JPH06213161A - エアコンプレッサ用ブラケット - Google Patents

エアコンプレッサ用ブラケット

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JPH06213161A
JPH06213161A JP5162055A JP16205593A JPH06213161A JP H06213161 A JPH06213161 A JP H06213161A JP 5162055 A JP5162055 A JP 5162055A JP 16205593 A JP16205593 A JP 16205593A JP H06213161 A JPH06213161 A JP H06213161A
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JP
Japan
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air compressor
bracket
engine
air
piston
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JP5162055A
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John E Macier
ジョン、イー、マーシャー
John M Mahoney
ジョン、エム、マハニー
Harold K Wade
ハロルド、ケー、ウェイド
Robert L Niemchick
ロバート、エル、ニームチック
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Outboard Marine Corp
Original Assignee
Outboard Marine Corp
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    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 船外発動機などの内燃機関で用いるのに特に
適した特有の一体状エアコンプレッサ用ブラケットを提
供すること。 【構成】 内燃機関用の改良されたエアコンプレッサ2
0用ブラケット208で、ブラケット208がエンジン
で使われるエアコンプレッサ20の一部を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にエアコンプレッサ
に関し、特に船外発動機などの内燃機関で用いるのに特
に適した特有の一体状エアコンプレッサ用ブラケットを
有する比較的高い出力圧、低容量のエアコンプレッサに
関する。なお、本発明は、本件出願人が本願と同日に提
出した各特許出願「エアコンプレッサ」および「エアコ
ンプレッサ用シリンダヘッド」と関連して特に好適に用
いられる。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
長年にわたり、特定の使用目的および用途に応じて異な
る種類のエアコンプレッサが設計上の考慮を各特定の用
途に合わせて数多く開発されてきた。各種エアコンプレ
ッサの発展の歴史をここでは逐一説明しないが、内燃機
関用の燃料噴射系における最近の発展は、コンパクト、
高圧および低容量で、広い範囲の作動速度にわたり高信
頼で動作するエアコンプレッサの必要性を生み出してき
た。このようなエアコンプレッサは、船外発動機など、
エンジンが比較的小さいサイズであってもかなり大きい
馬力を発生する2サイクルエンジンで用いられるような
燃料噴射系において特に有用である。エンジン自体が比
較的小さいサイズであるため、そのエンジンによって駆
動されるエアコンプレッサも比較的小さい容量を占めな
がら、始動時におけるクランク動作中およびアイドリン
グ速度から最大速力に至る範囲の各作動速度で高圧を発
生しなければならない。
【0003】エアコンプレッサは、駆動ベルトなどの駆
動手段を介しエンジンによって駆動されるので、駆動手
段が動作において信頼でき、且つエンジンへ容易に取付
可能となる構成を有することが望ましい。
【0004】したがって本発明の主な目的は、ブラケッ
トがエンジンで使われるエアコンプレッサの一部を形成
するような改良されたエアコンプレッサ用ブラケットを
提供することにある。
【0005】本発明の別の目的は、アイドラプーリを含
むエンジン付属品取付用のボスなどの構造部品を備えた
エアコンプレッサ用ブラケットを提供することにある。
【0006】本発明の更なる目的は、ブラケットが各シ
リンダヘッドによって形成された谷部内に配置されると
ともに、エアコンプレッサの一部を組み込んだV形内燃
機関用のエアコンプレッサ用ブラケットを提供すること
にある。
【0007】本発明のさらに別の目的は、駆動ベルトの
張力を適正に調整するため、調整可能なアイドラホイー
ルが取り付けられた一体状のエアコンプレッサ用ブラケ
ットを提供することにある。
【0008】上記以外の目的および利点は、添付の図面
を参照した以下の詳細な説明から明かとなろう。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】広義の概念で
言えば、本発明は、比較的高い出力圧を比較的低い容量
で与える能力を有し、また船外発動機などの内燃機関で
エアコンプレッサが駆動される場合に生じるような広い
範囲の速度に亘って動作可能なコンパクトな設計のエア
コンプレッサに係わる。エアコンプレッサは、船外エン
ジンなどの外部動力源により、駆動プーリを駆動する駆
動ベルトを介して駆動される。
【0010】駆動プーリは、クランク軸構造に結合さ
れ、またクランク軸構造は、連結ロッドを介して往復ピ
ストンに結合されている。ピストンは、空気を導入する
側部入口を有したシリンダボアの内部を往復移動し、ピ
ストンが空気を圧縮することで、空気が空気圧レギュレ
ータに連通した出口室の内部へとリード弁機構を介して
強制的に送られ、一定の所望出力圧を与える。
【0011】本発明のエアコンプレッサは、好ましくは
平方インチ当り約80ポンドの出力圧を与えるが、作動
速度に応じてその値を遥かに越える出力圧を発生するこ
ともできる。考えられる1つの特定用途において、エア
コンプレッサは、船外エンジンなどの内燃機関用の燃料
噴射系へ空気を供給するのに使われ、この用途の場合、
エアコンプレッサは、燃料噴射系で使われるほぼ一定の
圧力供給を維持するための空気圧レギュレータと協働す
る。所望の出力圧が平方インチ当り約80ポンドである
ため、本発明では、その値よりやや高い圧力、すなわち
90 p.s.i. を、エアコンプレッサのクランク軸が毎分
約610回転(rpm)で動作しているとき毎分約1.
6立方フィート(CFM)の容量で与える。エアコンプ
レッサを取付可能な船外エンジンの一般的なアイドリン
グ速度は、550〜650rpmである。したがって、
エンジンのアイドリング速度が低い方の値の550rp
mでもエアコンプレッサが約610rpmで動作するよ
うにエアコンプレッサおよびモータのプーリが寸法決め
されねばならない。エンジンが一般に約6000rpm
の最大速力で動作しているときも、出力圧は、出口室へ
接続された空気圧レギュレータによって80p.s.i.に維
持されるが、かかる速度のときに発生される空気容量
は、毎分約7立方フィートである。
【0012】速度対出力の特性が図19に示してあり、
作動速度がその範囲の上方部分に増加するまで特性はほ
ぼ線形であることを表している。しかし上方の範囲で
は、エアコンプレッサの効率が全般的に減少し、速度の
上昇につれて出力は線形に増大しない。これは、ピスト
ンの往復移動中に入口が開く期間が次第に短くなるため
に空気が入口を通ってシリンダボアを満たせなくなるた
めである。船外エンジン用の燃料噴射系に圧縮空気を供
給する用途においては、燃料噴射系に必要な空気容量が
僅か約6CFMであり、この値を越えて発生される空気
容量は、単に逃がされて利用されないため、上記の効率
減少はかえって有利である。必要な値を遥かに越える大
きな容量を発生しないことによって、逃がしが最小限化
され、空気を圧縮するのに少ない仕事で済み、その結果
エンジンの有効出力が増大する。
【0013】後で説明するように、エアコンプレッサ
は、エンジンのクランク軸に取り付けられたプーリから
エアコンプレッサの駆動プーリへと架け渡された駆動ベ
ルトによって駆動される。駆動ベルトが周囲を走行する
両プーリの一方、または他方のサイズを変えることで、
エアコンプレッサの作動速度をエンジンの速度に対して
調整可能なことは容易に理解されるところである。
【0014】また後で説明するように、エアコンプレッ
サは、きわめて広い範囲の作動速度に亘って動作可能で
あることから、動作中にかなりの熱が発生する。このた
め、エアコンプレッサは、エアコンプレッサ自体を潤滑
するオイル系を有するとともに、シリンダ領域が水冷さ
れ、発生する熱を有効に消散させる。
【0015】
【実施例】次に添付の図面、特にまず図1を参照すれ
ば、全体を20で表したエアコンプレッサがエンジンブ
ロック22を有した船外エンジンと関連して示してあ
る。エンジンブロック22は、概略的に示した左右ヘッ
ド面24,26を有するV6型エンジンの一部で、後部
28を有している。エンジンクランク軸の中心線が30
で示してある。またエンジンブロック22は、その内部
に冷却水を含めるための上方開口32を有しており、エ
アコンプレッサ20は、エンジンブロック22の頂部へ
取り付けられるように構成され、平坦な下面を有する概
略的に示した取付ブラケット部34を有しており、取付
ブラケット部34がエンジンブロック22の開口32を
覆うとともに、6つの開口36を介して挿入される各ボ
ルト(図示せず)によってエンジンブロック22にボル
ト止めされる。
【0016】取付ブラケット部34の中心部に孔38が
形成され、全体を40で示した水圧逃し弁がネジ切り孔
に挿入される2本のボルト42によってそれぞれのボス
にボルト止めされ、水圧逃し弁40の一対のニップル4
4にそれぞれホースが取付可能で、エンジンブロック2
2の内部からエンジンシリンダへと水を通過させる。水
圧逃し弁40は、エンジンの一部でそれ自体は本発明の
一部をなすものでなく、その通常の機能を果たす位置に
配置して示してあり、多くの船外エンジンに設けられて
いる。
【0017】なお、本発明のエアコンプレッサが図示と
異なる用途で使われる場合、ボスや取付ブラケット部3
4の孔38と42を設けなくともよいことは容易に理解
されよう。また図示以外の用途において、取付ブラケッ
ト部34全体は、異なる形状にしてもよく、また実質上
取り除いてもよい。さらに取付ブラケット部34は、外
側延出部46を有し、その上面48が取付ブラケット部
34の全体的平面より高い平面にあり、この平面の変化
は、傾斜部50での接続によって補われている。外側延
出部46は、アイドラプーリ52(図13参照)の固定
のため設けられている。
【0018】エアコンプレッサ20は、エンジンのクラ
ンク軸に取り付けられたプーリ54により、駆動ベルト
58(図2)を介して駆動され、駆動ベルト58は、プ
ーリ54と、図1に部分的に示し、且つ図2に最も明瞭
に示した駆動プーリ56とに亘って巻かれ、駆動ベルト
58の裏側がアイドラプーリ52と接触している。後述
するように、アイドラプーリ52は、駆動ベルト58の
張力を変えられるように調整可能である。
【0019】本発明によれば、取付ブラケット部34
は、クランクケース60およびシリンダ鋳造体62と一
体に鋳造されるのが好ましく、鋳造体全体を強化するた
めに補強リブ64、66および68が設けられている。
【0020】図1および図2に最も明瞭に示してあるよ
うに、エアコンプレッサ20は、シリンダ鋳造体62の
円筒状ボア(シリンダボア)内に嵌合するピストン70
を有し、ボアは、シリンダ鋳造体62、クランクケース
60および取付ブラケット部34の鋳造時に所定位置に
鋳造されるのが好適な別体の円筒状スリーブ72によっ
て形成されるのが好ましい。ピストン70は、そのヘッ
ド部分近くに3つのリング74、76および78をそれ
ぞれ受け入れるスロットを有し、このうちリング78
は、後述するように動作中にピストン70とスリーブ7
2の面との間に存在するオイルを通過させるように働く
オイルリングである。
【0021】ピストン70は、リストピン82によって
連結ロッド80に結合される一方、連結ロッド80の他
端は、ニードル軸受組立体88内に嵌合したクランクピ
ン86によって一対のクランク軸部材84に結合され、
ニードル軸受組立体88の外面が連結ロッド80の開口
内に嵌合している。クランクピン86は、クランク軸部
材84の各孔内にプレス嵌めされ、両部材を相対的に所
定の位置に固定維持している。クランク軸部材84は、
それぞれ一体の円筒状延在部90,92を有し、これら
円筒状延在部90,92の外面が各軸受94内に回転自
在に支持され、また一方の円筒状延在部90が駆動プー
リ56を受け入れるとともに、ナット98によって相対
回転しないように固定される小径のネジ切り延長部96
を有してる。つまり図示のごとく、駆動プーリ56は、
円筒状延在部90の端部に当接する半径方向に延びた肩
100を有し、ナット98が駆動プーリ56を円筒状延
在部90に対して締め付け固定するのを可能としてい
る。クランクケース60からオイルが逃げるのを防ぐた
めに環状シール部材102が設けられ、これら環状シー
ル部材102としては、例えば、米国イリノイ州シカゴ
所在の ChicagoRawhide製のリップシールが使える。
連結ロッド80は、リストピン82が通過する孔を有し
ており、またリストピン82と連結ロッド80の開口と
の間に上述したものとは別のニードル軸受組立体104
が設けられ、動作中にシリンダに対する連結ロッド80
の回転を可能としている。
【0022】円筒状延在部92は、開口を越えて延出し
ているので、所望なら動力操舵ポンプなどの別の構成部
品に動力を与えるため動力を取り出すのに利用できる。
この点は、ネジ切り開口93を介してジャッキ軸95な
どをクランク軸部材84の円筒状延在部92へ取り付け
ることで達成可能である。
【0023】なお、クランク軸部材84は、クランクケ
ース60の内部に挿通されなければならず、また取付ブ
ラケット部34、シリンダ鋳造体62およびクランクケ
ース60の一部からなる一体鋳造体は、単一構造物であ
ることが理解されるべきである。そこでクランクケース
60は、分割構造となっており、端部鋳造体104が分
割線106に沿ってクランクケース60の部分から取り
外し可能である。端部鋳造体104は、図7乃至図11
に詳しく示してある。例えば図1中の分割線106に沿
って見た場合の端部鋳造体104の内部図を示した図9
を参照すれば、端部鋳造体104は、C字状の保持リン
グ110(図2)をそれぞれ受け入れる一対の環状溝1
08を有し、各保持リング110は、ボール軸受組立体
94の外側と接触している。そして、シール部材102
が保持リング110の他側にそれぞれ当接している。な
お、溝108をクランクケース鋳造体60にも設け、C
字状の保持リング110が嵌合可能な実質上連続的な環
状溝を与えるようにしてもよい。C字状の保持リング1
10を用いるのが好ましいが、その代わりに平坦なワッ
シャーを用いることもできる。保持リング110の使用
は、クランク軸部材84をクランクケース60の内部に
正確に位置決めするとともに、容易な組立および分解を
可能とするから、単純、且つ安価だが効果的な手段をも
たらす。図7および図9に示すように、端部鋳造体10
4は、開口112にそれぞれ挿入される4本のボルト
(図示せず)によってクランクケース60に取り付けら
れる。
【0024】クランクケース組立体とピストン70、連
結ロッド80および関連部品の構造に関する以上の説明
から、モータ、あるいはその他の動力源に接続された駆
動プーリ56が駆動ベルト58によって駆動され、それ
に伴いクランク軸が回転され、円筒状スリーブ72によ
って形成されたシリンダボアの内部でピストン70を往
復移動せしめることが理解されるべきである。
【0025】円筒状スリーブ72およびシリンダ鋳造体
62は、エアコンプレッサ20の動作中、2つの異なる
時点で空気をシリンダボアの内部へ導入する多数の開口
114を有する。一方の時点は、主出力のための空気圧
縮時で、これはピストン70がその下死点にあるとき、
すなわち図1および図2両方に示した位置より右側にあ
るときに生じる。また他方の時点は、シリンダ内へと空
気を導入する図1および図2両方に示した位置にあると
きに生じ、その後ピストン70が上死点から下死点へと
右側へ移動することによって、空気がクランクケース6
0の内部で圧縮され、低圧レベルであるが補助出力を与
える。
【0026】ピストン70の2つの位置において空気を
導入する上記の能力は、各入口開口114がピストン7
0のストロークに沿ったほぼ中間に位置され、ピストン
70の側壁の長さがピストン70のストローク長の半分
より小さいという構成から得られる。
【0027】入口開口114は、図1にも想像線で示し
てあり、それぞれ約3/8インチの直径であるのが好ま
しい5つの開口からなる。図1において、これら入口開
口114は、連結ロッド80の上方で、図では取り除い
てあるシリンダ壁62の部分に実際には位置する。下死
点にあるピストン70の端部に対する入口開口114の
位置は、図1で最も左側よりの開口縁から約0.075
インチであるのが好ましい。これにより、円形開口の一
部からなり、約0.075インチ×約0.400インチ
の大きさの有効開口が得られる。
【0028】シリンダボアのヘッド端、つまり図1にお
ける左端に対する入口開口114の位置は、図19に示
した出力特性に影響を及ぼす。入口開口114がヘッド
端からより離れて位置すれば、ピストン70の有効スト
ロークが増大し、エアコンプレッサ20は、低い作動速
度でより効率的になる。逆に入口開口114がヘッド端
により近く位置すれば、ピストン70の往復移動中に入
口開口114が覆われない時間が長くなり、より多くの
空気がシリンダボアに導入されるため、エアコンプレッ
サ20は、高い作動速度でより効率的になる。
【0029】吸気マニホルド116が入口開口114の
領域に設けられ、複数のボルト(図示せず)でシリンダ
鋳造体62に取り付けられ、また吸気マニホルド116
とシリンダ鋳造体62との境界にガスケット118が配
置されるのが好ましい。吸気マニホルド116は、該マ
ニホルド116内へ空気を導入するための吸気開口12
0を有する。吸気マニホルド116の内部には、塵埃や
屑などがシリンダ内へ侵入するのを防ぐフィルタ手段
(図示せず)を設けるのが好ましい。図2に最も明瞭に
示すように、ピストン70は、平坦な端面122を有
し、この端面122がシリンダ62の端面とシリンダヘ
ッド126との間に配置されたリード板124に密着当
接するように、ピストン70のストロークは決められる
のが好ましい。リード板124は、シリンダボアをシリ
ンダヘッド126の出口室130へ連通せしめる出口開
口128を有し、これら出口開口128は、8個存在す
るのが好ましい。リード板124は、露出される温度お
よび圧力レベル下で変形しないように充分厚くなければ
ならないが、一方ピストン70の移動時に、より大きく
空気を圧縮可能なようにできるだけ薄くすべきである。
つまり薄い構造にすればリード弁132の底と上死点に
あるピストン70の頂部との間の容積が減り、その分大
きい圧縮比を与える。
【0030】図18に示すように8枚のペタル(花弁状
弁板)構成を持つ形状をしたリード弁132が設けられ
ており、リード弁132は、中心孔を有し、この中心孔
を介してボルト134がリード板124のネジ切り開口
136内に締め止め可能である。またリード弁132の
各ペタルの移動を制限するリードストッパ部材138が
設けられており、その形状は、リード弁132の形状と
実質上同じであるが、サイズはそれより幾分小さい。
【0031】図2に示すように、リードストッパ部材1
38の各ペタルは、リード板124から離反する方向に
傾いているため、リード弁132の各ペタルは、図面上
左側へ向かうストロークのピストン70の作用によって
生じる圧力に応じて撓み、圧縮空気を出口室130内へ
連通可能である一方、ピストン70が右側へ移動すると
きは、リード弁132の各ペタルが図示の位置へ戻って
弁を閉じるので、出口室130内の圧力は、ピストン7
0が右側へ移動しても減少しない。
【0032】本発明の重要な特徴によれば、リード弁1
32は、0.011インチの厚さを有するのが好ましい
ステンレス鋼製フラップ弁材料で製造するのが好適であ
り、各出口開口128の形状は、個々のペタルの形状と
同じであるが、弁の閉鎖時にペタルが出口開口128内
へ吸い込まれないようにペタルの方が出口開口128よ
り僅かに大きい。すなわち、リード板124がリード弁
132のペタルを停止するための当接面を与えるように
各ペタルと出口開口128の両外縁間で重なりが生じ、
この重なりは、本発明で発生される圧力レベルにおいて
約0.060インチであるのが好ましい。リード弁13
2のペタルは、シリンダボアの内部圧力が出口室130
内の圧力を越えると動作する。上記したリードペタルの
構造により、平方インチ当り約5ポンドの差圧で弁を開
くのに充分な撓みが得られる。また上記したリードペタ
ルの構造により、ピストン70が右側へ向かって移動す
る際、平方インチ当り約90ポンドにも達する、シリン
ダボアに対する出口室130の差圧に対して耐えるのに
充分な剛性が得られる。
【0033】前記のごとくリードストッパ部材138が
設けられ、動作中にリード弁132の移動を制限してい
る。リードストッパ部材138の形状は、リード弁13
2自体(図18参照)と実質上同じであるが、サイズ
は、図1および図2に示すようにそれより幾分小さい。
リードストッパ部材138は、リード弁132の撓みを
停止するのに充分な剛性の金属で作製される。またリー
ドストッパ部材138は、図1および図2に示すように
リード板124から離反する方向に傾いており、リード
弁132の制限された撓みを可能とする。リード板12
4とシリンダ壁62との間を密封するためガスケット1
40が設けられ、また別のガスケット142がリード板
124とシリンダヘッド126との間に設けられてい
る。各ガスケット140,142は、リード板124の
外周に沿って延びているが、後述するように、動作中に
連通するための多数の開口144を有している。
【0034】図1、図3、図4、図5および図16を参
照すれば、シリンダヘッド126は、出口室130に関
連して導管148に接続され、全体を146で示した延
出部を有し、導管148が出口室130に対し容積を増
大させ、アキュムレータとして機能する。延出部146
は、出口室130を横向き開口152に連通するポート
150を有し、開口152内に導管148が接続されて
いる。図3に最も明瞭に示してあるように、導管148
は、開口152への取付用である外側環状取付具154
を有し、導管148および出口室130の内部から空気
が漏れるのを防ぐためO−リングシール156が設けら
れている。シール156は、600゜Fまでの作動温度
に耐えられるヴィトン (Viton)やその他の材料で作製さ
れるのが好ましい。シリンダヘッド126は、その4隅
の開口166に挿入されるボルト(図示せず)によっ
て、シリンダ鋳造体62に取り付けられる。
【0035】図16に示すように、導管148は、通常
の構造である空気圧レギュレータ158に接続されてお
り、好ましい実施例では、この空気圧レギュレータ15
8が導管148内の空気圧を約80 p.s.i. である所望
のレベルに制限する。空気圧レギュレータ158からの
出口ライン160が所望の空気圧を左右の燃料/空気レ
ール163と165へ導くために設けられており、これ
らの燃料/空気レール163,165は、エンジンの燃
料噴射系の一部で、それら自体は本発明の一部を構成す
るものでない。
【0036】導管148と出口室130の容積は、合計
約200立方センチメートル(CC)程度であるのが好
ましい。つまり出口室130は、約50立方センチメー
トルの容積を有するのが好ましく、また導管148は、
約150立方センチメートルの容積を有するのが好まし
い。導管148は、図16に示すように接続され、約1
フィート程度の長さで、エンジンブロック22のほぼ全
長に亘って延びている。図1に示すごとく、導管148
は、エンジンブロック22の全長に沿って延びる際、そ
のすぐ近くに位置可能なように2つの角部を有する。な
お、導管148の長さとその内径は、必然的に管容積に
影響を及ぼし、内燃機関に関連して図示したエアコンプ
レッサ20の特定用途において、出口室130と導管1
48との合計容積が約200立方センチメートルである
のが好ましいことが理解されるべきである。
【0037】出口室130および導管148のサイズ
は、エアコンプレッサ20の動作によって生じる高圧ス
パイクを減衰するように作用するのに充分な大きさであ
るべき一方、充填に長くかかりすぎ、エンジンを始動さ
せるのに充分な圧力が生じる前にエンジンが過剰にクラ
ンク動作しなければならないほど大きすぎてもいけな
い。3リットル、V6型内燃機関での使用を意図した好
ましい実施例において、エアコンプレッサ20の動作中
に発生する熱に耐えられるように剛性であるのが好まし
いが、熱によって損傷しない材料で作製されるなら可撓
性でもよい。可撓性であれば、減衰効果がさらに向上さ
れる。
【0038】なお、出口室130は、図示の例よりもサ
イズを大きくできるが、図示した好ましい実施例におけ
るエアコンプレッサ20の物理的サイズは、シリンダヘ
ッド126が図1および図2で画成されている境界を越
えて延びるべきでない限界を示している。
【0039】前述したようにエアコンプレッサ20は、
ピストン70の逆方向、つまり右側へのストローク時に
クランクケース60内で空気が圧縮されることによって
発生する補助圧出力も与える。これは、ピストン70が
上死点までのストロークを移動して戻りストロークへ移
るとき、入口開口114を介して空気がシリンダボアの
内部へ導入され、次いでピストン70が右側へ移動し、
ピストン70自体の側壁によって入口開口114を密封
し、さらに下死点へ向かうピストン70の移動でクラン
クケース60内の空気を圧縮することによって生じる。
【0040】加圧のレベルは、出口室130内で行われ
る加圧と比べて遥かに低く、約10p.s.i. 程度であ
り、クランクケース60からの補助圧の出力は、かかる
低い圧力レベルで、図1、図7および図10に示したエ
ア逆止弁168によって制御される。エア逆止弁168
は、一体に形成されたニップル170を有するのが好ま
しく、このニップル170に172などの管を取り付
け、補助圧を低圧燃料吐出ポンプやオイル計量ポンプな
どの付属部品に与えることができる。エア逆止弁168
は、クランクケース60の内部とポート174とを介し
て連通し、該逆止弁168を横切る何れの方向において
も非常に小さい差圧で開閉するものが好ましい。
【0041】ピストン70およびクランクケース60内
の軸受を潤滑するため、エアコンプレッサ20は、オイ
ル分配ポンプへ共に接続された給油ライン176(図1
6参照)と排油ライン178とを含むオイル潤滑系を利
用する。図7を参照すれば、給油ライン176は、給油
逆止弁180に取り付けられており、給油逆止弁180
が端部鋳造体104に接続され、ポート182を介して
クランクケース60と連通している。排油ライン178
は、図7に示すようにオリフィス付のドレン取付具18
4に接続され、ドレン取付具184が図7、図8および
図9に示したポート186を介してクランクケース60
と連通している。
【0042】なお、給油逆止弁180の位置がクランク
ケース60の頂部にある一方、オイル戻し用のオリフィ
ス付ドレン取付具184は、その底部に位置し、クラン
クケース60内でオイルを循環させるのに重力の効果を
利用していること、またクランクケース60は、オイル
で満たされているのでなく、充分なオイルがクランクケ
ース60を通って流れ、適正な潤滑を維持していること
が理解されるべきである。さらに、補助圧の発生源とな
る前記エア逆止弁168は、クランクケース60の頂部
に近い位置に配置されている。
【0043】本発明の重要な特徴によれば、給油逆止弁
180とドレン取付具184とを用いたのは、クランク
ケース60自体を使って補助空気圧を発生させているた
めである。すなわちクランクケース60を通じてポンプ
吸引するのでなく、クランクケース60内の圧力レベル
が入口を介してクランクケース60内へとオイルを吸引
する負圧を与える。クランクケース60内の圧力レベル
は、給油ライン176内のオイルに対して約4 p.s.i.
の負の値を発生する。給油逆止弁180は、給油ライン
176の圧力がクランクケース60内の圧力を約10
p.s.i. だけ越えたときにのみ開く。したがって動作
時、差圧が上記の値を越えたときに給油逆止弁180が
開いてオイルをクランクケース60内へ吸引可能とし、
それ以外の動作中、オイルはクランクケース60内に吸
引されない。
【0044】給油ライン176に通常与えられるオイル
圧は、最小約10 p.s.i. である。オイルドレン取付具
184は、クランクケース60内に流入した全てのオイ
ルがドレン可能なほど充分に大きい一方、クランクケー
ス60内に圧力が蓄積されて前述したその他の付属部品
を作動する補助圧源を与えるのを妨げないほど充分に小
さいオリフィスを有する。この点から、直径約0.03
0インチのオリフィスが適切な圧力レベルを達成すると
同時に、所望の流速でクランクケース60からオイルを
ドレンさせるのに充分であることが見い出された。
【0045】オイルが入口ポート182から出口ポート
186へ流れるのを助けるため、およびクランク軸部材
84の外径が端部鋳造体104の開口サイズと近いこと
を考慮して、図9および図10に示すようにクランクケ
ース60の内側にオイル溝188が設けられている。
【0046】なおオイルは、ピストン70へも移動し、
スリーブ72内のピストン70を潤滑する。前述した理
由から出力圧の空気内に含まれるオイルの量を最小とす
るのが重要であるため、3つのリング74、76および
78が設けられており、そのうち78がオイルリングで
ある。そしてオイルリング78は、図17に示すよう
に、上下の薄いリング部分190の間に波状部分192
を挟んでなる複合構造を有する。この波状構造によっ
て、動作中オイルは、リング78を通過可能となり、通
過したオイルは、図1および図15に示すようにピスト
ン70に存在する6つの開口194を通じ、ピストン7
0の内部へ移動可能である。すなわち図15に示すよう
に、ピストン70の軸方向に見て6箇所に凹部が鋳造形
成され、リング78用の溝が切削加工されるとき、ピス
トン70側の対応位置に開口が切削され、これらの開口
を介しオイルは、各箇所の開口194でピストン70の
内部へ通過可能となる。
【0047】エアコンプレッサ20によって熱が発生さ
れるため、シリンダヘッド126の領域に対して冷却系
が設けられており、この目的上シリンダ鋳造体62は、
ほぼその全周に亘って延びた空間196を有し、シリン
ダヘッド126についても同様に198(図6参照)で
示した空間が形成されている。前述したように、エアコ
ンプレッサ20は、冷却水を内部に含んだエンジンブロ
ック22の開口に嵌合する取付ブラケット部34を有し
ており、その領域からの水が内部ポート200(図1お
よび図12参照)を介して各空間196,198に導か
れ、ポート200は、エンジンブロック22の開口から
空間196へと延びている。水は、空間196、リード
板124の開口144、および両ガスケット140,1
42の同寸法の開口を通って循環する。そして水は、出
口取付具204を受け入れる開口202を介して取り出
され、出口取付具204は、都合のよい位置で水を放出
させる管を取付可能なニップルを有する。出口取付具2
04は、冷却水の流量を制御するため、約40 p.s.i.
の水圧を有する船外発動機で使われる場合、約1/4イ
ンチのオリフィスを有する。
【0048】圧縮空気の温度は、特定の範囲内に制御さ
れることが重要である。温度がエアコンプレッサ20内
で使われる潤滑油の炭化温度を越えると、ピストン70
の頂部に炭素が付着し、やがて薄片状に剥がれて圧縮空
気内に混入し、燃料噴射系の動作に悪影響を及ぼす虞れ
がある。また、水の凝縮が生じるほど温度が低くなりす
ぎると、出力される圧縮空気内に存在する可能性のある
オイルに水が混入し、スラッジのような混合物となり、
同じく燃料噴射系の動作に悪影響を及ぼす虞れがある。
【0049】図13に示したアイドラプーリ52につい
て見れば、駆動ベルト58の張力調整のため、調整でき
るように取り付けられている。図1、図12、図13お
よび図14を参照すると、取付ブラケット部34の外側
延出部46は、三日月状の開口206を有し、六角状ヘ
ッドの取付ブラケット208が小ボルト210を介して
延出部に取り付けられている。六角状ヘッドの取付ブラ
ケット208にレンチを当てれば、ボルト210を中心
にブラケット208を回して駆動ベルト58に所望の張
力を得ることができ、調整後ナット214付のボルト2
12を締め付け、所望の位置に維持可能である。取付ブ
ラケット208は、図1に実線で一つの位置が示してあ
り、また想像線で別の位置も示してある。アイドラプー
リ52は、内部軸受216を含む。
【0050】以上本発明の実施例を図示し説明したが、
その他さまざまな代替物、代用物および等価物を用いる
こともでき、本発明は、特許請求の範囲の記載およびそ
れと等価の内容によってのみ制限されることが理解され
るべきである。
【0051】本発明の各種特徴は、特許請求の範囲の各
項に記載されている。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエア
コンプレッサ用ブラケットによれば、エンジンで使われ
るエアコンプレッサの一部を構成するように形成されて
いるため、駆動ベルトなどの駆動手段が動作において信
頼でき、且つエンジンへの取付が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したエアコンプレッサの一部を除
去した平面図で、船外エンジンの環境内で示してある。
【図2】図1に示したエアコンプレッサの部分断面正面
図で、一部が除去してある。
【図3】図2に示したエアコンプレッサの左端面図で、
特にシリンダヘッドを示す。
【図4】図3の4−4線にほぼ沿った断面図。
【図5】図3のシリンダヘッダの正面図。
【図6】図3のシリンダヘッダの底面図。
【図7】図2に示したエアコンプレッサの一部の右側面
図。
【図8】図7に示した構造の側面図。
【図9】図8に示した構造の右側面図。
【図10】図9の10−10線にほぼ沿った断面図。
【図11】図9の11−11線にほぼ沿った別の断面
図。
【図12】図1の12−12線にほぼ沿った断面図。
【図13】図1の13−13線にほぼ沿った側面図。
【図14】図13の14−14線の方向にほぼ沿った側
面図。
【図15】本発明のエアコンプレッサで使われるピスト
ンの端面図。
【図16】本発明を実施したエアコンプレッサを単純化
したもので、出力管を示すとともに、船外エンジン用の
燃料噴射系の一部および空気圧レギュレータも併せて示
した概略図。
【図17】本発明のピストンで使われるオイルリング構
造の一部の側面図。
【図18】本発明で使われるリード弁の平面図。
【図19】本発明を実施したエアコンプレッサの作動速
度対出力容量の関係を示したグラフ。
【符号の説明】
20 エアコンプレッサ 22 シリンダブロック 32 上方開口 34 取付ブラケット部 38 孔 40 水圧逃し弁 46 外側延出部 52 アイドラプーリ 148 導管 200 内部連通部 208 取付ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハロルド、ケー、ウェイド アメリカ合衆国、イリノイ州 60087、ウ ォーキーガン、チャップリン 13577 (72)発明者 ロバート、エル、ニームチック アメリカ合衆国、イリノイ州 60046、レ イクビラ、ネイサンヘイルドライブサウス 36453

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアコンプレッサを内燃機関に取り付け
    るためのエアコンプレッサ用ブラケットにおいて、 ほぼ平坦状を成し、第1端部、第2端部および中央部を
    有するとともに、前記内燃機関に対して着脱可能に取り
    付けられるような寸法に形造られたブラケット本体を備
    えており、 前記第1端部がエアコンプレッサの一体状部分として構
    成され、且つ前記第2端部がプーリを前記ブラケット本
    体へ固定するための構造部を具備していることを特徴と
    するエアコンプレッサ用ブラケット。
  2. 【請求項2】 前記中央部が追加の付属品を内燃機関へ
    取り付けるための構造部を備えたことを特徴とする請求
    項1記載のエアコンプレッサ用ブラケット。
  3. 【請求項3】 前記付属品が水圧吹出弁を含むことを特
    徴とする請求項2記載のエアコンプレッサ用ブラケッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記ブラケット本体がエアコンプレッサ
    の水冷部への内部連通部を備えたことを特徴とする請求
    項1記載のエアコンプレッサ用ブラケット。
  5. 【請求項5】 高圧膨張導管を具備したエアコンプレッ
    サに適用され、該エアコンプレッサと前記高圧膨張導管
    との接続を容易にするための取付具を具備していること
    を特徴とする請求項1記載のエアコンプレッサ用ブラケ
    ット。
  6. 【請求項6】 前記取付具が水冷用の内部連通部を具備
    していることを特徴とする請求項5記載のエアコンプレ
    ッサ用ブラケット。
  7. 【請求項7】 平行な2列のシリンダヘッドによって形
    成され、開口を有した谷部を含むV形内燃機関にエアコ
    ンプレッサを取り付けるためのエアコンプレッサ用ブラ
    ケットにおいて、 ほぼ平坦状を成し、第1端部、第2端部および中央部を
    有するとともに、前記谷部の開口に対して着脱可能に取
    り付けられるような寸法に形造られたブラケット本体を
    備えており、 前記第1端部がエアコンプレッサを一体状の構成部分と
    して組み込むように構成され、且つ前記第2端部がアイ
    ドラプーリを前記ブラケット本体へ固定するための構造
    部を具備していることを特徴とするエアコンプレッサ用
    ブラケット。
  8. 【請求項8】 前記中央部が追加の付属品を内燃機関へ
    取り付けるための構造部を備えたことを特徴とする請求
    項7記載のエアコンプレッサ用ブラケット。
  9. 【請求項9】 前記構造部が取付ボスを含み、前記付属
    品が水圧吹出弁を含むことを特徴とする請求項8記載の
    エアコンプレッサ用ブラケット。
  10. 【請求項10】 前記ブラケット本体がエアコンプレッ
    サの水冷部への内部連通部を備えていることを特徴とす
    る請求項7記載のエアコンプレッサ用ブラケット。
  11. 【請求項11】 前記第2端部の前記構造部は、ボス
    と、前記アイドラプーリを受け入れるポストとを含むこ
    とを特徴とする請求項7記載のエアコンプレッサ用ブラ
    ケット。
  12. 【請求項12】 高圧膨張導管を具備したエアコンプレ
    ッサに適用され、該エアコンプレッサと前記高圧膨張導
    管との接続を容易にするための取付具を具備しているこ
    とを特徴とする請求項7記載のエアコンプレッサ用ブラ
    ケット。
  13. 【請求項13】 前記取付具が水冷用の内部連通部を具
    備していることを特徴とする請求項12記載のエアコン
    プレッサ用ブラケット。
JP5162055A 1992-07-22 1993-06-30 エアコンプレッサ用ブラケット Pending JPH06213161A (ja)

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