JPH0621910B2 - 連続発光ストロボ装置 - Google Patents

連続発光ストロボ装置

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JPH0621910B2
JPH0621910B2 JP59150407A JP15040784A JPH0621910B2 JP H0621910 B2 JPH0621910 B2 JP H0621910B2 JP 59150407 A JP59150407 A JP 59150407A JP 15040784 A JP15040784 A JP 15040784A JP H0621910 B2 JPH0621910 B2 JP H0621910B2
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JP
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light emission
circuit
switching element
gate
capacitor
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JP59150407A
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博明 中村
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、シャッタレリーズに同期してストロボ写真撮
影を行なうためのストロボ装置、詳しくはフォーカルプ
レーンシャッタを採用するカメラにおいて、ストロボ同
調秒時以上の高速秒時でも同調発光できる連続発光(フ
ラット発光)ストロボ装置の励起装置に関する。
(従来技術) 二本の閃光放電管を交互に連続して発光させることによ
り一定強度のフラットな発光を得るストロボ装置は、本
出願人の出願した特願昭59−114121号がある。この発明
のものでは、第1および第2の閃光放電管を発光させる
とき、最初の1回目の発光時には、それぞれの閃光放電
管にトリガー電圧を印加する必要があり、そのために別
個のトリガー起動回路が必要で不経済であった。しかも
第2の閃光放電管をトリガーする時には、既にすべての
論理回路が作動しており、トリガーノイズにより論理回
路が誤動作を起こす可能性もあった。
(目的) 本発明は、上述した点に鑑み、二本の閃光放電管をもつ
方式の連続発光(フラット発光)ストロボ装置におい
て、トリガー回路を別個にもつ必要がなく、しかも、ト
リガー起動は1回のみで済むようにしたものである。
(概要) 第1および第2の二本の閃光放電管を連続的に発光制御
することにより、連続発光させるストロボ装置におい
て、発光を開始させるトリガー回路の出力を第1および
第2の閃光放電管のトリガー電極に接続し、第1および
第2の閃光放電管のトリガー起動を同時に行なうととも
に、第1の閃光放電管に接続されたスイッチング素子ま
たは第2の閃光放電管に接続されたスイッチング素子の
いずれか一方のみをオンとなし、第1および第2の閃光
放電管を発光開始するようにして、二本の閃光放電管の
トリガー回路を共通とした。
(実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第1
図および第2図は、本発明の第1実施例を示す連続発光
(フラット発光)ストロボ装置の主回路部100およびそ
の制御回路部200をそれぞれ示している。このストロボ
装置の電源には、周知のDC−DCコンバータからなる電源
回路1が配設されており、その正極出力端からは整流用
ダイオード2を介して正の動作電圧供給ライン1(以
下、ライン1と略称する。)が導出され、また負極出
力端からは負の動作電圧供給ライン0(以下、ライン
0と略称する。)が導出されるとともに、上記ライン
0は接地されている。
両ライン01間にはストロボ発光用の主電源となる
主コンデンサ3が接続されるとともに、抵抗4とネオン
ランプ5との直列回路でなる充電完了表示回路が接続さ
れる。また、抵抗6と抵抗7の直列回路からなる分圧回
路が接続され、抵抗6と抵抗7との接続点からは、後で
説明する制御回路部200のA-Dコンバータ回路部202の端
子Mへメインコンデンサ3の充電電荷に比例した電圧を
出力するようになっている。また、両ライン01
には抵抗9とトリガーコンデンサ10とトリガートランス
11の1次コイルとの直列回路が接続され、上記トリガコ
ンデンサ10と抵抗9の接続点はドリガーサイリスタ12の
アノードに接続され、同サイリスタ12のカソードはライ
0に接続され、ゲートは抵抗13を介してライン0
接続されている。また、トリガーサイリスタ12のゲート
には抵抗14,コンデンサ15およびオアゲート16を介して
第1閃光放電管X1および第2閃光放電管X2の発光トリガ
ー信号A1,A2が供給されるようになっている。
トリガートランス11の2次コイルの一端はライン0
接続され、他端はキセノン放電管などの第1,第2の閃
光放電管X1,X2のトリガー電極に接続されている。
更にライン10間には、抵抗17,ダイオード18,第
2転流コンデンサ27および抵抗28の直列回路が接続さ
れ、上記ダイオード18と第2転流コンデンサ27の接続点
は第3のスイッチング素子であるサイリスタ19のアノー
ドに接続され、同サイリスタ19のカソードはライン0
に接続されるとともに、ゲートは抵抗20を介してライン
0に接続されている。また、同サイリスタ19のゲート
には抵抗21,コンデンサ22およびオアゲート23を介して
発光停止信号B1およびB2が供給されるようになってい
る。
第1閃光放電管X1の一方の電極はコイル24とダイオード
25の並列回路を介してライン1に接続され、他方の電
極は第1のスイッチング素子である主サイリスタ29のア
ノードに接続されるとともに、転流コンデンサ34および
第2転流コンデンサ27と抵抗28の接続点に接続されてい
る。上記主サイリスタ29のカソードはライン0に接続
され、同主サイリスタ29のゲートは抵抗30を介してライ
0に接続されるとともに、抵抗31,コンデンサ32お
よびオアゲート33を介して、発光開始信号(発光再開信
号)C1,C2が供給されるようになっている。
第2閃光放電管X2の一方の電極はコイル24とダイオード
25の並列回路を介してライン1に接続され、他方の電
極は第2のスイッチング素子である転流サイリスタ35の
アノードに接続されるとともに、上記転流コンデンサ34
に接続されている。上記転流サイリスタ35のカソードは
ライン0に接続され、同転流サイリスタ35のゲートは
抵抗36を介してライン0に接続するとともに、抵抗3
7,コンデンサ38およびオアゲート39を介して、発光開
始信号(発光再開信号)D1,D2が供給されるようになっ
ている。
このように構成された主回路部100には、次に説明する
制御回路部200が接続される。すなわち、制御回路部200
は、第2図に示すように、測光回路部201,A−Dコンバ
ータ部202および総発光時間設定回路部203とを含んで構
成されている。
なお、本実施例のストロボ装置は、通常の「閃光発光モ
ード」と「連続発光(フラット発光)モード」とが選択
できるようになっており、「閃光発光モード」時には通
常のオートストロボ装置として働き、「連続発光(フラ
ット発光)モード」時にはシャッタが閉じるまで連続発
光(フラット発光)が持続するようになっている。
第2図において、アンドゲート40の一方の入力端には図
示しないカメラ本体からの連続発光(フラット発光)開
始信号x1が供給されるようになっていて、同アンドゲー
ト40の出力端は、入力信号が低レベル(以下、Lレベル
という。)から高レベル(以下、Hレベルという。)に
立上がったときに所定幅のHレベルのパルスを出力する
ワンショットマルチバイブレータからなるパルス発生回
路41の入力端に接続されている。同パルス発生回路41の
出力端はそのまま第1図に示す主回路部100のオアゲー
ト16の入力端およびオアゲート39の入力端に接続され、
発光トリガ信号A1および発光開始信号D1として送出され
るようになっている。上記アンドゲート40の他方の入力
端は、インバータ43の入力端とモード切換スイッチ44の
可動接片端子とに接続されている。同モード切換スイッ
チ44の第1の固定接点端子44Aは動作電圧+Bが印加さ
れる端子に接続され、第2の固定接点端子44Bは接地さ
れている。
アンドゲート45の一方の入力端には、図示しないカメラ
本体から閃光発光開始信号x2が供給されるようになって
いて、他方の入力端には上記インバータ43の出力端が接
続されている。同アンドゲート45の出力端は、上記パル
ス発生回路41と同様のパルス発生回路46の入力端に接続
され、同パルス発生回路46の出力端はそのまま第1図に
示す主回路部100のオアゲート16の入力端およびオアゲ
ート33の入力端にそれぞれ接続され、発光トリガ信号A2
および発光再開信号C2を送出するようになっている。ま
た、パルス発生回路46の出力端は、フリップフロップ回
路(以下、FF回路と略称する。)47のセット入力端に
接続されている。同FF回路47の出力端はインバータ48
を介して測光回路部201のNPN形のスイッチングトランジ
スタ50のベースに接続している。また、動作電圧+Bが
印加される端子と接地端の間には、抵抗51とフイルム感
度や絞りなどの情報に対応して抵抗値が設定される可変
抵抗52との直列回路が接続されるとともに、NPN形のフ
ォトトランジスタ53のコレクタ・エミッタと抵抗54と積
分用のコンデンサ55とを順次接続した直列回路が接続さ
れている。そして、上記抵抗51と可変抵抗52との接続点
は電圧比較回路を形成するオペアンプ56の非反転入力端
に接続され、同オペアンプ56の反転入力端には、上記抵
抗54とコンデンサ55との接続点が接続されている。ま
た、コンデンサ55の両端には上記トランジスタ50のコレ
クタおよびエミッタがそれぞれ接続されている。上記オ
ペアンプ56の出力端はインバータ57を介して上記パルス
発生回路41と同様のパルス発生回路58の入力端に接続さ
れ、同パルス発生回路58の出力端は上記FF回路47のリ
セット入力端に接続されるとともに、第1図に示した主
回路部100のオアゲート23の入力端に接続され、発光停
止信号B2が送出されるようになっている。
また、上記パルス発生回路41の出力端はFF回路60のセ
ット入力端に接続され、同FF回路60の出力端はインバ
ータ70を介しA−Dコンバータ部202のオアゲート71およ
びオアゲート72のそれぞれ一方の入力端に接続されてい
る。同オアゲート71の出力端は抵抗73を介しNPN形のス
イッチングトランジスタ74に接続される。同トランジス
タ74のエミッタは接地されるとともに、コレクタは抵抗
75を介してPNP形のスイッチングトランジスタ76のベー
スに接続され、このトランジスタ76のコレクタ・エミッ
タは積分用コンデンサ78の両端に接続される。動作電圧
+Bが印加される端子と接地端の間には、上記積分用コ
ンデンサ78と定電流回路77の直列回路が接続されてい
る。そして、定電流回路77とコンデンサ78の接続点はオ
ペアンプ87の反転入力端に接続されている。同様にオア
ゲート72の出力端は抵抗79を介してNPN形のスイッチン
グトランジスタ80のベースに接続している。同トランジ
スタ80のエミッタは接地されるとともに、コレクタは抵
抗81を介してPNP形のスイッチングトランジスタ82のベ
ースに接続され、このトランジスタ82のコレクタ,エミ
ッタは積分用コンデンサ85の両端に接続される。動作電
圧+Bが印加される端子と接地端の間には、上記積分用
コンデンサ85と定電流回路84の直列回路が接続される。
そして、積分用コンデンサ85と定電流回路84の接続点は
オペアンプ89の反転入力端に接続されている。一方、第
1図の抵抗6と抵抗7との接続点から導出された主コン
デンサ3のチャージに比例した電圧を出力する端子Mは
上記オペアンプ87とオペアンプ89の各非反転入力端にそ
れぞれ抵抗86,抵抗88を介して接続されている。同オペ
アンプ87,89の各出力端はそれぞれオアゲート90の各入
力端にそれぞれ接続され、同オアゲート90の出力端はF
F回路91のセット入力端に接続している。同FF回路91
の出力端は上記オアゲート72の一方の入力端に接続され
るとともに、インバータ92を介して上記オアゲート71の
一方の入力端に接続している。
また、上記FF回路91の出力端は上記パルス発生回路41
と同様のパルス発生回路97の入力端に接続され、同パル
ス発生回路97の出力端は第1図に示した主回路部100の
オアゲート33の入力端に接続されていて、発光開始信号
C1が送出されるようになっている。さらにFF回路91の
出力端は上記インバータ92を介してアンドゲート94の一
方の入力端に接続され、アンドゲート94の出力端は上記
パルス発生回路41と同様のパルス発生回路98の入力端に
接続され、同パルス発生回路98の出力端は第1図に示し
た主回路部100のオアゲート39の入力端に発光再開信号D
2が送出されるようになっている。また、上記FF回路9
1の出力端は上記インバータ92を介してアンドゲート96
の一方の入力端に接続され、同アンドゲート96の出力端
は上記パルス発生回路41と同様のパルス発生回路99の入
力端に接続され、同パルス発生回路99の出力端は第1図
に示した主回路部100のオアゲート23の入力端に発光停
止信号B1および制御回路部200の全てのリセット端子に
リセット信号を送出するようになっている。
また、FF回路60の出力端は総発光時間設定回路部203
のアンドゲート63の入力端に接続されており、同アンド
ゲート63の他方の入力端は、発振回路62の出力端に接続
されていて、同発振回路62と動作電圧+Bの印加端子間
には発振周波数設定用の抵抗66とコンデンサ67が接続さ
れている。上記アンドゲート63の出力端はプリセットカ
ウンタ64のカウント入力端に接続され、同プリセットカ
ウンタ64の出力端はFF回路65のセット入力端に接続さ
れ、同FF回路65の出力端は上記アンドゲート96の他方
の入力端に接続しているとともに、インバータ95を介し
て上記およびアンドゲート94の他方の入力端に接続して
いる。上記プリセットカウンタ64は、連続発光(フラッ
ト発光)時における総発光時間設定信号x3でプリセット
される。この信号x3はフォーカルプレーンシャッタの先
幕が走行を開始してから後幕が走り終る時間、すなわ
ち、フィルムが露光し始めてから露光が終了する時間以
上に設定されている。
このように構成された本実施の連続発光(フラット発
光)ストロボ装置の動作を説明する。
「閃光発光モード」の動作を先ず説明する。
このモードの場合には、切換スイッチ44の可動接片が第
2の固定接点端子44B側に切換えられる。すると、アン
ドゲート40の一方の入力端がLレベルになるので、同ア
ンドゲート40は閉じられ、図示しないカメラ本体側から
の連続発光信号x1は受付けなくなる。従って、図示しな
いカメラ本体から閃光発光開始信号x2が入力すると、ア
ンドゲート45はインバータ43を介して開かれているの
で、パルス発生回路46にHレベルのワンショットパルス
が発生し、このパルスは第1図に示した主回路部100の
オアゲート16,33の各入口端に発光トリガー信号A2およ
び発光開始信号C2として送出される。この発光トリガー
信号A2はオアゲート16,コンデンサ15および抵抗14を介
して第1および第2の閃光放電管X1,X2のトリガーサイ
リスタ12を導通させ、トリガーコンデンサ10にチャージ
されていた電荷をトリガートランス11の1次コイルに流
し、同トランス11の2次コイル側に高電圧を発生させ、
これをトリガー電極に印加して第1および第2の閃光放
電管を励起させる。また、同時に、発光開始信号C2はオ
アゲート33,コンデンサ32および抵抗31を介し第1のス
イッチング素子である主サイリスタ29のゲートを点弧
し、同サイリスタを導通させる。よって、主コンデンサ
3に蓄積されていた電荷はコイル24,第1の閃光放電管
X1および主サイリスタ29を通して流れ、第1の閃光放電
管X1は発光を開始する。このとき、転流コンデンサ34は
最初チャージされていないので、第2の閃光放電管X2
主コンデンサ3→コイル24→第2閃光放電管X2→転流コ
ンデンサ34→主サイリスタ29の経路で電流が流れて発光
を開始するが、転流コンデンサ34が充電されるとその発
光を停止する。
また、パルス発生回路46のHレベルの出力によって、F
F回路47がセットされ、同FF回路47の出力がインバー
タ48で反転されて、トランジスタ50のベースをLレベル
にするので、トランジスタ50はオフとなる。すると、測
光回路部201は動作状態に入り、フォトトランジスタ53
に発生した光電流がコンデンサ55によって積分される。
また、可変抵抗52の抵抗値はフイルム感度や絞り情報に
よりあらかじめ設定されている。コンデンサ55の積分電
圧が抵抗51と可変抵抗52の接続点の電圧である基準電圧
(適正光量判定レベル)を越えると、オペアンプ56の出
力がLレペルに反転してインバータ57の出力がHレベル
になり、パルス発生回路58の出力端からワンショットパ
ルスが生じ、発行停止信号B2を第1図に示す主回路部10
0のオアゲート23の入力端に送出するとともに、FF回
路47のリセット端子に入力して側光回路部201を初期状
態に戻す。上記発光停止信号B2は、オアゲート23,コン
デンサ22および抵抗21を介して第3のスイッチング素子
である第2転流サイリスタ19を導通させ、第2転流コン
デンサ27に蓄積されていた電荷は放電々流として転流サ
イリスタ19を通して流れ、主サイリスタ29に逆バイアス
をかけて、導通している第1スイッチング素子である主
サイリスタ29をオフにする。従って適正光量になると発
光している第1の閃光放電管X1はここに発光を停止し、
閃光発光撮影が終了する。
次に、「連続発光(フラット発光)モード」の場合につ
いて説明する。この場合には、モード切換スイッチ44の
可動接片を固定接点端子44A側に切換える。すると動作
電圧+Bがアンドゲート40の入力端に供給されるので、
このアンドゲート40は開かれるが、アンドゲート45はイ
ンバータ43を介して接続されているので、Lレベルの出
力が同アンドゲート45の入力端に供給され、このため同
アンドゲート45は閉じた状態になる。従って図示しない
カメラ本体からの連続発光開始信号x1の入力は許容され
るが、閃光発光開始信号x2の入力は許容されなくなる。
カメラ側から連続発光開始信号x1が入力すると、アンド
ゲート40はパルス発生回路41に信号を伝達し、同パルス
発生回路41からはHレベルのワンショットパルスが出力
される。このパルスは第1図に示す主回路部100のオア
ゲート16の入力端およびオアゲート39の入力端に発光ト
リガー信号A1および発光開始信号D1を送出する。この発
光トリガー信号A1は、オアゲート16,コンデンサ15およ
び抵抗14を介してトリガーサイリスタ12を導通しトリガ
ートランス11の1次コイルにトリガーコンデンサ10にチ
ャージされていた電荷を放電々流として流し、トリガー
トランス11の2次コイルに高電圧を発生させて、これを
第1,第2の閃光放電管X1,X2のトリガー電極に与え、
同放電管X1,X2を励起させる。また、これと同時に発光
開始信号D1がオアゲート39,コンデンサ38および抵抗37
を介して第2のスイッチング素子である転流サイリスタ
35を導通し、主コンデンサ3にチャージされた電荷はコ
イル24,上記励起状態の第2の閃光放電管X2および転流
サイリスタ35のアノード・カソードを通して放電々流と
して流れ、第2閃光放電管X2は発光を開始する。
一方、閃光放電管X1は、閃光放電管X1→転流コンデンサ
34→第2スイッチング素子である転流サイリスタ35を通
して電流が流れるため発光するが、転流コンデンサ34に
充電されるのに伴い第1の閃光放電管X1の発光は減衰す
る。
さらに、これと同時にパルス発生回路41から出力された
Hレベルのワンショットパルスは、FF回路60をセット
し、同FF回路60の出力がHレベルとなる。このHレベ
ルの出力はインバータ70によりLレベルに反転され、A
−Dコンバータ部202の二つのオアゲート71および72の
それぞれ一方の入力端にLレベルで入力して、このA−
Dコンバータ部202は動作状態に入る。
次にこのA−Dコンバータ部202の動作をさらに詳しく
説明する。第1図に示した主回路部100の抵抗6と抵抗
7の接続点から、主コンデンサ3に蓄積された電荷に比
例した電圧が端子Mに印加される。符号84,77は定電流
回路であって、FF回路60の出力がLレベルとなれば、
FF回路91の出力に関係なくオアゲート71およびオアゲ
ート72の出力はHとなり、トランジスタ74およびトラン
ジスタ80はオンとなり、このA−Dコンバータ部202は
動作しないようになっている。
したがって、A−Dコンバータ部202は最初のトリガー
信号と同期してFF回路60がHレベルとなると、オアゲ
ート71およびオアゲート72の出力がはじめてFF回路91
の出力に依存するようになっている。同FF回路91の出
力は、はじめLレベルであるので、トランジスタ80はオ
フ、トランジスタ74はオンとなり、よってトランジスタ
82がオフ,トランジスタ76がオンとなり、コンデンサ85
の定電流回路84による充電が開始される。このコンデン
サ85の充電々圧すなわちオペアンプ89の反転入力端が非
反転入力端の電位を下まわると、オペアンプ89の出力は
LレベルからHレベルと変化し、オアゲート90を通して
FF回路91に信号を送ることになる。よって、FF回路
91の出力はHレベルとなり、トランジスタ80がオン,ト
ランジスタ74がオフとなる。よって、コンデンサ85はト
ランジスタ82により瞬時に放電し、コンデンサ78は定電
流回路77による充電を開始する。コンデンサ78の電圧す
なわち、オペアンプ87の反転入力端の電位が非反転入力
端の電位よりも下回ると、オペアンプ87の出力はLレベ
ルからHレベルとなり、オアゲート90を通じてFF回路
91の出力はHレベルからLレベルとなり、再び充電をく
り返す。このように、FF回路91によりパルス列が発生
する。ここでパルスの周期は、オペアンプ89の非反転入
力端の電圧に依存することになる。すなわち、主コンデ
ンサ3の電圧が高いときには周期が短くなり、主コンデ
ンサ3の電圧が低いときには周期が長くなるようになっ
ている。
発光輝度はFF回路91からのパルスの長さに比例するの
で、定電流回路84および77の電流値を変えてやることに
より発光輝度を変化させることもできる。
A−Dコンバータ部202のFF回路91の最初のHレベル
の出力は、パルス発生回路97からワンショットパルスを
発生し、第1図のオアゲート33の入力端に発光開始信号
C1を送出する。この信号はオアゲート33,コンデンサ32
および抵抗31を介し、第1スイッチング素子である主サ
イリスタ29を導通し、転流コンデンサ34に蓄積されてい
た電荷を同サイリスタ29を通して放電々流として流し、
第2のスイッチング素子である転流サイリスタ35に逆バ
イアスをかけて第2の閃光放電管X2の発光を停止させる
とともに、第1の閃光放電管X1を上昇発光させる。ここ
に、発光していた閃光放電管X2は、同放電管X2→転流コ
ンデンサ34→第1スイッチング素子である主サイリスタ
29の径路で電流が流れ、転流コンデンサ34に充電しなが
ら一度上昇発光を行なった後減衰発光に移る。
次に、A−Dコンバータ部202のFF回路91のHレベル
からLレベルへの反転により、インバータ92を介してH
レベルとなった信号は開かれているアンドゲート94を介
しパルス発生回路98からワンショットパルスを発生し、
第1図のオアゲート39の入力端へ発光再開信号D2を送出
する。この信号はオアゲート39,コンデンサ38および抵
抗37を介し第2のスイッチング素子である転流サイリス
タ35を導通させ、閃光放電管X1の発光とともに転流コン
デンサ34に充電された電荷を放電々流として流して第1
のスイッチング素子である主サイリスタ29に逆バイアス
をかけて第1の閃光放電管X1の発光を停止させると共に
第2の閃光放電管X2の発光が開始する。以下、順次この
くり返しを行うことによって閃光放電管X1および閃光放
電管X2が交互に発光することによって連続発光(フラッ
ト発光)を行なうことになる。この時、第1または第2
の閃光放電管X1,X2はその消イオン時間内に第1または
第2のスイッチング素子が導通するので、最初の一回目
の発光開始時のみトリガートランス11からの高電圧が印
加されてそれぞれ発光するが、二回目以降は消イオン時
間以内に第1または第2のスイッチング素子が点弧した
だけで発光が再開する。なお、第2図に示したA−Dコ
ンバータ部202は、FF回路91からパルス列を発生する
が、通常のA−Dコンバータとは違い、パルス列のHレ
ベルの期間およびLレベルの期間ともに入力電圧(この
場合、主コンデンサ3に蓄積された電荷に比例した端子
Mの電圧)の影響を受けて変化するようになっているた
め非常に正確に動作する。
また、パルス発生回路97および98を作動させる際、FF
回路91の出力パルスは、そのHレベルおよびLレベルの
部分のエッジトリガーでもマスター・スレーブのどちら
でもよい。
次に、FF回路60の出力端がHレベルとなっているの
で、総発光時間設定回路部203のアンドゲート63は開
き、あらかじめ決められた周波数のパルスを発振する発
振回路62からのパルス列を通し、これをプリセットカウ
ンタ64に入力させる。このプリセットカウンタ64はフォ
ーカルプレーンシャッタの先幕が走り始めてから後幕が
走り終るまでの時間、すなわち、フイルムが露光開始し
てから露光終了するまでの時間以上である総発光時間x3
がプリセットされている。そして、このx3によって設定
されたパルス数をカウントした後、Hレベルの出力が発
生するようになっている。この出力は、FF回路65に入
力してこれをセットし、その出力端をHレベルとするの
で、アンドゲート96を開き、アンドゲート94を閉じる。
したがって、A−Dコンバータ部202のFF回路91のLレ
ベルの出力がインバータ92でHレベルとなって開かれて
いるアンドゲート96を通してパルス発生回路99からワン
ショットパルスを発生し、制御回路部200の各FF回路
およびプリセットカウンタのリセット端子にリセット信
号を送出し制御回路部200を初期状態に戻すとともに、
第1図のオアゲート23の入力端に発光停止信号B1を送出
する。この信号はオアゲート23,コンデンサ22および抵
抗21を介して第3のスイッチング素子である第2転流サ
イリスタ19を導通させ、第2転流コンデンサ27に蓄積し
ていた電荷を同サイリスタ19を通して放電々流として流
し、導通している第1のスイッチング素子に逆バイアス
をかけることによって発光している第1の閃光放電管X1
の発光を停止させる。このようにして、あらかじめ決め
られた総発光時間にわたり、第1,第2の閃光放電管
X1,X2は交互に発光をくり返すことにより連続発光(フ
ラット発光)することになり、最初の1回目の発光を起
動するトリガー回路を第1,第2の閃光放電管X1,X2
共通のものとしたためその回路構成が簡単になり、しか
も2回目のトリガー回路起動時のノイズが発生しないの
でノイズによる誤動作の可能性が非常に少ないものとな
る。
次に、第3図、第4図に基づいて、本発明の第2実施例
を説明する。なお、この第2実施例において前記第1実
施例と同じ構成部分は同一符号を付し、その説明は省略
する。
第3図は、本発明の第2実施例を示す主回路部300を示
し、第4図はその制御回路部400を示している。第1実
施例と相違する点は、主回路部300では転流コンデンサ3
4の電荷を逃すために抵抗139を第2スイッチング素子で
ある転流サイリスタ35のアノード・カソード間に並列に
設けた点と、制御回路部400ではパルス発生回路41およ
びパルス発生回路46の各出力端をオアゲート42の両入力
端にそれぞれ接続し、その出力端からの信号を主回路部
300の発光トリガー端子A0およびオアゲート33の入力端
に、それぞれ発光トリガー信号Aおよび発光開始信号C1
として、加えるようにした点である。
第1図に示した前実施例では、継続発光(フラット発
光)の終了時点で、転流コンデンサ34は第2スイッチン
グ素子である転流サイリスタ35のアノード側が+に、第
1スイッチング素子である主サイリスタ29のアノード側
が−にチャージされたまま回路が停止するようになって
いる。従って、転流コンデンサ34のチャージ電荷の放電
ループが形成されないので、次に発光開始を行なうとき
第2のスイッチング素子である転流サイリスタ35から先
にオンとした方がよい。なぜなら、第1のスイッチング
素子である主サイリスタ29からオンすると、転流コンデ
ンサ34が大きな電圧でチャージされていると第2の閃光
放電管X2の発光が十分に行われないまま発光停止をする
ため、第2の閃光放電管X2は十分なイオン化ができず、
次に、第2のスイッチング素子である転流サイリスタ35
がオンとなっても、第2の閃光放電管X2が発光を開始し
ないという誤動作につながりかねないからである。その
ため、この第2実施例では、第1スイッチング素子29ま
たは第2のスイッチング素子35のどちらがオンとなって
も、転流コンデンサ34は放電抵抗39によって残留電荷が
零になっているから、その容量分は必ず発光を行なうた
めに十分に閃光放電管のイオン化ができることになる。
また、制御回路部400は閃光放電管X1,X2のどちらから
発光してもよいので、パルス発生回路41,46の出力端か
らオアゲート42を介し、発光トリガー信号A,発光開始
信号C1を共通に取り出すようになっている。
なお、この実施例では、転流コンデンサ34の放電ループ
を第2のスイッチング素子35のアノード・カソート間に
並列に抵抗139を設けて形成したものであるが、この抵
抗を転流コンデンサ34に並列に設けても同様の効果が得
られる。
次に、第5図に基づき、本発明の第3の実施例を説明す
る。なお、この実施例において前記第1実施例と同じ構
成部分は同一符号を符し、その説明は省略する。
この実施例の制御回路部500と上記第1実施例との主な
相違点は、後者が主コンデンサ3にチャージされた電圧
に比例した信号をA−Dコンバータ部202に入力して連
続発光(フラット発光)を得るのに対し、前者すなわち
この実施例では直接閃光放電管の発光輝度を検出して制
御を行なっている点、および遅延回路を使用して最初の
閃光放電管の発光で輝度検知回路部502が転流コンデン
サに十分チャージされない状態で誤作動するのを防止す
るようにした点である。
この制御回路部500は、測光回路部201と輝度検知回路部
502と総発光時間設定回路部203とから構成されている。
測光回路部201と総発光時間設定回路部203の構成は上記
第2図および第4図に示した第1,第2実施例のものと
同じであり、主回路部は第3図の第2実施例のものと同
一である。
すなわち、FF回路60の出力端はインバータ70を介し輝
度検知回路部502のNPN形のスイッチングトランジス
タ171のベースに接続される。本実施例における放電管
の輝度検知は閃光放電管の反射傘の近傍に受光ダイオー
ド173が配設され、これによって閃光放電管の発光を直
接受光し電気信号に変換するようになっている。すなわ
ち、オペアンプ172の反転入力端には受光ダイオード173
のカソードが接続され、同受光ダイオード173のアノー
ドは非反転入力端に接続されるとともに接地されてい
る。また、このオペアンプ172の反転入力端と自からの
出力端の間には抵抗174が接続されている。さらに、オ
ペアンプ172の出力端は、上記スイッチングトランジス
タ171のコレクタに接続されており、このトランジスタ1
71のエミッタは接地されている。オペアンプ172の出力
端は電圧比較回路を構成するオペアンプ175の反転入力
端に接続されている。そして、動作電圧+Bが印加され
る端子と接地端子間に直列に接続された抵抗176と可変
抵抗177からなる分圧回路の接続点がオペアンプ175の非
反転入力端に接続されている。上記可変抵抗177はシャ
ッタ秒時などに応じてその抵抗値が設定される抵抗であ
る。上記オペアンプ175の出力端はインバータ178の入力
端に接続され、その出力端はFF回路179のセット入力
端に接続される。同FF回路179の出力端は入力信号が
LレベルからHレベルに立上がったときに所定幅のHレ
ベルのパルスを出力するワンショットマルチバイブレー
タからなるパルス発生回路180の入力端に接続され、同
パルス発生回路180の出力端はアンドゲート183およびア
ンドゲート184のそれぞれ一方の入力端に接続してい
る。アンドゲート183の出力端は第3図に示す主回路部3
00のオアゲート23の入力端に接続され、発光停止信号B2
を送出する。アンドゲート184の出力端はアンドゲート1
85の一方の入力端に接続され、同アンドゲート185の出
力端は第3図の主回路部300の第2スイッチング素子35
への信号入力端子D0に接続されていて、発光開始信号
(発光再開信号)Dを送出する。上記FF回路179の出
力端はインバータ181の入力端に接続され、同インバー
タ181の出力端は上記パルス発生回路180と同様のパルス
発生回路182の入力端に接続され、同パルス発生回路182
の出力端は第3図のオアゲート33の入力端へ接続され発
光開始信号(発光再開信号)C2を送出する。
一方、総発光時間設定回路部203のFF回路65の出力端
は、アンドゲート183の他方の入力端に接続されるとと
もに、インバータ168を介しアンドゲート184の他方の入
力端に接続している。
また、パルス発生回路41の出力端はFF回路186のセッ
ト入力端に接続され、同FF回路186の出力端はインバ
ータ189を介しアンドゲート185の他方の入力端に接続す
るとともに、アンドゲート187の一方の入力端に接続さ
れる。同アンドゲート187の出力端は遅延回路188の入力
端に接続され、その遅延回路188の出力端は上記FF回
路186のリセット端子に接続するとともに第3図の主回
路部300の第2スイッチング素子35への信号入力端子D0
に接続して発光再開信号Dを送出するようになってい
る。
次に、この実施例の動作について説明する。「閃光発光
モード」のときは、上記第2図に示した第1実施例と全
く同じであるから、その説明は省略する。
「連続発光(フラット発光)モード」の場合、モード切
換スイッチ44の可動接片を固定接点端子44A側に切換え
る。動作電圧+Bの電圧がアンドゲート40を開き、図示
しないカメラ本体から連続発光信号x1を通し、パルス発
生回路41の出力端にHレベルのワンショットパルスが出
力する。このパルスはオアゲート42を介し第3図の主回
路部300の端子A0に発光トリガー信号Aとして供給され
る。また、オアゲート33の入力端に発光開始信号C1とし
て供給されるので、第1の閃光放電管X1は発光を開始す
る。
さらにパルス発生回路41のHレベルの出力はFF回路60を
セットし、その出力はインバータ70でLレベルとなるの
で、輝度検知回路部502のスイッチングトランジスタ171
がオフとなり、この回路部502は直ちに動作を開始す
る。閃光放電管の発光によるフォトトランジスタ173の
光電流が上昇し、オペアンプ172からなるフォトセンス
・アンプ回路により測光電流を増幅し、その出力電圧は
電圧比較回路を構成するオペアンプ175の反転入力端に
印加される。そして電源電圧+Bを抵抗176と可変抵抗1
77によって分圧した基準電位とが比較され、この比較電
圧が基準電位を越えるとオペアンプ175の出力は反転し
てLレベルとなり、このLレベルはインバータ178で反
転してHレベルとなりFF回路179はセットされる。した
がって、パルス発生回路180よりワンショットパルスが
発生する。このとき、アンドゲート184とアンドゲート1
87は開かれ、アンドゲート183とアンドゲート185のゲー
トは閉じられた状態になっているから、パルス発生回路
180の出力はアンドゲート184およびアンドゲート187を
通って遅延回路188に伝達される。この遅延回路188で遅
延した出力は第3図の主回路部300の入力端子D0へ発光
開始信号Dを送出する。この信号はコンデンサ38および
抵抗37を介し第2スイッチング素子である転流サイリス
タ35を導通させ、発光していた第1の閃光放電管X1は減
衰発光に転じ、第2の閃光放電管X2は上昇発光をするよ
うになる。これと同時に、遅延回路188の出力は、FF回
路186をリセットしてその出力をLレベルにする。する
と、アンドゲート187を閉じるとともにアンドゲート185
を開く。第1の閃光放電管X1の減衰発光により輝度が落
ち、次に、第2の閃光放電管X2の上昇発光により輝度が
再び上昇しはじめて、オペアンプ175の反転入力端の電
位が非反転入力端の電位を越えると、FF回路179に信号
が送られてHレベルからLレベルにセットされ、この信
号はインバータ181を介しHレベルとなり、パルス発生
回路182からワンショットパルスを出力する。この発光
再開信号C2は第3図の主回路部300のオアゲート33に送
出されるので、オアゲート33,コンデンサ32および抵抗
31を介して第1スイッチング素子である主サイリスタ29
を導通する。すると、発光していた第2の閃光放電管X2
は減衰発光に転じ、第1の閃光放電管X1が上昇発光に移
る。そして、再び輝度が下り、次に輝度が上ってくる
と、オペアンプ175の反転入力端の電位が非反転入力端
の電位を越え、FF回路179にHレベルの信号が送られ、
パルス発生回路180からワンショットパルスを出力し、
アンドゲート184およびアンドゲート185を介して第3図
の主回路部300の信号入力端子D0に発光再開信号Dを送
出する。すなわち、第1,第2の閃光放電管X1,X2は以
上の動作をくり返し、交互に発光して連続発光(フラッ
ト発光)を行なうようになっている。
なお、輝度検知回路部502は、可変抵抗177の調整により
発光輝度を決定している。また、もちろん前記放電抵抗
139を第2のスイッチング素子35の両端間に挿入し、最
初の起動を第2のスイッチング素子である転流サイリス
タ35から行なうようにしてもかまわない。
一方、FF回路60のHレベルの出力は総発光時間設定回
路部203のアンドゲート63を開き、抵抗66とコンデンサ6
7で設定された周波数のパルス列を発振する発振回路62
からのパルスを通すようになる。プリセットカウンタ64
はフォーカルプレーンシャッタの先幕が走り始め、後幕
が走り終るすなわち、フイルムが露光し始めてから露光
が終了する時間以上に総発光時間設定信号x3でプリセッ
トされており、この設定したパルスをカウントした後H
レベルの出力を出しFF回路65をセットし、その出力を
LレベルからHレベルにする。したがって、アンドゲー
ト183のゲートが開かれ、アンドゲート184のゲートが閉
じられる。次のパルス発生回路180の出力は、アンドゲ
ート183を通って第3図の主回路部300のオアゲート23の
入力端に発光停止信号B2を送出することになる。この信
号はオアゲート23,コンデンサ22および抵抗21を介し、
第3のスイッチング素子であるサイリスタ19を導通し、
発光している閃光放電管がX1であってもX2であっても直
ちに発光を停止させ、全発光を終了する。
この実施例では、最初の1発目の閃光放電管の発光は第
1および第2の閃光放電管X1とX2は相補関係がなく、大
きな輝度となり、十分に転流コンデンサ34に充電する前
に輝度検知回路部502が働き、端子D0に発光開始信号D
が供給され、第2のスイッチング素子である転流サイリ
スタ35を導通するが転流コンデンサ34には十分な電圧が
蓄積されていないためにミス転流を起し、第1スイッチ
ング素子と第2スイッチング素子の両方がオンとなった
まま発光を続けるという現象が起る可能性がある。これ
を、一回目の発光時にのみ遅延回路188で信号を遅延さ
せ、十分に転流コンデンサ34に充電を行なってから連続
発光に移るようにしたものであって、誤作動の可能性が
さらに少ないものとなっている。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば二本の閃光放電管
を使用して交互に発光をくり返して連続発光(フラット
発光)を行なうものであるが、二本の閃光放電管の起動
回路を共通のものを使用することにより、その回路構成
を簡単にし、かつ制御回路部が作動しているにもかかわ
らずトリガーノイズの入り込む余地を無くして誤作動の
可能性が非常に少ない連続発光(フラット発光)ストロ
ボ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す連続発光ストロボ装
置の主回路部を示す電気回路図、 第2図は、上記第1図の主回路部を作動させる制御回路
部の電気回路図、 第3図は、本発明の第2実施例を示す連続発光ストロボ
装置の主回路部を示す電気回路図、 第4図は上記第3図の主回路部を作動させる制御回路部
の電気回路図、 第5図は、本発明の第3実施例を示す連続発光ストロボ
装置の制御回路部の電気回路図である。 3……主コンデンサ X1……第1の閃光放電管 X2……第2の閃光放電管 29……第1のスイッチング素子 34……転流コンデンサ 35……第2のスイッチング素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主コンデンサと並列に接続された、第1の
    放電管と第1のスイッチング素子からなる第1の直列回
    路と、 上記主コンデンサと並列に接続された、第2の放電管と
    第2のスイッチング素子からなる第2の直列回路と、 上記第1の放電管と第1のスイッチング素子の第2の放
    電管と第2のスイッチング素子の接続点との間に接続さ
    れた転流コンデンサと、 上記第1の放電管と第2の放電管に共通に接続されたト
    リガ回路と、 上記第1のスイッチング素子と上記第2のスイッチング
    素子に接続され、上記トリガ回路を動作させ上記第1お
    よび第2の放電管を同時に励起状態にすると共に、上記
    第1および第2のスイッチング素子をシャッタ開口中に
    亘って消イオン時間内に交互にオン・オフさせ、上記第
    1および第2の放電管を交互に発光させる発光制御手段
    と、 を具備し、実質的に一定光量の発光を得るようにしたこ
    とを特徴とする連続発光ストロボ装置。
  2. 【請求項2】上記発光制御手段は、上記トリガ回路の動
    作によって上記第1および第2の放電管を励起状態にす
    ると共に、上記第2のスイッチング素子をオンとし、上
    記第1の放電管を流れる電流によって上記転流コンデン
    サを充電し、その後、所定輝度に応じた値に達すると上
    記第1のスイッチング素子をオンとし、上記転流コンデ
    ンサの充電電荷を放電させることによって上記第2のス
    イッチング素子をオフとし、その後、上記転流コンデン
    サを逆充電することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の連続発光ストロボ装置。
  3. 【請求項3】上記第1または第2のスイッチング素子を
    オフさせるための第2転流用スイッチング素子と第2の
    転流用コンデンサを上記第1または第2のスイッチング
    素子に接続したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の連続発光ストロボ装置。
  4. 【請求項4】上記第1または第2のスイッチング素子と
    並列に上記転流用コンデンサの放電用抵抗を接続したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の連続発光ス
    トロボ装置。
JP59150407A 1984-07-19 1984-07-19 連続発光ストロボ装置 Expired - Lifetime JPH0621910B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513225A (en) * 1974-06-27 1976-01-12 Canon Kk Supiidoraitosochino hatsukokudokairo
JPS597937A (ja) * 1982-07-06 1984-01-17 Minolta Camera Co Ltd 複数の閃光放電管を有する電子閃光発光装置

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