JP2007024413A - 蒸気生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 蒸気生成停止モードに流体加熱装置の流体通路等に水分が残存しない蒸気生成装置を提供する。
【解決手段】 蒸気生成停止モードにおいて、第1切替弁15の蒸気出口15bを排出口15cに切り替えることにより、蒸気生成停止モードの流体加熱装置14において生成された蒸気の残分が排出口15cから吐出する。また、排出口15cは大気に開放した状態であるため、流体加熱装置14の各流体通路14d,14e,14fや第1蒸気供給管21aに水分が残存することを防止できる。これにより、流体加熱装置14の各流体通路14d,14e,14fや第1蒸気供給管21aに雑菌等が繁殖することを抑制し、蒸気発生装置1全体を常に衛生的に保つことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水を加熱して蒸気を生成する用途に用いられる蒸気生成装置に関する。
この種の蒸気生成装置において、例えば水を加熱して蒸気を生成する図7に示す蒸気生成装置40や、図8に示す蒸気生成装置45が知られている。
図7に示す蒸気生成装置40は、加熱コイル43によって加熱された流体通路41に螺旋状構造物42により案内しながら水を通過させることにより(図9の白抜き矢印参酌)、蒸気を生成し、生成された蒸気を流体通路41から送出する。
また、図8に示す蒸気生成装置45は、誘導加熱コイル46によって加熱されている第1流体通路47や、加熱体48によって加熱された螺旋状の第2流体通路49に水を通過させることによって蒸気を生成する。この生成した蒸気は、蒸気供給管50を通過した後、流体出口51から送出される。
特開2004−257695号公報 特開2003−203751号公報
しかしながら、図7に示した蒸気生成装置40や図8に示した蒸気生成装置45は、蒸気の生成を停止した場合に流体通路41,47,49や蒸気供給管50に残存する水分を排出する排出機構を有しないため、流体通路41,47,49や蒸気供給管50に水分が残存し、雑菌等が繁殖してしまうおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、蒸気の生成を停止した場合に流体加熱装置の流体通路等に水分が残存しない蒸気生成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の蒸気発生装置は、水出口が設けられた水タンクと、水タンクの水出口と連通している水吸入口と、水吐出口とが設けられた給水ポンプと、給水ポンプの水吐出口と連通している流体入口と、蒸気供給口とが設けられた流体加熱装置と、流体加熱装置の蒸気供給口と連通している蒸気入口と、蒸気出口と、排出口とが設けられた第1切替弁と、蒸気生成モードにおいては第1切替弁の出口を蒸気出口に切り替え、蒸気生成停止モードにおいては第1切替弁の出口を排出口に切り替えるよう制御する制御手段と、を有する構成となっている。
本発明の蒸気発生装置によれば、水タンクから給送された水が、給水ポンプと流体加熱装置と第1切替弁とを順に通過する。流体加熱装置を通過する際に、水は加熱されて蒸気を生成する。そして、蒸気生成モードにおいては、制御手段によって、流体加熱装置において生成された蒸気が第1切替弁の蒸気出口から吐出するよう制御される。一方、蒸気生成停止モードにおいては、制御手段によって、流体加熱装置において生成された蒸気が排出口から吐出し、且つ、蒸気吐出後も排出口を開放するよう制御される。
本発明によれば、蒸気生成停止モードにおいて、流体加熱装置内に残存する蒸気が排出口から吐出し、且つ、蒸気吐出後も排出口を開放するよう制御手段によって制御することにより、流体加熱装置の流体通路や蒸気発生装置を構成する管路等に水分が残存することを防止できる。したがって、流体加熱装置の流体通路や蒸気発生装置を構成する管路等に雑菌等が繁殖することを抑制し、蒸気発生装置全体を常に衛生的に保つことができる。
図1〜図3は本発明の第1実施形態を示す。図1は第1実施形態に係る蒸気生成装置の全体概略図、図2は図1に示した蒸気生成装置の制御回路のブロック図、図3は図1に示した蒸気生成装置の制御を示すフローチャートを示す。
まず、蒸気生成装置1の全体構造を図1を参照して説明する。蒸気生成装置1は、図1に示すように、水タンク10と、給水ポンプ11と、リリーフ弁12と、第2切替弁13と、流体加熱装置14と、第1切替弁15と、蒸気噴出ノズル16と、から主に構成されている。
水タンク10は、水を貯留しており、水出口10aと、第1水入口10bと、第2水入口10cとを有している。水出口10aは、第1給水管20aの一端側が挿入されている。第1水入口10bは、第1水戻り管12dの一端側が挿入されている。第2水入口10cは、第2水戻り管13dの一端側が挿入されている。
給水ポンプ11は、水吸入口11aと、水吐出口11bとを有している。水吸入口11aは、第1給水管20aの他端側が挿入され、この第1給水管20aを介して水タンク10の水出口10aと連通している。水吐出口11bは、第2給水管20bの一端側が挿入されている。
リリーフ弁12は、水入口12aと、第1水出口12bと、第2水出口12cとを有している。水入口12aは、第2給水管20bの他端側が挿入され、この第2給水管20bを介して給水ポンプ11の水吐出口11bと連通している。第1水出口12bは、第3給水管20cの一端側が挿入されている。第2水出口12cは第1水戻り管12dの他端側が挿入され、この第1水戻り管12dを介して水タンク10の第1水入口10bと連通している。
第2切替弁13は、給水ポンプ側入口13aと、流体加熱装置側出口13bと、水タンク側出口13cとを有している。給水ポンプ側入口13aは、第3給水管20cの他端側が挿入され、この第3給水管20cを介してリリーフ弁12の第1水出口12bと連通している。流体加熱装置側出口13bは、第4給水管20dの一端側が挿入されている。水タンク側出口13cは、第2水戻り管13dの他端側が挿入され、この第2水戻り管13dを介して水タンク10の第2水入口10cと連通している。
流体加熱装置14は、流体入口14aと、流体出口14bと、保持部14cととから主に構成されている。
流体入口14aは、第4給水管20dの他端側が挿入され、この第4給水管20dを介して第2切替弁13の流体加熱装置側出口13bと連通している。流体出口14bは、第1蒸気供給管21aの一端側が挿入されている。
保持部14cは、縦長直方体形状をしており、流体入口14a、流体出口14b、第1流体通路14d、第2流体通路14e、第3流体通路14f、及び加熱ヒータ14gを有している。保持部14cの外周は、必要に応じて断熱材(図示しない)によって覆われている。
第1流体通路14dは、流体入口14aから供給された流体が分流するように、断面円形で直状の2本の通路14hから構成され、一端が流体入口14aと、他端が第2流体通路14eの一端とそれぞれ接続している。また、第1流体通路14dの2本の通路14hには、それぞれ円柱形状の気化素子が1個ずつ設けられている。この気化素子は、流体の流れを許容する多孔性材、例えば真鍮等の焼結金属から形成されている。さらに、第1流体通路14dの長さは、第3流体通路14fのおよそ半分になるよう構成されている。
第2流体通路14eは、断面円形のU字型形状であり、一端が第1流体通路14dの他端と、他端が第3流体通路14fの一端とそれぞれ接続している。
第3流体通路14fは、第2流体通路14eから供給された流体が分流するように、断面円形の直状の2本の通路14jから構成され、一端は第2流体通路14eの他端と、他端は流体出口14bとそれぞれ接続している。また、2本の通路14jには、それぞれ円柱形状の気化素子が2個ずつ直列に設けられている。さらに、第3流体通路14fは、第1流体通路14dに対して所定の間隔を置いて平行に配置されている。
加熱ヒータ14gは、第1流体通路14d、第2流体通路14e、及び第3流体通路14fを加熱するように配置されている。これらの加熱ヒータ14gは、例えばシーズヒータ等を用いている。
第1切替弁15は、蒸気入口15aと、蒸気出口15bと、排出口15cとを有している。蒸気入口15aは、第1蒸気供給管21aの他端側が挿入され、この第1蒸気供給管21aを介して流体加熱装置14の流体出口14bと連通している。蒸気出口15bは、第2蒸気供給管21bの一端側が挿入されている。排出口15cは、排管21cの一端側が挿入されている。この排管21cの他端側は、大気に開放されている。
蒸気噴出ノズル16の一端は、第2蒸気供給管21bの他端側が挿入され、この第2蒸気供給管21bを介して第1切替弁15の蒸気出口15bと連通している。蒸気噴出ノズル16の他端は、蒸気噴出孔16aを有し、液状食品22aを収容した液状食品用容器22に挿入されている。ここで、液状食品22aとは、例えばミルク、コーヒー、具入りスープ等である。
次に、図1に示した蒸気生成装置1の制御系構成を図2を参照して説明する。
コントローラ25は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)及び各種ドライバ等を含む。コントローラ25は、各切替弁13,15の開時間、給水ポンプ11の通電時間、加熱ヒータ14gの設定温度t1等が記憶され、起動スイッチ等からの信号に基づき、給水ポンプ11、加熱ヒータ14g、及び各切替弁13,15を制御する。
次に、蒸気生成装置1の制御を図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、蒸気生成モードにおいては、流体加熱装置の電源をONとして、加熱ヒータ14gが通電される(ステップS1)。この加熱ヒータ14gへの通電は、加熱ヒータ14gの温度tが所定温度t1に至るまで行われる(ステップS3)。所定温度t1に至るまで加熱ヒータ14gが通電されることにより、流体加熱装置14の第1流体通路14d、第2流体通路14e、及び第3流体通路14fが所望の温度まで加熱される。
加熱ヒータ14gが通電された後に、電源OFF等のヒータ通電を停止する信号が入力されたときには、加熱ヒータ14gの通電を停止して処理を終了する(ステップS2,S4)。
前記ステップS3において加熱ヒータ14gの温度tが所定温度t1に至ったときは、所定温度t1を保つように加熱ヒータ14gへの通電が維持された状態で第1切替弁15の蒸気出口15bを開き、且つ、第2切替弁13の流体加熱装置側出口13bを開く(ステップS5)。蒸気出口15bと流体加熱装置側出口13bとを開くことにより、第1切替弁15は蒸気入口15aと蒸気出口15bとが連通し、第2切替弁13は給水ポンプ側入口13aと流体加熱装置側出口13bとが連通する。
ステップS5において第1切替弁15の蒸気出口15bを開き、且つ、第2切替弁13の流体加熱装置側出口13bを開いたときは、給水ポンプ11を駆動して(ステップS6)、水を供給する(図1の白抜き矢印参酌)。この給水ポンプ11の駆動は所定時間T1に亘って行う(ステップS7)。所定時間T1に亘って給水ポンプ11を駆動することにより、水タンクに貯水されていた水が給水ポンプ11とリリーフ弁12と第2切替弁13と流体加熱装置14とを順に通過する。そして、流体加熱装置14の流体入口14aに供給された水は、加熱ヒータ14gによって加熱された第1流体通路14dと第2流体通路14eと第3流体通路14fとを順に通過する過程で、連続的に蒸気に相変化する。流体加熱装置14において生成された蒸気は、第1切替弁15を介して蒸気噴出ノズル16の蒸気噴出孔16aから液状食品22a内に噴出し、液状食品22aを連続的に加熱する(図1の破線矢印参酌)。
ステップS7において操作時間Tが所定時間T1に至ったときには、給水ポンプ11への通電を停止する(ステップS8)。この給水ポンプ11への通電の停止は、所定時間T2に亘って行う(ステップS9)。
ステップS9において操作時間Tが所定時間T2に至ったときには、給水ポンプ11の駆動及び通電停止回数をnとしたときに、n=n+1となるよう演算処理をする(ステップS10)。
ステップS10において演算処理したときは、駆動及び通電停止回数nが、所定の駆動及び通電停止回数n1に至っているか否かを確認する(ステップS11)。これにより、所定の駆動及び通電停止回数n1に至るまで、間欠的に蒸気が生成される。生成された蒸気は、蒸気噴出ノズル16の蒸気噴出孔16aから液状食品22a内に噴出し、液状食品22aを間欠的に加熱する。
ステップS11において駆動及び通電停止回数nが所定の駆動及び通電停止回数n1に至ったとき、つまり蒸気生成モードが完了したときは蒸気生成停止モードに移行し、所定温度t1を保つように加熱ヒータ14gへの通電が維持された状態で第1切替弁15の蒸気出口15bを排出口15cに切り替える(ステップS12)。第1切替弁15の蒸気出口15bを排出口15cに切り替えることにより、流体加熱装置14の各流体通路14d,14e,14fや第1蒸気供給管21aに残存する水分が流体出口14bから排出口15cに向かって排出される(図1の黒矢印参酌)。一方、ステップS11において、駆動及び通電停止回数nが所定の駆動及び通電停止回数n1に至っていないときはステップS6に戻る。
ステップS12において、第1切替弁15の蒸気出口15bを排出口15cに切り替えたときは、この操作時間Tが所定時間T3に至るまで確認する(ステップS13)。
ステップS13において操作時間Tが所定時間T3に至ったときには、第2切替弁13の流体加熱装置側出口13bを水タンク側出口13cに切り替える(ステップS14)。この水タンク側出口13cは、所定時間T4に亘って開放する(ステップS15)。第2切替弁13の流体加熱装置側出口13bを水タンク側出口13cに切り替えることにより、流体加熱装置14の各流体通路14d,14e,14fや各給水管20b,20c,20dに残存する水分が、第2水戻り管13dを介して、水タンク側出口13cから第2水入口10cに給送される(図1の2点鎖線矢印参酌)。
ステップS15において操作時間Tが所定時間T4に至ったときにはステップS2に戻る。
尚、流体加熱装置14や各給水管20c,20dや各蒸気供給管21a,21b等が何らかの理由で閉塞したときにはリリーフ弁12が開放され、給水ポンプ11から給送された水が第1水戻り管12dを介して、第2水出口12cから第1水入口10bに給送される(図1の実線矢印参酌)。流体加熱装置14等が閉塞したときにリリーフ弁12が開放されることにより、蒸気生成装置1の圧力上昇を抑制でき、故障等を回避できる。
本実施形態によれば、蒸気生成停止モードにおいて、第1切替弁15の蒸気出口15bを排出口15cに切り替えることにより、蒸気生成停止モードの流体加熱装置14において生成された蒸気の残分が排出口15cから吐出する。また、排出口15cは大気に開放した状態であるため、流体加熱装置14の各流体通路14d,14e,14fや第1蒸気供給管21aに水分が残存することを防止できる。流体加熱装置14の各流体通路14d,14e,14fや第1蒸気供給管21aに水分が残存することを防止できるので、流体加熱装置14の各流体通路14d,14e,14fや第1蒸気供給管21aに雑菌等が繁殖することを抑制し、蒸気発生装置1全体を常に衛生的に保つことができる。
また、蒸気生成停止モードにおいて、第2切替弁13は流体加熱装置側出口13bから水タンク側出口13c切り替えることにより、流体加熱装置14の各流体通路14d,14e,14fや各給水管20b,20c,20dに残存する水分が、第2水戻り管13dを介して水タンク側出口13cから水タンク側出口13cに給送されるので、水を再利用することができる。その上、流体加熱装置14の流体通路14dや各給水管20b,20c,20dに水分が残存することを防止できるので、雑菌等が繁殖することを抑制し、蒸気発生装置全体を一層衛生的に保つことができる。
また、蒸気生成停止モードにおいて、第1切替弁15を切り替えるタイミングと、第2切替弁13を切り替えるタイミングとには、所定の時間差T3が設定されている。第1切替弁15を切り替えるタイミングと、第2切替弁13を切り替えるタイミングとに時間差T3を設定することにより、流体加熱装置14内を蒸気吐出ができる圧力に維持した状態で、流体加熱装置14に残存する蒸気を排出口15cから吐出させることができる。
さらに、蒸気生成モードにおいて、給水ポンプ11を間欠的に駆動することにより、液状食品22aが間欠的に加熱される。液状食品22aが間欠的に加熱されることにより、例えば、液状食品22a内に野菜や肉等の固形物が含まれている場合において、液状食品22aの突沸を防止しながら、固形物へ伝熱することができるので、固形物を十分に加熱することができる。
図4〜図6は本発明の第2実施形態を示す。図4は第2実施形態に係る蒸気生成装置の全体概略図、図5は図4に示した蒸気生成装置の制御回路のブロック図、図6は図4に示した蒸気生成装置の制御を示すフローチャートを示す。尚、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。
本実施形態は、図4に示すように、第2切替弁13を有していない点で前記第1実施形態と異なる。
また、本実施形態は図4に示すように、第2水戻り管13dを有していない点で前記第1実施形態と異なる。
さらに、本実施形態は図4に示すように、水タンク10が第2水入口10cを有していない点で前記第1実施形態と異なる。
次に、図4に示した蒸気生成装置2の制御系構成を図5を参照して説明する。
コントローラ35は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)及び各種ドライバ等を含む。コントローラ35は、第1切替弁15の開時間、給水ポンプ11の通電時間、加熱ヒータ14gの設定温度t1等が記憶され、起動スイッチ26からの信号に基づき、給水ポンプ11、加熱ヒータ14g、及び第1切替弁15を制御する。
蒸気生成装置2の制御を図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、蒸気生成モードにおいては、流体加熱装置の電源をONとして、加熱ヒータ14gが通電される(ステップS21)。この加熱ヒータ14gへの通電は、加熱ヒータ14gの温度tが所定温度t1に至るまで行われる(ステップS23)。所定温度t1に至るまで加熱ヒータ14gが通電されることにより、流体加熱装置14の第1流体通路14d、第2流体通路14e、及び第3流体通路14fが所望の温度まで加熱される。
加熱ヒータ14gが通電された後に、電源OFF等のヒータ通電を停止する信号が入力されたときには、加熱ヒータ14gの通電を停止して処理を終了する(ステップS22,S24)。
前記ステップS23において加熱ヒータ14gの温度tが所定温度t1に至ったときは、所定温度t1を保つように加熱ヒータ14gへの通電が維持された状態で第1切替弁15の蒸気出口15bを開く(ステップS25)。第1切替弁15の蒸気出口15bを開くことにより、第1切替弁15は蒸気入口15aと蒸気出口15bとが連通する。
ステップS25において、第1切替弁15の蒸気出口15bを開いたときは、給水ポンプ11を駆動して(ステップS26)、水を供給する(図4の白抜き矢印参酌)。この給水ポンプ11の駆動は所定時間T1に亘って行う(ステップS27)。所定時間T1に亘って給水ポンプ11を駆動することにより、水タンクに貯水されていた水が、給水ポンプ11とリリーフ弁12と流体加熱装置14とを順に通過する。そして、流体加熱装置14の流体入口14aに供給された水は、加熱ヒータ14gによって加熱された第1流体通路14dと第2流体通路14eと第3流体通路14fとを順に通過する過程で連続的に蒸気に相変化する。流体加熱装置14において生成された蒸気は、第1切替弁15を介して、蒸気噴出ノズル16の蒸気噴出孔16aから液状食品22a内に噴出し、液状食品22aを連続的に加熱する(図4の破線矢印参酌)。
ステップS27において、操作時間Tが所定時間T1に至ったときには、給水ポンプ11への通電を停止する(ステップS28)。この給水ポンプ11への通電の停止は、所定時間T2に亘って行う(ステップS29)。
ステップS29において、操作時間Tが所定時間T2に至ったときには、給水ポンプ11の駆動及び通電停止回数をnとしたときに、n=n+1となるよう演算処理をする(ステップS30)。
ステップS30において、演算処理したときは、駆動及び通電停止回数nが、所定の駆動及び通電停止回数n1に至っているか否かを確認する(ステップS31)。これにより、所定の駆動及び通電停止回数n1に至るまで、間欠的に蒸気が生成される。生成された蒸気は、蒸気噴出ノズル16の蒸気噴出孔16aから液状食品22a内に噴出し、液状食品22aを間欠的に加熱する。
ステップS31において、駆動及び通電停止回数nが所定の駆動及び通電停止回数n1に至ったとき、つまり蒸気生成モードが完了したときは蒸気生成停止モードに移行し、所定温度t1を保つように加熱ヒータ14gへの通電が維持された状態で第1切替弁15の蒸気出口15bを排出口15cに切り替える(ステップS32)。第1切替弁15の蒸気出口15bを排出口15cに切り替えることにより、流体加熱装置14の各流体通路14d,14e,14fや第1蒸気供給管21aに残存する水分が流体出口14bから排出口15cに向かって排出される(図4の黒矢印参酌)。一方、ステップS31において、駆動及び通電停止回数nが所定の駆動及び通電停止回数n1に至っていないときはステップS26に戻る。
ステップS32において加熱ヒータ14gへの通電を停止し、第1切替弁15の蒸気出口15bを排出口15cに切り替えたときは、この操作時間Tが所定時間T3に至るまで確認する(ステップS33)。
ステップS33において操作時間Tが所定時間T3に至ったときには、ステップS22に戻る。
尚、流体加熱装置14や各給水管20cや各蒸気供給管21a,21b等が何らかの理由で閉塞したときには、リリーフ弁12が開放され、給水ポンプ11から給送された水が第1水戻り管12dを介して、第2水出口12cから第1水入口10bに給送される(図1の実線矢印参酌)。流体加熱装置14等が閉塞したときにリリーフ弁12が開放されることにより、蒸気生成装置2の圧力上昇を抑制でき、故障等を回避できる。
本実施形態によれば、部品点数を最小限に抑えることができるので、蒸気生成装置2を小型化することができる。尚、その他の作用及び効果は、前記第1実施形態と同様である。
本発明の第1実施形態に係る蒸気生成装置の全体概略図 図1に示した蒸気生成装置の制御回路のブロック図 図1に示した蒸気生成装置の制御を示すフローチャート 本発明の第2実施形態に係る蒸気生成装置の全体概略図 図4に示した蒸気生成装置の制御回路のブロック図 図4に示した蒸気生成装置の制御を示すフローチャート 本発明の従来例に係る概略全体概略図 本発明の従来例に係る概略全体概略図
符号の説明
1…蒸気生成装置、10…水タンク、11…給水ポンプ、12…バルブ、13…第2切替弁、14…流体加熱装置、15…第1切替弁、16…蒸気噴出ノズル。

Claims (5)

  1. 水出口が設けられた水タンクと、
    水タンクの水出口と連通している水吸入口と、水吐出口とが設けられた給水ポンプと、
    給水ポンプの水吐出口と連通している流体入口と、蒸気供給口とが設けられた流体加熱装置と、
    流体加熱装置の蒸気供給口と連通している蒸気入口と、蒸気出口と、排出口とが設けられた第1切替弁と、
    蒸気生成モードにおいては第1切替弁の出口を蒸気出口に切り替え、蒸気生成停止モードにおいては第1切替弁の出口を排出口に切り替えるよう制御する制御手段と、を有する
    ことを特徴とする蒸気生成装置。
  2. 蒸気生成モードは、給水ポンプを間欠的に駆動するモードであり、蒸気生成停止モードは、蒸気生成モードが所定条件で完了し、その後に移行するモードである
    ことを特徴とする請求項1記載の蒸気生成装置。
  3. 水タンクに設けられた水入口と、
    給水ポンプと流体加熱装置との間に位置し、給水ポンプの水吐出口と連通している給水ポンプ側入口と、流体加熱装置の流体入口と連通している流体加熱装置側出口と、水タンクの水入口に連通している水タンク側出口とが設けられた第2切替弁と、
    第2切替弁の出口を、蒸気生成モードには流体加熱装置側出口に切り替え、蒸気生成停止モードには水タンク側出口に切り替えるよう制御する制御手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の蒸気生成装置。
  4. 蒸気生成モードから蒸気生成停止モードに切り替えた際に、第1切替手段の出口を蒸気出口から排出口に切り替えると同時に、第2切替手段の出口を流体加熱装置側出口から水タンク側出口に切り替えるよう制御する制御手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の蒸気生成装置。
  5. 第1切替手段の出口を蒸気出口から排出口に切り替えるタイミングと、第2切替手段の出口を流体加熱装置側出口から水タンク側出口に切り替えるタイミングとには、所定の時間差が設定されている
    ことを特徴とする請求項4記載の蒸気生成装置。



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