JP2014065196A - 中空成形機 - Google Patents

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Abstract


【課題】横断面扁平形状の中空成形品を成形する場合、中空成形品の口部が若干扁平形状になる恐れがあり、口部矯正を行うことが望まれていた。
【解決手段】吹込ノズル8a,9aが離脱して成形品ホルダ16にて保持させた中空成形品の口部に挿入して口部を冷却する冷却ノズル20,21を設け、冷却ノズル離脱後の中空成形品のバリを除去するバリ分離装置30を設け、バリ除去後の中空成形品をバリ分離装置30外方へ移送させる取出し装置40を設け、取出し移送した中空成形品の口部を口部矯正チャック52にて挟み平面円形になるよう矯正する口部矯正装置50を設けて構成した。これにより、成形後の中空成形品が樹脂収縮する前に予め口部の長手方向をつぶすことで、後で樹脂収縮により長手方向に伸びる量を補正して、所望の平面円形の口部を確実に形成することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、成形した中空成形品の扁形口部を円形口部に矯正する装置を備えた中空成形機に関する。
中空成形機は、加熱溶融した熱可塑性樹脂をダイヘッドから押し出して垂下したパリソンを成形金型の一対の割型にて挟みこみ、吹込ノズルから圧縮エアを吹込んで、閉じた一対の割型内で膨張させて中空成形品を成形する。
かかる中空成形機において、成形した中空成形品は、たとえば特許文献1に開示されているように成形金型および当該成形金型に設けた成形後の中空成形品を把持する支持部の開放とともに、一対の把持部を備えている製品ホルダで保持されて、回動しているベルトコンベア上またはシュータ上に移送される。
特開2002−254503号
近時、成形サイクル時間の短時間化が進み、その対応が望まれている。さらに、たとえば幅方向(長手方向)に長く奥行方向(短手方向)に短い横断面扁平形状の中空成形品を成形する場合は、パリソン自体もある程度、横断面扁平形状に形成する必要があったり、中空成形品の口元の肩部分にバリ(余剰樹脂)が生じる場合があって金型の対応する肩部の冷却効率が下がり、成形金型取り出し後のパーティングライン方向の温度が高くなる現象があった。そのため、中空成形品口元の幅方向の温度が奥行方向の温度に比較して高く、樹脂収縮する際に温度の高い方に変形しやすい傾向があり、中空成形品の口部は、温度の高い方の幅方向に伸びて若干扁平形状になる恐れがあった。この対策として、成形サイクルを長くして変形を抑えたり、冷却効果を高める方法が採られていた。
本発明は、上記の課題を解消し、成形サイクル時間の短時間化に対応して、従来成形品の口部内径の冷却を吹込ノズルだけ行っていた工程に加え、別途冷却ノズルを設けて口部冷却化を促進し、かつ中空成形品が収縮する前にその口部をつぶすことで、後で樹脂収縮により幅方向(長手方向)に伸びる量を補正する中空成形機を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、押出機から押し出したパリソンを成形金型にて挟持し、該パリソン内に吹込ノズルから圧縮エアを吹き込んで中空成形品を形成する中空成形機において、前記吹込ノズルが離脱して成形品ホルダにて保持させた前記中空成形品の口部に挿入して該口部を冷却する冷却ノズルを前記吹込ノズルの数に対応させて設け、該冷却ノズルを離脱させた前記中空成形品それぞれのバリを除去するバリ分離装置を設け、バリを除去した前記中空成形品を前記バリ分離装置の外方へ移送させる取出し装置を設け、該取出し装置にて移送した中空成形品の口部を口部矯正チャックにて挟み平面円形になるよう矯正する口部矯正装置を設けたことを特徴とする中空成形機である。
また、第2の課題解決手段は、バリを除去した1個以上の中空成形品を中空成形機の外方へ移送させる取出し装置と、該取出し装置にて移送した前記中空成形品の口部を口部矯正チャックにて挟み平面円形になるよう矯正する口部矯正装置とを具備したことを特徴とする中空成形機用口部矯正機構である。
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、冷却ノズルを前記吹込ノズルの数に対応させて設けたので、成形後の中空成形品の口部を迅速に冷却することができ、さらに口部矯正装置の口部矯正チャックにより中空成形品が収縮する前にその口部を予め長手方向をつぶすことで、後で樹脂収縮により長手方向に伸びる量を補正して、所望の平面円形の口部を確実に形成することができる。
第2の課題解決手段の作用は、口部矯正装置の口部矯正チャックにより中空成形品が収縮する前に予め口部の長手方向をつぶすことで、後で樹脂収縮により長手方向に伸びる量を補正して、所望の平面円形の口部を確実に形成することができる。さらに、この解決手段に係る口部矯正機構は、工場等に既存設置の中空成形機に後付けで取り付けることができるので、当該機構自体の汎用性を持たせることができる。
上述したような本発明に係る中空成形機によれば、成形サイクルの短時間化に対応でき、かつ上から見て円形形状の口部を持つ中空成形品を容易に成形することができる。しかも、同様な口部矯正効果を奏する本発明の口部矯正機構によれば、既存設置の中空成形機に後付けで取り付けることができるので、より一層の汎用性を持たせることができる。
図1は本発明の一実施形態に使用する中空成形機の正面図である。 図2は図1に示した中空成形機の平面図である。 図3は図1に示した中空成形機の一部を省略した側面図である。 図4は図1に示した実施形態の要部を示す拡大正面図である。 図5は図4に示した成形品ホルダの拡大平面図である。 図6は図5に示した成形品ホルダの側面図である。 図7はバリ分離装置の拡大正面図である。 図8は図7に示したバリ分離装置の側面図である。 図9は図4に示した取出し装置の拡大正面図である。 図10は図9に示した取出し装置の一部切欠きした平面図である。 図11は図4に示した口部矯正装置の拡大正面図である。 図12は図11に示した口部矯正装置の側面図である。 図13は図11に示した口部矯正装置の平面図である。 図14は成形品口部を矯正する状態の口部矯正装置の一部切欠きした背面図である。
本発明の一実施形態に使用する中空成形機は、いわゆるダブルステーション型のものであり、図中、同一動作を行う同一部材および同一装置についての説明を適宜省略する。図1ないし図3に示す成形作動部として、樹脂組成物を溶融して押し出すための主押出機1,第1副押出機2,第2副押出機3および第3副押出機4と、ダイヘッド5と、図示を省略したパリソン切断装置と、左右2個の成形金型6,7と、圧縮エアの左右吹込装置8,9と、成形金型6,7の開閉および型締を行う型締装置10,11と、成形金型6,7をそれらの併設方向へ横移動させる成形金型・型締装置の移動装置12,13と、などを具備している。図1ないし図3において、符号15は成形機の前面に設けた透明板を具備した安全カバーを示す。
主・副押出機1,2,3,4はそれぞれ、樹脂組成物の投入用ホッパ1a,2a,3a,4aと、これら押出機内部に樹脂組成物の移送・混練・溶融・吐出を行うための図示を省略したスクリュを設けている。
ダイヘッド5は、4頭用のものであり、押出機1ないし4の先端に接続してこれら押出機から供給された溶融樹脂組成物を用いて4本並べた筒状パリソンを形成するようになっている。
図示を省略したパリソン切断装置は、ダイヘッド5下端から垂下する筒状パリソンそれぞれの上部を切断するものであり、電熱カッタを有するカッタホルダを設けている。
左右の成形金型6,7はそれぞれ、成形品の外形形状に合わせたキャビティを持つ一対の割型を具備し、電動機を備えた成形金型・型締装置の移動装置12、13によって、ダイヘッド5の直下および左右の吹込装置8,9それぞれの4本並設吹込ノズル8a,9aの直下の位置間にて、横方向に延びる一対のレール14上を水平方向に交互に往復動するようになっている。
左右の型締装置10,11は、成形金型6,7を型閉・型締および型開するものであり、レール14上を移動する左右の架台10a,11aと、左右の前方プラテン10b,11bおよび後方プラテン10c(左側の後方プラテンは図示略)と、これらプラテンをパーティングラインに対し相互に近接離反させて成形金型6,7を型締させる機構とを設けている。前方プラテン10b,11bは成形金型6,7の一対の割型の前方割型を取り付け、右側後方プラテン10cおよび左側後方プラテン(図示略)が成形金型6,7の他方の割型を取り付けている。
左右の吹込装置8,9は、成形金型6,7それぞれの一対の割型間に位置する4本のパリソン内に吹込ノズル8a,9aを上方から挿入して圧縮エアを吹き込むものであり、これら吹込ノズル8a,9aを上昇・下降させる吹込ノズル駆動装置8b,9bを設けている。
左右の吹込ノズル8a,9aの外側に、左右の冷却ノズル20,21を配設している。上述のように冷却ノズル20,21およびそれらの付帯装置であるエアシリンダ22,23ならびに続いて作用するユニット群は同一構造であるので、以下では主に右側の冷却ノズル20および続いて作用するユニット群について詳述する。
冷却ノズル20は、図4に示すように、4本の吹込ノズル8aに対応させた数の本数を吹込ノズル8aの打込昇降部8cに設けており、水冷却構造で成形後の中空成形品Pの口部を迅速に冷却するものである。圧縮エアが排気され成形金型6が型開きして吹込ノズル8aに吊り下がった各中空成形品Pの胴部を成形品ホルダ16により保持し、そして吹込ノズル8aが上昇し分離して成形金型・型締装置の移動に伴い冷却ノズル20の直下に移動した中空成形品Pの口部に冷却ノズル20が下降して挿入し、水冷却された冷却ノズル20にて製品口部内面を冷却するようになっている。4本の冷却ノズル20は、エアシリンダ22により上下動するようになっている。冷却ノズル20は、吹込ノズル8aと同一または同様な素材・構造からなるものであってもよいし、別素材のものであってもよい。
成形品ホルダ16は、吹込成形終了後、型開きした成形金型6,7から離型した右側・左側の中空成形品Pを挟持するものであり、図5および図6に示すように、型締装置10,11の前方プラテンおよび後方プラテンの外向き側部に水平方向かつ外向きに延びた板状体に取り付けた上下一組のホルダ体16a,16b,16c,16dを具備している。成形品ホルダ16は、成形金型・型締装置の往復動に従って吹込ノズル8a,9aの直下および冷却ノズル20,21の直下に位置するようになっている。
冷却ノズル20による冷却後に冷却ノズル20が離脱した有底中空成形品Pの口部バリ,肩部バリおよび底部バリを成形品ホルダ16により挟持された状態にて切り取るため、図7および図8に示すように、バリ分離装置30を設けている。バリ分離装置30は、それぞれの中空成形品Pの口部バリおよび肩部バリを押し切る上部パンチング部材31と、底部バリを押し切る下部パンチング部材32と、これらパンチング部材を取り付けた背板33と、背板33とともにパンチング部材31,32を押し切る方向に高速押出しするエアシリンダ34とを具備している。パンチング部材31,32はそれぞれ、口部バリ,肩部バリおよび底部バリを押し切れるよう、中空成形品の口部,肩部および底部の各外形形状に沿った形状を持つ刃部分31a,32aを具備している。
図9および図10に示した取出し装置40は、バリ分離後の成形品Pをバリ分離装置30からさらに外方へ搬出するものであり、上下一組のホルダ体16a〜16d間の空間に進行する一対の棒状アーム41,42と、これらを支持するアーム支持体43と、水平方向駆動系の第1サーボモータ44およびアーム支持体43に連結した第1ねじ棒(図示略)と、鉛直方向駆動系の第2サーボモータ46およびアーム支持体43に連結した第2ねじ棒(図示略)とを具備している。棒状アーム41,42は、中空成形品を確実に挟持できるよう弾性体パットまたは製外形形状に合わせた形状を持つゴムブロックなどの弾性支持体41a,42aを具備している。
安全カバー15のフレームに設けた第1サーボモータ44および第1ねじ棒は、棒状アーム41,42およびアーム支持体43を、図9および図10にて実線と二点鎖線にて示すように、外方から内方へおよび内方から外方へと進退動させるようになっている。安全カバー15のフレームに設けた第2サーボモータ46および第2ねじ棒は、棒状アーム41,42およびアーム支持体43を成形すべき中空成形品の高さ寸法に合わせて上下方向に昇降動させるようになっている。また、第2サーボモータ46および第2ねじ棒は、口部矯正後の中空成形品を、図示を省略したベルトコンベア等を用いて成形機外部へ搬送するため、図9中、下側に二点鎖線に示すように当該ベルトコンベア等に下ろすように下降駆動させるようになっている。
棒状アーム41,42は、エアチャックの開閉機構48により、図10中、実線部分から二点鎖線へと示すように、中空成形品Pに対し外側から内側に移動して中空成形品Pを挟持するようになっている。
図11ないし図13に示した口部矯正装置50は、中空成形品が収縮する前に中空成形品の口部を予め中空成形品の幅方向に口部中心に向け潰すことで、後で収縮により幅方向に伸びる量を補正するものである。口部矯正装置50は、小型のエアシリンダ51によりそれぞれ駆動される成形品の数に対応した一対の口部矯正チャック52と、これらエアシリンダ51および口部矯正チャック52を支持する平面T字形状のチャック支持体53と、チャック支持体53を非作動時に起立した状態から作動時に水平状態に倒動させる回転シリンダ54とを具備している。一対の口部矯正チャック52は、成形すべき中空成形品の数に対応して設けている。小型エアシリンダ51を口部クランプ位置に旋回させる回転シリンダ54は、安全カバー15のフレームに設けている。
一対の口部矯正チャック52は、口部矯正を阻害しないよう、プラスチック材またはゴム弾性体などの素材からなり、成形品の口部を口部中心に向け潰すことができるような厚さ,幅および強度を持つ。図示例では、成形すべき中空成形品の口部の外径形状に沿わせた湾曲形状の口部矯正チャックを示しているが、この形状に限られるものではなく、たとえば一対の直方体からなるものであってもよい。
本発明の中空成形機は、図示例のダブルステーション型のものに限られるものではなく、一つの成形金型と一つの型締装置からなるいわゆるシングルステーション型の中空成形機およびその他の形式の中空成形機に適用できるものである。
本発明の他の実施形態は、上述の取出し装置40および口部矯正装置50を一ユニットとした口部矯正機構である。この口部矯正機構は、工場等の既存設置の中空成形機に後付けにて取り付けることができる。後付けの場合、1ユニットたる口部矯正機構は、既存設置の中空成形機に適当な取付け用アタッチメントを設け、当該アタッチメントに取り付けるようにしてもよいし、または、既存の中空成形機に、口部矯正機構の取付け具をたとえば安全カバーなどに予め設け、当該取付け具に取り付けるようにしてもよい。
次に、上記一実施形態の中空成形機による有底中空成形品の成形およびその後の取出し工程を述べる。まず、押出機1〜4のそれぞれから押し出された溶融樹脂はダイヘッド5に導入され、ダイヘッド5からパリソンが押し出される。押し出された4本のパリソンは、開放状態となっている成形金型6または7のキャビティ内に挿入され、これらパリソンの挿入と同時に成形金型6または7が閉鎖されてキャビティ内に挟持される。
その後、パリソンは、図示を省略したパリソン切断装置により切断され、成形金型6または7内に挟持された状態にて成形金型・型締装置の移動装置12または13により吹込装置8または9の吹込ノズル8aまたは9aの直下に移動する。移動した4本のパリソンの口部相当箇所に4本の吹込ノズル8aまたは9aが打ち込まれ、これらノズルから圧縮エアが吹き込まれてブロー成形が行われ、有底の中空成形品Pが成形される。
中空成形品Pが成形されると、成形金型6または7ならびに当該成形金型に対応する成形品ホルダ16が開放されて、中空成形品Pは吹込ノズル8aまたは9aに付着して吊り下げられた状態となる。
ついで、空の状態の成形金型6または7ならびに当該成形金型に対応する成形品ホルダ16は、成形金型・型締装置の移動装置12または13によりダイヘッド5の直下および吹込装置8または9の吹込ノズル8aまたは9aの直下に移動して、次に押し出されるパリソンを成形金型6または7内に挿入するとともに、成形品ホルダ16は先に成形されて吹込ノズル8aまたは9aに付着している中空成形品Pそれぞれを、図5および図6に示すように、ホルダ体16a〜16dにて把持する。この状態で、吹込ノズル8aまたは9aが吹込ノズル駆動装置8bまたは9bの駆動により上昇し、中空成形品Pから離れる。
続いて再び、次に押し出されたパリソンが成形金型6または7に挟持された状態にて、成形金型・型締装置の移動装置12または13により吹込装置8または9の吹込ノズル8aまたは9a直下に、一方、先に成形した中空成形品Pが成形品ホルダ16にて把持された状態で4本の冷却ノズル20または21それぞれの直下に移動する。そして、上述と同様に吹込ノズル8aまたは9aがパリソンに打ち込んで、これらノズルから圧縮エアが吹き込まれてブロー成形が行われ、中空成形品Pが成形される。
併行して冷却ノズル20または21が、対応する作動エアシリンダ22により下降して、先に成形した中空成形品Pのそれぞれの口部から挿入して口部を冷却する。冷却後、冷却ノズル20または21は、対応するエアシリンダ22の作動により上昇する。
この状態にて、バリ分離装置30の上部パンチング部材31および下部パンチング部材32がエアシリンダ34の駆動により、図8に示すように、背板33とともに中空成形品Pのバリに向かって高速で押し出されてこれらバリを切取り分離する。
続いて、取出し装置40のアーム41,42が、図9に示すように、第1サーボモータ44および第1ねじ棒により前進駆動して成形品ホルダ16のホルダ体16a〜16d間に挿入し、エアチャックの開閉機構48の駆動により中空成形品Pの胴部を把持する。そして成形金型6または7ならびに当該成形金型に対応する成形品ホルダ16が開いた後、第1サーボモータ44および第1ねじ棒による後進駆動により、口部矯正装置50に向け後退する。
成形金型6または7ならびに当該成形金型に対応する成形品ホルダ16が開いた後、成形金型6または7は、成形金型・型締装置の移動装置12または13によりダイヘッド5の直下および吹込装置8または9の吹込ノズル8aまたは9aの直下に移動して、上述と同様に次に押し出されるパリソンを成形金型6または7内に挿入させるとともに、成形品ホルダ16が先に成形されて吹込ノズル8aまたは9aに付着している中空成形品Pそれぞれをホルダ体16a〜16dにて把持する。この状態で、吹込ノズル8aまたは9aは、吹込ノズル駆動装置8bまたは9bの駆動により上昇し、中空成形品Pから離れる。
取出し装置40のアーム41,42が後進して、口部矯正装置50の4対の口部矯正チャック52の下方に位置すると、チャック支持体53が図12において二点鎖線にて示した起立状態から倒れ、同図中実線にて示した水平状態になり、図14に示すように、4対の口部矯正チャック52が4本の中空成形品Pそれぞれの口部の長手方向両側から口部中心に向けつぶす。これにより後に樹脂収縮しても各中空成形品Pの口部は、平面円形となる。
口部矯正された中空成形品Pは、アーム41,42の把持から開放され、アーム41,42の下方の図示を省略したベルトコンベヤなどの搬送手段により中空成形機外へ移送される。
上述の工程を繰り返すことにより、口部矯正した中空成形品は所定の成形サイクルにて成形されることになる。
本発明に係る中空成形機は、成形サイクルの短時間化に対応でき、かつ上から見て円形形状の口部を持つ中空成形品を容易に成形することができ、産業上の利用性がある。また、同様な口部矯正効果を奏する本発明の口部矯正機構は、既存設置の中空成形機に後付けで取り付けることができ、産業上、より一層の汎用性を持たせることができる。
5 ダイヘッド
6,7 成形金型
8,9 吹込装置
8a,9a 吹込ノズル
10,11 型締装置
12,13 成形金型・型締装置の移動装置
16 成形品ホルダ
20,21 冷却ノズル
30 バリ分離装置
31 上部パンチング部材
32 下部パンチング部材
40 取出し装置
41,42 アーム
50 口部矯正装置
52 口部矯正チャック
53 チャック支持体

Claims (2)

  1. 押出機から押し出したパリソンを成形金型にて挟持し、該パリソン内に吹込ノズルから圧縮エアを吹き込んで中空成形品を形成する中空成形機において、前記吹込ノズルが離脱して成形品ホルダにて保持させた前記中空成形品の口部に挿入して該口部を冷却する冷却ノズルを前記吹込ノズルの数に対応させて設け、該冷却ノズルを離脱させた前記中空成形品それぞれのバリを除去するバリ分離装置を設け、バリを除去した前記中空成形品を前記バリ分離装置の外方へ移送させる取出し装置を設け、該取出し装置にて移送した中空成形品の口部を口部矯正チャックにて挟み平面円形になるよう矯正する口部矯正装置を設けたことを特徴とする中空成形機。
  2. バリを除去した1個以上の中空成形品を中空成形機の外方へ移送させる取出し装置と、該取出し装置にて移送した前記中空成形品の口部を口部矯正チャックにて挟み平面円形になるよう矯正する口部矯正装置とを具備したことを特徴とする中空成形機用口部矯正機構。
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