JPH05346265A - 開放型燃焼暖房機 - Google Patents
開放型燃焼暖房機Info
- Publication number
- JPH05346265A JPH05346265A JP16320292A JP16320292A JPH05346265A JP H05346265 A JPH05346265 A JP H05346265A JP 16320292 A JP16320292 A JP 16320292A JP 16320292 A JP16320292 A JP 16320292A JP H05346265 A JPH05346265 A JP H05346265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- stopped
- hot air
- burner
- air blowing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Control Of Combustion (AREA)
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 開放型燃焼暖房機の暖房運転の停止の際に未
燃ガスを放出することなくバーナと熱交換器を冷却す
る。 【構成】 液体燃料を気化させる手段と、この気化手段
へ液体燃料を供給する手段と、気化手段から供給される
燃料ガスを燃焼させるバーナと、このバーナによって発
生する燃焼熱を放散させるための温風送風手段と、暖房
運転の停止が要求されたときに燃料供給手段および温風
送風手段の両者の動作が共に停止するよう駆動を停止す
るとともにそれらの駆動が停止された後に第１の時間お
よびこの第１の時間より長い第２の時間の計時を開始す
るほか第１の時間の計時が完了した時点で前記温風送風
手段の駆動を開始しその後前記第２の時間の計時が完了
した時点で前記温風送風手段の駆動を停止する制御手段
とで開放型燃焼暖房機を構成する。 【効果】 臭気を放散させずに快適に暖房運転を停止さ
せることができる。
燃ガスを放出することなくバーナと熱交換器を冷却す
る。 【構成】 液体燃料を気化させる手段と、この気化手段
へ液体燃料を供給する手段と、気化手段から供給される
燃料ガスを燃焼させるバーナと、このバーナによって発
生する燃焼熱を放散させるための温風送風手段と、暖房
運転の停止が要求されたときに燃料供給手段および温風
送風手段の両者の動作が共に停止するよう駆動を停止す
るとともにそれらの駆動が停止された後に第１の時間お
よびこの第１の時間より長い第２の時間の計時を開始す
るほか第１の時間の計時が完了した時点で前記温風送風
手段の駆動を開始しその後前記第２の時間の計時が完了
した時点で前記温風送風手段の駆動を停止する制御手段
とで開放型燃焼暖房機を構成する。 【効果】 臭気を放散させずに快適に暖房運転を停止さ
せることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用の開放型燃焼暖房
機に関するものである。
機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、液体燃料を加熱された気化器へポ
ンプにより圧送し、気化器内でガス化させてそれをノズ
ル部よりブンゼンバーナに噴出させ、その気化ガスの燃
焼熱を温風送風機により室内へ放出する開放型燃焼暖房
機においては、消火時の動作としてポンプを停止させる
ことにより液体燃料の供給を停止する一方で、バーナと
熱交換器を冷却することを目的として、温風送風機を一
定時間駆動していた。
ンプにより圧送し、気化器内でガス化させてそれをノズ
ル部よりブンゼンバーナに噴出させ、その気化ガスの燃
焼熱を温風送風機により室内へ放出する開放型燃焼暖房
機においては、消火時の動作としてポンプを停止させる
ことにより液体燃料の供給を停止する一方で、バーナと
熱交換器を冷却することを目的として、温風送風機を一
定時間駆動していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、暖房運転の停
止時に気化器やバーナ内に残留する未燃ガスは、温風送
風機の送風により燃焼が阻止されるために未燃ガスのま
ま室内に放出されることとなり、これが悪臭気となって
使用者に不快感を与えていた。
止時に気化器やバーナ内に残留する未燃ガスは、温風送
風機の送風により燃焼が阻止されるために未燃ガスのま
ま室内に放出されることとなり、これが悪臭気となって
使用者に不快感を与えていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するためになされたもので、液体燃料を気化させる手
段と、この気化手段へ液体燃料を供給する手段と、気化
手段から供給される燃料ガスを燃焼させるバーナと、こ
のバーナによって発生する燃焼熱を放散させるための温
風送風手段と、暖房運転の停止が要求されたときに燃料
供給手段および温風送風手段の両者の動作が停止するよ
う駆動を停止するとともに、それらの駆動が停止された
後に第１の時間およびこの第１の時間より長い第２の時
間の計時を開始するほか、第１の時間の計時が完了した
時点で温風送風手段の駆動を開始し、その後第２の時間
の計時が完了した時点で温風送風手段の駆動を停止させ
る制御手段とで開放型燃焼暖房機を構成する。
決するためになされたもので、液体燃料を気化させる手
段と、この気化手段へ液体燃料を供給する手段と、気化
手段から供給される燃料ガスを燃焼させるバーナと、こ
のバーナによって発生する燃焼熱を放散させるための温
風送風手段と、暖房運転の停止が要求されたときに燃料
供給手段および温風送風手段の両者の動作が停止するよ
う駆動を停止するとともに、それらの駆動が停止された
後に第１の時間およびこの第１の時間より長い第２の時
間の計時を開始するほか、第１の時間の計時が完了した
時点で温風送風手段の駆動を開始し、その後第２の時間
の計時が完了した時点で温風送風手段の駆動を停止させ
る制御手段とで開放型燃焼暖房機を構成する。
【０００５】
【作用】このように構成したことにより、開放型燃焼暖
房機の暖房運転の停止時に、燃料供給手段および温風送
風手段の両者の動作が共に停止するよう駆動が停止され
ている時間が設けられることとなり、気化器とバーナ内
に残留する未燃ガスはバーナ内で燃焼が完結され、しか
もその後に温風送風手段のみが作動してバーナと熱交換
器が冷却される。
房機の暖房運転の停止時に、燃料供給手段および温風送
風手段の両者の動作が共に停止するよう駆動が停止され
ている時間が設けられることとなり、気化器とバーナ内
に残留する未燃ガスはバーナ内で燃焼が完結され、しか
もその後に温風送風手段のみが作動してバーナと熱交換
器が冷却される。
【０００６】そして、それにより、臭気が室内に放出さ
れることなく暖房動作が停止する。
れることなく暖房動作が停止する。
【０００７】
【実施例】以下本発明による一実施例を図面に従って説
明する。
明する。
【０００８】図１は本実施例による燃焼制御装置の制御
回路図、図２は同制御タイミングチャート、そして図３
はマイクロコンピュータのフローチャートを各示す。
回路図、図２は同制御タイミングチャート、そして図３
はマイクロコンピュータのフローチャートを各示す。
【０００９】図１において、１は直流電源、２はマイク
ロコンピュータで構成された制御手段であり、Ａは停止
指示発生回路、Ｂはポンプ駆動回路、Ｃは送風機駆動回
路である。停止指示発生回路Ａ中３は操作スイッチ、４
は抵抗であり、操作スイッチ３は運転時は閉路し、停止
時には開路するものであり、この閉路、開路を介した信
号は制御手段の入力部５へ入力される。ここで、入力部
５は運転時Ｈ、停止時Ｌとなるものである。ポンプ駆動
回路Ｂ中６は抵抗、７はトランジスタ、８はリレーであ
り、このポンプ駆動回路Ｂは制御手段２の出力部９がＨ
のときトランジスタ７、リレー８が共にＯＮするととも
に出力部９からの出力によって動作し、出力部９がＬの
ときトランジスタ７、リレー８が共にＯＦＦするもので
ある。リレー８の接点（図示せず）はポンプ（図示せ
ず）への通電制御を行なうものであり、リレー８がＯＮ
したときポンプは通電されて動作する構成になってい
る。送風機駆動回路Ｃ中１０は抵抗、１１はトランジス
タ、１２はリレーであり、この送風機駆動回路Ｃは制御
手段２の出力部１３の出力によって動作し、出力部１３
がＨのときトランジスタ１１、リレー１２が共にＯＮす
るとともに出力部１３がＬのときトランジスタ１１、リ
レー１２が共にＯＦＦするものである。リレー１２の接
点（図示せず）は温風送風機（図示せず）への通電制御
を行なうものであり、リレー１２がＯＮしたとき温風送
風機は通電される構造になっている。
ロコンピュータで構成された制御手段であり、Ａは停止
指示発生回路、Ｂはポンプ駆動回路、Ｃは送風機駆動回
路である。停止指示発生回路Ａ中３は操作スイッチ、４
は抵抗であり、操作スイッチ３は運転時は閉路し、停止
時には開路するものであり、この閉路、開路を介した信
号は制御手段の入力部５へ入力される。ここで、入力部
５は運転時Ｈ、停止時Ｌとなるものである。ポンプ駆動
回路Ｂ中６は抵抗、７はトランジスタ、８はリレーであ
り、このポンプ駆動回路Ｂは制御手段２の出力部９がＨ
のときトランジスタ７、リレー８が共にＯＮするととも
に出力部９からの出力によって動作し、出力部９がＬの
ときトランジスタ７、リレー８が共にＯＦＦするもので
ある。リレー８の接点（図示せず）はポンプ（図示せ
ず）への通電制御を行なうものであり、リレー８がＯＮ
したときポンプは通電されて動作する構成になってい
る。送風機駆動回路Ｃ中１０は抵抗、１１はトランジス
タ、１２はリレーであり、この送風機駆動回路Ｃは制御
手段２の出力部１３の出力によって動作し、出力部１３
がＨのときトランジスタ１１、リレー１２が共にＯＮす
るとともに出力部１３がＬのときトランジスタ１１、リ
レー１２が共にＯＦＦするものである。リレー１２の接
点（図示せず）は温風送風機（図示せず）への通電制御
を行なうものであり、リレー１２がＯＮしたとき温風送
風機は通電される構造になっている。
【００１０】次に本実施例の動作について述べる。
【００１１】例えば使用者が暖房運転を停止させるべく
操作スイッチ３を閉路から開路に切換えると、制御手段
２はその入力部５がＨ→Ｌに変化するので、出力部９お
よび出力部１３をＬにし、リレー８およびリレー１２を
ＯＦＦさせる。
操作スイッチ３を閉路から開路に切換えると、制御手段
２はその入力部５がＨ→Ｌに変化するので、出力部９お
よび出力部１３をＬにし、リレー８およびリレー１２を
ＯＦＦさせる。
【００１２】従って、送油ポンプおよび温風送風機は停
止し、この送油ポンプおよび温風送風機の両者が共に停
止した時点から第１の一定時間Ｔ1および第２の一定時
間Ｔ2の計時動作が開始される。この送油ポンプおよび
温風送風機の両者が共に停止している間に気化器とバー
ナ内に残留する未燃ガスは燃焼を阻止されることなくバ
ーナ上で燃焼し尽くし、未燃ガスの残留量が大きく低減
される。その後上述の第１の一定時間Ｔ1が経過する
と、制御手段２の出力部１３はＬ→Ｈに変化し、温風送
風機だけが送風機駆動回路Ｃを介して駆動されので、バ
ーナおよび熱交換器が冷却される。このとき未燃ガスの
残留量は既に顕著に低減されているため、暖房機から送
風される温風中の臭気もほとんどなくなっている。
止し、この送油ポンプおよび温風送風機の両者が共に停
止した時点から第１の一定時間Ｔ1および第２の一定時
間Ｔ2の計時動作が開始される。この送油ポンプおよび
温風送風機の両者が共に停止している間に気化器とバー
ナ内に残留する未燃ガスは燃焼を阻止されることなくバ
ーナ上で燃焼し尽くし、未燃ガスの残留量が大きく低減
される。その後上述の第１の一定時間Ｔ1が経過する
と、制御手段２の出力部１３はＬ→Ｈに変化し、温風送
風機だけが送風機駆動回路Ｃを介して駆動されので、バ
ーナおよび熱交換器が冷却される。このとき未燃ガスの
残留量は既に顕著に低減されているため、暖房機から送
風される温風中の臭気もほとんどなくなっている。
【００１３】そして、運転停止後第２の一定時間Ｔ2が
経過すると、冷却が十分行なわれたして制御手段２はそ
の出力部１３をＨ→Ｌに変化させ、これにより温風送風
機が停止する。
経過すると、冷却が十分行なわれたして制御手段２はそ
の出力部１３をＨ→Ｌに変化させ、これにより温風送風
機が停止する。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、開放型燃
焼暖房機の暖房運転の停止時に、燃料供給手段および温
風送風手段の両者の動作が共に停止するよう駆動が停止
されている時間過程とその後に温風送風手段のみを作動
させる時間過程とが設けられるので、気化器とバーナ内
に残留する未燃ガスの燃焼を完結させることができるだ
けでなく、バーナと熱交換器の冷却のための温風送風手
段の作動時に臭気が室内に放出されることがなくなり、
臭気を放散させることなく快適に暖房運転を停止させる
ことのできる開放型燃焼暖房機を提供することができ
る。
焼暖房機の暖房運転の停止時に、燃料供給手段および温
風送風手段の両者の動作が共に停止するよう駆動が停止
されている時間過程とその後に温風送風手段のみを作動
させる時間過程とが設けられるので、気化器とバーナ内
に残留する未燃ガスの燃焼を完結させることができるだ
けでなく、バーナと熱交換器の冷却のための温風送風手
段の作動時に臭気が室内に放出されることがなくなり、
臭気を放散させることなく快適に暖房運転を停止させる
ことのできる開放型燃焼暖房機を提供することができ
る。
【図１】本発明の一実施例による燃焼装置の制御回路図
である。
である。
【図２】同じく制御タイミングチャート図である。
【図３】同じく制御手段のフローチャート図である。
Ａ 停止指示発生回路 Ｂ ポンプ駆動回路 Ｃ 送風機駆動回路 ２ 制御手段 ５ 入力部 ９、１３ 出力部 Ｔ1 第１の一定時間 Ｔ2 第２の一定時間
Claims (1)
- 【請求項１】 液体燃料を気化させる手段と、この気化
手段へ液体燃料を供給する手段と、前記気化手段から供
給される燃料ガスを燃焼させるバーナと、このバーナに
よって発生する燃焼熱を放散させるための温風送風手段
と、そして暖房運転の停止が要求されたときに前記燃料
供給手段および前記温風送風手段の両者の動作が停止す
るよう駆動を停止するとともにそれらの駆動が停止され
た後に第１の時間およびこの第１の時間より長い第２の
時間の計時を開始するほか前記第１の時間の計時が完了
した時点で前記温風送風手段の駆動を開始しその後前記
第２の時間の計時が完了した時点で前記温風送風手段の
駆動を停止する制御手段とで構成されたことを特徴とす
る開放型燃焼暖房機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4163202A JP2631330B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 開放型燃焼暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4163202A JP2631330B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 開放型燃焼暖房機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05346265A true JPH05346265A (ja) | 1993-12-27 |
| JP2631330B2 JP2631330B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=15769226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4163202A Expired - Lifetime JP2631330B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 開放型燃焼暖房機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2631330B2 (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5697735A (en) * | 1980-01-09 | 1981-08-06 | Toshiba Corp | Petroleum combustion device |
| JPS5992357U (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-22 | 株式会社コロナ | 気化式液体燃料燃焼装置 |
| JPS60187489A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-24 | Mitsubishi Electric Corp | ロ−ル状被加工物の梨地加工方法 |
| JPH0335956U (ja) * | 1989-08-17 | 1991-04-08 | ||
| JPH0437236A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯無線装置 |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP4163202A patent/JP2631330B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5697735A (en) * | 1980-01-09 | 1981-08-06 | Toshiba Corp | Petroleum combustion device |
| JPS5992357U (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-22 | 株式会社コロナ | 気化式液体燃料燃焼装置 |
| JPS60187489A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-24 | Mitsubishi Electric Corp | ロ−ル状被加工物の梨地加工方法 |
| JPH0335956U (ja) * | 1989-08-17 | 1991-04-08 | ||
| JPH0437236A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯無線装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2631330B2 (ja) | 1997-07-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |