JPH06219940A - 貼付剤 - Google Patents
貼付剤Info
- Publication number
- JPH06219940A JPH06219940A JP4562493A JP4562493A JPH06219940A JP H06219940 A JPH06219940 A JP H06219940A JP 4562493 A JP4562493 A JP 4562493A JP 4562493 A JP4562493 A JP 4562493A JP H06219940 A JPH06219940 A JP H06219940A
- Authority
- JP
- Japan
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- component
- diclofenac sodium
- sodium
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- diclofenac
- Prior art date
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- Pending
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 薬物放出性、経皮吸収性を改善し、安定なジ
クロフェナクナトリウム含有外用貼付剤を提供する。 【構成】 ジクロフェナクナトリウム、油分、脂肪酸、
親水性界面活性剤及び水よりなるO/W型エマルション
含有膏体を展延したジクロフェナクナトリウム含有貼付
剤。 【効果】 薬物放出性、経皮吸収性が優れ、製剤的に安
定なジクロフェナクナトリウム含有外用貼付剤が得られ
た。
クロフェナクナトリウム含有外用貼付剤を提供する。 【構成】 ジクロフェナクナトリウム、油分、脂肪酸、
親水性界面活性剤及び水よりなるO/W型エマルション
含有膏体を展延したジクロフェナクナトリウム含有貼付
剤。 【効果】 薬物放出性、経皮吸収性が優れ、製剤的に安
定なジクロフェナクナトリウム含有外用貼付剤が得られ
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薬物放出性、及び経皮吸
収性に優れ、かつ製剤的に安定したジクロフェナクナト
リウム含有貼付剤に関する。
収性に優れ、かつ製剤的に安定したジクロフェナクナト
リウム含有貼付剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ジクロフェナクナトリウムは、正式には
モノナトリウム2−(2,6−ジクロルアニリノ)フェ
ニルアセテート[分子量C14H10Cl2NNa
O2:318.13]と呼ばれる化合物で、優れた抗炎
症作用及び鎖痛作用を有する非ステロイド系消炎鎖痛剤
であり、腰痛症、変形性関節痛、慢性関節リュウマチ
症、神経痛等の各種炎症疾患に広く使用されている。し
かし、ジクロフェナクナトリウムを経口投与した場合
は、胃腸障害を始めとして種々の副作用を示すという問
題点がある。かかる副作用を低減下するために腸溶剤や
坐剤の投与も試みられているが、例えば、消化性潰瘍や
重篤な肝障害、腎障害を持つ患者にはその使用に制限が
行われているのが実情である。
モノナトリウム2−(2,6−ジクロルアニリノ)フェ
ニルアセテート[分子量C14H10Cl2NNa
O2:318.13]と呼ばれる化合物で、優れた抗炎
症作用及び鎖痛作用を有する非ステロイド系消炎鎖痛剤
であり、腰痛症、変形性関節痛、慢性関節リュウマチ
症、神経痛等の各種炎症疾患に広く使用されている。し
かし、ジクロフェナクナトリウムを経口投与した場合
は、胃腸障害を始めとして種々の副作用を示すという問
題点がある。かかる副作用を低減下するために腸溶剤や
坐剤の投与も試みられているが、例えば、消化性潰瘍や
重篤な肝障害、腎障害を持つ患者にはその使用に制限が
行われているのが実情である。
【0003】近年、上記欠点を解決するために、ジクロ
フェナクナトリウムを有効成分とした軟膏剤や貼付剤が
種々開発されており、これらは炎症部位に直接塗布しあ
るいは貼付して経皮吸収させることによって、局所効果
があり、そして胃腸障害などの副作用の発現を抑制する
ことを目的としている。そして、ジクロフェナクナトリ
ウムを貼付剤で投与する場合には、ジクロフェナクナト
リウムの結晶析出を防止するために、特開昭61−60
608にみられるようにジクロフェナクナトリウムを水
と炭素数3または4のアルキレングリコールの一種また
は二種以上の保湿溶解剤とゼラチン、ポリビニルアルコ
ールおよびポリビニルピロリドンのいずれか一種または
二種以上よりなる基剤に添加してなる貼付剤や特開昭6
3−91318にみられるようにジクロフェナクナトリ
ウムを1,3−ブチレングリコール含有の基剤に添加し
てなる貼付剤が開発されてきた。
フェナクナトリウムを有効成分とした軟膏剤や貼付剤が
種々開発されており、これらは炎症部位に直接塗布しあ
るいは貼付して経皮吸収させることによって、局所効果
があり、そして胃腸障害などの副作用の発現を抑制する
ことを目的としている。そして、ジクロフェナクナトリ
ウムを貼付剤で投与する場合には、ジクロフェナクナト
リウムの結晶析出を防止するために、特開昭61−60
608にみられるようにジクロフェナクナトリウムを水
と炭素数3または4のアルキレングリコールの一種また
は二種以上の保湿溶解剤とゼラチン、ポリビニルアルコ
ールおよびポリビニルピロリドンのいずれか一種または
二種以上よりなる基剤に添加してなる貼付剤や特開昭6
3−91318にみられるようにジクロフェナクナトリ
ウムを1,3−ブチレングリコール含有の基剤に添加し
てなる貼付剤が開発されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、本発明者ら
が、従来の方法でジクロフェナクナトリウム含有貼付剤
を調製したところ、ジクロフェナクナトリウムが貼付剤
の膏体中に溶解して配合されているために、薬物が、経
皮吸収される部位である皮膚の角質層に対する親和性よ
りも、膏体中の水溶性高分子との親和性が高く、係る貼
付剤からの薬物の放出性及び経皮吸収性が不十分である
という欠点が判明した。
が、従来の方法でジクロフェナクナトリウム含有貼付剤
を調製したところ、ジクロフェナクナトリウムが貼付剤
の膏体中に溶解して配合されているために、薬物が、経
皮吸収される部位である皮膚の角質層に対する親和性よ
りも、膏体中の水溶性高分子との親和性が高く、係る貼
付剤からの薬物の放出性及び経皮吸収性が不十分である
という欠点が判明した。
【0005】そのため、本発明者らは、貼付剤からのジ
クロフェナクナトリウムの放出性および経皮吸収性に優
れた貼付剤を開発すべく、鋭意研究を重ねた結果、ある
特定の条件下でジクロフェナクナトリウムを乳化して、
この乳化物を膏体中に分散することにより薬物の放出性
および経皮吸収性に優れているばかりか、結晶析出する
こともなく製剤的に安定なジクロフェナクナトリウム含
有貼付剤を得ることができることを見出し、本発明を完
成するに至った。
クロフェナクナトリウムの放出性および経皮吸収性に優
れた貼付剤を開発すべく、鋭意研究を重ねた結果、ある
特定の条件下でジクロフェナクナトリウムを乳化して、
この乳化物を膏体中に分散することにより薬物の放出性
および経皮吸収性に優れているばかりか、結晶析出する
こともなく製剤的に安定なジクロフェナクナトリウム含
有貼付剤を得ることができることを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に従え
ば、(i)ジクロフェナクナトリウム、(ii)ポリカ
ルボン酸ポリアルキルエステル、中鎖脂肪酸トリグリセ
リドまたはクロタミトンの中から選ばれた少なくとも一
種の油分、(iii)常温で液状の脂肪酸、(iv)親
水性界面活性剤、(v)水を含有してなるジクロフェナ
クナトリウム含有O/W型エマルションを貼付剤の膏体
中に分散して、支持体上に展延してなることを特徴とす
るジクロフェナクナトリウム含有貼付剤が提供される。
ば、(i)ジクロフェナクナトリウム、(ii)ポリカ
ルボン酸ポリアルキルエステル、中鎖脂肪酸トリグリセ
リドまたはクロタミトンの中から選ばれた少なくとも一
種の油分、(iii)常温で液状の脂肪酸、(iv)親
水性界面活性剤、(v)水を含有してなるジクロフェナ
クナトリウム含有O/W型エマルションを貼付剤の膏体
中に分散して、支持体上に展延してなることを特徴とす
るジクロフェナクナトリウム含有貼付剤が提供される。
【0007】本発明に係わるジクロフェナクナトリウム
含有貼付剤におけるジクロフェナクナトリウムの配合量
は、膏体全体に対して、一般には0.02〜5重量%、
好ましくは0.05〜4重量%、より好ましくは0.1
〜3重量%がよいとされる。ジクロフェナクナトリウム
の含有量が少な過ぎると、薬理効果が劣るので好ましく
なく、逆に多過ぎるとジクロフェナクナトリウムを溶解
させるポリカルボン酸ポリアルキルエステル等の油分を
多く使用するようになり、使用性が悪くなることがある
が、適用不可能という訳ではないので、多く配合するこ
とも可能である。そして、ジクロフェナクナトリウム含
有O/W型エマルションは膏体に均一に分布している剤
型が一般的ではあるが、不均一に分布させて、特定部位
により選択的に作用させるようにした剤型も可能であ
る。
含有貼付剤におけるジクロフェナクナトリウムの配合量
は、膏体全体に対して、一般には0.02〜5重量%、
好ましくは0.05〜4重量%、より好ましくは0.1
〜3重量%がよいとされる。ジクロフェナクナトリウム
の含有量が少な過ぎると、薬理効果が劣るので好ましく
なく、逆に多過ぎるとジクロフェナクナトリウムを溶解
させるポリカルボン酸ポリアルキルエステル等の油分を
多く使用するようになり、使用性が悪くなることがある
が、適用不可能という訳ではないので、多く配合するこ
とも可能である。そして、ジクロフェナクナトリウム含
有O/W型エマルションは膏体に均一に分布している剤
型が一般的ではあるが、不均一に分布させて、特定部位
により選択的に作用させるようにした剤型も可能であ
る。
【0008】本発明のジクロフェナクナトリウム含有貼
付剤に配合される油分のうちポリカルボン酸ポリアルキ
ルエステルは全炭素数が10〜25で、カルボキシル基
を2以上有する脂肪族もしくは芳香族のポリカルボン酸
と直鎖又は分岐したアルコールとのエステルである。例
えば全炭素数が12〜22のアジピン酸ジアルキルエス
テル、全炭素数が13〜23のピメリン酸ジアルキルエ
ステル、全炭素数が14〜24のスベリン酸ジアルキル
エステル、全炭素数が13〜21のアゼライン酸ジアル
キルエステル、全炭素数が14〜22のセバシン酸ジア
ルキルエステル及び全炭素数が14〜24のフタル酸ジ
アルキルエステル(但しアルキル基は直鎖又は分岐鎖の
いずれでもよく、またジアルキルのアルキル基は同一で
も異なっていてもよい)等が含まれる。これらの中でも
特に好ましい代表例はフタル酸ジブチル、フタル酸ジイ
ソブチル、フタル酸ジエチル、セバシン酸ジエチル、セ
バシン酸ジブチル、アゼライン酸ジイソプロピル、アジ
ピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジブチル及びアジピ
ン酸ジイソブチルなどであり、これらは単独又は任意の
混合物として使用することができる。また,本発明のジ
クロフェナクナトリウム含有貼付剤に配合される油分の
うち中鎖脂肪酸トリグリセリドは好ましくは全炭素数が
9〜13であり、例えばパナセート800Rパナセート
810Rパナセート875Rが用いられ、これらは単独
又は任意の混合物として使用することができる。
付剤に配合される油分のうちポリカルボン酸ポリアルキ
ルエステルは全炭素数が10〜25で、カルボキシル基
を2以上有する脂肪族もしくは芳香族のポリカルボン酸
と直鎖又は分岐したアルコールとのエステルである。例
えば全炭素数が12〜22のアジピン酸ジアルキルエス
テル、全炭素数が13〜23のピメリン酸ジアルキルエ
ステル、全炭素数が14〜24のスベリン酸ジアルキル
エステル、全炭素数が13〜21のアゼライン酸ジアル
キルエステル、全炭素数が14〜22のセバシン酸ジア
ルキルエステル及び全炭素数が14〜24のフタル酸ジ
アルキルエステル(但しアルキル基は直鎖又は分岐鎖の
いずれでもよく、またジアルキルのアルキル基は同一で
も異なっていてもよい)等が含まれる。これらの中でも
特に好ましい代表例はフタル酸ジブチル、フタル酸ジイ
ソブチル、フタル酸ジエチル、セバシン酸ジエチル、セ
バシン酸ジブチル、アゼライン酸ジイソプロピル、アジ
ピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジブチル及びアジピ
ン酸ジイソブチルなどであり、これらは単独又は任意の
混合物として使用することができる。また,本発明のジ
クロフェナクナトリウム含有貼付剤に配合される油分の
うち中鎖脂肪酸トリグリセリドは好ましくは全炭素数が
9〜13であり、例えばパナセート800Rパナセート
810Rパナセート875Rが用いられ、これらは単独
又は任意の混合物として使用することができる。
【0009】本発明のジクロフェナクナトリウム含有貼
付剤に配合されるこれらのポリカルボン酸ポリアルキル
エステルまたは中鎖脂肪酸トリグリセリドまたはクロタ
ミトンの中から選ばれた少なくとも一種の油分は、膏体
全体に対して、一般的に0.02〜30重量%、好まし
くは0.05〜20重量%、より好ましくは0.1〜1
5重量%の割合で配合される。前記した油分は、ジクロ
フェナクナトリウムの良溶媒であり、かかる油分の配合
量はジクロフェナクナトリウム含有貼付剤調製時にジク
ロフェナクナトリウムを溶解させる量を配合することが
必要で、この量が少な過ぎると、ジクロフェナクナトリ
ウムが析出してしまうので好ましくなく、逆に多過ぎる
と使用性が悪くなるため好ましくない。
付剤に配合されるこれらのポリカルボン酸ポリアルキル
エステルまたは中鎖脂肪酸トリグリセリドまたはクロタ
ミトンの中から選ばれた少なくとも一種の油分は、膏体
全体に対して、一般的に0.02〜30重量%、好まし
くは0.05〜20重量%、より好ましくは0.1〜1
5重量%の割合で配合される。前記した油分は、ジクロ
フェナクナトリウムの良溶媒であり、かかる油分の配合
量はジクロフェナクナトリウム含有貼付剤調製時にジク
ロフェナクナトリウムを溶解させる量を配合することが
必要で、この量が少な過ぎると、ジクロフェナクナトリ
ウムが析出してしまうので好ましくなく、逆に多過ぎる
と使用性が悪くなるため好ましくない。
【0010】本発明のジクロフェナクナトリウム含有貼
付剤に配合される常温で液状の脂肪酸には、例えば、n
−ヘプタン酸、2−エチルヘプタン酸、ペラルゴン酸、
カプリル酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノール
酸、リノレン酸などの炭素数6〜18の常温で液状を呈
する脂肪酸が含まれ、これらは単独又は2種以上の混合
物として使用される。特に好ましい脂肪酸としては、オ
レイン酸、リノレン酸、イソステアリン酸等があげられ
る。これらの脂肪酸は、膏体全体に対して、一般的に
0.04〜10重量%、好ましくは0.1〜7.5重量
%より好ましくは0.5〜6重量%の割合で配合され
る。かかる脂肪酸は、ジクロフェナクナトリウムの油分
に対する溶解補助剤であり、この量が少な過ぎると、ジ
クロフェナクナトリウムの油分に対する溶解性が悪くな
り、逆に多過ぎると皮膚刺激性が大きくなるため好まし
くない。
付剤に配合される常温で液状の脂肪酸には、例えば、n
−ヘプタン酸、2−エチルヘプタン酸、ペラルゴン酸、
カプリル酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノール
酸、リノレン酸などの炭素数6〜18の常温で液状を呈
する脂肪酸が含まれ、これらは単独又は2種以上の混合
物として使用される。特に好ましい脂肪酸としては、オ
レイン酸、リノレン酸、イソステアリン酸等があげられ
る。これらの脂肪酸は、膏体全体に対して、一般的に
0.04〜10重量%、好ましくは0.1〜7.5重量
%より好ましくは0.5〜6重量%の割合で配合され
る。かかる脂肪酸は、ジクロフェナクナトリウムの油分
に対する溶解補助剤であり、この量が少な過ぎると、ジ
クロフェナクナトリウムの油分に対する溶解性が悪くな
り、逆に多過ぎると皮膚刺激性が大きくなるため好まし
くない。
【0011】本発明のジクロフェナクナトリウム含有貼
付剤に配合されるジクロフェナクナトリウム、油分、脂
肪酸の混合比は特に限定されるものではないが、好まし
くは、それらの混合比が、ジクロフェナクナトリウムに
対して脂肪酸が重量比で1以上が好ましく、特に好まし
いのは、1:1.5〜1:4であり、脂肪酸に対して油
分が重量比で1/2以上が好ましく、特に好ましいの
は、1:1〜1:5である。
付剤に配合されるジクロフェナクナトリウム、油分、脂
肪酸の混合比は特に限定されるものではないが、好まし
くは、それらの混合比が、ジクロフェナクナトリウムに
対して脂肪酸が重量比で1以上が好ましく、特に好まし
いのは、1:1.5〜1:4であり、脂肪酸に対して油
分が重量比で1/2以上が好ましく、特に好ましいの
は、1:1〜1:5である。
【0012】本発明のジクロフェナクナトリウム含有貼
付剤に配合される親水性界面活性剤は、特に限定されな
いが、好ましくはHLBが12以上のものが好ましい。
親水性界面活性剤は、非イオン性界面活性剤、イオン性
界面活性剤、両性界面活性剤のいずれでもよく、これら
のものを単独又は任意の混合物として使用することがで
きる。非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシアル
キレン系、ポリグリセリン脂肪酸エステル、トゥイーン
系、シュガーエステル等が、またイオン性界面活性剤と
しては脂肪酸石鹸、アルキルスルホン酸塩、エーテルリ
ン酸塩、塩基性アミノ酸の脂肪酸塩、トリエタノールア
ミン石鹸、アルキル四級アンモニウム塩が、両性界面活
性剤としてはベタイン、アミノカルボン酸塩等が例示さ
れる。更に、サポニン、リン脂質、糖ペプチド、大豆蛋
白質、卵黄蛋白質等の天然物由来の親水性界面活性剤な
どもあげられる。
付剤に配合される親水性界面活性剤は、特に限定されな
いが、好ましくはHLBが12以上のものが好ましい。
親水性界面活性剤は、非イオン性界面活性剤、イオン性
界面活性剤、両性界面活性剤のいずれでもよく、これら
のものを単独又は任意の混合物として使用することがで
きる。非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシアル
キレン系、ポリグリセリン脂肪酸エステル、トゥイーン
系、シュガーエステル等が、またイオン性界面活性剤と
しては脂肪酸石鹸、アルキルスルホン酸塩、エーテルリ
ン酸塩、塩基性アミノ酸の脂肪酸塩、トリエタノールア
ミン石鹸、アルキル四級アンモニウム塩が、両性界面活
性剤としてはベタイン、アミノカルボン酸塩等が例示さ
れる。更に、サポニン、リン脂質、糖ペプチド、大豆蛋
白質、卵黄蛋白質等の天然物由来の親水性界面活性剤な
どもあげられる。
【0013】本発明のジクロフェナクナトリウム含有貼
付剤に配合される親水性界面活性剤は、膏体全体に対し
て、一般には0.02〜5重量%、好ましくは0.05
〜4重量%、より好ましくは0.1〜3重量%の割合で
配合される。親水性界面活性剤の配合量が少な過ぎる
と、安定に乳化できず、逆に多過ぎるとべたつき等の使
用性が悪くなったり、皮膚刺激性が大きくなるため好ま
しくない。
付剤に配合される親水性界面活性剤は、膏体全体に対し
て、一般には0.02〜5重量%、好ましくは0.05
〜4重量%、より好ましくは0.1〜3重量%の割合で
配合される。親水性界面活性剤の配合量が少な過ぎる
と、安定に乳化できず、逆に多過ぎるとべたつき等の使
用性が悪くなったり、皮膚刺激性が大きくなるため好ま
しくない。
【0014】本発明のジクロフェナクナトリウム含有貼
付剤に配合される水の配合量は、膏体全体に体して、一
般には15〜90重量%、好ましくは30〜70重量%
の割合で配合される。
付剤に配合される水の配合量は、膏体全体に体して、一
般には15〜90重量%、好ましくは30〜70重量%
の割合で配合される。
【0015】本発明のジクロフェナクナトリウム含有貼
付剤には上記成分の他に、例えばオリブ油、大豆油、ナ
タネ油、ヤシ油、牛脂などのトリグリセリドやオレイル
オレート、イソプロピルミリステートなどの合成エステ
ル油や、流動パラフィン、スクワラン、シリコン油等の
常温で液状の脂肪酸よりも極性の低い油分を配合する
と、製造上からも安定性からも好ましい。
付剤には上記成分の他に、例えばオリブ油、大豆油、ナ
タネ油、ヤシ油、牛脂などのトリグリセリドやオレイル
オレート、イソプロピルミリステートなどの合成エステ
ル油や、流動パラフィン、スクワラン、シリコン油等の
常温で液状の脂肪酸よりも極性の低い油分を配合する
と、製造上からも安定性からも好ましい。
【0016】また、本発明のジクロフェナクナトリウム
含有貼付剤には上記成分の他に、例えばグリセリン、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ソル
ビトール、マンニット等の多価アルコールを配合する
と、製造上からも安定性からも好ましい。
含有貼付剤には上記成分の他に、例えばグリセリン、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ソル
ビトール、マンニット等の多価アルコールを配合する
と、製造上からも安定性からも好ましい。
【0017】本発明におけるジクロフェナクナトリウム
含有貼付剤中のジクロフェナクナトリウム含有O/W型
エマルションを調製するにあたっては通常のホモミキサ
ーでも容易に調製可能であるが、必要に応じ、ポリトロ
ンホモジナイザー、超音波乳化機、マントンゴーリン、
マイクロフルイダイザー等の乳化機を用いてもよい。ま
た、調製されたジクロフェナクナトリウム含有O/W型
エマルションの乳化粒子径は、特に限定されないが、1
を超えて10μm程度が良好であり、好ましくは1を超
えて5μm、より好ましくは1を超えて3μm、これよ
り細かくすると乳化工程や時間が余分にかかるばかりで
なく、ジクロフェナクナトリウムの経皮吸収性が悪化す
る。またあまり大きな粒子径にすると安定性の上から好
ましいことではない。
含有貼付剤中のジクロフェナクナトリウム含有O/W型
エマルションを調製するにあたっては通常のホモミキサ
ーでも容易に調製可能であるが、必要に応じ、ポリトロ
ンホモジナイザー、超音波乳化機、マントンゴーリン、
マイクロフルイダイザー等の乳化機を用いてもよい。ま
た、調製されたジクロフェナクナトリウム含有O/W型
エマルションの乳化粒子径は、特に限定されないが、1
を超えて10μm程度が良好であり、好ましくは1を超
えて5μm、より好ましくは1を超えて3μm、これよ
り細かくすると乳化工程や時間が余分にかかるばかりで
なく、ジクロフェナクナトリウムの経皮吸収性が悪化す
る。またあまり大きな粒子径にすると安定性の上から好
ましいことではない。
【0018】本発明におけるジクロフェナクナトリウム
含有貼付剤は、かかるジクロフェナクナトリウム含有O
/W型エマルションを貼付剤の膏体中に分散して、支持
体上に展延して製造される。
含有貼付剤は、かかるジクロフェナクナトリウム含有O
/W型エマルションを貼付剤の膏体中に分散して、支持
体上に展延して製造される。
【0019】本発明におけるジクロフェナクナトリウム
含有貼付剤の膏体は、特に限定されず、一般的に貼付剤
の基剤として用いられるものであることができる。本発
明の貼付剤の膏体に用いられる水溶性高分子として、例
えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アン
モニウム、ポリアクリル酸カリウム、ポリアクリル酸モ
ノエタノールアミン、ポリアクリル酸ジエタノールアミ
ン、ポリアクリル酸トリエタノールアミン,カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロ
ース、カルボキシメチルアミロース、ゼラチン、ポリビ
ニルピロリドン、ポリビニルアルコール、カルボキシビ
ニルポリマー、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸アン
モニウム、アルギン酸プロピレングリコール、カゼイ
ン、カラギーナン、アラビアゴム、トラガントゴム、キ
サンタンゴム、カラヤゴム、ローカストビーンゴム、デ
キストリン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、メ
チルセルロース、寒天、可溶性デンプン、マンナン、ペ
クチン、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合
体、メトキシエチレン−無水マレイン酸共重合体、アク
リル酸−スチレン共重合体、アクリル酸−メタクリル酸
アミド共重合体、アクリル酸ブチル−メタクリル酸共重
合体、スチレン−メタクリル酸共重合体等があげられ、
これらは、任意の一種又は二種以上を適宜選択して用い
ることができる。
含有貼付剤の膏体は、特に限定されず、一般的に貼付剤
の基剤として用いられるものであることができる。本発
明の貼付剤の膏体に用いられる水溶性高分子として、例
えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アン
モニウム、ポリアクリル酸カリウム、ポリアクリル酸モ
ノエタノールアミン、ポリアクリル酸ジエタノールアミ
ン、ポリアクリル酸トリエタノールアミン,カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロ
ース、カルボキシメチルアミロース、ゼラチン、ポリビ
ニルピロリドン、ポリビニルアルコール、カルボキシビ
ニルポリマー、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸アン
モニウム、アルギン酸プロピレングリコール、カゼイ
ン、カラギーナン、アラビアゴム、トラガントゴム、キ
サンタンゴム、カラヤゴム、ローカストビーンゴム、デ
キストリン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、メ
チルセルロース、寒天、可溶性デンプン、マンナン、ペ
クチン、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合
体、メトキシエチレン−無水マレイン酸共重合体、アク
リル酸−スチレン共重合体、アクリル酸−メタクリル酸
アミド共重合体、アクリル酸ブチル−メタクリル酸共重
合体、スチレン−メタクリル酸共重合体等があげられ、
これらは、任意の一種又は二種以上を適宜選択して用い
ることができる。
【0020】本発明におけるジクロフェナクナトリウム
含有貼付剤の膏体に用いられる架橋剤としての多価金属
塩としては、例えば、水酸化アルミニウム、塩化アルミ
ニウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、酢酸ア
ルミニウム、アルミン酸ナトリウム、アルミニウムグリ
シネート、クロルヒドロキシアルミニウム等のアルミニ
ウム化合物、水酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、
硫酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硝酸マグネシウ
ム等のマグネシウム化合物、水酸化カルシウム、炭酸カ
ルシウム,硝酸カルシウム,塩化カルシウム、グルコン
酸カルシウム、乳酸カルシウム、クエン酸カルシウム、
パントテン酸カルシウム等のカルシウム化合物、カリミ
ョウバン、ナトリウムミョウバン、アルミニウムミョウ
バン、鉄ミョウバン等のミョウバン類、アルミニウム、
マグネシウムを含む制酸剤等があげられ、これらは、任
意の一種又は二種以上を適宜選択して用いることができ
る。
含有貼付剤の膏体に用いられる架橋剤としての多価金属
塩としては、例えば、水酸化アルミニウム、塩化アルミ
ニウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、酢酸ア
ルミニウム、アルミン酸ナトリウム、アルミニウムグリ
シネート、クロルヒドロキシアルミニウム等のアルミニ
ウム化合物、水酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、
硫酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硝酸マグネシウ
ム等のマグネシウム化合物、水酸化カルシウム、炭酸カ
ルシウム,硝酸カルシウム,塩化カルシウム、グルコン
酸カルシウム、乳酸カルシウム、クエン酸カルシウム、
パントテン酸カルシウム等のカルシウム化合物、カリミ
ョウバン、ナトリウムミョウバン、アルミニウムミョウ
バン、鉄ミョウバン等のミョウバン類、アルミニウム、
マグネシウムを含む制酸剤等があげられ、これらは、任
意の一種又は二種以上を適宜選択して用いることができ
る。
【0021】本発明におけるジクロフェナクナトリウム
含有貼付剤には、この他に例えば、保水性、保形性を保
つためのカオリン、タルク、ベントナイト、酸化チタ
ン、重炭酸カルシウム、無水ケイ酸、酸化亜鉛、シリ
カ、アルミナ等の粉体が用いられ、これらは単独で使用
しても良いし、また二種以上を併用しても良い。
含有貼付剤には、この他に例えば、保水性、保形性を保
つためのカオリン、タルク、ベントナイト、酸化チタ
ン、重炭酸カルシウム、無水ケイ酸、酸化亜鉛、シリ
カ、アルミナ等の粉体が用いられ、これらは単独で使用
しても良いし、また二種以上を併用しても良い。
【0022】本発明におけるジクロフェナクナトリウム
含有貼付剤には、必要に応じて本発明の効果を損なわな
い範囲で、医薬品、化粧料に用いられる各種成分、すな
わち、防腐剤,酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤、
香料、色剤、水溶性薬剤、油溶性薬剤、吸収促進剤等が
適宜用いられる。
含有貼付剤には、必要に応じて本発明の効果を損なわな
い範囲で、医薬品、化粧料に用いられる各種成分、すな
わち、防腐剤,酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤、
香料、色剤、水溶性薬剤、油溶性薬剤、吸収促進剤等が
適宜用いられる。
【0023】また本発明におけるジクロフェナクナトリ
ウム含有貼付剤の支持体としては、例えば、ネル、リン
ト布のような織布、不織布および編布のいずれをも使用
することができる。さらに、前記織布、不織布および編
布を構成する繊維は、木綿のような天然繊維であって
も、ポリオレフィン、ポリエステル、ナイロン等の合成
繊維であってもよい。また、必要に応じ、薬物保持層の
水分揮発を防止して該層を保護する目的で、その表面に
適当な材質のライナーを添着してもよい。本発明により
得られる貼付剤は−5〜50℃の広い温度範囲において
安定であり、厳寒期においてもこわばりを生じたり、薬
物の結晶化がおきることなく、また盛夏時においても、
くずれたり、たれたりすることがない。また乾燥した皮
膚にも、湿った皮膚にもムラなく粘着して十分な薬効を
発揮する。
ウム含有貼付剤の支持体としては、例えば、ネル、リン
ト布のような織布、不織布および編布のいずれをも使用
することができる。さらに、前記織布、不織布および編
布を構成する繊維は、木綿のような天然繊維であって
も、ポリオレフィン、ポリエステル、ナイロン等の合成
繊維であってもよい。また、必要に応じ、薬物保持層の
水分揮発を防止して該層を保護する目的で、その表面に
適当な材質のライナーを添着してもよい。本発明により
得られる貼付剤は−5〜50℃の広い温度範囲において
安定であり、厳寒期においてもこわばりを生じたり、薬
物の結晶化がおきることなく、また盛夏時においても、
くずれたり、たれたりすることがない。また乾燥した皮
膚にも、湿った皮膚にもムラなく粘着して十分な薬効を
発揮する。
【0024】次に、実施例に従って本発明を更に詳しく
説明するが、本発明の範囲をこれらの実施例に限定する
ものでないことは言うまでもない。なお、以下の例にお
いて「%」は特にことわらない限り「重量%」を示す。
説明するが、本発明の範囲をこれらの実施例に限定する
ものでないことは言うまでもない。なお、以下の例にお
いて「%」は特にことわらない限り「重量%」を示す。
【0025】実施例1 (処方) (1)ジクロフェナクナトリウム 1% (2)セバシン酸ジエチル 3.7 (3)クロタミトン 0.7 (4)エクストラオレイン90R 2 (5)スクワラン 2 (6)BHT 適量 (7)dl−カンフル 0.07 (8)ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 0.4 (9)濃グリセリン 0.3 (10)ゼラチン 1 (11)ポリビニルピロリドンK−90 0.5 (12)メチルパラベン 適量 (13)d−ソルビトール液 35 (14)水酸化アルミニウム 0.2 (15)尿素 1.0 (16)亜硫酸ナトリウム 適量 (17)エデト酸ナトリウム 適量 (18)ハイビスワコー104R 0.2 (19)ポリアクリル酸ナトリウム 0.25 (20)カルボキシメチルセルロースナトリウム 3 (21)精製水 残量 (製法)成分(1)に成分(2)、成分(3)を加えて
加熱溶解して成分(4)、成分(5)、成分(6)、成
分(7)を加え,室温まで冷却して油相を調製した。次
に、成分(9)に成分(8)、成分(21)の適量を加
えて加熱溶解し、室温まで冷却して水相を調製した。次
に、油相を水相に添加しながら、ホモミキサー処理を行
ない、必要ならば成分(21)の適量を加えて、ジクロ
フェナクナトリウム含有O/W型エマルションを調製し
た。次に、成分(21)の適量に成分(10)、成分
(11)、成分(12)、成分(13)、成分(1
4),成分(15)、成分(16)、成分(17)を加
えて加熱溶解し、これを、成分(21)の残部に、成分
(18)、成分(19)、成分(20)を加えて攪拌溶
解した中に加えて、さらに、あらかじめ調製したジクロ
フェナクナトリウム含有O/W型エマルションを加えて
均一になるまで十分に混合する。得られた膏体を不織布
上に1000g/m2展延し、シリコン加工したポリエ
チレンテレフタレート製のライナーを添着し、所望の大
きさに裁断する。これにより、ジクロフェナクナトリウ
ムを1mg/cm2含有するジクロフェナクナトリウム
含有外用貼付剤を得る。
加熱溶解して成分(4)、成分(5)、成分(6)、成
分(7)を加え,室温まで冷却して油相を調製した。次
に、成分(9)に成分(8)、成分(21)の適量を加
えて加熱溶解し、室温まで冷却して水相を調製した。次
に、油相を水相に添加しながら、ホモミキサー処理を行
ない、必要ならば成分(21)の適量を加えて、ジクロ
フェナクナトリウム含有O/W型エマルションを調製し
た。次に、成分(21)の適量に成分(10)、成分
(11)、成分(12)、成分(13)、成分(1
4),成分(15)、成分(16)、成分(17)を加
えて加熱溶解し、これを、成分(21)の残部に、成分
(18)、成分(19)、成分(20)を加えて攪拌溶
解した中に加えて、さらに、あらかじめ調製したジクロ
フェナクナトリウム含有O/W型エマルションを加えて
均一になるまで十分に混合する。得られた膏体を不織布
上に1000g/m2展延し、シリコン加工したポリエ
チレンテレフタレート製のライナーを添着し、所望の大
きさに裁断する。これにより、ジクロフェナクナトリウ
ムを1mg/cm2含有するジクロフェナクナトリウム
含有外用貼付剤を得る。
【0026】実施例2 (処方) (1)ジクロフェナクナトリウム 3% (2)セバシン酸ジエチル 5.5 (3)クロタミトン 1.2 (4)イソステアリン酸 7.5 (5)流動パラフィン 4.0 (6)BHT 適量 (7)l−メントール 0.2 (8)ポリオキシエチレン(55モル)ステアリン酸0.5 (9)セチル硫酸ナトリウム 0.1 (10)濃グリセリン 4 (11)ゼラチン 1.5 (12)メチルパラベン 適量 (13)d−ソルビトール液 30 (14)アルミニウムグルシネート 0.2 (15)尿素 1.0 (16)亜硫酸ナトリウム 適量 (17)ヘキサメタリン酸ナトリウム 適量 (18)ハイビスワコー105R 0.3 (19)ポリアクリル酸ナトリウム 0.35 (20)カルボキシメチルセルロースナトリウム 3.5 (21)精製水 残量 (製法)成分(1)に成分(2)、成分(3)を加えて
加熱溶解して成分(4)、成分(5)、成分(6)、成
分(7)を加え,室温まで冷却して油相を調製した。次
に、成分(10)に成分(8)、成分(9)、成分(2
1)の適量を加えて加熱溶解し、室温まで冷却して水相
を調製した。次に、油相を水相に添加しながら、ホモミ
キサー処理を行ない、必要ならば成分(21)の適量を
加えて、ジクロフェナクナトリウム含有O/W型エマル
ションを調製した。次に、成分(21)の適量に成分
(11)、成分(12)、成分(13)、成分(1
4),成分(15)、成分(16)、成分(17)を加
えて加熱溶解し、これを、成分(21)の残部に、成分
(18)、成分(19)、成分(20)を加えて攪拌溶
解した中に加えて、さらに、あらかじめ調製したジクロ
フェナクナトリウム含有O/W型エマルションを加えて
均一になるまで十分に混合する。得られた膏体を不織布
上に1000g/m2展延し、シリコン加工したポリエ
チレンテレフタレート製のライナーを添着し、所望の大
きさに裁断する。これにより、ジクロフェナクナトリウ
ムを3mg/cm2含有するジクロフェナクナトリウム
含有外用貼付剤を得る。
加熱溶解して成分(4)、成分(5)、成分(6)、成
分(7)を加え,室温まで冷却して油相を調製した。次
に、成分(10)に成分(8)、成分(9)、成分(2
1)の適量を加えて加熱溶解し、室温まで冷却して水相
を調製した。次に、油相を水相に添加しながら、ホモミ
キサー処理を行ない、必要ならば成分(21)の適量を
加えて、ジクロフェナクナトリウム含有O/W型エマル
ションを調製した。次に、成分(21)の適量に成分
(11)、成分(12)、成分(13)、成分(1
4),成分(15)、成分(16)、成分(17)を加
えて加熱溶解し、これを、成分(21)の残部に、成分
(18)、成分(19)、成分(20)を加えて攪拌溶
解した中に加えて、さらに、あらかじめ調製したジクロ
フェナクナトリウム含有O/W型エマルションを加えて
均一になるまで十分に混合する。得られた膏体を不織布
上に1000g/m2展延し、シリコン加工したポリエ
チレンテレフタレート製のライナーを添着し、所望の大
きさに裁断する。これにより、ジクロフェナクナトリウ
ムを3mg/cm2含有するジクロフェナクナトリウム
含有外用貼付剤を得る。
【0027】実施例3 (処方) (1)ジクロフェナクナトリウム 0.5% (2)アジピン酸ジイソプロピル 2.5 (3)クロタミトン 0.5 (4)エクストラオレイン90R 1.2 (5)流動パラフィン 1.5 (6)BHT 適量 (7)ハッカ油 0.3 (8)デカグリセリンモノオレエート 0.7 (9)濃グリセリン 2 (10)アルギン酸ナトリウム 1.0 (11)メチルパラベン 適量 (12)d−ソルビトール液 40 (13)塩化アルミニウム 0.05 (14)オキシベンゾン 適量 (15)ヘキサメタリン酸ナトリウム 適量 (16)ハイビスワコー104R 0.1 (17)ポリアクリル酸アンモニウム 0.25 (18)カルボキシメチルセルロース 1.8 (19)精製水 残量 (製法) 、成分(1)に成分
(2)、成分(3)を加えて加熱溶解して成分(4)、
成分(5)、成分(6)、成分(7)を加え,室温まで
冷却して油相を調製した。次に、成分(9)に成分
(8)、成分(19)の適量を加えて加熱溶解し、室温
まで冷却して水相を調製した。次に、油相を水相に添加
しながらホモミキサー処理を行ない、必要ならば成分1
9の適量を加えて、ジクロフェナクナトリウム含有O/
W型エマルションを調製した。次に、成分(19)の適
量に成分(10)、成分(11)、成分(12)、成分
(13)、成分(14),成分(15)、を加えて加熱
溶解し、これを、成分(19)の残部に、成分(1
6)、成分(17)、成分(18)を加えて攪拌溶解し
た中に加えて、さらに、あらかじめ調製したジクロフェ
ナクナトリウム含有O/W型エマルションを加えて均一
になるまで十分に混合する。得られた膏体を不織布上に
1000g/m2展延しシリコン加工したポリエチレン
テレフタレート製のライナーを添着し、所望の大きさに
裁断する。これによりジクロフェナクナトリウムを0.
5mg/cm2含有するジクロフェナクナトリウム含有
外用貼付剤を得る。
(2)、成分(3)を加えて加熱溶解して成分(4)、
成分(5)、成分(6)、成分(7)を加え,室温まで
冷却して油相を調製した。次に、成分(9)に成分
(8)、成分(19)の適量を加えて加熱溶解し、室温
まで冷却して水相を調製した。次に、油相を水相に添加
しながらホモミキサー処理を行ない、必要ならば成分1
9の適量を加えて、ジクロフェナクナトリウム含有O/
W型エマルションを調製した。次に、成分(19)の適
量に成分(10)、成分(11)、成分(12)、成分
(13)、成分(14),成分(15)、を加えて加熱
溶解し、これを、成分(19)の残部に、成分(1
6)、成分(17)、成分(18)を加えて攪拌溶解し
た中に加えて、さらに、あらかじめ調製したジクロフェ
ナクナトリウム含有O/W型エマルションを加えて均一
になるまで十分に混合する。得られた膏体を不織布上に
1000g/m2展延しシリコン加工したポリエチレン
テレフタレート製のライナーを添着し、所望の大きさに
裁断する。これによりジクロフェナクナトリウムを0.
5mg/cm2含有するジクロフェナクナトリウム含有
外用貼付剤を得る。
【0028】実施例4 (処方) (1)ジクロフェナクナトリウム 1.5% (2)パナセート875R 4.5 (3)クロタミトン 1.5 (4)エクストラオレイン90R 3 (5)スクワラン 2 (6)BHT 適量 (7)dl−カンフル 0.07 (8)ポリオキシエチレン(100モル)硬化ヒマシ油 0.5 (9)プロピレングリコール 1.2 (10)ゼラチン 1 (11)ポリビニルアルコール 1 (12)メチルパラベン 適量 (13)d−ソルビトール液 27 (14)カリミョウバン 0.12 (15)尿素 1.0 (16)亜硫酸ナトリウム 適量 (17)エデト酸ナトリウム 適量 (18)ハイビスワコー104R 0.2 (19)ポリアクリル酸ナトリウム 0.25 (20)カルボキシメチルアミロース 3 (21)精製水 残量 (製法)成分(1)に成分(2)、成分(3)を加えて
加熱溶解して成分(4)、成分(5)、成分(6)、成
分(7)を加え,室温まで冷却して油相を調製した。次
に、成分(9)に成分(8)、成分(21)の適量を加
えて加熱溶解し、室温まで冷却して水相を調製した。次
に、油相を水相に添加しながら、ホモミキサー処理を行
ない、必要ならば成分(21)の適量を加えて、ジクロ
フェナクナトリウム含有O/W型エマルションを調製し
た。次に、成分(21)の適量に成分(10)、成分
(11)、成分(12)、成分(13)、成分(1
4),成分(15)、成分(16)、成分(17)を加
えて加熱溶解し、これを、成分(21)の残部に、成分
(18)、成分(19)、成分(20)を加えて攪拌溶
解した中に加えて、さらに、あらかじめ調製したジクロ
フェナクナトリウム含有O/W型エマルションを加えて
均一になるまで十分に混合する。得られた膏体を不織布
上に1000g/m2展延し、シリコン加工したポリエ
チレンテレフタレート製のライナーを添着し、所望の大
きさに裁断する。これにより、ジクロフェナクナトリウ
ムを1.5mg/cm2含有するジクロフェナクナトリ
ウム含有外用貼付剤を得る。
加熱溶解して成分(4)、成分(5)、成分(6)、成
分(7)を加え,室温まで冷却して油相を調製した。次
に、成分(9)に成分(8)、成分(21)の適量を加
えて加熱溶解し、室温まで冷却して水相を調製した。次
に、油相を水相に添加しながら、ホモミキサー処理を行
ない、必要ならば成分(21)の適量を加えて、ジクロ
フェナクナトリウム含有O/W型エマルションを調製し
た。次に、成分(21)の適量に成分(10)、成分
(11)、成分(12)、成分(13)、成分(1
4),成分(15)、成分(16)、成分(17)を加
えて加熱溶解し、これを、成分(21)の残部に、成分
(18)、成分(19)、成分(20)を加えて攪拌溶
解した中に加えて、さらに、あらかじめ調製したジクロ
フェナクナトリウム含有O/W型エマルションを加えて
均一になるまで十分に混合する。得られた膏体を不織布
上に1000g/m2展延し、シリコン加工したポリエ
チレンテレフタレート製のライナーを添着し、所望の大
きさに裁断する。これにより、ジクロフェナクナトリウ
ムを1.5mg/cm2含有するジクロフェナクナトリ
ウム含有外用貼付剤を得る。
【0029】実施例5 (処方) (1)ジクロフェナクナトリウム 2% (2)フタル酸ジブチル 4.3 (3)クロタミトン 0.8 (4)イソステアリン酸 5.5 (5)流動パラフィン 3.4 (6)BHT 適量 (7)l−メントール 0.09 (8)ポリオキシエチレン(55モル)ステアリン酸0.15 (9)ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油0.2 (10)ポリエチレングリコール300 2 (11)アラビアゴム 0.8 (12)メチルパラベン 適量 (13)d−ソルビトール液 33 (14)硝酸マグネシウム 0.12 (15)ヘキサメタリン酸ナトリウム 適量 (16)ハイビスワコー105R 0.3 (17)ポリアクリル酸ナトリウム 0.18 (18)カルボキシメチルセルロースナトリウム 3.0 (19)カオリン 1.5 (20)精製水 残量 (製法)成分(1)に成分(2)、成分(3)を加えて
加熱溶解して成分(4)、成分(5)、成分(6)、成
分(7)を加え,室温まで冷却して油相を調製した。次
に、成分(10)に成分(8)、成分(9)、成分(2
0)の適量を加えて加熱溶解し、室温まで冷却して水相
を調製した。次に、油相を水相に添加しながら、ホモミ
キサー処理を行ない、必要ならば成分(20)の適量を
加えて、ジクロフェナクナトリウム含有O/W型エマル
ションを調製した。次に、成分(20)の適量に成分
(11)、成分(12)、成分(13)、成分(1
4),成分(15)、を加えて加熱溶解し、これを、成
分(20)の残部に、成分(16)、成分(17)、成
分(18)、成分(19)を加えて攪拌溶解した中に加
えて、さらに、あらかじめ調製したジクロフェナクナト
リウム含有O/W型エマルションを加えて均一になるま
で十分に混合する。得られた膏体を不織布上に1000
g/m2展延し、シリコン加工したポリエチレンテレフ
タレート製のライナーを添着し、所望の大きさに裁断す
る。これにより、ジクロフェナクナトリウムを2mg/
cm2含有するジクロフェナクナトリウム含有外用貼付
剤を得る。
加熱溶解して成分(4)、成分(5)、成分(6)、成
分(7)を加え,室温まで冷却して油相を調製した。次
に、成分(10)に成分(8)、成分(9)、成分(2
0)の適量を加えて加熱溶解し、室温まで冷却して水相
を調製した。次に、油相を水相に添加しながら、ホモミ
キサー処理を行ない、必要ならば成分(20)の適量を
加えて、ジクロフェナクナトリウム含有O/W型エマル
ションを調製した。次に、成分(20)の適量に成分
(11)、成分(12)、成分(13)、成分(1
4),成分(15)、を加えて加熱溶解し、これを、成
分(20)の残部に、成分(16)、成分(17)、成
分(18)、成分(19)を加えて攪拌溶解した中に加
えて、さらに、あらかじめ調製したジクロフェナクナト
リウム含有O/W型エマルションを加えて均一になるま
で十分に混合する。得られた膏体を不織布上に1000
g/m2展延し、シリコン加工したポリエチレンテレフ
タレート製のライナーを添着し、所望の大きさに裁断す
る。これにより、ジクロフェナクナトリウムを2mg/
cm2含有するジクロフェナクナトリウム含有外用貼付
剤を得る。
【0030】比較例1 (処方) (1)ジクロフェナクナトリウム 1% (2)ゼラチン 2.5 (3)ポリビニルピロリドンK−90 2 (4)アルミニウムグリシネート 1 (5)メチルパラベン 適量 (6)プロピルパラベン 適量 (7)d−ソルビトール液 35 (8)ポリアクリル酸ナトリウム 5 (9)カルボキシメチルセルロースナトリウム 2 (10)カオリン 5 (11)1,3−ブチレングリコール 25 (12)精製水 適量 (製法)成分(2)に成分(3)、成分(12)の適量
を加えて加熱溶解し、これに成分(1)、成分(4)、
成分(5)、成分(6)を加えて混合し、次に、成分
(10)、成分(7)およびあらかじめ成分(11)に
成分(8)、成分(9)を加えて混合分散しておいた混
合物を加え十分に混合する。得られた膏体を不織布上に
1000g/m2展延し、シリコン加工したポリエチレ
ンテレフタレート製のライナーを添着し、所望の大きさ
に裁断する。これにより、ジクロフェナクナトリウムを
1mg/cm2含有するジクロフェナクナトリウム含有
外用貼付剤を得る。
を加えて加熱溶解し、これに成分(1)、成分(4)、
成分(5)、成分(6)を加えて混合し、次に、成分
(10)、成分(7)およびあらかじめ成分(11)に
成分(8)、成分(9)を加えて混合分散しておいた混
合物を加え十分に混合する。得られた膏体を不織布上に
1000g/m2展延し、シリコン加工したポリエチレ
ンテレフタレート製のライナーを添着し、所望の大きさ
に裁断する。これにより、ジクロフェナクナトリウムを
1mg/cm2含有するジクロフェナクナトリウム含有
外用貼付剤を得る。
【0031】
【実験例】薬物の放出性および経皮吸収性については、
モルモットを用いたin vivo経皮吸収実験により
確かめた。この試験では、ハートレー系雄性モルモット
(体重300〜400g)を10匹使用した。各群5匹
とし、試料塗布前日に各動物の背部被毛を電気バリカン
および電気カミソリにて剪毛して使用した。本発明に従
った実施例1及び比較例1の貼付剤を、それぞれ5cm
×6cmに裁断し、モルモット背部皮膚に貼り、経時的
(30分、1、2、4、6、8時間)に採血を行なっ
た。血漿中の薬物濃度は、常法により血液を処理した
後、高速液体クロマトグラフ法により定量した。これら
の試験結果を第1図に示す。尚、値は全て試料数5の平
均値を示している。この結果から、本発明に係わるジク
ロフェナクナトリウム含有貼付剤は、従来のジクロフェ
ナクナトリウム含有貼付剤に較べて、明らかに薬物の放
出性および経皮吸収性に優れることが見出された。
モルモットを用いたin vivo経皮吸収実験により
確かめた。この試験では、ハートレー系雄性モルモット
(体重300〜400g)を10匹使用した。各群5匹
とし、試料塗布前日に各動物の背部被毛を電気バリカン
および電気カミソリにて剪毛して使用した。本発明に従
った実施例1及び比較例1の貼付剤を、それぞれ5cm
×6cmに裁断し、モルモット背部皮膚に貼り、経時的
(30分、1、2、4、6、8時間)に採血を行なっ
た。血漿中の薬物濃度は、常法により血液を処理した
後、高速液体クロマトグラフ法により定量した。これら
の試験結果を第1図に示す。尚、値は全て試料数5の平
均値を示している。この結果から、本発明に係わるジク
ロフェナクナトリウム含有貼付剤は、従来のジクロフェ
ナクナトリウム含有貼付剤に較べて、明らかに薬物の放
出性および経皮吸収性に優れることが見出された。
【0032】
【発明の効果】本発明に係わるジクロフェナクナトリウ
ム含有貼付剤は、従来のジクロフェナクナトリウム含有
貼付剤に比較してジクロフェナクナトリウムの放出性お
よび経皮吸収性が著しく改善されたばかりでなく安定性
も優れているという利点を有している。
ム含有貼付剤は、従来のジクロフェナクナトリウム含有
貼付剤に比較してジクロフェナクナトリウムの放出性お
よび経皮吸収性が著しく改善されたばかりでなく安定性
も優れているという利点を有している。
【図1】実施例1と比較例1の貼付剤の経時的経皮吸収
性を示す図である。
性を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 喬 神奈川県横浜市金沢区福浦2−12−1 株 式会社資生堂第二リサーチセンター内 (72)発明者 松任谷 優子 東京都港区芝浦4−15−33 芝浦清水ビル 株式会社資生堂内
Claims (1)
- 【請求項1】(i)ジクロフェナクナトリウム、(i
i)ポリカルボン酸ポリアルキルエステル、中鎖脂肪酸
トリグリセリドまたはクロタミトンの中から選ばれた少
なくとも一種の油分、(iii)常温で液状の脂肪酸、
(iv)親水性界面活性剤、(v)水を含有してなるジ
クロフェナクナトリウム含有O/W型エマルションを貼
付剤の膏体中に分散してなることを特徴とするジクロフ
ェナクナトリウム含有貼付剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4562493A JPH06219940A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 貼付剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4562493A JPH06219940A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 貼付剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06219940A true JPH06219940A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=12724531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4562493A Pending JPH06219940A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 貼付剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06219940A (ja) |
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