JPH0540685Y2 - - Google Patents

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JPH0540685Y2
JPH0540685Y2 JP6165588U JP6165588U JPH0540685Y2 JP H0540685 Y2 JPH0540685 Y2 JP H0540685Y2 JP 6165588 U JP6165588 U JP 6165588U JP 6165588 U JP6165588 U JP 6165588U JP H0540685 Y2 JPH0540685 Y2 JP H0540685Y2
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JP
Japan
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terminal block
coil
ffc
pins
coil bobbin
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、小形電動機、特にコイルをFFCに
より外部回路と接続する構成の小形電動機に使用
される巻線の構造に関わるものである。
(従来技術) 第2図〜第5図により従来技術の内容・構成を
説明する。
第2図は其のコイルをFFCにより外部回路と
接続する構成の小形電動機の外観図で、1は電動
機本体で、2はFFC、3はFFCと電動機本体と
を接続するコネクタであり、aはコネクタ3の上
面から、bは側面から見た図である。
第3図はFFC2の構造を説明する平面図aと
部分断面図bを示し、箔状の導体2−1を複数個
併設して薄いプラスチツクフイルムで被覆したも
ので、其の端部は導体部を露出させ、コイル端子
又は電気回路と接続するようになつており、本願
の関与する外径寸法がΦ15〜30程度の小径電
動機では、並行して配設される導体箔のピツチP
が極めて小さい。
従つて、該FFC2と併用されるコネクタ3等
も極小形のものが使用され、隣接する端子の間が
接近し、半田付け等による接続作業において端子
間の絶縁が低下しやすいという問題があつた。
そこで隣接する端子間の距離を充分に取るた
め、第4図aに示すようにコイルボビンの一方の
鍔部4−2に端子ブロツク4−3を設け、該端子
ブロツクに複数のピン5−1と5−3との間隔
を、FFC2の導体箔のピツチの2倍程度に設け、
ピン5−1とコイル6の巻き始めを、ピン5−3
に巻き終りを夫々接続する。
b図はa図と同様なB相側のコイルを示し、ボ
ビンの鍔部に設けた端子ブロツクのピン5−2,
5−4に夫々コイルの端末が接続してある。
電動機の組立に当りa図に示したA相コイルと
b図に示したB相コイルとを同軸状に併設するた
めc図に示すように各コイルの端子ブロツク4−
3を対向させて当接すると、端子ブロツクに設け
たピンの位置は5−1と5−3に対し5−2と5
−4の配置は軸方向にずれていると共にボビンの
円周方向にもずれており、各ピンの間隔は絶縁が
容易に保てる程度にすることができる。
ところが第4図に示した例では、e図に示すよ
うに各相の端子番号の配置がA相側が1,3、B
相側が2,4と飛び番号となつてFFC2に接続
されることになる為、接続される外部電子装置
(図示せず)の配線番号と交錯するという問題が
生じ、両相のコイル端末の接続順序は、同一コイ
ルの両端を互いに続き番号の端子と接続する事が
望まれていた。
そこで同一コイルの端末を連続した端子番号に
接続する為の一案として、第5図a〜eに示す様
に構成したものもある。
第5図の例ではa図に示すA相側のコイルボビ
ンの鍔部4−2に設けた端子ブロツク4−3に設
けたピン5−1と5−2を、FFCの導体ピツチ
Pと同じピツチで設け、又b図に示すようにB相
側のコイルボビンの鍔部にも端子ブロツク4−3
を設け、該端子ブロツク4−3にピン5−3と5
−4をFFCの導体ピツチPと同じピツチで設け、
夫々のピンに巻線の端末を接続し、c図に示すよ
うにA相側コイルボビンの端子ブロツクと、B相
側端子ブロツクとをボビンの円周方向にずれた位
置ととなるように対向せしめて当接すると、e図
に示すように各相の端子番号は連続的となるが、
端子ピンのピツチが狭くなり接続するときに絶縁
が低下する等の問題が発生する。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、其の巻線をFFCにより外部回路と
接続する構成の小形電動機において、コイルを巻
装するコイルボビンの鍔部に設けた端子ブロツク
に植設したピンの間隔を広げて端子間の絶縁距離
を長くし、かつ同一コイルの端末を連続した番号
の端子に接続できる構造の巻線を得るにある。
(2) 考案の構成 (問題点を解決する為の手段) 本考案になる小形電動機の巻線は、其のコイル
ボビンの一方の鍔部にコイルの中心線より外周方
向にずらせた位置に端子ブロツクヲ設け、該端子
ブロツクに植設する複数のピンは円周方向に
FFCの導体ピツチと略同じピツチに、かつコイ
ルボビンの軸方向にもずらした位置に植設した構
造のコイルボビンに夫々コイルを巻装し、2個の
コイルボビンの夫々の鍔部に相手の端子ブロツク
を当接せしめて併設する構成が特徴である。
(作用) 前述の様な構成とすることにより、コイルボビ
ンの鍔部に設けた端子ブロツクに植設したピンの
間隔をFFCの導体ピツチより大きくすることが
出来るから、ピン間の絶縁距離を大きく出来るこ
とと、同じコイルの端末を続き番号の端子及び
FFCの導体に接続することが出来る作用がある。
(実施例) 第1図は本考案による巻線の構造図で、a図に
示すA相側コイルボビンの一方の鍔4−2に形成
された端子ブロツク4−3には、ピン5−1を鍔
より遠い位置に、又ピン5−2を鍔に近い位置
で、かつ円周方向に略FFCの導体ピツチpと略
同じ距離だけずらせた位置に植設し、一方b図に
示すB相側コイルボビンの一方の鍔4−2に形成
された端子ブロツク4−3にはピン5−3を鍔に
近い位置に、又ピン5−4を鍔より遠い位置で、
円周方向にFFCの導体ピツチpと略同じ距離だ
けずらせた位置に植設してあり、ピン5−1とピ
ン5−2にA相コイルの端末が夫々接続され、b
図に示すB相コイルもピン5−3と5−4にB相
コイルの端末が接続されている。
a図のA相側とb図のB相側とをc図のように
端子ブロツクの部分を円周方向にずらせて当接し
て併設すると、A相側の端子ブロツクのピン5−
1と5−2との間隔は、円周方向には導体ピツチ
と略同じであるが軸方向にもずれているから導体
ピツチより広くなる。
例えば軸方向にも導体ピツチと同じ間隔でずら
せてたとすると、ピン5−1と5−2との間隔を
導体ピツチの約1.4倍とすることができる。
又B相側コイルボビンにおいても端子ブロツク
のピン5−3と5−4との間隔はA相側と同じに
導体ピツチより広くすることができる。
而もピン5−1と5−2にはA相のコイルが、
5−3と5−4にはB相のコイルが夫々接続され
ているから同じ相のコイル端末が接続されている
端子番号が連続している。
両相コイルのコイルボビンの端子ブロツクに植
設されたピンにd図に示すようにFFC2に接続
したコネクタ3を圧接するとe図に示すようにA
相のコネクタはFFCの導体番号1,2に、又B
相のコイルはFFCの導体番号3,4に夫々接続
される。又他の実施例としてFFCを端子ブロツ
クのピンと接続するに当り、第6図の外観図に示
すようにコネクタを介在させず、FFCの端末導
体にピンが係合できる孔を穿ち、前記端子ブロツ
クのピンに直接接続する構成とすることによりコ
ネクタを省略することもできる。
(3) 考案の効果 本考案の小形電動機の巻線は其のコイルボビン
が上記のような構成であるので、同じ相に属する
コイルの端末が連続した番号のピンを介して
FFCの同じ番号の導体に接続され、かつ各ピン
の間隔がFFCの導体ピツチより広くなるように
設けられているから充分な絶縁距離が有り、絶縁
を低下させることなく接続することが出来る効果
がある。
又FFCを端子ブロツクのピンに直接接続し、
コネクタを省略することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による巻線の構造を示す平面図
a,b、と2個のコイルを併設した状態図c、コ
ネクタとの接続状態を示す側面図d、各相コイル
の端末が接続される端子番号を示す図cであり、
第4図、第5図は従来技術による巻線の構造を示
す図で第1図と同一の枝番号を付けてあり、第2
図は本考案を実施する小形電動機の外観図でaは
コネクタの上面から、bは側面から見た図を夫々
示し、第3図はFFCの構造を示す説明図でaは
平面図、bは部分断面図であり、第6図はFFC
を直接端子ブロツクのピンに説明した小形電動機
の外観図である。 符号の説明、1……電動機、2……フレキシブ
ルフラツトケーブル(FFC)、2−1……導体、
3……コネクタ、4−1,4−2……コイルボビ
ンの鍔、4−3……端子ブロツク、5−1〜5−
4……ピン、6……コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コイルボビンに巻装した複数のコイルを同軸
    上に併設し、フレキシブルフラツトケーブル
    (以下FFCと称する)により前記コイルを外部
    回路に接続する構造の小形電動機の巻線で、前
    記コイルボビンの鍔部に端子ブロツクを設け、
    該端子ブロツクに植設した複数のピンにコイル
    の端末を接続し、前記ピンに前記FFCを接続
    する構成のものにおいて、コイルボビンの一方
    の鍔部にコイルの中心線より外周方向にずらせ
    た位置に端子ブロツクを設け、該端子ブロツク
    に植設する複数のピンはボビンの外周方向と軸
    方向に夫々FFCの導体ピツチと略同じ間隔だ
    けずらせた位置に配置した構造の2個のコイル
    ボビンの夫々にコイルを巻装し、夫々のコイル
    ボビンの鍔部に相手側の端子ブロツクを当接せ
    しめて併設した構成を特徴とする小形電動機の
    巻線。 (2) 前記端子ブロツクのピンとFFCとをコネク
    タを介して接続する構成となつていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の小形電動機の巻線。 (3) 前記端子ブロツクのピンとFFCの導体を直
    接接続する構成となつていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の小形電
    動機の巻線。
JP6165588U 1988-05-12 1988-05-12 Expired - Lifetime JPH0540685Y2 (ja)

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JP6165588U JPH0540685Y2 (ja) 1988-05-12 1988-05-12

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JPH01166446U JPH01166446U (ja) 1989-11-21
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