JPH0621222U - チョークコイル - Google Patents
チョークコイルInfo
- Publication number
- JPH0621222U JPH0621222U JP5792192U JP5792192U JPH0621222U JP H0621222 U JPH0621222 U JP H0621222U JP 5792192 U JP5792192 U JP 5792192U JP 5792192 U JP5792192 U JP 5792192U JP H0621222 U JPH0621222 U JP H0621222U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper wire
- choke coil
- sheet
- core
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 巻線工程をなくし、工数を低減し、作業性を
向上する。 【構成】 8はリングコアを収容するコアケース、9は
複数の銅線を収容した銅線収縮シート、10は複数の導
体パターンおよび端子孔を備えたプリント基板であり、
銅線収縮シート9によってコアケース8を覆い、銅線収
縮シートから突出した各銅線5の端部をプリント基板1
0の端子孔に挿入し、半田付けする。 【効果】 銅線をコアの巻き付けることなく巻線がで
き、巻線工程が省略可能となる。
向上する。 【構成】 8はリングコアを収容するコアケース、9は
複数の銅線を収容した銅線収縮シート、10は複数の導
体パターンおよび端子孔を備えたプリント基板であり、
銅線収縮シート9によってコアケース8を覆い、銅線収
縮シートから突出した各銅線5の端部をプリント基板1
0の端子孔に挿入し、半田付けする。 【効果】 銅線をコアの巻き付けることなく巻線がで
き、巻線工程が省略可能となる。
Description
【0001】
本考案はチョークコイルに関するものである。
【0002】
従来のチョークコイルの例としてテレビジョン受信機等に用いられるコモンモ ードチョークコイルについて図5および図6を参照しながら説明する。
【0003】 図5は、従来のコモンモードチョークコイルの外観斜視図を示す平面断面図を 示すものである。ここで1は被膜銅線であり、フェライトコアの入ったケース2 に巻線を行い、コモンモードのラインフィルターを構成している。図6はコアケ ースである。3はケース2に形成された貫通孔である。
【0004】
このような従来のコモンモードチョークコイルでは、ケース2の中央にしきり 板2aが形成されており、自動巻線には適さない。従って銅線巻き付けに時間が かかり、作業能率が悪い。又、銅線のピンホール及び耐圧に関する信頼性を考慮 する必要があるという問題を有していた。
【0005】 本考案は上記課題を解決するもので、作業性、及び信頼性の向上につながり、 自動化することにより、コストの低減を実現できるチョークコイルを提供するこ とを目的としている。
【0006】
以上の課題を解決するために本考案のチョークコイルは、コアケースに手巻き していた銅線を廃し、一連の銅線部分を収納できる扇状のシートとプリント基板 とを備えたものである。
【0007】
本考案は上記構成により、扇状のケーブルをプリント基板にインサートして、 巻線を施すことと同様な状態にできるので、巻き線を廃止することができるもの である。
【0008】
以下、本考案の実施例としてコモンモードチョークコイルについて図を参照し ながら説明する。図4は本実施例のコモンモードチョークコイルを示す外観斜視 図である。図4において、5は巻線部となる銅線、8はリングコア(図示せず) を収容するコアケースである。図1に示すように、コアケース8はリングコアを 収容出来るように有底円筒形となっており、コアケース8の中央にはしきり板4 が形成されている。
【0009】 9は銅線収縮シートであり、巻線部となる銅線5を一枚のシートに収納してい る。すなわち銅線収縮シート9は2枚の合成樹脂のシートによって複数の銅線5 を挟んだ構成であり、銅線5は合成樹脂シートによって被膜されている。また図 2に示すように、銅線収縮シート9はコアケース8を覆う事が出来るように扇状 になっている。
【0010】 10はプリント基板であり、図3に示すように銅薄7を備えている。またプリ ント基板10には銅線収縮シート9から突出した銅線5の端部が挿入される端子 孔6が複数形成されている。11はプリント基板10に立設された端子ピンであ る。
【0011】 組み立ての際には、銅線収縮シート9によってコアケース8を覆った状態でプ リント基板10をコアケース8に合せ、各銅線5の端部を端子孔6にインサート し、半田付けする。銅線収縮シート9内の銅線5およびプリント基板10上の銅 薄7は、前述のように銅線5の端部を端子孔6にインサートして半田付けをした 時に巻線状態となるように設計される。従って銅線収縮シート9内の銅線5とプ リント基板10上の銅薄7によって巻線の役割を果たす事となる。
【0012】
以上のように本考案は、シート内の銅線とプリント基板上の導体パターンによ って巻線の役割を果し、シートから突出した銅線の端部を基板にインサートする だけで巻線を施した事となるので、従来のように被膜銅線をコアケースに巻き付 けることを廃止し、作業工数を大幅に削減し、コスト低減を実現出来る。
【図1】本考案の実施例におけるコモンモードチョーク
コイルに使用するコアケースの斜視図
コイルに使用するコアケースの斜視図
【図2】同コモンモードチョークコイルに使用する銅線
収納シートの平面図
収納シートの平面図
【図3】同コモンモードチョークコイルに使用するプリ
ント基板の平面図
ント基板の平面図
【図4】同コモンモードチョークコイルの完成状態の外
観斜視図
観斜視図
【図5】従来のコモンモードチョークコイルの外観斜視
図
図
【図6】従来のコモンモードチョークコイルのコアケー
スの平面図
スの平面図
3 巻線部 4 しきり板 5 銅線 6 端子孔 7 銅薄 8 コアケース 9 銅線収縮シート 10 プリント基板 11 端子ピン
Claims (1)
- 【請求項1】環状のコアと、複数の銅線を収容したシー
トと、複数の導体パターンおよび端子孔を備えたプリン
ト基板とを備え、前記シートによって前記コアを覆い、
各銅線の端部を前記プリント基板の前記端子孔に挿入し
た事を特徴とするチョークコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5792192U JPH0621222U (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | チョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5792192U JPH0621222U (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | チョークコイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621222U true JPH0621222U (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=13069471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5792192U Pending JPH0621222U (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | チョークコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621222U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6151715B2 (ja) * | 1981-11-20 | 1986-11-10 | Kurimoto Iron Works | |
JPH0210705A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-16 | Tokin Corp | 線輪部品 |
JPH0224527B2 (ja) * | 1982-01-27 | 1990-05-29 | Meekoo Kogyo Kk |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP5792192U patent/JPH0621222U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6151715B2 (ja) * | 1981-11-20 | 1986-11-10 | Kurimoto Iron Works | |
JPH0224527B2 (ja) * | 1982-01-27 | 1990-05-29 | Meekoo Kogyo Kk | |
JPH0210705A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-16 | Tokin Corp | 線輪部品 |
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