JPH06215583A - 連想メモリ - Google Patents

連想メモリ

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JPH06215583A
JPH06215583A JP693693A JP693693A JPH06215583A JP H06215583 A JPH06215583 A JP H06215583A JP 693693 A JP693693 A JP 693693A JP 693693 A JP693693 A JP 693693A JP H06215583 A JPH06215583 A JP H06215583A
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JP693693A
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Takao Nakamura
孝雄 中村
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マッチ線上での電力消費を低減する。 【構成】 ダミーセル30によってダミーマッチ線DM
Lが“L”レベルになると、マッチ線出力回路51を介
してANDゲート52の出力が“L”レベルとなる。す
ると、マッチ線出力回路240 〜24m-1 から出力され
たマッチ結果がラッチ回路530 〜53m-1 でラッチさ
れ、その後、該ANDゲート52の“L”レベル出力に
より、各CAMセル100,0 〜10m-1,n-1 内の検索手
段がディゼーブルとなる。そのため、反転ライトイネー
ブル信号WE/が“L”レベルでも、ダミーマッチ線D
MLが“L”レベルになった後は、マッチ線ML0 〜M
m- 1 上での電力消費がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャッシュメモリ等に
使用される連想メモリ(Content Addressable Memory、
以下CAMという)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CAMは、通常のランダム・アクセス・
メモリ(以下、RAMという)のようにまずアドレスを
入力して読出しあるいは書込みを行うのではなく、デー
タ列を入力してそれに合致する、あるいは類似するデー
タ列を持ったワードの有無、そのアドレスや個数を単一
のサイクルで調査、出力することが可能なメモリであ
る。このCAMを用いることにより、検索、照合を頻繁
に行うキャッシュメモリ等の性能を飛躍的に向上させる
ことが可能となる。
【0003】図2は、従来の非同期型CAMの一構成例
を示す要部の回路図である。このCAMは、複数のメモ
リセル選択用ワード線WL0 〜WLm-1 、照合結果(マ
ッチ結果)伝送用マッチ線ML0 〜MLm-1 、及びマッ
チイネーブル線MEL0 〜MELm-1 と、それらと交差
配置されたデータ伝送用ビット線対BL0 ,BL0 /〜
BLn-1 ,BLn-1 /とを有し、それらの各交差箇所に
は複数のCAMセル100,0 〜10m-1,n-1 が接続され
ている。複数のワード線WL0 〜WLm-1 は、アドレス
i をデコードするアドレスデコーダ20によって選択
される。アドレスデコーダ20は、マッチイネーブル信
号EBを入力する反転アウトプットイネーブル端子OE
/を有している。
【0004】各ビット線対BL0 ,BL0 /〜B
n-1 ,BLn-1 の一端には、書込み回路及び読出し回
路を有する入出力回路210 〜21n-1 がそれぞれ接続
されている。各入出力回路210 〜21n-1 には、デー
タの入出力を行う入出力端子IO0〜IOn-1 、及び反
転ライトイネーブル信号WE/を入力する入力端子がそ
れぞれ接続されている。各ビット線対BL0 ,BL0
〜BLn-1 ,BLn-1 /の他端は、負荷用のNチャネル
MOSトランジスタ(以下、NMOSという)対2
0 ,220 /〜22n-1 ,22n-1 /を介して、電源
電位Vccに接続されている。
【0005】各マッチイネーブル線MEL0 〜MEL
m-1 の一端からは、共通のマッチイネーブル信号EBが
入力する。各マッチ線ML0 〜MLm-1 の一端は、負荷
用のNMOS230 〜23m-1 を介して電源電位Vcc
に接続され、それらの他端が、マッチ線出力回路240
〜24m-1 を介して、マッチ結果を出力するマッチ出力
端子MT0 〜MTm-1 に接続されている。図3は、図2
中の任意のCAMセル10i,j (但し、i;0〜m−
1、j;0〜n−1)の構成例を示す回路図である。こ
のCAMセル10i,j は、データを記憶するデータ記憶
手段であるスタティックRAM(以下、SRAMとい
う)セルに、検索手段を加えた構成になっている。即
ち、データ記憶手段は、電源電位Vccと接地電位Vs
sとの間に接続されたフリップフロップ(以下、FFと
いう)11と、ワード線WLi (但し、i;0〜m−1
の任意の数)の電位でゲート制御されて該FF11とビ
ット線BLj(但し、j;0〜n−1の任意の数)との
間を開閉する信号転送用のNMOS12と、該ワード線
WLi の電位でゲート制御されて該FF11とビット線
BLj/との間を開閉する信号転送用NMOS13と
で、構成されている。検索手段は、NMOS14,1
5,16,17を有し、それらがビット線BLj とビッ
ト線BLj /との間に直列接続されている。各NMOS
14,17のゲートは、マッチイネーブル線MEL
i (但し、i;0〜m−1の任意の数)に接続され、さ
らにNMOS15とNMOS16の接続点が、マッチ線
MLi (但し、i;0〜m−1の任意の数)に接続され
ている。
【0006】以上のように構成されるCAMの書込み及
び読出し動作(a)と、照合あるいは検索動作(即ち、
マッチ動作)(b)について説明する。 (a) 書込み、読出し動作 図2及び図3のCAMセル10i,j の書き込み、及び読
出し動作は、従来のRAMと同様に行われる。即ち、マ
ッチイネーブル信号EBを“L”レベルにすると、マッ
チイネーブル線MEL0 〜MELm-1 を介してCAMセ
ル100,0 〜10m-1,n-1 内のNMOS14,17がオ
フ状態となり、該CAMセル100,0 〜10m-1,n-1
マッチ能がディゼーブルとなり、RAMセルとして動作
するようになる。また、マッチイネーブル信号EBが
“L”レベルになると、アドレスデコーダ20がイネー
ブルとなる。アレドレスデコーダ20は、入力されたア
ドレスAiをデコードし、そのデコード結果によって1
本のワード線WLi がアクティブ(例えば、“H”レベ
ル)となり、それに接続されたCAMセル100,0 〜1
m-1,n-1 内のNMOS12,13がオン状態となる。
【0007】次に、反転ライトイネーブル信号WE/を
“L”レベルにすると、入出力回路210 〜21n-1
の書込み回路がイネーブルとなり、該書込み回路によっ
て入出力端子IO0 〜IOn-1 に入力された書込みデー
タが取り込まれ、ビット線対BL0 ,BL0 /〜BL
n-1 ,BLn-1 /へ出力される。このビット線対B
0,BL0 /〜BLn-1 ,BLn-1 上の書込みデータ
は、CAMセル100,0 〜10m-1,n-1 内のNMOS1
2,13を介してFF11に書き込まれる。
【0008】読出し時は、反転ライトイネーブル信号W
E/を“H”レベルに保持することにより、入出力回路
210 〜21n-1 内の読出し回路がイネーブルとなる。
選択されたCAMセル10i,j 内のFF11の記憶デー
タが、ビット線対BLj ,BLj /へ出力されると、該
ビット線対BLj ,BLj /上の読出しデータが、入出
力回路21j 内の読出し回路を介して入出力端子IOj
から出力される。
【0009】(b) マッチ動作 図4は、図2のマッチ動作のタイムチャートを示す図で
ある。この図に示すように、マッチイネーブル信号EB
を“H”レベルとし、アドレスデコーダ20をディゼー
ブルとし、それに接続されたワード線WL0 〜WLm-1
を全て“L”レベルに固定する。同時に、ビット線対B
0 ,BL0 /〜BLn-1 ,BLn-1 /及びマッチ線M
i が“H”レベルとなる。次に、反転ライトイネーブ
ル信号WE/を“L”レベルにすることにより、入出力
回路210 〜21n-1 内の書込み回路がイネーブルとな
り、入出力端子IO0 〜IOn-1 に入力にされたマッチ
データがビット線対BL0 ,BL0 /〜BLn-1 ,BL
n-1 /へ送られる。このビット線対BL0 ,BL0 /〜
BLn-1 ,BLn-1 /上のマッチデータにより、それに
接続されたm個のCAMセル10i,jが動作し、該CA
Mセル10i,j 内のNMOS15,16により、入力さ
れたマッチデータとCAMセルデータとの一致/不一致
の照合が行われる。不一致のCAMセル10i,j は、
“L”レベルをマッチ線MLi 上へ出力する。このよう
な動作は、全ビット線対BL0 ,BL0 /〜BLn-1
BLn-1 /上で行われ、マッチデータと記憶データが一
致したCAMセル10i,j に接続されたマッチ線MLi
のみが“H”レベルとなり、そのマッチ結果がマッチ線
出力回路24i より読出され、マッチ出力端子MTi
ら出力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
CAMでは、次のような課題があった。従来の図2のC
AMは非同期型動作を行う回路であるが、このような非
同期型動作を行うCAMに限らず、同期型動作を行うC
AMにおいても、m本のマッチ線ML0 〜MLm-1 のう
ち、大半(通常は、m−1本)が“L”レベル(即、不
一致)となるため、これらのマッチ線ML0 〜MLm-1
上で非常に多くの電力を消費するという問題があり、そ
れを解決することが困難であった。本発明は、前記従来
技術が持っていた課題として、マッチ線上での消費電力
が増大するという点について解決したCAMを提供する
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、複数のメモリセル選択用ワード線、
照合結果伝送用マッチ線及びデータ伝送用ビット線対
と、検索を行う前記ビット線対に書込みデータを入力す
る複数の書込み回路と、前記ワード線、マッチ線及びビ
ット線対に接続されマトリクス状に配列された複数のC
AMセルとを備え、前記各CAMセルは、データを記憶
するデータ記憶手段と、マッチイネーブル信号によりイ
ネーブルとなって該データ記憶手段の記憶データと前記
ビット線対上の書込みデータとの照合を行い、その照合
結果(マッチ結果)を前記マッチ線へ出力する検索手段
とで、構成したCAMにおいて、次のような手段を講じ
ている。
【0012】即、本発明では、前記イネーブル信号によ
りイネーブルとなって常に不一致動作をするダミーマッ
チ手段を設け、前記ダミーマッチ手段の出力に基づき、
前記マッチ線からマッチ結果を読出した後に前記CAM
セル内の検索手段をディゼーブルにする構成にしてい
る。第2の発明では、第1の発明のCAMにおいて、前
記イネーブル信号によりイネーブルとなって常に不一致
動作をするダミーマッチ手段を設け、前記ダミーマッチ
手段の出力に基づき、前記マッチ線からマッチ結果を読
出した後に前記書込み回路をディゼーブルにする構成に
している。
【0013】
【作用】第1の発明によれば、以上のようにCAMを構
成したので、常に不一致動作をするダミーマッチ手段の
出力により、マッチ結果を読出した後にCAMセルがデ
ィゼーブルになり、実際のマッチ動作時以外ではマッチ
線上での電力消費がなくなる。第2の発明によれば、常
に不一致動作をするダーミマッチ手段の出力により、マ
ッチ結果を読出した後に書込み回路がディゼーブルにな
り、第1の発明と同様に、実際のマッチ動作時以外には
マッチ線上での電力消費がなくなる。従って、前記課題
を解決できるのである。
【0014】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示す非同期型CAMの
要部の回路図であり、従来の図2及び図3中の要素と共
通の要素には共通の符号が付されている。このCAMで
は、従来の図2のCAMに、n個のダミーセル30,4
1 〜40n-1 、ダミーマッチ線DML、ダミーマッチ
イネーブル線DMEL、負荷用NMOS50、マッチ線
出力回路51、2入力ANDゲート52、及びm個のラ
ッチ回路530 〜53m-1 が追加されている。ダミーセ
ル30は、マッチデータにかかわらずダーミーマッチ線
DMLを“L”レベルにする機能を有し、ビット線BL
0 とビット線BL0 /間に接続されている。各ダミーセ
ル401 〜40n-1 は、容量負荷として使用されるもの
で、各ビット線対BL1,BL1/〜BLn-1 ,BL
n-1 /間に接続されている。これらのダミーセル30,
401 〜40n-1 は、ダミーマッチ線DML及びダミー
マッチイネーブル線DMELに共通接続され、マッチ動
作時に“L”レベルになるスピードがワーストケースと
なるように構成されている。
【0015】ダミーマッチ線DMLの一端は、負荷用の
NMOS50を介して電源電位Vccに接続され、その
他端が、マッチ線出力回路51の入力側に接続されてい
る。ダミーマッチイネーブル線DMELの一端には、マ
ッチイネーブル信号EBが入力され、その他端が、マッ
チ線出力回路51の出力側とANDゲート52の入力側
とに接続されている。ANDゲート52の出力側は、マ
ッチ線ML0 〜MLm-1 に共通接続されると共に、各ラ
ッチ回路530 〜53m-1 のゲート端子Gに共通接続さ
れている。各ラッチ回路530 〜53m-1 の入力端子D
は、マッチ線出力回路240 〜24m- 1 の出力側にそれ
ぞれ接続され、さらにそれらの各ラッチ回路530 〜5
m-1の出力端子Qが、マッチ出力端子MT0 〜MT
m-1 にそれぞれ接続されている。そのため、少なくとも
ダミーマッチ線DMLの“L”レベルになるスピード
は、通常のCAMセル10i,j のそれよりも速くはなら
ない。
【0016】図5は、図1中のダミーセル30の構成例
を示す回路図である。このダミーセル30は、NMOS
31,32,33,34とインバータ35,36を有
し、そのNMOS31,32,33,34が、ビット線
BL0 とBL0/との間に直列接続されている。ビット
線BL0 は、インバータ35を介してNMOS32のゲ
ートに接続されている。ビット線BL0 /は、インバー
タ36を介してNMOS33のゲートに接続されてい
る。NMOS32と33の接続点には、ダミーマッチ線
DMLが接続され、さらにNMOS31,34のゲート
が、ダミーマッチイネーブル線DMELに共通接続され
ている。
【0017】図6は、図1中のダミーセル40k (但
し、k;1〜n−1の任意の数)の構成例を示す回路図
である。このダミーセル40k は、NMOS41,4
2,43,4を有し、それらがビット線対BLk ,BL
k /間に直列に接続されている。NMOS41,44の
ゲートは、ダミーマッチイネーブル線DMELに共通接
続され、さらにNMOS42,43のゲートが、接地電
位Vssに接続されている。NMOS42と43の接続
点には、ダミーマッチ線DMLが接続されている。以上
のように構成されるCAMでは、CAMセル10i,2の
書込みあるいは読出しを行う場合、マッチイネーブル信
号EBを“L”レベルにする。すると、“L”レベルの
マッチイネーブル信号EBが、ダミーマッチイネーブル
線DMELを介してANDゲート52へ送られ、該AN
Dゲート52の出力が“L”レベルとなり、それが各マ
ッチイネーブル線MEL0 〜MELm-1 を介して全CA
Mセル100,0 〜10m-1,n-1 へ送られる。これによ
り、全CAMセル100,0 〜10m-1,n-1 のマッチ機能
がディゼーブルとなり、従来と同様にRAMセルとして
動作し、それらに対するデータの書込みあるいは読出し
が行われる。
【0018】次に、図8を参照しつつ、マッチ動作を説
明する。図8は、この第1の実施例のCAMのマッチ動
作と、後述する第2の実施例のCAMのマッチ動作を示
すタイムチャートである。実線の波形が第1の実施例を
示す図1のタイムチャート、破線の波形が後述する第2
の実施例を示す図7のタイムチャートである。マッチイ
ネーブル信号EBを“H”レベルにすると、ダミーマッ
チイネーブル線DMELを介してダミーセル30内のN
MOS31,34がオン状態となると共に、各ダミーセ
ル401 〜40n-1 内のNMOS41,44がオン状態
となり、それらのダミーセル30,401 〜40n-1
イネーブル状態となる。また、ANDゲート52の出力
が“H”レベルとなり、各マッチイネーブル線MEL0
〜MELm-1 を介して各CAMセル100,0 〜10
m-1,n-1 内の図3のNMOS14,17がオン状態とな
り、それらがイネーブル状態となる。
【0019】反転ライトイネーブル信号WE/が“H”
レベル(非アクティブ)であれば、負荷用NMOS対2
0 ,220 /〜22n-1 ,22n-1 /を介して各ビッ
ト線対BL0 ,BL0 /〜BLn-1 ,BLn-1 /が
“H”レベルになると共に、負荷用NMOS230 〜2
m-1 ,50を介して各マッチ線ML0 〜MLm-1 及び
ダミーマッチ線DMLが“H”レベルになる。反転ライ
トイネーブル信号WE/が“L”レベル(アクティブ)
になると、各入出力回路210 〜21n-1 内の書込み回
路がイネーブル状態になり、入出力端子IO0 〜IO
n-1 に供給されたマッチデータが該書込み回路により取
り込まれ、ビット線対BL0 ,BL0 /〜BLn-1 ,B
n-1 /へ出力される。この、ビット線対BL0 ,BL
0 /〜BLn-1 ,BLn-1 /上のマッチデータにより、
CAMセル100,0 〜10m-1,n-1 が動作し、マッチ線
ML0 〜MLm-1 が“H”レベルのままか、あるいは
“L”レベル状態となる。
【0020】また、ダミーマッチ線DMLは、ダミーセ
ル30により、必ず“L”レベルとなり、マッチ線出力
回路51を通してANDゲート52の出力が“L”レベ
ルとなる。このANDゲート52の“L”レベル出力に
より、マッチ線出力回路240 〜24m-1 の出力データ
がラッチ回路530 〜53m-1 にラッチされ、さらに各
CAMセル100,0 〜10m-1,n-1 内の図3のNMOS
14,17がオフ状態となり、それらがディゼーブル状
態となる。各CAMセル100,0 〜10m-1,n- 1 がディ
ゼーブル状態になることにより、マッチ線ML0 〜ML
m-1 が“H”レベル状態に戻る。次に、反転ライトイネ
ーブル信号WE/が“H”レベルとなり、ビット線対B
0 ,BL0 /〜BLn-1 ,BLn-1 /、及びダミーマ
ッチ線DMLが“H”レベルとなり、マッチ動作が完了
する。以上のように、本実施例では、ダミーマッチ線D
MLの出力により、マッチ線出力回路51及びANDゲ
ート52を介してラッチ回路530 〜53m-1 でマッチ
結果をラッチした後、CAMセル100,0 〜10
m-1,n-1 をディゼーブル状態にする構成している。その
ため、反転ライトイネーブル信号WE/が“L”レベル
でも、ダミーマッチ線DMLが“L”レベルになった後
は、マッチ線ML0 〜MLm-1 上での電力消費がなく、
低消費電力化を実現できる。
【0021】第2の実施例 図7、本発明の第2の実施例を示す非同期型CAMの要
部の回路図であり、第1の実施例を示す図1中の要素と
共通の要素には共通の符号が付されている。このCAM
では、マッチイネーブル信号EBがマッチイネーブル線
MEL0 〜MELm-1 及びダミーマッチイネーブル線D
MELへ直接供給されると共に、図1のANDゲート5
2、及びラッチ回路530 〜53m-1 に代えて、インバ
ータ61、2入力NORゲート62、及び遅延型フリッ
プフロップ(以下、DFFという)630 〜63m-1
設けられている点のみが異なっている。マッチ線出力回
路51の出力側には、インバータ61の入力側が接続さ
れ、該インバータ61の出力側と反転ライトイネーブル
信号WE/とが、2入力NORゲート62の入力側に接
続され、該NORゲート62の出力側が、入出力回路2
0 〜21n-1 に接続されている。また、インバータ6
1の出力側には、各DFF630 〜63m-1 のクロック
端子Cが接続され、それらの各入力端子Dがマッチ線出
力回路240 〜24m-1 の出力側にそれぞれ接続され、
さらにそれらの各出力端子Qがマッチ出力端子MT0
MTm-1 にそれぞれ接続されている。このCAMでは、
CAMセル100,0 〜10m-1,n-1 の書込みあるいは読
出しを行う場合、第1の実施例と同様に、マッチイネー
ブル信号EBを“L”レベルにすると、CAMセル10
0,0 〜10m-1,n-1 のマッチ機能がディゼーブルとな
り、それらがRAMセルとして動作することにより、そ
れらに対するデータの書込みあるいは読出しが行われ
る。
【0022】次に、図8の破線で示す波形のタイムチャ
ートを参照しつつ、本実施例のマッチ動作を説明する。
第1の実施例と同様に、マッチイネーブル信号EBを
“H”レベルにすると、CAMセル100,0 〜10
m-1,n-1 及びダミーセル30,401 〜40n-1 がイネ
ーブル状態となる。反転ライトイネーブル信号WE/が
“H”レベルであれば、それがNORゲート62を介し
て入出力回路210 〜21n-1 へ送られ、ビット線対B
0 ,BL0 /〜BLn-1 ,BLn-1 /、マッチ線ML
0 〜MLm-1 、及びダミーマッチ線DMLが“H”レベ
ルとなり、マッチ線出力回路51を介してインバータ6
1の出力が“L”レベルとなる。
【0023】反転ライトイネーブル信号WE/が“L”
レベルとなると、NORゲート62の出力が“L”レベ
ルとなり、各入出力回路210 〜21n-1 内の書込み回
路がイネーブル状態となり、該書込み回路によって入出
力端子IO0 〜IOn-1 に供給されたマッチデータが取
り込まれ、ビット線対BL0 ,BL0 /〜BLn-1 ,B
n-1 /へ出力される。このマッチデータにより、CA
Mセル100,0 〜10m-1,n-1 が駆動され、マッチ結果
がマッチ線ML0 〜MLm-1 へ出力される。同時に、ダ
ミーセル30によってダミーマッチ線DMLが“L”レ
ベルになると、マッチ線出力回路51を介してインバー
タ61の出力が“H”レベルとなる。インバータ61の
出力が“H”レベルになると、マッチ線出力回路240
〜24m-1 から出力されたマッチ結果がDFF630
63m-1 に取り込まれる。さらに、インバータ61の
“H”レベル出力により、NORゲート62の出力が
“H”レベルとなり、各入出力回路210 〜21n-1
の書込み回路がディゼーブルとなり、全ビット線対BL
0 ,BL0 /〜BLn-1 ,BLn-1 /が“H”レベルと
なる。これにより、マッチ線ML0 〜MLm-1 及びダミ
ーマッチ線DMLへの“L”レベル出力がなくなり、全
マッチ線ML0 〜MLm-1 とダミーマッチ線DMLが
“H”レベルとなり、マッチ動作が完了する。
【0024】以上のように、本実施例では、ダミーマッ
チ線DMLの出力により、マッチ線出力回路51及びイ
ンバータ61を介してDFF630 〜63m-1 でマッチ
結果をラッチした後、NORゲート62を介して各入出
力回路210 〜21n-1 内の書込み回路をディゼーブル
にする構成にしている。そのため、第1の実施例と同様
に、反転ライトイネーブル信号WE/が“L”レベルで
も、ダミーマッチ線DMLが“L”レベルになった後
は、マッチ線ML0 〜MLm-1 上での電力消費がなく、
低消費電力化を実現できる。
【0025】なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず、種種の変形が可能である。例えば、図1及び図7に
おいて、CAMセル100,0 〜10m-1,n-1 、及びダミ
ーセル30,401 〜40n-1 を、図3、図5及び図6
以外の回路で構成してもよい。また、図1のANDゲー
ト52及びラッチ回路530 〜53m-1 をそれらと同様
の機能を有する他の回路で構成したり、あるいは図7の
インバータ61、NORゲート62及びDFF630
63m-1 を、それらと同様の機能を有する他の回路で構
成してもよい。また、上記実施例では非同期型動作のC
AMについて説明したが、上記実施例を同期型動作のC
AMに適用することも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、常に不一致動作をするダミーマッチ手段を設
け、該ダミーマッチ手段の出力に基づき、マッチ結果を
読出した後に、CAMセル内の検索手段をディゼーブル
にする構成にしたので、実際のマッチ動作時以外、例え
ばダミーマッチ線が“L”レベルになった後は、マッチ
線上での電力消費がなく、該マッチ線上での消費電力を
低減できる。第2の発明によれば、ダミーマッチ手段の
出力に基づき、マッチ結果を読出した後に書込み回路を
ディゼーブルにする構成にしたので、第1の発明と同様
に、実際のマッチ動作時以外、例えばダミーマッチ線が
“L”レベルになった後はマッチ線上での電力消費がな
く、該マッチ線上での消費電力を低減できる。従って、
マイクロプロセッサ等で使用するキャッシュメモリ等に
適用すれば、効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す連想メモリセル
(CAM)の要部の回路図である。
【図2】従来の連想メモリ(CAM)の要部の回路図で
ある。
【図3】図2中のCAMセルの構成例を示す回路図であ
る。
【図4】図2のマッチ動作を示すタイムチャートであ
る。
【図5】図1中のダミーセル30の構成例を示す回路図
である。
【図6】図1中のダミーセル40k の構成例を示す回路
図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す連想メモリ(CA
M)の要部の回路図である。
【図8】図1及び図7のマッチ動作を示すタイムチャー
トである。
【符号の説明】
100,0 〜10m-1,n-1 CAMセル 20 アドレスデコーダ 210 〜21n-1 入出力回路 240 〜24m-1 ,51 マッチ線出力回路 30,401 〜40n-1 ダミーセル 52 ANDゲート 530 〜53m-1 ラッチ回路 61 インバータ 62 NORゲート 630 〜63m-1 遅延型フリップフロップ
(DFF) Ai アドレス BL0 ,BL0 /〜BLn-1 ,BLn-1 / ビッ
ト線対 DML ダミーマッチ線 DMEL ダミーマッチイネーブル
線 EB マッチイネーブル信号 ML0 〜MLm-1 マッチ線 MEL0 〜MELm-1 マッチイネーブル信号 WE/ 反転ライトイネーブル信
号 WL0 〜WLm-1 ワード線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセル選択用ワード線、照合
    結果伝送用マッチ線、及びデータ伝送用ビット線対と、 検索を行う前記ビット線対に書込みデータを入力する複
    数の書込み回路と、 前記ワード線、マッチ線及びビット線対に接続されマト
    リクス状に配列された複数の連想メモリセルとを備え、 前記各連想メモリセルは、データを記憶するデータ記憶
    手段と、マッチイネーブル信号によりイネーブルとなっ
    て該データ記憶手段の記憶データと前記ビット線対上の
    書込みデータとの照合を行い、その照合結果を前記マッ
    チ線へ出力する検索手段とで、構成した連想メモリにお
    いて、 前記イネーブル信号によりイネーブルとなって常に不一
    致動作をするダミーマッチ手段を設け、 前記ダミーマッチ手段の出力に基づき、前記マッチ線か
    ら照合結果を読出した後に前記連想メモリセル内の検索
    手段をディゼーブルにする構成にしたことを特徴とする
    連想メモリ。
  2. 【請求項2】 複数のメモリセル選択用ワード線、照合
    結果伝送用マッチ線、及びデータ伝送用ビット線対と、 検索を行う前記ビット線対に書込みデータを入力する複
    数の書き込み回路と、 前記ワード線、マッチ線及びビット線対に接続されマト
    リクス状に配列された複数の連想メモリセルとを備え、 前記各連想メモリセルは、データを記憶するデータ記憶
    手段と、マッチイネーブル信号によりイネーブルとなっ
    て該データ記憶手段の記憶データと前記ビット線対上の
    書込みデータとの照合を行い、その照合結果を前記マッ
    チ線へ出力する検索手段とで、構成した連想メモリにお
    いて、 前記イネーブル信号によりイネーブルとなって常に不一
    致動作をするダミーマッチ手段を設け、 前記ダミーマッチ手段の出力に基づき、前記マッチ線か
    ら照合結果を読出した後に前記書込み回路をディゼーブ
    ルにする構成にしたことを特徴とする連想メモリ。
JP693693A 1993-01-19 1993-01-19 連想メモリ Withdrawn JPH06215583A (ja)

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