JPH0127899Y2 - - Google Patents

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JPH0127899Y2
JPH0127899Y2 JP17487583U JP17487583U JPH0127899Y2 JP H0127899 Y2 JPH0127899 Y2 JP H0127899Y2 JP 17487583 U JP17487583 U JP 17487583U JP 17487583 U JP17487583 U JP 17487583U JP H0127899 Y2 JPH0127899 Y2 JP H0127899Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pulley
engine
crankshaft
pulleys
power
Prior art date
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JP17487583U
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JPS6083084U (ja
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本件考案は、コンパクト化するために動力噴霧
機及びエンジンを同一枠上に搭載したセツト動噴
に関するものである。
動力噴霧機は、プランジヤーの往復運動により
吸水し圧送して、揚水や洗浄、防除作業と幅広く
利用されており、その動力源としてはモーターや
脱穀、籾すり機等に使用するエンジンを簡易セツ
ト台にセツトして用いたりするのであるが、組み
付け面積が大きくなつてしまい広いスペースが必
要となるのである。そこで、動力噴霧機とエンジ
ンを同一フレーム上にコンパクトに設置し、操作
を行い易くしたのがセツト動噴である。
しかし、作業目的、例えば揚水を行うためには
回転数を増加させて、より多く吐出さた方が効率
は良くなり、洗浄作業時には圧力を上げるために
回転数を下げてトルクを大きくした方が効率の良
い作業となるのである。これに対して、セツト動
噴や従来からの方法による動力噴霧機は、動力噴
霧機とエンジンを一本のベルトによりエンジンの
動力を伝達しているために回転数は一定となり、
回転数を変更するにはプーリーを交換してベルト
も交換しなくてはならないのである。
本件考案は、以上の不具合を解消するために、
ベルトを保護している安全カバー内において、回
転数を変更するための大小のプーリーからなる二
段式プーリーをエンジンの駆動軸及びクランク軸
にそれぞれ嵌入し、そのエンジン側又は動力噴霧
機側どちらか一方または両方の二段式プーリーを
ベアリングにより遊嵌し、その二段式プーリーの
ベアリングにより遊嵌されたプーリーとプーリー
の間にデイスクを嵌入して軸に固着し、一方のプ
ーリーとデイスクをセツトボルト等により固定す
ることにより回転数を変更可能にしようとするも
のである。
本件考案の目的は、以上の如くであり、添付の
図面に示した実施例の構成に基づいて本件考案の
構成を説明すると。
第1図は、セツト動噴の全体正面図。
第2図は、同じく平面図。
第3図は、噴霧機側のプーリーを遊嵌した断面
平面図。
第4図は、エンジン側のプーリーを遊嵌した断
面平面図。
第5図は、噴霧機及びエンジンの両方のプーリ
ーを遊嵌した断平面図である。
第1図、第2図において動力噴霧機3及びエン
ジン4を機台1上に載置し、パイプを曲げて枠状
とし、運搬及び保護するためのフレーム2を機台
側面に固着し、ステー5により補強している。エ
ンジン4は、燃料タンク6、消音器7、エアーク
リーナー9、シリンダー10等からなりリコイル
スターター8により始動させるのである。動力噴
霧機3は、プーリー、ベルト等を介して得られた
エンジン4からの動力をクランク軸11より入力
し、クランク軸11のクランク運動によりクラン
クケース12内のプランジヤーを往復運動させて
吸水及び圧水を行う。まず、吸水口13より薬液
を流入し、弁を通過しシリンダー内で圧力をかけ
られて、圧力室15に至り一定の圧力に昇圧さ
れ、吐出口17,17より排出されるのである。
14は安全弁リフレバーで排水や余圧水を排水
し、調整ネジ18により圧力を調整する。その圧
力はメーター16に表示される。19,19は、
止水レバーである。
本件考案の駆動装置は、第3図、第4図、第5
図に示す如く、エンジン4の駆動軸20からの動
力を二段式プーリー、Vベルトを介して動力噴霧
機3のクランク軸11に伝達する装置である。二
段式プーリーは大小二つのプーリーからなり、一
方を選択することにより高回転または低回転の回
転数が得られるのである。即ち、第3図において
はプーリー21,22をエンジン側の駆動軸20
に固着し、動力噴霧機側は、クランク軸11にベ
アリング30,31、そのベアリング30,31
の間にデイスク26を軸嵌し、そのベアリング3
0,31にプーリー24,25を嵌入することに
より二段式プーリーをフリーとする。尚、デイス
ク26及びプーリー24,25には同心円上に同
じ大きさのボルト孔が開孔してある。そして、
各々のプーリー間にVベルト27,28を掛張る
のである。このような構成にて、プーリー24と
デイスク26にセツトボルト29を挿入固定する
と、駆動軸側のプーリーの直径がクランク軸側よ
り小さいためにクランク軸11は低回転となり、
動力噴霧機の吐出圧を高めることがができ、遠く
まで薬剤を到達させたり、ホースを長く延長する
こともできるようになるのである。ただし、プー
リー25は遊嵌状態となるので空回りすることに
なり、セツトボルトは固定ピンでも可能である。
また、プーリー25とデイスク26をセツトボル
ト29にて挿入固定すると、駆動軸側のプーリー
の直径がクランク軸側より大きいためにクランク
軸11は高回転となり、動力噴霧機の吐出量を増
加させることができるのである。第4図は動力側
のプーリー22,23を遊嵌し、クランク軸側の
プーリー24,25を固着したものであり、前記
同様にプーリー22とデイスク32をセツトボル
ト33にて挿入固定すると、駆動側のプーリーの
直径がクランク軸側より小さいためにクランク軸
11は低回転となり、他方、プーリー23とデイ
スク32をセツトボルト33にて挿入固定する
と、クランク軸は高回転とあるのである。
第5図は、前記第3図と第4図を組み合わせて
駆動側のプーリー22,23及びクランク軸側の
プーリー24,25のそれぞれを遊嵌し、セツト
ボルト29,32にて一方のみを固定して運転す
るものであつて、使用方法等は同じであるが、た
だ、デイスクに固定されてない側のプーリー及び
Vベルトは回転することがないためにVベルトの
摩耗が減少して耐久時間が伸びることになるので
ある。
以上の如く本件考案は、動力噴霧機3とエンジ
ン4を同一機台1上に載置するセツト動噴におい
て、変速可能な二段式プーリーによる動力伝達方
式とし、動力噴霧機のクランク軸11又はエンジ
ンの駆動軸20のどちらか一方又は両方の二段式
プーリーを遊嵌したことにより二段式プーリーの
一方を軸と同回転になるように固定すれば回転数
を変更することができ、高回転に設定すれば排水
量が増加して揚水等に利用することができ、低回
転に設定すればホースの延長や遠方への散布、洗
浄等高圧力を必要とする作業に利用することがで
きるようになり、作業に応じて回転数を選択でき
るようになつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、セツト動噴の全体正面図。第2図
は、同じく平面図。第3図は、噴霧機側のプーリ
ーを遊嵌した断面平面図。第4図は、エンジン側
のプーリーを遊嵌した断面平面図。第5図は、噴
霧機及びエンジンの両方のプーリーを遊嵌した断
平面図。 1……機台、3……動力噴霧機、4……エンジ
ン、11……クランク軸、20……駆動軸、2
2,23,24,25……プーリー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 動力噴霧機3とエンジン4を同一機台1上に載
    置するセツト動噴において、変速可能な二段式プ
    ーリーによる動力伝達方式とし、動力噴霧機のク
    ランク軸11又はエンジンの駆動軸20のどちら
    か一方又は両方の二段式プーリーを遊嵌したこと
    を特徴とするセツト動噴の駆動装置。
JP17487583U 1983-11-11 1983-11-11 セツト動噴の駆動装置 Granted JPS6083084U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17487583U JPS6083084U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 セツト動噴の駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17487583U JPS6083084U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 セツト動噴の駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6083084U JPS6083084U (ja) 1985-06-08
JPH0127899Y2 true JPH0127899Y2 (ja) 1989-08-24

Family

ID=30380600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17487583U Granted JPS6083084U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 セツト動噴の駆動装置

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JP (1) JPS6083084U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6083084U (ja) 1985-06-08

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