JPS5933860Y2 - タ−ボチヤ−ジヤ付エンジンの潤滑装置 - Google Patents
タ−ボチヤ−ジヤ付エンジンの潤滑装置Info
- Publication number
- JPS5933860Y2 JPS5933860Y2 JP7063180U JP7063180U JPS5933860Y2 JP S5933860 Y2 JPS5933860 Y2 JP S5933860Y2 JP 7063180 U JP7063180 U JP 7063180U JP 7063180 U JP7063180 U JP 7063180U JP S5933860 Y2 JPS5933860 Y2 JP S5933860Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- engine
- turbocharger
- compressor
- turbo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Supercharger (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はターボチャージャ付ディーゼルエンジンのター
ボ潤滑装置に関する。
ボ潤滑装置に関する。
エンジンの動力性能を高めるために、排気ガスのもつエ
ネルギで駆動される排気タービンにより、吸気通路のコ
ンプレッサを回わして吸気を過給するターボチャージャ
が知られている(例えば実開昭50−145978号公
報参照)。
ネルギで駆動される排気タービンにより、吸気通路のコ
ンプレッサを回わして吸気を過給するターボチャージャ
が知られている(例えば実開昭50−145978号公
報参照)。
ところで、従来このターボチャージャの回転軸受部に供
給する潤滑油は、第1図に示すように、エンジン1の潤
滑油の一部が用いられていた。
給する潤滑油は、第1図に示すように、エンジン1の潤
滑油の一部が用いられていた。
ツマリ、エンジン1のオイルパン2に溜められる潤滑油
は、オイルストレーナ3で濾過してからオイルポンプ4
1/l:より圧送され、オイルフィルタ5を通過したの
ち、配管6と7に分岐して、一方はエンジン1を他方は
ターボチャージャ8を潤滑する。
は、オイルストレーナ3で濾過してからオイルポンプ4
1/l:より圧送され、オイルフィルタ5を通過したの
ち、配管6と7に分岐して、一方はエンジン1を他方は
ターボチャージャ8を潤滑する。
ターボチャージャ8への潤滑油は配管7からベアリング
ハウジング9へ流れ、排気タービン10によりコンプレ
ッサ11を回わす回転軸12のベアリング13を潤滑、
冷却してから、戻り配管15を経てオイルパン2へと循
環する。
ハウジング9へ流れ、排気タービン10によりコンプレ
ッサ11を回わす回転軸12のベアリング13を潤滑、
冷却してから、戻り配管15を経てオイルパン2へと循
環する。
なお、エンジン1から出た排気ガスは、排気通路16を
流れて排気タービン10を駆動する。
流れて排気タービン10を駆動する。
この駆動力は回転軸12を介してコンプレッサ11に伝
達され、コンプレッサ11により加圧された空気が吸気
通路17を経てエンジン1に供給(過給)されるのであ
る。
達され、コンプレッサ11により加圧された空気が吸気
通路17を経てエンジン1に供給(過給)されるのであ
る。
しかし、このようにしてエンジン1とターボチャージャ
8に同一の潤滑油を使用すると、エンジン1を潤滑して
炭化物や酸化物の混入した劣化の比較的機しい潤滑油に
より、毎分数百回転もする回転軸12のベアリング13
を潤滑するので、ベアリング13の傷みが早くなるとい
う問題があった。
8に同一の潤滑油を使用すると、エンジン1を潤滑して
炭化物や酸化物の混入した劣化の比較的機しい潤滑油に
より、毎分数百回転もする回転軸12のベアリング13
を潤滑するので、ベアリング13の傷みが早くなるとい
う問題があった。
本考案はこのような問題を解消するために、エンジンの
潤滑系統とは独立した潤滑系統により、ターボチャージ
ャを潤滑するようにした潤滑装置を提供することを目的
とする。
潤滑系統とは独立した潤滑系統により、ターボチャージ
ャを潤滑するようにした潤滑装置を提供することを目的
とする。
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第2図に示すように、ターボチャージャ8を潤滑するの
に、エンジン1のオイルパン2とは別にオイルタンク2
0を設け、オイルポンプ21により吸い上げた潤滑油を
配管22,23、オイルフィルタ24を介してターボチ
ャージャ8のベアリングハウジング9に供給する。
に、エンジン1のオイルパン2とは別にオイルタンク2
0を設け、オイルポンプ21により吸い上げた潤滑油を
配管22,23、オイルフィルタ24を介してターボチ
ャージャ8のベアリングハウジング9に供給する。
ベアリングハウジング9を潤滑した戻り油は、配管25
を介してオイルタンク20へと還流する。
を介してオイルタンク20へと還流する。
オイルタンク20にはオリフィス付のプリーザパイプ2
6がその上方にバッフルプレート27を介して開口接続
し、このプリーザパイプ26の他端はターボチャージャ
8のコンプレッサ11の入口部28に連通ずる。
6がその上方にバッフルプレート27を介して開口接続
し、このプリーザパイプ26の他端はターボチャージャ
8のコンプレッサ11の入口部28に連通ずる。
なお、オイルポンプ21はエンジンキースイッチ30を
介してバッテリ31で駆動されるモータ32と連通して
いる。
介してバッテリ31で駆動されるモータ32と連通して
いる。
その他の構成は第1図と同様であるので、同一部分には
同一符号を付し、次に作用を説明する。
同一符号を付し、次に作用を説明する。
エンジン1を始動するにあたり、エンジンキースイッチ
30をオンにすると、モータ32に電流が流れてオイル
ポンプ21が駆動される。
30をオンにすると、モータ32に電流が流れてオイル
ポンプ21が駆動される。
このため、オイルタンク20の潤滑油は、配管22、オ
イルフィルタ24、配管23を経てベアリングハウジン
グ9に送られる。
イルフィルタ24、配管23を経てベアリングハウジン
グ9に送られる。
そしてベアリング13を潤滑した油は、配管25により
オイルタンク20へと戻るのである。
オイルタンク20へと戻るのである。
一方、エンジン運転中はコンプレッサ入口部28は常に
負圧になっている。
負圧になっている。
したがって、この部分とオリフィス付のプリーザパイプ
26、オイルタンク20の空間部、配管25を介して連
通ずるベアリングハウジング9の内圧は、これと同等も
しくはいくらか弱い負圧となり、このため、回転軸12
のコンプレッサ11とのシール部や排気タービン10と
のシール部から、ベアリングハウジング9の内部に充満
する潤滑油が漏洩することがなくなる。
26、オイルタンク20の空間部、配管25を介して連
通ずるベアリングハウジング9の内圧は、これと同等も
しくはいくらか弱い負圧となり、このため、回転軸12
のコンプレッサ11とのシール部や排気タービン10と
のシール部から、ベアリングハウジング9の内部に充満
する潤滑油が漏洩することがなくなる。
(むしろ、コンプレッサ11の吐出空気などが微量では
あるが、ベアリングハウジング9に流入する。
あるが、ベアリングハウジング9に流入する。
)なか、オイルポンプ21はエンジン1の始動に先立っ
てモータ32により駆動されるので、ターボチャージャ
8が始動時に無潤滑で回転することもなくなる。
てモータ32により駆動されるので、ターボチャージャ
8が始動時に無潤滑で回転することもなくなる。
そして、このように、エンジン1と別の潤滑系統とする
ことにより、それぞれに最適な潤滑油を用いることがで
きるメリットも生じる。
ことにより、それぞれに最適な潤滑油を用いることがで
きるメリットも生じる。
次に、第3図の実施例は、エンジンカムシャツ1350
回転を利用してエンジン側オイルポンプ4′とターボチ
ャージャ側オイルポンプ21′を同時に駆動するように
したものである。
回転を利用してエンジン側オイルポンプ4′とターボチ
ャージャ側オイルポンプ21′を同時に駆動するように
したものである。
カムシャフト35に固着したウオーム36と噛み合うギ
ヤ37をポンプ駆動軸38に取付け、両オイルポンプ4
’、21’を同軸駆動する。
ヤ37をポンプ駆動軸38に取付け、両オイルポンプ4
’、21’を同軸駆動する。
この場合、ターボ側のオイルタンク20′はエンジンオ
イルパン2の付近に取付けられる。
イルパン2の付近に取付けられる。
このようにすると、オイルポンプ21′の収納スペース
が小さくなる利点が生じる。
が小さくなる利点が生じる。
以上のように本考案によれば、エンジンとは独立した潤
滑系統でターボチャージャを潤滑するので、常に潤滑油
を清浄に保つことができベアリングの損傷を防止し、タ
ーボチャージャの耐久性向上に役立つ効果がある。
滑系統でターボチャージャを潤滑するので、常に潤滑油
を清浄に保つことができベアリングの損傷を防止し、タ
ーボチャージャの耐久性向上に役立つ効果がある。
渣た、プリーザパイプをコンプレッサ入口側に連通させ
たので、潤滑油がとくにコンプレッサ側に漏洩しなくな
り、潤滑油消費の節減にもなる。
たので、潤滑油がとくにコンプレッサ側に漏洩しなくな
り、潤滑油消費の節減にもなる。
第1図は従来装置の概略構成図、第2図は本考案の実施
例を示す概略構成図、第3図はオイルポンプの実施例の
断面図である。 1・・・・・・エンジン、2・・・・・・オイルパン、
4・・・・・・エンジン側オイルポンプ、8・・・・・
・ターボチャージャ、9・・・・・・ベアリングハウジ
ング、10・・・・・・排気タービン、11・・・・・
・コンプレッサ、12・・・・・・回転軸、13・・・
・・・ベアリング、20・・・・・・ターボ側オイルタ
ンク、21・・・・・・ターボ側オイルポンプ、22゜
23.25・・・・・・配管、26・・・・・・プリー
ザパイプ、28・・・・・・コンプレッサ入口部。
例を示す概略構成図、第3図はオイルポンプの実施例の
断面図である。 1・・・・・・エンジン、2・・・・・・オイルパン、
4・・・・・・エンジン側オイルポンプ、8・・・・・
・ターボチャージャ、9・・・・・・ベアリングハウジ
ング、10・・・・・・排気タービン、11・・・・・
・コンプレッサ、12・・・・・・回転軸、13・・・
・・・ベアリング、20・・・・・・ターボ側オイルタ
ンク、21・・・・・・ターボ側オイルポンプ、22゜
23.25・・・・・・配管、26・・・・・・プリー
ザパイプ、28・・・・・・コンプレッサ入口部。
Claims (1)
- ターボチャージャにより吸気を過給するようにしたエン
ジンにおいて、ターボチャージャの潤滑油を貯溜するオ
イルタンクをエンジンオイルパンとは独立して設け、同
じく独立したオイルポンプを介して潤滑油をベアリング
・・ウジングに循環させる一方、オイルタンクのプリー
ザパイプをコンプレッサ入口部に連通させたことを特徴
とするターボチャージャ付エンジンの潤滑装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7063180U JPS5933860Y2 (ja) | 1980-05-22 | 1980-05-22 | タ−ボチヤ−ジヤ付エンジンの潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7063180U JPS5933860Y2 (ja) | 1980-05-22 | 1980-05-22 | タ−ボチヤ−ジヤ付エンジンの潤滑装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56171635U JPS56171635U (ja) | 1981-12-18 |
JPS5933860Y2 true JPS5933860Y2 (ja) | 1984-09-20 |
Family
ID=29664486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7063180U Expired JPS5933860Y2 (ja) | 1980-05-22 | 1980-05-22 | タ−ボチヤ−ジヤ付エンジンの潤滑装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5933860Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6047821A (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-15 | Hitachi Ltd | タ−ボ過給機の排油機構 |
JP6259688B2 (ja) * | 2014-03-14 | 2018-01-10 | 大豊工業株式会社 | 潤滑油供給機構 |
-
1980
- 1980-05-22 JP JP7063180U patent/JPS5933860Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56171635U (ja) | 1981-12-18 |
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