JPH06217102A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06217102A
JPH06217102A JP5023439A JP2343993A JPH06217102A JP H06217102 A JPH06217102 A JP H06217102A JP 5023439 A JP5023439 A JP 5023439A JP 2343993 A JP2343993 A JP 2343993A JP H06217102 A JPH06217102 A JP H06217102A
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JP
Japan
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transmission
document image
destination
original
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Application number
JP5023439A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shibata
博 柴田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH06217102A publication Critical patent/JPH06217102A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿画像を蓄積送信するファクシミリ装置に
おいて、送信原稿や送信宛先の変更に対してオペレータ
の作業の手間を軽減する。 【構成】 蓄積画像や送信宛先の追加や削除を可能と
し、変更した時点で既に送信済みの宛先がある場合、該
当宛先に自動発信して、追加画像を送信したり、削除ペ
ージを通知したり、受信画像を破棄すべきことを通知し
たりする。 【効果】 オペレータが、送信作業をやり直したり、各
種通知を実行したりしなくてもよくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像を一旦蓄積し
た後送信動作を実行するファクシミリ装置、および受信
画像を一旦蓄積した後記録出力するファクシミリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】オペレータが、所定の操作で原稿画像を
蓄積し、送信宛先を登録しておくと、登録された各宛先
に順次発呼して蓄積した原稿画像を自動送信するファク
シミリ装置がよく使用されている。
【0003】このようなファクシミリ装置を使用する際
に、原稿画像の蓄積や送信宛先の登録など、所定の設定
操作を終えた後で、原稿内容の不足や誤りに気付き、元
の原稿のページを追加したり、一部のページを削除した
りする場合がある。また、送信宛先を追加したり、一部
の宛先への送信を取り止めたりする場合もある。
【0004】このような場合に、例えば、特公平4−1
1069号公報に見られるように、一旦設定操作を終え
た後で、蓄積画像の追加や削除を任意に実行するという
提案がある。また、特開平1−205661号公報に見
られるように、登録した送信宛先を任意に変更するとい
う提案もある。
【0005】これらの提案によれば、送信原稿や送信宛
先を変更する場合に、ファクシミリ装置の設定操作を最
初からやり直さなくて済むので、オペレータの送信作業
の手間が軽減する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
提案では、送信原稿や送信宛先の変更は、ファクシミリ
装置の送信動作が実行される前に行なわなければならな
かった。
【0007】このため、送信動作が実行された後で、送
信画像を追加する場合には、ファクシミリ装置の設定操
作を再度やり直して追加ページ分を別に送信しなければ
ならなかった。また、送信済みの画像の一部を削除した
い場合には、宛先に削除すべきページ番号を文書や電話
で通知したり、変更後の全ページを送信し直したりしな
ければらなかった。さらに、送信動作が実行された後
で、その宛先への送信を取り消したい場合には、その送
信宛先に、文書を破棄するように通知しなければらなか
った。
【0008】このように、従来は、ファクシミリ装置が
送信動作を実行した後で、送信原稿や送信宛先を変更す
る場合、オペレータの作業が非常に面倒になるという問
題があった。
【0009】本発明は、上記の問題を解決し、送信原稿
や送信宛先の変更に対してオペレータの作業の手間を軽
減することができるファクシミリ装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このために本願の第1の
発明では、1つの原稿画像を蓄積した後、別の原稿画像
を任意に追加蓄積し、その追加時点で、元の原稿画像が
既に送信済みであった場合には、送信宛先に再度自動発
信して、追加した別の原稿画像を送信するようにしてい
る。
【0011】第2の発明では、原稿画像を蓄積した後、
その原稿画像の一部を任意に削除し、その削除時点で、
元の原稿画像が既に送信済みであった場合には、送信宛
先に再度自動発信して、原稿画像の削除個所を通知する
ようにしている。
【0012】第3の発明では、ファクシミリ装置に登録
した送信宛先の一部を任意に削除し、その削除時点で、
削除した送信宛先に対して原稿画像が既に送信済みであ
った場合には、該当する送信宛先に再度自動発信して送
信画像の破棄を通知するようにしている。
【0013】第4の発明では、1回の通信で原稿画像を
受信して蓄積した後、同一宛先から別の通信で原稿画像
を受信するとその原稿画像を追加蓄積し、蓄積した原稿
画像全体をまとめて記録出力するようにしている。
【0014】第5の発明では、1回の通信で原稿画像を
受信して蓄積した後、同一宛先から原稿画像の削除個所
が通知された場合には、蓄積している原稿画像の該当個
所を削除し、その削除した蓄積画像を記録出力するよう
にしている。また、削除個所が通知された時点で、既に
蓄積した原稿画像を記録出力している場合には、削除個
所を示すレポート文書を記録出力するようにしている。
【0015】
【作用】第1から第3の発明によれば、送信動作が実行
された後でも、オペレータが蓄積画像や送信宛先を変更
すれば、ファクシミリ装置が必要な送信処理や通知処理
を自動的に実行するので、オペレータの手間が軽減す
る。
【0016】また、第4および第5の発明によれば、受
信側において、ファクシミリ装置が原稿画像の追加や削
除あるいは削除個所を示すレポート文書の出力を自動的
に実行するので、オペレータの手間がかからなくなる。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例に係るファクシ
ミリ装置のブロック構成図を示したものである。図にお
いて、スキャナ1は、原稿画像を読み取み取るもので、
プロッタ2は、画像を記録紙に記録するものである。符
号化復号化部3は、送信する画情報をデータ圧縮する一
方、受信データを元の画情報に復元するものである。画
像メモリ4は、画像を蓄積するものである。
【0019】ファクシミリ伝送制御部5は、画情報を伝
送するためのG4ファクシミリの既知の伝送制御を実行
するものである。ISDN通信部6は、ISDNに接続
され、発着信時の呼設定手順やデータの送受信を実行す
るものである。
【0020】操作表示部7は、オペレータが各種操作を
行なうと共に、装置が動作状態などを表示するものであ
る。システムメモリ8は、通信動作を管理する各種情報
を格納するものである。システム制御部9は、上記各部
を監視・制御するマイクロコンピュータである。システ
ムバス10は、上記各部相互間で制御信号や各種データ
をやりとりする信号ラインである。
【0021】以上の構成で、次に本実施例のファクシミ
リ装置の同報送信処理を説明する。同報送信処理を実行
する場合、図2に示すように、オペレータは、まず送信
原稿をファクシミリ装置にセットする(処理101)。
そして、送信宛先を複数任意に指定する(処理10
2)。さらに蓄積時間を入力する(処理103)。この
蓄積時間は、蓄積画像の送信が終了しても、この時間だ
け蓄積画像を保持する時間である。
【0022】上記操作により、ファクシミリ装置は、セ
ットされた原稿画像を読み取って画像メモリ4に蓄積す
る(処理104)。そして、蓄積した画像にファイル番
号を付与して、そのファイル番号を操作表示部7で表示
する(処理105)。
【0023】次いで、上記ファイル番号,蓄積時間およ
び宛先などの対応情報を記憶するためのファイル管理テ
ーブルをシステムメモリ8内に作成する(処理10
6)。
【0024】オペレータは、さらに他の宛先に送信する
別の送信原稿がある場合、その送信原稿に対して同様の
操作を繰り返す。ファクシミリ装置は、その操作に従っ
て同様の処理を実行する。
【0025】図3は、上記処理により、システムメモリ
8内に作成されるファイル管理テーブルの内容を示して
いる。すなわち、ファイル管理テーブルでは、蓄積した
各画像に対して、ファイル番号,蓄積時間,送信宛先お
よび処理状況を記憶する。処理状況は、未送信であるか
送信済であるかを示す識別情報であり、最初は「未送
信」にセットされる。
【0026】この後、ファクシミリ装置は、送信処理を
開始する。
【0027】図4は、この送信処理を示している。すな
わち、ファクシミリ装置は、まず蓄積した1つの原稿画
像を選択する(処理201)。そして、ファイル管理テ
ーブルの情報に従って、1つの宛先に発呼して蓄積画像
を送信する。なお、発呼の際に、呼設定メッセージ「S
ETUP」を送出するが、本実施例では、送出する呼設
定メッセージ「SETUP」に、図5に示すように、発
アドレスとユーザ・ユーザ情報をセットする。発アドレ
スは、自装置のISDN番号である。また、ユーザ・ユ
ーザ情報では、受信側への通知情報をセットする。この
場合の通知情報は、送信する画情報のファイル番号と新
規画像の送信であることを示す情報である。このように
して、画像送信する(処理202)。
【0028】そして、画像送信が終了すると、ファイル
管理テーブル内の該当する宛先の処理状況を「送信済」
にセットする(処理203)。
【0029】この後、他の宛先があるかどうか判別し
(処理204)、他の宛先がある場合(処理204の
Y)、同様の送信動作を繰り返す(処理202へ)。こ
のようにして、1つの原稿画像に対する送信処理が終了
すると(処理204のN)、他の原稿画像があるかどう
か判別する(処理205)。他の原稿画像がある場合
(処理205のY)、その原稿画像を同様に送信する
(処理201へ)。
【0030】このようにして、全ての原稿画像の送信が
終ると(処理205のN)、各画像の蓄積時間の経過を
監視する(処理206のループ)。そして、いずれかの
画像に指定された蓄積時間が経過すると(処理206の
Y)、該当する蓄積画像を消去する(処理207)。こ
の後、他の画像が残っているかどうか判別し(処理20
8)、他の画像が残っている場合(処理208のN)、
同様の処理を繰り返す(処理206へ)。
【0031】このようにして、全画情報を消去し終ると
(処理208のY)、以上の送信処理を終了する。
【0032】ところで、本実施例のファクシミリ装置
は、図2で説明した同報送信処理の設定後、必要に応じ
て、蓄積した原稿画像にさらに別ページを追加したり、
一部のページを削除したりする機能を備えている。ま
た、設定した送信宛先を追加したり、削除したりする機
能も備えている。これらの機能は、図4の処理207で
画情報が消去されるまで有効である。
【0033】原稿画像のページを追加する場合、オペレ
ータは、図6に示すように、ファクシミリ装置に追加ペ
ージの原稿をセットして(処理301)、画情報のファ
イル番号を入力する(処理302)。
【0034】ファクシミリ装置は、その操作により、セ
ットされた追加ページの画像を読み取って、元の原稿画
像に追加し蓄積する(処理303)。そして、元の原稿
画像の送信状況を判別する(処理304)。
【0035】ここで、いずれかの宛先に対して元の原稿
画像が送信済みである場合(処理304のY)、該当す
る宛先に発呼して追加ページの画像を送信する。なお、
この送信の際に、図5で示したように、呼設定メッセー
ジ「SETUP」のユーザ・ユーザ情報で、追加ページ
の画像送信である旨を相手先に通知する(処理30
5)。
【0036】一方、元の原稿画像が、どの宛先に対して
も未送信の場合(処理304のN)、この送信処理は実
行しない。
【0037】次に、該当する原稿画像を送信すべき宛
先、すなわち未送信の宛先があるかどうか判別する(処
理306)。ここで、未送信の宛先がある場合には(処
理306のY)、図4で説明した送信処理に移行する。
これにより、所定の各宛先に、ページが追加された原稿
画像が順次送信されるようになる。
【0038】一方、未送信の宛先がない場合には(処理
306のN)、そのまま動作を終了する。
【0039】次に、蓄積した原稿画像の一部ページを削
除する場合、オペレータは、図7に示すように、画情報
のファイル番号を入力し(処理401)、削除ページを
指定する(処理402)。
【0040】これにより、ファクシミリ装置は、蓄積し
ている原稿画像の内の該当画像の指定ページを削除する
(処理403)。そして、その原稿画像の送信状況を判
別する(処理404)。
【0041】ここで、その原稿画像をいずれかの宛先に
対して既に送信済みである場合(処理404のY)、該
当する各宛先に順次発呼してファイル番号と削除ページ
とを相手先に通知する。なお、それらの情報は、図5で
示したように、呼設定メッセージ「SETUP」のユー
ザ・ユーザ情報により通知する(処理405)。
【0042】次に、該当する原稿画像の未送信の宛先が
あるかどうか判別する(処理406)。ここで、未送信
の宛先がある場合には(処理406のY)、図4で説明
した送信処理に移行する。これにより、所定の各宛先
に、指定ページが削除された原稿画像が順次送信される
ようになる。
【0043】一方、未送信の宛先がない場合には(処理
406のN)、そのまま動作を終了する。
【0044】次に、送信宛先を追加する場合、オペレー
タは、図8に示すように、画情報のファイル番号を入力
し(処理501)、追加する宛先を指定する(処理50
2)。
【0045】ファクシミリ装置は、ファイル管理テーブ
ルに指定された宛先を追加する(処理503)。そし
て、図4に示した送信処理を実行する。これにより、追
加した宛先に蓄積した画情報が送信される。
【0046】次に、登録した送信宛先の一部を削除する
場合、オペレータは、図9に示すように、画情報のファ
イル番号を入力し(処理601)、削除する宛先を指定
する(処理602)。
【0047】ファクシミリ装置は、ファイル管理テーブ
ルの該当する宛先を削除する(処理603)。そして、
その削除した宛先に対する送信状況を判別する(処理6
04)。
【0048】ここで、その宛先に対して原稿画像が送信
済みである場合には(処理604のY)、その宛先に発
呼してファイル番号と文書破棄の旨を通知する。それら
の通知情報は、前記と同様に呼設定メッセージ「SET
UP」のユーザ・ユーザ情報により通知する(処理60
5)。
【0049】一方、上記宛先に対して原稿画像が未送信
である場合には(処理604のN)、上記通知動作を実
行しない。そして、未送信の画像があれば、図4の処理
に移行することになる。
【0050】図10および図11は、受信側ファクシミ
リ装置の動作を示している。
【0051】すなわち、受信側では、着信に応答して所
定の通信を開始する(処理701)。このとき、受信す
る呼設定メッセージ「SETUP」のユーザ・ユーザ情
報の通知情報により、送信情報を判別する(処理70
2)。
【0052】送信情報が新規画像である場合には(処理
702のY)、受信時の蓄積時間が登録されているかど
うか判別する(処理703)。この受信時の蓄積時間
は、受信画像を蓄積させたい場合に、オペレータが予め
所望の時間を登録しておくものである。
【0053】ここで、蓄積時間が登録されている場合
(処理703のY)、送信される原稿画像を受信してシ
ステムメモリ8に蓄積する(処理704)。また、蓄積
時間が登録されていない場合(処理703のN)、原稿
画像を受信してプロッタ2で直ちに記録出力する(処理
705)。
【0054】この後、受信画像を管理するためのファイ
ル管理テーブルを作成する。このファイル管理テーブル
では、図12に示すように、受信画像のファイル番号,
送信元および出力状況を記憶する。ファイル番号は、上
記ユーザ・ユーザ情報により通知されるものである。送
信元は、呼設定メッセージ「SETUP」の発アドレス
である。出力状況は、画像を記録出力したかどうかを示
すものである。
【0055】このようなファイル管理テーブルを作成し
て(処理706)、受信動作を終了路する。
【0056】ここで、例えば、受信した原稿画像に対し
て、送信側から追加ページの画像が送信されたとする。
この場合、呼設定メッセージ「SETUP」のユーザ・
ユーザ情報により、ファイル番号と追加ページの画像送
信である旨が通知される。
【0057】ファクシミリ装置は、この場合(処理70
2のNより処理707、処理707の「追加」)、その
追加ページの画像を受信し(処理708)、元の画像の
出力状況を判別する(処理709)。そして、元の画像
を既に記録出力している場合(処理709のY)、受信
した追加ページの画像を記録出力する(処理710)。
一方、元の画像をまだ記録出力していない場合(処理7
09のN)、元の画像に受信画像を追加して蓄積する
(処理711)。
【0058】次に、例えば、受信した原稿画像に対し
て、送信側から削除ページが通知されたとする。この場
合(処理707の「削除」)、上記と同様に、元の画像
の出力状況を判別する(処理712)。そして、元の画
像を既に記録出力している場合(処理712のY)、画
像のファイル番号と削除ページを示すレポート文書を記
録出力する(処理713)。一方、元の画像をまだ記録
出力していない場合(処理712のN)、蓄積している
元の画像の該当ページを削除する(処理714)。
【0059】次に、受信した原稿画像に対して、送信側
から画像の破棄が通知されたとする。この場合(処理7
07の「破棄」)、画像のファイル番号とその画像の破
棄を指示するレポート文書を記録出力する(処理71
5)。
【0060】図12は、蓄積画像を出力処理を示してい
る。すなわち、ファクシミリ装置は、受信画像を蓄積し
た場合、個々の画像について蓄積後の時間経過を監視す
る(処理801のNのループ)。そして、受信時の蓄積
時間が経過した受信画像があると(処理801のY)、
その画像を記録出力する(処理802)。これにより、
蓄積期間中に、ページの追加や削除が実行された場合、
変更後の正しい画像が記録されるようになる。
【0061】この後、他の受信画像があるかどうか判別
し(処理803)、他の受信画像がある場合(処理80
3のY)、同様の処理を継続する(処理801へ)。そ
して、受信画像を全て記録し終ると(処理803の
N)、全ての動作を終了する。
【0062】以上のように、本実施例では、画像送信す
る際、1つの原稿画像を蓄積した後で、その蓄積画像に
対して、ページの追加や削除を任意に実行できるように
している。そして、蓄積画像を変更した時点で、元の原
稿画像が既に送信済みであった場合には、送信宛先に自
動発信し、追加ページの画像を送信したり、削除ページ
を通知したりするようにしている。
【0063】また、送信宛先を登録した後で、宛先を追
加したり削除したりできるようにしている。そして、そ
の送信宛先を削除した時点で、その送信宛先に対して原
稿画像が既に送信済みであった場合には、該当する送信
宛先に自動発信して、送信画像の破棄を通知するように
している。
【0064】従って、原稿画像の変更や宛先の変更の際
に、オペレータは、従来のように、送信済みに宛先に対
して、原稿画像の送信処理をやり直したり、削除ページ
や送信画像の破棄を通知したりする必要がなくなる。こ
れにより、オペレータの送信作業の手間が軽減するよう
になる。
【0065】一方、画像受信の際には、原稿画像を一旦
蓄積し、その蓄積中に追加ページの画像が送信される
と、その受信画像を追加蓄積する一方、削除ページが通
知されると、該当ページを削除し、所定の時点で、変更
済みの受信画像を記録出力するようにしている。これに
より、受信側オペレータは、手間をかけずに変更済みの
受信画像を得ることができる。
【0066】また、追加ページの画像を受信した時点
で、既に元の受信画像を記録出力している場合には、直
ちに追加ページを記録出力する一方、削除ページが通知
された時点で、既に元の受信画像を記録出力している場
合には、削除ページを示すレポート文書を記録出力する
ようにしている。これにより、オペレータは、変更内容
を容易に知ることができる。
【0067】さらに、受信画像の破棄が通知された場
合、その旨を示すレポート文書を記録出力するので、同
様に、オペレータは、破棄すべき原稿画像を容易に判別
することができる。
【0068】なお、以上の実施例では、原稿画像の追加
は、元の原稿画像の後に別ページを付加することを想定
したが、元の原稿画像の途中ページに新しいページを挿
入するようにしてもよい。その場合、挿入位置を受信側
に通知するようにすればよい。
【0069】また、原稿画像の追加や削除は、ページ単
位で実行するようにしたが、画像編集機能を備えて、よ
り小さい単位で実行するようにしてもよい。
【0070】さらに、送信側から受信側への通知情報
は、呼設定メッセージ「SETUP」のユーザ・ユーザ
情報により伝送するようにしたが、例えば、装置間のプ
ロトコル信号で伝送するなど、他の方法でもよいことは
いうまでもない。
【0071】また、ISDNで使用するファクシミリ装
置を例にとって説明したが、他の網で使用するファクシ
ミリ装置においても、本発明は同様に適用することがで
きる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本願の第1の発明によれ
ば、原稿画像を蓄積した後、別の原稿画像を追加し、そ
の追加時点で、元の原稿画像が既に送信済みであった場
合には、送信宛先に追加分の原稿画像を自動送信するよ
うにしたので、オペレータは、送信処理をやり直す必要
がなく、送信作業の手間が軽減する。
【0073】第2の発明によれば、原稿画像を蓄積した
後、原稿画像の一部を削除し、その削除時点で、元の原
稿画像が既に送信済みであった場合には、送信宛先に原
稿画像の削除個所を自動的に通知するようにしたので、
オペレータは、通知作業を行なう必要がなく、送信作業
の手間が軽減する。
【0074】第3の発明によれば、登録した送信宛先の
一部を削除し、その削除時点で、その送信宛先に対して
原稿画像が既に送信済みであった場合には、その送信宛
先に送信画像の破棄を自動的に通知するようにしたの
で、上記と同様に、送信作業の手間が軽減する。
【0075】第4の発明によれば、画像受信の際、受信
画像を蓄積した後、さらに同一宛先から受信した別の画
像を追加蓄積し、原稿画像全体をまとめて記録出力する
ようにしたので、オペレータは、手間をかけずに変更済
みの画像を得ることができる。
【0076】第5の発明によれば、受信画像を蓄積した
後で、削除個所が通知された場合、蓄積画像の該当個所
を削除し、変更後の原稿画像を記録出力するようにした
ので、上記と同様に、手間をかけずに変更済み画像を得
ることができる。また、削除個所が通知された時点で、
既に蓄積した原稿画像を記録出力している場合には、削
除個所を示すレポート文書を記録出力するようにしたの
で、オペレータは、変更内容を容易に知ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図である。
【図2】送信処理の設定動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】送信側のファイル管理テーブルの説明図であ
る。
【図4】送信処理のフローチャートである。
【図5】呼設定メッセージにセットする情報内容の説明
図である。
【図6】画像追加処理の動作フローチャートである。
【図7】画像ページの一部を削除する処理の動作フロー
チャートである。
【図8】宛先追加処理の動作フローチャートである。
【図9】宛先削除処理の動作フローチャートである。
【図10】受信処理の一部を示す動作フローチャートで
ある。
【図11】受信処理の他の部分を示す動作フローチャー
トである。
【図12】受信側のファイル管理テーブルの説明図であ
る。
【図13】蓄積画像の出力処理の動作フローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 プロッタ 3 符号化復号化部 4 画像メモリ 5 ファクシミリ伝送制御部 6 ISDN通信部 7 操作表示部 8 システムメモリ 9 システム制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を蓄積した後、送信宛先に発信
    して蓄積した原稿画像を送信するファクシミリ装置にお
    いて、1つの原稿画像を蓄積した後で別の原稿画像を任
    意に追加蓄積する画像追加手段と、その原稿画像を追加
    蓄積した時点で上記1つの原稿画像が既に送信済みであ
    った場合には上記送信宛先に再度発信して上記別の原稿
    画像を送信する追加画像送信手段とを備えていることを
    特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像を蓄積した後、送信宛先に発信
    して蓄積した原稿画像を送信するファクシミリ装置にお
    いて、原稿画像を蓄積した後でその原稿画像の一部を任
    意に削除する画像削除手段と、上記原稿画像の一部を削
    除した時点で元の原稿画像が既に送信済みであった場合
    には上記送信宛先に再度発信して上記原稿画像の削除し
    た個所を通知する削除個所通知手段とを備えていること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 原稿画像を蓄積し、複数の送信宛先を記
    憶した後、各送信宛先に順次発信して蓄積した原稿画像
    を送信するファクシミリ装置において、記憶した上記送
    信宛先の一部を任意に削除する宛先削除手段と、上記送
    信宛先の一部を削除した時点で削除した送信宛先に対し
    て上記原稿画像が既に送信済みであった場合には該当す
    る送信宛先に再度発信して送信画像の破棄を通知する画
    像破棄通知手段とを備えていることを特徴とするファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】 原稿画像を受信して蓄積し、規定の時点
    で記録出力するファクシミリ装置において、1回の通信
    で原稿画像を受信して蓄積した後、同一相手先からの別
    の通信で送信された原稿画像を受信して追加蓄積する追
    加蓄積手段と、蓄積した原稿画像全体をまとめて記録出
    力する記録手段とを備えていることを特徴とするファク
    シミリ装置。
  5. 【請求項5】 原稿画像を受信して蓄積し、規定の時点
    で記録出力するファクシミリ装置において、1回の通信
    で原稿画像を受信して蓄積した後、同一相手先から原稿
    画像の削除個所が通知された場合に蓄積している原稿画
    像の該当個所を削除する蓄積画像削除手段と、上記該当
    個所を削除した上記原稿画像を記録出力する記録手段と
    を備えていることを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 上記原稿画像の削除個所が通知された時
    点で既に蓄積した原稿画像を記録出力している場合に
    は、上記削除個所を示すレポート文書を記録出力する削
    除レポート出力手段を備えていることを特徴とする請求
    項5記載のファクシミリ装置。
JP5023439A 1993-01-20 1993-01-20 ファクシミリ装置 Pending JPH06217102A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014216966A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ファクシミリ装置
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JP2014216969A (ja) * 2013-04-27 2014-11-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ファクシミリ装置
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