JP2778273B2 - ブロー成形方法及びブロー成形装置 - Google Patents
ブロー成形方法及びブロー成形装置Info
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 12
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C49/4273—Auxiliary operations after the blow-moulding operation not otherwise provided for
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- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロー成形方法及びブ
ロー成形装置に係り、特にプラテンとパリソン供給機と
の間において発生するバリと称される成形ムダ量を減少
させるよう改良されたブロー成形方法及びブロー成形装
置に関する。
ロー成形装置に係り、特にプラテンとパリソン供給機と
の間において発生するバリと称される成形ムダ量を減少
させるよう改良されたブロー成形方法及びブロー成形装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブロー成形は、第5図に示す如く、ダイ
ス(パリソン供給機)3から直下に溶融樹脂円筒体(パ
リソン)4を垂下し、それを両側に配置した金型6で挟
み込み、パリソン4内に気体を充満させることにより、
膨張させ所定の型内形状に沿った中空成形体を得るもの
である。
ス(パリソン供給機)3から直下に溶融樹脂円筒体(パ
リソン)4を垂下し、それを両側に配置した金型6で挟
み込み、パリソン4内に気体を充満させることにより、
膨張させ所定の型内形状に沿った中空成形体を得るもの
である。
【0003】第5図において、原料樹脂は押出機1から
射出装置2に送られ、前記ダイス3へ供給される。
射出装置2に送られ、前記ダイス3へ供給される。
【0004】前記金型6は、マシンベース5上を水平方
向に進退自在なプラテン8に装着されている。このプラ
テン8、8同志は型開閉駆動装置(駆動シリンダ)9に
より接近したり離反したりする方向に進退動される。
向に進退自在なプラテン8に装着されている。このプラ
テン8、8同志は型開閉駆動装置(駆動シリンダ)9に
より接近したり離反したりする方向に進退動される。
【0005】パリソン4がブロー成形された後は、刃物
7で製品部(成形品部)と、ダイス3の直近の残余の部
分とを切断する。
7で製品部(成形品部)と、ダイス3の直近の残余の部
分とを切断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかるブロー成形方法
及び装置においては、ダイス3の出口と金型6との間の
部分のパリソンは製品とならず、成形ムダ(バリと称さ
れる。)となる。かかるムダ樹脂は、廃棄あるいは、粉
砕、再溶融して再利用されるが、材料費、加工費の向上
によりコストアップは避けられない。更には、バリを再
利用する場合、劣化等により製品強度低下を招くことも
ある。
及び装置においては、ダイス3の出口と金型6との間の
部分のパリソンは製品とならず、成形ムダ(バリと称さ
れる。)となる。かかるムダ樹脂は、廃棄あるいは、粉
砕、再溶融して再利用されるが、材料費、加工費の向上
によりコストアップは避けられない。更には、バリを再
利用する場合、劣化等により製品強度低下を招くことも
ある。
【0007】また、型締前にパリソンを予備膨張させる
場合、刃物7を利用してパリソンを封着するようにして
いるが、このように封着を行なうためには、ダイス3か
らのパリソン4の射出速度を低速にしておく必要があ
る。ところが、各種のエンジニアリングプラスチック等
のようにドローダウンが激しい材料では低速射出時にド
ローダウンが生じてしまうところから、予備膨張させに
くいという問題があった。
場合、刃物7を利用してパリソンを封着するようにして
いるが、このように封着を行なうためには、ダイス3か
らのパリソン4の射出速度を低速にしておく必要があ
る。ところが、各種のエンジニアリングプラスチック等
のようにドローダウンが激しい材料では低速射出時にド
ローダウンが生じてしまうところから、予備膨張させに
くいという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のブロー成形法
は、パリソン供給機のダイスから垂下された筒状のパリ
ソンを金型で挟み付け、パリソン内に気体を吹き込んで
パリソンを金型内面に押し付けて成形し、その後製品部
を前記ダイス下方の未成形パリソンから切断すると共に
型開きして製品を取り出すブロー成形法において、該パ
リソンが金型部まで垂下された後、金型とダイスとの間
のパリソンを金型の近傍でピンチして封着し、製品取り
出し時にはこのピンチ部分よりも下方でパリソンを切断
すると共に、前記ピンチして封着した部分よりも上側の
パリソンを加熱しておき、この封着部よりも上側のパリ
ソンを次回のブロー成形時に金型で挟んで製品の成形に
供するようにしたことを特徴とするものである。
は、パリソン供給機のダイスから垂下された筒状のパリ
ソンを金型で挟み付け、パリソン内に気体を吹き込んで
パリソンを金型内面に押し付けて成形し、その後製品部
を前記ダイス下方の未成形パリソンから切断すると共に
型開きして製品を取り出すブロー成形法において、該パ
リソンが金型部まで垂下された後、金型とダイスとの間
のパリソンを金型の近傍でピンチして封着し、製品取り
出し時にはこのピンチ部分よりも下方でパリソンを切断
すると共に、前記ピンチして封着した部分よりも上側の
パリソンを加熱しておき、この封着部よりも上側のパリ
ソンを次回のブロー成形時に金型で挟んで製品の成形に
供するようにしたことを特徴とするものである。
【0009】請求項2のブロー成形装置は、ダイスから
パリソンを下方に射出するパリソン供給機と、該ダイス
の下方に配置されており、パリソンを挟持しうるように
水平方向に進退自在とされた金型とを有するブロー成形
装置において、前記ダイスと金型との間のうち金型の近
傍に配置された、パリソンをピンチして封着するピンチ
装置と、該ピンチ装置でピンチされた部分よりも上側の
パリソンを加熱するための加熱装置と、該ピンチ装置と
金型との間に配置されたパリソン切断装置と、を備えた
ことを特徴とするものである。
パリソンを下方に射出するパリソン供給機と、該ダイス
の下方に配置されており、パリソンを挟持しうるように
水平方向に進退自在とされた金型とを有するブロー成形
装置において、前記ダイスと金型との間のうち金型の近
傍に配置された、パリソンをピンチして封着するピンチ
装置と、該ピンチ装置でピンチされた部分よりも上側の
パリソンを加熱するための加熱装置と、該ピンチ装置と
金型との間に配置されたパリソン切断装置と、を備えた
ことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明のブロー成形方法及びブロー成形装置に
おいては、金型とダイスとの間のパリソン(従来は全量
がバリとなっていた。)のうち、金型近傍のピンチ部分
と金型との間のごく少量のパリソンのみがバリとなる。
即ち、このピンチ部分(封着部分)よりも上方は、次回
の成形に備えて加熱されており、次回の成形時にはこの
部分が金型に挟まれて製品の成形に供される。このよう
に、本発明のブロー成形方法及びブロー成形装置による
と、バリ量が著しく減少する。
おいては、金型とダイスとの間のパリソン(従来は全量
がバリとなっていた。)のうち、金型近傍のピンチ部分
と金型との間のごく少量のパリソンのみがバリとなる。
即ち、このピンチ部分(封着部分)よりも上方は、次回
の成形に備えて加熱されており、次回の成形時にはこの
部分が金型に挟まれて製品の成形に供される。このよう
に、本発明のブロー成形方法及びブロー成形装置による
と、バリ量が著しく減少する。
【0011】また、本発明のブロー成形方法及びブロー
成形装置では、金型部でブロー成形を行なっているとき
に、上記ピンチ部分が封着される。従って、予備膨張を
行なう場合であってもパリソン射出中に封着するために
低速射出する必要がなく、次ショットの成形に際して
は、ダイスからパリソンを高速で射出できる。従って、
ドローダウンの激しいエンジニアリングプラスチックで
あっても、この予備膨張を何らの支障なく行なえる。
成形装置では、金型部でブロー成形を行なっているとき
に、上記ピンチ部分が封着される。従って、予備膨張を
行なう場合であってもパリソン射出中に封着するために
低速射出する必要がなく、次ショットの成形に際して
は、ダイスからパリソンを高速で射出できる。従って、
ドローダウンの激しいエンジニアリングプラスチックで
あっても、この予備膨張を何らの支障なく行なえる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図の如く、本実施例ではダイス3と金型6との
間にピンチ装置10が配置されている。このピンチ装置
10は、第2図に示した1対のケース11と、該ケース
11を水平方向にスライド自在に懸吊するレール12
と、該レール12に沿って1対のケース11を接離方向
に進退させるシリンダ13とを備えている。ケース11
は、その下端辺がピンチ部14となっている。また、ケ
ース11の内面にはヒータ15が設けられている。
る。第1図の如く、本実施例ではダイス3と金型6との
間にピンチ装置10が配置されている。このピンチ装置
10は、第2図に示した1対のケース11と、該ケース
11を水平方向にスライド自在に懸吊するレール12
と、該レール12に沿って1対のケース11を接離方向
に進退させるシリンダ13とを備えている。ケース11
は、その下端辺がピンチ部14となっている。また、ケ
ース11の内面にはヒータ15が設けられている。
【0013】このピンチ装置10と金型6との間に刃物
7が配置されている。この刃物7は、第3図の如く、鋏
状の1対のアーム7aと、アーム7aの先端の刃本体7
bと、アーム7aを開閉するためのシリンダ7c等を備
えており、パリソンを挟持すると共にピンチ部14から
パリソンを切離し製品を取り出すことができる。
7が配置されている。この刃物7は、第3図の如く、鋏
状の1対のアーム7aと、アーム7aの先端の刃本体7
bと、アーム7aを開閉するためのシリンダ7c等を備
えており、パリソンを挟持すると共にピンチ部14から
パリソンを切離し製品を取り出すことができる。
【0014】ブロー成形を行なうには、ダイス3からパ
リソン4を射出し、金型6で該パリソン4を挟み、ブロ
ーする。この間にピンチ装置10のケース11を前進さ
せ、ピンチ部14でパリソン4を挟み、2点鎖線の如く
パリソン4に封着部Pを形成すると共に、この封着部P
よりも上側のパリソン4をヒータ15でパリソンの樹脂
の溶融温度近傍まで加熱しておく。また、刃物7を作動
させて、金型6の直近においてパリソン4を挟持する。
次いで型開きし、製品を取り出す。
リソン4を射出し、金型6で該パリソン4を挟み、ブロ
ーする。この間にピンチ装置10のケース11を前進さ
せ、ピンチ部14でパリソン4を挟み、2点鎖線の如く
パリソン4に封着部Pを形成すると共に、この封着部P
よりも上側のパリソン4をヒータ15でパリソンの樹脂
の溶融温度近傍まで加熱しておく。また、刃物7を作動
させて、金型6の直近においてパリソン4を挟持する。
次いで型開きし、製品を取り出す。
【0015】次ショットにおいては、カバー11を後退
させ、第1図の実線の如く、封着部Pを金型6の直下ま
で移動させ、パリソン4を金型6で挟む。この際、それ
までカバー11のヒータ15で加熱されていたパリソン
4が金型6下部で挟まれるようにする。そして、上記の
動作をくり返すことによりブロー成形を行なう。
させ、第1図の実線の如く、封着部Pを金型6の直下ま
で移動させ、パリソン4を金型6で挟む。この際、それ
までカバー11のヒータ15で加熱されていたパリソン
4が金型6下部で挟まれるようにする。そして、上記の
動作をくり返すことによりブロー成形を行なう。
【0016】このショットを次々とくり返すことによ
り、連続してブロー成形が行なわれる。
り、連続してブロー成形が行なわれる。
【0017】このように、本実施例のブロー成形方法及
びブロー成形装置においては、金型6とダイス3との間
のパリソン4のうち、金型6の近傍の封着部分Pと金型
6との間のごく少量のパリソン4のみがバリとなる。即
ち、この封着部分Pよりも上方のパリソンは、次回の成
形に備えて加熱されており、次回の成形時にはこの部分
が金型6に挟まれて製品の成形に供される。
びブロー成形装置においては、金型6とダイス3との間
のパリソン4のうち、金型6の近傍の封着部分Pと金型
6との間のごく少量のパリソン4のみがバリとなる。即
ち、この封着部分Pよりも上方のパリソンは、次回の成
形に備えて加熱されており、次回の成形時にはこの部分
が金型6に挟まれて製品の成形に供される。
【0018】また、本実施例のブロー成形方法及びブロ
ー成形装置では、金型部でブロー成形を行なっていると
きに、上記ピンチ部分が封着される。従って、予備膨張
を行なう場合であってもパリソン射出中に封着するため
に低速射出する必要がなく、次ショットの成形に際して
は、ダイス3からパリソン4を高速で射出できる。従っ
て、ドローダウンの激しいエンジニアリングプラスチッ
クであってもこの予備膨張を何らの支障なく行なえる。
ー成形装置では、金型部でブロー成形を行なっていると
きに、上記ピンチ部分が封着される。従って、予備膨張
を行なう場合であってもパリソン射出中に封着するため
に低速射出する必要がなく、次ショットの成形に際して
は、ダイス3からパリソン4を高速で射出できる。従っ
て、ドローダウンの激しいエンジニアリングプラスチッ
クであってもこの予備膨張を何らの支障なく行なえる。
【0019】さらに、パリソンの下端面がショット毎に
均一であり、パリソンショット毎の品質が安定する。
均一であり、パリソンショット毎の品質が安定する。
【0020】なお、ヒータ15でパリソン4が加熱され
ている間に該パリソン4に劣化や変色が発生する場合に
は、窒素、炭酸ガス、希ガスなどの不活性ガスをケース
11内に供給しても良い。
ている間に該パリソン4に劣化や変色が発生する場合に
は、窒素、炭酸ガス、希ガスなどの不活性ガスをケース
11内に供給しても良い。
【0021】また、パリソン4の外面からヒータ15で
加熱するだけでなく、第4図の如く、ダイス3のマンド
レル3aを下方に延長し、この延長部分3bから熱を輻
射することによりパリソン4を内面から加熱しても良
い。
加熱するだけでなく、第4図の如く、ダイス3のマンド
レル3aを下方に延長し、この延長部分3bから熱を輻
射することによりパリソン4を内面から加熱しても良
い。
【0022】
【発明の効果】以上の通り、本発明のブロー成形方法及
びブロー成形装置によると、ブロー成形により生じるバ
リを次ショットの製品成形に供することができる。従っ
て、材料ロスの低減、歩留りの向上が図れる。また、射
出前にパリソン下部を封着しているため、パリソンを予
備膨張(プリブロー)させる場合にもパリソン射出中に
封着するために低速射出する必要がなく、パリソンを高
速で射出できる。従って、エンジニアリングプラスチッ
クなどドローダウンの激しい材料についてもプリブロー
して成形できる。
びブロー成形装置によると、ブロー成形により生じるバ
リを次ショットの製品成形に供することができる。従っ
て、材料ロスの低減、歩留りの向上が図れる。また、射
出前にパリソン下部を封着しているため、パリソンを予
備膨張(プリブロー)させる場合にもパリソン射出中に
封着するために低速射出する必要がなく、パリソンを高
速で射出できる。従って、エンジニアリングプラスチッ
クなどドローダウンの激しい材料についてもプリブロー
して成形できる。
【図1】実施例に係るブロー成形方法及びブロー成形装
置の側面図である。
置の側面図である。
【図2】ケースの斜視図である。
【図3】ピンチ装置の第1図の−矢視図である。
【図4】別の実施例のダイス要部の断面図である。
【図5】従来装置を示す側面図である。
3 ダイス(パリソン供給機) 4 パリソン 6 金型 8 プラテン 10 ピンチ装置 11 ケース 12 レール 15 ヒータ
フロントページの続き (72)発明者 古屋 博章 山口県宇部市大字小串字沖の山1980番地 宇部興産株式会社宇部樹脂加工機研究 所内 (56)参考文献 特開 昭60−45101(JP,A) 特開 昭57−116618(JP,A) 実開 昭60−84329(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 49/04,49/16,49/42 B29C 49/48 - 49/68 B29B 11/10,13/02 B29L 22:00
Claims (2)
- 【請求項1】 パリソン供給機のダイスから垂下された
筒状のパリソンを金型で挟み付け、パリソン内に気体を
吹き込んでパリソンを金型内面に押し付けて成形し、そ
の後製品部を前記ダイス下方の未成形パリソンから切断
すると共に型開きして製品を取り出すブロー成形法にお
いて、該パリソンが金型部まで垂下された後、金型とダ
イスとの間のパリソンを金型の近傍でピンチして封着
し、製品取り出し時にはこのピンチ部分よりも下方でパ
リソンを切断すると共に、前記ピンチして封着した部分
よりも上側のパリソンを加熱しておき、この封着部より
も上側のパリソンを次回のブロー成形時に金型で挟んで
製品の成形に供するようにしたことを特徴とするブロー
成形方法。 - 【請求項2】 ダイスからパリソンを下方に射出するパ
リソン供給機と、該ダイスの下方に配置されており、パ
リソンを挟持しうるように水平方向に進退自在とされた
金型とを有するブロー成形装置において、前記ダイスと
金型との間のうち金型の近傍に配置された、パリソンを
ピンチして封着するピンチ装置と、該ピンチ装置でピン
チされた部分よりも上側のパリソンを加熱するための加
熱装置と、該ピンチ装置と金型との間に配置されたパリ
ソン切断装置と、を備えたことを特徴とするブロー成形
装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3046840A JP2778273B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | ブロー成形方法及びブロー成形装置 |
US07/849,715 US5346666A (en) | 1991-03-12 | 1992-03-11 | Blow molding process and apparatus for producing hollow plastic articles |
EP92104268A EP0503619B1 (en) | 1991-03-12 | 1992-03-12 | Blow molding process and apparatus |
DE69220396T DE69220396T2 (de) | 1991-03-12 | 1992-03-12 | Verfahren und Vorrichtung zum Blasformen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3046840A JP2778273B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | ブロー成形方法及びブロー成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04282223A JPH04282223A (ja) | 1992-10-07 |
JP2778273B2 true JP2778273B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=12758540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3046840A Expired - Lifetime JP2778273B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | ブロー成形方法及びブロー成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2778273B2 (ja) |
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1991
- 1991-03-12 JP JP3046840A patent/JP2778273B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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