JP2725946B2 - ブロー成形法と装置 - Google Patents

ブロー成形法と装置

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JP2725946B2
JP2725946B2 JP13906792A JP13906792A JP2725946B2 JP 2725946 B2 JP2725946 B2 JP 2725946B2 JP 13906792 A JP13906792 A JP 13906792A JP 13906792 A JP13906792 A JP 13906792A JP 2725946 B2 JP2725946 B2 JP 2725946B2
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mold
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die
blow molding
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好昭 加納
博章 古屋
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Ube Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/02Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
    • B29C49/04Extrusion blow-moulding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C35/00Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
    • B29C35/02Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブロー成形の改良された
方法と装置に関し、具体的にはエンジニアリングプラス
チック製の中空成形品を製造する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブロー成形法はプラスチック中空品を成
形する良く知られた方法であり、先行技術によれば、下
方へ延長した環状メルト流路を規定したダイスを具備し
た射出機が、以下の手段:エア吹込み手段;キヤビテイ
を規定する二個の半金型を含みダイスより下位に配置さ
れた金型(モールド);成形品を1部に形成しているパ
リソンを金型上方の局部でピンチ(挟み)して、金型が
開いたときにパリソンを取出すための図1と図2に示す
如き成品取出し装置;及びパリソンをその自由端でピン
チし、それによって該自由端を自己溶着により封止する
ためのピンチ装置等を組合せて使用される。
【0003】この方法は射出機内で可塑性材料を可塑化
し、計量する工程;この可塑計量材料をダイスの環状流
路を通じて金型へ向けて中空形状に射出する工程;この
射出工程中に射出中空材料の内部にダイスから低圧のエ
アを吹込んで予備膨張した長尺中空形状のパリソンを成
形する工程を含む。その結果のパリソンは、金型に部分
的に受容されて金型のキヤビテイ内で成形品を形成する
べく提供されるものである。射出と予備膨張により得ら
れるパリソンの出来具合は、成形品の品質を左右するの
で、極めて重要である。
【0004】金型は半金型がパリソンを間に置いて型締
めされている間に冷却されると共に、前記プレブローに
引き続いてエアがパリソンに相対的に高圧で吹込まれ
る。金型が開く際にパリソンは成品取出し装置によりピ
ンチ、即ち挟持され、金型開放後に取出し装置により金
型から移動させられるが、その結果としてこのパリソン
はそのダイス側の上流端がダイスからその先端において
引き千切られることになる。
【0005】次回の射出は、当回パリソン(当回射出と
プレブローにより完成したパリソン)がダイスから分離
された後に開始され、次回パリソンの成形を開始する。
次回射出工程の初期段階において射出された次回パリソ
ンの先行部となるべき材料はその自由下端においてピン
チ装置によって自己溶着させられ、それより当該自由端
が完成すべき次回パリソンの内部に低圧のエアを吹込む
次回プレブロー工程のために閉じられる、即ち封着され
る。このピンチ操作は金型に当該自由端が垂下する前に
行われ、その直後に射出が低速から高速射出に切換えら
れて次回パリソンの後続部となるべき材料が引き続き射
出される。この射出後段階と同時に次回プレブロー工程
(予備膨張工程)も開始され、次回パリソンの成形工程
は完了する。
【0006】上記従来のブロー成形方法は図5の(a)
と(c)並びに図8に図示されている。これらの図にお
いて、(X+Y)は先行部と後続部から成る完成パリソ
ンに相当し、ΔTは低射出速度βで行う初期射出段階の
時間であり、αは高射出速度である。低速度βはピンチ
封着作用が充分出来る程度に低いレベルの速度である。
【0007】パリソンの先行部と後続部は垂下状態で一
体物として下流部(X)と上流部(Y)を構成してい
る。パリソン上流部(Y)はダイスの自由端から金型の
上方且つ近傍のピンチ位置まで外延した材料部分のこと
である。パリソン下流部(X)は、パリソンの少くとも
封止られた自由下端、即ち下流部(X)の下端局部(Δ
2 )がキヤビテイからその下端において排除され、且
つ下流部(X)の上端局部(X1 )がキヤビテイからそ
の上端において排除されて金型頂端から上方へ延長して
いる状態で、金型に部分的に受容される。
【0008】パリソン下流部(X)の上端局部(Δ
1 )と下端局部(ΔX2)1 及び上端局部(ΔX1 )と
連続したパリソン上流部(Y)は、取出し装置によって
金型から成品が取出された後に、バリとして全て廃棄さ
れる。なお、この廃棄物は再生して原材料として再利用
される場合もあるが、再生材料によるブロー成形品の品
質は当然劣る。
【0009】低速度βの初期射出段階はピンチ操作の終
了まで、
【数1】 の時間に亘って実行され、高速度αの後続射出段階とプ
レブロー工程は同時に開始され、
【数2】 の時間に亘って実行される。なお、プレブロー開始時点
は射出開始(低速度)時点よりΔt′+ΔTだけ遅れて
いる。
【0010】パリソン下流部(X)は
【数3】 の時間に亘って初期と後続の両射出段階において成形さ
れる。パリソン上流部(Y)は、
【数4】 の時間に亘る高速度αの後続射出段階において成形され
る。
【0011】但し、上述の時間に関し、次の関係があ
る。 T: X量に相当する高速射出のみの時間。 Δt: Y量に相当する高速射出のみの時間。 ΔT+Δt′: 低速射出時間。 ΔT+T: X量に相当する低速と高速による射出時
間。
【数5】
【0012】ところで、近年エンジニアリングプラスチ
ック材料が耐熱性があることからプラスチックブロー成
形品の有利な原料として使用されている。しかし、物理
的なメルト特性が通常のプラスチック材料のものに較
べ、熱パリソンを相対的に過剰に引き伸ばし、それだけ
肉厚を薄くする、即ち「ドローダウン」させる原因にな
っている。このドローダウン現象は所定長のパリソンを
完成、即ち垂下させるに要する時間が長くなれば、それ
だけ顕著に出現する。
【0013】この観点から、高速度の射出は、高品質成
品の製造に向け、短時間で金型に受容される良質パリソ
ンを提供するために望まれるが、上述した通り射出はピ
ンチ装置が新しいパリソンの開放自由端においてパリソ
ンの自己溶着を実行出来るようにするために高速度αよ
り非常に低い低速度βで実行せざるを得ない。
【0014】エンジニアリングプラスチックの特性を配
慮すれば、所望のパリソン成形には低速度βの初期射出
段階は当然好ましくなく、出来得ればパリソンを初期段
階から高い平均速度で作成し、それによって成品の品質
を向上させ、且つブロー成形ランのショットサイクル時
間を短縮してブロー成形の生産性を高めることが望まれ
る。
【0015】ところで、パリソン(X+Y)は、金型が
これを挟んで閉じたときに、その自由端が型開き時より
幾分持ち上げられる。従って、パリソン(X+Y)の上
流部(Y)は、金型がパリソンを挟んで閉じたときに以
下の条件の下に部分的に下流部(X)を受容することを
確実に保証するものでなければならない。即ち、金型を
閉じたときに、少くともパリソン自由端、或いは下流部
(X)の下端局部(ΔX2 )がキヤビテイからその下端
において除外され、且つ少くとも上端局部(ΔX1 )が
除外されてその上端が金型の頂端から突出し、そして下
流部(X)の成品となるべき主要局部がキヤビテイに適
切に受容されていなければならない〔図5(a),
(c)参照〕。
【0016】それ故、上流部(Y)の適切な長さは、断
面円形のパリソンの直径、或いは断面楕円形のパリソン
の径、特にその短径に依存する。即ち、円形パリソン径
が大きくなれば、上流部(Y)は所望ブロー成形のため
にはそれだけ長いものでなければならない。上流部
(Y)は、更にダイスと金型の間に、上述のように、パ
リソン残部の引き千切りと成品取出し機械の操作を可能
にするに充分なスペースを確保する余分の長さを要求さ
れる。
【0017】例えば、350mm径の円形パリソン或いは
350mmの短径を有する楕円パリソンでは、上流部
(Y)の長さは少くともパリソン径(350mm)に相当
する長さが好ましい。この場合、金型と上流部(Y)と
の間の図5の(b)に示す如きパリソン局部(ΔZ)の
長さは100〜150mmである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
先行例で使用されるような低速度の初期射出段階を実質
的に省略して、射出を全般的に高速度で行うことが出来
ると共にプレブローを射出開始から実行出来るように改
良されたブロー成形法と装置を実現することにある。
【0019】更に本発明の課題は、上記課題を1成形品
当りのバリとなる廃棄プラスチック材料の量を最少限に
減じながら達成することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】前述の先行技術例と同様
の装置、手段を用い、当回パリソンの完成のための射出
とプレブローの両工程を、前回ラン、即ち前回ショット
サイクルで成形した前回パリソンの上流部とダイスに残
留する可塑化材料が引き千切られずにそのまま一体の状
態の下で、比較的高い射出速度でしかも同時に開始する
ことに、本発明のブロー成形法の特徴がある。そして、
これを可能にするには、上記パリソン上流部が閉じた、
即ち封着された自由下端を有するように、前回ランの間
に上流部が下流部から分離され、且つその分離下端がピ
ンチによる自己溶着で封止されることが必要である。
【0021】本発明の1例によれば、金型を閉じた直後
に、当回パリソンの上流部をその下端において全幅に亘
って自己溶着せしめ、上流部に連続した下流部を当該上
流部から分離せしめて、上流部の下端を前回パリソンの
封着下端と同様に今回ランにおいて閉自由端に成形す
る。それと共にプレブロー工程に引き続いて金型からエ
ア針等を用いて当回パリソンの分離された下流部の内部
に高圧エアを吹込む。その間に金型は樹脂を固化するた
め冷却される。
【0022】本発明の第2例によれば、第1例のパリソ
ン上流部の自由端封着と下流部からの分離の後、型閉め
から次回射出の直前まで上流部を加熱する。この加熱工
程の間、プレブロー工程に引き続いて高圧のエアをパリ
ソン下流部の内部に金型からエア針等を用いて吹込み、
且つ金型をその間冷却する。
【0023】本発明の第3例によれば、第1例における
上流部の自由端封着と下流部からの分離を、型締め直後
ではなく成形品を金型から取出すときに開始する。
【0024】本発明のブロー成形装置は、従来の装置に
おいて、第1例、第2例及び第3例を実施するために金
型頂端の近傍で且つその上方で局部的に全幅に亘って自
己溶着させると共にパリソンを溶着個所において上下に
分離する手段を具備している。
【0025】更に、装置は第2例を実施するためには、
自己溶着と上下分離の直後から次回射出の始るまで自由
閉端を有する分離されたパリソン上流部を加熱する手段
を具備している。
【0026】この加熱手段は、自己溶着と上下分離のた
めの手段に組込まれたものが好ましい。
【0027】
【作用】上記本発明のブロー成形法によれば、射出は初
めから終りまで実質的に一定の高速度で実行出来る。従
って従前に比較してサイクル時間を大巾に短縮すること
が出来、それだけ生産性が向上する。
【0028】即ち、本発明の第1と第3例によれば、最
大限従前の低速度βの初期射出段階に要する時間だけサ
イクル時間を短縮することが可能となる。もっとも、パ
リソン上流部と下流部下端局部は従来例同様にバリとし
て廃棄対象物となり、この点では材料の節約は特にな
い。
【0029】上記第2例によれば、第1例や第3例より
もサイクル時間は短縮される。それは、当回パリソンの
上流部が次回ランに完成する下流部の1部を構成するよ
うに利用されるからである。しかも、そうであるが故
に、材料は従前や第1例或いは第3例に較べ上流部だけ
節約されることになる。
【0030】いづれにしても、本発明によれば、ダイス
からパリソンを初めから高速度で射出成形することが出
来るので、ショットサイクル時間を短縮するだけでな
く、ドローダウンの著しいエンジニアプラスチックの原
料を使用しても、プレブローによるパリソンの予備膨張
を何ら支障なく実行することが出来、従って成形品の品
質を保証する所望肉厚と形状のパリソンを型閉め前に提
供することが出来る。
【0031】
【実施例】以下に図1〜図8を参照して、従来例との比
較において本発明の三種の実施例を説明する。
【0032】図1、図2及び図3において、本発明装置
は、下方へ延長した環状メルト流路を有する通常のダイ
ス10を先端に具備した従前の射出機(図示省略);成
品取出し装置20;パリソン上流部を加熱するためのヒ
ータ40と組合されたピンチ切断装置30;ダイス10
の下方に配位し、冷却装置とエア針を具備した金型;及
び金型の型締め装置(図示省略)を含んで構成されてい
る。
【0033】成品取出し装置20は、ピストン式作動子
22及びパリソン1を把持するための1対の水平方向へ
延長した可動アーム23,24と組合されたトグル機構
21を有している。1対アーム23,24はダイス10
と金型50の間の位置において、ダイス10からその環
状流路を通じて金型へ向けて下方へ射出されるパリソン
1を把持する手段である。
【0034】ピンチ切断装置30は、水平に平行に延長
する1対の可動棒31,32、トグル機構33及びピス
トン式作動子34を有している。図4の(a)に示すよ
うに、1対棒31,32はパリソン1のための圧接面を
有し、棒31は突起刃31aを具備している。この突起
刃31aは水平に延長したもので、1対棒31,32の
間のパリソン1をその全幅に亘って圧接面の中間域或い
は下端域で切り離すように設計されている。
【0035】この切断手段としては、1対のヒータ31
b,32bを図4の(b)に示すように、1対の棒3
1,32に夫々設けたものであってもよい。この1対ヒ
ータは断熱材31c,32cを介して圧接面に配設さ
れ、パリソン全幅に亘って局部的に溶融させ、それによ
ってパリソンを切断するようになっている。
【0036】1対の棒31,32はトグル機構30を介
して作動子34によってパリソン1をピンチし、それに
よって1対棒で圧接されているパリソン局部を自己溶着
させる。次いで、突起刃31a或いは1対ヒータ31
b,32bが当該自己溶着個所でパリソンを上下二つの
部分に分離する。これらの自己溶着と上下切断は金型5
0が閉じた直後、或いは型開き直前に実行される。
【0037】ピンチ切断装置30と組合されたヒータ4
0は、パリソン1を包囲するように設計され、型締め直
後から次回射出の開始まで金型の上に配位するパリソン
の分離された上流部を加熱するように機能させる。
【0038】成品取出し装置20は、トグル機構21、
作動子22及び1対のアーム23,24を含むユニット
を水平方向の前後に駆動するキヤリア25を有してい
る。このキヤリアの移動により型開き後に成形品を形成
しているパリソンの分離された下流部を1対アーム2
3,24で把持しながら金型から取出すよう機能する。
【0039】成品取出し装置20による把持作用はピン
チ切断装置30による自己溶着と上下分離作用の直前に
実行され、キヤリア25による成品取出し作用はパリソ
ン下流部を把持した状態において型開き直後に実行され
る。
【0040】本発明のブロー成形法は、図1、図2、図
3及び図4の(a)或いは図4の(b)を参照して説明
した全ての手段を具備した装置或いはヒータ40を省略
したこれらの手段を具備した装置を使用して実施するこ
とが出来る。
【0041】本発明方法の三種の実施例をケースA、ケ
ースB、ケースCと称し、これらを図5(a)と(c)
及び図8に示す従来例との比較において、図5の(a)
と(b)、図6の(a)と(b)及び図7を参照して以
下に説明する。
【0042】第7図と第8図の中の射出速度と時間の関
係を表現した動的射出モードを示すダイヤグラムにおい
て、面積領域(X+Y)は、ケースA或いは従来例にお
ける単一ランで成形された完全パリソンを形成している
プラスチック材料或いはその量に相当する。これに対
し、面積領域(Y+X+Y)はケースB或いはケースC
における単一ランで成形した完全パリソン或いはその量
に相当する。面積領域(Y)はケースA,B,C或いは
従来例の単一ランで成形されたパリソン上流部に相当
し、面積領域(X)はケースA,B,C或いは従来例の
成形品を形成すべく金型に部分的に受容されたパリソン
部分に相当する。
【0043】ケースA,B或いはCにおいては、射出機
による毎回ランの射出は、前回ランで完成したパリソン
(X+Y)の分離された閉自由下端を有する上流部
(Y)がその上端においてダイス10中のプラスチック
メルトと一体に連続して下方に垂下した状態において、
型開き後に高速度で当回ランのパリソンを完成すべく開
始される。ケースAでは、この射出は後述のパリソン上
流部(Y)の加熱工程が終了するや開始される。
【0044】型締め装置によるモールド操作はケース
A,B或いはCにおいて、パリソンの下流部が1対半金
型の間に配位した状態で型閉めと半金型の型締を実行す
る。ケースB,Cでは(X+Y)と表示され、ケースA
では(X)と表示されるパリソン下流部は金型による成
形時点では、ケースA,Bにおいてパリソン上流部
(Y)から分離されており、またケースCにおいては、
パリソン上流部と一体になっている。斯ゝるパリソン下
流部は、ケースAでは少くともその閉自由下端がモール
ドキヤビテイからその下端において除外された状態の下
に、またケースB,Cでは前回ランに完成した前回パリ
ソンの少くとも対応する自由下端の封着された上流部
(Y)がモールドキヤビテイからその下端において除外
されている状態の下に金型に部分的に受容される。
【0045】射出機における可塑化と計量はケースA,
B,Cにおいては、型締と型冷却の間に当回射出に引き
続いて次回ランのために実行される。
【0046】装置30によるピンチと切断の操作は、パ
リソン1を部分的に自己溶着させてから各々閉自由下端
を有する上流部(Y)と下流部に二分するように実行さ
れる。この操作はケースCにおいては型開き直前に開始
されるが、ケースA,Bでは型閉め直後に開始される。
【0047】ヒータ40によるパリソン加熱操作はケー
スAのみで実行され、閉自由下端を有する分離上流部
(Y)を加熱する。
【0048】ダイス10に組込まれたパリソンの予備膨
張手段であるプレブロー装置によるエア吹込みはケース
A,B,Cにおいて低圧で高速射出と同時に開始され
る。
【0049】金型に組込まれたエア針を有するブロー装
置により、ケースA,B,Cにおいて、プレブローの終
了に引き続いてエアが金型に部分的に受容されているパ
リソンの下流部の内部に高圧で吹込まれ、それによって
冷却中の金型のキヤビテイ内で成品がキヤビテイ外形通
りに成形される。
【0050】成品取出し装置20による成形品の取出し
は、ケースA,B,Cにおいて、パリソン下流部を金型
頂端から外出したその上端において型開き直前に把持
し、この下流部を金型から型開き直後に取出すように行
われる。
【0051】前回パリソンの上流部(Y)は、ケースA
では当回ランで成形されるべき成品の下部を形成するも
のであるが、ケースB,Cではこの前回上流部(Y)は
当回ランで成形されるべき成品からは除外されており、
従って前回上流部(Y)を含む当回下流部(X+Y)が
金型から取出された後でバリとして廃棄される。
【0052】ブロー成形ランのサイクル時間は、ケース
AではケースB,Cの場合よりΔtだけ短縮されている
が、これは従来例ではケースB,Cの場合よりΔTだけ
長くなり、ケースAに較べればΔt+ΔTだけ長くな
る。但し、
【数6】 の関係がある。
【0053】第7図の本発明ケースA,B,Cと第8図
の従来例では、いづれも図示の便宜上、成品取出し開始
時点と射出開始時点が第7図と第8図の中の工程図(チ
アート)に示すように同時点に設定されている。しか
し、現実には成品取出し開始時点から同程度の僅かな遅
れ時間を置いて射出が開始される。この遅れ時間は、ケ
ースA,B,Cの場合、水平移動中の成品に垂下中のパ
リソン先端が接触する危険を回避するタイミングを確保
するための時差である。従来例では、成品の水平移動が
或る程度進行して、それによりパリソン上流部(Y)の
ダイスからの引き千切りが完了するに要する引き千切り
時間が実質的に上記遅れ時間に相当する。
【0054】いづれにしても、この遅れ時間が現実にあ
るとしても、同程度の時間であるので、上述した四種の
ケース間の相対的サイクル時間差は、実質的に変らな
い。ケースB,Cの毎回のブロー成形ランで廃棄される
プラスチック材料(パリソン残)(W1 )は:当回パリソ
ンの下流部(X+Y)の先行部分(Y)〔この先行部分
(Y)は前回パリソンの上流部(Y)として前回ランに
成形されたパリソン部分〕;下流部(X+Y)の上端部
(ΔX1 );及び上記旧い先行部分(Y)に引き続く新
しい部分(X+Y)の下端部(ΔX2 )から成る。上記
上端部(ΔX 1 )と下端部(ΔX2 )はいづれもモール
ドキヤビテイから除外された位置にある。新しい部分
(X+Y)は当回ランで成形されたものである。即ちW
1 =Y+ΔX1 +ΔX2 である。なお、旧い先行部分
(Y)は前回ランで大気により空冷されて、成形用パリ
ソンとしては劣化しているが故に好ましくなく、従って
利用されない。
【0055】ケースAにおける廃棄すべき対応する材料
(W2 )はモールドキヤビテイからいづれも除外されて
いる下流部(X)の上端部(ΔX1 )と下端部(Δ
2 )から成る。即ちW2 =ΔX1 +ΔX2 である。前
回ランで成形された上流部(Y)は廃棄されず、逆に充
分加熱することにより当回ランで完成した下流部(X)
の先行有効部分(Y)を形成する。従ってこの部分は旧
いパリソン部分ではあるが劣化しておらず、その下端部
(ΔX2 )をキヤビテイから除外して残余の部分がキヤ
ビテイに受容され、成形品の1部分を形成することにな
る。
【0056】従来例の対応する廃棄すべき材料(W3
は旧い劣化した上流部(Y)及びモールドキヤビテイか
ら夫々除外された当回ランで成形された下流部(X)の
上端部(ΔX1 )と下端部(ΔX2 )から成る。即ち、
3 =Y+ΔX1 +ΔX2 である。
【0057】ケースB,Cの下端部(ΔX2 )の量はケ
ースAや従来例の下端部(ΔX2 )よりは多少減じ得
る。それは、ケースBの下端部(ΔX2 )がキヤビテイ
から除外されるべき旧い劣化先行部分(Y)とキヤビテ
イ側において接続して一連体になっており、これに対し
ケースAや従来例の下端部(ΔX2 )それ自体が自由閉
下端を有しているという、斯ゝる相違があるためであ
る。
【0058】結果として、本発明のケースAが、プラス
チック材料の節約とサイクル時間の短縮の両観点から、
四種のケースの中で最も経済的であり、且つ生産性が最
も高いものといえる。
【0059】しかし、本発明のケースB,Cは四種のケ
ースの中で最も品質の良い成形品を提供することが出来
る。それは当回ランにおいて高速度のみの射出で成形さ
れた新鮮な熱パリソン部分(X−ΔX1 −Y)のみがモ
ールドキヤビテイに供給されるためである。
【0060】従来例はセカンド(二次)ベストな品質の
成形品を提供することが出来る。それは初期低速射出時
のドローダウンによる品質低下を無視すれば、当回ラン
において低い射出速度と高い射出速度で以って成形され
た新鮮な熱パリソン部分(X−ΔX1 −ΔX2 )のみが
モールドキヤビテイに供給されるためである。
【0061】本発明のケースAは上記ドローダウンの問
題を無視すれば、従来例のものより僅かに品質が落ちる
成形品を提供する。それは、前回ランにおいて成形され
て、その後加熱された上流部(Y)が当回ランで成形さ
れた新鮮な後続部分(X−ΔX1 −Y)と共にモールド
キヤビテイへ供給されるからである。即ち、ケースAの
成形品は、旧い材料が当回ランで完成するパリソンの中
でホットに維持されているとはいえ、当該旧い材料と新
鮮な材料を含むことになるためである。ケースAの成形
品の品質向上は、旧い上流部(Y)を後続の新鮮な部分
(X−ΔX1 −Y)の温度状態に対応した所望のレベル
に維持すべく如何に加熱するかに専ら依存している。
【0062】明らかに、当回ランで高射出速度で成形さ
れ且つ当回ランの成形品全体を形成する新鮮な熱(ホッ
ト)パリソン部分は、エンジニアリングプラスチック材
料に生じる不都合なドローダウン現象並びにパリソンに
求められる温度条件の両者に照らしてみれば、高品質成
形品を得るのに最良のものといえる。
【0063】この観点から、ケースB,C或いは従来例
の成形品は、ケースAのものより優れた品質を有してい
るといえる。しかし、従来例の成形品はケースB,Cの
ものより幾分品質が落ちる。それは、従来例の成形品が
当回ランで成形されたとはいえ、ドローダウン現象が加
速される低射出速度で以って成形されたパリソン部分、
即ち、ドローダウンが顕著に生じているパリソン部分を
成品構成材料として含んでいるためである。
【0064】本発明のケースB,Cでは図2に示すヒー
タ40を用いた加熱工程を伴わずに実施される。ケース
Bのピンチ切断装置30を用いた自己溶着と上下分断工
程は、金型50により主ブロー成形が開始されるときに
実施されるが、ケースCの当該工程は成形品を金型50
から取出すときに実施される。
【0065】従って、図1の成品取出し装置20は、ケ
ースCの実施のためには、ヒータ40を具備したピンチ
切断装置30を省略し、代りに当該取出し装置の1対ア
ーム23,24にピンチ切断手段を配設した構成に設計
変更してもよい。
【0066】ケースCの上記設計変更のためには、第4
図(b)に示す如くピンチ手段に具備せしめたヒータ3
1b、31cを用いてパリソンを分断する、斯ゝる切断
手段が好ましい。それはケースCのパリソン上流部
(Y)が型締成形中に大気に露出していることによりピ
ンチ切断時には半固化状態になるからである。更に、ケ
ースCのためには、図3の1対のアーム23,24を図
2に示すようにピンチ手段を形成するように設計変更す
るのが好ましい。
【0067】ケースAのパリソン上流部(Y)の加熱
は、実施例では外部から行われているが、本発明はこれ
に限定されるものではない。ダイス10の中心から下方
へ外延したパリソン内部から加熱するヒータを単独に、
及び/或いは例示の外部加熱ヒータ40と併用してもよ
い。
【0068】
【発明の効果】本発明方法と装置によれば、射出開始時
点からパリソンの高速射出と予備膨張が同時に許容され
るので、低速射出ではドローダウン現象が顕著に出現す
るエンジニアリングプラスチックのパリソンのブロー成
形において、従前例に較べ成形サイクル時間の短縮によ
る生産性の向上、成形品の品質向上、材料ロスの低減と
歩留りの向上が図れる。
【0069】また、本発明の1態様〔ケースA〕によれ
ば、本来バリとして廃棄されるべきパリソン部分〔上流
部(Y)〕を有効に成形品の構成材料として次回ランで
利用出来るので、この場合は大巾に材料の歩留りが向上
する。
【0070】なお、従来バリとして廃棄されるパリソン
部分は材料によっては再生して原料として再利用される
ものであるが、これに較べ上記ケースAでは少くとも再
生費用相当分のコストダウンが計られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるブロー成形装置の成品取出し装
置、ヒータを具備したピンチ切断装置及び射出成形機の
ダイスを示す正面図である。
【図2】図1のヒータを具備したピンチ切断装置を示す
底面図である。
【図3】図1の成品取出し装置を示す底面図である。
【図4】(a)と(b)は図2のピンチ切断装置の事例
を夫々示す説明図である。
【図5】ブロー成形法の本発明例と従来例を示す説明図
であり、(a)と(b)は併せて本発明のケースAを示
し、(a)と(c)は併せて従来例を示している。
【図6】本発明のブロー成形法の他の例を示す説明図で
あり、(a)と(b)は併せて本発明のケースB並びに
ケースCを示している。
【図7】本発明のケースA,B,Cの工程を、夫々の動
的射出モードを示すダイヤグラムと組合せて示す工程タ
イムチアートである。
【図8】従来例の工程を、その動的射出モードを示すダ
イヤグラムと組合せて示す図7に対応した工程タイムチ
アートである。
【符号の説明】
1…パリソン 10…ダイス 20…成品取出し装置 30…ピンチ切断装置 40…ヒータ 50…金型 α…高射出速度 β…低射出速度 X,Y…パリソン部分 21,33…トグル機構 22,34…ピストン式作動子 23,24…1対アーム 25…キヤリア 31,32…1対棒 31a…突出刃 31b,32b…1対ヒータ 31c,32c…断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−282223(JP,A) 特開 平3−10827(JP,A) 実開 昭63−170121(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方へ延長する環状メルト流路を規定し
    たダイスを有する射出機を、該ダイスの下方に配位した
    キヤビテイを規定する1対の半金型を含み且つ冷却手段
    を有する金型及びエアブロー手段と組合せて使用する中
    空プラスチック成形品を製造するブロー成形方法であっ
    て:射出機内でプラスチック材料を可塑化、計量する工
    程;その可塑計量材料を金型へ向けてダイス環状流路を
    通じて中空形状に、型開きの間に射出する工程;該射出
    工程の間に射出中空材料の内部にダイスから低圧のエア
    を吹込み、それによって当該射出材料が後にキヤビテイ
    内に部分的に受容されて成品に形成されるべき長尺中空
    形の予備膨張された良好なパリソンに成形されるための
    プリブロー工程を含む、斯ゝるブロー成形法において、 当回パリソンを完成するための射出とプレブローの両工
    程を、前回の成形ランで成形された前回パリソンにおけ
    る閉自由下端を有する前回上流部がダイス中に残留する
    材料と一体の垂下した状態の下で、比較的高い射出速度
    でしかも同時に開始することを特徴とするブロー成形
    法。
  2. 【請求項2】 可塑計量材料が射出機から下方へ延長し
    た環状メルト流路を通じて大気中に射出される、斯ゝる
    流路を有するダイスを具備した当該射出機;射出材料の
    内部にエアを吹込み、それにより射出材料を後に成品に
    形成すべき予備膨張された良好な中空パリソンに成形す
    るためのダイスに組込まれたプレブロー手段;冷却手段
    を有し、キヤビテイを規定する1対の半金型を含むダイ
    スの下方に配置された金型;パリソンを部分的に受容し
    た状態で金型を閉じる型締め手段;及び金型からその頂
    端において除外されているパリソン部分を把持し、金型
    が開いたときに当該パリソン部分と一連体の成形品を金
    型から取出す手段を含んで構成された中空プラスチック
    成品を製造するブロー成形装置において、 パリソンを金型の上のその頂端近傍の領域で全幅に亘っ
    て自己溶着させ、且つパリソン下部の少くとも自由下端
    がキヤビテイからその下端において除外されながら当該
    パリソン下部が金型に部分的に受容された状態で当該パ
    リソン上部と下部を分離してその結果のパリソン上部が
    閉自由下端を有するようにパリソンを上下に分断する手
    段;及びパリソンの自己溶着と切断が完了してから次回
    射出の直前まで分断パリソン上部を加熱する手段を更に
    含んで構成されることを特徴とするブロー成形装置。
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