JPH0621566B2 - 強制空冷頭上弁エンジン - Google Patents
強制空冷頭上弁エンジンInfo
- Publication number
- JPH0621566B2 JPH0621566B2 JP4369387A JP4369387A JPH0621566B2 JP H0621566 B2 JPH0621566 B2 JP H0621566B2 JP 4369387 A JP4369387 A JP 4369387A JP 4369387 A JP4369387 A JP 4369387A JP H0621566 B2 JPH0621566 B2 JP H0621566B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder head
- exhaust port
- air passage
- push rod
- overhead valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/26—Cylinder heads having cooling means
- F02F1/28—Cylinder heads having cooling means for air cooling
- F02F1/30—Finned cylinder heads
- F02F1/32—Finned cylinder heads the cylinder heads being of overhead valve type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は強制空冷頭上弁エンジンの構造に関し、特に、
頭上弁エンジンの吸気系および排気系の配置構造に関す
る。
頭上弁エンジンの吸気系および排気系の配置構造に関す
る。
《従来技術》 頭上弁エンジンのシリンダヘッドに吸気口と排気口とを
冷却風流れ方向前後方向に並べて開口し、吸気口から導
出した吸気ポートをシリンダヘッドの横一側面に開口さ
せるとともに、排気口から導出した排気ポートをシリン
ダヘッドの前後一側面に開口させてなる強制空冷頭上弁
エンジンとして、例えば、特開昭６１−５３４２２号公
報や、特開昭６１−８１５２４号公報に示されたもので
ある。
冷却風流れ方向前後方向に並べて開口し、吸気口から導
出した吸気ポートをシリンダヘッドの横一側面に開口さ
せるとともに、排気口から導出した排気ポートをシリン
ダヘッドの前後一側面に開口させてなる強制空冷頭上弁
エンジンとして、例えば、特開昭６１−５３４２２号公
報や、特開昭６１−８１５２４号公報に示されたもので
ある。
《解決しようとする問題点》 特開昭６１−５３４２２号公報及び特開昭６１−８１５
２４号公報に示された頭上弁エンジンでは、吸気ポート
をプッシュロッド孔形成側のヘッド側壁に開口してお
り、この結果、吸気ポートはプッシュロッド配設部を通
ることになるから、シリンダヘッドの形状が複雑化する
うえ、吸気ポートの通路断面積も制約を受けるという問
題点がある。
２４号公報に示された頭上弁エンジンでは、吸気ポート
をプッシュロッド孔形成側のヘッド側壁に開口してお
り、この結果、吸気ポートはプッシュロッド配設部を通
ることになるから、シリンダヘッドの形状が複雑化する
うえ、吸気ポートの通路断面積も制約を受けるという問
題点がある。
また、特開昭６１−５３４２２号公報に示されたもので
は、シリンダヘッド部の冷却性を高めるために、燃焼室
とプッシュロッド孔との間に冷却風通路を形成している
が、この冷却風通路と吸気ポートとが互いに干渉しあう
ため、冷却風通路断面積を小さくすると、燃焼室周りの
冷却効果が低下し、燃焼性能に悪影響を及ぼす。逆に、
この冷却風通路断面積を大きくとると、その分吸気ポー
ト及びロッカアーム室を上方へ配置しなければならず、
シリンダヘッド高さが嵩高いものとなり、エンジン全体
をコンパクトにまとめる上で不都合となる問題がある。
は、シリンダヘッド部の冷却性を高めるために、燃焼室
とプッシュロッド孔との間に冷却風通路を形成している
が、この冷却風通路と吸気ポートとが互いに干渉しあう
ため、冷却風通路断面積を小さくすると、燃焼室周りの
冷却効果が低下し、燃焼性能に悪影響を及ぼす。逆に、
この冷却風通路断面積を大きくとると、その分吸気ポー
ト及びロッカアーム室を上方へ配置しなければならず、
シリンダヘッド高さが嵩高いものとなり、エンジン全体
をコンパクトにまとめる上で不都合となる問題がある。
《問題点を解決するための手段》 本発明は、シリンダヘッドの冷却性能が高いものであり
ながら、吸気ポートをプッシュロッドからの拘束を受け
ることなく、かつ吸気抵抗を小さく形成して、高いエン
ジン性能を発揮することのできる強制空冷頭上弁エンジ
ンを提供するもので、そのために、頭上弁エンジンにお
いてエンジン本体の一側に冷却フアンを配置し、冷却フ
アン側からみたシリンダヘッドの横一側寄り部にプッシ
ュロッド挿通孔を形成し、横他側面に吸気口から導出し
た吸気ポートを開口させ、排気口から導出した排気ポー
トをシリンダヘッドの冷却ファン配設側の側面に開口さ
せ、シリンダヘッドの頂部に配設したロッカアーム室の
周囲をシリンダヘッド外周冷却風通路に形成するととも
に、プッシュロッド挿通孔と排気ポートとの中間にトン
ネル状冷却風路を貫通形成し、排気ポートの周壁面のう
ちの一側方部分をロッカアーム室の一側壁部分で形成し
てシリンダヘッド外周冷却風通路に臨ませたことを特徴
とするものである。
ながら、吸気ポートをプッシュロッドからの拘束を受け
ることなく、かつ吸気抵抗を小さく形成して、高いエン
ジン性能を発揮することのできる強制空冷頭上弁エンジ
ンを提供するもので、そのために、頭上弁エンジンにお
いてエンジン本体の一側に冷却フアンを配置し、冷却フ
アン側からみたシリンダヘッドの横一側寄り部にプッシ
ュロッド挿通孔を形成し、横他側面に吸気口から導出し
た吸気ポートを開口させ、排気口から導出した排気ポー
トをシリンダヘッドの冷却ファン配設側の側面に開口さ
せ、シリンダヘッドの頂部に配設したロッカアーム室の
周囲をシリンダヘッド外周冷却風通路に形成するととも
に、プッシュロッド挿通孔と排気ポートとの中間にトン
ネル状冷却風路を貫通形成し、排気ポートの周壁面のう
ちの一側方部分をロッカアーム室の一側壁部分で形成し
てシリンダヘッド外周冷却風通路に臨ませたことを特徴
とするものである。
《作 用》 本発明では、頭上弁エンジンにおいて、エンジン本体の
一側に冷却フアンを配置し、冷却フアン側からみたシリ
ンダヘッドの横一側寄り部にプッシュロッド挿通孔を形
成し、横他側面に吸気口から導出した吸気ポートを開口
させ、排気口から導出した排気ポートをシリンダヘッド
の冷却ファン配設側の側面に開口させ、シリンダヘッド
の頂部に配設したロッカアーム室の周囲をシリンダヘッ
ド外周冷却風通路に形成するとともに、プッシュロッド
挿通孔と通気ポートとの中間にトンネル状冷却風路を貫
通形成し、排気ポートの周壁面のうちの一側部分をロッ
カアーム室の一側壁部分で形成してシリンダヘッド外周
冷却風通路に臨ませているので、冷却ファンで起された
冷却風は、先ず排気ポート側方に大量に送出されるとと
もに、可及的に大きく形成されたトンネル状冷却風路に
円滑に流入して、シリンダヘッドは強力に冷却されるこ
とになるうえ、吸気ポートをプッシュロッドに影響され
ることなく自由に所望の大きさ、形状に形成することが
できる。
一側に冷却フアンを配置し、冷却フアン側からみたシリ
ンダヘッドの横一側寄り部にプッシュロッド挿通孔を形
成し、横他側面に吸気口から導出した吸気ポートを開口
させ、排気口から導出した排気ポートをシリンダヘッド
の冷却ファン配設側の側面に開口させ、シリンダヘッド
の頂部に配設したロッカアーム室の周囲をシリンダヘッ
ド外周冷却風通路に形成するとともに、プッシュロッド
挿通孔と通気ポートとの中間にトンネル状冷却風路を貫
通形成し、排気ポートの周壁面のうちの一側部分をロッ
カアーム室の一側壁部分で形成してシリンダヘッド外周
冷却風通路に臨ませているので、冷却ファンで起された
冷却風は、先ず排気ポート側方に大量に送出されるとと
もに、可及的に大きく形成されたトンネル状冷却風路に
円滑に流入して、シリンダヘッドは強力に冷却されるこ
とになるうえ、吸気ポートをプッシュロッドに影響され
ることなく自由に所望の大きさ、形状に形成することが
できる。
《実施例》 図面は本発明の一実施例を示し、第１図はシリンダヘッ
ドの縦断側面図、第２図は強制空冷頭上弁エンジンの正
面図、第３図はシリンダヘッドの側面図、第４図はシリ
ンダヘッドの平面図を示す。
ドの縦断側面図、第２図は強制空冷頭上弁エンジンの正
面図、第３図はシリンダヘッドの側面図、第４図はシリ
ンダヘッドの平面図を示す。
このエンジン(Ｅ)はクランク軸を垂直に配設する型式の
頭上弁エンジンであり、クランクケース(１)を貫通する
状態に配置したクランク軸(２)の上部突出端に冷却ファ
ン(３)を固定するとともに、クランクケース(１)から下
方に突出しているクランク軸(２)部分を出力取出部とし
ている。
頭上弁エンジンであり、クランクケース(１)を貫通する
状態に配置したクランク軸(２)の上部突出端に冷却ファ
ン(３)を固定するとともに、クランクケース(１)から下
方に突出しているクランク軸(２)部分を出力取出部とし
ている。
クランクケース(１)から一体に形成したシリンダ部分
(４)は水平方向に配置されており、このシリンダ部分
(４)の頂面にシリンダヘッド(５)が気密状に接合されて
おり、このシリンダヘッド(５)の接合部には燃焼室(６)
がピストンからみて右側(図上左側)に偏心させて形成さ
れている。
(４)は水平方向に配置されており、このシリンダ部分
(４)の頂面にシリンダヘッド(５)が気密状に接合されて
おり、このシリンダヘッド(５)の接合部には燃焼室(６)
がピストンからみて右側(図上左側)に偏心させて形成さ
れている。
燃焼室(６)のピストンストローク方向に位置する端壁に
は、排気口(７)と吸気口(８)とが上下に並ぶ状態に開口
形成してあり、排気口(７)には排気弁(９)が、また、吸
気口(８)には吸気弁(10)がそれぞれ配置してある。シリ
ンダヘッド(５)のピストンからみて左側(図上左側)の端
寄部にはプッシュロッド挿通孔(11)が透設してあり、こ
のプッシュロッド挿通孔(11)内に配置したプッシュロッ
ド(12)で、前記吸気弁(10)及び排気弁(９)をロッカアー
ム(図示せず)を介して開閉作動させている。
は、排気口(７)と吸気口(８)とが上下に並ぶ状態に開口
形成してあり、排気口(７)には排気弁(９)が、また、吸
気口(８)には吸気弁(10)がそれぞれ配置してある。シリ
ンダヘッド(５)のピストンからみて左側(図上左側)の端
寄部にはプッシュロッド挿通孔(11)が透設してあり、こ
のプッシュロッド挿通孔(11)内に配置したプッシュロッ
ド(12)で、前記吸気弁(10)及び排気弁(９)をロッカアー
ム(図示せず)を介して開閉作動させている。
また、燃焼室(６)とプッシュロッド挿通孔(11)との間の
シリンダヘッド肉壁部には、トンネル状の冷却風路(13)
が上下に貫設してある。
シリンダヘッド肉壁部には、トンネル状の冷却風路(13)
が上下に貫設してある。
吸気口(８)から導出した吸気ポート(14)はシリンダヘッ
ド(５)の右側面(15)に開口しており、排気口(７)から導
出した排気ポート(16)はシリンダヘッド(５)の上面(17)
に開口している。この排気ポート(16)は吸気ポート(14)
に対して略直交する状態に導出されており、排気ポート
(16)の上端部における右側壁はロッカアーム室(18)の右
側壁の上端寄り部分で形成してある。そして、このロッ
カアーム室(18)の右側壁部は、ロッカアーム室(18)の右
外側に配置した点火プラグに向って冷却風が流れるよう
に構成してある。従って、排気ポート(16)の右側壁部分
はシリンダヘッド外周冷却風通路(19)に臨むことにな
り、大量且つ低温の冷却風で強力に冷却されることにな
るうえ、点火プラグも強力に冷却することができる。
ド(５)の右側面(15)に開口しており、排気口(７)から導
出した排気ポート(16)はシリンダヘッド(５)の上面(17)
に開口している。この排気ポート(16)は吸気ポート(14)
に対して略直交する状態に導出されており、排気ポート
(16)の上端部における右側壁はロッカアーム室(18)の右
側壁の上端寄り部分で形成してある。そして、このロッ
カアーム室(18)の右側壁部は、ロッカアーム室(18)の右
外側に配置した点火プラグに向って冷却風が流れるよう
に構成してある。従って、排気ポート(16)の右側壁部分
はシリンダヘッド外周冷却風通路(19)に臨むことにな
り、大量且つ低温の冷却風で強力に冷却されることにな
るうえ、点火プラグも強力に冷却することができる。
吸気ポート(14)の開口端部に形成した吸気座面(20)には
気化器(21)が直接固定されており、排気ポート(16)の開
口端部に形成した排気座面(22)には連結管(23)を介して
マフラ(24)が固定されている。排気座面(22)は左側(プ
ッシュロッド配設側)が下にさがる傾斜状に形成してあ
り、その傾斜角度は、排気ポート(16)の中心線と直交す
る面に対して約１０度をなしている。排気座面(22)とマ
フラ(24)とを連結する連結管(23)は湾曲管で構成されて
おり、マフラ(24)はシリンダヘッド(５)の左横部に位置
している。
気化器(21)が直接固定されており、排気ポート(16)の開
口端部に形成した排気座面(22)には連結管(23)を介して
マフラ(24)が固定されている。排気座面(22)は左側(プ
ッシュロッド配設側)が下にさがる傾斜状に形成してあ
り、その傾斜角度は、排気ポート(16)の中心線と直交す
る面に対して約１０度をなしている。排気座面(22)とマ
フラ(24)とを連結する連結管(23)は湾曲管で構成されて
おり、マフラ(24)はシリンダヘッド(５)の左横部に位置
している。
図中符号(25)は点火プラグ装着孔、(26)はロッカアーム
支持部、(27)はリコイルスタータ、(28)は冷却フアン
(３)を覆う導風ケース、(29)は燃料タンクである。
支持部、(27)はリコイルスタータ、(28)は冷却フアン
(３)を覆う導風ケース、(29)は燃料タンクである。
上記実施例では、クランク軸(２)を垂直に配置した立軸
エンジンに本発明を適用したものについて説明したが、
これをクランク軸(２)が水平に配置される横軸エンジン
に適用してもよい。
エンジンに本発明を適用したものについて説明したが、
これをクランク軸(２)が水平に配置される横軸エンジン
に適用してもよい。
《効 果》 本発明では、頭上弁エンジンにおいて、エンジン本体の
一側に冷却フアンを配置し、冷却フアン側からみたシリ
ンダヘッドの横一側寄り部にプッシュロッド挿通孔を形
成し、横他側面に吸気口から導出した吸気ポートを開口
させ、排気口から導出した排気ポートをシリンタヘッド
の冷却ファン配設側の側面に開口させ、シリンダヘッド
の頂部に配設したロッカアーム室の周囲をシリンダヘッ
ド外周冷却風通路に形成するとともに、プッシュロッド
挿通孔と排気ポートとの中間にトンネル状冷却風路を貫
通形成し、排気ポートの周壁面のうちの一側方部分をロ
ッカアーム室の一側壁部分で形成してシリンダヘッド外
周冷却風通路に臨ませているので、吸気ポートはプッシ
ュロッドからの拘束を受けることがなく、その通路形状
を簡単にできるうえ、通路断面積を大きくとることがで
きる。これにより、吸気抵抗を小さくし、体積効率を高
めてエンジンを高出力化することができる。
一側に冷却フアンを配置し、冷却フアン側からみたシリ
ンダヘッドの横一側寄り部にプッシュロッド挿通孔を形
成し、横他側面に吸気口から導出した吸気ポートを開口
させ、排気口から導出した排気ポートをシリンタヘッド
の冷却ファン配設側の側面に開口させ、シリンダヘッド
の頂部に配設したロッカアーム室の周囲をシリンダヘッ
ド外周冷却風通路に形成するとともに、プッシュロッド
挿通孔と排気ポートとの中間にトンネル状冷却風路を貫
通形成し、排気ポートの周壁面のうちの一側方部分をロ
ッカアーム室の一側壁部分で形成してシリンダヘッド外
周冷却風通路に臨ませているので、吸気ポートはプッシ
ュロッドからの拘束を受けることがなく、その通路形状
を簡単にできるうえ、通路断面積を大きくとることがで
きる。これにより、吸気抵抗を小さくし、体積効率を高
めてエンジンを高出力化することができる。
また、排気ポートの周壁面のうちの一側方部分をロッカ
アーム室の側壁部分で形成して大量の風が流れるシリン
ダヘッド外周冷却風通路に臨ませているので、高温とな
る排気ポートは冷却フアンで送り出された大量且つ低温
を冷却風で強力に冷却されることになる。これにより、
シリンダヘッドの均熱化を促進することができ、エンジ
ンの高出力化に充分対応することができる。
アーム室の側壁部分で形成して大量の風が流れるシリン
ダヘッド外周冷却風通路に臨ませているので、高温とな
る排気ポートは冷却フアンで送り出された大量且つ低温
を冷却風で強力に冷却されることになる。これにより、
シリンダヘッドの均熱化を促進することができ、エンジ
ンの高出力化に充分対応することができる。
しかも、吸・排両ポートがトンネル状冷却風路と交差し
ないことから、これらのポートでトンネル状冷却風路が
絞られることがなく、通風断面積を大きく形成すること
ができ、シリンダヘッド、殊に燃焼室周りの冷却性能を
高めることができる。また、この冷却性能を高めるに際
して、シリンダヘッドは大形化することがないので、エ
ンジン全体としてコンパクトにまとめることが可能とな
る。
ないことから、これらのポートでトンネル状冷却風路が
絞られることがなく、通風断面積を大きく形成すること
ができ、シリンダヘッド、殊に燃焼室周りの冷却性能を
高めることができる。また、この冷却性能を高めるに際
して、シリンダヘッドは大形化することがないので、エ
ンジン全体としてコンパクトにまとめることが可能とな
る。
さらに、本発明の配置によると、吸気ポート、排気ポー
ト、トンネル状冷却風通路の形状を簡素化することがで
きるので、シリンダヘッドをダイカスト鋳造する際の形
抜きを容易に行なうことができ、鋳造コストを引下げる
ことが可能となる。
ト、トンネル状冷却風通路の形状を簡素化することがで
きるので、シリンダヘッドをダイカスト鋳造する際の形
抜きを容易に行なうことができ、鋳造コストを引下げる
ことが可能となる。
図面は本発明の一実施例を示し、第１図はシリンダヘッ
ドの要部縦断側面図、第２図は本発明を適用した立軸型
頭上弁エンジンの一部縦断正面図、第３図はシリンダヘ
ッドの側面図、第４図はシリンダヘッドの平面図であ
る。 ３……冷却フアン、５……シリンダヘッド、７……排気
口、８……吸気口、11……プッシュロッド挿通孔、13…
…トンネル状冷却風通路、14……吸気ポート、16……排
気ポート、18……ロッカアーム室、19……シリンダヘッ
ド外周冷却風通路、22……排気座面。
ドの要部縦断側面図、第２図は本発明を適用した立軸型
頭上弁エンジンの一部縦断正面図、第３図はシリンダヘ
ッドの側面図、第４図はシリンダヘッドの平面図であ
る。 ３……冷却フアン、５……シリンダヘッド、７……排気
口、８……吸気口、11……プッシュロッド挿通孔、13…
…トンネル状冷却風通路、14……吸気ポート、16……排
気ポート、18……ロッカアーム室、19……シリンダヘッ
ド外周冷却風通路、22……排気座面。
Claims (2)
- 【請求項１】頭上弁エンジンの一側に冷却フアン(3)を
配置し、冷却フアン(3)側からみたシリンダヘッド(5)の
横一側寄り部にプッシュロッド挿通孔(11)を形成し、横
他側面に吸気口(8)から導出した吸気ポート(14)を開口
させ、排気口(7)から導出した排気ポート(16)をシリン
ダヘッド(6)の冷却ファン(3)配設側の側面に開口させ、
シリンダヘッド(5)の頂部に配設したロッカアーム室(1
8)の周囲をシリンダヘッド外周冷却風通路(19)に形成す
るとともに、プッシュロッド挿通孔(11)と排気ポート(1
6)との中間にトンネル状冷却風路(13)を貫通形成し、排
気ポート(16)の周壁面のうちの一側方部分をロッカアー
ム室(18)の一側壁部分で形成してシリンダヘッド外周冷
却風通路(19)に臨ませたことを特徴とする強制空冷頭上
弁エンジン - 【請求項２】排気ポート(16)の出口部分に形成した排気
座面(22)をプッシュロッド挿通孔(11)側がシリンダ中心
に近づく傾斜面で形成した特許請求の範囲第１項に記載
の強制空冷頭上弁エンジン
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4369387A JPH0621566B2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 強制空冷頭上弁エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4369387A JPH0621566B2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 強制空冷頭上弁エンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63208618A JPS63208618A (ja) | 1988-08-30 |
| JPH0621566B2 true JPH0621566B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=12670911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4369387A Expired - Fee Related JPH0621566B2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | 強制空冷頭上弁エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621566B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0533639A (ja) * | 1991-07-24 | 1993-02-09 | Honda Motor Co Ltd | 空冷エンジンのフイン構造 |
-
1987
- 1987-02-25 JP JP4369387A patent/JPH0621566B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63208618A (ja) | 1988-08-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |