JPH0622067Y2 - パワ−ウインド制御回路 - Google Patents

パワ−ウインド制御回路

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JPH0622067Y2
JPH0622067Y2 JP1985001823U JP182385U JPH0622067Y2 JP H0622067 Y2 JPH0622067 Y2 JP H0622067Y2 JP 1985001823 U JP1985001823 U JP 1985001823U JP 182385 U JP182385 U JP 182385U JP H0622067 Y2 JPH0622067 Y2 JP H0622067Y2
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JP
Japan
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power window
control circuit
window
ignition switch
turned
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JP1985001823U
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JPS61117875U (ja
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久敏 太田
博史 加茂
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はパワーウィンド制御回路、特にイグニッション
スイッチをオフ(OFF)にした後でもパワーウィンド
を確実に閉動作させることのできる改良されたパワーウ
ィンド制御回路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、イグニッションスイッチをオフ(OFF)にした
後もパワーウィンドの開閉操作を可能にしたパワーウィ
ンド制御回路が提供されている。これによれば、パワー
ウィンドの閉め忘れをイグニッションキーを抜き取った
後で気がついたときに、そのイグニッションキーを再度
差し込んでオン(ON)操作する手間を経ることなく、
パワーウィンドを作動させてウィンドを閉じることがで
きる。
この種のパワーウィンド制御回路の先行技術としては、
例えば(1)特開昭56−146442号公報、(2)
特開昭56−146581号公報などに記載されたもの
がある。
(1)に記載のものはタイマーを有する。このタイマー
により、イグニッションスイッチのオフ後にも一定時間
だけパワーウィンド装置の動作電源を継続して通電す
る。これにより、イグニッションスイッチをオフにした
後でも、これを再度オンにする手間を経ることなく、パ
ワーウィンドを作動させてウィンドを閉じることができ
る。
(2)に記載のものは、(1)のタイマーを有するとと
もに、パワーウィンド装置の動作電流を検出する手段を
有する。そして、動作電流が検出されている間、上記タ
イマーによる通電継続時間を延長させる。これにより、
イグニッションキーを抜き取ってから若干の時間が過ぎ
ても、パワーウィンド装置を最後まで確実に動作させる
ことが可能となっている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した従来のパワーウィンド制御回路
においても、イグニッションスイッチのオフ後にウィン
ドを確実に閉めることができなくなる場合があった。例
えば前記(1)に記載のものでは、イグニッションスイ
ッチをオフにしてからパワーウィンド装置の動作が開始
されるまでの時間が長くなると、ウィンドが完全に閉ま
る前にパワーウィンド装置の通電が停止されてしまうこ
とがある。
また、前記(2)の記載のものでは、ウィンドが完全に
閉まる前にパワーウィンド装置の通電を一旦停止させる
と、その時点でタイマーによる通電継続時間の延長が解
除されて、それ以降のパワーウィンド操作ができなくな
ってしまう場合がある。
(考案の目的) 本考案は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、
その目的は、イグニッションスイッチがオフになった後
にもウィンドを確実に閉めることができるパワーウィン
ド制御回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、車両のウィンド
を開閉駆動するモータを含むパワーウィンド装置と、イ
グニッションスイッチがオン状態にある場合に、前記パ
ワーウィンド装置へ通電を行う主制御回路と、前記イグ
ニッションスイッチがオフに切り替えられ、且つ、ドア
が開状態になった場合、前記パワーウィンド装置へ通電
を行う副制御回路と、前記パワーウィンドが閉まった時
に前記モータに流れるロック電流を検出するロック電流
検出回路と、前記ロック電流検出回路にてロック電流が
検出されるまで、前記副制御回路によるパワーウィンド
装置への通電を継続させる第3の制御回路と、を有し、 前記イグニッションスイッチのオフ後、一定期間内にウ
ィンドの閉操作があった場合に、ウィンドの閉成完了ま
で前記パワーウィンド装置への通電を継続させることを
特徴とする。
〔作用〕
前述した構成から明らかなように、本考案によれば、ウ
ィンドが完全に閉まってモータの回転が強制停止される
まで、すなわちロック電流が流れるようになるまで、パ
ワーウィンド装置を動作させ続けることができる。これ
により、イグニッションスイッチがオフになった後にも
パワーウィンドを確実に閉めることができる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を説明す
る。
第1図は本考案に係るパワーウィンド制御回路が自動車
用パワーウィンド装置に適用された例を示す。
同図に示すパワーウィンド制御回路は、主制御回路10
と副制御回路20を有する。Vbは、その主制御回路10
あるいは副制御回路20を介してパワーウィンド装置3
0に供給されるようになっている。
主制御回路10は、イグニッションスイッチSWのオン
設定によって作動する主リレーRY1を有する。イグニ
ッションスイッチSWがオン操作されると、主リレーR
Y1の常開接点a1を通してパワーウィンド装置30に
動作電源が与えられる。これにより、第2図に示すよう
に、イグニッションスイッチSWがオンのときはパワー
ウィンドを常時操作することができるようになってい
る。なお、L1は主リレーRY1の操作コイル、F1,
F2はヒューズ、SBは荷電保護用の安全遮断器をそれ
ぞれ示す。
副制御回路20は一種のタイマー回路であって、副リレ
ーRY2、トランジスタTr1,Tr2、NORゲート
G1,G2,G3、抵抗R1,R2、およびコンデンサ
C1などから構成される。G1,G2とR1,R2およ
びC1はモノマルチ・バイブレータを構成し、第2図に
示すように、イグニッションスイッチSWがオフになっ
たときに起動して所定の時間tを計時する。ここで、そ
の計時時間t内にドアを開けると、ドアスイッチS1が
オンになってG3の論理出力がトランジスタTr1,T
r2を導通駆動する。これにより、副リレーRY2が作
動し、その常開接点a2を介してパワーウィンド装置3
0に動作電源が供給されるようになる。そして、イグニ
ッションスイッチSWの状態に拘わらずパワーウィンド
の開閉操作を行うことができるようになる。なお、ドア
スイッチS1は運転席側のドアを開けたときにオンとな
るように設けられている。また、L2は副リレーRY2
の操作コイル、S2はルームランプLmpの点灯スイッ
チ、D1は電流の逆流防止のためのダイオードをそれぞ
れ示す。
パワーウィンド装置30は、パワーウィンド駆動用モー
タMおよびパワーウィンド開閉操作用スイッチSu,S
dのほかに、ロック電流検出回路40およびこのロック
電流検出回路40の検出出力Voによって導通制御され
るトランジスタTr3などを備えている。ロック電流検
出回路40はモータMに供給される駆動電流Ioの大き
さを判別し、その駆動電流IoがモータMのロック電流
の大きさになるまでトランジスタTr3を導通駆動す
る。つまり、モータMが通常の負荷条件で動作している
ときにはトランジスタTr3を導通駆動して副リレーR
Y2を作動させ続けるが、モータMの負荷が急増して該
モータMの回転が強制停止され、これによってそのモー
タMに大きなロック電流が流れるようになると、第2図
に示すように、その時点でトランジスタTr3を導通か
ら非導通に切り換える。ここで、トランジスタTr3は
上記副リレーRY2の操作コイルL2に操作電流を供給
する。従って、ウィンドが完全に閉じてモータMが強制
停止されるときまでパワーウィンドの動作期間が延長さ
れる。これにより、イグニッションスイッチSWをオフ
にした後でも、ウィンドを完全に閉めることが間違いな
くできるようになる。上述の説明及び第2図から明らか
なように、ロック電流検出回路40は、ウィンドが操作
されてモータの動作が開始された時点から、ロック電流
の検出までの期間、トランジスタTr3をONさせる信
号Vを継続的に出力するものである。また、第1図等
から明らかなように、ロック電流検出回路40からトラ
ンジスタTr3をONさせる信号の出力が開始されるた
めには、タイマー期間t内にドア開放によりスイッチS
1が閉成され、そのモータ通電可能状態でウィンドが操
作されることが条件となる。なお、図2における最下段
のトランジスタTr3のON状態を示すタイミングチャ
ートは、ドア開放の直後からウィンドが操作された例を
示している。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、イグニッション
スイッチがオフになった後に、一定期間が経過してもそ
の期間内にウィンドの閉操作があれば、ウィンドが確実
に閉成するまでパワーウィンド装置へ通電を継続させる
ことが出来るので、何らかの事情により途中でウィンド
の閉操作を中断しても、その後に確実にウィンドを完全
に閉めることが出来る。従って、再度イグニッションス
イッチをオン等する煩雑な操作が回避でき、パワーウィ
ンドの利便性を向上することが出来るという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパワーウィンド制御回路の好適な
実施例を示す回路図、 第2図は第1図に示したパワーウィンド制御回路の動作
例を示すタイミングチャート図である。 10…主制御回路、 20…副制御回路、 30…パワーウィンド装置、 40…ロック電流検出回路、 SW…イグニッションスイッチ、 S1…ドアスイッチ、 M…モータ、 Tr1,Tr2,Tr3…トランジスタ、 RY1,RY2…リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のウィンドを開閉駆動するモータを含
    むパワーウィンド装置と、 イグニッションスイッチがオン状態にある場合に、前記
    パワーウィンド装置へ通電を行う主制御回路と、 前記イグニッションスイッチがオフに切り替えられた後
    一定期間内にドアが開状態になった場合、前記パワーウ
    ィンド装置へ通電を行う副制御回路と、 前記パワーウィンドが閉まった時に前記モータに流れる
    ロック電流を検出するロック電流検出回路と、 前記ロック電流検出回路にてロック電流が検出されるま
    で、前記副制御回路によるパワーウィンド装置への通電
    を継続させる第3の制御回路と、を有し、 前記イグニッションスイッチのオフ後、一定期間内にド
    アが開放され、かつウィンドの閉操作があった場合に、
    ウィンドの閉成完了まで前記パワーウィンド装置への通
    電を継続させることを特徴とするパワーウィンド制御回
    路。
JP1985001823U 1985-01-11 1985-01-11 パワ−ウインド制御回路 Expired - Lifetime JPH0622067Y2 (ja)

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JPS61117875U JPS61117875U (ja) 1986-07-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5933081B2 (ja) * 1978-07-14 1984-08-13 松下電工株式会社 化粧板の製造方法
JPS5815584U (ja) * 1981-07-25 1983-01-31 セイレイ工業株式会社 コンバイン運転席の防護装置
JPS59106680A (ja) * 1982-12-09 1984-06-20 マツダ株式会社 自動車のパワ−ウインド制御装置

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