JP3374471B2 - 液状重合性(メタ)アクリレートの製造方法 - Google Patents

液状重合性(メタ)アクリレートの製造方法

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JP3374471B2
JP3374471B2 JP26825493A JP26825493A JP3374471B2 JP 3374471 B2 JP3374471 B2 JP 3374471B2 JP 26825493 A JP26825493 A JP 26825493A JP 26825493 A JP26825493 A JP 26825493A JP 3374471 B2 JP3374471 B2 JP 3374471B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子線或いは紫外線等
の活性エネルギー線の照射により、又は常温或いは加熱
によって硬化可能な液状重合性(メタ)アクリレートの
製造方法に関するものであり、本発明により得られる
(メタ)アクリレートは、塗料、印刷インキ、接着剤、
充填剤又は成形材料等の原料としてこれらを使用する各
種産業分野において有用に利用され得るものである。な
お、本明細書においては、アクリロイル基及び/又はメ
タクリロイル基を(メタ)アクリロイル基と、アクリレ
ート及び/又はメタクリレートを(メタ)アクリレート
と、アクリル酸及び/又はメタクリル酸を(メタ)アク
リル酸と表す。
【0002】
【従来の技術及び問題点】(メタ)アクリル酸と多価ア
ルコールとをエステル化反応して得られる、2個以上の
(メタ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリレート
〔以下多価(メタ)アクリレートという〕は、電子線又
は紫外線等の活性エネルギー線の照射により、又は常温
或いは加熱によって高い硬化性を有し、さらに他の(メ
タ)アクリレートとの配合により幅広い硬化物物性が得
られるため、塗料、印刷インキ、接着剤、充填剤或いは
成形材料等の配合物の架橋成分として、又は反応性希釈
剤成分として従来より大量に使用されている。しかし、
多価(メタ)アクリレートは、比較的分子量が低い場合
でも、その構造が対称性を持つものは、常温で固体であ
ることもある。このような常温で固体の多価(メタ)ア
クリレートを使用する場合には、使用に先だって加熱溶
解等の操作が必要になり、又他の配合成分の性質及び使
用する基材に起因する制約により加熱することができな
い場合には、取り扱いが困難であったり、最悪の場合に
は使用できないことがある。
【0003】特開平1−16807号公報には、多価ア
ルコールをアクリル酸多量体でエステル化することによ
り、常温で液状の多価(メタ)アクリレートを製造でき
ることが開示されているが、この方法で得られる多価
(メタ)アクリレートは、室温で液状ではあるが、硬化
性が充分なものでない。又、特開平3−271252号
公報には、多価アルコールをアクリル酸多量体を含むア
クリル酸でエステル化して得られる常温で液状の多価
(メタ)アクリレートが開示されているが、アクリル酸
多量体を含むアクリル酸の合成は制御が難しく、又これ
を用いて多価アルコールとエステル化する場合には、反
応前にアクリル酸多量体を含むアクリル酸の酸価を測定
し、原料多価アルコールの仕込み量を決定しなければな
らない等の製造工程が煩雑になるという欠点を有してい
る。一方、特開平4−134049号公報には、多価ア
ルコールを(メタ)アクリル酸でエステル化する際に
(メタ)アクリル酸の一部をアクリル酸多量体で置き換
えることにより、常温で液状の多価(メタ)アクリレー
トを製造できることが記載されている。しかしながら、
この製造法により得られる多価(メタ)アクリレート
は、常温において液状であり、硬化性の低下もそれほど
無いが、アクリル酸多量体の製造をアルカリ下で行い、
ひき続くエステル化を酸触媒存在下で行うため製造工程
が煩雑になり、又アルカリを中和させる必要があるため
多量の酸触媒を使用しなければならない。更に、これら
の製造方法では、粘度が上昇してしまい使用し難くなる
こともある。又、これらの製造方法は、分子設計の幅が
狭く、常温固体の多価(メタ)アクリレートを液状化す
ることはできるが、諸物性例えば硬化性、硬化物の硬
度、硬化物の伸び率等を任意に変化させることは困難で
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】ところで、一般的に行わ
れている多価(メタ)アクリレートの製法(例えば特開
昭51−29432号、特開昭52−113916号)
により、アルコールと(メタ)アクリル酸を脱水エステ
ル化し多価(メタ)アクリレートを製造する場合には、
目的のエステル化反応物の他に、アルコール又は生成し
た水酸基を有する(メタ)アクリレートの水酸基と(メ
タ)アクリル酸又は生成した(メタ)アクリレートの不
飽和結合との付加反応が併発し、付加・エステル化体が
副生することが知られている(特開昭54−12561
0号)。この付加・エステル化体が多量に生成すると、
反応生成物を中和又は水洗した後の分離工程において、
有機層と水層の相互のエマルジョン化が起こり生成物の
分離が困難になり、たとえ分離ができたとしても、生成
物が高粘度になるため取扱いにくくなったりしていた。
【0005】本発明者らは、従来好ましくない副反応と
考えられていた、原料アルコールの水酸基又は生成した
水酸基を有する(メタ)アクリレートの水酸基と、(メ
タ)アクリル酸又は生成した(メタ)アクリレートの不
飽和結合との付加反応のうち、特定の水酸基を有する
(メタ)アクリレートと特定の(メタ)アクリレートの
付加反応に着目し検討を重ねた結果、反応を適度に制御
することにより、反応液を中和又は水洗した後の水層と
有機層の分離が容易であるだけでなく、又得られる多価
(メタ)アクリレートが常温で液状であり、硬化性が反
応前の(メタ)アクリレートに比較して優れたものとな
り、さらに幅広い分子設計が可能な重合性多価(メタ)
アクリレートが得られることを見出し、本発明を完成し
た。
【0006】すなわち、本発明のうち1発明は、常温固
体で水酸基を有せず2個以上の(メタ)アクリル基を有
する(メタ)アクリレートと該(メタ)アクリレート1
モル当たり0.2〜5モルの1個の水酸基を有する(メ
タ)アクリレートを、酸性触媒存在下に加熱して反応さ
せることを特徴とする液状重合性(メタ)アクリレート
の製造方法であり、又第2発明は、多価アルコールと
(メタ)アクリル酸を脱水エステル化反応させることに
より、単独では常温固体の水酸基を有せず2個以上の
(メタ)アクリル基を有する(メタ)アクリレートと該
(メタ)アクリレート1モル当たり0.2〜5モルの1
個の水酸基を有する(メタ)アクリレートからなる混合
物を製造した後に、酸性触媒存在下に加熱して反応させ
ることを特徴とする液状重合性(メタ)アクリレートで
ある。以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】○常温固体で水酸基を有しない多価(メ
タ)アクリレート 常温固体で水酸基を有しない多価(メタ)アクリレート
は、種々のものが使用でき、2個の(メタ)アクリロイ
ル基を有する(メタ)アクリレート、3個以上の(メ
タ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリレート等が
ある。2個の(メタ)アクリロイル基を有する(メタ)
アクリレートの具体例としては、ポリエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールAのジ
(メタ)アクリレート、シクロヘキサンジメタノールジ
(メタ)アクリレート、テトラブロモビスフェノールA
エチレンオキサイド付加物のジ(メタ)アクリレート、
ジブロモネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリレンジイソ
シアネート、キシレンジイソシアネート、ジフェニルメ
タンジイソシアネート、水添ジフェニルメタンジイソシ
アネート或いはイソホロンジイソシアネート等の有機ジ
イソシアネートとヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、1,4
−ブタンジオールモノ(メタ)アクリレート、1,5−
ペンタンジオールモノ(メタ)アクリレート、1,6−
ヘキサンジオールモノ(メタ)アクリレート、1,9−
ノナンジオールモノ(メタ)アクリレート等のヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリレートから製造されたウレタ
ンアクリレートのアダクト体等が挙げられる。3個以上
の(メタ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリレー
トの具体例としては、ペンタエリスリトールテトラ(メ
タ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メ
タ)アクリレート、イソシアヌール酸エチレンオキサイ
ド付加物のトリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0008】○1個の水酸基を有する(メタ)アクリレ
ート 1個の水酸基を有する(メタ)アクリレートとしては、
2価以上の多価アルコールと(メタ)アクリル酸との反
応物である部分エステル化物、及び単官能グリシジルエ
ーテルと(メタ)アクリル酸の付加物であるエポキシ
(メタ)アクリレート等が挙げられる。多価アルコール
と(メタ)アクリル酸との反応により得られる部分エス
テル化物の具体例としては、下記aのモノ(メタ)アク
リレート及び下記bのポリ(メタ)アクリレートが挙げ
られる。 a.モノ(メタ)アクリレート モノ(メタ)アクリレートとしては、ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、1,4−ブタンジオールモノ(メタ)アク
リレート、1,5−ペンタンジオールモノ(メタ)アク
リレート、1,6−ヘキサンジオールモノ(メタ)アク
リレート、1,9−ノナンジオールモノ(メタ)アクリ
レート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、
ジエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ジプ
ロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、トリエ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレート、トリプロ
ピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、テトラエ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ネオペン
チルグリコールモノ(メタ)アクリレート、ネオペンチ
ルグリコールエチレンオキサイド付加物のモノ(メタ)
アクリレート、ネオペンチルグリコールプロピレンオキ
サイド付加物のモノ(メタ)アクリレート、ビスフェノ
ールAエチレンオキサイド付加物のモノ(メタ)アクリ
レート、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物
のモノ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールAエ
チレンオキサイド付加物のモノ(メタ)アクリレート、
水添ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物のモ
ノ(メタ)アクリレート等が挙げられる。 b.ポリ(メタ)アクリレート ポリ(メタ)アクリレートとしては、グリセリンジ(メ
タ)アクリレート、グリセリンエチレンオキサイド付加
物のジ(メタ)アクリレート、グリセリンのプロピレン
オキサイド付加物のジ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパンジ(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパンエチレンオキサイド付加物のジ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパンプロピレンオキサイ
ド付加物のジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
のエチレンオキサイド付加物のトリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールのプロピレンオキサイド付加
物のトリ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロ
パントリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0009】又、単官能グリシジルエーテルと(メタ)
アクリル酸の付加物であるエポキシ(メタ)アクリレー
トの具体例としては、ブチルグリシジルエーテル、フェ
ニルグリシジルエーテル又はアルキル置換フェニルグリ
シジルエーテル等と(メタ)アクリル酸との付加物が挙
げられる。
【0010】○酸性触媒 酸性触媒は、上記常温固体で水酸基を有しない多価(メ
タ)アクリレートの不飽和結合に1個の水酸基を有する
(メタ)アクリレートを付加反応させるために使用され
るものである。酸性触媒は、種々のものが使用でき、具
体的には硫酸、メタンスルホン酸、パラトルエンスルホ
ン酸、タングストリン酸、タングストケイ酸、モリブド
リン酸、モリブドケイ酸、三フッ化ホウ素エーテラート
又は四塩化スズ等が挙げられる。酸性触媒の使用量とし
ては、常温固体で水酸基を有しない多価(メタ)アクリ
レート及び1個の水酸基を有する(メタ)アクリレート
の合計量に対して0.1〜5重量%が好ましく、より好
ましくは0.5〜3重量%である。0.1重量%に満た
ない場合には、付加反応が遅くなるか或いは充分に進行
せず、他方5重量%を越える場合には、過剰の発熱のた
め反応系が不安定になったり、生成物が着色したり、さ
らにはゲル化する場合がある。
【0011】○その他の成分 本発明の製造方法においては、上記必須成分の他、必要
に応じて反応溶媒或いは(メタ)アクリレートの(メ
タ)アクリロイル基がラジカル重合することを抑制する
ための重合防止剤を併用することができる。反応溶媒
は、上記必須成分の希釈のために使用されるもので、具
体的にはベンゼン、トルエン、キシレン等を挙げること
ができる。反応溶媒を使用する場合には、その配合割合
としては、目的に応じてそれぞれ選択すればよいが、通
常反応液のNVが50〜80となる割合が好ましい。重
合防止剤としては、ハイドロキノン、ハイドロキノンモ
ノメチルエーテル及びフェノチアジン等を挙げることが
できる。重合防止剤の配合割合としては、水酸基を有し
ない(メタ)アクリレート及び1個の水酸基を有する
(メタ)アクリレートの合計量に対して50〜2000
ppmが好ましい。重合防止剤の配合割合が50ppm
に満たない場合には、重合防止の効果が十分でなくなる
ことがあり、他方2000ppmを越える場合には、生
成物の硬化性が低下したり、生成物に着色が見られる場
合がある。
【0012】○製造方法 本発明の製造方法は、常温固体で水酸基を有しない多価
(メタ)アクリレート及び1個の水酸基を有する(メ
タ)アクリレートを、上記酸性触媒存在下に加熱して反
応させることにより行われる。この場合、常温固体で水
酸基を有しない多価(メタ)アクリレート1モルに対し
て1個の水酸基を有する(メタ)アクリレートを0.2
〜5モル反応させることが必要であり、好ましくは0.
5〜2モルである。この割合が0.2モルに満たない場
合は、得られる多価(メタ)アクリレートの液状化の効
果が十分でなく、常温で固体化してしまうことがあり、
他方5モルを越える場合には、反応生成物の分子量が上
がりすぎて粘度が高くなり取扱いにくくなったり、反応
後中和又は水洗した後の有機層と水層の分離工程におい
て分離状態が悪化してしまう。反応温度としては、80
℃〜130℃が好ましい。反応温度が80℃に満たない
場合は反応が遅くなり、他方130℃を越える場合に
は、反応系が不安定になったり、ゲル化する場合があ
る。第1の発明の好ましい製造方法の一例を挙げると、
攪拌機、温度計を備えた反応機に常温固体で水酸基を有
しない多価(メタ)アクリレートと1個の水酸基を有す
る(メタ)アクリレートをそれぞれ所定量仕込み、必要
に応じて反応溶媒を用い、酸性触媒と更に重合防止剤を
それぞれ適量仕込み、攪拌下所定時間加熱する方法を挙
げることができる。反応終了後、反応液は水洗し、水層
を分離した後、有機層を減圧下加熱して溶媒を留去し、
目的とする液状重合性(メタ)アクリレートを得る。
【0013】第2発明は、多価アルコールと(メタ)ア
クリル酸との脱水エステル化反応物のうちの、完全エス
テル化物を第1発明の常温固体で水酸基を有しない(メ
タ)アクリレートとして使用し、部分エステル化物を第
1発明の1個の水酸基を有する(メタ)アクリレートと
して使用する方法であり、出発原料として多価アルコー
ルと(メタ)アクリル酸を使用し脱水エステル化反応を
させることにより、単独では常温固体で水酸基を有しな
い多価(メタ)アクリレートと該(メタ)アクリレート
1モルに対して0.2〜5モルの1個の水酸基を有する
(メタ)アクリレートの混合物を得、その後第1発明と
同様に付加反応を行い液状重合性(メタ)アクリレート
を得る方法である。
【0014】多価アルコールとしては、前記した常温固
体で水酸基を有しない多価(メタ)アクリレートの製造
原料として使用されるアルコールがあり、ジオール及び
3個以上の水酸基を有するポリオールが挙げられる。ジ
オールの具体例としては、ポリエチレングリコール、水
添ビスフェノールA、シクロヘキサンジメタノール、テ
トラブロモビスフェノールAエチレンオキサイド付加
物、ジブロモネオペンチルグリコール等が挙げられる。
ポリオールの具体例としては、ペンタエリスリトール、
ジペンタエリスリトール、イソシアヌール酸エチレンオ
キサイド付加物等が挙げられる。
【0015】多価アルコールと(メタ)アクリル酸の脱
水エステル化反応の方法としては、従来知られた種々の
方法で行えば良いが、例えば多価アルコールと(メタ)
アクリル酸を上記酸性触媒存在下、必要に応じて上記反
応溶媒及び/又は上記重合防止剤の存在下、加熱混合す
る方法が挙げられる。多価アルコールと(メタ)アクリ
ル酸の使用割合は、エステル化反応生成物中の単独では
常温固体で水酸基を有しない多価(メタ)アクリレート
と1個の水酸基を有する(メタ)アクリレートとの割合
が上記の限定範囲内となるように適宜決定すればよい
が、多価アルコール中の水酸基1モルに対する(メタ)
アクリル酸のモル比を0.9〜1.8とすることが好ま
しい。この割合が0.9に満たない場合は、水酸基を1
個有する(メタ)アクリレート以外の水酸基を有する化
合物、例えば未反応多価アルコールや水酸基を2個以上
有する(メタ)アクリレートと、常温固体で水酸基を有
しない多価(メタ)アクリレートとの付加反応が多く起
こるため、生成物が増粘し取り扱いにくくなったり、反
応後の水洗において2層分離しにくくなったりする。他
方1.8を越える場合は、未反応の(メタ)アクリル酸
が多くなり、不経済であり、中和において多量のアルカ
リが必要となる。多価アルコールと(メタ)アクリル酸
との最も好適な割合は、多価アルコールの種類や反応条
件によって異なるが、実験的手法によって容易に設定す
ることができる。又、エステル化反応生成物中の単独で
は常温固体で水酸基を有しない多価(メタ)アクリレー
トと1個の水酸基を有する(メタ)アクリレートとの割
合を、目的の割合に制御するためには、反応で留出する
水の量を測定することが好ましい。酸性触媒の使用量と
しては、多価アルコール及び(メタ)アクリル酸の合計
量に対して0.1〜5重量%が好ましく、より好ましく
は0.5〜3重量%である。反応温度としては、80℃
〜130℃が好ましい。反応温度が80℃に満たない場
合は反応が遅くなり、他方130℃を越える場合には、
反応系が不安定になったり、ゲル化する場合がある。
【0016】第2発明においては、多価アルコールと
(メタ)アクリル酸の反応後酸性触媒を加える前に、得
られた反応混合物を水酸化ナトリウム水溶液等のアルカ
リによって中和したり、又は水洗処理して、反応混合物
中の未反応(メタ)アクリル酸等の水溶性成分を除去す
ることが好ましい。これにより、生成する常温液状で水
酸基を有しない(メタ)アクリレートと1個の水酸基を
有する(メタ)アクリレートの割合を、目的とする割合
に好ましく制御することができ、又、付加反応後の水洗
工程における水層と有機層の分離が困難となることを防
ぐことができる。
【0017】第2発明によれば、多価アルコールと(メ
タ)アクリル酸を原料として、1ポットで常温液状の重
合性多価(メタ)アクリレートを製造することができる
ため、工程がシンプルとなり、低コストである。
【0018】○使用方法 本発明により得られる液状重合性(メタ)アクリレート
は、電子線或いは紫外線等の活性エネルギー線の照射に
より、又室温或いは加熱により硬化させることができ
る。紫外線の照射により硬化させる場合は、一般的な光
ラジカル重合開始剤を使用する。これらの光ラジカル開
始剤の一般例としては、ベンゾイン、ベンゾインメチル
エーテル、ベンゾフェノン、ベンジルジメチルケター
ル、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン等が
挙げられる。又、必要に応じて2種類以上の開始剤を組
み合わせて使用することもできる。活性エネルギー線の
照射方法及び加熱方法等の硬化手段については、ラジカ
ル重合性化合物の硬化方法として知られている一般的な
方法を採用すれば良い。
【0019】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて、本発明を
より具体的に説明する。尚、以下において、部は重量部
を意味する。 実施例1 攪拌機、温度計を備えた反応器に、常温固体で水酸基を
有しない(メタ)アクリレートとして、ペンタエリスリ
トールテトラアクリレート〔東亞合成化学工業(株)製
アロニックスM−450〕114部(0.32モル)、
1個の水酸基を有する(メタ)アクリレートとしてペン
タエリスリトールトリアクリレート〔東亞合成化学工業
(株)製アロニックスM−305〕86部(0.29モ
ル、ペンタエリスリトールテトラアクリレート1モルに
対して0.91モル)、反応溶媒としてトルエン200
部、酸性触媒として硫酸2部及び重合防止剤としてハイ
ドロキノンモノメチルエーテル0.2部を仕込んだ後、
加熱し6時間還流させた。反応終了後、反応液に水10
0部を加え、20℃で攪拌した後静置し、下層(水層)
を除去した。上層(有機層)を、1mmHgの減圧下6
0℃で1時間攪拌しトルエンを留去したところ、184
部の液状の多価アクリレートを得た(収率92%)。こ
の粘度は4,300cps/25℃であった。得られた多価ア
クリレートの性状を、室温で30日放置した後目視で確
認したところ、液状であった。又、多価アクリレートに
2wt%の光開始剤〔チバガイギー(株)製商品名イル
ガーキュア651〕を添加混合し、これをボンデライト
鋼板に10μmの厚みに塗布したサンプルを、80W/
cm集光型高圧水銀灯(焦点距離10cm)の下にコン
ベアを用いて10m/minの速度で通過させ、塗膜表
面のタックが無くなるまでに要したパス回数で評価によ
り、硬化性を測定した。その結果、1パスであった。
【0020】比較例1 実施例1と同様の反応器に、実施例1と同じペンタエリ
スリトールテトラアクリレート114部(0.32モ
ル)、実施例1と同じペンタエリスリトールトリアクリ
レート86部(0.29モル、ペンタエリスリトールテ
トラアクリレート1モルに対して0.91モル)及び重
合防止剤としてハイドロキノンモノメチルエーテル0.
2部を仕込んだ後、酸性触媒を存在させることなく、7
0℃で30分混合攪拌し、重合性アクリレート混合物1
96部を得た。この混合物は、常温で固体であった。多
価アクリレート混合物を加熱溶解し、重合開始剤を添加
混合した以外は実施例1と同様にして、硬化性を評価し
たところ、2パスであった。
【0021】実施例2 攪拌機、温度計、水分離器を備えた反応器に、ペンタエ
リスリトール272部(2モル)、アクリル酸594部
(8.25モル)、反応溶媒としてトルエン370部、
酸性触媒としてパラトルエンスルホン酸25部及び重合
防止剤としてハイドロキノンモノメチルエーテル0.2
部を仕込んだ後、加熱し6時間還流させ、水130
(7.2モル)部を留出させた。反応終了後、反応液に
10%水酸化ナトリウム水溶液430部を加え、20℃
で攪拌した後静置し、下層(水層)を分離して、過剰量
のアクリル酸を除去した。上層(有機層)をガスクロ分
析した結果、ペンタエリスリトールテトラアクリレート
とペンタエリスリトールトリアクリレートとの比がモル
比で1:0.67の混合物であった。この上層(950
部)に、パラトルエンスルホン酸を5部加え、110℃
で8時間攪拌した。反応終了後、反応液に水120部を
加え20℃で攪拌した後静置し、下層(水層)を除去し
た。上層(有機層)を1mmHgの減圧下、60℃で1
時間攪拌しトルエンを留去したところ、520部の常温
で液状の多価アクリレートを得た(収率79%)。その
粘度は4200cps/25℃であった。得られた多価アクリ
レートの性状を、実施例1と同様に確認したところ、液
状であった。又硬化性を実施例1と同様に評価したとこ
ろ、1パスであった。
【0022】比較例2 実施例2と同様の反応器に、ペンタエリスリトール13
6部(1モル)、アクリル酸317部(4.4モル)、
反応溶媒としてトルエン380部、酸性触媒としてパラ
トルエンスルホン酸15部及び重合防止剤としてハイド
ロキノンモノメチルエーテル0.4部を仕込んだ後、7
時間還流させ水71部(3.9モル)を留出させた。反
応終了後、反応液に10%水酸化ナトリウム水溶液16
0部を加え20℃で攪拌した後静置し、下層(水層)を
分離して、過剰量のアクリル酸を除去した。上層(有機
層)をガスクロ分析した結果、ペンタエリスリトールテ
トラアクリレートとペンタエリスリトールトリアクリレ
ートとの比がモル比で1:0.11の混合物であった。
この上層(750部)にパラトルエンスルホン酸を2.
5部加え、110℃で8時間攪拌した。反応終了後、水
130部を加え20℃で攪拌した後静置し、下層(水
層)を除去した。上層(有機層)を1mmHgの減圧
下、60℃で1時間攪拌しトルエンを留去したところ、
305部の重合性アクリレートを得た(収率80%)。
この混合物は常温で固体であった。硬化性を比較例1と
同様に評価したところ、2パスであった。
【0023】比較例3 実施例2と同様の反応器に、ペンタエリスリトール13
6部(1モル)、アクリル酸317部(4.4モル)、
反応溶媒としてトルエン380部、酸性触媒としてパラ
トルエンスルホン酸15部、重合防止剤としてハイドロ
キノンモノメチルエーテル0.4部を仕込んだ後、4時
間還流させ水45部(2.5モル)を留出させた。反応
終了後、反応液に20%水酸化ナトリウム水溶液380
部を加え、20℃で攪拌した後静置し、下層(水層)を
分離して、過剰量のアクリル酸を除去した。上層(有機
層)をガスクロ分析した結果、ペンタエリスリトールテ
トラアクリレートとペンタエリスリトールトリアクリレ
ートとの混合比がモル比で1:5.5の混合物であっ
た。この上層(630部)にパラトルエンスルホン酸を
2.5部加え、110℃で8時間攪拌した。反応終了
後、反応液に酸触媒を除去するため水120部を加え、
20℃で攪拌した後静置したが、反応液はエマルション
化し有機層と水層に分離しなかったため、生成物を分離
することができなかった。
【0024】比較例4 実施例2と同様の反応器に、ペンタエリスリトール27
部(0.2モル)、アクリル酸59部(0.82モ
ル)、反応溶媒としてトルエン37部、酸性触媒として
パラトルエンスルホン酸2部及び重合防止剤としてハイ
ドロキノンモノメチルエーテル0.02部を仕込んだ
後、加熱し4時間還流させ、水13部(0.72モル)
を留出させた。反応終了後、反応液に10%水酸化ナト
リウム水溶液を40部加え、20℃で攪拌した後静置
し、下層(水層)を分離して過剰量のアクリル酸を除去
した。上層(有機層)をガスクロ分析した結果、ペンタ
エリスリトールテトラアクリレートとペンタエリスリト
ールトリアクリレートの混合比がモル比で1:0.67
の混合物であった。上層(有機層)を1mmHgの減圧
下、60℃で1時間攪拌しトルエンを留去したところ、
92部の重合性アクリレート混合物を得た。この混合物
は常温で固体であった。硬化性を比較例1と同様に評価
したところ、2パスであった。
【0025】実施例3 実施例2と同様の反応器に、シクロヘキサンジメタノー
ル144部(1モル)、アクリル酸72部(1モル)、
反応溶媒としてトルエン217部、酸性触媒としてパラ
トルエンスルホン酸4部及び、重合防止剤としてハイド
ロキノン0.2部を仕込んだ後、加熱し1時間還流さ
せ、水17部(0.94モル)を留出させた。反応終了
後、反応液に10%水酸化ナトリウム水溶液10部を加
え、20℃で攪拌した後静置し、下層(水層)を分離し
て、過剰量のアクリル酸を除去した。上層(有機層)を
ガスクロ分析した結果、シクロヘキサンジメタノールジ
アクリレートとシクロヘキサンジメタノールモノアクリ
レートとの比がモル比で1:1.22の混合物であっ
た。この上層(390部)にパラトルエンスルホン酸8
部を加え、110℃で4時間攪拌した。反応終了後、反
応液に水70部を加え20℃で攪拌した後静置し、下層
(水層)を除去した。上層(有機層)を1mmHgの減
圧下、60℃で1時間攪拌しトルエンを留去したとこ
ろ、165部の常温で液状の多価アクリレートを得た
(収率83%)。その粘度は850cps/25℃であった。
得られた多価アクリレートの性状を、実施例1と同様に
確認したところ、液状であった。又硬化性を実施例1と
同様に評価したところ、13パスであった。
【0026】比較例5 実施例2と同様の反応器に、シクロヘキサンジメタノー
ル144部(1モル)、アクリル酸72部(1モル)、
反応溶媒としてトルエン217部、酸性触媒としてパラ
トルエンスルホン酸4部及び重合防止剤としてハイドロ
キノン0.2部を仕込んだ後、加熱し1時間還流させ、
水17部(0.94モル)を留出させた。反応終了後、
反応液に10%水酸化ナトリウム水溶液10部を加え、
20℃で攪拌した後静置し、下層(水層)を分離して、
過剰量のアクリル酸を除去した。上層(有機層)をガス
クロ分析した結果、シクロヘキサンジメタノールジアク
リレートとシクロヘキサンジメタノールモノアクリレー
トとの比がモル比で1:1.22の混合物であった。こ
の上層(有機層)を1mmHgの減圧下、60℃で1時
間攪拌しトルエンを留去したところ、164部の重合性
アクリレート混合物を得た(収率82%)。この混合物
は常温でシャーベット状であった。得られた多価アクリ
レートの性状を、実施例1と同様に確認したところ、固
体であった。又硬化性を比較例1と同様に評価したとこ
ろ、20パス以上であった。
【0027】尚、実施例1〜3においては合成後の水洗
もしくは中和工程で有機層、水層相互のエマルション化
は起こらず、容易に分離した。
【0028】
【発明の効果】本発明の製造方法により、反応後の中和
又は水洗工程において水層と液状重合性(メタ)アクリ
レートを含有する有機層の分離が容易となり、且つ得ら
れる多価(メタ)アクリレートが、常温で液状で取り扱
いが容易で、更に硬化性が反応前の(メタ)アクリレー
トより優れたものとなる。又、本発明により得られる液
状重合性(メタ)アクリレートは、活性エネルギー線の
照射により、又は室温或いは加熱により速やかに硬化
し、インキ、塗料等の幅広い用途に使用することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 67/31 C07C 69/54

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】常温固体で水酸基を有せず2個以上の(メ
    タ)アクリル基を有する(メタ)アクリレートと該(メ
    タ)アクリレート1モル当たり0.2〜5モルの1個の
    水酸基を有する(メタ)アクリレートを、酸性触媒存在
    下に加熱して反応させることを特徴とする液状重合性
    (メタ)アクリレートの製造方法。
  2. 【請求項2】多価アルコールと(メタ)アクリル酸を脱
    水エステル化反応させることにより、単独では常温固体
    の水酸基を有せず2個以上の(メタ)アクリル基を有す
    る(メタ)アクリレートと該(メタ)アクリレート1モ
    ル当たり0.2〜5モルの1個の水酸基を有する(メ
    タ)アクリレートからなる混合物を製造した後に、酸性
    触媒存在下に加熱して反応させることを特徴とする液状
    重合性(メタ)アクリレートの製造方法。
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