JPH06210714A - ブロー成形機 - Google Patents
ブロー成形機Info
- Publication number
- JPH06210714A JPH06210714A JP471893A JP471893A JPH06210714A JP H06210714 A JPH06210714 A JP H06210714A JP 471893 A JP471893 A JP 471893A JP 471893 A JP471893 A JP 471893A JP H06210714 A JPH06210714 A JP H06210714A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding machine
- blow molding
- parison
- molds
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
- B29C49/4802—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity
- B29C49/4817—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity with means for closing off parison ends
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形品底部のＶノッチなど偏肉欠陥の生じな
いブロー成形機を提供するものである。 【構成】 ダイスヘッド２から吐出されたパリソンＰを
左右一対の金型３，３で挾んで中空状の製品をつくるブ
ロー成形機１において，金型３，３の下端部に水平方向
で，かつ，金型前後に進退動するスライダ１０，１０お
よび進退動手段（油圧シリンダ２０）を配設するととも
に，スライダ１０，１０の先端を垂直面または垂直面と
それに連なる後退方向に傾斜する傾斜面で形成した。
いブロー成形機を提供するものである。 【構成】 ダイスヘッド２から吐出されたパリソンＰを
左右一対の金型３，３で挾んで中空状の製品をつくるブ
ロー成形機１において，金型３，３の下端部に水平方向
で，かつ，金型前後に進退動するスライダ１０，１０お
よび進退動手段（油圧シリンダ２０）を配設するととも
に，スライダ１０，１０の先端を垂直面または垂直面と
それに連なる後退方向に傾斜する傾斜面で形成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はパリソンから中空状の樹
脂製品を生産するブロー成形機に係り，特に成形品下端
部の偏肉を防止して製品不良率の減少を企図したブロー
成形機に関する。
脂製品を生産するブロー成形機に係り，特に成形品下端
部の偏肉を防止して製品不良率の減少を企図したブロー
成形機に関する。
【０００２】
【従来の技術】ダイスヘッドから筒状に押し出されたパ
リソンから中空状の樹脂製品をつくるブロー成形では，
図５に示すように，ダイスヘッド２よりパリソンＰを吐
出し，パリソンピンチによって袋状にされたパリソンＰ
にプリブローを行なって僅かに膨らませ，開放された金
型３，３間に垂下し，金型３，３を閉じながら金型３，
３とパリソンＰとで形成されるキャビティ内のガスを抜
いた後，金型表面に通じる小さな空気抜き穴より真空ポ
ンプ装置を介して空気を吸引したうえ，パリソン内に高
圧の空気吹込みを行なってパリソンＰをキャビティに基
づく所定の形状としたあと金型３，３でパリソンＰを冷
却固化して成形を完了する。このようにして，成形され
た樹脂製品は金型３，３を開いて取り出される。
リソンから中空状の樹脂製品をつくるブロー成形では，
図５に示すように，ダイスヘッド２よりパリソンＰを吐
出し，パリソンピンチによって袋状にされたパリソンＰ
にプリブローを行なって僅かに膨らませ，開放された金
型３，３間に垂下し，金型３，３を閉じながら金型３，
３とパリソンＰとで形成されるキャビティ内のガスを抜
いた後，金型表面に通じる小さな空気抜き穴より真空ポ
ンプ装置を介して空気を吸引したうえ，パリソン内に高
圧の空気吹込みを行なってパリソンＰをキャビティに基
づく所定の形状としたあと金型３，３でパリソンＰを冷
却固化して成形を完了する。このようにして，成形され
た樹脂製品は金型３，３を開いて取り出される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた工程のう
ち，金型３，３を閉じ図６に示すように金型３，３の下
端のピンチオフ部３ａ，３ａでパリソンＰを挾圧し，同
時にパリソンＰの挾圧部はピンチオフ部３ａ，３ａの当
接により他の個所より早く冷却され固化が促進される。
このため，さらに金型３，３の型締動作が進行し，図７
に示すように両金型３，３が完全に全閉となったときに
は，ピンチオフ部３ａ，３ａの合致によって押圧された
パリソンＰの下面には凸部Ｐ1 とその両側の凹部Ｐ2 が
生じ，パリソンＰの下部上面にはノッチＰ3 が形成さ
れ，金型キャビティ面３ｂとは異なる成形状態となる。
このように，製品の下面に凹凸が生じると，製品外観を
損ねるほかノッチＰ3 の存在により応力集中を生じ製品
の使用中に亀裂を発生し損傷する等の問題があった。
ち，金型３，３を閉じ図６に示すように金型３，３の下
端のピンチオフ部３ａ，３ａでパリソンＰを挾圧し，同
時にパリソンＰの挾圧部はピンチオフ部３ａ，３ａの当
接により他の個所より早く冷却され固化が促進される。
このため，さらに金型３，３の型締動作が進行し，図７
に示すように両金型３，３が完全に全閉となったときに
は，ピンチオフ部３ａ，３ａの合致によって押圧された
パリソンＰの下面には凸部Ｐ1 とその両側の凹部Ｐ2 が
生じ，パリソンＰの下部上面にはノッチＰ3 が形成さ
れ，金型キャビティ面３ｂとは異なる成形状態となる。
このように，製品の下面に凹凸が生じると，製品外観を
損ねるほかノッチＰ3 の存在により応力集中を生じ製品
の使用中に亀裂を発生し損傷する等の問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以上述べた課題を解決す
るため，本発明のブロー成形機においては，ダイスヘッ
ドから吐出されたパリソンを左右一対の金型で挾んで中
空状の製品をつくるブロー成形機において，該両金型の
下端部に水平方向で，かつ，金型前後に進退動自在なス
ライダおよび該スライダの進退動手段を配設するととも
に，該スライダの先端を垂直面または垂直面とそれに連
なる後退方向に傾斜する傾斜面で形成したものである。
るため，本発明のブロー成形機においては，ダイスヘッ
ドから吐出されたパリソンを左右一対の金型で挾んで中
空状の製品をつくるブロー成形機において，該両金型の
下端部に水平方向で，かつ，金型前後に進退動自在なス
ライダおよび該スライダの進退動手段を配設するととも
に，該スライダの先端を垂直面または垂直面とそれに連
なる後退方向に傾斜する傾斜面で形成したものである。
【０００５】
【作用】本発明のブロー成形機においては，両金型の下
端部に型締に先行して水平方向に進退動する左右一対の
スライダを設けたので，金型の全閉直前にスライダを閉
じてパリソン下端部内面にノッチが生じても，その後の
金型の全閉動作で下方に移動することを抑制されたパリ
ソン下端部は行き場を失って下端部に滞留するから逆に
盛り上がってノッチが消失する。したがって，製品底部
に欠陥の生じない製品が出来る。
端部に型締に先行して水平方向に進退動する左右一対の
スライダを設けたので，金型の全閉直前にスライダを閉
じてパリソン下端部内面にノッチが生じても，その後の
金型の全閉動作で下方に移動することを抑制されたパリ
ソン下端部は行き場を失って下端部に滞留するから逆に
盛り上がってノッチが消失する。したがって，製品底部
に欠陥の生じない製品が出来る。
【０００６】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例の詳細に
ついて説明する。図１〜図４は本発明に係り，図１はブ
ロー成形機の概略縦断面図，図２は金型下端部の要部拡
大縦断面図，図３は金型全閉時の要部拡大縦断面図，図
４は他の実施例を示す金型下端部の要部拡大縦断面図で
ある。図において，ブロー成形機１のダイスヘッド２の
下方には左右一対の金型３，３が水平方向開閉自在に配
設され，ダイスヘッド２から吐出されるパリソンＰを挾
圧できるよう構成される。金型３，３の下端部は，図２
に示すように，各々金型３に対して水平方向前後に進退
動可能で，ガイド１２上面を摺動するように平板状のス
ライダ１０，１０が配設され，金型３，３に外側に固設
された油圧シリンダ２０，２０のピストンロッド２０ａ
の先端と連接される。スライダ１２の先端は垂直面であ
っても良いし，図２のごとく垂直面とその下部に連なる
後退方向に傾斜した傾斜面とからなる形状としても良
い。
ついて説明する。図１〜図４は本発明に係り，図１はブ
ロー成形機の概略縦断面図，図２は金型下端部の要部拡
大縦断面図，図３は金型全閉時の要部拡大縦断面図，図
４は他の実施例を示す金型下端部の要部拡大縦断面図で
ある。図において，ブロー成形機１のダイスヘッド２の
下方には左右一対の金型３，３が水平方向開閉自在に配
設され，ダイスヘッド２から吐出されるパリソンＰを挾
圧できるよう構成される。金型３，３の下端部は，図２
に示すように，各々金型３に対して水平方向前後に進退
動可能で，ガイド１２上面を摺動するように平板状のス
ライダ１０，１０が配設され，金型３，３に外側に固設
された油圧シリンダ２０，２０のピストンロッド２０ａ
の先端と連接される。スライダ１２の先端は垂直面であ
っても良いし，図２のごとく垂直面とその下部に連なる
後退方向に傾斜した傾斜面とからなる形状としても良
い。
【０００７】以上のように構成された本発明のブロー成
形機の作動ついて説明する。図示しない押出機により押
圧された高温溶融樹脂はダイスヘッド２の下端より押圧
吐出されパリソンＰとなって下方へ移動する。このパリ
ソンＰは下方を図示しないパリソンピンチより結束さ
れ，円筒袋状となってさらに下降し，プリブローにより
僅かに膨らまされた状態となり，開放された左右一対の
金型３，３間に下垂して停止する。このあと，両金型
３，３が近接してパリソンＰを挾圧した状態で型締動作
に入るが，図２に示すように，金型３，３の全閉状態の
直前に，金型３，３下部のスライダ１０，１０がともに
前進し，パリソンＰの１部を間に挾んだ状態で当接す
る。このときパリソンＰの下端内面には図２に示すＶ字
状の谷底となるＶノッチＰ4 が形成される。この状態の
あと，金型３，３をさらに前進させ，全閉動作させると
パリソンＰは下方への移動がスライダ１０，１０の開止
状態によって抑制されており，ＶノッチＰ4 は消失して
逆に，図３に示すように，少し隆起して山状の突起状態
（突起Ｐ5 ）が形成される。この突起Ｐ5 の程度は，ス
ライダ１０，１０の全閉状態と金型３，３の全閉状態の
時間遅れに比例するので，この両者の時間遅れを制御す
ることによって突起Ｐ5 の大きさを制御することがで
き，突起Ｐ5 のない均一肉厚の状態に近づけることがで
きる。図４はキャビティ３ｂの底面がフラット（水平状
態）のときのパリソンＰの成形状態を示し，図２〜図３
と同様にＶノッチＰ4 が発生しない。
形機の作動ついて説明する。図示しない押出機により押
圧された高温溶融樹脂はダイスヘッド２の下端より押圧
吐出されパリソンＰとなって下方へ移動する。このパリ
ソンＰは下方を図示しないパリソンピンチより結束さ
れ，円筒袋状となってさらに下降し，プリブローにより
僅かに膨らまされた状態となり，開放された左右一対の
金型３，３間に下垂して停止する。このあと，両金型
３，３が近接してパリソンＰを挾圧した状態で型締動作
に入るが，図２に示すように，金型３，３の全閉状態の
直前に，金型３，３下部のスライダ１０，１０がともに
前進し，パリソンＰの１部を間に挾んだ状態で当接す
る。このときパリソンＰの下端内面には図２に示すＶ字
状の谷底となるＶノッチＰ4 が形成される。この状態の
あと，金型３，３をさらに前進させ，全閉動作させると
パリソンＰは下方への移動がスライダ１０，１０の開止
状態によって抑制されており，ＶノッチＰ4 は消失して
逆に，図３に示すように，少し隆起して山状の突起状態
（突起Ｐ5 ）が形成される。この突起Ｐ5 の程度は，ス
ライダ１０，１０の全閉状態と金型３，３の全閉状態の
時間遅れに比例するので，この両者の時間遅れを制御す
ることによって突起Ｐ5 の大きさを制御することがで
き，突起Ｐ5 のない均一肉厚の状態に近づけることがで
きる。図４はキャビティ３ｂの底面がフラット（水平状
態）のときのパリソンＰの成形状態を示し，図２〜図３
と同様にＶノッチＰ4 が発生しない。
【０００８】以上のようにして，従来，金型全閉時に下
方へ移動するパリソン下端部内面のＶ字状のノッチＰ3
の生成が防止され，成形品底面の強度不良個所の生成が
起こらないので製品の信頼性が向上する。
方へ移動するパリソン下端部内面のＶ字状のノッチＰ3
の生成が防止され，成形品底面の強度不良個所の生成が
起こらないので製品の信頼性が向上する。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば，型締時の成形品の底部
における結合不良によって生じるＶ字状谷底状態のノッ
チの発生を防止し，強度欠陥個所を除去することができ
るので製品不良率の減少を達成し生産性を向上すること
ができる。また，底面肉厚状態を整え，谷状ノッチを排
除することによって製品使用時の応力集中が起こらない
から信頼性が向上する。
における結合不良によって生じるＶ字状谷底状態のノッ
チの発生を防止し，強度欠陥個所を除去することができ
るので製品不良率の減少を達成し生産性を向上すること
ができる。また，底面肉厚状態を整え，谷状ノッチを排
除することによって製品使用時の応力集中が起こらない
から信頼性が向上する。
【図１】本発明の実施例に係るブロー成形機の概略縦断
面図である。
面図である。
【図２】本発明の実施例に係るブロー成形機の要部拡大
縦断面図である。
縦断面図である。
【図３】本発明の実施例に係るブロー成形機の金型全閉
時の要部拡大縦断面図である。
時の要部拡大縦断面図である。
【図４】本発明の他の実施例を示すブロー成形機の金型
全閉時の要部拡大縦断面図である。
全閉時の要部拡大縦断面図である。
【図５】従来のブロー成形機の全体概略縦断面図であ
る。
る。
【図６】従来のブロー成形機の型締状態を示す要部拡大
縦断面図である。
縦断面図である。
【図７】従来のブロー成形機の金型全閉時の要部拡大縦
断面図である。
断面図である。
１ ブロー成形機 ２ ダイスヘッド ３ 金型 ３ａ ピンチオフ部 ３ｂ キャビティ面 １０ スライダ １２ ガイド ２０ 油圧シリンダ ２０ａ ピストンロッド Ｐ パリソン Ｐ1 凸部 Ｐ2 凹部 Ｐ3 ノッチ Ｐ4 Ｖノッチ Ｐ5 突起
Claims (1)
- 【請求項１】 ダイスヘッドから吐出されたパリソンを
左右一対の金型で挾んで中空状の製品をつくるブロー成
形機において，該両金型の下端部に水平方向で，かつ，
金型前後に進退動自在なスライダおよび該スライダの進
退動手段を配設するとともに，該スライダの先端を垂直
面または垂直面とそれに連なる後退方向に傾斜する傾斜
面で形成したブロー成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP471893A JPH06210714A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ブロー成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP471893A JPH06210714A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ブロー成形機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06210714A true JPH06210714A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11591668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP471893A Pending JPH06210714A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ブロー成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06210714A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107199687A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-09-26 | 无锡吉兴汽车声学部件科技有限公司 | 吹塑成型类产品模具封气机构 |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP471893A patent/JPH06210714A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107199687A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-09-26 | 无锡吉兴汽车声学部件科技有限公司 | 吹塑成型类产品模具封气机构 |
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