JPH0621840A - 複合音響装置 - Google Patents

複合音響装置

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Publication number
JPH0621840A
JPH0621840A JP17801092A JP17801092A JPH0621840A JP H0621840 A JPH0621840 A JP H0621840A JP 17801092 A JP17801092 A JP 17801092A JP 17801092 A JP17801092 A JP 17801092A JP H0621840 A JPH0621840 A JP H0621840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
reception
level
broadcast
station
Prior art date
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Pending
Application number
JP17801092A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Hakamata
武彦 袴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17801092A priority Critical patent/JPH0621840A/ja
Publication of JPH0621840A publication Critical patent/JPH0621840A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、カセットテーププレーヤ、CDプ
レーヤ等の再生装置とRDS用ラジオ受信機とを一体化
した複合音響装置に関し、再生装置の動作中においても
緊急放送が開始されれば自動的に緊急放送を受信できる
複合音響装置を提供することを目的とするものである。 【構成】 コントローラ10は、再生装置の動作中に、
ラジオ受信回路でシーク動作を行い、受信可能局を探
し、さらに緊急放送をチェックし、緊急放送が判定され
た際に再生装置の動作を停止しラジオ受信回路を動作さ
せ緊急放送を受信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヨーロッパで実用化さ
れているラジオデータシステム(RDS)用のラジオ受
信機及びカセットテープ、CDプレーヤ等の記録媒体を
再生する再生装置とを一体化した複合音響装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパで実用化されているRDS
は、FM放送に各種データを多重伝送するシステムであ
り、各種データとして放送局コード(PIコード)、同
一ネットワークの代替周波数リスト(AFリスト)など
がある。図1はRDS用ラジオ受信機の要部の概要を示
している。図1において、1はFM多種放送波を受信す
るアンテナ、2は希望の局を選局し中間周波数(IF)
に変換するためのフロントエンド、3はIF信号を増幅
するIFアンプ、4はPLLシンセサイザであり、この
PLLシンセサイザ4内のプログラム分周器に設定する
分周比データを変更することにより希望の局を選曲する
ことができる。5はFM検波回路であり、このFM検波
回路5の出力が復調回路6に供給され左右のステレオ信
号に分離される。7はFM検波回路5の検波出力からラ
ジオデータ信号を抽出するフィルタであり、このフィル
タ7の出力が復調回路8で復調されデコーダ9でコード
化されたラジオデータが生成される。10はマイクロコ
ンピュータ等からなるコントローラであり、デコーダ9
で生成されたラジオデーダがコントローラ10内のメモ
リに記憶され各種制御に利用される。またコントローラ
10にはIFアンプ3の出力が入力され、受信信号レベ
ルが判定される。
【0003】図2はコントローラ10内のメモリに記憶
されている各種データを示している。メモリ内には現在
受信中の放送の受信周波数f00、現在受信中の放送の放
送局コード(PIコード)PI0、現在受信中の放送と
同一のネットワークの代替周波数リスト(AFリスト)
01、f02、f03、f04、f05・・・・、他のネットワ
ークのPIコードとAFリスト(PI1、f101112
13・・・)、(PI2、f2021222324・・
・)、及び各プリセット釦に対応してオートプリセット
データ(PIコード、受信レベル、AFリスト)等が記
憶されている。
【0004】次に上記従来のラジオ受信機におけるAF
動作(自動追尾動作)について説明する。現在受信中の
放送(受信周波数f00)の受信レベルが所定値以下に低
下すると、コントローラ10は周波数切換え動作を行
う。この周波数切換え動作は、メモリに記憶されている
AFリストの周波数データ群(f01、f02、f03
04、f05・・・)から1つの代替周波数(例えば
01)を呼出し、この代替周波数に対応する分周比デー
タをPLLシンセサイザ4の可変分周器に設定する。こ
のため受信周波数がf00からf01に切換えられる。次に
切換えられた周波数f01の受信レベルが所定値以上か否
か判定され、受信レベルが所定値以上と判定されると、
切換えられた受信周波数(f01)の放送局コードが判定
され、周波数切換え前の放送局コードと一致するか判定
される。ここで放送局コードが一致したと判定される
と、切換えられた周波数f01の放送を継続するが、放送
局コードが一致しないと判定された場合には、周波数切
換え前の受信周波数f00に切換えられる。
【0005】
【発明は解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、カセットテーププレーヤ、コンパクト
ディスクプレーヤ等を動作させている最中に緊急放送が
開始されても、この緊急放送に自動的に切換えることが
できないものであった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、カセットテーププレーヤ、CDプレーヤ等の再
生装置を動作している最中でも緊急放送を自動受信でき
る複合音響装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、記録媒体を再生する再生手段と、ラジオ
受信回路と、上記再生手段の動作中に受信可能局を検出
するシーク手段と、上記シーク手段で検出された局の放
送が緊急放送か否か判定する判定手段と、上記判定手段
により緊急放送が判定された際に上記再生装置の動作を
停止して上記ラジオ受信回路により緊急放送に切換える
切換手段とを具備したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明は上記のような構成であり、カセットプ
レーヤ、CDプレーヤ等の再生装置の動作中にラジオ受
信回路でシークを行い受信可能局を探すとともに、受信
可能局で緊急放送を行っているか判定しているため、再
生装置の動作中においても緊急放送が開始されると、自
動的に緊急放送受信に切換えることができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例について説明する。
本実施例のラジオ受信機のハード構成は図1に示す構成
と同様であるが、コントローラ10におけるAF動作が
異なる。以下に本実施例のAF動作について図3ととも
に説明する。
【0010】現在放送局コードPI0の受信周波数f00
の放送を受信している状態で、受信状態が悪化し受信レ
ベルが所定値以下に低下すると、コントローラ10によ
って図3に示す処理が行われる。まずステップAでAF
リストから同一のネットワークの他の代替周波数(例え
ば周波数f01)に切換える。次にステップBで代替周波
数f01び受信レベルを検出し、ステップCで検出した受
信レベルが所定値より大きいか判定する。ステップCで
受信レベルが所定値より大きいと判定されるとステップ
Dに進み代替周波数f01に100KHz加算した周波数
の受信レベルを調べる。次にステップEで代替周波数f
01から100KHz減算した周波数の受信レベルを調べ
る。次のステップFではステップBで調べた代替周波数
での受信レベルLBとステップD、Eで調べた受信レベ
ルLD、LEとを比較し、(LB−L D)、(LB−LE)が
所定値aより大きいか否か判定する。このステップFで
ステップD、Eで調べたレベルの方がステップBで調べ
た代替周波数のレベルより所定値大きいと判定される
と、ステップGに進み代替周波数の放送局コード(PI
コード)を調べる。一方ステップFで(代替周波数+1
00KHz)、(代替周波数−100KHz)のレベル
が代替周波数のレベルより所定値高いと判定されるとス
テップHに進み元の周波数f00に戻す。ステップGで調
べられた放送局コードが元の周波数f00の放送局コード
と一致するか否かステップIで判定され、一致すると判
定された際には処理を終了し、ステップIで放送局コー
ドが一致しないと判定された際にはスッテプHに進み元
の周波数f00に戻し処理を終了する。
【0011】以上のように上記実施例では、ステップF
で代替周波数f01のレベルと、代替周波数の近傍の周波
数のレベルと比較することにより代替周波数の局が存在
しているか、又は代替周波数の放送局が存在せず代替周
波数の隣接の他の局の影響で代替周波数において所定値
以上のレベルが検出されたかを判定しているため、代替
周波数の局が存在していないにもかかわらず代替周波数
に切換えられることを防止することができるものであ
る。図4、図5は代替周波数と、(代替周波数+100
KHz)、(代替周波数−100KHz)とのレベル関
係を行うか否かを示したものであり、図4に示すように
代替周波数のレベルが所定値より大きくても(代替周波
数+100KHz)又は(代替周波数−100KHz)
のレベルが所定値以上大きい場合には周波数切換えを行
わず、図5に示すように代替周波数レベルが一定値より
大きく、かつ代替周波数レベルが(代替周波数+100
KHz)のレベル及び(代替周波数−100KHz)の
レベルより所定値大きい場合に周波数切換えを行うもの
である。
【0012】なお上記実施例では、代替周波数に100
KHz加算、減算した周波数のレベルを検出している
が、100KHzに限らず、代替周波数の隣接局の影響
を検出できる周波数であれば100KHz以上又は10
0KHz以下の周波数でもよいものである。また上記実
施例では、代替周波数より100KHz高い周波数と1
00KHz低い周波数の両方のレベルを検出している
が、どちらか一方であってもよいものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成であり、カ
セットプレーヤ、CDプレーヤ等の再生装置の動作中で
も緊急放送が開始されると、自動的の緊急放送を受信で
きる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における複合音響装置のブロ
ック図
【図2】同複合音響装置のメモリに記憶される各種デー
タを示す図
【図3】同複合音響装置の緊急放送受信動作のフローチ
ャート
【図4】同複合音響装置の代替周波数の出力レベルを示
す図
【図5】同複合音響装置の代替周波数の出力レベルを示
す図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 フロントエンド 3 IFアンプ 4 PLLシンセサイザ 5 FM検波回路 6 復調回路 7 フィルタ 8 復調回路 9 デコーダ 10 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を再生する再生手段と、ラジオ
    受信回路と、上記再生手段の動作中に受信可能局を検出
    するシーク手段と、上記シーク手段で検出された局の放
    送が緊急放送か否か判定する判定手段と、上記判定手段
    により緊急放送が判定された際に上記再生装置の動作を
    停止して上記ラジオ受信回路により緊急放送に切換える
    切換手段とを具備してなる複合音響装置。
JP17801092A 1992-07-06 1992-07-06 複合音響装置 Pending JPH0621840A (ja)

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JP17801092A JPH0621840A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 複合音響装置

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JP17801092A JPH0621840A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 複合音響装置

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JPH0621840A true JPH0621840A (ja) 1994-01-28

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ID=16040986

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JP17801092A Pending JPH0621840A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 複合音響装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7776214B2 (en) 2005-02-23 2010-08-17 Gs Yuasa Corporation Membrane element

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61123319A (ja) * 1984-11-20 1986-06-11 Sanyo Electric Co Ltd 交通情報放送の自動受信方式
JPH03110926A (ja) * 1989-09-26 1991-05-10 Mitsubishi Electric Corp ラジオデータシステム受信機

Patent Citations (2)

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