JPH06210846A - 媒体予熱ローラを備えたインクジェット・プリンタ - Google Patents

媒体予熱ローラを備えたインクジェット・プリンタ

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JPH06210846A
JPH06210846A JP5128176A JP12817693A JPH06210846A JP H06210846 A JPH06210846 A JP H06210846A JP 5128176 A JP5128176 A JP 5128176A JP 12817693 A JP12817693 A JP 12817693A JP H06210846 A JPH06210846 A JP H06210846A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インクジェット・プリンタにおける印刷品質を
向上する。 【構成】インクジェット・プリンタの媒体駆動ローラを
加熱し、該駆動ローラで媒体を予熱して印刷ゾーンに送
り込むインクのキャリアの蒸発が促進され、媒体の歪、
インクのにじみが減少する。駆動ローラの温度制御も行
われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体加熱手段を備えた
インクジェット・プリンタに関する。
【0002】
【従来技術と問題点】コンピュータの出現とともに、コ
ンピュータによって作成された作業結果を印刷された形
式で作成する必要性が生じてきた。この目的のために使
用された初期の装置は当時主流であった電動タイプライ
ター技術の簡単な修正型の装置であった。しかし、これ
らの装置はピクチャ図形も、カラー画像も作成できず、
又、必要な迅速さで印刷することもできなかった。
【0003】この分野では多くの進展がなされてきた。
それらのなかでも注目すべきなのは撃式ドット・マトリ
クス・プリンタの開発であった。この種類のプリンタは
依然として広く利用されているものの、多くの用途で必
要とされる迅速さも耐久性もない。更にこれは鮮鋭度が
高いカラー・プリントを容易に作成することができな
い。熱式インクジェット・プリンタの開発によってこれ
らの問題の多くが解決された。S.O.ラスムッセン他
に授与され、本出願の出願人に譲渡された米国許明細書
第4、728、963号はこの種類のプリンタ技術の例
を開示している。
【0004】熱式インクジェット・プリンタはインク滴
を複数個のノズルを通して噴射する複数個の抵抗素子を
利用して動作する。更に詳細に述べると、代表的にはサ
イズが約50μm×50μmの抵抗材料のパッドである
各々の抵抗素子がインクジェット・カートリッジから成
るインク溜から給送されるインクが満たされたチャンバ
内に配設されている。複数個のノズル、すなわち開口部
から成り、各ノズルが抵抗素子と連結されたノズル板が
チャンバの一部を形成する。特定の抵抗素子が付勢され
ると、インク滴が蒸発することによってノズルを通して
用紙、布地又はその類似物のような印刷媒体に向かって
噴射される。インク滴の噴射は代表的にはマイクロプロ
セッサの制御のもとで行われ、マイクロプロセッサの信
号は配線によって抵抗素子へと伝送される。
【0005】ノズルを受容するインク・カートリッジは
印刷される媒体の幅に亘って反復的に移動せしめられ
る。媒体を横切る上記の運動が指定回数増分する毎に、
各々のノズルは制御用マイクロプロセッサのプログラム
出力に従って、インクジェットを噴射するか、又はイン
クの噴射を抑制する。媒体を横切る運動が完了するごと
に、インク・カートリッジの列内に配列されたノズル数
×ノズルの心間距離とほぼ等しい印刷幅だけ印刷するこ
とができる。このような運動、すなわち印刷幅の運動が
完了する毎に、媒体は印刷幅だけ前送りされ、インク・
カートリッジは次の印刷幅での移動を開始する。信号
と、そのタイミングを適宜に選択することによって媒体
上に所望の印刷が達成される。
【0006】カラー印刷を行うには、別のカートリッジ
からの異なるカラーのインクを保持するチャンパを各々
が有する複数個のインクジェット・カートリッジを印刷
ヘッド上に支持することができる。
【0007】現在のインクジェット方式のプリンタが普
通紙に高密度のプロットを印刷する際には下記の2つの
主な欠点がある。すなわち、浸潤した媒体が許容限度を
超えて波立った、もしくは皺になった用紙に変形してし
まい、更に、隣接する色素が別の色素に混入、もしくは
にじんでしまうことである。
【0008】熱式インクジェット・プリンタで使用され
るインクは液体ベースのインクである。液体インクが木
を原料とする用紙に沈積すると、インクはセルロース繊
維内に吸収され、繊維を膨張させる。セルロース繊維が
膨張すると、用紙に局部的な膨張部分を生じ、ひいては
用紙がこれらの領域で制御されない状態で歪む。この現
象は用紙の皺と呼ばれる。それによりペンと用紙の間隔
が制御されないために印刷性能が劣化し、更に印刷され
た出力の見掛けは皺のために低品質になることがある。
【0009】これらの問題に対するハードウェアによる
解決策がこれまで試みられている。インクを印刷した後
に急激にインクを乾燥させるために加熱素子が使用され
てきた。しかし、これは印刷後に生ずるインクぶれを軽
減するのに役立つに過ぎなかった。従来技術の加熱素子
は印刷中、及び印刷後の最初の数分の一秒に生ずるイン
ク泳動の問題を解消するのには有効ではなかった。
【0010】高速度で鮮鋭度が高いプリントを作成する
ための別の種類のプリンタ技術が開発されたが、これら
は製造、使用コストが高く、熱式インクジェット・プリ
ンタを使用できるほとんどの用途の範囲ではコストに見
合うものではなかった。
【0011】劣悪な印刷品質を受入れたくないユーザー
は否応なく低速で印刷するか、特別なコーティングを施
した媒体を使用しなければならない。この印刷媒体は普
通紙(Plain paper)もしくは普通媒体よりも大幅にコ
ストが高い。特定の条件ではインチ当たり180ドット
程度の印刷解像度で満足できる印刷品質を達成すること
ができる。しかし、インクのにじみのような問題はより
高速での印刷ではますます悪化する。すなわち、これま
では普通媒体でインチ当たり180ドットの受容可能な
カラー印刷、すなわち処理量を達成することはできなか
った。
【0012】熱転写式プリンタ技術を使用すれば幾分速
度が落ちるが、良好な品質の高密度プロットを達成する
ことができる。残念なことに、このようなプリンタはそ
の複雑さのために、熱式インクジェット・プリンタのお
よそ2倍から3倍のコストがかかる。熱転写式の別の欠
点はフレキシビリティに欠けることにある。インクもし
くは染料がフィルム上に給送され、これが印刷媒体に熱
転写される。現在では、密度に関わりなく印刷毎に一枚
のフィルムが使用される。そのためにページ当たりのコ
ストは密度がより低いプロットの場合にも不要に高くな
る。この問題は多色を使用する場合に増倍される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、高品質のカラー画像も高速で印刷できるインクジェ
ット・プリンタの提供にあり、特に、媒体を加熱するこ
とにより課題を実現するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明を実施した熱式イ
ンクジェット・プリンタは、印刷媒体に印刷をするため
の印刷ヘッド備える。該印刷ヘッドは印刷ゾーン上に配
置されており、制御して前記媒体表面にインクジェット
を噴射するための複数の熱式インクジェット・ノズルを
備えている。
【0015】また、この熱式インクジェット・プリンタ
には、印刷中に印刷ゾーンに印刷媒体を進行させるため
の手段をも備えている。この進行手段は印刷媒体に係合
する駆動ローラを有する。
【0016】印刷媒体の通路の一部は、この駆動ローラ
の外周表面であり、印刷媒体は印刷ゾーンに進行する途
上で該表面に巻きつけられる。
【0017】本発明を実施したプリンタには、印刷媒体
が印刷ゾーンに到達する前に予熱されるように予熱手段
をも備えている。この予熱手段は駆動ローラの前記外周
表面を加熱する。
【0018】一実施例では、駆動ローラは空洞を有し、
予熱手段は赤外線エネルギを発生する細長いランプを該
駆動ローラ内部に配置している。
【0019】本発明の他の実施例では、さらに、駆動ロ
ーラの前記外周表面の温度を監視する手段を有してお
り、印刷中に、該温度監視手段を用いて前記外周表面の
温度を略一定に保つようにしている。
【0020】
【実施例の説明】本発明を実施したカラー熱式インクジ
ェット・プリンタ50の実施例を図1ないし図17を参
照して説明する。
【0021】プリンタ50の概要 プリンタは印刷媒体をX方向に駆動し、且つ図1では素
子52として全体的に示した印刷ヘッドのY方向(図1
の面と直交する方向)への運動を制御して、素子54で
全体的に示したインク・カートリッジからインクを印刷
領域56で印刷媒体へと向ける装置を備えている。この
実施例では、印刷ヘッド52はそれぞれブラック、イエ
ロー、マゼンタ及びシアンのインク用の4個のインク・
カートリッジを支持している。この実施例はインチ当た
り300ドットの印刷解像度を採用した場合でも、普通
紙の媒体上で受入れられるカラー印刷品質を達成する。
【0022】印刷ヘッドとその動作は、内容全体が本明
細書に参考文献として引用されているB.W.リヒツマ
イヤー、A.N.ドーン及びM.S.ヒックマンにより
米国に出願され、本件出願人に譲渡された係属米国出願
第877、905号「カラー熱式インクジェット・プリ
ンタの錯列ペン」に更に詳細に記載されている。上記文
献に記載されているように、ブラック、イエロー、マゼ
ンタ及びシアンの印刷カートリッジはジグザクに配列さ
れているので、各カートリッジの印刷ノズルはプリンタ
の印刷ゾーンで重複しない領域を形成する。
【0023】インク・カートリッジ54は各々カラー染
料を添加した水性インクの供給源を保持している。現在
の時点で本出願のプリンタの加熱印刷環境で使用するた
めの好ましいインク成分は、平成4年8月26日に出願
された、係属特許出願;特願平4−250787号「熱
インクジェット印刷用の染料セットおよびインクセッ
ト」に開示されている。
【0024】本実施例の印刷媒体はトレー58からシー
トの形式で給送される。印刷媒体をトレー58から前送
りして駆動ローラ62と遊びローラ64との間に挟み込
むためにピック・ローラ60が使用されている。印刷媒
体の種類には例えば普通紙、コート紙、つやがある不透
明ポリエステル及び透明ポリエステル等がある。
【0025】印刷媒体の前送りは本件出願人に譲渡され
たジョンA.アンダウッド、アンソニーW.エバーソル
及びトッドR.メディンの米国特許明細書第4、99
0、011号に記載されている態様で行われることが好
ましい。
【0026】プリンタの動作は従来の方法でホスト・コ
ンピュータ130から命令と印刷データを受ける制御装
置110によって制御される。ホスト・コンピュータは
例えばワークステーション又はパーソナル・コンピュー
タでよい。ユーザーは正面パネルの媒体選択スイッチ1
32を介して手動的に、装填される印刷媒体の種類に関
して制御装置110に命令することができる。この実施
例では、3つのスイッチ132があり、一つは普通紙
用、一つはコート紙用(例えばヒューレット・パッカー
ドの特殊用紙)そしてもう一つはポリエステル用であ
る。ホスト・コンピュータから受けたデータにばいこい
の種類に関するデータが含まれている場合は、正面パネ
ルのスイッチにより選択されたデータは無視される。
【0027】印刷媒体が駆動ローラ62と遊びローラ6
4の間のニップ内に前送りされると、媒体はローラ62
の回転によって更に前進せしめられる。駆動用ステップ
・モータ92が歯車列を介してローラ62に連結され、
このローラ62は媒体をプリンタの媒体経路を通して駆
動するローラ60、62、100及び103を駆動す
る。
【0028】印刷媒体はカートリッジ54が横切る領域
の下方で、印刷位置で媒体を支持する手段を設けた印刷
スクリーン66の上方にある印刷ゾーンに送られる。ス
クリーン66によって更に印刷ヒータ空洞71からの放
射及び対流エネルギを印刷媒体に有効に伝達することが
でき、スクリーンは更にリフレクタ70の内部へのアク
セスを制限することによって安全用障壁の役割を果た
す。
【0029】媒体を前送り中に、可動式の駆動板74が
印刷ヘッド・カートリッジによって起動されるカム76
によって持上げられる。印刷媒体が印刷ゾーン56に到
達すると、駆動板74が降下して媒体をスクリーン66
に対して保持し、熱式インクジェット印刷カートリッジ
の印刷ノズルと媒体との間には最小限の間隔が保たれ
る。印刷ゾーンで媒体を制御することは優れた印刷品質
にとって重要である。そこで異なる印刷カートリッジ5
4を装着した印刷ヘッドによって連続的な印刷幅が印刷
媒体に印刷される。
【0030】印刷ゾーン56の下方に縦長に配置された
印刷ヒーターの水晶ハロゲン・ランプ72が、インク中
のキャリヤを蒸発させるために熱放射と対流の均衡した
エネルギをインク滴と印刷媒体に対して供給する。この
ヒータによって普通紙(特別なコーティングを施さない
媒体)に高密度のプロット(この例ではインチ当たり3
00ドット)を印刷し、許容できる時間内に満足できる
印刷品質を達成することが可能になる。リフレクタ70
によって放射エネルギが印刷ゾーンに収束され、熱エネ
ルギを最大限に活用できる。
【0031】プリンタ50は更にインクを乾燥させ、且
つキャリヤ蒸気を排出用に排気ダクト80へと向けるこ
とを補助するために、印刷ゾーンの前面から印刷ゾーン
へと気流を送るように配設されたクロスフローファン9
0を備えている。排気ダクト80は排気ファン82に続
いている。このダクトはインク蒸気を印刷ゾーン56の
周囲から排出する経路を形成する。排気ファン82は空
気と蒸気を印刷ゾーンの周囲からダクト80内に引込
み、そこから排気口(図16)へと排出する。インク蒸
気を排気することによってプリンタの機構に残滓が溜ま
ることが最小限に抑制される。
【0032】出口ローラ100と星形車102と出力ス
タッカ・ローラ103とが加熱された駆動ローラ62と
連動して印刷媒体を前進させ、放出する。ギヤを駆動す
る歯車列は出口ローラ100が媒体をローラ62よりも
僅かに速く駆動するように構成されているので、印刷媒
体は出口ローラと接触するとある程度引張られる。印刷
媒体とそれぞれのローラとの間の摩擦力は印刷媒体の引
張り強さよりもやや小さいので、印刷媒体はローラ上で
幾分スリップする。そこで前記引張り力によって印刷媒
体が印刷ゾーンの下で平坦に保たれ、優れた印刷品質が
助長される。
【0033】プリンタ50の種々の素子の動作は制御装
置110によって制御される。ローラ62の表面温度を
表示するためにサーミスタ112が駆動ローラ62の近
傍に配設されている。電力は電力測定回路116を経て
ローラ62内に配置された予熱ランプ114に供給され
るので、制御装置はランプ114に供給された電力を監
視することができる。
【0034】同様に電力は電力測定回路118を経て印
刷ヒータ・ランプ72に供給されるので、制御装置はラ
ンプ72に供給される電力レベルを監視することができ
る。印刷ヘッド52の印刷ゾーンの近傍には赤外線セン
サ120が実装され、印刷媒体の縁を検知し、印刷ヒー
タの適切な動作条件を選択するために、媒体が透明であ
るかどうかを検知するために使用される。
【0035】プリンタは媒体の背面に前縁に沿って媒体
の幅全体に延びる幅が0.5インチの不透明な白色のス
トリップが接着された特殊な透明ポリエステルの媒体の
使用も許している。センサがストリップの有無を検知す
る。媒体の前縁がセンサを0.5インチ以上越えて前進
することによって、白色のストリップがセンサを越えて
前進する際にセンサに反射するエネルギが急激に減少す
ることにより、媒体が透明であることが示される。白色
ストリップは更にセンサが透明媒体の幅を検出するため
にも利用される。
【0036】プリンタの動作の概要 プリンタ50の電源を入れ、電力がプリンタに供給され
ると、暖気アルゴリズムが開始される。このアルゴリズ
ムが予熱ランプ114を0Nに切換え、ローラ62に予
熱されないスポットがないように(駆動経路に媒体がな
いままに)駆動ローラ62を回転させて、ローラの表面
温度を均一にする。予熱温度はサーミスタ112を介し
て制御装置110によって監視される。
【0037】プリンタがスイッチ・オンされた後(種々
の初期化手順と暖気アルゴリズムが実行された後)、
又、印刷データを受理した後に“オンライン”状態にな
ると、印刷ヒータが予熱アルゴリズムを開始する。予熱
アルゴリズム中に媒体が装填され、印刷ゾーンに前送り
される。媒体のエッジが検知された後、印刷が開始さ
れ、クロスフローファンのアルゴリズムが開始される。
これらのアルゴリズムは連動して適正な動作条件を達成
するために印刷ヒータ・ランプ72と、クロスフローフ
ァン90と排気ファン82とをオンにし、それらの動作
を制御する。
【0038】インク・カートリッジ54が印刷ヘッドの
掃引で媒体を横切る間に、インク・カートリッジからの
インク滴を噴射することによって印刷が行われる。イン
ク中のキャリヤは印刷ヒータ・ランプ72によって発生
される熱により蒸発せしめられる。キャリヤ蒸気はクロ
スフローファン90からの気流によって排気ダクト80
へと送られ、そこで排気ファンを介して排出される。駆
動ローラ62が媒体を印刷される次の行、すなわち印刷
幅へと前送りする。印刷の手順が中断された場合はヒー
タ72が0FFに切換わる。全ての行の印刷が終了する
と、印刷ヒータ・ランプ72とクロスフローファンがO
FFになり、媒体が放出される。排気ファン82はプリ
ンタがON状態で、印刷中、又は印刷可能状態の場合は
常時作動する。
【0039】暖気アルゴリズム 暖気アルゴリズムを図2に示す。機械をオンにし、プリ
ンタ50に電力供給がなされると、予熱ランプ114へ
の電力は急速に、この実施例では225ワットである予
熱電力の設定値に逓昇する。プリンタがオンにされた時
にサーミスタ112によって検知された温度に応じて選
択されたいくらかの予熱期間の後、予熱ランプへの電力
は保持用の電力設定値まで低減される。この電力はサー
ミスタ112からのフィードバックに応じて30ワット
ないし50ワットの間で変動する。この実施例では、サ
ーミスタによって検知された温度が70℃以上である場
合は、電力の設定値は30ワットである。温度が70℃
以下に降下すると、電力の設定値は50ワットまで上が
る。予熱ランプへの電力は上記の2つの電力レベルの範
囲を循環する。
【0040】この実施例では、予熱期間はサーミスタ1
12によって検知された初期温度に従って表1から選択
される。初期温度の目盛りが低いほど、予熱期間は長く
なる。
【0041】
【表1】
【0042】予熱アルゴリズム 図3はヒータ・ランプ72用の予熱アルゴリズムを示
す。図2の暖気アルゴリズムが暖気段階を終了し、ホス
ト・コンピュータからの印刷データが受理されると、T
o の時点で予熱手順が開始される。ヒータ・ランプ72
に供給される電力は急激に予熱用の電力レベルPまで逓
昇する。T1 の時点で貯蔵トレーからの印刷媒体の装填
が開始され、これがT2 の時点で終了する。そこでラン
プ72への給電がOFFにされる。T1 からT2 までの
期間Tpre は正面パネル・スイッチ132の設定又はホ
スト・コンピュータ130からの印刷データに基づく媒
体の種類に応じて変動する。
【0043】T3 からT2 の期間に、センサ120が作
動して装填された媒体の反射率から媒体が透明であるか
どうかを判定する。ヒータ・チンプ72はT2 からT3
の間にオフ(OFF)になる。センサの読み取り中にラ
ンプ72がオン(ON)にされると、赤外線センサ12
0の動作はランプ72によって発生される赤外線エネル
ギによって影響されよう。この読み取り値は印刷好転中
にランプ72に供給される印刷ヒータへの電力に影響す
る。本実施例では、この検知動作を行うのに必要な期間
は約6秒である。
【0044】検知動作が終了すると、制御装置が媒体の
種類に応じてランプ72に供給される印刷用電力を決定
する。インクの乾燥工程を促進するためにヒータ出力は
高いことが望ましいものの、熱量が大きすぎるとポリエ
ステルの媒体に皺ができ、セルロースを原料とする媒体
が黄ばむことがある。更に、過剰な熱は印刷カートリッ
ジを過熱させることがあり、その結果、印刷動作中に噴
出されるインク滴がより大きくなり、又、コピー一枚当
たりのコストが高くなる。印刷カートリッジが過熱する
と、カートリッジは動作を停止する。プリンタ・ハウジ
ング内の温度が過熱した場合も、プラスチック部品が溶
け、電子部品の寿命が縮まることがある。
【0045】印刷媒体の種類によっては悪影響が及ぶこ
となく別の種類の媒体よりも高い加熱温度に耐えるもの
がある。特に、紙の媒体はポリエステルの媒体よりも高
い加熱温度に耐える。ポリエステルは過剰に加熱される
と歪む傾向がある。
【0046】T3 の時点でランプの電力はT4 でのPの
レベルまで逓昇し、次にT5 の時点でのPprint まで逓
降する。T6 で印刷が完了し、印刷媒体がプリンタから
出力トレーへと放出される。
【0047】P、すなわちランプ72に供給される電力
とPprint との電力差をPpre とする。これらの3つの
値は数1と数2によって算出される。
【0048】
【数1】
【0049】これは0≦tidle≦60秒の場合であり、
ここにtidleは連続するプロットの間の期間であり、τ
はこの実施例では15秒である時間定数である。τはヒ
ータが暖気又は冷却するまでに必要な時間から経験的に
算定された値である。
【0050】
【数2】
【0051】印刷ヒータ・ランプ72に供給される電力
は本発明に従って媒体の種類によって左右される。プリ
ンタの一実施例での異なる種類の媒体における電力値の
例を下記の表2に示す。
【0052】
【表2】
【0053】上記の表2に示すように、媒体の種類に応
じて異なる印刷モードが採用される。1パス・モードの
動作は普通紙での処理量を増大するために利用される。
別の用紙にこのモードを利用すると、コート紙に印刷さ
れるドットが大きすぎ、ポリエステルの媒体上でインク
の癒着が生ずる。1パス・モードは所定のドット行に噴
射されるべきドットの全てが印刷ヘッドの一幅で印刷さ
れ、次に印刷媒体が次の印刷幅の位置へと前送りされる
動作モードである。
【0054】3パス・モードは印刷ヘッドのパス毎に所
定のドット幅の行のドットの1/3が印刷され、従って
所定の行を印刷するのに3回のパスが必要な印刷パター
ンである。代表的には、それぞれのパス毎に印刷幅領域
の1/3にドットが印刷され、媒体は1/3の距離を前
送りされて、1パス・モードと同様に次のパス分が印刷
される。このモードは許容限度を超えた皺とインクのに
じみを防止するために、インクが蒸発し、媒体が乾燥す
る時間を確保するために採用される。
【0055】同様にして4パス・モードは所定の行につ
いてドットの1/4が印刷ヘッドのパス毎に印刷される
印刷パターンである。ポリエステル媒体の場合、許容限
度を超えて媒体上のインクが癒着することを防止するた
めに4パス・モードが採用される。
【0056】多重パス方式の熱式インクジェット・プリ
ンタは例えば米国特許明細書第4,963,882号及
び第4,965,593号に開示されている。
【0057】一般に、処理量を最大にするために、印刷
を完了するに際して全印刷幅領域毎のパス回数を最小に
することが望ましい。表2は更に、Pの値がT4 でのピ
ークからT5 でのPprint の値に低下する(すなわち逓
降する)比率は媒体の種類によって変動することをも示
している。逓降率は経験的に定められたものである。
【0058】代表的には比較的低いドット密度での黒色
だけの印刷に採用される1パス・モードを利用した普通
紙の場合は、他の種類の媒体の場合よりも熱出力は最初
は高く、印刷幅パス時間は遅い。何故ならば、全てのド
ットが単一のパスで噴射されるからである。媒体とプリ
ンタ部品の過熱を防止するためにより高い低下率が採用
される。3パス・モードを採用した普通紙の場合は、各
々の印刷幅、もしくはパスにはより短時間しか要さない
ので、より低い低下率を適用することができる。
【0059】このように、例えば普通紙の場合、ランプ
の電力は印刷モードに応じて印刷幅あたり12ないし3
ワットだけ低下し、一方、ポリエステルの場合は逓降率
は1ワット/印刷幅である。コート紙の場合は、3パス
印刷モードを採用した普通紙の場合と同じ低下率が適用
される。ポリエステルの場合はヒータの初期電力が大幅
に低いので、インクを乾燥させるのに必要な熱量を得る
ために逓降率は低くてよい。
【0060】図4は印刷媒体の位置と種類が異なる場合
のファン速度を示したクロスフローアルゴリズムを示し
ている。位置P1,P3 及びP7 は図3のそれぞれの時点
T1,T2 及びT3 での媒体の位置と対応する。すなわ
ち、位置P3 で印刷媒体の装填が開始される。位置P3
で媒体は印刷ゾーン56に前送りされており、印刷が開
始され、この時点でクロスフローファンが2000RP
Mでスイッチ・オンされる。媒体の前縁がスクリーン中
央にある位置Paで、ファンのRPMは2200RPM
まで上昇する。位置Pbで媒体の前縁は星型車に到達し
ており、媒体が普通紙である場合は、速度は再度26つ
つRPMまで上昇される。それ以外の場合は、時点T6
で印刷が完了するまで速度は2000RPMで一定に保
たれ、その時点でクロスフローファンがOFFになる。
【0061】クロスフロー・ファン90は媒体がスクリ
ーン66を完全に覆うまでは最高速度で駆動されず、媒
体がスクリーンを横切って前進するとともに速度が逓昇
される。印刷サイクルの始めにファンを最高速度で動作
させると、ファンは空気をスクリーンの開口部を通って
リフレクタの空洞に送りこんでしまうであろう。それに
よって、印刷ヒータと空洞が冷却され、インク・キャリ
ヤを蒸発させるのに利用できる熱エネルギが縮減されて
しまう。
【0062】ファンの最高速度は印刷媒体によって異な
り、媒体へのインク噴射条件によって定められる。イン
ク・カートリッジとプリンタのハウジングが過熱するこ
とを防止するにはファン速度を最高にすることが望まし
い。しかし、空気の速度によって微細な噴射滴が元のイ
ンク滴から吹き飛ばされてしまうので、インク噴射が正
規の印刷領域の外にでてしまう。インク噴射の視覚的な
許容しきい値は媒体の種類によって異なる。普通紙はイ
ンク噴射に対する感応度が最も低いので、普通紙には最
高のファン速度値が適用される。より低いヒータ設定値
が適用され、いずれにせよ冷却の必要性が少ない別の種
類の媒体ではより低いファン速度が適用される。
【0063】図5A及至図5Bは本発明に従ったプリン
タ50の動作の流れ図(フローチャート)を示す。段階
300でプリンタの電源がONにされ、ローラの暖気ア
ルゴリズム(図2)が開始される。このアルゴリズムの
暖気段階と、その他の初期状態設定手順が完了すると、
プリンタはホスト・コンピュータからプリンタに入力さ
れる印刷データをチェックする。入力データが受理され
ると、プリンタの予熱アルゴリズム(図3)が段階30
6で開始される。段階308で、印刷媒体が装填され
る。この段階には媒体の前縁を駆動ローラと遊びローラ
とのニップに確実に位置合わせし、媒体を駆動ローラの
頂部に巻き込み、駆動板を持ち上げ、媒体をスクリーン
上に押し上げ、駆動板を降下させる段階を含んでいる。
【0064】この時点で、印刷ヒータはOFFにされ
る。(正面パネル・スイッチの設定又はホスト・コンピ
ュータからの印刷データの規定により)媒体につやがあ
り、又は透明である場合は(段階312)、媒体がつや
紙か透明かを判定するためにセンサが使用される。段階
314で,媒体のエッジを検知するためにセンサが使用
される。プリンタに装填される特定の種類の媒体に応じ
て適当なヒータの設定が選択される。
【0065】段階318で、印刷が開始される。ヒータ
・ランプ72が印刷される媒体の種類に応じた加熱電力
の設定値にスイッチONされる。クロスフローファンが
スクリーン上方の媒体の位置に基づく速度にスイッチO
Nされる。そこで最初の印刷幅が印刷媒体に印刷される
(段階320)ここで印刷される次の印刷幅を確定する
データが更にある場合は、プリンタはこれを探索する
(段階322)。それ以上のデータが受理されない場合
は、ページ・チェックが終了したかどうかがチェックさ
れる(段階324)。
【0066】ホスト・コンピュータからの印刷データに
は代表的にはページの終端標識もくしは信号が含まれ
る。プリンタは更にローラ62上にローラの中央の周囲
溝に配設された機械的標識センサ(図示せず)を備えて
おり、これは印刷媒体がローラと接触していない場合に
これを指示する。印刷されるページの終端に達していな
い場合は、ヒータはスイッチOFFされ(段階32
6)、15秒間の待機時間の後でクロスフローファンが
スイッチOFFされる(段階328)。新たな印刷デー
タが受理されるまで休止段階(330)が維持され、受
理された時点でヒータとファンは再び遮断された際の設
定値(段階326,328)にスイッチONされる。次
に動作は段階344に進む。
【0067】ページの終端が到達している場合は(段階
324)、ページがプリンタから排出され(段階33
6)、印刷ヒータとクロスフローファンがスイッチOF
Fされる(段階338)。制御装置は新たなページのデ
ータの受理まで待機する(段階340)。新たなページ
のデータが受理されると、休止時間(tidle)が60秒
を超えている場合は、動作はBに戻る(段階306)。
休止時間が60秒を超えていない場合は、動作はCに戻
る(段階308)。
【0068】段階322で更に別のデータが受理されて
いる場合は、動作は判定段階344に進む。ヒータの設
定値が印刷電力よりも大きい場合は、ヒータ電力が低下
される(段階346)。段階348で、媒体のエッジが
スクリーンの中央にある場合は、ファン速度は中央位置
の速度に設定される(段階350)。制御装置は印刷媒
体を前送りするために駆動モータ92によって増分され
たステップ数から媒体の前縁の位置を知る。媒体がスク
リーンの中央にない場合、媒体のエッジが星形車102
の位置にある場合には(段階352)、ファンが印刷媒
体用の最高速度に設定される(段階354)。媒体が星
形車102の位置にない場合には、動作は別の印刷幅を
印刷するために段階320に進む。
【0069】印刷ゾーン・ヒータ・スクリーン66 本実施例の印刷ゾーン・ヒータ・スクリーンが図6,図
7及び図8に示され、これは幾つかの機能を果たす。こ
れは用紙を印刷ゾーンのヒータ・レフレクタ70の上方
に保持する。スクリーンはユーザがヒータ素子72に触
れるのを防止するために充分に強固である。スクリーン
は放射及び対流エネルギを印刷媒体に伝達し、一方、伝
導エネルギがある場合は、熱伝達が不均一であるため印
刷に異常が生ずることがあるので、この伝導エネルギを
ほとんど伝達しない。スクリーン66は印刷媒体が印刷
ゾーンを通って駆動される際にスクリーンの表面に引っ
掛からないような設計にされなければならない。
【0070】スクリーン66は比較的大きいスクリーン
開口部の輪郭を形成する定格幅が0.30インチの薄い
主ウェブ(糸状体)と副ウェブの格子を設けることによ
って上記の機能を果たす。主ウェブと副ウェブの例は図
7にそれぞれ部材67Aと67Bとして図示されてい
る。スクリーン開口部の例は図7に“69”で示してあ
る。副ウェブの目的は安全基準に合致するように付加的
な強度を保つことにある。
【0071】スクリーン66はステンレス鋼のような強
度が高い材料で製造することが好ましく、この例では厚
さが約0.10インチである。開口部69はダイス切り
又はエッチング工程で形成することができる。スクリー
ンには媒体を引っ掛ける恐れがあるバリを除去する処理
がなされる。図8は断面図を示し、側部フランジ66B
及び66Cを繋ぐ上部表面66Aを図解している。スク
リーンは図9に示すようにリフレクタ70の頂部と適合
する。
【0072】スクリーン66の代表的な寸法では0.8
10インチ(20.5mm)のスクリーン開口部のパタ
ーン幅(すなわち媒体の進行方向の寸法)と、それぞれ
0.310インチ(8mm)と0.470インチ(12
mm)の開口部69の幅と長さがある。本実施例の印刷
ヘッド52の一例の印刷ゾーンの幅(媒体の進行方向)
は0.530インチ(13.5mm)であり、これは3
段錯列の印刷カートリッジによって形成される領域をカ
バーしている。各印刷カートリッジは1列に配列された
48の印刷ノズルを備えている。
【0073】再度図7を参照すると、スクリーン格子パ
ターンは基本的に中心軸66Dを中心として対称であ
る。印刷媒体が最初に横切るスクリーンのエッジ66E
から見ると、主ウェブ67Aはエッジ66Eと垂直な線
に対して第1の鈍角を成し、この角度は本実施例では1
15°である。スクリーンのエッジ66Fに隣接した開
口部69のエッジはスクリーンのエッジ66Eと垂直な
線に対して70°の角度を成す。これらの角度はユーザ
ーがランプ72に触れることを防止するのに必要な強度
を有し、しかもラジエターの空洞から印刷媒体に放射及
び対流エネルギを伝達し易くするようなウェブ格子を得
るために選択された角度である。
【0074】主ウェブ67Aの角度は幾つかの要因によ
って定められる。ウェブ角度は先ず、媒体が前送りされ
る際に媒体の前縁がウェブに接触しないという要求を満
たさなければならない。更に、ウェブ角度は隣接する印
刷幅間での媒体の前進距離に応じて選択される。この距
離は印刷ノズル数と印刷モードによって規定される。本
実施例では、印刷ヘッドは0.160インチ(4.1m
m)の間隔を隔て、一列に配置された48のノズルを備
えている。3段錯列カートリッジ相互間の間隔を含め、
この実施例の印刷ヘッドが占める領域の全幅は0.53
0インチ(13.5mm)である。
【0075】単一パス・モードの場合、連続する各印刷
幅毎の媒体の前進距離は0.160インチ(4.06m
m)、すなわち錯列印刷カートリッジの単一の一つの印
刷ノズルが占める領域の幅である。3パス・モードの場
合、距離は単一パス・モードの距離の1/3、すなわち
0.53インチである。4パス・モードの場合は、距離
は0.40インチ(10.2mm)、すなわち単一パス・
モードの場合の前進距離の1/4である。
【0076】スクリーン開口部パターンの幅は本実施例
のプリンタの場合は次のように定められる。開口部パタ
ーン幅は3つの領域を有するものと考えることができ、
その一つは起動する印刷ゾーンに到達する前に、前進す
る媒体を予熱するための予熱領域である。第2の領域は
起動する印刷ゾーン、すなわち印刷ヘッドを構成する印
刷ノズルによって占められる領域である。この実施例で
は、この領域は3段錯列印刷カートリッジのノズル範囲
によって形成される。第3の領域は媒体が起動印刷ゾー
ンを通過した後に媒体が到達する印刷後の加熱領域であ
る。
【0077】この実施例では、予熱領域幅は多重パス方
式の媒体の前進距離2つ分と等しい。この幅は2(0.
160インチ)/3、すなわち約0.105インチ
(2.67mm)である。起動印刷ゾーンの領域幅は前述
のような列した3つのカートリッジを使用した実施例の
場合は0.530インチである。印刷後の加熱領域の幅
は単一パス・モードの前進距離、すなわち0.160イ
ンチに等しい。この実施例では上記の3つの領域の総計
幅は0.8インチである。
【0078】ウェブ角度はウェブ間の縦の距離D(すな
わち、図7に示すようなウェブ間のスクリーン・エッジ
に垂直な線上の距離D)が媒体の前進距離の整倍数では
ないような角度にされている。それによって媒体が印刷
中に前進する際に媒体場の同じポイントが連続する位置
の隣接するウェブによってヒータ空洞から遮蔽されるこ
とが回避される。このような遮蔽が生ずると、乾燥速度
が多少影響され、このような遮蔽が回避されないと、仕
上がりの印刷コピーにウェブのパターンが写ることがあ
る。このような問題は縦のウェブ、すなわち媒体の前進
方向と平行であり、媒体が前進する際に明らかに触れる
ことがないウェブを使用することを考慮すれば明白であ
る。しかし、ウェブ上方に配置された媒体の同じ領域が
媒体の前進時に印刷空洞から遮蔽され、この領域は遮蔽
されない領域とは乾燥の度合いが異なり、縦のウェブ・
パターンを示す。
【0079】一例として主ウェブの角度が135°の好
ましい実施例は隣接する主ウェブの相互間の縦の間隔D
は約9ミリメートル(0.355インチ)であり、3パ
ス方式の媒体の前進距離は1.4ミリメートル(0.5
5インチ)である。これは前進距離の約6.4倍であ
り、整倍数ではない。
【0080】印刷ヒータ 印刷ヒータ・ランプ72とリフレクタは図6,図9及び
図10に更に詳細に図示されている。ランプ72は長さ
が13インチ(330mm)のクォーツ・ハロゲンランプ
である。これはリフレクタ空洞71内に従来のブッシン
グ72C(図6に図示)によって長手方向で両端が支持
されている。この実施例では、ランプは90ボルト、2
00ワットのランプである。リフレクタ70の底部に配
置された管路70D内に敷設された給電回路のケーブル
には、UL安全基準に合致するように熱融解ヒューズが
設けられている。
【0081】リフレクタ70は更に赤外線エネルギを高
度に反射する内表面を有するインナライナ70Bを備え
ている。リフレクタ70は亜鉛メッキ鋼のような材料か
ら成り、これはランプ72が発生する熱に耐えることが
でき、且つランプによって発生された熱エネルギをリフ
レクタ空洞の頂部に取りつけたスクリーン66の方向に
反射するための反射率が高いアルミニウム製のインナラ
イナ70Bを支持する。ライナ70Bの底部はランプに
よって下方に向けられたエネルギを更にスクリーン66
の方向に上方に反射するためにライナの側部の方向に反
射するようにランプ72の下部で突起している。この突
起部がないと、前記の下方に向けられたエネルギはラン
プへと戻され、熱エネルギのその部分がスクリーンから
遮断され、ランプを不必要に加熱し、熱エネルギの一部
を浪費してしまう。
【0082】図10のリフレクタの底面図により明瞭に
示すように、リフレクタとそのインナライナの双方に複
数個の穴70Cが形成されている。この実施例では、リ
フレクタ内の穴の直径は0.125インチ(3.2m
m)であり、リフレクタのインナライナの対応する穴の
直径は0.100インチ(2.5mm)である。このよ
うな穴によって空気がリフレクタの底に入り、スクリー
ン66の開口部を通って上方に循環することができる。
従って穴によってリフレクタ空洞71からスクリーンへ
の対流による熱伝達が増強され、且つ冷却空気が空洞内
に流入することができ、ひいてはアセンブリの最高温度
が低下する。
【0083】加熱された駆動ローラ62 図12及び図13は駆動ローラを更に詳細に図示してい
る。ローラはアルミニウム製ローラ62Bから成り、そ
の上にローラと印刷媒体との摩擦率を高めるためのゴム
被覆62Aが形成されている。アルミニウム壁によって
優れた熱伝導率が得られ、その結果、表面の等温性が高
まる。ローラ壁の内部表面62Cはローラ壁62Bの内
側に嵌め込まれたハロゲン・ランプ114によって発生
される赤外線エネルギを吸収するために黒色に陽極酸化
処理がなされている。
【0084】ローラ壁62Bはモータ92によって駆動
される歯車列により軸62D上を回転可能である。ロー
ラはブッシング(図示せず)によって支持された歯車列
シャフト156でハウジング壁152,154に支持さ
れている。ローラの反対端では、固定ブッシング158
がローラ壁62Bの開放端内に差込まれていて、ローラ
壁62Bの端部がブッシング158の周囲を滑動、もし
くは回転するようにされている。ばね160と摩擦ワッ
シャ162とがローラの端部62Eを歯車列の端部の方
向に偏倚させる。
【0085】ランプ114ヲローラ62内に装着するに
はポリスルフォン製取付け具164,166が使用され
ている。ポリスルフォンが使用されるのはランプ114
によって発生される高温に耐えるためである。ランプ1
14はこの実施例では、赤外線エネルギを利用して急激
な暖気が得られるように選定された長さ10インチのク
ォーツ・ハロゲンランプである。この実施例では、10
8ボルト、270ワットのランプが使用される。ランプ
の取付け具に構造的な剛性を付与するために、アルミニ
ウム製の押し出し成形体がランプ114の下方の取付け
具164と166の間に延びている。この押し出し成形
体は赤外線エネルギを反射するために天然(natural )
アルミニウム仕上げにされている。電力線がランプの両
端の間の押し出し成形された管路内を走り、過熱を防止
するために電力線と直列に融解ヒューズが接続されてい
る。
【0086】ポリスルフォンの取付け具164は固定ブ
ツシング158内に固定されている。ローラの他端で
は、取付け具166がシャフト146上に滑り嵌めされ
ていて、取付け具とランプ・アセンブリがシャフト14
6に対して回動できるようにされている。
【0087】ランプ114は62Bが印刷媒体を駆動す
るために回転する際に、ローラ壁に対して静止されてい
ることが分かる。それによってランプ114に電力を供
給するタスクが容易にされ、電力線が固定ブッシング1
58を通って制御装置130へと延びることが可能にな
る。
【0088】ローラ・ヒータは湿度が高い条件下で、媒
体が印刷ヒータに到達する前に媒体を乾燥させるために
利用される。例えば相対湿度が70%以上の高湿度条件
によって、セルロースを原料にした媒体は高い湿気を含
むことになる。加熱された駆動ローラによって、媒体が
印刷ゾーンに到達する前にこの湿気の一部が乾燥され
る。印刷ゾーンに到達する前に媒体が乾燥されないと、
媒体が印刷ゾーンで印刷ヒータによって加熱される際に
媒体が不均一に縮むことがある。その理由は印刷ゾーン
に達していない媒体の一部が加熱されず、媒体の異なる
部分が不均一に加熱されることによって媒体に歪みが生
ずることがあるためである。この歪みによって媒体とノ
ズルとの距離が変動することがあり、極端な場合は歪ん
だ媒体が実際に印刷ノズルに接触し、破れてしまう場合
がある。このように、ローラ・ヒータはセルロースを原
料とした媒体の不均一な縮みを防止するものである。
【0089】ローラの歯車列と駆動モータ ローラの歯車列と駆動モータの相互関係は図11に簡略
な斜視図として図示されている。駆動モータ92は制御
装置110に備えられたモータ駆動回路によって駆動さ
れるステップモータである。モータ・シャフト93の端
部にはウォーム歯車94が取付けられ、この歯車は駆動
ローラ・シャフト156(図12)に取りつけられたら
せん歯車146と係合する。
【0090】シャフト156には平歯車142も取付け
られ、これは一連の遊び歯車170−173を介して駆
動歯車100A及び103Aを駆動する。らせん歯車1
46と歯車100Aのの直径は、媒体がローラ62と1
00の双方と接触した際に印刷媒体に引張力を付与する
ために、ローラ100をローラ62よりも僅かに速く回
転させるように選定された直径である。
【0091】図6は図1のプリンタを構成するアセンブ
リの部分分解図であり、媒体駆動経路内の部品の一部を
示している。プリンタのハウジング壁152及び154
と、ハウジング155は図6に示すように、駆動ローラ
62と、出力ローラ100と、駆動板74とリフレクタ
70とを支持する構造を構成している。予熱ランプ11
4とその支持構造部材166にはハウジングの側壁の開
口部からアクセスすることができる。同様にして、リフ
レクタ70とランプ72にはハウジングの側壁154の
別の開口部からアクセスすることができる。
【0092】印刷ヘッドとカートリッジ 図14は印刷ヘッド52の部分破断平面図である。印刷
ヘッド52は4個の熱式インクジェット・カートリッジ
54A及至54Dを備えている。印刷ヘッド52は平行
な通路52Aと52B上に支持され、該通路に沿って滑
動することができる。プリンタは印刷ヘッド駆動装置を
備えており、これにはカートリッジ54A及至54Dの
下に支持された印刷媒体に印刷幅(print waith)を印刷
するためにY方向に沿って印刷ヘッドを駆動するために
印刷ヘッド52に接続された(直流モータ((図示せず))
によって駆動される)駆動ベルト52Cが含まれる。
(印刷ヘッド用のその他の従来のモータと駆動歯車部材
は図示しない。)
【0093】印刷ヘッド53上のセンサ120の位置は
図14に示す。センサはスクリーン66の表面の真上に
設置されている。この実施例では、センサは印刷ゾーン
で印刷媒体の表面から反射した赤外線LEDからの赤外
線エネルギを検知し、媒体のエッジの位置を検知するこ
とができる。このようなセンサは、日本のミナクチのオ
ムロン(株)から市販されているモデルEES133の
ような市販のセンサである。
【0094】排気システム 図15及び図16は排気ダクト80と排気ファン82の
構造を示している。ダクト80は細長く、吸気口80A
は駆動ローラ62の上部に、印刷ゾーンと隣接して位置
している。吸気口80Aはこの実施例では高さが約0.
17インチである。排気ファン82はダクトの排気端部
80Bの部位に位置している。ファン82によって排気
ダクトから吸い込まれた固体粒子を捕捉するためにフィ
ルタ83が使用される。ファンのサイズはダクトからの
排気を約10cfmの速度で排出するように選定された
サイズである。
【0095】クロスフロー・ファン この実施例では、ファン90はクロスフロー・形のファ
ンであり、印書ゾーン56(図6)の出力側の上方に設
置されている。ファン90はこの実施例では長さが9イ
ンチ(229mm)で、直径が1インチの翼アセンブリを
有している。ファンは印書ゾーンの印書幅に亘って延び
ており、この実施例では最高RPMでは毎分約700フ
ィートの気流速度が得られる。ファンの速度と動作は制
御装置110によって制御される。このファンは直流モ
ータ90A(図6)によって駆動される。モータ90A
への駆動信号は所望のファン速度を得るためにパルス幅
変調されている。センサ91が駆動モータ90Aに連結
され、制御装置110にモータ速度信号を送る。モータ
速度が目標値未満であり、スァンの誤動作が判明した場
合は、プリンタ部品の過熱を防止するためプリンタの動
作は遮断される。
【0096】クロスフロー・ファン90は気流を印書ゾ
ーンと周囲のプリンタ部品へと向ける。気流は印書ゾー
ンで渦流となり、そのためにインク・キャリヤの蒸発速
度が増し、気流は廃棄ダクトの吸気口80Aへと向か
う。気流は更に印書ヘッド部品及びその他のプリンタ部
品を冷却する。印書カートリッジのノズルが過熱する
と、所望したよりも大きいインク滴が放出される。更
に、極めて高温では印書ノズルの薄層が剥離することが
ある。
【0097】制御装置 図17は制御装置110を簡単な概略図で示している。
制御装置110を構成する種々の素子は専門家には公知
であるので、ここでは詳細に説明しない。
【0098】別の実施例 図18は本発明に従ったプリンタ50’の簡単な側面概
略図である。このプリンタはこの実施例ではクロスフロ
ー・ファンが使用されておらず、駆動ローラが加熱され
ないこと以外はプリンタ50と同一である。従って、図
1及至図17のプリンタ50と同様に、駆動ローラ6
2’と、リフレクタ70’とランプ72’とを備えた印
書ヒータと、排気ダクト80’と、ファン82’と、出
力側のい駆動ローラ100’と、星形車ローラ102’
と、出力スタッカ・ローラ103’とが使用されてい
る。プリンタ50’の動作はローラ予熱アルゴリズムも
しくはクロスフロー・ファン・アルゴリズムが使用され
ないこと以外は、プリンタ50と同様である。
【0099】図18の実施例は図1及至図17のプリン
タよりも簡単であり、製造コストが安く、壊れにくく
(ハロゲンランプの数も一個少ない)、電力消費が少な
いので運転コストが安い。
【0100】プリンタ50’はプリンタ50によって達
成されるよりも処理量が減少してもよい用途では有用で
ある。何故ならば、この例ではヒータ出力を縮減できる
ので、クロスフロー・ファンの必要がなくなるからであ
る。更に、このようなプリンタ50’はキャリヤ容積の
インクに対する比率が低いインクで印書する場合に有用
である。何故ならば、このようなインクはインクを乾燥
させる必要性が減少するからである。
【0101】湿度が高い条件では動作されず、従ってセ
ルロースを原料にした媒体が含む湿気が少ない場合の用
途、又は印書媒体のサイズが比較的小さく、例えばA判
の媒体を印書する用途では駆動ローラ・ヒータを省くこ
とができる。これに対して図1及至図17のプリンタの
実施例はA判とB判の双方の媒体を利用できる。サイズ
が小さい媒体は大きい媒体よりもセルロースを原料にし
た媒体の不均一な縮みに起因する用紙の歪みを生じにく
い。印書ノズルの間隔とサイズが同じままに幅が広いス
クリーンを使用して、印書ヒータが印書ゾーンの近傍の
印書媒体のより大きい部分を加熱するようにすることに
よって、駆動ローラ・ヒータを使用しないことの影響を
更に軽減することができる。
【0102】
【発明の効果】以上詳述したように、印刷前に印刷媒体
を予熱するため、印刷インクのキャリアの蒸発が促進さ
れて、インクの乾燥が加速され、媒体の歪み、インクの
にじみが減少し、高速でも印字品質の優れた印刷が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー・インクジェット・プ
リンタの簡略な概略図ある。
【図2】図1のプリンタの加熱駆動ローラの暖気アルゴ
リズムを説明するためのグラフである。
【図3】図1のプリンタの印刷ヒータの予熱アルゴリズ
ムを説明するためのグラフである。
【図4】図1のプリンタのクロスフロー・ファンのファ
ン回転速度アルゴリズムを説明するためのグラフであ
る。
【図5A】図1のプリンタの制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図5B】図1のプリンタの制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】加熱駆動ローラと、印刷ヒータ素子とスクリー
ンとを含む図1のプリンタの種々の素子の部分分解斜視
図である。
【図7】図1のプリンタのヒータ・スクリーン66の平
面図である。
【図8】図7のヒータ・スクリーンの8−8線に沿った
側部断面図である。
【図9】図6の印刷ヒータとリフレクタ・アセンブリー
の9−9線に沿った側部断面図である。
【図10】プリンタに備えられた熱リフレクタ70の底
面図である。
【図11】プリンタ・ローラを駆動する歯車列の分解斜
視図である。
【図12】プリンタに備えられた加熱駆動ローラの側部
断面図である。
【図13】図12の加熱駆動ローラの13−13に沿う
端部断面図である。
【図14】図1のプリンタの印刷ヘッドの平面図であ
る。
【図15】図1のプリンタの排気ファンとダクトの斜視
図である。
【図16】図15の16−16断面図である。
【図17】図1のプリンタに備えられた制御装置の簡略
な構成ブロック図である。
【図18】本発明のカラー・インクジェット・プリンタ
の別の実施例の概略図である。
【符号の説明】
50:プリンタ 52:印刷ヘッド 54:インク・カートリッジ 56:印刷領域(印刷ゾーン) 58:トレー(入力トレー) 60:ピック・ローラ 62:駆動ローラ 64:遊びローラ 66:スクリーン(印刷ゾーン・ヒータ・スクリーン;
ヒータ・スクリーン) 67A:主ウエブ 67B:副ウエブ 69:スクリーン開口部 70:リフレクタ 71:印刷ヒータ空洞 72:水晶ハロゲン・ランプ(ヒータ素子) 74:駆動板 80:排気ダクト 82:排気ファン 90:クロスフロー・ファン 91:センサ 92:駆動用ステップ・モータ 93:モータ・シャフト 100:出口ロー 102:星形車 103:出力・スタッカ・ローラ 110:制御装置 112:サーミスタ 114:予熱ランプ 116,118:電力測定回路 120:赤外線センサ 130:ホスト・コンピュータ 132:媒体選択スイッチ 152,154:ハウジンズ壁 155:ハウジング 156:駆動ローラ・シャフト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後記(イ)及至(ハ)を備えたインクジェ
    ット・プリンタ。 (イ)印刷媒体に印刷するため、印刷ゾーン上に配置さ
    れ、前記印刷媒体表面にインクジェットを噴射するため
    の印刷ヘッド、(ロ)前記印刷媒体に係合する外周表面
    を有し、該印刷媒体を前記印刷ゾーンに進行させるため
    の駆動ローラを備えた前送り手段、(ハ)前記印刷ゾー
    ンに到達前に前記印刷媒体を予熱するため前記外周表面
    を加熱するための予熱手段。
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