JPH06209688A - 発煙器 - Google Patents
発煙器Info
- Publication number
- JPH06209688A JPH06209688A JP2750793A JP2750793A JPH06209688A JP H06209688 A JPH06209688 A JP H06209688A JP 2750793 A JP2750793 A JP 2750793A JP 2750793 A JP2750793 A JP 2750793A JP H06209688 A JPH06209688 A JP H06209688A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- smoke
- temperature
- heating
- signal output
- set temperature
- Prior art date
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- Pending
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- Special Spraying Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発煙を停止しているとき、使用形態に合った
状態に機器を保持する。 【構成】 制御部10には、加熱気化装置3を、第一設
定温度に制御する通常制御手段11と、第一設定温度よ
り低い第二設定温度に制御する保温手段12が構成され
ている。発煙中は、通常制御手段11が加熱気化装置3
を第一設定温度に制御し、発煙が停止した後は保温手段
12が加熱気化装置3を第二設定温度に制御する。
状態に機器を保持する。 【構成】 制御部10には、加熱気化装置3を、第一設
定温度に制御する通常制御手段11と、第一設定温度よ
り低い第二設定温度に制御する保温手段12が構成され
ている。発煙中は、通常制御手段11が加熱気化装置3
を第一設定温度に制御し、発煙が停止した後は保温手段
12が加熱気化装置3を第二設定温度に制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、煙液を加熱気化して
煙を噴出する発煙器に関する。
煙を噴出する発煙器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の発煙器に類似するものと
して、図4に示すように、気化室51の周壁52にヒー
タ53が設けられており、タンク54上に配設する送液
ポンプ55の駆動に伴って高温に加熱された気化室51
に液体が流入すると、ここで液体が気化膨張してノズル
56から噴出する構成が知られている。(例えば、実公
昭61−40380号公報、実公平3−33268号公
報)
して、図4に示すように、気化室51の周壁52にヒー
タ53が設けられており、タンク54上に配設する送液
ポンプ55の駆動に伴って高温に加熱された気化室51
に液体が流入すると、ここで液体が気化膨張してノズル
56から噴出する構成が知られている。(例えば、実公
昭61−40380号公報、実公平3−33268号公
報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記したよう
な機器は、一般に噴出が止められた後、ヒータ53への
通電が停止する、あるいは次回の噴出に備えてヒータ5
3への通電が継続する、のどちらかの構成が採用されて
いる。そして前者の場合は、電力を無駄に消費しなくて
済む利点がある反面、加熱気化装置が冷えているので次
回の運転時にすぐには噴出が行われないといった欠点が
あり、一方後者については、前者と逆のことが云える。
この発明は前記したような課題に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、発煙器が発煙を停止している
とき、使用形態に合った状態に保持し得る汎用性に優れ
た発煙器を提供することにある。
な機器は、一般に噴出が止められた後、ヒータ53への
通電が停止する、あるいは次回の噴出に備えてヒータ5
3への通電が継続する、のどちらかの構成が採用されて
いる。そして前者の場合は、電力を無駄に消費しなくて
済む利点がある反面、加熱気化装置が冷えているので次
回の運転時にすぐには噴出が行われないといった欠点が
あり、一方後者については、前者と逆のことが云える。
この発明は前記したような課題に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、発煙器が発煙を停止している
とき、使用形態に合った状態に保持し得る汎用性に優れ
た発煙器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に本発明は、送液手段と、送液手段の動作を制御する動
作制御手段と、送液手段から送られる煙液を加熱気化し
て噴出する加熱気化装置と、発煙動作を入切する入切信
号を出力する入切信号出力手段と、加熱気化装置の温度
を制御する制御部とを有するものにおいて、発煙停止中
の機器の保持形態に対応する形態信号を出力する形態信
号出力手段を設けると共に、前記制御部に、形態信号に
対応する保温温度で加熱気化装置を保温する保温手段を
備えてなる。
に本発明は、送液手段と、送液手段の動作を制御する動
作制御手段と、送液手段から送られる煙液を加熱気化し
て噴出する加熱気化装置と、発煙動作を入切する入切信
号を出力する入切信号出力手段と、加熱気化装置の温度
を制御する制御部とを有するものにおいて、発煙停止中
の機器の保持形態に対応する形態信号を出力する形態信
号出力手段を設けると共に、前記制御部に、形態信号に
対応する保温温度で加熱気化装置を保温する保温手段を
備えてなる。
【0005】
【作用】前記した構成によれば、発煙停止中は、形態信
号に対応する温度に加熱気化装置が保温されるので、発
煙器は使用に好都合な状態を保持することとなる。
号に対応する温度に加熱気化装置が保温されるので、発
煙器は使用に好都合な状態を保持することとなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1において、1は送液手段で、煙液を貯留するタ
ンク2上に配設されている。3はパイプ4を介して送液
手段1と接続する加熱気化装置である。加熱気化装置3
は、ここではヒータ5、ノズル6、ノズル6を開閉する
弁杆7、ソレノイド8、温度センサ9等を備えた構成を
なす。
る。図1において、1は送液手段で、煙液を貯留するタ
ンク2上に配設されている。3はパイプ4を介して送液
手段1と接続する加熱気化装置である。加熱気化装置3
は、ここではヒータ5、ノズル6、ノズル6を開閉する
弁杆7、ソレノイド8、温度センサ9等を備えた構成を
なす。
【0007】10は加熱気化装置3の温度を制御する制
御部である。制御部10には加熱気化装置3を、第一設
定温度に制御する通常制御手段11、第二設定温度に制
御する保温手段12等が構成されている。通常制御手段
11は発煙中、また保温手段12は発煙停止中に各々機
能すると共に、各設定温度は、ここでは第一設定温度>
第二設定温度で、何れも煙液を十分に気化させ得る温度
である。13は送液手段1の動作を制御する動作制御手
段である。
御部である。制御部10には加熱気化装置3を、第一設
定温度に制御する通常制御手段11、第二設定温度に制
御する保温手段12等が構成されている。通常制御手段
11は発煙中、また保温手段12は発煙停止中に各々機
能すると共に、各設定温度は、ここでは第一設定温度>
第二設定温度で、何れも煙液を十分に気化させ得る温度
である。13は送液手段1の動作を制御する動作制御手
段である。
【0008】発煙器14の外部には、発煙動作を入切す
る入切信号を出力する入切信号出力手段15と、発煙停
止中の機器の保持形態に対応する形態信号を出力する形
態信号出力手段16が設けられている。この入切信号出
力手段15と形態信号出力手段16は、例えば遠隔制御
器における適当なスイッチとして構成される他、発煙器
14を含むシステム全体を集中制御する制御盤中に構成
される等、適宜の構成が採用される。
る入切信号を出力する入切信号出力手段15と、発煙停
止中の機器の保持形態に対応する形態信号を出力する形
態信号出力手段16が設けられている。この入切信号出
力手段15と形態信号出力手段16は、例えば遠隔制御
器における適当なスイッチとして構成される他、発煙器
14を含むシステム全体を集中制御する制御盤中に構成
される等、適宜の構成が採用される。
【0009】次に上記構成における動作を、図2を併用
して説明する。発煙停止中は、形態信号出力手段16が
形態信号を出力する。そのため保温手段12は、加熱気
化装置3を第二設定温度とするように、温度センサ9の
検知温度に基づいてヒータ5への通電を制御する(A区
間)。
して説明する。発煙停止中は、形態信号出力手段16が
形態信号を出力する。そのため保温手段12は、加熱気
化装置3を第二設定温度とするように、温度センサ9の
検知温度に基づいてヒータ5への通電を制御する(A区
間)。
【0010】保温中に入切信号出力手段15が発煙起動
を出力すると、動作制御手段13が動作することにより
送液手段1が始動する。よって、加熱気化装置3内に煙
液が流入して気化膨張し、ソレノイド8が弁杆7を吸引
して開口したノズル6より噴出する。そして、発煙開始
と同時に通常制御手段11が動作し、加熱気化装置3は
第一設定温度まで速やかに高められ安定した発煙状態と
なる。
を出力すると、動作制御手段13が動作することにより
送液手段1が始動する。よって、加熱気化装置3内に煙
液が流入して気化膨張し、ソレノイド8が弁杆7を吸引
して開口したノズル6より噴出する。そして、発煙開始
と同時に通常制御手段11が動作し、加熱気化装置3は
第一設定温度まで速やかに高められ安定した発煙状態と
なる。
【0011】発煙は入切信号出力手段15が発煙停止を
出力するまで継続する(B区間)。またこの他、タイマ
等を使用して一定時間後に自動的に発煙を停止させるも
のでも構わない。そして発煙が停止すると、既述したよ
うに形態信号出力手段16が形態信号を出力し、保温手
段12は加熱気化装置3の冷却を待って第二設定温度に
保温する(C区間)。つまり保温中は、加熱気化装置3
の温度が発煙中より低いので、従来に比して電力が少な
くて済む。
出力するまで継続する(B区間)。またこの他、タイマ
等を使用して一定時間後に自動的に発煙を停止させるも
のでも構わない。そして発煙が停止すると、既述したよ
うに形態信号出力手段16が形態信号を出力し、保温手
段12は加熱気化装置3の冷却を待って第二設定温度に
保温する(C区間)。つまり保温中は、加熱気化装置3
の温度が発煙中より低いので、従来に比して電力が少な
くて済む。
【0012】前記した実施例において、第二設定温度は
煙液を十分に気化し得る温度であるが、図3のように気
化不可能な低い温度としても構わない。この場合、起動
と同時には発煙しないが、短時間Tの予熱を経て発煙す
るので、使用形態によってはこれで十分なことがあり、
何より電力が著しく少なくて済む。
煙液を十分に気化し得る温度であるが、図3のように気
化不可能な低い温度としても構わない。この場合、起動
と同時には発煙しないが、短時間Tの予熱を経て発煙す
るので、使用形態によってはこれで十分なことがあり、
何より電力が著しく少なくて済む。
【0013】また、保温手段12が利用可能な設定温度
を複数(例えば、第二設定温度と第三設定温度)とし、
形態信号の種類に対応して設定温度が選択される構成も
有用である。このようにすれば、瞬時に発煙させたい、
あるいは発煙までに幾らか時間がかかってもよい等を任
意に選択でき、機器自体の汎用性が向上する。
を複数(例えば、第二設定温度と第三設定温度)とし、
形態信号の種類に対応して設定温度が選択される構成も
有用である。このようにすれば、瞬時に発煙させたい、
あるいは発煙までに幾らか時間がかかってもよい等を任
意に選択でき、機器自体の汎用性が向上する。
【0014】
【発明の効果】以上に説明した通り本発明の発煙器は、
発煙停止中の機器の保持形態に対応する形態信号を出力
する形態信号出力手段を設けると共に、前記制御部に、
形態信号に対応する保温温度で加熱気化装置を保温する
保温手段を備えているので、経済性あるいは瞬時発煙を
優先させるといった種々の使用形態に好都合な状態に発
煙器を保持でき、汎用性が向上するといった顕著な効果
を奏する。
発煙停止中の機器の保持形態に対応する形態信号を出力
する形態信号出力手段を設けると共に、前記制御部に、
形態信号に対応する保温温度で加熱気化装置を保温する
保温手段を備えているので、経済性あるいは瞬時発煙を
優先させるといった種々の使用形態に好都合な状態に発
煙器を保持でき、汎用性が向上するといった顕著な効果
を奏する。
【図1】本発明実施例の発煙器に関する構成図である。
【図2】加熱気化装置の温度変化を説明する図である。
【図3】加熱気化装置の他の温度変化を説明する図であ
る。
る。
【図4】従来の機器を説明する図である。
1 送液手段 3 加熱気化装置 10 制御部 12 保温手段 13 動作制御手段 15 入切信号出力手段 16 形態信号出力手段
Claims (1)
- 【請求項1】送液手段と、送液手段の動作を制御する動
作制御手段と、送液手段から送られる煙液を加熱気化し
て噴出する加熱気化装置と、発煙動作を入切する入切信
号を出力する入切信号出力手段と、加熱気化装置の温度
を制御する制御部とを有するものにおいて、発煙停止中
の機器の保持形態に対応する形態信号を出力する形態信
号出力手段を設けると共に、前記制御部に、形態信号に
対応する保温温度で加熱気化装置を保温する保温手段を
備えたことを特徴とする発煙器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2750793A JPH06209688A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 発煙器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2750793A JPH06209688A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 発煙器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209688A true JPH06209688A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=12223056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2750793A Pending JPH06209688A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 発煙器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06209688A (ja) |
-
1993
- 1993-01-21 JP JP2750793A patent/JPH06209688A/ja active Pending
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