JPH0621134B2 - 光硬化性樹脂組成物 - Google Patents

光硬化性樹脂組成物

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JPH0621134B2
JPH0621134B2 JP62281891A JP28189187A JPH0621134B2 JP H0621134 B2 JPH0621134 B2 JP H0621134B2 JP 62281891 A JP62281891 A JP 62281891A JP 28189187 A JP28189187 A JP 28189187A JP H0621134 B2 JPH0621134 B2 JP H0621134B2
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meth
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な光硬化性樹脂組成物に関する。
[従来の技術] 近年、光硬化性樹脂は種々の分野において広く研究さ
れ、実用化されているものも多い。これは光硬化性樹脂
が従来の熱硬化型、溶剤溶解型樹脂に比べて、生産性、
省エネルギー性、無公害性等の観点において多くの利点
を有しているためである。
一般に光硬化性樹脂は、感光性基の種類により桂皮酸エ
ステル等の光二量化型、アクリル酸エステル等の光重合
型、アジド化合物等の光分解型等に分類されるが、なか
でも光重合型のアクリル酸エステル系は硬化性、被膜物
性ともに優れた性能を有することにより最も広く用いら
れている。
アクリル酸エステル系の光硬化性樹脂は、高分子量のア
クリルオリゴマーに反応性希釈剤としてアクリルモノマ
ーを加えたものを主成分とし、必要に応じで光重合開始
剤、増感剤、その他各種の添加剤を加えた形で用いられ
ている(特公昭52−3431号、特開昭54−541
96号、特開昭59−30809号、特開昭62−16
449号、特開昭50−36526号等)。
ここで、公知のアクリルオリゴマーとしては、ポリエス
テルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンア
クリレート、ポリエーテルアクリレート、アクリルアク
リレート、アルキッドアクリレート等が挙げられるが、
なかでもポリエステルアクリレートは、安価でかつバラ
ンスのよい性能を示すことにより最も広く用いられるも
のである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来のポリエステルアクリレートの主成
分とする光硬化性樹脂組成物は、特に空気存在下におけ
る硬化速度が遅く、充分に満足し得る光硬化速度を有す
るものは未だ見い出されていない。
本発明者らは、貯蔵安定性、硬化物の物性を低下させる
ことなく短時間の光照射で硬化し得る樹脂組成物を開発
すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の多価カルボン酸若
しくはその無水物を原料として得られるアクリル系化合
物が、所望の効果を有することを見い出し、この知見に
基づいて本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は従来になく速硬化性の新規な光硬化性樹
脂組成物を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る光硬化性樹脂組成物は、1,2,3,4−
ブタンテトラカルボン酸(以下「BTC」という。)又
はその酸無水物(以下「BTC類」と総称する。)と、
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
エチルシンナメート、グリシジル(メタ)アクリレー
ト、グリシジルシンナメートからなる群より選ばれる1
種又は2種以上のエチレン性不飽和基含有化合物との反
応生成物を硬化性成分として含有することを特徴とす
る。
かかる反応生成物は、BTC類と所定のエチレン性不飽
和基含有化合物とを好ましくは触媒の存在下、及び熱重
合禁止剤の存在下で、溶媒中又は溶媒を使わずして約5
0〜150℃で5〜20時間程度、加熱下で攪拌するこ
とにより合成することができる。
エチレン性不飽和基含有化合物としては、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチルシンナ
メート、グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジル
シンナメートが挙げられる。
これらの化合物は単独で用いても2種以上混合して用い
てもよく、又、未反応のまま残る過剰分はそのまま光硬
化性樹脂組成物中の反応性希釈剤として用いることも出
来る。
この反応は無触媒でも可能であるが、工業的には適当な
触媒を加えるのがより好ましい。適当な触媒としては硫
酸、リン酸、p−トルエンスルホン酸等の酸触媒、トリ
エチルアミン、トリエタノールアミン、N,N−ジメチ
ルアニリン等の第3級アミン、ジメチルアミン塩酸塩、
ジエチルアミン酢酸塩、ジメチルアミン硫酸塩等のアミ
ン塩等が例示され、その使用量は、0.01〜10重量
%程度、好ましくは0.1〜5重量%程度である。
熱重合禁止剤としては、ベンゾキノン、ナフトキノン等
のキノン類、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチ
ルエーテル、p−tert−ブチルカテコール等のフェノー
ル類、ナフテン酸銅等の金属塩等が挙げられ、その添加
量は、約0.005〜0.1重量%、好ましくは0.0
1〜0.03重量%程度である。
重合を抑制するためには、更に反応系へ空気等の酸素を
含有するガスを少量ずつ供給しながら反応を行なう方法
も有効である。
溶媒を使用する場合には、ベンゼン、トルエン、クロル
ベンゼン、1,4−ジオキサン等の不活性溶媒を用いて
反応後留去する方法、トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート等の上記反応条件下で不活性な硬化性
化合物を用いて、反応後も除去せずそのまま硬化性樹脂
組成物中の反応性希釈剤とする方法等が挙げられる。
本発明に係る光硬化性樹脂組成物は、以上のようにして
得られた硬化性化合物に必要に応じて反応性希釈剤、重
合開始剤、増感剤等を配合することにより得られる。
反応性希釈剤としては、2−エチルヘキシル(メタ)ア
クリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリ
レート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)
アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコール
ジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メ
タ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メ
タ)アクリレート、ジアリルフタレート、トリアリルシ
アヌレート、N−ビニルピロリドン、酢酸ビニル、スチ
レン、ビニルトルエン等が挙げられ、その配合量は、当
該硬化性化合物100重量部に対して100重量部以
下、好ましくは50重量部以下である。
重合開始剤としては、例えばベンゾインエチルエーテル
(以下「BEE」と略称する。)、ベンゾフェノン、
2,2−ジエトキシアセトフエノン、ベンジルジメチル
ケタール、2−エチルアンスラキノン、ミヒラーズケト
ン等が掲げられる。
又、増感剤としては、トリエチルアミン、トリエチレン
テトラミン等のアミン類、アリルチオ尿素等の尿素類、
ナトリウムジエチルジチオホスフェート等の硫黄化合
物、N,N−ジメチル−p−アミノベンゾニトリル等の
ニトリル類、トリ−n−ブチルホスフィン等のリン化合
物等が例示される。
上記夫々の配合量は、硬化性成分100重量部に対して
0.01〜20重量部程度、好ましくは0.1〜10重
量部の範囲である。
尚、本発明に係る硬化性樹脂組成物は、光硬化性のみな
らず、重合開始剤や硬化促進剤の存在下、熱硬化若しく
は常温硬化も可能である。係る重合開始剤としては、ベ
ンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、te
rt−ブチルパーベンゾエート等の各種過酸化物、アゾビ
スイソブチロニトリル、フェニルアセトアルデヒド等が
例示され、又、硬化促進剤としてはナフテン酸コバル
ト、ナフテン酸マンガン等の金属塩類、N,N−ジメチ
ルアニリン、N,N−ジメチル−p−トルイジン等の芳
香族第3級アミン類等の上記各種過酸化物とレドックス
触媒系を形成する化合物が例示される。このものの硬化
性成分に対する配合量は、光硬化の場合と同様である。
本発明に係る硬化性樹脂組成物には必要に応じて他の反
応性オリゴマーや充填剤、着色剤、レベリング剤、可塑
剤等の各種添加剤を適宜加えることができる。
かくして得られた硬化物は、塗料、ワニス、コーティン
グ剤、接着剤、粘着剤、バインダー、シーラント、印刷
インキ、製版材料、フォトレジスト、電気部品の封止
材、ポッティング剤、レンズ、光ディスク基盤等の成形
材料等の各種用途に好適である。
更に、本発明に係る硬化性化合物がカルボキシル基を有
する場合、アルカリ水可溶の硬化性化合物として製版材
料、レジスト、接着剤等に非常に有用である。又、エポ
キシ樹脂の硬化剤として用いることも可能であり、その
場合、従来のエポキシ樹脂硬化剤と異なり、光によって
予備硬化し、次いで加熱処理により完全硬化することが
できるため生産性の改善等に非常に有効である。
[実施例] 以下に実施例を掲げ、本発明を詳しく説明する。
実施例1 BTC二無水物99g、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート(以下、「HEA」と略称する。)139.9g、
触媒としてトリエチルアミン(以下「TEA」と略称す
る。)0.24g、重合禁止剤としてハイドロキノンモ
ノメチルエーテル(以下、「MEHQ」と略称する。)
0.044gの夫々を反応容器中に仕込み、80℃で1
0時間反応し、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン
酸ジアクリロイルオキシエチルエステル(以下「BTC
−2HEA」と略称する。)とHEAからなる無色透明
な液体状の反応生成物を得た。
得られた反応生成物100重量部に対し、重合開始剤と
してBEE3重量部を配合し、第1表に掲げる光硬化性
樹脂組成物を調製した。
得られた光硬化性樹脂組成物の回転粘度、硬化時間、及
びその硬化物の鉛筆硬度、密着性、耐屈曲性を測定し
た。得られた結果を第1表に示す。
なお、各物性値の測定方法は下記の通りである。
回転粘度 E型回転粘度計を用いて、30℃で測定した。
硬化時間 ブリキ板上にB形フィルムアプリケーターを用いて硬化
性樹脂組成物を塗布し、空気中で100Wの高圧水銀灯
を用いて、10cmの距離から紫外線を照射し、塗膜表面
の指触乾燥時間を測定した。
鉛筆硬度 鋼板上に塗付した硬化性樹脂組成物を100W−10cm
の高圧水銀灯で所定時間光硬化した。得られた硬化膜
(厚さ約50μ)をJIS−K5400の「鉛筆引つか
き試験」に準拠して測定した。
密着性 鉛筆硬度測定の場合と同様にして得られた硬化膜に縦横
各1mm間隔で切れ目を入れて100個の碁盤目をつく
り、次いでセロファンテープによる剥ぎ取りを行ない、
鋼板上に残った碁盤目の数を測定した。
耐屈曲性 ブリキ板上に塗付した光硬化性樹脂組成物を100W−
10cmの高圧水銀灯で所定時間光硬化した。得られた硬
化膜の耐屈曲性をJIS−K5400に準拠して測定し
た。
実施例2 BEEの添加量を1重量部に置換えた以外は実施例1と
同様にして光硬化性樹脂組成物を調製し、その物性を測
定した。得られた結果を第1表に示す。
実施例3 HEAの仕込み量を169.8gとしてBTC−2HE
AとHEAの含有比率を代えた以外は実施例1と同様に
して光硬化性樹脂組成物を調製し、その物性を測定し
た。得られた結果を第1表に示す。
実施例4 BTC二無水物99g、2−ヒドロキシプロピルアクリ
レート(以下「HPA」と略称する。)187.3g、
TEA0.29g及びMEHQ0.048gの夫々を反
応容器中に仕込み、実施例1に準じて1,2,3,4−
ブタンテトラカルボン酸ジアクリロイルオキシプロピル
エステル(以下「BTC−2HPA」と略称する。)と
HPAからなる無色透明な液体状の反応生成物を得た。
係る反応生成物より実施例1と同様にして光硬化性樹脂
組成物を調製し、その物性を測定した。得られた結果を
第1表に示す。
実施例5 BTC二無水物99g、HEA121.8g、1,6−
ヘキサンジオールジアクリレート(以下「HDDA」と
略称する。)48g、TEA0.27g及びMEHQ
0.051gの夫々を反応容器中に仕込み、80℃で1
5時間反応を行ない、BTC−2HEAとHDDAとか
らなる無色透明な液体状の反応生成物を得た。係る反応
生成物より実施例1と同様にして光硬化性樹脂組成物を
調製し、その物性を測定した。得られた結果を第1表に
示す。
実施例6 BTC二無水物99g、HEA121.8g、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート(以下「TMPTA」
と略称する。)65.9g、触媒としてTEA0.29
g及び重合禁止剤としてMEHQ0.055gの夫々を
反応容器中に仕込み、実施例5に準じてBTC−2HE
AとTMPTAとからなる無色透明な液体状の反応生成
物を得た。係る反応生成物より実施例1と同様にして光
硬化性樹脂組成物を調製し、その物性を測定した。得ら
れた結果を第1表に示す。
実施例7 BTC二無水物99g、HEA121.8g、2−エチ
ルヘキシルアクリレート(以下「EHA」と略称す
る。)32.1g、TEA0.25g及びMEH0.0
45gの夫々を反応容器中に仕込み、実施例5に準じて
BTC−2HEAとEHAとからなる無色透明な液体状
の反応生成物を得た。係る反応生成物より実施例1と同
様にして光硬化性樹脂組成物を調製し、その物性を測定
した。得られた結果を第2表に示す。
実施例8 BTC二無水物99g、HEA187.5g、TEA
0.36g及びMEHQ0.056gの夫々を反応容器
中に仕込み、80℃で10時間反応を行なった。冷却
後、グリシジルメタクリレート71gを仕込み、更に9
5℃で7時間反応を行ない、無色透明な液体状の1,
2,3,4−ブタンテトラカルボン酸ジアクロイルオキ
シエチルモノ−2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオ
キシエチルエステル(以下「BTC−2HEA−1GM
A」と略称する。)とHEAからなる反応生成物を得
た。係る反応生成物より実施例1と同様にして光硬化性
樹脂組成物を調製し、その物性を測定した。得られた結
果を第2表に示す。
比較例1 無水フタル酸148g、HEA121.8g、TEA
0.27g、MEHQ0.056gの夫々を反応容器中
に仕込み、80℃で7時間反応を行ない、フタル酸モノ
アクリロイルオキシエチルエステル(以下「PA−1H
EAと略称する。)とHEAからなる、わずかに白濁し
た液体状の反応生成物を得た。係る反応生成物より実施
例1と同様にして光硬化性樹脂組成物を調製し、その物
性を測定した。得られた結果を第2表に示す。
比較例2 無水ピロメリット酸109g、HEA266g、TEA
0.38g、MEHQ0.06gの夫々を反応容器中に
仕込み、80℃で7時間反応を行ない、ピロメリット酸
ジアクリロイルオキシエチルエステル(以下「PMDA
−2HEA」と略称する。)とHEAからなる黄色透明
な液体状の反応生成物を得た。係る反応生成物より実施
例1と同様に光硬化性樹脂組成物を調製し、その物性を
測定した。得られた結果を第2表に示す。
比較例3 ポリエステルアクリレート(無水フタル酸−ネオペンチ
ルグリコール系)100重量部にBEE3重量部を配合
して調製した光硬化性樹脂組成物の物性を実施例1と同
様にして測定した。得られた結果を第2表に示す。
[発明の効果] 本発明に係るBTCを原料として得られるポリエステル
アクリレートを硬化性成分として含有する光硬化性樹脂
組成物は、優れた硬化物性を保持するとともに、極めて
速やかに硬化が完了する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸
    又はその酸無水物と、2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
    クリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
    ート、2−ヒドロキシエチルシンナメート、グリシジル
    (メタ)アクリレート、グリシジルシンナメートからな
    る群より選ばれる1種又は2種以上のエチレン性不飽和
    基含有化合物との反応生成物を硬化性成分として含有す
    ることを特徴とする光硬化性樹脂組成物。
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