JPS5833230Y2 - ナイネンキカンノ ホキクドウソウチ - Google Patents

ナイネンキカンノ ホキクドウソウチ

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Publication number
JPS5833230Y2
JPS5833230Y2 JP1975012777U JP1277775U JPS5833230Y2 JP S5833230 Y2 JPS5833230 Y2 JP S5833230Y2 JP 1975012777 U JP1975012777 U JP 1975012777U JP 1277775 U JP1277775 U JP 1277775U JP S5833230 Y2 JPS5833230 Y2 JP S5833230Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
driving
oil passage
hydraulic motor
internal combustion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975012777U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5194303U (ja
Inventor
敏之 高田
晨一 丹波
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 最近機関の性能向上のためにファン、水ポンプ、オイル
ポンプ、燃料ポンプ等各種の補機が装着されるようにな
り、しかもこれら補機のオプション化が進んでいるので
次の様な各種の問題が発生している。
(1) 各補機の駆動困難、即ちベルト等を使用する
と機関の高速化に追従出来ない。
(2)補機の取付場所に制限を受ける。
即ち各補機な効率のよい、理想的な位置に置くと従来の
ような歯車やチェノ、ベルト伝導による補機駆動は著し
く困難である。
(3)各補機の駆動方法がまちまちであるため構造が複
雑になる。
(4)多くのスペースを要する。
(5)オプション化が困難 (6)駆動方法が使用条件(馬力、熱、速度等)により
著しい制限を受ける。
例えばスノーモービルのエンジンルーム温度は一40℃
から+150℃の広い範囲で変化するため、補機駆動用
にベルトを使用するとベルト切断の可能性がある。
即ちベルト使用の場合は伸び、疲労、耐熱性。
耐寒性、サージング、振動、音等の各要素を考慮する必
要がある。
又ギヤ0使用は軸間距離により制約を受ける場合が多い
音、重量の増加も問題になる。
本考案は上記従来の問題を解決するもので、内燃機関の
クランクシャフト上又はクランクシャフト近傍の位置に
クランクシャフトにより直接又はギヤー等の簡単な伝導
装置を介して駆動される油圧ポンプを設け、該ポンプの
吐出口から吸入口に至る1本0循環油路の上流部に内燃
機関冷却装置を駆動するための油圧モーターを設げ、上
記循環油路の下流部に燃料ポンプ駆動用の油圧モーター
を設け、燃料ポンプ駆動用油圧モーターよりも更に下流
部において循環油路に潤滑部まで延びる潤滑用分岐油路
を設けたことを特徴としており、図面に関連して説明す
ると次の通りである。
第2図において油圧ポンプ1はクランクシャフト2の端
部に連結され、ポンプ1の吐出口3は水ポンプ駆動用油
圧モーター24に連結している。
モーター24はシリンダー1317′)水ジヤケツト2
0内に組み込んだ水ポンプ21の軸23に連結されてい
る。
モーター24の吐出口はパイプ7をへて燃料ポンプ8の
駆動用油圧モーター9に連結され、モータ−90吐出口
はパイプ10.チェックバルブ30.オイルタンク31
.吸入バイブを経てポンプ1の吸入口11に連結されて
いる。
又パイプ10の途中から分岐したパイプ25,26の先
端はクランク軸受27.28部分に開口している。
なおポンプ1としてはギヤポンプが適しており、モータ
ー9,24としてはギヤ又はベーン形式のものが適して
いる。
機関運転中はポンプ1がクランクシャフト2により駆動
され、内部のオイルが加圧されてモーター24に供給さ
れ、水ポンプ21が回転してジャケット20内を冷却水
が循環する。
モーター24通過後のオイルは更にモーター9に供給さ
れ、燃料ポンプ8が作動して燃料タンク内の燃料を気化
器16内のフロート室に供給する。
モーター9から排出されたオイルはパイプ10やオイル
タンク31をへて再びポンプ1に戻され、以上の作動を
繰り返すことになる。
又オイルの一部はパイプ10からパイプ25.26を経
てクランク軸受27.28に供給され、軸受27.2B
を潤滑する。
上記動作においてポンプ1の故障等によりポンプ1の吐
出圧が低下するとモーター24が停止することがあるが
、モーター24が停止する程度にまで油圧が低下した場
合には、モーター24よりも下流側のモーター9も停止
する。
従って油圧低下時には水ポンプ21の停止に先立って(
又は略同時に)燃料ポンプ8が停止し、エンジンは停止
する。
このようにエンジンに対する冷却動作が停止すると運転
自体が停止するので、エンジンにオーバーヒートや焼付
きは生じない。
又ポンプ8が作動している間は、すなわち運転中は、ポ
ンプ8からオイルがパイプ10へ排出されるので、パイ
プ10からパイプ25,26をへてクランク軸受27.
28へオイルが確実に供給され、軸受27゜28の潤滑
不足は防止される! 以上説明したように本考案によると、内燃機関のクラン
クシャフト上又はクランクシャフト近傍の位置に該クラ
ンクシャフトにより駆動される油圧ポンプを設け、該ポ
ンプの吐出口から吸入口に至る1本の循環油路の上流部
に内燃機関冷却装置を駆動するための油圧モーターを設
け、上記循環油路の下流部に燃料ポンプ駆動用の油圧モ
ーターを設け、燃料ポンプ駆動用油圧モーターよりも更
に下流部において循環油路に潤滑部まで延びる潤滑用分
岐油路を設けたので、次のような利点を得ることができ
る。
(1)各補機の駆動が容易になり、各補機の取付場所を
自由に選ぶことができる。
従って各補機を効率よく利用できる。
特に冷却ファンや水ポンプなどは温度の高いシリンダヘ
ッド近傍へも自由に設けられる。
(2)補機の使用条件範囲を広げることができる。
例えば熱、速度等。
(3)駆動方法を流体圧駆動に統一することができ、補
機のオプション化も容易になる。
(4)コンパクトで構造が簡単になる。
しかも1本の循環油路(パイプ7.10等)の上流部に
冷却装置(水ポンプ21)駆動用油圧モーター24を設
け、下流部に燃料ポンプ駆動用油圧モーター9を設け、
更に下流側に潤滑用分岐油路(パイプ25.26)を設
けたので、次のような利点を得ることができる。
(a) エンジンのオーバーヒートや焼付きを防止で
きる。
(b) クランク軸受27.28等の潤滑部の潤滑不
足を防止できる。
(c)油圧モーター用循環油路を潤滑部用の潤滑油路の
一部として利用したので、潤滑部専用の長い潤滑油路を
別に設ける必要がなく、構造を簡単化できる。
(d)各モーター9,24は油圧ポンプ1の吐出口3か
ら吸入口11に至る1本の循環油路(バイア”7,10
)の途中に直列に配置しであるので、油圧系路も簡単に
なり、この点に於セも装置全体をコンパクト化すること
ができる。
なお内燃機関冷却装置として第1図の如くファン5が設
けである場合には、第2図の油圧モーター24に代えて
第1図の如くファン駆動用油圧モーター6をポンプ1の
吐出通路(パイプ4)に接続する014はピストン、1
5はコネクティングロッドである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による油圧モーターの配置例を示すため
の縦断面略図、第2図は本考案実施例の縦断面略図であ
る。 1・・・・・・油圧ポンプ、2・・・・・・クランク軸
、3・・・・・・吐出口、4,7,10・・・・・・パ
イプ(循環油路)、5.21・・・・・・ファンと水ポ
ンプ(内燃機関冷却装置)、6,9,24・・・・・・
油圧モーター、8・・・・・・燃料ポンプ、11・・・
・・・吸入口、24,25・・・・・・パイプ(潤滑用
分岐油路)、27.28・・・・・・クランク軸受(潤
滑部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関のクランクシャフト上又はクランクシャフト近
    傍の位置に該クランクシャフトにより駆動される油圧ポ
    ンプを設け、該ポンプの吐出口から吸入口に至る1本の
    循環油路の上流部に内燃機関冷却装置を駆動するための
    油圧モーターを設け、上記循環油路の下流部に燃料ポン
    プ駆動用の油圧モーターを設け、燃料ポンプ駆動用油圧
    モーターよりも更に下流部において循環油路に潤滑部ま
    で延びる潤滑用分岐油路な設けたことを特徴とする内燃
    機関の補機駆動装置。
JP1975012777U 1975-01-27 1975-01-27 ナイネンキカンノ ホキクドウソウチ Expired JPS5833230Y2 (ja)

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JPS5194303U JPS5194303U (ja) 1976-07-29
JPS5833230Y2 true JPS5833230Y2 (ja) 1983-07-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5724901Y2 (ja) * 1976-08-04 1982-05-29

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4510892Y1 (ja) * 1966-04-04 1970-05-18
JPS4919731A (ja) * 1972-06-14 1974-02-21

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