JPH06212969A - 車両用マフラ - Google Patents

車両用マフラ

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JPH06212969A
JPH06212969A JP14781892A JP14781892A JPH06212969A JP H06212969 A JPH06212969 A JP H06212969A JP 14781892 A JP14781892 A JP 14781892A JP 14781892 A JP14781892 A JP 14781892A JP H06212969 A JPH06212969 A JP H06212969A
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JP
Japan
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inlet pipe
muffler
pipe
welded
butt
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Withdrawn
Application number
JP14781892A
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English (en)
Inventor
Koichi Izuhara
浩一 伊豆原
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Sango Co Ltd
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Sango Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両からの上下振動でインレットパイプ4が
カバーパイプ6のスポット溶接部8で折損するのを防止
する。 【構成】 平板から円筒形に巻き曲げ加工して形成した
インレットパイプ4の突合せ溶接部5をインレットパイ
プ4の下部に配設し、マフラパイプ9とアウタープレー
ト2とに溶接した補強用のマフラステー10をマフラパ
イプ9の上部に取付けた。インレットパイプ4の下流端
に形成した位置決め溝4cは組立治具を活用して溝4c
の位置を定めて、結果的に突合せ溶接部5の位置を前記
位置に定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等に用いる車両用
マフラに関する。
【0002】
【従来の技術】図8に自動車用マフラの一般的な構造を
示す。1は筒形のアウターシェル、2はアウターシェル
1の前後(図示左右)両端に夫々設けたアウタープレー
トで、図8では前端のアウタープレートだけが図示さ
れ、後端のアウタープレートは図示されてない。
【0003】3は外周をアウターシェル1の内側に溶接
したインナープレートで、マフラ内を仕切っている。4
はインレットパイプで、多数の小孔を明けた平板を円筒
形に巻き曲げ形成し、つき合わせた母線部分を母線方向
(軸方向)に間隔をおいて複数箇所で突合せ溶接(符号
5)している。
【0004】図示の例では、符号5で示す突合せ溶接部
は3箇所で行なわれ、突合せられた母線部分は、インレ
ットパイプの軸線に対し水平に位置している。このイン
レットパイプは、その一端(入口端)がアウタープレー
ト2に嵌入溶接され、他端はインナープレート3を貫通
してインナープレート3の右側の室に開口すると共に、
インナープレート3に溶接固定されている。
【0005】6はインレットパイプ4を囲んで吸音室を
構成するカバーパイプで、左右両端がインレットパイプ
4の外周にスポット溶接され、インレットパイプ4とカ
バーパイプで区画された吸音室内には吸音材としてのグ
ラスウール7が充てんしてある。
【0006】インレットパイプ4の前記吸音室と対向す
る壁面には前記多数の小孔が明けられている。符号8
は、カバーパイプ6をインレットパイプ4に溶接した溶
接部を示す。
【0007】9はマフラパイプでその後端(下流端)は
インレットパイプ4の入口側に挿入されて、インレット
パイプ4と共にアウタープレート2に溶接されている。
10はマフラステーで、その基端がマフラパイプの上部
(又は下部)の外周に溶接され、先端はマフラのアウタ
ーシェル1とアウタープレート2の結合部分の上部(又
は下部)に溶接連結されて、車両搭載時に、上下方向の
振動によってマフラの内部が破損するのを軽減する役目
を果す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のよう
に、インレットパイプ4がいわゆる巻き曲げパイプであ
って、マフラパイプ9とマフラとの間にマフラステー1
0を追加して補強を図ると、インレットパイプ4を屈曲
させる力が作用して、カバーパイプ6の溶接部8への応
力集中が大きくなって、インレットパイプ4がこの溶接
部で折損するという故障が短期間の使用で発生する場合
があって問題となっている。
【0009】このような折損故障は、図10に示すイン
レットパイプ4に突合せ溶接部5の母線5と、この母線
5を通る直径Y−Yとを含む平面内で、2点鎖線A又は
Bのように屈曲する力が作用したときに、曲線A方向の
屈曲に対してはインレットパイプの剛性が大きく、他方
の曲線B方向の屈曲に対してはインレットパイプの剛性
が小さいことによるためと思われるが、図8の構造の場
合、突合せ溶接部5が上方に位置する向きにインレット
パイプ4の向きが組付けられたときに最も早期に折損し
易いという事実がわかっている。
【0010】そして、インレットパイプ4の突合せ溶接
部5の位置は、マフラステー10が上部に取付けられて
いるとき、図9に示すように、インレットパイプ4の軸
心4bに対し、角度0°から±90°の範囲にばらつく
ことが考えられる。なお、角度+90°〜+180°
と、−90°〜−180°の範囲はそれぞれ、角度0°
〜+90°,0°〜−90°の範囲に突合せ溶接部5
(即ち母線4a)が位置するのと同じである。
【0011】このように、インレットパイプ4の突合わ
せ溶接部5の位置がいろいろな位置をとった場合、前述
のように、突合せ部分5が、マフラステー10が取付け
られていると同じ方向(角度位置)にあると折損事故に
対して最も弱く、逆に、マフラステー10と逆の方向
(角度位置)にインレットパイプの突合せ部分5がある
と、折損強度が2倍以上に向上することが解析の結果判
明した。
【0012】そこで、本発明は、マフラステー10に対
するインレットパイプ4の突合せ部分5の位置を、イン
レットパイプ4の前記折損事故の少ない取付角度に位置
合せできるようにして、前記従来技術の問題を解消でき
る車両用マフラを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、インレットパイプ(4)が円筒形に
巻き曲げ形成されて、突合わされた母線(4a)が間隔
をおいて突合わせ溶接(5)されていると共にこのイン
レットパイプ(4)の周りを囲むカバーパイプ(6)の
両端がインレットパイプの外周に溶接されており、イン
レットパイプ(4)に連結して設けたマフラパイプ
(9)の上部又は下部に補強用のマフラステー(10)
を取付けたマフラにおいて、組立時にインレットパイプ
(4)の角度位置を決めるための位置決め溝(4c)を
インレットパイプ(4)に設けたことを特徴とする。
【0014】第2の発明は、第1の発明において、マフ
ラステー(10)がマフラパイプ(9)の上部に取付け
られており、突合せ溶接部(5)がインレットパイプ
(4)の下部に位置している。
【0015】第3の発明は、第1の発明において、マフ
ラステー(10)がマフラパイプ(9)の下部に取付け
られており、突合せ溶接部(5)がインレットパイプ
(4)の上部に位置している。
【0016】そして、第4の発明は、第1の発明、第2
の発明又は第3の発明において、位置決め溝(4c)が
インレットパイプ(4)の下流端に突合せ部の母線(4
a)から離れて設けられている。
【0017】又、第5の発明は、第4の発明において、
位置決め溝(4c)が突合せ部の母線(4a)から円周
方向に離れて設けてある。更に又、第6の発明は、第1
の発明、第2の発明、第3の発明、第4の発明又は第5
の発明において、カバーパイプ(6)がインレットパイ
プ(4)の突合せ溶接された母線(5)から円周方向に
ほぼ45°又は135°離れた外周にスポット溶接
(8)されている。
【0018】
【作用】マフラを組立てるときに、組立て用治具の突出
係合部をインレットパイプ(4)の位置決め溝(4c)
に係合嵌合させて、他部品との関係位置、特にマフラパ
イプ(9)に取付けるマフラステー(10)とインテー
クパイプ(4)の突合せ溶接部(4a)の位置関係が、
インレットパイプ(4)の折損を防止する角度位置に容
易かつ確実に合わせて位置決めできるので、インレット
パイプの折損を防止できる。
【0019】又、第2の発明と第3の発明では、マフラ
ステー(10)と突合せ溶接部(5)とが、マフラパイ
プ(9)とインレットパイプ(4)の周りに円周方向に
ほぼ180°離れた関係位置となるため、インレットパ
イプ(4)の折損対策として最も効果的である。
【0020】そして第4の発明では、位置決め溝(4
c)に組立て用治具を係合させるのが容易である。又、
第5の発明では、インレットパイプ(4)がカバーパイ
プ(6)のスポット溶接部(8)で曲って折損するの
が、より軽減される。
【0021】
【実施例】図1〜図3に示す本発明の第1実施例におい
て、1は筒形のアウターシェル、2はアウターシェル1
の前後(図示左右)両端にそれぞれ設けたアウタープレ
ートで、図1では前端のアウタープレートだけが図示さ
れ、後端のアウタープレートは図示されていない。
【0022】3は外周をアウターシェル1の内側に溶接
したインナープレートで、マフラ内を仕切っている。4
はインレットパイプで、多数の小孔を明けた平板を円筒
形に巻き曲げ形成し、突合せた母線部分4aを母線方向
(軸方向)に間隔をおいて3箇所で突合せ溶接してい
る。この溶接部を符号5で示す。
【0023】この第1実施例では符号5で示す突合せ溶
接部は、インレットパイプ4の下部に位置している。こ
のインレットパイプ4は、その一端(上流端)がアウタ
ープレート2に嵌入溶接され、他端(下流端)はインナ
ープレート3を貫通して、インナープレート3の右側の
室に開口すると共に、インナープレート3に溶接固定さ
れている。
【0024】6はインレットパイプ4を囲んで吸音室を
構成するカバーパイプで、左右両端がインレットパイプ
4の外周にスポット溶接され、インレットパイプ4とカ
バーパイプで区画された吸音室内には、吸音材としての
グラスウール7が充てんしてある。
【0025】インレットパイプ4の前記小孔は前記吸音
室と対向する管壁に明けられている。符号8は、カバー
パイプ6をインレットパイプ4に溶接した溶接部を示
し、カバーパイプ6はその前端部と後端部とが、インレ
ットパイプ4の外周に90°間隔で各4点ずつスポット
溶接されている。
【0026】9はマフラパイプで、その後端(下流端)
はインレットパイプ4の入口側に挿入されて、インレッ
トパイプ4と共にアウタープレート2に溶接されてい
る。10はマフラステーで、その基端がマフラパイプ9
の外周上部に溶接され、先端はアウターシェル1とアウ
タープレート2の結合部分の上部に溶接連結されてい
る。
【0027】このようにマフラステー10を設けること
で、車両搭載時に走行中の上下方向振動によってマフラ
の内部が破損しないように補強している。11はインナ
ープレート3に取付けられたインナーパイプで、インナ
ープレート3で区画されたインナープレートの左右両室
を連通する。
【0028】12はアウトレットパイプで、前端部(図
示左端部の上流端部)がインナーパイプ3に貫通固定さ
れ、図示されてない下流端(図示右端)はマフラ右端の
図示されてないアウタープレートを貫通して後方外部へ
突出する。
【0029】インナーパイプ4には特に図1と図3に明
示するように、その下流端(図示右端)に位置決め溝4
cが形成されている。この位置決め溝4cは突合せ溶接
4aされた母線4aの位置を避けて設けられ、この第1
実施例では母線4aから円周方向に90°離れた位置に
形成されているが、この位置は90°に限ることなく、
母線4aから180°離れた位置でもよい。
【0030】図4は本発明の第2実施例で、1は筒形の
アウターシェル、2はアウターシェルの前後各端部にそ
れぞれ設けたアウタープレート。3と3Aは外周をアウ
ターシェル1の内側に溶接固定したインナープレート
で、マフラ内を仕切っている。
【0031】4はインレットパイプで、平板を円筒形に
巻き曲げ形成し、突合せた母線部分4aを軸方向に間隔
をおいて4箇所で突合せ溶接している。この溶接部を符
号5で示す。
【0032】この第2実施例では、符号5で示す突合せ
溶接部はインレットパイプ4の上部に位置している。こ
のインレットパイプ4は、その上流端が前端のアウター
プレート2に嵌入溶接され、下流端はインナープレート
3を貫通して、インナープレート3の右側の室に開口す
ると共に、インナープレート3に溶接固定されている。
【0033】6はインレットパイプ4を囲むカバーパイ
プで、その左右両端は符号8で示すようにインレットパ
イプ4にスポット溶接されている。又、インナープレー
ト3Aを貫通している。
【0034】インレットパイプ4とカバーパイプ6で区
画された部分は吸音室を構成し、この吸音室内には吸音
材としてのグラスウール7が充てんしてある。インレッ
トパイプ4の管壁のうち、前記吸音室に対向する部分に
は多数の小孔が明けてあるが図面では省略して図示して
いない。
【0035】9はマフラパイプで、その下流端(図示右
端)はインレットパイプ4の入口側に挿入されて、イン
レットパイプ4と共にマフラ前端のアウタープレート2
に溶接されている。
【0036】10はマフラステーで、その基端がマフラ
パイプ9の外周下部に溶接され、先端はアウターシェル
1とマフラ前端のアウタープレート2の結合部分の下部
に溶接連結されている。
【0037】このように図4の第2実施例では、マフラ
ステー10がマフラパイプ9の下部に、そして、インレ
ットパイプ4の突合せ溶接部5がインレットパイプ4の
上部に設けてあり、マフラステー10と突合せ溶接部5
との配置関係が前記第1実施例の場合と互に逆になって
いるが、インレットパイプ4がカバーパイプ6のスポッ
ト溶接部8で折損する事故を防止する効果については同
様である。
【0038】4cはインレットパイプ4の下流端に設け
た位置決め溝、11はインナープレート3Aの両側の室
を連通するように、インナープレート3Aに取付けたイ
ンナーパイプである。
【0039】なお、この第2実施例では、円形のインナ
ープレート3,3Aに対し、インレットパイプ4やカバ
ーパイプ6が偏心して取付けられているため、インナー
プレート3,3Aに対し、インレットパイプを所定の角
度位置に取付けるように、位置決め溝4cに組立用治具
を係合させて容易にその向き(角度位置)を決めること
ができ、結果的にマフラステー10と突合せ溶接部5と
の関係位置(角度)を正確に決めることができる。
【0040】更に、アウターシェル1の形状は楕円筒形
の場合が多く、インナープレート3,3Aもアウターシ
ェル1に合わせて外周が楕円形であるため、組立用治具
を位置決め溝4cに係合させてインレットパイプ4の角
度位置を決めることは、インナープレート3,3Aとの
外形との関係で簡単に決められ、結果的にマフラステー
10とインレットパイプ4の突合せ溶接部5との角度関
係を理想的な180°の相対角度にすることができる。
【0041】なお、両者の相対角度は180°が最も効
果的であるが、実用的には180°±30°程度のばら
つきは、インレットパイプ4の折損防止効果をそれ程悪
くするものではなく、実用上許容される範囲である。
【0042】又、このような角度関係を容易に達成する
ためには、アウターシェル1の外周の所定位置に刻印す
る型番等の位置を目印にして組立を行なうことも良いこ
とである。
【0043】図5は本発明の第3実施例の要部で、イン
レットパイプ4は巻き曲げ加工されて形成された円筒形
の突合せの母線4aがインレットパイプ4の下部に位置
し、符号5で示す3箇所で突合せ溶接されている。
【0044】カバーパイプ6は、その各端部で符号8で
示すように母線4aから円周方向に45°又は135°
離れた外周に4箇所でスポット溶接されている。このよ
うに、突合せ溶接部5とスポット溶接部8の位置を離す
ことで、スポット溶接部8でインレットパイプが折損す
る事故をより効果的に防止軽減できる。
【0045】7はインレットパイプ4とカバーパイプ6
の間の吸音室に充てんした吸音材のグラスウールであ
る。4cはインレットパイプ4の下流端に突合せ部の母
線4aから円周方向に90°離れて形成された位置決め
溝である。
【0046】図6と図7は本発明の第4実施例を示す。
1はグラスマットを内蔵したアウターシェル、2,2A
はアウターシェル、3は第1のインナープレート、3A
は第2のインナープレート、3Bは第3のインナープレ
ート、4はインレットパイプ、6はカバーパイプ、7は
吸音材のグラスウールでインレットパイプ4とカバーパ
イプの間の吸音室に充てんされている。
【0047】11,11Aはそれぞれ第1のインナープ
レート3と第2のインナープレート3Aを貫通して取付
けられたインナーパイプ、12はアウトレットパイプ、
4cはインレットパイプ4の下流端(図示右端)に設け
た位置決め溝である。
【0048】なお、インレットパイプ4は平板を巻き曲
げ加工して形成され、その突合せ部がインレットパイプ
4の下部に位置し、全長の間、3箇所が突合せ溶接され
ている。
【0049】この第4実施例を示す図6では、マフラパ
イプとマフラステーは省略されていて図示されてない
が、インレットパイプ4の突合せ溶接部がインレットパ
イプ4の下部に位置しているので、マフラステーはマフ
ラパイプの上部に設けられる。
【0050】なお、この第4実施例は、インナープレー
トが円形であるため、アウターシェル内にサブアツシィ
の状態で挿入組立するインレットパイプ、インナープレ
ート、インナーパイプ及びアウトレットパイプ等は、イ
ンレットパイプ4の位置決め溝の角度位置を決めるの
に、各インナーパイプとか、アウトレットパイプ又はイ
ンレットパイプ自身のインナープレートに対する位置を
基準として位置決め溝の方向を組立治具で決めることが
できる。
【0051】
【発明の効果】本発明は上述のように、インレットパイ
プ(4)にその角度位置を決めるための位置決め溝(4
c)を設けたので、組立治具を使ってこの位置決め溝
(4c)とマフラステー(10)との相対角度(位置)
を正確に出すことができるため、車両の上下振動による
インレットパイプの折損を効果的に防止できる。
【0052】そして、位置決め溝(4c)とマフラステ
ー(10)との相対角度を約180°にした第2発明と
第3発明は、折損防止効果が顕著である。又、カバーパ
イプ(6)をインレットパイプ(4)にスポット溶接す
る溶接部(8)を、インレットパイプ(4)の突合せ溶
接部(5)からほぼ45°又は135°円周方向に離し
て設けたので、スポット溶接部(8)でインレットパイ
プ(4)が折損する事をより効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の一部破断斜視図。
【図2】図1の左側からみた正面図。
【図3】図1の実施例に使用しているインレットパイプ
の斜視図。
【図4】本発明の第2実施例の一部破断側面図。
【図5】本発明の第3実施例の要部で、(a)はその正
面図、(b)は縦断側面図。
【図6】本発明の第4実施例の縦断側面図で図7のB−
B断面。
【図7】図6のA−A横断面。
【図8】従来技術の縦断側面図。
【図9】図8の従来技術の一部を正面からみた略図。
【図10】図8の従来技術に使用しているインレットパ
イプの斜視図。
【符号の説明】
4 インレットパイプ 4a 母線 4c 位置決め溝 5 突合せ溶接部 8 スポット溶接部 9 マフラパイプ 10 マフラステー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インレットパイプが円筒形に巻き曲げ形
    成されて、突合わされた母線部分が間隔をおいて突合せ
    溶接されていると共にこのインレットパイプの周りを囲
    むカバーパイプの両端がインレットパイプの外周に溶接
    されており、インレットパイプに連結して設けたマフラ
    パイプの上部又は下部に補強用のマフラステーを取付け
    たマフラにおいて、組立時にインレットパイプの角度位
    置を決めるための位置決め溝をインレットパイプに設け
    た車両用マフラ。
  2. 【請求項2】 マフラステーがマフラパイプの上部に取
    付けられており、突合せ溶接部がインレットパイプの下
    部に位置している請求項1の車両用マフラ。
  3. 【請求項3】 マフラステーがマフラパイプの下部に取
    付けられており、突合せ溶接部がインレットパイプの上
    部に位置している請求項1の車両用マフラ。
  4. 【請求項4】 位置決め溝がインレットパイプの下流端
    に設けられている請求項1,2又は3の車両用マフラ。
  5. 【請求項5】 位置決め溝が突合せ部の母線から円周方
    向に離れて設けられている請求項4の車両用マフラ。
  6. 【請求項6】 カバーパイプがインレットパイプの突合
    せ溶接された母線から円周方向にほぼ45°又は135
    °離れた外周にスポット溶接されている請求項1〜5の
    うちの何れか一つの車両用マフラ。
JP14781892A 1992-06-09 1992-06-09 車両用マフラ Withdrawn JPH06212969A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7721438B2 (en) 2000-11-17 2010-05-25 Ngk Insulators, Ltd. Assembling method using marked information and assembly assembled by said assembling method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7721438B2 (en) 2000-11-17 2010-05-25 Ngk Insulators, Ltd. Assembling method using marked information and assembly assembled by said assembling method

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