着されている。絶縁リング４９の端面から接点棒４７
の内側接点４７ｂまでの深さは、単４電池の正極の突部
の高さよりも小さくなっている。

このように構成された電池収納装置の使用方法について
以下第５図〜第８図を参照して説明する。

Ｉ）単３電池使用の場合 第５図は単３電池Ｂｌを使用する場合を示し、ホルダー
４を電池収納室を構成する電池収納筐体１から取り外し
、筐体ｌに単３電池Ｂｌを直接収納し、カバー５０を筐
体ｌに不図示の機構により取付けて電池の脱落が防止さ
れる。単３電池Ｂｌは仕切り突起１ａ−１〜１ａ−３に
よって横方向の位置決めがなされる。この場合、接点２
ｂに負極が接触し、接点２Ｃに正極が接触するように電
池を収納したときにのみ正常に電気が流れるようにされ
ている。すなわち、接点２ｂ側に正極が位ごすると、接
点２ｂを形成する２つの突起の間に正極が位置して接点
２ｂと正極とは電気的に導通しない。一方、接点２Ｃ側
に負極が位置した場合には、負極が筐体１の肩部１ｃに
当たって接点２Ｃと接触できない。

■）単４電池使用の場合 第６図は単４電池Ｂ２を使用する場合を示し、単４電池
Ｂ２を収納保持したホルダー４を電池収納室を構成する
電池収納筐体１に装着し、カバー５０を不図示の機構に
より筐体ｌに取付けて電池の脱落が防止される。この場
合、ホルダー４に設けられた凹部４０ｂ−１〜４０ｂ−
３のそれぞれを、第７図に示すように、筐体ｌに設けら
れた仕切り突起１ａ−１〜１ａ−３のそれぞれに適切に
対応させてホルダー４を筐体ｌ内に装着すると、第８図
に示すように、凹部４０ｂ−１〜４０ｂ−３に突起１ａ
−１〜１ａ−３が遊嵌されることになる。第７図かられ
かるように、ホルダー４の装着に際しては、ホルダー４
の接点棒４７．４８をばね接点３ａ、３ｂにあてばね接
点３ａ、３ｂを撓ませながら図示のようにして各凹部を
各突起に遊嵌させていくので、凹部４０ｂ−２，４０ｂ
−３の長手方向の長さを、対応する仕切り突起１　ａ−
２、ｌ　ａ−３の長手方向の長さに比べて長くしてホル
ダー４が装着しやすくなっている。

ホルダー４へ単４電池を収納するに際しては、　。

接点棒４７および４８が接点取付は部４４に対して摺動
するようになっているので、単４電池Ｂ２の長さ方向の
誤差が吸収される。また、接点棒４７および４８が摺動
するため、ホルダー４を筐体ｌに装着したときに、ばね
接点３ａ、３ｂのばね力がホルダー４内の電池に加わる
ため、電池の各種を各接点に所定の接触圧力で当接でき
る。ホルダー４に収納された電池は、接点棒４５〜４８
を介して電池収納室の端子２ｂ　、　２ｃ　、　３ａ　
。

３ｂと電気的に接続される。

ホルダー４には以下のような電池誤収納防止機構が設け
られている。

すなわち、接点４７ｂに電池の正極が位置し、接点４６
ｂに同じく正極が位置するように電池が収納されたとき
にのみ正常に電気が流れるようにされている。すなわち
、接点４７ｂ側に負極が位置した場合には接点４７ｂに
被着された絶縁リング４９により負極は接点４７ｂと接
触できない。

また、接点４６ｂ側に負極が位置した場合にはホルダー
４の突起４３ｂに電池の負極が当接するので負極が接点
４６ｂと接触できない。

本実施例ではホルダー４に単４電池を収納してから電池
収納筐体ｌにホルダー４を装着しなければならないが、
電池押さえ板４１をホルダー基部４０の底面側に配置す
れば、ホルダー４を筐体１に装着した後に電池を収納で
き、使い勝手がよい。

また、第９図および第１０図に示すように、電池収納筐
体１の深さを浅くするとともに、ホルダー４の厚さを薄
くすれば、単４’ｒｌ池使用時の装置の高さＨ（第１０
図参照）を薄くできる。なお、この場合、単３電池用カ
バー５１および単４電池用カバー５２をそれぞれ必要と
する。

次に、第１１図〜第１４図に従って、ホルダー４の誤装
着防止機構について述べる。

第１１図に示すようにホルダー４を上下左右逆に筐体ｌ
に装着しようとすると、ホルダー４の上面が仕切り突起
１ａ−１〜１ａ−３に当接して正規の位置に装着できな
い。第１図〜第６図に示した実施例の場合には、第１２
図に示すように、第９図および第１０図に示した実施例
の場合には第１３図に示すように、それぞれホルダー４
が仕切り突起１ａ−１〜１ａ−３に乗り上げてしまい誤
装着がすぐにわかる。上述したように、接点板２には切
り欠き２ａを設け、そこに対向する２つの突片から成る
接点２ｂを設けるとともに、その突片の間隙１＋を接点
棒４８の外側接点４８ｂの径より十分に大きくしである
ので、ホルダー４の上下左右を反転して装着したときに
接点棒４５．４６がばね接点３ａ、３ｂと接触したとし
ても、切り欠き２ａと対向した位置の接点棒が接点２ｂ
と接触せず電気的に導通されない。

第１４図に示すように、ホルダー４を左右逆にして筐体
１に装着しようとすると、凹部４０ｂ−１〜４０ｂ−３
と仕切り突起１ａ−１〜１ａ−３とが嵌合できないので
ホルダー４の誤装着がすぐにわかるとともに、上述した
と同様の理由により電気的にも導通されない。

以上の説明においては、筐体ｌに直接、接点２ｂ、２ｃ
、３ａ、３ｂを設はルヨウニシタカ、電池収納装置が設
けられる装置（カメラボディ等）にこのような接点を設
は該接点を筐体ｌを介して筐体１内に突出させ、筐体１
とかかる接点により電池収納室を構成してもよい。

（発明の効果） 本発明によれば、電池収納装置が設けられる装置に形成
された電池収納室に直接第１の外形形状の電池を収納す
るとともに、電池収納室内に収納できるようにされたホ
ルダーには、第１の外形形状より小さい第２の外形形状
の複数本の電池を収納保持し、そのホルダーを電池収納
室内に装着するようにしたので、この種の電池収納装置
の構成が極めて簡素化され、常時携帯する部品も小型で
ありその取り扱いも容易となる。

また本実施例では、ホルダーの誤装着防止機構を設ける
とともに誤装着時には電池収納室の端子とホルダーの端
子とが電気的に接続しないようにしたので、電池により
駆動制御される装置の誤動作が防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第２図は
ホルダーを電池収納筐体に装着した状態の平面図、第３
図は第２図のＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図、第４図は第２図
のＩＶ−ＩＶ線断面図、第５図は単３電池使用時の電池
収納装置の横断面図、第６図は単４′￥！、池使用時の
電池収納装置の横断面図、第７図および第８図はホルダ
ーの装着を説明するための縦断面図、第９図および第１
０図は本発明の他の実施例を示し、第９図は単３電池使
用時の電池収納装置の横断面図、第ｉｏ図は単４電池使
用時の電池収納装置の横断面図、第１１図はホルダーの
誤装着を説明する縦断面図、第１２図および第１３図は
ホルダーの上下を逆に装着した場合の状５ｍを示す電池
収納装置のそれぞれ横断面図、第１４図はホルダーの左
右を逆に装着した場合の状ｙＥを示す縦断面図である。 １：電池収納位体 １ａ−１〜１ａ−３：仕切り突起 １ｂ＝肩部 ２：接点板 ２ａ：切り欠き　　　　２ｂ、２ｃ：接点３ａ　、３ｂ
：ばね接点 ４：ホルダー ４０：基部　　　　　　４０ａ：溝 ４０ｂ−１〜４０ｂ−３：凹部 ４１−電池押さえ板　　４２：ねじ ４５〜４８：接点棒 ４５ａ〜４８ａ：内側接点 ４５ｂ〜４８ｂ：外側接点 ４９：絶縁リング ５０．６０，７０：カバー Ｂ１．Ｂ２：電池

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１の外形形状を有する複数本の電池からの電力、また
   は第１の外形形状より小さい第２の外形形状を有する複
   数本の電池から電力が供給され得る装置に設けられた電
   池収納装置において、前記第１の外形形状の電池を収納
   可能であるとともに、収納された前記第１の外形形状の
   電池から電力を取り出す端子を有する電池収納室と、前
   記第２の外形形状を有する複数本の電池を収納可能な電
   池ホルダーとを備え、その電池ホルダーは前記電池収納
   室に収納可能な形状に構成されるとともに、前記電池収
   納室に収納されたときに前記第２の外形形状の電池を前
   記端子に接続できるよう構成されていることを特徴とす
   る電池収納装置。