JPH06211587A - 発煙装置 - Google Patents

発煙装置

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JPH06211587A
JPH06211587A JP521793A JP521793A JPH06211587A JP H06211587 A JPH06211587 A JP H06211587A JP 521793 A JP521793 A JP 521793A JP 521793 A JP521793 A JP 521793A JP H06211587 A JPH06211587 A JP H06211587A
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JP
Japan
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smoke
liquid
liquid feed
heating
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP521793A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Oguro
芳明 小黒
Mitsuo Kawai
三津夫 川井
Toshinori Sugimoto
敏範 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Secom Co Ltd
Dainichi Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Secom Co Ltd
Dainichi Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06211587A publication Critical patent/JPH06211587A/ja
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 煙を噴出させるための発煙装置に関し、それ
ぞれ高さの異なる上下位置に配設された加熱気化装置か
ら噴出される発煙量を補正し、当該気化装置の個数に応
じた所望の発煙量が得られる発煙装置の提供を目的とす
る。 【構成】 煙を発生させるための煙液を収容する容器2
と、容器内の煙液を圧送するための複数個の送液ポンプ
3a,3b,3cと、送液ポンプの駆動を制御するため
の制御手段12と、それぞれ高さの異なる上下位置に配
され各送液ポンプから送られた煙液を加熱気化してノズ
ルより発煙する加熱気化装置5a,5b,5cと、上記
加熱気化装置から噴出される煙の発煙量を補正するため
の補正手段15とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば所定領域の上方
部及び下方部の各位置に配された複数の加熱気化装置か
ら煙を噴出させるための発煙装置に関し、詳しくは当該
各加熱気化装置から噴出される発煙量を調節するための
発煙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような加熱気化装置を備え
た発煙装置に類するものとしては、図6に示すように、
気化室51の周壁52にヒータ53が設けられ、容器5
4上に配設された送液ポンプ55の駆動により、高温に
加熱された気化室51に液体が流入されることにより当
該液体が気化膨張され、ノズル56から煙が噴出される
構成とされた装置が知られている。(例えば、実公昭6
1−40380号公報、実公平3−33268号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な加熱気化装置を例えば高さの異なる上下位置に複数個
設けて煙の噴出量を増大させようとする場合、容器54
に対する各加熱気化装置の高さがそれぞれ相違するため
に、図7で示すように、高さに応じて送液ポンプによる
実際の送液量が減少し、所望の煙噴出量が得られないと
いった不具合が発生する。本発明は係る課題に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、当該発煙装置
において、例えば所定領域内の各上下位置に配設された
各加熱気化装置から噴出される発煙量を補正し、加熱気
化装置の個数に応じた発煙量が得られる発煙装置を得る
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明は、煙液を収容する容器と、容器内の煙液を
圧送するための複数個の送液ポンプと、送液ポンプの駆
動を制御するための制御手段と、上下位置に配され各送
液ポンプから送られた煙液を加熱気化してノズルより発
煙するための加熱気化装置と、上記加熱気化装置から噴
出される煙の発煙量を補正するための補正手段とを備え
た装置構成を採用する。また当該補正手段は、送液ポン
プに対する補正量を予め記憶している記憶手段を備える
ように構成することが好ましい。
【0005】
【作用】係る構成とすれば、設置された加熱気化装置の
高さが違っていても、例えば送液ポンプの駆動電力値が
パルス補正されることにより、各加熱気化装置に所定量
の煙液が流入され、当該加熱気化装置から噴出される煙
の発煙量をそれぞれ略同一とすることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1において、1は発煙装置の筺体である。筺体1
の下部には煙液を収容するタンク等の容器2が設けら
れ、該容器2にはパルス駆動型の送液ポンプ3a,3
b,3cが、ここでは3個並設されている。送液ポンプ
3a,3b,3cは、パイプ4a,4b,4cを各々介
して互いに異なる高さに設置された加熱気化装置5a,
5b,5cに接続されている。加熱気化装置5a,5
b,5c各々は、その先端にノズル6a,6b,6cが
形成され、更にここでは図2に示すように、有底円筒形
状の外管7と内管8とで形成された気化室9、当該気化
室9を加熱する中空のヒータ10a(10b,10
c)、及び当該気化室の温度を検知するセンサ11a,
11b,11cを備えている。
【0007】12は発煙装置を制御する制御盤である。
この制御盤12には、加熱気化装置5a,5b,5cの
温度を所定温度(例えば約240℃)に制御するための
温度制御装置13、送液ポンプ3a,3b,3cの駆動
を制御するための制御装置14の他、送液ポンプ3a,
3b,3cへのパルス駆動信号を補正するための補正装
置15等が構成されている。なお、16a,16b,1
6cはノズル6a,6b,6c開閉用のソレノイドであ
る。
【0008】図3は発煙装置要部の回路を示したもの
で、17は商用電源、18と19は整流器、20と21
は定電圧回路、22a,22b,22cは送液ポンプ3
a,3b,3cと夫々直列に接続されるトランジスタ、
23a,23b,23cはフォトトランジスタ、24は
トランス、25は温度制御装置13,制御装置14およ
び補正装置15等が構成されたマイコンである。当該マ
イコンは周知のものであり、外部と入出力信号のやり取
りを行うための入出力回路と、係る制御を実施するため
の手順及び各データが予め記憶されている記憶装置(R
AM及びROM)とが統合されている。
【0009】次に発煙装置の動作を説明する。発煙装置
の運転開始操作がなされると温度制御装置13は、各ヒ
ータ10a,10b,10cに電力を供給する。この電
力供給によって加熱気化装置5a,5b,5cは所定温
度まで昇温され、以後、ヒータ10a,10b,10c
への通電が適宜オン・オフされることにより、当該装置
の気化室内が所定温度で保温状態とされる。
【0010】当該保温中、発煙起動操作がなされると、
制御装置14はフォトトランジスタ23a,23b,2
3cをオン・オフさせて、送液ポンプ3a,3b,3c
にパルス駆動信号を供給する。係る起動操作は、当該装
置内の起動押ボタンまたは、他の関連装置により連動起
動されても良い。これにより送液ポンプ3a,3b,3
cが始動し、容器2内の煙液がパイプ4a,4b,4c
を介して加熱気化装置5a,5b,5cに送られる。加
熱気化装置5a,5b,5c内に流入された煙液は、こ
こで気化膨張され、制御装置14によるソレノイド16
a,16b,16cへの通電によって開口されたノズル
6a,6b,6cから勢い良く発煙される。
【0011】係る発煙動作において、各送液ポンプ3
a,3b,3cそれぞれに同一のパルス信号を供給した
のでは、従来例で述べたように、高い位置に配された加
熱気化装置5b,5cの発煙量が、低位置にある加熱気
化装置5aの発煙量に比して少なくなるので、この不具
合を避けるために補正装置15がパルス駆動信号を適宜
補正する。この補正は、例えば図4に示すように、実験
により得られたパルス信号幅と送液量との関係に基づき
行われ、送液量の少ない送液ポンプ3b,3cに対し
て、図5の如く基準パルス信号PWに予め定められた適
当な補正パルス信号TWn(n=1,2)を加えるよう
な方法が好適に使用される。このようにすると、各送液
ポンプから各加熱気化装置に送られる煙液の量が略同一
となり、その結果として全体の発煙量も増えることとな
る。そして、発煙は送液ポンプ3a,3b,3cの停止
ならびにノズル6a,6b,6cの閉塞等により瞬時に
停止される。
【0012】上記送液量の制御は、各送液ポンプを動作
させるための駆動信号を補正して各加熱気化装置に送ら
れる煙液量を略同一にするための形態であるが、上記各
加熱気化装置に送られる煙液量をその設置された高さに
応じて補正するための形態として各種の変形が可能であ
る。例えば上記ノズルの開口度を制御するものであって
も良いし、あるいは送液ポンプと各パイプとの間にスプ
ール弁を設けて、その開口度をパルス制御するものであ
っても良い。勿論、係る補正制御は、上記気化装置の設
置された高さだけでなく、送液ポンプから加熱気化装置
に至る経路によっても考慮されるものである。
【0013】また、当該発煙装置から噴出される煙の成
分は、その用途により適宜選択されて採用される。この
ように多量の発煙が行える発煙装置は、防災訓練や植物
の霜害防止等の多方面で有効に使用でき、複数の加熱気
化装置の各々からの略同一の発煙が要求されるような用
途、例えば舞台演出効果等においても有効である。
【0014】
【発明の効果】以上に説明した通り本発明の発煙装置に
よれば、加熱気化装置の高さに応じて送液ポンプへの駆
動信号が補正されるので、各加熱気化装置に所定量の煙
液が流入されて発煙量が略同一となり、発煙装置として
の発煙量も加熱気化装置の数に比例した量になるといっ
た顕著な実用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発煙装置の一実施例を示す構成図
である。
【図2】図1の発煙装置で用いられる加熱気化装置の一
構造例を示す断面図である。
【図3】図1の発煙装置における要部の回路図である。
【図4】各送液ポンプの送液量とパルス信号幅との関係
を示す図である。
【図5】各送液ポンプに実際に供給されるパルス信号を
示す図である。
【図6】従来の発煙装置を示す構成図である。
【図7】加熱気化装置の取付け高さと送液量との関係を
示す図である。
【符号の説明】
1…発煙装置筐体 2…煙液容器 3a,3b,3c…送液ポンプ 5a,5b,5c…加熱気化装置 6a,6b,6c…ノズル 12…制御盤 13…温度制御装置 14…制御装置 15…補正装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 敏範 東京都三鷹市下連雀6−11−23 セコム株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煙液を収容する容器と、容器内の煙液を
    圧送する複数個の送液ポンプと、送液ポンプの駆動を制
    御する制御手段と、上下位置に配され各送液ポンプから
    送られた煙液を加熱気化してノズルより発煙する加熱気
    化装置と、前記加熱気化装置の発煙量を補正するための
    補正手段とを具備する発煙装置。
  2. 【請求項2】 前記補正手段は、前記送液ポンプに供給
    する駆動信号をパルス幅により補正し、前記各加熱気化
    装置から噴出される発煙量を略同一とする請求項1に記
    載の装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、前記送液ポンプに対す
    る補正値を予め記憶している記憶手段を備えている請求
    項1または2に記載の装置。
JP521793A 1993-01-14 1993-01-14 発煙装置 Pending JPH06211587A (ja)

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JP521793A JPH06211587A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 発煙装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020061576A (ko) * 2002-06-27 2002-07-24 성호진 보안용 연무 발생장치
KR20030086743A (ko) * 2002-05-06 2003-11-12 성호진 보안용 연무 발생 장치
JP2007117407A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Dainichi Co Ltd スモーク発生装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030086743A (ko) * 2002-05-06 2003-11-12 성호진 보안용 연무 발생 장치
KR20020061576A (ko) * 2002-06-27 2002-07-24 성호진 보안용 연무 발생장치
JP2007117407A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Dainichi Co Ltd スモーク発生装置

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