JP2007117407A - スモーク発生装置 - Google Patents

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【課題】スモークの発生タイミングのコントロールが容易に行なえ、小型化した気化装置を備えたスモーク発生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】スモーク液を加熱気化する気化装置を備えたスモーク発生装置において、気化装置はスモークの噴出または停止を行なうバルブロッド開閉手段を有し、このバルブロッド開閉手段は加熱気化されたスモーク液が通過する通路内のノズル孔より上流側に配置された構成とした。また、ヒータとバルブロッド開閉手段を略平行に配置し、ノズル孔とバルブロッド開閉手段の中心軸は異なる軸上に配置された構成とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、舞台や各種イベント場、テーマパーク等で演出効果を高めるためのスモークを発生させるスモーク発生装置に関するものである。
近年、グリセリン等の脂肪族多価アルコールと水とを含有するスモーク液を250〜350℃に加熱して気化することにより、人体に無害なスモークを発生させる装置が開発され使用されている。このスモーク発生装置は、小型で軽量であるため、持ち運びが容易であるとともに、舞台やテーマパーク等の任意の箇所に設置することができ、しかもスモークの発生量や発生タイミングのコントロールが容易であるという長所を有している。
具体的には、タンクに充填されたスモーク液がポンプにより気化装置に供給される。そして、気化装置では内蔵されたヒータによりスモーク液が加熱気化され、ソレノイドコイルで駆動する弁杆(バルブロッド)がノズルを開口することによって、ノズルからスモークが勢いよく噴出する構成となっている。
また、スモークの噴出を停止するには、ポンプを停止させると同時にバルブロッドがノズルを閉塞するため瞬時にスモークの噴出が停止できるようになっている。したがって、バルブロッドによりスモークの発生タイミングのコントロールが容易に行なえるため、スモークによる演出効果を高めることができる。(特許文献1)
特開平01−238892号公報
しかしながら、従来のスモーク発生装置では、スモーク液を加熱するためのヒータとバルブロッドを駆動するソレノイドコイルを備え、バルブロッドが直接ノズルを開閉する構成となっている。したがって、気化装置の構造はヒータとソレノイドコイルが干渉しないようなスペースが必要となるため、気化装置の小型化は難しかった。さらに、小型化が難しいことから気化装置の熱容量を小さくできないため、スモーク液を加熱気化するための消費電力も抑えることが難しかった。
また、舞台やテーマパークの大規模演出設備にスモーク発生装置を設置する場合には、従来のようなタンク、ポンプ、気化装置、制御部をスモーク発生装置内に収容した装置(一体タイプ)で問題なく設置可能である。しかし、設置場所が狭い場合やロボットなど動きのある演出設備では、従来の一体タイプのスモーク発生装置は設置できないため、気化装置を小型化して装置本体から分離し、この気化装置を遠距離から制御するスモーク発生装置(分離タイプ)が要望されていた。
本発明は上記課題を解決するためのもので、スモークの発生タイミングのコントロールが容易に行なえ、小型化した気化装置を備えたスモーク発生装置を提供することを目的とする。
ヒータによりスモーク液を加熱気化してノズル孔より噴出する気化装置と、前記気化装置にスモーク液を供給するポンプと、前記気化装置とポンプを制御する制御部とを備えたスモーク発生装置おいて、前記気化装置は、スモークの噴出または停止を行なうバルブロッド開閉手段を有し、該バルブロッド開閉手段は加熱気化されたスモーク液が通過する通路内の前記ノズル孔より上流側に配置されたことを特徴とするスモーク発生装置に係わるものである。
また、前記気化装置は、ヒータとバルブロッド開閉手段を略平行に配置し、ノズル孔と前記バルブロッド開閉手段の中心軸は異なる軸上に配置されたことを特徴とする請求項1記載のスモーク発生装置に係わるものである。
また、前記気化装置は、制御部とポンプから分離され遠距離から制御されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のスモーク発生装置に係わるものである。
上述の構成にすることにより、スモークの発生タイミングのコントロールが容易に行なえる小型化した気化装置を得ることができる。したがって、設置スペースの狭い演出設備に設置が可能となり、使用範囲が広がると同時に演出効果を高める使い勝手の良いスモーク発生装置となる。また、小型化することにより気化装置の熱容量が小さくなるため、スモーク液を加熱気化するための消費電力を抑えることができる。
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、スモーク発生装置の気化装置において、スモークの噴出または停止を行なうバルブロッド開閉手段は加熱気化されたスモーク液が通過する通路内のノズル孔より上流側に配置されたものである。また、ヒータとバルブロッド開閉手段を略平行に配置し、ノズル孔とバルブロッド開閉手段の中心軸は異なる軸上に配置されたものである
つまり、バルブロッド開閉手段によりノズル孔の開閉を行なわないため、ノズルとバルブロッド開閉手段の中心軸は同じ軸上に配置する必要がなくなることから、バルブロッド開閉手段のソレノイドコイルとヒータの配置はお互いに干渉しない最小スペースで配置できるため、気化装置の小型化が可能となる。
したがって、スモークの噴出および停止が容易に行なえ、設置スペースの狭い演出設備でも使用が可能となり、使用範囲が広がると同時に演出効果を高める使い勝手の良いスモーク発生装置となる。さらに、小型化により気化装置の熱容量が小さくなるため、スモーク液を加熱気化するための消費電力も抑えることができるのである。
以下本発明の実施例を図面により説明する。図1は本発明のスモーク発生装置の構成図、図2は気化装置を収容した発煙部の外観傾斜図、図3は気化装置の概略断面図である。なお、実施例は、気化装置を本体から分離したスモーク発生装置について説明する。
図1において、1は気化装置2を収容した発煙部、3はスモーク発生装置の本体、4はスモーク液を貯蔵するタンク、5はスモーク液を気化装置2に送液するポンプ、6はスモークの噴出及び停止を指示する操作部、7は操作部6からの指示により気化装置2及びポンプ5を制御する制御部である。そして、本体3から分離された発煙部1を遠距離から制御するために通信ケーブル8と送液パイプ9を備えている。
図2において、発煙部1は気化装置2を収納した間口方向が狭く奥行きが長い形状であり、加熱気化されたスモーク液がスモークとして噴出するための気化装置2のノズル孔10が発煙部1の間口方向の中心に配置されるようになっている。尚、発煙部1の形状は本実施例に限定されるものではない。
図3において、気化装置2はスモーク液を加熱気化するためのヒータ11とバルブロッド開閉手段12および図示しない温度検知手段を備え、バルブロッド開閉手段12はスモークの噴出および停止を行なうバルブロッド12Aと、このバルブロッド12Aを駆動するソレノイドコイル12Bから構成されている。
さらに、13はバルブロッド12Aにより開閉される開閉部である。そして、気化装置2はヒータ11とソレノイドコイル12Bおよび温度検知手段を制御するための通信ケーブル8とスモーク液を供給する送液パイプ9とにより本体3と接続されている。
また、バルブロッド開閉手段12はノズル孔10の上流側であって、中心軸はノズル孔10の中心軸と異なる軸上に配置した構造である。つまり、ヒータ11とソレノイドコイル12Bが干渉しないよう最小スペースになるよう略平行に配置し、バルブロッド12Aの長さを短くしたままノズル孔10を発煙部1の中心に配置することにより、発煙部1の間口方向と奥行き方向が短くなり小型化が可能となるのである。
したがって、バルブロッド開閉手段12にてスモークの噴出および停止が容易に行なえ、設置スペースの狭い演出設備でも使用が可能となり、使用範囲が広がると同時に演出効果を高める使い勝手の良いスモーク発生装置となる。さらに、小型化により気化装置2の熱容量が小さくなるため、スモーク液を加熱気化するための消費電力も抑えることができるのである。
次に、上記した構成における動作を説明する。
本体3の操作部6の図示しない運転スイッチが押されると、制御部7は通信ケーブル8を介してヒータ11に通電を開始し(予熱)、気化装置2の温度が上昇する。そして、温度検知手段により検出される気化装置2の温度がスモーク液を気化させるのに十分な温度に達すると予熱完了となり、以後予熱待機状態となる。予熱待機状態においては、制御部7は温度検知手段の検出温度に基づいてヒータ11をオン・オフさせることにより、気化装置2の温度はほぼ一定に保持される。
予熱待機中に操作部6の図示しないスモークスイッチが押されると、制御部7はポンプ5を始動させ、タンク4内のスモーク液を送液パイプ9を介して気化装置2に供給すると同時に、バルブロッド開閉手段12のソレノイドコイル12Bに通電を開始するため、バルブロッド12Aが移動して開閉部13を開口する。したがって、タンク4から送液パイプ9を介して気化装置2に供給されたスモーク液は、ヒータ11により加熱気化され開閉部13を通過してノズル孔10からスモークとして噴出される。
また、スモーク噴出中にスモークスイッチをオフにすると、制御部7はポンプ5を停止させ気化装置2へのスモーク液の供給を停止すると同時に、ソレノイドコイル12Bへの通電も停止するため、バルブロッド12Aが移動して開閉部13を閉塞する。したがって、発煙部1のノズル孔10からスモークの噴出は停止して予熱待機状態に戻る。このように、予熱待機中に本体3の操作部6に設けられたスモークスイッチにより、本体と分離した発煙部からスモークの噴出または停止を容易に行なうことができるのである。
つまり、本体3から分離した発煙部1を小型化して、気化装置2のバルブロッド開閉手段12によりスモークの噴出および停止を遠距離から容易に行なうことができるため、設置スペースの狭い演出設備でも使用が可能となり、使用範囲が広がると同時に演出効果を高める使い勝手の良いスモーク発生装置となる。さらに、小型化により気化装置2の熱容量が小さくなるためスモーク液を加熱気化するための消費電力も抑えることができるのである。
本実施例の構成図である。 本実施例の発煙部の外観傾斜図である。 本実施例の気化装置の概略断面図である。
符号の説明
2 気化装置
5 ポンプ
7 制御部
10 ノズル孔
11 ヒータ
12 バルブロッド開閉手段

Claims (3)

  1. ヒータによりスモーク液を加熱気化してノズル孔より噴出する気化装置と、前記気化装置にスモーク液を供給するポンプと、前記気化装置とポンプを制御する制御部とを備えたスモーク発生装置おいて、前記気化装置は、スモークの噴出または停止を行なうバルブロッド開閉手段を有し、該バルブロッド開閉手段は加熱気化されたスモーク液が通過する通路内の前記ノズル孔より上流側に配置されたことを特徴とするスモーク発生装置
  2. 前記気化装置は、ヒータとバルブロッド開閉手段を略平行に配置し、ノズル孔と前記バルブロッド開閉手段の中心軸は異なる軸上に配置されたことを特徴とする請求項1記載のスモーク発生装置。
  3. 前記気化装置は、制御部とポンプから分離され遠距離から制御されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のスモーク発生装置。
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