JP2762832B2 - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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JP2762832B2
JP2762832B2 JP4066756A JP6675692A JP2762832B2 JP 2762832 B2 JP2762832 B2 JP 2762832B2 JP 4066756 A JP4066756 A JP 4066756A JP 6675692 A JP6675692 A JP 6675692A JP 2762832 B2 JP2762832 B2 JP 2762832B2
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broadcast
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broadcasting
radio receiver
switching
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武彦 袴田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヨーロッパで実用化さ
れているラジオデータシステム(RDS)に使用するラ
ジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパで実用化されているRDS
は、FM放送に各種データを多重伝送するシステムであ
り、各種データとして同一または他の放送局識別コード
(PIコード)、同一または他のネットワークの代替周
波数リスト(AFリスト)、交通情報放送が行われてい
るか否かを示す交通情報アナウス(TA)などがある。
これらの各種データを利用して今までにはない新たな機
能が付加されたRDSラジオ受信機が実用化されてい
る。
【0003】ラジオ受信機の新たな機能の一つとして、
交通情報アナウスが行われている他のネットワークの局
を調べ、現在受信中の放送から交通情報放送に自動切換
えを行い、かつ交通情報アナウスが終了すると自動的に
元の放送に切換える機能が付加されたラジオ受信機が実
用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、他のネットワークの交通情報が開始さ
れると、自動的に交通情報放送に切換えられ、またこの
交通情報放送が終了すると、自動的に元の放送に戻るた
め、ラジオ受信機の誤動作により受信放送が切換えられ
たと誤解されることがあった。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、他のネットワークの交通情報放送に自動的に切
換えられたり、また交通情報終了後に元の放送に自動的
に切換えられてもラジオ受信機の誤動作と誤解されるこ
とがないラジオ受信機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、現在受信中の放送のネットワークと異な
るネットワークの交通情報の放送開始を検出する検出手
段と、上記検出手段で検出されたネットワークの局の受
信状態が所定値より大きいか判定する判定手段と、この
判定手段で受信状態が所定値より大きいと判定された際
に現在受信中の放送から交通情報放送に切換えるととも
に、交通情報放送が終了した際に交通情報放送から元の
放送に自動切換えを行う選局手段と、上記選局手段によ
る放送切換え時に放送切換報知音を発生する報知音発生
手段とを具備したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明は上記のような構成であり、現在受信中
の放送の途中で他のネットワークの交通情報放送が開始
されると、交通情報放送への切換えを報知する放送切換
報知音を発生させ、また交通情報が終了すると、元の放
送への切換えを報知する放送切換報知音を発生させるた
、誤動作により放送が切換えられたと誤解されること
がないものである。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例について説明する。
図1は本実施例のラジオ受信機の構成を示している。図
1において、1はFM多重放送波を受信するアンテナ、
2は希望の局を選局し中間周波数(IF)に変換するた
めのフロントエンド、3はIF信号を増幅するIFアン
プ、4はPLLシンセサイザであり、このPLLシンセ
サイザ4内のプログラム分周器に設定する分周比データ
を変更するすることにより希望の局を選局することがで
きる。5はFM検波回路であり、このFM検波回路5の
出力が復調回路6に供給され左右のステレオ信号に分離
される。7はFM検波回路5の検波出力からラジオデー
タ信号を抽出するフィルタであり、このフィルタ7の出
力が復調回路8で復調されデコーダ9でコード化された
ラジオデータが生成される。10はマイクロコンピュー
タ等からなるコントローラであり、デコーダ9で生成さ
れたラジオデータがコントローラ10内のメモリに記憶
され各種制御に利用される。またコントローラ10には
IFアンプ3の出力が入力され、受信信号レベルが判定
される。11、12は左右のステレオ信号を増幅するパ
ワーアンプであり、このパワーアンプ11、12で増幅
されたステレオ信号はスピーカ13、14に入力され再
生される。また、上記コントローラ10から出力される
発振信号はパワーアンプ11、12に入力され、スピー
カ13、14からビープ音が発生するものである。
【0009】図2はコントローラ10内のメモリに記憶
されている各種データを示している。メモリ内には現在
受信中の放送の受信周波数f00、現在受信中の放送の放
送局識別コード(PIコード)PI0、現在受信中の放
送と同一のネットワークの代替周波数リスト(AFリス
ト)f01、f02、f03、f04、f05・・・・、他のネッ
トワークのPIコードとAFリスト(PI1、f10、f
11、f12、f13・・・)、(PI2、f20、f21
22、f23、f24・・・)・・・、及び各プリセット釦
に対応したオートプリセットデータ(PIコード、受信
レベル、AFリスト)等が記憶されている。
【0010】次に上記実施例の交通情報受信動作につい
て図3とともに説明する。現在、放送局識別コードPI
0の周波数f00の放送を受信しているとする。図3のス
テップAにおいて、デコーダ9でデコードされたタイプ
14Bグループのデータ(図5参照)の中に他のネット
ワークの交通情報アナウスデータTA(ON)=1が含
まれているか判定される。ステップAの判定でTA(O
N)=1と判定されるとステップBに進み、交通情報を
放送している放送局識別コードPI(ON)=PI1と
一致する放送局識別コードがメモリに記憶されているか
否かが検索される。この検索は図2における他のネット
ワークのAFリストの検索により行われる。次にステッ
プCにおいて、上記検索で検索された放送局識別コード
PI01の各周波数の受信レベルを調べ、放送局識別コー
ドPI1の受信可能局(例えば受信周波数f11の放送
局)に切換える。次にステップDで受信周波数f11の受
信により得られた自身の放送局識別コードを調べ、ステ
ップEに進む。ステップEでは、受信周波数f00の放送
を聞いている際にTA(ON)=1と判定(ステップA
の判定)された放送局識別コードと、ステップDで検出
された放送局識別コードとが一致するか否かを判定す
る。ステップEの判定で放送局識別コードが一致したと
判定されると、ステップFでコントローラ10より出力
される発振信号によってスピーカ13、14から放送切
換えを報知する放送切換報知音としてビープ音が発生
し、放送局を切換えることを報知し、さらにミュートを
解除し受信周波数f11の放送の受信を開始し、交通情報
アナウスを受信する。次にステップGにおいてタイマー
(2秒タイマー)をセットし、ステップHで交通情報の
アナウスが終了したか判定する。この判定はTA=0が
検出されたか否かで行われる。この判定で交通情報のア
ナウスが終了していないと判定されるとステップGに戻
り、また交通情報のアナウスが終了したと判定される
と、ステップIに進み、ステップGでセットしたタイマ
ーが所定時間(2秒)計時したか判定され、2秒経過し
ていないと判定されるとステップHに戻り、2秒経過と
判定されるとステップJでビープ音を鳴らし、ステップ
Kで元の周波数f00に切換え元の放送に戻る。
【0011】以上のように、上記実施例では、図4に示
すように放送局aの放送を受信している際に、他のネッ
トワークで交通情報が行われていることが検出される
と、ビープ音を鳴らした後に、交通情報が放送されてい
る他のネットワークの放送(放送局b)に自動的に切換
え、また交通情報のアナウスが終了するとビープ音を鳴
らした後に、自動的に元の放送(放送局a)に切換える
ことができるものであり、放送局が切換えられる際にビ
ープ音を発生させるため、ラジオ受信機の誤動作により
放送局が切換えられたと誤解されることがなくなるもの
である。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成であり、他
のネットワークの交通情報放送の受信開始時及び交通情
報放送終了に伴って元の放送に戻る際に放送切換報知音
を発生するため、他のネットワークの放送に切換えられ
たことが、ラジオ受信機の誤動作と誤解されることがな
い利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるラジオ受信機の要部
のブロック図
【図2】同ラジオ受信機のメモリに記憶される各種デー
タを示す図
【図3】同ラジオ受信機の交通情報受信動作のフローチ
ャート
【図4】同ラジオ受信機の動作説明図
【図5】RDSにおけるタイプ14Bグループのコード
構成を示す図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 フロントエンド 3 IFアンプ 4 PLLシンセサイザ 5 FM検波回路 6 復調回路 7 フィルタ 8 復調回路 9 デコーダ 10 コントローラ 11、12 パワーアンプ 13、14 スピーカ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在受信中の放送のネットワークと異な
    るネットワークの交通情報の放送開始を検出する検出手
    段と、上記検出手段で検出されたネットワークの局の受
    信状態が所定値より大きいか判定する判定手段と、この
    判定手段で受信状態が所定値より大きいと判定された際
    に現在受信中の放送から交通情報放送に切換えるととも
    に、交通情報放送が終了した際に交通情報放送から元の
    放送に自動切換えを行う選局手段と、上記選局手段によ
    る放送切換え時に放送切換報知音を発生する報知音発生
    手段とを具備してなるラジオ受信機。
JP4066756A 1992-03-25 1992-03-25 ラジオ受信機 Expired - Fee Related JP2762832B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01228336A (ja) * 1988-03-09 1989-09-12 Sharp Corp 交通情報送受信方式
JP2529737B2 (ja) * 1989-09-27 1996-09-04 パイオニア株式会社 車載用受信装置

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