JPH06220746A - ジェットルームにおける緯糸検出装置 - Google Patents
ジェットルームにおける緯糸検出装置Info
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- JPH06220746A JPH06220746A JP1029993A JP1029993A JPH06220746A JP H06220746 A JPH06220746 A JP H06220746A JP 1029993 A JP1029993 A JP 1029993A JP 1029993 A JP1029993 A JP 1029993A JP H06220746 A JPH06220746 A JP H06220746A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ミス糸処理を的確に行なうための緯糸検出装置
を提供する。 【構成】緯入れ用メインノズル2の直下にはブローノズ
ル8が設置されており,直上には緯糸導入ダクト9が設
置されている。緯糸導入ダクト9の出口9bの延長には
エアガイド11及び吸引パイプ12が設置されている。
エアガイド11内には光学式の緯糸検出器19が設けら
れており、吸引パイプ12にはブローノズル13が接続
されている。ブローノズル13は電磁バルブV2 の励消
磁繰り返しにより間欠噴射し、吸引パイプ12には吸引
作用が間欠発生する。エアガイド11内の緯糸検出器1
9の検出対象領域を通る緯糸は吸引パイプ12の間欠吸
引作用によって振動する。
を提供する。 【構成】緯入れ用メインノズル2の直下にはブローノズ
ル8が設置されており,直上には緯糸導入ダクト9が設
置されている。緯糸導入ダクト9の出口9bの延長には
エアガイド11及び吸引パイプ12が設置されている。
エアガイド11内には光学式の緯糸検出器19が設けら
れており、吸引パイプ12にはブローノズル13が接続
されている。ブローノズル13は電磁バルブV2 の励消
磁繰り返しにより間欠噴射し、吸引パイプ12には吸引
作用が間欠発生する。エアガイド11内の緯糸検出器1
9の検出対象領域を通る緯糸は吸引パイプ12の間欠吸
引作用によって振動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、緯入れ用メインノズル
から射出緯入れされた緯入れ異常の緯糸を経糸開口内か
ら引き出し、吸引手段によって吸引排除する緯糸処理装
置を備えたジェットルームにおける緯糸検出装置に関す
るものである。
から射出緯入れされた緯入れ異常の緯糸を経糸開口内か
ら引き出し、吸引手段によって吸引排除する緯糸処理装
置を備えたジェットルームにおける緯糸検出装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ジェットルームにおいて緯入れミスとな
った異常緯糸を織布から取り除く緯糸処理装置が特開平
3−82852号公報に開示されている。この公報に開
示される緯糸処理装置の1つは緯入れ始端側に設置され
ており、もう1つは緯入れ末端側に設置されている。緯
入始端側の緯糸処理装置では、緯入れされた異常緯糸と
後続の緯糸とを切断することなく繋いでおき、後続緯糸
を手掛かりとして織前に打ち込まれた異常緯糸を経糸開
口内から側方へ引き出し除去するようにしている。緯入
れ末端側の緯糸処理装置では、緯入れミスした緯糸が途
中で切れた際の切断分離片を経糸開口内から緯入れ末端
側へ引き出し除去するようになっている。
った異常緯糸を織布から取り除く緯糸処理装置が特開平
3−82852号公報に開示されている。この公報に開
示される緯糸処理装置の1つは緯入れ始端側に設置され
ており、もう1つは緯入れ末端側に設置されている。緯
入始端側の緯糸処理装置では、緯入れされた異常緯糸と
後続の緯糸とを切断することなく繋いでおき、後続緯糸
を手掛かりとして織前に打ち込まれた異常緯糸を経糸開
口内から側方へ引き出し除去するようにしている。緯入
れ末端側の緯糸処理装置では、緯入れミスした緯糸が途
中で切れた際の切断分離片を経糸開口内から緯入れ末端
側へ引き出し除去するようになっている。
【0003】ミス糸をすべて引き出し除去できたかどう
かは引き出しされるミス糸の経路上に検出対象領域を持
つ緯糸検出器の緯糸有無情報に基づいて判断される。緯
入れ始端側の緯糸処理装置ではタッチ式の緯糸検出器が
用いられており、緯入れ末端側の緯糸処理装置では光学
式の緯糸検出器が用いられている。タッチ式の緯糸検出
器は本体側を動かして検知針を緯糸に接触させ、検知針
の回動の有無によっ緯糸有無が検出される。従って、光
学式の緯糸検出器よりも緯糸有無検出が確実であるが、
本体を動かすための駆動機構が必要であり、駆動制御が
複雑になったり、大型化するという欠点がある。
かは引き出しされるミス糸の経路上に検出対象領域を持
つ緯糸検出器の緯糸有無情報に基づいて判断される。緯
入れ始端側の緯糸処理装置ではタッチ式の緯糸検出器が
用いられており、緯入れ末端側の緯糸処理装置では光学
式の緯糸検出器が用いられている。タッチ式の緯糸検出
器は本体側を動かして検知針を緯糸に接触させ、検知針
の回動の有無によっ緯糸有無が検出される。従って、光
学式の緯糸検出器よりも緯糸有無検出が確実であるが、
本体を動かすための駆動機構が必要であり、駆動制御が
複雑になったり、大型化するという欠点がある。
【0004】光学式の緯糸検出器ではこのような問題は
ないが、ノイズ信号と緯糸有のときの検出信号との区別
がつかない場合があり、誤検出を起こし易い。即ち、引
き出し除去される緯糸が所定経路に沿って移送されるた
め、緯糸が実質的に静止状態となっている。このような
静止状態の緯糸を光学式の緯糸検出器で検出する場合、
静止緯糸の信号レベルは略一定であるが、緯糸検出器の
素子の汚れ、あるいは風綿の存在によってノイズレベル
が上がり、緯糸自体の信号レベルとノイズレベルとの区
別をつけることが困難となる。
ないが、ノイズ信号と緯糸有のときの検出信号との区別
がつかない場合があり、誤検出を起こし易い。即ち、引
き出し除去される緯糸が所定経路に沿って移送されるた
め、緯糸が実質的に静止状態となっている。このような
静止状態の緯糸を光学式の緯糸検出器で検出する場合、
静止緯糸の信号レベルは略一定であるが、緯糸検出器の
素子の汚れ、あるいは風綿の存在によってノイズレベル
が上がり、緯糸自体の信号レベルとノイズレベルとの区
別をつけることが困難となる。
【0005】特開昭62−85055号公報の装置で
は、緯糸引き出し経路上に凹所を設け、緯糸を吸引把持
する噴射エアを前記凹所に吹き付けて乱気流を発生さ
せ、この乱気流によって緯糸に振動を与えるようにして
いる。
は、緯糸引き出し経路上に凹所を設け、緯糸を吸引把持
する噴射エアを前記凹所に吹き付けて乱気流を発生さ
せ、この乱気流によって緯糸に振動を与えるようにして
いる。
【0006】又、特開平3−119147号公報では、
緯糸に振動を与えるための専用のノズルを用いて緯糸に
振動を付与するようにしている。
緯糸に振動を与えるための専用のノズルを用いて緯糸に
振動を付与するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
62−85055号公報の装置では、前記緯糸引き出し
経路に沿って引き出し緯糸を導入する際、引き出し除去
される緯糸の始端部が前記凹所に引っ掛かり易い。この
ような引っ掛かりが発生すれば吸引手段による吸引排除
ができなくなる。
62−85055号公報の装置では、前記緯糸引き出し
経路に沿って引き出し緯糸を導入する際、引き出し除去
される緯糸の始端部が前記凹所に引っ掛かり易い。この
ような引っ掛かりが発生すれば吸引手段による吸引排除
ができなくなる。
【0008】特開平3−119147号公報の装置で
は、専用のノズル及び電磁バルブという余分な機構が必
要となり、装置が複雑化する。本発明は、装置の複雑化
をもたらすことなく、かつ緯入れミスした緯糸の除去に
支障を与えない緯糸検出装置を提供することを目的とす
る。
は、専用のノズル及び電磁バルブという余分な機構が必
要となり、装置が複雑化する。本発明は、装置の複雑化
をもたらすことなく、かつ緯入れミスした緯糸の除去に
支障を与えない緯糸検出装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
緯入れ用メインノズルから射出緯入れされた緯入れ異常
の緯糸を経糸開口内から引き出し、吸引手段によって吸
引排除する緯糸処理装置を備えたジェットルームを対象
とし、前記吸引手段の手前の緯糸の吸引排除経路上に検
出対象領域を持つ光学式の緯糸検出器と、前記検出対象
領域上の緯糸部位に振動を付与するために前記吸引手段
を間欠作動する間欠制御手段と、前記吸引手段の間欠作
動によって振動付与される緯糸の有無を緯糸検出器から
の検出信号に基づいて判定する緯糸有無判定手段とを備
えた緯糸検出装置を構成した。
緯入れ用メインノズルから射出緯入れされた緯入れ異常
の緯糸を経糸開口内から引き出し、吸引手段によって吸
引排除する緯糸処理装置を備えたジェットルームを対象
とし、前記吸引手段の手前の緯糸の吸引排除経路上に検
出対象領域を持つ光学式の緯糸検出器と、前記検出対象
領域上の緯糸部位に振動を付与するために前記吸引手段
を間欠作動する間欠制御手段と、前記吸引手段の間欠作
動によって振動付与される緯糸の有無を緯糸検出器から
の検出信号に基づいて判定する緯糸有無判定手段とを備
えた緯糸検出装置を構成した。
【0010】
【作用】吸引手段は間欠制御手段の指令制御によって間
欠作動し、吸引手段によって吸引把持されている緯糸が
吸引排除方向と交差する方向へ振動する。光学式の緯糸
検出器はこの振動する緯糸の検出信号を緯糸有無判定手
段に出力する。この振動付与によって緯糸有信号とノイ
ズ信号との区別が明瞭となり、緯糸有無判定手段による
緯糸有無判定は的確となる。
欠作動し、吸引手段によって吸引把持されている緯糸が
吸引排除方向と交差する方向へ振動する。光学式の緯糸
検出器はこの振動する緯糸の検出信号を緯糸有無判定手
段に出力する。この振動付与によって緯糸有信号とノイ
ズ信号との区別が明瞭となり、緯糸有無判定手段による
緯糸有無判定は的確となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図13に基づいて説明する。図1に示すようにスレイ1
の一端側に装着された緯入れ用メインノズル2は巻付方
式の緯糸測長貯留装置3で測長貯留された緯糸を緯入れ
タイミングに同期して変形筬4の緯入れ通路4a内に射
出緯入れする。緯糸を巻付ける糸巻付面3aからの緯糸
引き出しは電磁ソレノイド5により駆動される係止ピン
5aと糸巻付面3aとの接離により制御される。
図13に基づいて説明する。図1に示すようにスレイ1
の一端側に装着された緯入れ用メインノズル2は巻付方
式の緯糸測長貯留装置3で測長貯留された緯糸を緯入れ
タイミングに同期して変形筬4の緯入れ通路4a内に射
出緯入れする。緯糸を巻付ける糸巻付面3aからの緯糸
引き出しは電磁ソレノイド5により駆動される係止ピン
5aと糸巻付面3aとの接離により制御される。
【0012】緯入れ用メインノズル2から射出緯入れさ
れた緯糸は列設された複数の緯入れ用補助ノズル20,
20Aのリレー噴射作用へ受け継がれる。緯糸の先端は
図2に示すように最後端の緯入れ用補助ノズル20Aよ
りも外側における緯入れ末端側の所定位置に設置された
緯糸検出器6によって設定された機台回転角度範囲内で
の有無の検出を受ける。緯糸検出器6からの緯糸有無検
出情報は制御コンピュータCに入力され、制御コンピュ
ータCはこの緯糸有無検出情報に基づいて織機駆動モー
タMの作動継続及び作動停止のいずれかを選択する。緯
入れが正常に行われた場合、緯糸は変形筬4により筬打
ちされて織布Wの織前W1 に織りこまれる。そして、筬
打ちされた緯糸が緯入れ用メインノズル2側の電磁カッ
ター7により切断され、以後の織成動作が継続される。
れた緯糸は列設された複数の緯入れ用補助ノズル20,
20Aのリレー噴射作用へ受け継がれる。緯糸の先端は
図2に示すように最後端の緯入れ用補助ノズル20Aよ
りも外側における緯入れ末端側の所定位置に設置された
緯糸検出器6によって設定された機台回転角度範囲内で
の有無の検出を受ける。緯糸検出器6からの緯糸有無検
出情報は制御コンピュータCに入力され、制御コンピュ
ータCはこの緯糸有無検出情報に基づいて織機駆動モー
タMの作動継続及び作動停止のいずれかを選択する。緯
入れが正常に行われた場合、緯糸は変形筬4により筬打
ちされて織布Wの織前W1 に織りこまれる。そして、筬
打ちされた緯糸が緯入れ用メインノズル2側の電磁カッ
ター7により切断され、以後の織成動作が継続される。
【0013】緯糸が緯糸検出器6の設置位置まで到達し
ない場合には制御コンピュータCが織機駆動モータMの
作動停止を指令する。緯入れミス検出信号が発せられた
後、機台は1回ほど慣性で回転して停止する。即ち、ス
レイ1が最後退位置から織布W側へ前進する間に緯入れ
ミス検出信号が発せられ、ミス糸Y1 が織布Wに筬打ち
された後、スレイ1がさらに往復動し、図1の鎖線で示
す筬打ち位置直前で停止する。緯入れミス検出信号発信
と共に電磁カッター7は不作動状態におかれ、織布Wの
織前W1 に織り込まれたミス糸Y1 は緯入れ用メインノ
ズル2側に接続維持される。
ない場合には制御コンピュータCが織機駆動モータMの
作動停止を指令する。緯入れミス検出信号が発せられた
後、機台は1回ほど慣性で回転して停止する。即ち、ス
レイ1が最後退位置から織布W側へ前進する間に緯入れ
ミス検出信号が発せられ、ミス糸Y1 が織布Wに筬打ち
された後、スレイ1がさらに往復動し、図1の鎖線で示
す筬打ち位置直前で停止する。緯入れミス検出信号発信
と共に電磁カッター7は不作動状態におかれ、織布Wの
織前W1 に織り込まれたミス糸Y1 は緯入れ用メインノ
ズル2側に接続維持される。
【0014】図3に示すように緯入れ用メインノズル2
の直下には図示しない圧力エア供給源に接続されたブロ
ーノズル8が装着されている。ブローノズル8の噴射口
8aは緯入れ用メインノズル2の噴射経路と交差する方
向を指向するように設定されている。緯入れ用メインノ
ズル2の直上には緯糸導入ダクト9が装着されており、
その入口9aが緯入れ用メインノズル2の噴射経路を挟
んでブローノズル8の噴射口8aと対向する位置に設定
されている。ブローノズル8の入口9aと緯入れ用メイ
ンノズル2の噴射口との間には固定刃10が介在されて
いる。
の直下には図示しない圧力エア供給源に接続されたブロ
ーノズル8が装着されている。ブローノズル8の噴射口
8aは緯入れ用メインノズル2の噴射経路と交差する方
向を指向するように設定されている。緯入れ用メインノ
ズル2の直上には緯糸導入ダクト9が装着されており、
その入口9aが緯入れ用メインノズル2の噴射経路を挟
んでブローノズル8の噴射口8aと対向する位置に設定
されている。ブローノズル8の入口9aと緯入れ用メイ
ンノズル2の噴射口との間には固定刃10が介在されて
いる。
【0015】緯糸導入ダクト9の出口9bの後方にはエ
アガイド11及び吸引パイプ12がスレイ1と一体揺動
可能に設置されている。エアガイド11の出入口及び吸
引パイプ12の入口は緯糸導入ダクト9の出口9bの排
出経路上に設定されている。吸引パイプ12の出口側は
スレイ1の揺動領域の前方に設置された図示しないダス
トボックスに向けて湾曲されており、この湾曲部には前
記圧力エア供給源に接続されたブローノズル13が吸引
パイプ12の出口を指向するように接続されている。
アガイド11及び吸引パイプ12がスレイ1と一体揺動
可能に設置されている。エアガイド11の出入口及び吸
引パイプ12の入口は緯糸導入ダクト9の出口9bの排
出経路上に設定されている。吸引パイプ12の出口側は
スレイ1の揺動領域の前方に設置された図示しないダス
トボックスに向けて湾曲されており、この湾曲部には前
記圧力エア供給源に接続されたブローノズル13が吸引
パイプ12の出口を指向するように接続されている。
【0016】図1に示すようにエアガイド11内には投
光素子18A及び受光素子18Bが対向配置されてい
る。投光素子18A及び受光素子18Bはエアガイド1
1内に検出対象領域を持つ第1の緯糸検出器19を構成
する。
光素子18A及び受光素子18Bが対向配置されてい
る。投光素子18A及び受光素子18Bはエアガイド1
1内に検出対象領域を持つ第1の緯糸検出器19を構成
する。
【0017】スレイ1の揺動領域の後方にはステッピン
グモータ型の引き取りモータ14が設置されている。引
き取りモータ14の直上には引き取りモータ14に作動
連結された駆動ローラ15が配設されている。駆動ロー
ラ15の直上にはエアシリンダ16が下向きに配設され
ている。エアシリンダ16の駆動ロッドの先端の支持枠
16aには被動ローラ17が駆動ローラ15と対向して
回転可能に支持されている。被動ローラ17はエアシリ
ンダ16の突出作動により駆動ローラ15に押接可能で
ある。駆動ローラ15と被動ローラ17とはスレイ1の
最後退時における緯糸導入ダクト9とエアガイド11と
の間を挟んで対向する位置に設定されている。
グモータ型の引き取りモータ14が設置されている。引
き取りモータ14の直上には引き取りモータ14に作動
連結された駆動ローラ15が配設されている。駆動ロー
ラ15の直上にはエアシリンダ16が下向きに配設され
ている。エアシリンダ16の駆動ロッドの先端の支持枠
16aには被動ローラ17が駆動ローラ15と対向して
回転可能に支持されている。被動ローラ17はエアシリ
ンダ16の突出作動により駆動ローラ15に押接可能で
ある。駆動ローラ15と被動ローラ17とはスレイ1の
最後退時における緯糸導入ダクト9とエアガイド11と
の間を挟んで対向する位置に設定されている。
【0018】図2及び図4に示すように緯糸検出器6よ
りも緯入れ末端側のスレイ1上には緯糸測長装置21が
設置されている。緯糸測長装置21の外側には吸引パイ
プ23がスレイ1と一体揺動可能に設置されている。吸
引パイプ23はブロワ22に接続されている。
りも緯入れ末端側のスレイ1上には緯糸測長装置21が
設置されている。緯糸測長装置21の外側には吸引パイ
プ23がスレイ1と一体揺動可能に設置されている。吸
引パイプ23はブロワ22に接続されている。
【0019】緯糸測長装置21を構成する案内ダクト2
4には断面矩形のガイド通路25が貫設されている。こ
のガイド通路25が緯入れ通路4aの延長線上に一致す
るように案内ダクト24がスレイ1上に固定されてい
る。ガイド通路25の入口は外側に向けて拡径してお
り、緯入れ末端側の緯入れ用補助ノズル20Aの噴射方
向がガイド通路25の入口を指向している。この指向方
向設定により緯入れ用補助ノズル20Aからの噴射エア
の大部分がガイド通路25内へ導入される。
4には断面矩形のガイド通路25が貫設されている。こ
のガイド通路25が緯入れ通路4aの延長線上に一致す
るように案内ダクト24がスレイ1上に固定されてい
る。ガイド通路25の入口は外側に向けて拡径してお
り、緯入れ末端側の緯入れ用補助ノズル20Aの噴射方
向がガイド通路25の入口を指向している。この指向方
向設定により緯入れ用補助ノズル20Aからの噴射エア
の大部分がガイド通路25内へ導入される。
【0020】ガイド通路25を形成する上面25aには
一対の受光素子26A,26Bが所定間隔Lを置いて配
設されている。ガイド通路25を形成する下面25bに
は一対の棒状レンズ27A,27Bが受光素子26A,
26Bと対向するように配設されている。各棒状レンズ
27A,27Bの直下には投光素子28A,28Bが配
設されている。棒状レンズ27A,27Bは断面半円形
状であり、投光素子28A,28Bから投射された光は
棒状レンズ27A,27Bによってガイド通路25の側
面間の方向に見て平行光線に集束される。この集束光線
がガイド通路25の断面矩形領域の全域を掃過する。即
ち、投光素子28A、棒状レンズ27A及び受光素子2
6Aは案内ダクト24内に検出対象領域を持つ第2の緯
糸検出器29Aを構成する。又、投光素子28B、棒状
レンズ27B及び受光素子26Bは案内ダクト24内に
検出対象領域を持つ第2の測長センサ29Bを構成す
る。
一対の受光素子26A,26Bが所定間隔Lを置いて配
設されている。ガイド通路25を形成する下面25bに
は一対の棒状レンズ27A,27Bが受光素子26A,
26Bと対向するように配設されている。各棒状レンズ
27A,27Bの直下には投光素子28A,28Bが配
設されている。棒状レンズ27A,27Bは断面半円形
状であり、投光素子28A,28Bから投射された光は
棒状レンズ27A,27Bによってガイド通路25の側
面間の方向に見て平行光線に集束される。この集束光線
がガイド通路25の断面矩形領域の全域を掃過する。即
ち、投光素子28A、棒状レンズ27A及び受光素子2
6Aは案内ダクト24内に検出対象領域を持つ第2の緯
糸検出器29Aを構成する。又、投光素子28B、棒状
レンズ27B及び受光素子26Bは案内ダクト24内に
検出対象領域を持つ第2の測長センサ29Bを構成す
る。
【0021】最後退位置にあるスレイ1の緯入れ末端側
の後方には基板32が立設されており、基板32の前面
には引き取りモータ33が支持固定されている。引き取
りモータ33の直下には駆動ローラ34が基板32上に
回転可能に片持ち支持されている。引き取りモータ33
と駆動ローラ34とはベルト35を介して作動連結され
ている。
の後方には基板32が立設されており、基板32の前面
には引き取りモータ33が支持固定されている。引き取
りモータ33の直下には駆動ローラ34が基板32上に
回転可能に片持ち支持されている。引き取りモータ33
と駆動ローラ34とはベルト35を介して作動連結され
ている。
【0022】引き取りモータ33の直上にはエアシリン
ダ36が基板32上で上向きに設置されている。エアシ
リンダ36のピストンロッド36aの先端には取付枠3
7が支持固定されており、取付枠37の下端部前面には
被動ローラ38が回転可能に片持ち支持されている。被
動ローラ38はピストンロッド36aの突出に伴う取付
枠37の引き上げによって駆動ローラ34に押接可能で
ある。両ローラ34,38の把持領域は最後退位置のス
レイ1上の緯入れ通路4aの延長線上に設定されてい
る。
ダ36が基板32上で上向きに設置されている。エアシ
リンダ36のピストンロッド36aの先端には取付枠3
7が支持固定されており、取付枠37の下端部前面には
被動ローラ38が回転可能に片持ち支持されている。被
動ローラ38はピストンロッド36aの突出に伴う取付
枠37の引き上げによって駆動ローラ34に押接可能で
ある。両ローラ34,38の把持領域は最後退位置のス
レイ1上の緯入れ通路4aの延長線上に設定されてい
る。
【0023】両ローラ34,38の把持領域と最後退位
置のスレイ1上の緯入れ通路4aの末端との間にはエア
ガイド39が設置されている。両ローラ34,38の把
持領域の外側の吸引パイプ23の入口は緯入れ通路4a
の延長線上に設定されている。
置のスレイ1上の緯入れ通路4aの末端との間にはエア
ガイド39が設置されている。両ローラ34,38の把
持領域の外側の吸引パイプ23の入口は緯入れ通路4a
の延長線上に設定されている。
【0024】ブローノズル8,13及びエアシリンダ1
6,36は電磁バルブV1 ,V2 ,V3 ,V4 を介して
図示しない圧力エア供給タンクに接続されている。これ
ら各電磁バルブV1 ,V2 ,V3 ,V4 、ブロワ22及
び引き取りモータ14,33は制御コンピュータCの指
令制御を受ける。制御コンピュータCは緯糸検出器6,
19及び緯糸測長装置21の緯糸検出器29A,29B
からの検出信号に基づいて電磁バルブV1 ,V2 ,
V3 ,V4 、ブロワ22及び引き取りモータ14,33
の指令制御を行なう。
6,36は電磁バルブV1 ,V2 ,V3 ,V4 を介して
図示しない圧力エア供給タンクに接続されている。これ
ら各電磁バルブV1 ,V2 ,V3 ,V4 、ブロワ22及
び引き取りモータ14,33は制御コンピュータCの指
令制御を受ける。制御コンピュータCは緯糸検出器6,
19及び緯糸測長装置21の緯糸検出器29A,29B
からの検出信号に基づいて電磁バルブV1 ,V2 ,
V3 ,V4 、ブロワ22及び引き取りモータ14,33
の指令制御を行なう。
【0025】緯入れミスが発生すると、制御コンピュー
タCは図8〜図14のフローチャートに示す緯糸処理プ
ログラムを遂行する。緯糸が緯糸検出器6の設置位置ま
で到達しないといった緯入れミスの発生に伴い、制御コ
ンピュータCは緯糸検出器6からの緯入れミス検出信号
に応答して電磁カッター7及び織機駆動モータMの作動
停止及び電磁バルブV1 ,V2 の励磁を指令する。電磁
バルブV1 ,V2 の励磁により圧力エアがブローノズル
8,13に供給され、ブローノズル8と緯糸導入ダクト
9との間には緯入れ用メインノズル2の直前の噴射領域
を横切る緯入れ阻止空気流が生じると共に、吸引パイプ
12の入口側には吸引空気流が生じる。
タCは図8〜図14のフローチャートに示す緯糸処理プ
ログラムを遂行する。緯糸が緯糸検出器6の設置位置ま
で到達しないといった緯入れミスの発生に伴い、制御コ
ンピュータCは緯糸検出器6からの緯入れミス検出信号
に応答して電磁カッター7及び織機駆動モータMの作動
停止及び電磁バルブV1 ,V2 の励磁を指令する。電磁
バルブV1 ,V2 の励磁により圧力エアがブローノズル
8,13に供給され、ブローノズル8と緯糸導入ダクト
9との間には緯入れ用メインノズル2の直前の噴射領域
を横切る緯入れ阻止空気流が生じると共に、吸引パイプ
12の入口側には吸引空気流が生じる。
【0026】これら空気流は電磁カッター7の不作動状
態のもとにスレイ1が図1の鎖線位置に停止するまでの
間に発生する。ミス糸Y1 は緯入れ用メインノズル2側
に接続した状態で織前W1 に織り込まれる。ミス糸Y1
に後続する緯糸Y2 は機台慣性作動中のブローノズル8
からの緯入れ阻止空気流により緯糸測長貯留装置3から
引き出されると共に、緯糸導入ダクト9の入口9a内へ
強制導入される。そして、後続緯糸Y2 は出口9bから
エアガイド11を経て吸引パイプ12内へ到達し、ブロ
ーノズル13の噴射作用により前記ダストボックスに向
けて吹き晒される。即ち、緯糸導入ダクト9、エアガイ
ド11及び吸引パイプ12は緯糸の吸引排除経路を構成
する。
態のもとにスレイ1が図1の鎖線位置に停止するまでの
間に発生する。ミス糸Y1 は緯入れ用メインノズル2側
に接続した状態で織前W1 に織り込まれる。ミス糸Y1
に後続する緯糸Y2 は機台慣性作動中のブローノズル8
からの緯入れ阻止空気流により緯糸測長貯留装置3から
引き出されると共に、緯糸導入ダクト9の入口9a内へ
強制導入される。そして、後続緯糸Y2 は出口9bから
エアガイド11を経て吸引パイプ12内へ到達し、ブロ
ーノズル13の噴射作用により前記ダストボックスに向
けて吹き晒される。即ち、緯糸導入ダクト9、エアガイ
ド11及び吸引パイプ12は緯糸の吸引排除経路を構成
する。
【0027】ブローノズル13の噴射作用、即ち吸引パ
イプ12における吸引作用により緯糸導入ダクト9と吸
引パイプ12との間の緯糸Y2 が適度の張力を付与され
て緊張する。
イプ12における吸引作用により緯糸導入ダクト9と吸
引パイプ12との間の緯糸Y2 が適度の張力を付与され
て緊張する。
【0028】ミス糸Y1 が糸切れを起こした場合、その
切断分離片が緯糸検出器29Aによって検出される。こ
の場合、緯入れミス検出から機台停止までの前記の緯入
れ阻止作用に先立ち、制御コンピュータCは緯糸検出器
29Aからの検出信号に基づいてミス糸Y1 の糸切れを
把握する。制御コンピュータCは糸切れを把握するとブ
ロワ22を間欠作動させる。ブロワ22の吸引作用は第
2及び第3の緯糸検出器29A,29Bの検出対象領域
となる案内ダクト24内まで波及する。ブロワ22の間
欠作動後、電磁バルブV4 が励磁される。この励磁によ
りエアシリンダ36のピストンロッド36aが上方へ突
出する。この突出動作により被動ローラ38が駆動ロー
ラ34に圧接し、把持領域を通過している切断分離片Y
11がローラ34,38間に把持される。
切断分離片が緯糸検出器29Aによって検出される。こ
の場合、緯入れミス検出から機台停止までの前記の緯入
れ阻止作用に先立ち、制御コンピュータCは緯糸検出器
29Aからの検出信号に基づいてミス糸Y1 の糸切れを
把握する。制御コンピュータCは糸切れを把握するとブ
ロワ22を間欠作動させる。ブロワ22の吸引作用は第
2及び第3の緯糸検出器29A,29Bの検出対象領域
となる案内ダクト24内まで波及する。ブロワ22の間
欠作動後、電磁バルブV4 が励磁される。この励磁によ
りエアシリンダ36のピストンロッド36aが上方へ突
出する。この突出動作により被動ローラ38が駆動ロー
ラ34に圧接し、把持領域を通過している切断分離片Y
11がローラ34,38間に把持される。
【0029】切断分離片Y11はブロワ22の吸引作用に
よって真っ直ぐに整えられており、ローラ34,38に
よる把持がしやすい。しかし、ブロワ22の間欠作動開
始とローラ34,38の把持開始との順序とを入れ換え
るてもよい。
よって真っ直ぐに整えられており、ローラ34,38に
よる把持がしやすい。しかし、ブロワ22の間欠作動開
始とローラ34,38の把持開始との順序とを入れ換え
るてもよい。
【0030】図2及び図4に示すようにミス糸Y1 の切
断分離片Y11が吸引パイプ23側へ吹き飛ばされること
なく経糸開口内に残った場合、切断分離片Y11は図7に
示すようにローラ34,38間に把持される。ローラ3
4,38間に把持された切断分離片Y11はブロワ22の
間欠吸引作用によって振動作用を受ける。振動作用を受
ける切断分離片Y11は案内ダクト24内で第2の緯糸検
出器29Aあるいは第3の緯糸検出器29Bによって検
出される。
断分離片Y11が吸引パイプ23側へ吹き飛ばされること
なく経糸開口内に残った場合、切断分離片Y11は図7に
示すようにローラ34,38間に把持される。ローラ3
4,38間に把持された切断分離片Y11はブロワ22の
間欠吸引作用によって振動作用を受ける。振動作用を受
ける切断分離片Y11は案内ダクト24内で第2の緯糸検
出器29Aあるいは第3の緯糸検出器29Bによって検
出される。
【0031】ブロワ22が定常的に作動しているとする
と、ローラ34,38間の把持領域から案内ダクト24
を通って吸引パイプ23に至る切断分離片Y11の部位は
実質的に静止状態となる。このような静止状態の切断分
離片Y11から得られる緯糸検出信号レベルは低く、ノイ
ズレベルと明確に区別できないおそれがある。しかし、
緯糸検出器29A,29Bによって得られる緯糸信号レ
ベルは振動作用によってパルス状の高いレベルとなり、
ノイズレベルから明確に区別されたものとなる。従っ
て、緯入れミス処理過程中の緯糸の有無検出精度が高く
なり、以後の緯入れミス処理遂行を誤ることなく選択す
ることができる。
と、ローラ34,38間の把持領域から案内ダクト24
を通って吸引パイプ23に至る切断分離片Y11の部位は
実質的に静止状態となる。このような静止状態の切断分
離片Y11から得られる緯糸検出信号レベルは低く、ノイ
ズレベルと明確に区別できないおそれがある。しかし、
緯糸検出器29A,29Bによって得られる緯糸信号レ
ベルは振動作用によってパルス状の高いレベルとなり、
ノイズレベルから明確に区別されたものとなる。従っ
て、緯入れミス処理過程中の緯糸の有無検出精度が高く
なり、以後の緯入れミス処理遂行を誤ることなく選択す
ることができる。
【0032】切断分離片Y11がローラ34,38間に把
持されている限り制御コンピュータCには緯糸検出器2
9Aからの緯糸有検出信号が入力し続ける。切断分離片
Y11はローラ34,38の把持領域を通過すると吸引パ
イプ23内へ吸引排除される。即ち、案内ダクト24及
び吸引パイプ23は緯糸の吸引排除経路を構成する。
持されている限り制御コンピュータCには緯糸検出器2
9Aからの緯糸有検出信号が入力し続ける。切断分離片
Y11はローラ34,38の把持領域を通過すると吸引パ
イプ23内へ吸引排除される。即ち、案内ダクト24及
び吸引パイプ23は緯糸の吸引排除経路を構成する。
【0033】制御コンピュータCは緯糸検出器29Aか
らの緯糸検出信号の入力期間が所定時間を越えると引き
取りモータ14、エアシリンダ16及びローラ対15,
17からなる緯入れ始端側の緯糸処理装置の処理動作を
指令する。
らの緯糸検出信号の入力期間が所定時間を越えると引き
取りモータ14、エアシリンダ16及びローラ対15,
17からなる緯入れ始端側の緯糸処理装置の処理動作を
指令する。
【0034】機台の停止に引き続いて制御コンピュータ
Cはロータリエンコーダ40からの検出信号を基に機台
の所定量逆転作動を指令し、図5及び図6に示すように
スレイ1が最後退位置へ後退する。この後退により経糸
Tの開口状態が形成され、上下経糸Tによるミス糸Y1
の織り込み状態が解除される。これと同時に緯糸導入ダ
クト9とエアガイド11との間の後続緯糸Y2 が駆動ロ
ーラ15と被動ローラ17との間の圧接把持領域内へ配
置される。機台逆転後、電磁バルブV1 の消磁により緯
入れ阻止空気流が消滅し、この状態において制御コンピ
ュータCは電磁バルブV3 の励磁を指令する。この励磁
により被動ローラ17が駆動ローラ15に圧接し、後続
緯糸Y2 が両ローラ15,17間に把持される。
Cはロータリエンコーダ40からの検出信号を基に機台
の所定量逆転作動を指令し、図5及び図6に示すように
スレイ1が最後退位置へ後退する。この後退により経糸
Tの開口状態が形成され、上下経糸Tによるミス糸Y1
の織り込み状態が解除される。これと同時に緯糸導入ダ
クト9とエアガイド11との間の後続緯糸Y2 が駆動ロ
ーラ15と被動ローラ17との間の圧接把持領域内へ配
置される。機台逆転後、電磁バルブV1 の消磁により緯
入れ阻止空気流が消滅し、この状態において制御コンピ
ュータCは電磁バルブV3 の励磁を指令する。この励磁
により被動ローラ17が駆動ローラ15に圧接し、後続
緯糸Y2 が両ローラ15,17間に把持される。
【0035】両ローラ15,17の圧接後、電磁バルブ
V2 の励消磁が繰り返され、ブローノズル13が間欠噴
射する。ブローノズル13の噴射作用による吸引作用を
受けている後続緯糸Y2 はブローノズル13の間欠噴射
によって振動作用を受ける。この振動がエアガイド11
内の緯糸部位まで波及し、第1の緯糸検出器19の検出
対象領域にある後続緯糸Y2 の部位も振動する。この振
動する後続緯糸Y2 の部位が第1の緯糸検出器19によ
って検出される。
V2 の励消磁が繰り返され、ブローノズル13が間欠噴
射する。ブローノズル13の噴射作用による吸引作用を
受けている後続緯糸Y2 はブローノズル13の間欠噴射
によって振動作用を受ける。この振動がエアガイド11
内の緯糸部位まで波及し、第1の緯糸検出器19の検出
対象領域にある後続緯糸Y2 の部位も振動する。この振
動する後続緯糸Y2 の部位が第1の緯糸検出器19によ
って検出される。
【0036】ブローノズル13が定常的に噴射している
とすると、ローラ15,17間の把持領域からエアガイ
ド11を通って吸引パイプ12に至る後続緯糸Y2 の部
位は実質的に静止状態となる。このような静止状態の緯
糸Y2 から得られる緯糸検出信号レベルは低く、ノイズ
レベルと明確に区別できないおそれがある。しかし、第
1の緯糸検出器19によって得られる緯糸信号レベルは
振動作用によってパルス状の高いレベルとなり、ノイズ
レベルから明確に区別されたものとなる。従って、緯入
れミス処理過程中の緯糸の有無検出精度が高くなり、以
後の緯入れミス処理遂行を誤ることなく選択することが
できる。後続緯糸Y2 の存在が確認された場合には制御
コンピュータCは引き取りモータ14の作動を指令す
る。制御コンピュータCは緯糸有検出信号を所定時間内
に得られない場合には緯糸処理異常を把握し、警報ラン
プ41の点滅を指令すると共に、電磁バルブV2 ,V3
の消磁を指令する。電磁バルブV2 の消磁により前記吸
引空気流が止み、電磁バルブV3 の消磁によりエアシリ
ンダ16が図3の退避位置へ復帰する。
とすると、ローラ15,17間の把持領域からエアガイ
ド11を通って吸引パイプ12に至る後続緯糸Y2 の部
位は実質的に静止状態となる。このような静止状態の緯
糸Y2 から得られる緯糸検出信号レベルは低く、ノイズ
レベルと明確に区別できないおそれがある。しかし、第
1の緯糸検出器19によって得られる緯糸信号レベルは
振動作用によってパルス状の高いレベルとなり、ノイズ
レベルから明確に区別されたものとなる。従って、緯入
れミス処理過程中の緯糸の有無検出精度が高くなり、以
後の緯入れミス処理遂行を誤ることなく選択することが
できる。後続緯糸Y2 の存在が確認された場合には制御
コンピュータCは引き取りモータ14の作動を指令す
る。制御コンピュータCは緯糸有検出信号を所定時間内
に得られない場合には緯糸処理異常を把握し、警報ラン
プ41の点滅を指令すると共に、電磁バルブV2 ,V3
の消磁を指令する。電磁バルブV2 の消磁により前記吸
引空気流が止み、電磁バルブV3 の消磁によりエアシリ
ンダ16が図3の退避位置へ復帰する。
【0037】緯糸検出器19から緯糸有検出信号が発せ
られると、制御コンピュータCはこの緯糸有検出信号に
応答して引き取りモータ14の作動を指令し、駆動ロー
ラ15及び被動ローラ17が緯糸Y2 を把持した状態で
回転する。両ローラ15,17の回転により緯糸Y2 が
吸引パイプ12側へ引き取られてゆく。この引き取り張
力により緯糸Y2 が固定刃10により緯入れ用メインノ
ズル2から切断分離されると共に、織前W1 上のミス糸
Y1 が織前W1 から分離されてゆく。
られると、制御コンピュータCはこの緯糸有検出信号に
応答して引き取りモータ14の作動を指令し、駆動ロー
ラ15及び被動ローラ17が緯糸Y2 を把持した状態で
回転する。両ローラ15,17の回転により緯糸Y2 が
吸引パイプ12側へ引き取られてゆく。この引き取り張
力により緯糸Y2 が固定刃10により緯入れ用メインノ
ズル2から切断分離されると共に、織前W1 上のミス糸
Y1 が織前W1 から分離されてゆく。
【0038】織前W1 上から引き出されるミス糸Y1 は
ローラ15,17の把持を受けつつ吸引パイプ12側へ
吸引されてゆく。この間も緯糸Y2 は吸引パイプ12の
間欠吸引作用によって振動を付与されており、ローラ1
5,17がミス糸Y1 を把持している限り緯糸検出器1
9は緯糸有検出信号を制御コンピュータCに出力する。
この緯糸有検出信号の出力が無くなると制御コンピュー
タCは引き取りモータ14の作動停止すると共に、電磁
バルブV2 ,V3 の消磁を指令する。電磁バルブV2 ,
V3 の消磁により両ローラ15,17が離間すると共
に、ブローノズル13の噴射が停止する。そして、制御
コンピュータCは緯糸検出器19からの緯糸有検出信号
入力中の引き取りモータ14に対する作動パルス信号の
量によって経糸開口内からのミス糸Y1 の引き出し長さ
x1 を把握する。
ローラ15,17の把持を受けつつ吸引パイプ12側へ
吸引されてゆく。この間も緯糸Y2 は吸引パイプ12の
間欠吸引作用によって振動を付与されており、ローラ1
5,17がミス糸Y1 を把持している限り緯糸検出器1
9は緯糸有検出信号を制御コンピュータCに出力する。
この緯糸有検出信号の出力が無くなると制御コンピュー
タCは引き取りモータ14の作動停止すると共に、電磁
バルブV2 ,V3 の消磁を指令する。電磁バルブV2 ,
V3 の消磁により両ローラ15,17が離間すると共
に、ブローノズル13の噴射が停止する。そして、制御
コンピュータCは緯糸検出器19からの緯糸有検出信号
入力中の引き取りモータ14に対する作動パルス信号の
量によって経糸開口内からのミス糸Y1 の引き出し長さ
x1 を把握する。
【0039】緯入れ始端側の緯糸処理装置の処理動作が
完了すると、制御コンピュータCは引き取りモータ3
3、エアシリンダ36及びローラ34,38からなる緯
入れ末端側の緯糸処理装置の処理動作を指令する。
完了すると、制御コンピュータCは引き取りモータ3
3、エアシリンダ36及びローラ34,38からなる緯
入れ末端側の緯糸処理装置の処理動作を指令する。
【0040】ローラ34,38による切断分離片Y11の
把持後、制御コンピュータCは引き取りモータ33の作
動を指令し、ローラ34,38により把持されている切
断分離片Y11が吸引パイプ23側へ引き取られてゆく。
この引き取り作用によって切断分離片Y11がローラ3
4,38間を通過すると吸引パイプ23内へ吸引除去さ
れる。
把持後、制御コンピュータCは引き取りモータ33の作
動を指令し、ローラ34,38により把持されている切
断分離片Y11が吸引パイプ23側へ引き取られてゆく。
この引き取り作用によって切断分離片Y11がローラ3
4,38間を通過すると吸引パイプ23内へ吸引除去さ
れる。
【0041】経糸開口内から引き出される切断分離片Y
11はローラ34,38の把持作用を受けつつ吸引パイプ
23側へ吸引されてゆく。切断分離片Y11はブロワ22
の間欠吸引作用を受けており、ローラ34,38が切断
分離片Y11を把持している限り緯糸検出器29Aは緯糸
有検出信号を制御コンピュータCに出力する。この緯糸
有検出信号の出力が無くなった時、即ち切断分離片Y11
の末端が緯糸検出器29Aの検出対象領域を通過した時
に制御コンピュータCは引き取りモータ33の作動停止
を指令すると共に、電磁バルブV4 の消磁及びブロワ2
2の作動停止を指令する。電磁バルブV4 の消磁により
ローラ対34,38が離間し、ブロワ22の作動停止に
より吸引パイプ23の吸引作用が停止する。
11はローラ34,38の把持作用を受けつつ吸引パイプ
23側へ吸引されてゆく。切断分離片Y11はブロワ22
の間欠吸引作用を受けており、ローラ34,38が切断
分離片Y11を把持している限り緯糸検出器29Aは緯糸
有検出信号を制御コンピュータCに出力する。この緯糸
有検出信号の出力が無くなった時、即ち切断分離片Y11
の末端が緯糸検出器29Aの検出対象領域を通過した時
に制御コンピュータCは引き取りモータ33の作動停止
を指令すると共に、電磁バルブV4 の消磁及びブロワ2
2の作動停止を指令する。電磁バルブV4 の消磁により
ローラ対34,38が離間し、ブロワ22の作動停止に
より吸引パイプ23の吸引作用が停止する。
【0042】制御コンピュータCは、引き取りモータ3
3の作動開始以後における緯糸検出器29Bからの緯糸
有検出信号入力中の引き取りモータ33に対する作動パ
ルス量に基づいて切断分離片Y11の引き出し長さx’を
把握する。即ち、図7の切断分離片Y11の引き出し状態
以後の作動パルス量から引き出し長さx’を把握する。
そして、引き出し長さx’と図7に示す長さL’との和
を算出する。この和(x’+L’)=x2 は切断分離片
Y11の長さを表している。
3の作動開始以後における緯糸検出器29Bからの緯糸
有検出信号入力中の引き取りモータ33に対する作動パ
ルス量に基づいて切断分離片Y11の引き出し長さx’を
把握する。即ち、図7の切断分離片Y11の引き出し状態
以後の作動パルス量から引き出し長さx’を把握する。
そして、引き出し長さx’と図7に示す長さL’との和
を算出する。この和(x’+L’)=x2 は切断分離片
Y11の長さを表している。
【0043】制御コンピュータCは引き出し長さx1 と
切断分離片Y11の長さx2 との和を算出する。この和
(x1 +x2 )が予め設定された緯入れ長さ相当の値X
以上であれば、制御コンピュータCは運転再開を指令
し、x1 +x2 <Xであれば警報ランプ41の警報を指
令する。x1 +x2 <Xとなる場合としては例えばミス
糸Y1 あるいは切断分離片Y11の引き出し最中に糸切れ
が起きた場合があり、この状態で織機運転を再開してし
まうとミス糸Y1 の一部あるいは切断分離片Y11の一部
が織布Wに織りこまれてしまう。しかしながら、ミス糸
Y1 の引き出し長さx1 及び切断分離片Y11の引き出し
長さx2 を測っているために経糸開口内のミス糸Y1 あ
るいは切断分離片Y11の残存の有無を把握することがで
きる。従って、経糸開口内にミス糸Y1 あるいは切断分
離片Y11の一部を取り残して織機の運転を再開してしま
うおそれはない。
切断分離片Y11の長さx2 との和を算出する。この和
(x1 +x2 )が予め設定された緯入れ長さ相当の値X
以上であれば、制御コンピュータCは運転再開を指令
し、x1 +x2 <Xであれば警報ランプ41の警報を指
令する。x1 +x2 <Xとなる場合としては例えばミス
糸Y1 あるいは切断分離片Y11の引き出し最中に糸切れ
が起きた場合があり、この状態で織機運転を再開してし
まうとミス糸Y1 の一部あるいは切断分離片Y11の一部
が織布Wに織りこまれてしまう。しかしながら、ミス糸
Y1 の引き出し長さx1 及び切断分離片Y11の引き出し
長さx2 を測っているために経糸開口内のミス糸Y1 あ
るいは切断分離片Y11の残存の有無を把握することがで
きる。従って、経糸開口内にミス糸Y1 あるいは切断分
離片Y11の一部を取り残して織機の運転を再開してしま
うおそれはない。
【0044】ミス糸Y1 の一部が切断分離して吸引パイ
プ23側へ吹き飛ばされた場合、制御コンピュータCは
前記と同様に緯入れ始端側の緯糸引き出し装置の処理動
作を指令するが、制御コンピュータCはこの処理動作に
先立って機台回転角度検出用のロータリエンコーダ40
から得られる機台回転角度情報に基づいて切断分離片の
先端及び末端の検出時期を記憶する。
プ23側へ吹き飛ばされた場合、制御コンピュータCは
前記と同様に緯入れ始端側の緯糸引き出し装置の処理動
作を指令するが、制御コンピュータCはこの処理動作に
先立って機台回転角度検出用のロータリエンコーダ40
から得られる機台回転角度情報に基づいて切断分離片の
先端及び末端の検出時期を記憶する。
【0045】制御コンピュータCは吹き飛ばされた切断
分離片の先端が緯糸検出器29Aの検出領域に差しかか
った時の緯糸先端到達時期t1 を記憶する。次いで、切
断分離片の先端が緯糸検出器29Bの検出領域に差しか
かった時の緯糸先端到達時期t2 を記憶する。そして、
切断分離片の末端が緯糸検出器29Bの検出領域を通過
すると制御コンピュータCは緯糸末端通過時期t3 を記
憶する。制御コンピュータCはこれら記憶された到達時
期t1 ,t2 、通過時期t3 及び設定間隔Lに基づいて
次式の演算を行なう。 x3 =L(t3 −t2 )/(t2 −t1 ) 式内のL/(t2 −t1 )は切断分離片の飛走速度を表
し、(t3 −t2 )は緯糸検出器29Bを横切る通過時
間を表す。従ってx3 は吹き飛ばされた切断分離片の長
さを表す。制御コンピュータCは引き出し長さx1 と切
断分離片の長さx3 との和を算出する。この和(x1 +
x3 )が予め設定された緯入れ長さ相当の値X以上であ
れば、制御コンピュータCは運転再開を指令し、x1 +
x3 <Xであれば警報ランプ41の警報を指令する。従
って、ミス糸Y1 から切断分離した糸片が吹き飛ばされ
て経糸開口内に残っていない場合にも経糸開口内のミス
糸Y1 の残存の有無を把握することができ、経糸開口内
にミス糸Y1 の一部を取り残して織機の運転を再開して
しまうおそれはない。
分離片の先端が緯糸検出器29Aの検出領域に差しかか
った時の緯糸先端到達時期t1 を記憶する。次いで、切
断分離片の先端が緯糸検出器29Bの検出領域に差しか
かった時の緯糸先端到達時期t2 を記憶する。そして、
切断分離片の末端が緯糸検出器29Bの検出領域を通過
すると制御コンピュータCは緯糸末端通過時期t3 を記
憶する。制御コンピュータCはこれら記憶された到達時
期t1 ,t2 、通過時期t3 及び設定間隔Lに基づいて
次式の演算を行なう。 x3 =L(t3 −t2 )/(t2 −t1 ) 式内のL/(t2 −t1 )は切断分離片の飛走速度を表
し、(t3 −t2 )は緯糸検出器29Bを横切る通過時
間を表す。従ってx3 は吹き飛ばされた切断分離片の長
さを表す。制御コンピュータCは引き出し長さx1 と切
断分離片の長さx3 との和を算出する。この和(x1 +
x3 )が予め設定された緯入れ長さ相当の値X以上であ
れば、制御コンピュータCは運転再開を指令し、x1 +
x3 <Xであれば警報ランプ41の警報を指令する。従
って、ミス糸Y1 から切断分離した糸片が吹き飛ばされ
て経糸開口内に残っていない場合にも経糸開口内のミス
糸Y1 の残存の有無を把握することができ、経糸開口内
にミス糸Y1 の一部を取り残して織機の運転を再開して
しまうおそれはない。
【0046】このような緯糸の長さの測定は光学式の緯
糸検出器19,29A,29Bの的確な緯糸有無検出を
前提とするものである。緯糸が静止状態では緯糸検出器
19,29A,29Bの検出信号レベルは低く、ノイズ
レベルとの区別がつきにくい。緯糸検出信号の高レベル
は緯糸に振動を与えることによって可能となるものであ
り、本実施例では吸引手段となるブローノズル13の間
欠噴射及びブロワ22を間欠作動することによって緯糸
に振動が付与される。ブローノズル13及びブロワ22
は振動付与専用の機構ではなく、緯糸を吸引排除する機
能と振動付与機能とを兼ね備えた機構である。従って、
振動付与専用の機構の設置に伴う機構の複雑化はない。
又、緯糸引き出し経路上の凹所に緯糸吸引把持用の噴射
エアを噴射して乱気流を発生させる特開昭62−850
55号公報の装置とは異なり、吸引排除経路の経路形状
が糸の引っ掛かり易い形状となることはない。従って、
吸引手段による吸引排除は確実に行われる。
糸検出器19,29A,29Bの的確な緯糸有無検出を
前提とするものである。緯糸が静止状態では緯糸検出器
19,29A,29Bの検出信号レベルは低く、ノイズ
レベルとの区別がつきにくい。緯糸検出信号の高レベル
は緯糸に振動を与えることによって可能となるものであ
り、本実施例では吸引手段となるブローノズル13の間
欠噴射及びブロワ22を間欠作動することによって緯糸
に振動が付与される。ブローノズル13及びブロワ22
は振動付与専用の機構ではなく、緯糸を吸引排除する機
能と振動付与機能とを兼ね備えた機構である。従って、
振動付与専用の機構の設置に伴う機構の複雑化はない。
又、緯糸引き出し経路上の凹所に緯糸吸引把持用の噴射
エアを噴射して乱気流を発生させる特開昭62−850
55号公報の装置とは異なり、吸引排除経路の経路形状
が糸の引っ掛かり易い形状となることはない。従って、
吸引手段による吸引排除は確実に行われる。
【0047】なお、吹き飛ばされた切断分離片はそれ自
体揺らいでおり、緯糸検出器6による緯糸検出の場合と
同様に緯糸に振動を付与するまでもなく緯糸検出器29
A,29Bは切断分離片の有無を的確に検出する。
体揺らいでおり、緯糸検出器6による緯糸検出の場合と
同様に緯糸に振動を付与するまでもなく緯糸検出器29
A,29Bは切断分離片の有無を的確に検出する。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、光学式の
緯糸検出器の検出対象領域上の緯糸部位に振動を付与す
るために緯糸処理装置の吸引手段を間欠作動するように
したので、緯糸の引き出しに支障を与えることなく緯糸
の有無を的確に検出し得るという優れた効果を奏する。
緯糸検出器の検出対象領域上の緯糸部位に振動を付与す
るために緯糸処理装置の吸引手段を間欠作動するように
したので、緯糸の引き出しに支障を与えることなく緯糸
の有無を的確に検出し得るという優れた効果を奏する。
【図1】 緯入れ始端側のスレイ付近の略体平面図であ
る。
る。
【図2】 緯入れ末端側のスレイ付近の略体平面図であ
る。
る。
【図3】 緯入れ始端側の緯糸処理装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】 緯入れ末端側の緯糸処理装置を示す正断面図
である。
である。
【図5】 緯入れ始端側の緯糸引き出し処理状態を示す
略体平面図である。
略体平面図である。
【図6】 緯入れ末端側で切断分離片を把持して引き出
している状態を示す平断面図である。
している状態を示す平断面図である。
【図7】 緯入れ末端側で切断分離片を把持して引き出
している状態を示す正断面図である。
している状態を示す正断面図である。
【図8】 緯糸処理プログラムを示すフローチャートで
ある。
ある。
【図9】 緯糸処理プログラムを示すフローチャートで
ある。
ある。
【図10】 緯糸処理プログラムを示すフローチャート
である。
である。
【図11】 緯糸処理プログラムを示すフローチャート
である。
である。
【図12】 緯糸処理プログラムを示すフローチャート
である。
である。
【図13】 緯糸処理プログラムを示すフローチャート
である。
である。
【図14】 緯糸処理プログラムを示すフローチャート
である。
である。
【符号の説明】 9…吸引排除経路を構成する緯糸導入ダクト、11…吸
引排除経路を構成するエアガイド、12…緯入れ始端側
の緯糸処理装置の一部となる吸引手段を構成する吸引パ
イプ、13…緯入れ始端側の緯糸処理装置の一部となる
吸引手段を構成するブローノズル、19…緯糸検出器、
22…緯入れ末端側の緯糸処理装置の一部となる吸引手
段を構成するブロワ、23…緯入れ末端側の緯糸処理装
置の一部となる吸引手段を構成する吸引パイプ、24…
吸引排除経路を構成する案内ダクト、29A,29B…
緯糸検出器、C…間欠制御手段及び緯糸有無判定手段と
なる制御コンピュータ。
引排除経路を構成するエアガイド、12…緯入れ始端側
の緯糸処理装置の一部となる吸引手段を構成する吸引パ
イプ、13…緯入れ始端側の緯糸処理装置の一部となる
吸引手段を構成するブローノズル、19…緯糸検出器、
22…緯入れ末端側の緯糸処理装置の一部となる吸引手
段を構成するブロワ、23…緯入れ末端側の緯糸処理装
置の一部となる吸引手段を構成する吸引パイプ、24…
吸引排除経路を構成する案内ダクト、29A,29B…
緯糸検出器、C…間欠制御手段及び緯糸有無判定手段と
なる制御コンピュータ。
Claims (1)
- 【請求項1】緯入れ用メインノズルから射出緯入れされ
た緯入れ異常の緯糸を経糸開口内から引き出し、吸引手
段によって吸引排除する緯糸処理装置を備えたジェット
ルームにおいて、 前記吸引手段の手前の緯糸の吸引排除経路上に検出対象
領域を持つ光学式の緯糸検出器と、 前記検出対象領域上の緯糸部位に振動を付与するために
前記吸引手段を間欠作動する間欠制御手段と、 前記吸引手段の間欠作動によって振動付与される緯糸の
有無を緯糸検出器からの検出信号に基づいて判定する緯
糸有無判定手段とを備えたジェットルームにおける緯糸
検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01029993A JP3282261B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | ジェットルームにおける緯糸検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01029993A JP3282261B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | ジェットルームにおける緯糸検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06220746A true JPH06220746A (ja) | 1994-08-09 |
JP3282261B2 JP3282261B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=11746390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01029993A Expired - Fee Related JP3282261B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | ジェットルームにおける緯糸検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3282261B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1323203C (zh) * | 2002-05-16 | 2007-06-27 | 北菱电兴株式会社 | 纬线触件及纬线探测方法 |
CN110373800A (zh) * | 2019-08-14 | 2019-10-25 | 恺逊自动化科技(上海)有限公司 | 一种自动抽纱装置 |
KR20200088229A (ko) * | 2019-01-14 | 2020-07-22 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 에어 젯 직기의 위사 처리 장치 |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP01029993A patent/JP3282261B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1323203C (zh) * | 2002-05-16 | 2007-06-27 | 北菱电兴株式会社 | 纬线触件及纬线探测方法 |
KR20200088229A (ko) * | 2019-01-14 | 2020-07-22 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 에어 젯 직기의 위사 처리 장치 |
CN110373800A (zh) * | 2019-08-14 | 2019-10-25 | 恺逊自动化科技(上海)有限公司 | 一种自动抽纱装置 |
CN110373800B (zh) * | 2019-08-14 | 2024-05-28 | 恺逊自动化科技(上海)有限公司 | 一种自动抽纱装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3282261B2 (ja) | 2002-05-13 |
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