JP2000149896A - 異種乾電池収納ケース - Google Patents
異種乾電池収納ケースInfo
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 異種乾電池収納ケースを小型化する。
【解決手段】 略箱形のケース本体11の長手方向で対
向する一対の内壁の一方の内壁11aには、正極端子1
5および負極端子16を装着する正極端子差込口24a
および負極端子差込口24bを形成した。他方の内壁1
1b側で、ケース本体11の長辺側で対向する一対の内
壁11c、11dには、一対の第一嵌装リブ28a,2
8aを内壁11bに近い位置に、一対の第二嵌装リブ2
8b,28bを内壁11bから遠い位置にそれぞれ設置
した。第一および第二嵌装リブ28a,28bは、ケー
ス本体11の内側に向かって開口したコの字型に形成し
た。連結端子17の両端部は、対向する一対の第一嵌装
リブ28a,28aもしくは一対の第二嵌装リブ28
b,28bに嵌装し、鉛直方向の上方からケース本体1
1の底部に向かってスライドして着脱可能に装着した。
向する一対の内壁の一方の内壁11aには、正極端子1
5および負極端子16を装着する正極端子差込口24a
および負極端子差込口24bを形成した。他方の内壁1
1b側で、ケース本体11の長辺側で対向する一対の内
壁11c、11dには、一対の第一嵌装リブ28a,2
8aを内壁11bに近い位置に、一対の第二嵌装リブ2
8b,28bを内壁11bから遠い位置にそれぞれ設置
した。第一および第二嵌装リブ28a,28bは、ケー
ス本体11の内側に向かって開口したコの字型に形成し
た。連結端子17の両端部は、対向する一対の第一嵌装
リブ28a,28aもしくは一対の第二嵌装リブ28
b,28bに嵌装し、鉛直方向の上方からケース本体1
1の底部に向かってスライドして着脱可能に装着した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乾電池が使用される
製品における乾電池の収納構造に関し、寸法の異なる異
種乾電池の収納が可能とされた異種乾電池収納ケースに
関する。
製品における乾電池の収納構造に関し、寸法の異なる異
種乾電池の収納が可能とされた異種乾電池収納ケースに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電源用として乾電池を使用する製
品の多くは、1種類の乾電池のみを使用するように意図
されており、定められた種類の乾電池を対象とした乾電
池の収納構造が設けられている。この場合には、定めら
れた乾電池が手に入らなければ製品を使用することが出
来ないと言う問題が生じるが、こうした問題が特に深刻
なものとなる恐れがあるのは、例えば災害発生時の緊急
時に使用される防災無線機等に対してである。こうした
防災無線機等では、1本もしくは2本の乾電池では充分
な電圧が供給されないので、通常は4本から6本の乾電
池が使用される。しかしながら緊急時においては、同じ
種類で複数本の乾電池を用意することが困難になる事態
が起こりうる。そこで、異種の乾電池(例えば単一乾電
池、単二乾電池、単三乾電池等)を装着可能にすれば、
乾電池の入手の容易性は向上して製品の使用が可能とな
る。このような要求に応える異種乾電池収納ケースとし
て、例えば特開平10−3894号公報に記載されたよ
うな異種乾電池収納ケースが提案されている。
品の多くは、1種類の乾電池のみを使用するように意図
されており、定められた種類の乾電池を対象とした乾電
池の収納構造が設けられている。この場合には、定めら
れた乾電池が手に入らなければ製品を使用することが出
来ないと言う問題が生じるが、こうした問題が特に深刻
なものとなる恐れがあるのは、例えば災害発生時の緊急
時に使用される防災無線機等に対してである。こうした
防災無線機等では、1本もしくは2本の乾電池では充分
な電圧が供給されないので、通常は4本から6本の乾電
池が使用される。しかしながら緊急時においては、同じ
種類で複数本の乾電池を用意することが困難になる事態
が起こりうる。そこで、異種の乾電池(例えば単一乾電
池、単二乾電池、単三乾電池等)を装着可能にすれば、
乾電池の入手の容易性は向上して製品の使用が可能とな
る。このような要求に応える異種乾電池収納ケースとし
て、例えば特開平10−3894号公報に記載されたよ
うな異種乾電池収納ケースが提案されている。
【0003】図11は上述した従来の技術の一例を示す
異種乾電池収納ケースの平面図である。異種乾電池収納
ケースのケース本体1は、断面が略長方形の箱形に形成
されており、短辺側で対向する2つの内壁の一方には単
一乾電池2の正極と当接する正極端子2aが設置され、
他方には単一乾電池2の負極と当接する負極端子2bが
設置されている。長辺側で対向する2つの内壁の一方に
は単二乾電池3および単三乾電池4および単四乾電池5
のそれぞれの正極に当接するように、3つの正極端子3
a,4a,5aが離間して設置され、この3つの正極端
子3a,4a,5aのそれぞれと対をなすようにして、
他方の内壁には三つの負極端子3b,4b,5bが離間
して設置されている。従って、ケース本体1には、長辺
と平行に1本の単一乾電池2を装着することができ、単
一乾電池2を装着しない時には、短辺と平行に各1本の
単二乾電池3と単三乾電池4と単四乾電池5の合計三本
を同時に装着することができる。
異種乾電池収納ケースの平面図である。異種乾電池収納
ケースのケース本体1は、断面が略長方形の箱形に形成
されており、短辺側で対向する2つの内壁の一方には単
一乾電池2の正極と当接する正極端子2aが設置され、
他方には単一乾電池2の負極と当接する負極端子2bが
設置されている。長辺側で対向する2つの内壁の一方に
は単二乾電池3および単三乾電池4および単四乾電池5
のそれぞれの正極に当接するように、3つの正極端子3
a,4a,5aが離間して設置され、この3つの正極端
子3a,4a,5aのそれぞれと対をなすようにして、
他方の内壁には三つの負極端子3b,4b,5bが離間
して設置されている。従って、ケース本体1には、長辺
と平行に1本の単一乾電池2を装着することができ、単
一乾電池2を装着しない時には、短辺と平行に各1本の
単二乾電池3と単三乾電池4と単四乾電池5の合計三本
を同時に装着することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の異種乾電池
収納ケースでは、単二乾電池3と単三乾電池4と単四乾
電池5とは単一乾電池2に対して直交して装着されるた
め、単一乾電池2だけを収納する乾電池収納ケースより
横幅が大きくなるという問題があり、電気製品の小型化
を損なう恐れがある。また、単一乾電池2から単四乾電
池5までの種類の異なる4本の乾電池が、乾電池の種類
毎に異なる場所に装着されるため、1本の乾電池に付き
正極と負極のそれぞれに対する一対の正極側端子および
負極側端子が設けられており、種類の異なる乾電池間で
これらの正極側端子および負極側端子が共有されていな
い。このため、正極側端子および負極側端子に例えばリ
ード線等を半田付けして配線する際には、正極側端子ま
たは負極側端子毎に1本のリード線が必要な為、ケース
本体1が一つであっても複数本のリード線が必要とな
る。したがって、正極側端子および負極側端子の数が増
えることによって両端子の部材費が嵩むことに加えて、
複数のリード線を半田付けするという煩雑な作業が増え
ることによってケース本体1の制作費が高くなるという
問題がある。さらに、例えば複数の乾電池を直列に連結
して使用する際には、隣り合うケース本体1,1間を配
線して接続するリード線の本数が非常に多くなるため、
半田付けの作業がより一層煩雑なものとなることに加え
て、リード線を設置するための場所の確保やその引き回
し方法等にも困難が生じることとなり、実用性が著しく
損なわれるという問題がある。
収納ケースでは、単二乾電池3と単三乾電池4と単四乾
電池5とは単一乾電池2に対して直交して装着されるた
め、単一乾電池2だけを収納する乾電池収納ケースより
横幅が大きくなるという問題があり、電気製品の小型化
を損なう恐れがある。また、単一乾電池2から単四乾電
池5までの種類の異なる4本の乾電池が、乾電池の種類
毎に異なる場所に装着されるため、1本の乾電池に付き
正極と負極のそれぞれに対する一対の正極側端子および
負極側端子が設けられており、種類の異なる乾電池間で
これらの正極側端子および負極側端子が共有されていな
い。このため、正極側端子および負極側端子に例えばリ
ード線等を半田付けして配線する際には、正極側端子ま
たは負極側端子毎に1本のリード線が必要な為、ケース
本体1が一つであっても複数本のリード線が必要とな
る。したがって、正極側端子および負極側端子の数が増
えることによって両端子の部材費が嵩むことに加えて、
複数のリード線を半田付けするという煩雑な作業が増え
ることによってケース本体1の制作費が高くなるという
問題がある。さらに、例えば複数の乾電池を直列に連結
して使用する際には、隣り合うケース本体1,1間を配
線して接続するリード線の本数が非常に多くなるため、
半田付けの作業がより一層煩雑なものとなることに加え
て、リード線を設置するための場所の確保やその引き回
し方法等にも困難が生じることとなり、実用性が著しく
損なわれるという問題がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、異種乾電池を装着可能としたことによっても小型化
が可能な異種乾電池収納ケースを提供することを目的と
する。
で、異種乾電池を装着可能としたことによっても小型化
が可能な異種乾電池収納ケースを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して係る
目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の異種
乾電池収納ケースは、寸法の異なる略円柱状の異種乾電
池を収納する異種乾電池収納ケースであって、前記異種
乾電池収納ケースは、略箱形のケース本体の内部に乾電
池の受け部材および固定部材と正極側端子および負極側
端子とが設置されてなり、前記受け部材には異種乾電池
の各外周面に当接する上面が形成されており、外径の小
さな乾電池に対する前記上面ほどケース本体の底部側に
位置しており、略板状の前記固定部材は、前記受け部材
に載置される異種乾電池の各外周面の上端に当接可能に
設置されており、前記ケース本体の長手方向に対向して
一対の正極側端子と負極側端子が設置されており、前記
正極側端子と前記負極側端子のうちの少なくとも一方
は、前記ケース本体の長手方向における位置が可変とさ
れていることを特徴としている。
目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の異種
乾電池収納ケースは、寸法の異なる略円柱状の異種乾電
池を収納する異種乾電池収納ケースであって、前記異種
乾電池収納ケースは、略箱形のケース本体の内部に乾電
池の受け部材および固定部材と正極側端子および負極側
端子とが設置されてなり、前記受け部材には異種乾電池
の各外周面に当接する上面が形成されており、外径の小
さな乾電池に対する前記上面ほどケース本体の底部側に
位置しており、略板状の前記固定部材は、前記受け部材
に載置される異種乾電池の各外周面の上端に当接可能に
設置されており、前記ケース本体の長手方向に対向して
一対の正極側端子と負極側端子が設置されており、前記
正極側端子と前記負極側端子のうちの少なくとも一方
は、前記ケース本体の長手方向における位置が可変とさ
れていることを特徴としている。
【0007】上記構成の異種乾電池収納ケースでは、乾
電池の正極および負極に当接する正極側端子と負極側端
子のうち、少なくともどちらか一方はケース本体の長手
方向の位置が可変とされているため、長手方向に異なる
長さを有する異種乾電池を装着した際にも乾電池の正極
および負極にそれぞれ正極側端子および負極側端子を当
接することができる。このため、異種乾電池の各中心軸
線を同じ方向に向けて装着することができるので、ケー
ス本体は対象とされる一番大きな乾電池の大きさに合わ
せて製作すれば十分であり、異種乾電池を収納可能とし
たことによってケース本体が大きくなることを防ぐこと
ができる。加えて、異種乾電池を装着した際にも一対の
同じ正極側端子および負極側端子が当接され、異種乾電
池間において正極側端子および負極側端子を共有してい
るため、例えば複数の正極側端子および負極側端子間を
接続するリード線等の収納場所を確保する必要が無く、
ケース本体をより一層小型化することができ、製作コス
トの削減にも資することができる。さらに、1個の異種
乾電池収納ケースからの出力が一対の正極と負極だけで
あるから、複数個の異種乾電池収納ケースを例えばリー
ド線等によって連結して使用することが容易である。ま
た、1個の異種乾電池収納ケースに複数本の異種乾電池
を装着する際には、ケース本体を大きくするだけで対応
でき、新たな部材が必要となったり、装着様式を変更す
る必要が無く、拡張性を向上することができる。
電池の正極および負極に当接する正極側端子と負極側端
子のうち、少なくともどちらか一方はケース本体の長手
方向の位置が可変とされているため、長手方向に異なる
長さを有する異種乾電池を装着した際にも乾電池の正極
および負極にそれぞれ正極側端子および負極側端子を当
接することができる。このため、異種乾電池の各中心軸
線を同じ方向に向けて装着することができるので、ケー
ス本体は対象とされる一番大きな乾電池の大きさに合わ
せて製作すれば十分であり、異種乾電池を収納可能とし
たことによってケース本体が大きくなることを防ぐこと
ができる。加えて、異種乾電池を装着した際にも一対の
同じ正極側端子および負極側端子が当接され、異種乾電
池間において正極側端子および負極側端子を共有してい
るため、例えば複数の正極側端子および負極側端子間を
接続するリード線等の収納場所を確保する必要が無く、
ケース本体をより一層小型化することができ、製作コス
トの削減にも資することができる。さらに、1個の異種
乾電池収納ケースからの出力が一対の正極と負極だけで
あるから、複数個の異種乾電池収納ケースを例えばリー
ド線等によって連結して使用することが容易である。ま
た、1個の異種乾電池収納ケースに複数本の異種乾電池
を装着する際には、ケース本体を大きくするだけで対応
でき、新たな部材が必要となったり、装着様式を変更す
る必要が無く、拡張性を向上することができる。
【0008】また、請求項2に記載の本発明の異種乾電
池収納ケースは、一対の前記正極側端子と前記負極側端
子のうちの少なくとも一方は、前記ケース本体の長手方
向の適宜の位置に配置されたリブに着脱可能に装着され
ることを特徴としている。上記構成の異種乾電池収納ケ
ースでは、例えばケース本体の長手方向に異種乾電池の
長さに応じた複数のリブを設置しておけば、これらのリ
ブに少なくとも正極側端子もしくは負極側端子のうちの
どちらか一方を装着することによって、容易に異種乾電
池の収納を可能とすることができる。
池収納ケースは、一対の前記正極側端子と前記負極側端
子のうちの少なくとも一方は、前記ケース本体の長手方
向の適宜の位置に配置されたリブに着脱可能に装着され
ることを特徴としている。上記構成の異種乾電池収納ケ
ースでは、例えばケース本体の長手方向に異種乾電池の
長さに応じた複数のリブを設置しておけば、これらのリ
ブに少なくとも正極側端子もしくは負極側端子のうちの
どちらか一方を装着することによって、容易に異種乾電
池の収納を可能とすることができる。
【0009】また、請求項3に記載の本発明の異種乾電
池収納ケースは、一対の前記正極側端子と前記負極側端
子のうちの少なくとも一方には、ケース本体との間に弾
性体が装着されていることを特徴としている。上記構成
の異種乾電池収納ケースでは、例えば、ばね等を正極側
端子と負極側端子のうちの少なくとも一方に装着した場
合、このばねの弾性変形の範囲においてあらゆる長さの
乾電池に対応することができるため、異種乾電池の装着
がより一層容易なものとなる。
池収納ケースは、一対の前記正極側端子と前記負極側端
子のうちの少なくとも一方には、ケース本体との間に弾
性体が装着されていることを特徴としている。上記構成
の異種乾電池収納ケースでは、例えば、ばね等を正極側
端子と負極側端子のうちの少なくとも一方に装着した場
合、このばねの弾性変形の範囲においてあらゆる長さの
乾電池に対応することができるため、異種乾電池の装着
がより一層容易なものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の異種乾電池収納ケ
ースの実施形態について図1から図10を参照しながら
説明する。図1は本発明に係わる異種乾電池収納ケース
の一実施形態について示す平面図であり、図2は図1に
示す異種乾電池収納ケースの長手方向における要部断面
図であり、図3は乾電池の固定部材の一部を示す斜視図
であり、図4は負極端子を拡大して示す斜視図であり、
図5は乾電池の連結端子を拡大して示す平面図である。
ースの実施形態について図1から図10を参照しながら
説明する。図1は本発明に係わる異種乾電池収納ケース
の一実施形態について示す平面図であり、図2は図1に
示す異種乾電池収納ケースの長手方向における要部断面
図であり、図3は乾電池の固定部材の一部を示す斜視図
であり、図4は負極端子を拡大して示す斜視図であり、
図5は乾電池の連結端子を拡大して示す平面図である。
【0011】本実施の形態による異種乾電池収納ケース
10は、例えば防災無線機等に使用される乾電池収納ケ
ースをなすものであって、ケース本体11と、ケース本
体11の開口部を塞ぐ蓋12と、乾電池の受け部材13
と、乾電池の固定部材14と、正極端子15および負極
端子16と、連結端子17とから構成されている。ケー
ス本体11は、例えばプラスチック等の絶縁体を成形す
ることによって断面が略長方形とされた箱形に形成され
ており、一対の対向する短辺のそれぞれの中心を結んで
なる中心軸線Oを介して、正極端子部18と負極端子部
19とから構成されており、両端子部18,19のそれ
ぞれにおいて例えば2本の単一乾電池2,2が軸方向に
直列に連結した状態で装着されることによって、合計で
4本の単一乾電池2,2,2,2を収納するように形成
されている。
10は、例えば防災無線機等に使用される乾電池収納ケ
ースをなすものであって、ケース本体11と、ケース本
体11の開口部を塞ぐ蓋12と、乾電池の受け部材13
と、乾電池の固定部材14と、正極端子15および負極
端子16と、連結端子17とから構成されている。ケー
ス本体11は、例えばプラスチック等の絶縁体を成形す
ることによって断面が略長方形とされた箱形に形成され
ており、一対の対向する短辺のそれぞれの中心を結んで
なる中心軸線Oを介して、正極端子部18と負極端子部
19とから構成されており、両端子部18,19のそれ
ぞれにおいて例えば2本の単一乾電池2,2が軸方向に
直列に連結した状態で装着されることによって、合計で
4本の単一乾電池2,2,2,2を収納するように形成
されている。
【0012】両端子部18,19のそれぞれの底部に
は、軸線方向に所定の間隔をおいて複数の受け部材13
が設置されている。受け部材13は例えばプラスチック
等の絶縁体により長方形板状に形成されており、ケース
本体11の底部側を向く乾電池の外周面に当接してこれ
を支持するように、受け部材13の上面13Aには軸方
向の断面が略円弧状とされた凹部20が設けられてい
る。凹部20は、図2に示すように、複数の異種乾電
池、例えば単一乾電池2、単二乾電池3、単三乾電池4
のそれぞれの外周面に当接する第一内周面20Aと第二
内周面20Bと第三内周面20Cとを有している。各内
周面20A,20B,20Cは互いに径の異なる円柱の
外周面の一部をなす形状とされ、その軸方向の断面形状
が少なくとも1/2円弧よりも小さくなるように形成さ
れている。第一内周面20Aは受け部材13の上面13
Aと交差すると共に、第一内周面20Aの底部側では内
径の小さな第二内周面20Bが底部側に向かって突出す
るように交差しており、第二内周面20Bの底部側では
さらに内径の小さな第三内周面20Cが底部側に向かっ
て突出するように交差している。従って、凹部20に単
一乾電池2、単二乾電池3、単三乾電池4のそれぞれが
載置されると、外径の小さな乾電池ほど外周面上の下端
位置がケース本体11の底部に近い位置となる。
は、軸線方向に所定の間隔をおいて複数の受け部材13
が設置されている。受け部材13は例えばプラスチック
等の絶縁体により長方形板状に形成されており、ケース
本体11の底部側を向く乾電池の外周面に当接してこれ
を支持するように、受け部材13の上面13Aには軸方
向の断面が略円弧状とされた凹部20が設けられてい
る。凹部20は、図2に示すように、複数の異種乾電
池、例えば単一乾電池2、単二乾電池3、単三乾電池4
のそれぞれの外周面に当接する第一内周面20Aと第二
内周面20Bと第三内周面20Cとを有している。各内
周面20A,20B,20Cは互いに径の異なる円柱の
外周面の一部をなす形状とされ、その軸方向の断面形状
が少なくとも1/2円弧よりも小さくなるように形成さ
れている。第一内周面20Aは受け部材13の上面13
Aと交差すると共に、第一内周面20Aの底部側では内
径の小さな第二内周面20Bが底部側に向かって突出す
るように交差しており、第二内周面20Bの底部側では
さらに内径の小さな第三内周面20Cが底部側に向かっ
て突出するように交差している。従って、凹部20に単
一乾電池2、単二乾電池3、単三乾電池4のそれぞれが
載置されると、外径の小さな乾電池ほど外周面上の下端
位置がケース本体11の底部に近い位置となる。
【0013】ケース本体11の底部には、図1に示すよ
うに、中心軸線Oに沿って2つの固定部材14,14が
設置されている。固定部材14は例えばプラスチック等
の絶縁体からなり、図3に示すように、それぞれが例え
ば長方形板状に形成された第一当接板21と第二当接板
22と板台23とによって構成されており、これらの軸
方向の長さは少なくとも単二乾電池3の長さと等しくさ
れている。板台23はケース本体11の底面上に載置さ
れ、板台23の上面23Aに第二当接板22が載置さ
れ、第二当接板22の上面22Aに第一当接板21が載
置されている。なお、図2に示すように、中心軸線Oと
直交する鉛直方向において、第一当接板21の下面21
Bは、受け部材13の凹部20に載置された単二乾電池
3の外周面上の上端に当接する位置とされ、第二当接板
22の下面22Bは、受け部材13の凹部20に載置さ
れた単三乾電池4の外周面上の上端に当接する位置とさ
れている。第一当接板21の下面21Bの中心には、図
3に示すように、この下面21Bからケース本体11の
底部に向かって突出する軸21aが設けられていると共
に、第二当接板22には、その上面22Aから下面22
Bに向かって貫通する軸孔22aが軸21aと同軸に設
けられ、板台23には、軸孔22aの開口部に臨んで同
軸に窄孔された軸受け23aが設けられている。ここ
で、第一当接板21の軸21aは、第二当接板22の上
面22Aから軸孔22aに挿通され、第二当接板22の
下面22Bから突出した軸21aの先端部分が、板台2
3の軸受け23aに嵌装されることによって、第一当接
板21と第二当接板22と板台23とが鉛直方向に連結
されている。しかも、第一当接板21と第二当接板22
は互いに独立に軸21aの周りに回転可能とされてい
る。
うに、中心軸線Oに沿って2つの固定部材14,14が
設置されている。固定部材14は例えばプラスチック等
の絶縁体からなり、図3に示すように、それぞれが例え
ば長方形板状に形成された第一当接板21と第二当接板
22と板台23とによって構成されており、これらの軸
方向の長さは少なくとも単二乾電池3の長さと等しくさ
れている。板台23はケース本体11の底面上に載置さ
れ、板台23の上面23Aに第二当接板22が載置さ
れ、第二当接板22の上面22Aに第一当接板21が載
置されている。なお、図2に示すように、中心軸線Oと
直交する鉛直方向において、第一当接板21の下面21
Bは、受け部材13の凹部20に載置された単二乾電池
3の外周面上の上端に当接する位置とされ、第二当接板
22の下面22Bは、受け部材13の凹部20に載置さ
れた単三乾電池4の外周面上の上端に当接する位置とさ
れている。第一当接板21の下面21Bの中心には、図
3に示すように、この下面21Bからケース本体11の
底部に向かって突出する軸21aが設けられていると共
に、第二当接板22には、その上面22Aから下面22
Bに向かって貫通する軸孔22aが軸21aと同軸に設
けられ、板台23には、軸孔22aの開口部に臨んで同
軸に窄孔された軸受け23aが設けられている。ここ
で、第一当接板21の軸21aは、第二当接板22の上
面22Aから軸孔22aに挿通され、第二当接板22の
下面22Bから突出した軸21aの先端部分が、板台2
3の軸受け23aに嵌装されることによって、第一当接
板21と第二当接板22と板台23とが鉛直方向に連結
されている。しかも、第一当接板21と第二当接板22
は互いに独立に軸21aの周りに回転可能とされてい
る。
【0014】図1に示すように、ケース本体11の短辺
側で対向する二つの内壁のうちの一方の内壁において、
正極端子部18側の内壁には正極端子15が装着される
正極端子差込口24aが設けられ、負極端子部19側の
内壁には負極端子16が装着される負極端子差込口24
bが設けられている。両差込口24a,24bは例えば
プラスチック等の絶縁体からなり、鉛直方向の断面が略
T字型の凹溝となるように形成されており、正極端子1
5および負極端子16は鉛直方向の上方からケース本体
11の底部に向かってスライドされて嵌装されている。
なお、正極端子差込口24aは乾電池の逆接防止のため
に負極端子差込口24bよりも軸方向に深く形成されて
いる。正極端子15は、ケース本体11の内部に向かっ
て突出する凸部26の設けられた板状に形成され、この
凸部26は鉛直方向にケース本体11の上側から底部に
向かって伸びるように形成されており、鉛直方向で位置
の異なる単一乾電池2、単二乾電池3、単三乾電池4の
それぞれの凸状の正極に当接するようにされている。負
極端子16は、図4に示すように、ケース本体11の内
部に向かって突出する板バネ25が設けられた板状に形
成されており、板バネ25はケース本体11の鉛直方向
に長く形成されると共に軸方向に弾性を有している。な
お、両端子15,16には、正極および負極端子差込口
24a,24bからの抜け止めとしてケース本体11の
上側に向かって屈曲された返し板27,27が取り付け
られている。
側で対向する二つの内壁のうちの一方の内壁において、
正極端子部18側の内壁には正極端子15が装着される
正極端子差込口24aが設けられ、負極端子部19側の
内壁には負極端子16が装着される負極端子差込口24
bが設けられている。両差込口24a,24bは例えば
プラスチック等の絶縁体からなり、鉛直方向の断面が略
T字型の凹溝となるように形成されており、正極端子1
5および負極端子16は鉛直方向の上方からケース本体
11の底部に向かってスライドされて嵌装されている。
なお、正極端子差込口24aは乾電池の逆接防止のため
に負極端子差込口24bよりも軸方向に深く形成されて
いる。正極端子15は、ケース本体11の内部に向かっ
て突出する凸部26の設けられた板状に形成され、この
凸部26は鉛直方向にケース本体11の上側から底部に
向かって伸びるように形成されており、鉛直方向で位置
の異なる単一乾電池2、単二乾電池3、単三乾電池4の
それぞれの凸状の正極に当接するようにされている。負
極端子16は、図4に示すように、ケース本体11の内
部に向かって突出する板バネ25が設けられた板状に形
成されており、板バネ25はケース本体11の鉛直方向
に長く形成されると共に軸方向に弾性を有している。な
お、両端子15,16には、正極および負極端子差込口
24a,24bからの抜け止めとしてケース本体11の
上側に向かって屈曲された返し板27,27が取り付け
られている。
【0015】正極および負極端子差込口24a,24b
の設けられたケース本体11の一方の内壁11aに対向
する他方の内壁11b側においては、正極端子部18と
負極端子部19のそれぞれに装着された乾電池を直列状
態に連結するための連結端子(正極側端子もしくは負極
側端子)17が設置されている。連結端子17は略長方
形板状に形成され、図5に示すように、正極端子部18
側にはケース本体11の内部に向かって突出する板バネ
25が設けられ、負極端子部19側にはケース本体11
の内側に突出するような凸部26が形成されており、そ
れぞれ乾電池の負極および正極に当接するようにされて
いる。連結端子17が設置される内壁11b側におい
て、ケース本体11の長辺側で対向する一対の内壁11
c、11dには、連結端子17の各両端部を装着して固
定するための一対の第一嵌装リブ28a,28aが内壁
11bに近い位置に設置され、一対の第二嵌装リブ28
b,28bが内壁11bから遠い位置に設置されてい
る。第一および第二嵌装リブ28a,28bは、例えば
プラスチック等の絶縁体からなり、ケース本体11の内
側に向かって開口したコの字型に形成されている。連結
端子17の両端部は、対向する一対の第一嵌装リブ28
a,28aもしくは一対の第二嵌装リブ28b,28b
に嵌装され、鉛直方向の上方からケース本体11の底部
に向かってスライドされて着脱可能に装着されている。
なお、一対の第一嵌装リブ28a,28aの軸方向の位
置は、正極端子15および負極端子16と連結部材17
との距離が、二つの単一乾電池2,2が直列に連結され
た時の長さと等しくなるように設定され、一対の第二嵌
装リブ28b,28bの軸方向の位置は、正極端子15
および負極端子16と連結部材17との距離が、二つの
単二乾電池3,3が直列に連結された時の長さと等しく
なるように設定されている。
の設けられたケース本体11の一方の内壁11aに対向
する他方の内壁11b側においては、正極端子部18と
負極端子部19のそれぞれに装着された乾電池を直列状
態に連結するための連結端子(正極側端子もしくは負極
側端子)17が設置されている。連結端子17は略長方
形板状に形成され、図5に示すように、正極端子部18
側にはケース本体11の内部に向かって突出する板バネ
25が設けられ、負極端子部19側にはケース本体11
の内側に突出するような凸部26が形成されており、そ
れぞれ乾電池の負極および正極に当接するようにされて
いる。連結端子17が設置される内壁11b側におい
て、ケース本体11の長辺側で対向する一対の内壁11
c、11dには、連結端子17の各両端部を装着して固
定するための一対の第一嵌装リブ28a,28aが内壁
11bに近い位置に設置され、一対の第二嵌装リブ28
b,28bが内壁11bから遠い位置に設置されてい
る。第一および第二嵌装リブ28a,28bは、例えば
プラスチック等の絶縁体からなり、ケース本体11の内
側に向かって開口したコの字型に形成されている。連結
端子17の両端部は、対向する一対の第一嵌装リブ28
a,28aもしくは一対の第二嵌装リブ28b,28b
に嵌装され、鉛直方向の上方からケース本体11の底部
に向かってスライドされて着脱可能に装着されている。
なお、一対の第一嵌装リブ28a,28aの軸方向の位
置は、正極端子15および負極端子16と連結部材17
との距離が、二つの単一乾電池2,2が直列に連結され
た時の長さと等しくなるように設定され、一対の第二嵌
装リブ28b,28bの軸方向の位置は、正極端子15
および負極端子16と連結部材17との距離が、二つの
単二乾電池3,3が直列に連結された時の長さと等しく
なるように設定されている。
【0016】ケース本体11の開口部を塞ぐようにして
着脱可能に装着される蓋12は、例えばプラスチック等
の絶縁体によって形成され、図2に示すように、内面に
は例えばスポンジ等の弾力材29が取り付けられてい
る。弾力材29は、受け部材13の凹部20に載置され
た単一乾電池2の外周面の上部に当接してこれを固定す
る。
着脱可能に装着される蓋12は、例えばプラスチック等
の絶縁体によって形成され、図2に示すように、内面に
は例えばスポンジ等の弾力材29が取り付けられてい
る。弾力材29は、受け部材13の凹部20に載置され
た単一乾電池2の外周面の上部に当接してこれを固定す
る。
【0017】本実施の形態による異種乾電池収納ケース
10は上述の構成を備えており、次に、異種乾電池収納
ケース10に乾電池を装着する際の作用について説明す
る。先ず、4本の単一乾電池2,2,2,2を装着する
際には、2本ずつを直列に連結した2組のうち、一方の
組は正極端子部18に装着して他方の組は負極端子部1
9に装着する。この時、各単一乾電池2はケース本体1
1の底部側を向く単一乾電池2の外周面が、受け部材1
3の凹部20の第一内周面20Aに当接して支持され
る。正極端子部18では、直列に連結された2つの単一
乾電池2,2の正極を正極端子15に当接させ、負極を
連結端子17の板バネ25に当接させる。負極端子部1
9では、直列に連結された2つの単一乾電池2,2の正
極を連結端子17の凸部26に当接させ、負極を負極端
子16の板バネ25に当接させる。なお、連結端子17
の両端は第一嵌装リブ28a,28aに装着しておく。
これによって、直列に連結された2本の単一乾電池2,
2は軸方向に固定されると共に、4本の単一乾電池2,
2,2,2がすべて直列に連結された状態とされる。蓋
12をケース本体11に載置することによって、弾力材
29が各単一乾電池2の外周面の上部に当接して、各単
一乾電池2を鉛直方向に固定する。
10は上述の構成を備えており、次に、異種乾電池収納
ケース10に乾電池を装着する際の作用について説明す
る。先ず、4本の単一乾電池2,2,2,2を装着する
際には、2本ずつを直列に連結した2組のうち、一方の
組は正極端子部18に装着して他方の組は負極端子部1
9に装着する。この時、各単一乾電池2はケース本体1
1の底部側を向く単一乾電池2の外周面が、受け部材1
3の凹部20の第一内周面20Aに当接して支持され
る。正極端子部18では、直列に連結された2つの単一
乾電池2,2の正極を正極端子15に当接させ、負極を
連結端子17の板バネ25に当接させる。負極端子部1
9では、直列に連結された2つの単一乾電池2,2の正
極を連結端子17の凸部26に当接させ、負極を負極端
子16の板バネ25に当接させる。なお、連結端子17
の両端は第一嵌装リブ28a,28aに装着しておく。
これによって、直列に連結された2本の単一乾電池2,
2は軸方向に固定されると共に、4本の単一乾電池2,
2,2,2がすべて直列に連結された状態とされる。蓋
12をケース本体11に載置することによって、弾力材
29が各単一乾電池2の外周面の上部に当接して、各単
一乾電池2を鉛直方向に固定する。
【0018】次に、4本の単二乾電池3,3,3,3を
装着する際について説明する。単二乾電池3は単一乾電
池2よりも軸方向に短く、外径は小さく形成されている
が、上述した単一乾電池2の場合と同様に、2本ずつを
直列に連結した2組のうち、一方の組は正極端子部18
に装着し、他方の組は負極端子部19に装着する。この
時、単二乾電池3はケース本体11の底部側を向く単二
乾電池3の外周面が受け部材13の凹部20の第二内周
面20Bに当接して支持されるため、単二乾電池3の正
極および負極は単一乾電池2のそれよりも鉛直方向で底
部側に位置するが、正極端子15および連結端子17の
それぞれの凸部26と、負極端子16および連結端子1
7のそれぞれの板バネ25とは鉛直方向に長く形成され
ているので、単二乾電池3の正極および負極にも当接す
ることができる。なお、連結端子17の両端は第二嵌装
リブ28b,28bに装着することによって、この連結
端子17と正極端子15および負極端子16との間に、
直列に連結された2本の単二乾電池3,3を軸方向に固
定する。その後、第一当接板21を軸21aの周りに回
転させて、第一当接板21の下面21Bを単二乾電池3
の外周面の上端部に当接させることによって、単二乾電
池3を鉛直方向に固定する。
装着する際について説明する。単二乾電池3は単一乾電
池2よりも軸方向に短く、外径は小さく形成されている
が、上述した単一乾電池2の場合と同様に、2本ずつを
直列に連結した2組のうち、一方の組は正極端子部18
に装着し、他方の組は負極端子部19に装着する。この
時、単二乾電池3はケース本体11の底部側を向く単二
乾電池3の外周面が受け部材13の凹部20の第二内周
面20Bに当接して支持されるため、単二乾電池3の正
極および負極は単一乾電池2のそれよりも鉛直方向で底
部側に位置するが、正極端子15および連結端子17の
それぞれの凸部26と、負極端子16および連結端子1
7のそれぞれの板バネ25とは鉛直方向に長く形成され
ているので、単二乾電池3の正極および負極にも当接す
ることができる。なお、連結端子17の両端は第二嵌装
リブ28b,28bに装着することによって、この連結
端子17と正極端子15および負極端子16との間に、
直列に連結された2本の単二乾電池3,3を軸方向に固
定する。その後、第一当接板21を軸21aの周りに回
転させて、第一当接板21の下面21Bを単二乾電池3
の外周面の上端部に当接させることによって、単二乾電
池3を鉛直方向に固定する。
【0019】単三乾電池4は単二乾電池3よりも外径が
小さいものの、軸方向の長さはほぼ同じであるため、4
本の単三乾電池4,4,4,4を装着する際にも、2本
ずつを直列に連結した2組のうち、一方の組は正極端子
部18に装着し、他方の組は負極端子部19に装着す
る。この時、単三乾電池4は受け部材13の凹部20の
第三内周面20Cに当接して支持される。また、連結端
子17の両端は第二嵌装リブ28b,28bに装着して
おく。鉛直方向には、第二当接板22の下面22Bを単
三乾電池4の外周面の上端部に当接させて固定する。
小さいものの、軸方向の長さはほぼ同じであるため、4
本の単三乾電池4,4,4,4を装着する際にも、2本
ずつを直列に連結した2組のうち、一方の組は正極端子
部18に装着し、他方の組は負極端子部19に装着す
る。この時、単三乾電池4は受け部材13の凹部20の
第三内周面20Cに当接して支持される。また、連結端
子17の両端は第二嵌装リブ28b,28bに装着して
おく。鉛直方向には、第二当接板22の下面22Bを単
三乾電池4の外周面の上端部に当接させて固定する。
【0020】本実施の形態による異種乾電池収納ケース
10によれば、連結端子17のケース本体11の長手方
向の位置が可変とされているため、長手方向に異なる長
さを有する単一乾電池2、単二乾電池3、単三乾電池4
を収納した際にも、正極端子部18側では各乾電池2,
3,4の負極に、負極端子部19側では各乾電池2,
3,4の正極に連結端子17を当接させることができ
る。このように、異種乾電池でも同じ方向に向けて装着
することができるので、ケース本体11は単一乾電池2
が装着できる大きさに製作すれば十分であり、異種乾電
池を収納可能としたことによってケース本体11が大き
くなることを防ぐことができる。また、異種乾電池を装
着した際にも一対の同じ正極端子15および負極端子1
6と連結端子17が用いられるため、異種乾電池毎に異
なる正極端子15および負極端子16と連結端子17と
を用意する必要が無く、さらに、これらの複数の正極端
子15および負極端子16間を接続するリード線等の収
納場所を確保する必要も無く、ケース本体11をより一
層小型化することができ、製作コストの削減にも資する
ことができる。さらに、1個の異種乾電池収納ケース1
0からの出力が一対の正極端子15と負極端子16だけ
であるから、複数個の異種乾電池収納ケース10を例え
ばリード線等によって連結して使用することが容易であ
る。
10によれば、連結端子17のケース本体11の長手方
向の位置が可変とされているため、長手方向に異なる長
さを有する単一乾電池2、単二乾電池3、単三乾電池4
を収納した際にも、正極端子部18側では各乾電池2,
3,4の負極に、負極端子部19側では各乾電池2,
3,4の正極に連結端子17を当接させることができ
る。このように、異種乾電池でも同じ方向に向けて装着
することができるので、ケース本体11は単一乾電池2
が装着できる大きさに製作すれば十分であり、異種乾電
池を収納可能としたことによってケース本体11が大き
くなることを防ぐことができる。また、異種乾電池を装
着した際にも一対の同じ正極端子15および負極端子1
6と連結端子17が用いられるため、異種乾電池毎に異
なる正極端子15および負極端子16と連結端子17と
を用意する必要が無く、さらに、これらの複数の正極端
子15および負極端子16間を接続するリード線等の収
納場所を確保する必要も無く、ケース本体11をより一
層小型化することができ、製作コストの削減にも資する
ことができる。さらに、1個の異種乾電池収納ケース1
0からの出力が一対の正極端子15と負極端子16だけ
であるから、複数個の異種乾電池収納ケース10を例え
ばリード線等によって連結して使用することが容易であ
る。
【0021】なお、本実施の形態においては、単一乾電
池2、単二乾電池3、単三乾電池4をそれぞれ4本ずつ
収納可能な異種乾電池収納ケース10としたが、これに
限定されず、それぞれのうちの1本のみが収納可能な異
種乾電池収納ケース10とされてもよい。この場合には
連結端子17は必要なく、乾電池の正極および負極にそ
れぞれ正極端子15と負極端子16が当接すると共に、
正極端子15と負極端子16のいずれか一方が連結端子
17と同様に軸方向の位置が可変とされていればよい。
また、本実施の形態においては、4本の乾電池を2本ず
つ直列に連結して2列に並べてケース本体11に装着し
たが、これに限定されず、ケース本体11を大きく形成
することによって4本よりも多くの乾電池を収納可能と
してもよい。さらに、複数本の乾電池を直列に並べて装
着してもよく、この場合にも、正極端子15と負極端子
16のいずれか一方が連結端子17と同様に軸方向の位
置が可変とされていればよい。
池2、単二乾電池3、単三乾電池4をそれぞれ4本ずつ
収納可能な異種乾電池収納ケース10としたが、これに
限定されず、それぞれのうちの1本のみが収納可能な異
種乾電池収納ケース10とされてもよい。この場合には
連結端子17は必要なく、乾電池の正極および負極にそ
れぞれ正極端子15と負極端子16が当接すると共に、
正極端子15と負極端子16のいずれか一方が連結端子
17と同様に軸方向の位置が可変とされていればよい。
また、本実施の形態においては、4本の乾電池を2本ず
つ直列に連結して2列に並べてケース本体11に装着し
たが、これに限定されず、ケース本体11を大きく形成
することによって4本よりも多くの乾電池を収納可能と
してもよい。さらに、複数本の乾電池を直列に並べて装
着してもよく、この場合にも、正極端子15と負極端子
16のいずれか一方が連結端子17と同様に軸方向の位
置が可変とされていればよい。
【0022】なお、本実施の形態においては、1つの受
け部材13の凹部20が、単一乾電池2、単二乾電池
3、単三乾電池4のそれぞれの外周面に当接する第一内
周面20Aと第二内周面20Bと第三内周面20Cとを
有しているとしたが、これに限定されず、例えば3つの
受け部材13,13,13のそれぞれに第一内周面20
Aと第二内周面20Bと第三内周面20Cのうちの1つ
ずつの内周面が形成されていてもよい。また、本実施の
形態においては、受け部材13は長方形板状に形成され
ており、軸線方向に所定の間隔をおいて複数の受け部材
13が設置されているとしたが、これに限定されず、図
6に示す異種乾電池収納ケース10の長手方向における
断面図のように、軸方向に伸びる複数のリブ30によっ
て構成されていてもよい。この場合、リブ30の上面3
0Aが、第一内周面20Aと第二内周面20Bと第三内
周面20Cとによって形成される凹部20の内周面に沿
って配置されていればよい。
け部材13の凹部20が、単一乾電池2、単二乾電池
3、単三乾電池4のそれぞれの外周面に当接する第一内
周面20Aと第二内周面20Bと第三内周面20Cとを
有しているとしたが、これに限定されず、例えば3つの
受け部材13,13,13のそれぞれに第一内周面20
Aと第二内周面20Bと第三内周面20Cのうちの1つ
ずつの内周面が形成されていてもよい。また、本実施の
形態においては、受け部材13は長方形板状に形成され
ており、軸線方向に所定の間隔をおいて複数の受け部材
13が設置されているとしたが、これに限定されず、図
6に示す異種乾電池収納ケース10の長手方向における
断面図のように、軸方向に伸びる複数のリブ30によっ
て構成されていてもよい。この場合、リブ30の上面3
0Aが、第一内周面20Aと第二内周面20Bと第三内
周面20Cとによって形成される凹部20の内周面に沿
って配置されていればよい。
【0023】本実施の形態においては、直列に連結され
た2本の単一乾電池2,2に対応して、連結端子17が
装着される第一嵌装リブ28aが設置され、直列に連結
された2本の単二乾電池3,3に対応して第二嵌装リブ
28bが設置されるとしたが、これだけに限定されず、
例えば単一乾電池2と単二乾電池3とが直列に連結され
た場合に対応するような嵌装リブが設置されてもよい。
さらには、単四乾電池や単五乾電池等の他の種類の乾電
池の長さに対応した嵌装リブが設置されてもよい。ま
た、本実施の形態においては、連結端子17を装着する
位置を軸方向に変えることによって異種乾電池の収納に
対応したが、これに限定されず、図7に示す連結端子1
7の平面図のように、連結端子17の両面17Aおよび
17Bのうちの一方の面17Aに突出部17aを設けて
もよい。この場合、単一乾電池2に対しては連結部材1
7の他方の面17Bに取り付けられた板バネ25bおよ
び凸部26bをそれぞれ単一乾電池2の負極および正極
に当接させ、単二および単三乾電池3,4に対しては、
図8に示す連結端子17の平面図のように、突出部17
aの先端に取り付けらた板バネ25aおよび凸部26a
をそれぞれ単二および単三乾電池3,4の負極および正
極に当接させる。
た2本の単一乾電池2,2に対応して、連結端子17が
装着される第一嵌装リブ28aが設置され、直列に連結
された2本の単二乾電池3,3に対応して第二嵌装リブ
28bが設置されるとしたが、これだけに限定されず、
例えば単一乾電池2と単二乾電池3とが直列に連結され
た場合に対応するような嵌装リブが設置されてもよい。
さらには、単四乾電池や単五乾電池等の他の種類の乾電
池の長さに対応した嵌装リブが設置されてもよい。ま
た、本実施の形態においては、連結端子17を装着する
位置を軸方向に変えることによって異種乾電池の収納に
対応したが、これに限定されず、図7に示す連結端子1
7の平面図のように、連結端子17の両面17Aおよび
17Bのうちの一方の面17Aに突出部17aを設けて
もよい。この場合、単一乾電池2に対しては連結部材1
7の他方の面17Bに取り付けられた板バネ25bおよ
び凸部26bをそれぞれ単一乾電池2の負極および正極
に当接させ、単二および単三乾電池3,4に対しては、
図8に示す連結端子17の平面図のように、突出部17
aの先端に取り付けらた板バネ25aおよび凸部26a
をそれぞれ単二および単三乾電池3,4の負極および正
極に当接させる。
【0024】さらに、図9に示す連結端子17の平面図
のように、連結端子17の両面のうち板バネ25および
凸部26の取り付けられていない裏面17Cとケース本
体11の短辺側の内壁との間にバネ31を装着して連接
端子17を軸方向に移動可能としてもよい。この場合、
連結端子17の板バネ25もしくは凸部26が直列に連
結されて装着された2本の単二乾電池3,3の負極もし
くは正極に当接する時に比べて、連結端子17の軸方向
の位置がケース本体11の内側に移動し過ぎることが無
いように、一対の止め板32,32をケース本体11の
長辺側で対向する一対の内壁に取り付けてもよい。更
に、図10に示す連結端子17の平面図のように、正極
端子部18と負極端子部19とにおいて互いに独立に移
動可能な正極連結端子17aと負極連結端子17bを設
けてもよく、この場合には、正極端子部18と負極端子
部19とに異なる種類の乾電池を装着することができ
る。ただし、正極端子部18と負極端子部19とに装着
された乾電池同士に直列の連結状態を形成するために
は、正極連結端子17aと負極連結端子17bとの間に
例えばリード線を配線する等して電気的な接合状態を保
っておけばよい。
のように、連結端子17の両面のうち板バネ25および
凸部26の取り付けられていない裏面17Cとケース本
体11の短辺側の内壁との間にバネ31を装着して連接
端子17を軸方向に移動可能としてもよい。この場合、
連結端子17の板バネ25もしくは凸部26が直列に連
結されて装着された2本の単二乾電池3,3の負極もし
くは正極に当接する時に比べて、連結端子17の軸方向
の位置がケース本体11の内側に移動し過ぎることが無
いように、一対の止め板32,32をケース本体11の
長辺側で対向する一対の内壁に取り付けてもよい。更
に、図10に示す連結端子17の平面図のように、正極
端子部18と負極端子部19とにおいて互いに独立に移
動可能な正極連結端子17aと負極連結端子17bを設
けてもよく、この場合には、正極端子部18と負極端子
部19とに異なる種類の乾電池を装着することができ
る。ただし、正極端子部18と負極端子部19とに装着
された乾電池同士に直列の連結状態を形成するために
は、正極連結端子17aと負極連結端子17bとの間に
例えばリード線を配線する等して電気的な接合状態を保
っておけばよい。
【0025】なお、本実施の形態においては、正極端子
15および連結端子17の負極端子部19側には凸部2
6が形成されるとしたが、これに限定されず、平坦面状
であっても良い。また、負極端子16および連結端子1
7の正極端子部18側には板バネ25の代わりにコイル
バネが装着されていてもよい。さらに、正極端子15お
よび連結端子17の負極端子部19側に板バネ25やコ
イルバネが装着されていても良く、この場合は、例えば
ケース本体11に加えられた衝撃等によって乾電池が軸
方向に移動した際にもこれに追従して電気的な接合状態
を保つことができる。
15および連結端子17の負極端子部19側には凸部2
6が形成されるとしたが、これに限定されず、平坦面状
であっても良い。また、負極端子16および連結端子1
7の正極端子部18側には板バネ25の代わりにコイル
バネが装着されていてもよい。さらに、正極端子15お
よび連結端子17の負極端子部19側に板バネ25やコ
イルバネが装着されていても良く、この場合は、例えば
ケース本体11に加えられた衝撃等によって乾電池が軸
方向に移動した際にもこれに追従して電気的な接合状態
を保つことができる。
【0026】なお、本実施の形態においては、蓋12の
内面には例えばスポンジ等の弾力材29が取り付けられ
ているとしたが、これに限定されず、蓋12の裏面が受
け部材13の凹部20に載置された単一乾電池2の外周
面の上部に当接してこれを固定してもよい。
内面には例えばスポンジ等の弾力材29が取り付けられ
ているとしたが、これに限定されず、蓋12の裏面が受
け部材13の凹部20に載置された単一乾電池2の外周
面の上部に当接してこれを固定してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明の異種乾電池収納ケースによれば、異種乾電池が同
方向に装着する事を可能にした為、異種乾電池収納ケー
スを小型化することができる。また、異種乾電池におい
ても同じ正極側端子および負極側端子を使用し、複数本
の異種乾電池を収納する場合にもリード線等の配線を使
用しない為、異種乾電池収納ケースの製作費用を安価と
することができる。さらに、異種乾電池収納ケースの本
体を大きくするだけで、複数本の異種乾電池の収納に対
応することができ、異種乾電池収納ケースの拡張性を向
上することができる。
発明の異種乾電池収納ケースによれば、異種乾電池が同
方向に装着する事を可能にした為、異種乾電池収納ケー
スを小型化することができる。また、異種乾電池におい
ても同じ正極側端子および負極側端子を使用し、複数本
の異種乾電池を収納する場合にもリード線等の配線を使
用しない為、異種乾電池収納ケースの製作費用を安価と
することができる。さらに、異種乾電池収納ケースの本
体を大きくするだけで、複数本の異種乾電池の収納に対
応することができ、異種乾電池収納ケースの拡張性を向
上することができる。
【0028】また、請求項2に記載の本発明の異種乾電
池収納ケースによれば、ケース本体の長手方向に異種乾
電池の長さに応じた複数のリブを設置しておけば、これ
らのリブに少なくとも正極側端子もしくは負極側端子の
うちのどちらか一方を装着することによって、容易に異
種乾電池の収納を可能とすることができる。
池収納ケースによれば、ケース本体の長手方向に異種乾
電池の長さに応じた複数のリブを設置しておけば、これ
らのリブに少なくとも正極側端子もしくは負極側端子の
うちのどちらか一方を装着することによって、容易に異
種乾電池の収納を可能とすることができる。
【0029】また、請求項3に記載の本発明の異種乾電
池収納ケースによれば、ばね等を正極側端子と負極側端
子のうちの少なくとも一方に装着した場合、このばねの
弾性変形の範囲においてあらゆる長さの乾電池に対応す
ることができるため、異種乾電池の装着がより一層容易
なものとなる。
池収納ケースによれば、ばね等を正極側端子と負極側端
子のうちの少なくとも一方に装着した場合、このばねの
弾性変形の範囲においてあらゆる長さの乾電池に対応す
ることができるため、異種乾電池の装着がより一層容易
なものとなる。
【図1】 本発明に係わる異種乾電池収納ケースの一実
施形態についてケース本体を示す平面図である。
施形態についてケース本体を示す平面図である。
【図2】 図1に示す異種乾電池収納ケースの長手方向
における要部断面図である。
における要部断面図である。
【図3】 図1に示す異種乾電池収納ケースの固定部材
を示す要部斜視図である。
を示す要部斜視図である。
【図4】 図1に示す異種乾電池収納ケースの負極端子
を拡大して示す斜視図である。
を拡大して示す斜視図である。
【図5】 図1に示す異種乾電池収納ケースの連結端子
を拡大して示す平面図である。
を拡大して示す平面図である。
【図6】 本発明に係わる異種乾電池収納ケースの第一
変形例について示す長手方向における要部断面図であ
る。
変形例について示す長手方向における要部断面図であ
る。
【図7】 本発明に係わる異種乾電池収納ケースの第二
変形例について連結端子を拡大して示す平面図である。
変形例について連結端子を拡大して示す平面図である。
【図8】 図7に示す異種乾電池収納ケースについて単
二乾電池を装着する際の連結端子を拡大して示す平面図
である。
二乾電池を装着する際の連結端子を拡大して示す平面図
である。
【図9】 本発明に係わる異種乾電池収納ケースの第三
変形例について連結端子を拡大して示す平面図である。
変形例について連結端子を拡大して示す平面図である。
【図10】 本発明に係わる異種乾電池収納ケースの第
四変形例について連結端子を拡大して示す平面図であ
る。
四変形例について連結端子を拡大して示す平面図であ
る。
【図11】 従来の異種乾電池収納ケースの一例を示す
平面図である。
平面図である。
10 異種乾電池収納ケース 11 ケース本体 12 蓋 13 受け部材 14 固定部材 15 正極端子 16 負極端子 17 連結端子 O 中心軸線
Claims (3)
- 【請求項1】 寸法の異なる略円柱状の異種乾電池を収
納する異種乾電池収納ケースであって、 前記異種乾電池収納ケースは、略箱形のケース本体の内
部に乾電池の受け部材および固定部材と正極側端子およ
び負極側端子とが設置されてなり、 前記受け部材には異種乾電池の各外周面に当接する上面
が形成されており、外径の小さな乾電池に対する前記上
面ほどケース本体の底部側に位置しており、 前記固定部材は、前記受け部材に載置される異種乾電池
の各外周面の上端に当接可能に設置されており、 前記ケース本体の長手方向に対向して一対の正極側端子
と負極側端子が設置されており、前記正極側端子と前記
負極側端子のうちの少なくとも一方は、前記ケース本体
の長手方向における位置が可変とされていることを特徴
とする異種乾電池収納ケース。 - 【請求項2】 一対の前記正極側端子と前記負極側端子
のうちの少なくとも一方は、前記ケース本体の長手方向
の適宜の位置に配置されたリブに着脱可能に装着される
ことを特徴とする請求項1に記載の異種乾電池収納ケー
ス。 - 【請求項3】 一対の前記正極側端子と前記負極側端子
のうちの少なくとも一方には、ケース本体との間に弾性
体が装着されていることを特徴とする請求項1に記載の
異種乾電池収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10316626A JP2000149896A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 異種乾電池収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10316626A JP2000149896A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 異種乾電池収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000149896A true JP2000149896A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18079155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10316626A Pending JP2000149896A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 異種乾電池収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000149896A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002050331A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-02-15 | Koninkl Philips Electronics Nv | 異なるタイプの電源供給の使用に適した携帯装置用電源供給デバイス |
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WO2010084558A1 (ja) | 2009-01-22 | 2010-07-29 | オプテックス株式会社 | 侵入検知装置 |
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JP2020119795A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | 三菱電機株式会社 | 取り付け構造、表示装置、及び、照明装置 |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP10316626A patent/JP2000149896A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2010084558A1 (ja) | 2009-01-22 | 2010-07-29 | オプテックス株式会社 | 侵入検知装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000613 |