JP3629945B2 - ブロー成形装置及び方法 - Google Patents
ブロー成形装置及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3629945B2 JP3629945B2 JP10398798A JP10398798A JP3629945B2 JP 3629945 B2 JP3629945 B2 JP 3629945B2 JP 10398798 A JP10398798 A JP 10398798A JP 10398798 A JP10398798 A JP 10398798A JP 3629945 B2 JP3629945 B2 JP 3629945B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parison
- mold
- male
- female
- pinch bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、雌雄両金型を用いて、自動車のエアスポイラーやパンバー等断面形状が凹状で、しかもこの凹状部分が濃い形状となった合成樹脂製の中空成形品をブロー成形するブロー成形装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すように、合成樹脂製の中空成形品1の両端部に腕状の屈曲部2、2を一体成形した自動車のエアスポイラーやバンパー等を成形する場合、図7及び図8に示す金型10を使用する。
【0003】
この金型10は中空成形品1の外面を成形するキャビティ11を備えた雌型12と、中空成形品1の内面を成形するコア13を備えた雄型14とから構成されている。
【0004】
金型10の上方には、パリソン16を型開き状態にある雌金型12と雄金型14との間に押出供給するダイヘッド15が位置しており、又、金型10の下方には、一対のピンチ装置17、18が位置して、このピンチ装置17、18のピンチバー17a,18aによりパリソン16の先端側を挟着するように構成されており、このピンチバー17a,18aによるパリソン16の挟着点Xは、パリソン16の軸中心軸P上に位置している(図8参照)。
【0005】
そして、上記のように構成する金型10によって中空成形品1を成形する場合、先ず図7に示すように、互いに型開きした雌金型12と雄金型14との間に、ダイヘッド15よりパリソン16を、その下端部がピンチ装置17、18のピンチバー17a,18aに対向する位置よりも若干長目に押出射出し、次に、パリソン16の下端部をピンチバー17a,18aによって、挟着している。この状態で、パリソン16内にエアブローを行い、雌雄両金型12、14の型締めを行い(図8の状態)、中空成形品1の成形を行っている。
【0006】
このようなブロー成形では、雌金型12側が凹状、雄金型14側が凸状となっているために、雌雄両金型12、14を型締めしていくと、先ずパリソン16の片側が雄金型14の片面14aに、上下部が雌金型12の開口縁12bにそれぞれ接する。更に型締めが進行すると、パリソン16の他の片側が雌金型12の型面12aに接するようになり、型締め完了時には、雌金型12の開口縁12bと雄金型14の隅部14bとの上下に位置ずれしていることから、パリソン16の上下部は隅部14bにて斜めに屈曲された状態となり、雄金型14の隅部14bとパリソン16の片側が当接し、パリソン16の屈曲された先端部2aが延ばされ薄肉となるので、ブローを行うと、前記先端部2aは伸ばされて、更に薄肉となってしまう。
【0007】
又、金型10は通常冷却されており、パリソン16の型面に接した部分の温度は、接触により接触していない部位より低下する。このため型面から離れて位置する部分との間に温度差は生じ、又エアーブローによる延伸性にも差が生じ、パリソン16を均一に延伸させ難くなる。
そこで、従来、上記のような点を改善すべく、たとえば、特開昭58―102735号公報或いは特開昭61―79617号公報に記載された技術が提案されている。
【0008】
そして、前者の技術は、図9に示すように、雌金型12及び雄金型14の間に位置するパリソン16の上下両端側をピンチ装置17、18のピンチバー17a,18aによって挟着した状態で、雌雄両金型12、14の型締めを行い、中空成形体1を形成するものであるが、前記雌雄両金型12、14の型締めに同調して、ピンチバー17a,18aを揺動させて、パリソン16の挟着点Xを雌雄両金型12、14内に送り込み、このことによって、パリソン16の雌雄両金型12、14内への送り込み自由膨張を助け、雌雄両金型12、14内でのパリソン16の局部的延伸を防止して、偏肉の少ない成形を使用としている。
【0009】
又、後者の技術は、図10に示すように、ダイヘッド15の下部で雄金型14の上部に当る位置と、雄金型14の下方位置とに、案内具21、22をそれぞれ雄金型14に沿うように傾斜させて、エアーシリンダー23、24などによりそれぞれ横方向に進退自在に設けておき、雌雄金型12、14が型開き状態(図示状態)にあるとき、ダイヘッド15の直下に案内具21を前進位置させ、又案内具22も雌雄両金型12、14間に前進させておいて、ダイヘッド15からパリソン16を押出すと、パリソン16の上部は案内具21に支えられて雄金型14側に屈曲した状態で保持され、下部は案内具22に当って雄金型14のコア13の下側へと導かれて、パリソン16の上下部に余長成形を施して、雌雄両金型12、14の型締め過程で生ずる引っ張り力により薄肉となることを防止しようとしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記両従来技術には、未だに解決すべき課題を包含している。
すなわち、図9に示す従来技術においては、ピンチバー17a,18aを揺動させて、パリソン16の挟着点Xを送り込むことによって、パリソン16の雌雄両金型12、14内への送り込み自由膨張を助け、雌雄両金型12、14内でのパリソン16の局部的延伸を防止しようとしたものであるが、ピンチバー17a,18aの揺動によりパリソン16の挟着点Xを雌雄両金型12、14側へ送り込んだときに、挟着点Xが鎖線示するようにパリソン16の内部側にだれてしまうおそれがあり、成形後所望の中空成形品10が得られないおそれがある。
【0011】
又、図10に示す従来技術は、パリソン16の上部を案内具21で支え、下部を案内具22に当って雄金型14のコア13の下側へと導いて、パリソン16の上下部に余長成形を施して、雌雄両金型12、14の型締め過程で生ずる引っ張り力により薄肉となることを防止しようとするものであるが、パリソン16のたとえば上部において、たとえプリブローしても、雌金型12側イがその重力により、雄金型側ロにたれ下がってしまい、しかも、雄金型側ロが案内具21に接触するために、パリソン16の表面温度が下がり、平滑状が失われる。
【0012】
そこで、本発明は、従来の偏肉のなく、しかも所望の中空成形品が成形可能なブロー成形装置及び方法を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によるブロー成形装置は、かかる点に鑑み、所要深さのキャビティを有する雌金型と、この雌金型に収まるコアを備えた雄金型との間に上方のダイヘッドから押出射出させたパリソンの下端部を、下方のピンチ装置のピンチバーにより挟持し、前記パリソンを前記雌雄両金型内にてエアーブローしながら雌雄両金型を型締めして所望の中空成形品に成形するブロー成形装置において、前記ピンチ装置のピンチバーを、前記雌側金型に、横方向に進退自在に設けられた押側ピンチバーと、前記雄側金型に前記押側ピンチバーにより押された前記パリソンの下端部を受けて前記押側ピンチバーと共にパリソンの下端部を挟着する受側ピンチバーとを有して構成させ、前記雌雄両金型の型締め工程中に押側ピンチバーが前記パリソンの下端部を前記受側ピンチバー方向に押しながらパリソンの軸中心線より前記雄金型側に移動させて、型締め完了直前付近で押側ピンチバーと受側ピンチバーとで前記パリソンの下端部を挟着閉塞するようにしたことを特徴としている。
【0014】
又、本発明によるブロー成形方法は、所要深さのキャビティを有する雌金型とこの雌金型に収まるコアを備えた雄金型との間に上方のダイヘッドからパリソンを押出投入させて、該パリソンの下端部を、前記雌金型側に設置したピンチ装置の押側ピンチバーによってパリソンの軸中心線より前記雄金型側に押しながら雌雄両金型の型締めを行い、この型締め完了直前付近で前記押側ピンチバーが雄金型側に設けたピンチ装置の受側ピンチバーと共に前記パリソンの下端部を挟着閉塞し、次に前記パリソン内にプリブローさせると共に雌雄両金型の型締めを更に行って、前記パリソンを所望の中空成形品に成形するようにしたことを特徴としている。
【0015】
この結果、本発明によれば、雌雄両金型の間に投入されたパリソンの下端部は、型締め直前付近でピンチ装置の両ピンチバーにより挟着閉塞されるために、雄金型に対して雌金型が型開き時より徐々に型締めされていく過程では、フリーとなっているために、雌雄両金型内への送り込み自由膨張を助成し、しかも、両ピンチバーによるパリソンの下端部の挟着点がパリソンの軸中心線より雄金型側に移動していることになって、偏肉のない所望の中空成形品を成形できることになる。
【0016】
【実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0017】
図1 乃至図5は本発明の実施の形態であるブロー成形装置の工程を順に示す装置の概要縦断面図である。
【0018】
図において、所定深さのキャビティ31を有する雌金型32と、キャビティ31に収まるコア33を備えた雄金型34を左右対向してセットし、雄金型34の上方にダイヘッド35を配置する。又、雌雄両金型32、34の下部には、雌雄両金型32、34の間にダイヘッド35から押出射出されたパリソン36の下端部を挟着するピンチ装置37、38を配設している。パリソン36は、たとえばABS,変性PPO,PP,PP複合、HD・PE,LD・PE,AES・PET等のブロー特性を有する樹脂材料を使用する。また、キャビティ31の所定深さは、通常150mm以上を有して、深絞りとなっており、又、中空成形品1に対する屈曲部の角度は、通常90〜30度である。この実施の形態では、厚さ5mmで、外径寸法40〜60mmのポリアセタール樹脂材を使用している。
【0019】
雌金型32の下方に配設されたピンチ装置37は、ブラケット37cを介して雌金型32に設置されたエアーシリンダー等からなるシリンダー37aとこのシリンダー37aにより横方向に進退自在に設けられた押側ピンチバー37bとを有して構成しており、押側ピンチバー37bの押し部を、雌雄両金型32、34の内外方向に回転自在に取付けられたローラー40で構成している。
【0020】
雄金型34の下方に配設されたピンチ装置38は、ブラケット38cを介して雄金型34に対して横方向に進退可能に設置された受側ピンチバー38aとこのピンチバー38a を常時雌金型32側に付勢しているスプリング38bとを有して構成している。
【0021】
上記のように構成する本発明の実施の形態によれば、先ず、図1に示すように、雌金型32と雄金型34とが型開き状態にあるとき、ダイヘッド35より、雌金型32と雄金型34との間にパリソン36を押出し射出する。この時、ピンチ装置37のローラー40は、雌金型32側において後退限位置に待機している。そして、パリソン36の下端部が、ローラー40を所定寸法(y寸法)だけ通り過ぎた時点で、パリソン36の射出完了となり、型締めを開始する。
【0022】
型締めが徐々に進んでいくと、図2に示すように、雄金型34のコア33の上下両角部がパリソン36の一側36aに接触し、パリソン36の他側36b が雌金型32のキャビティ31の上下両角部に当接すると共に、ピンチ装置37のシリンダー37aが働作して、押側ピンチバー37bを雄金型34側に横動させるか、又は、射出完了直後にパリソン36がローラー40を通り過ぎた直後にローラー40がパリソン36の下端部を雄金型34側に押しやる。すなわち、ローラー40がパリソン36の他側36bの下端部に接触点Z(後に、ローラー40と受側ピンチバー38dとによるパリソン26の下端部の挟着点となる)において接触する。
【0023】
更に、型締めが進行し、雄金型34におけるコア33の先端が、パリソン36の上下中心軸、すなわちパリソン36の軸中心線Pを過ぎた時点(雄金型34の半径分の距離に相当)で、パリソン36の一側36aはコア33の前面部全体にほぼ接触する共に、パリソン36の一側36aの下端部が、他側36bの下端部に接触する(図3の状態)。
【0024】
この状態では、ローラー40に接触しているパリソン36における一側36aの下端部は、何等拘束固定されておらず、型締めと共にローラー40を回転させながら、雌雄両金型32、34との間に繰り入れられ、ローラー40が受側ピンチバー38aに突き当たって、パリソン36の下端部を拘束する。この時点では、パリソン36は、半密閉状態になるため、その内圧が多少あがり、キャビティー31とコア33とに対向している部分(中空成形体となる部分)における一側36aと他側36bとを接触させることがなく、型締めが進むにつれて、外方向に膨らみを開始する(図4の状態)。この時、パリソン36の下端部寸法は、yからy′にと短くなっている。
【0025】
この状態より、更に型締めを進行させると、ローラー40がスプリング38bの付勢力に抗して受側ピンチレバー38aを右側に横動させて、パリソン36の下端部を完全に拘束し、型締めを完了する。この時、パリソン36の下端部が雌雄両金型32、34に形成したカッター部41、42よって切断されると共に、パリソン36内に図示しないブローピンが突き刺さり、パリソン36を膨張させて、キャビティ31とコア33が形成する成形型と同一形状の中空成形品1の成形を完了する。
【0026】
以上のように構成する本発明による実施の形態における中空成形品1の成形過程において、パリソン36の下端部における挟着点Zが、未拘束のままで、しかもパリソン36の軸中心軸Pより雄金型34側に移動させて、型締めを進行させ中空成形品1を成形していくために、パリソン36の下端部の一部が両雌雄金型32、35の間に繰り入れられることになる。
【0027】
この結果、パリソン36の雌雄両金型32、34に接した部分の伸展性に余裕ができて、パリソン36がキャビティー31及びコア33の型面に接触する部分を多くすることができ(たとえば、パリソン36の軸中心線Pがコア33の雌金型32側先端部に位置するように設定すれば、パリソン36におけるキャビティー31及びコア33に接触する部分を最も多くすることができる)、中空成形品1の屈曲部2が薄肉となるのを防止できる。
【0028】
また、パリソン36の下端部における雌雄両金型32、34の間への繰り入れは、下端部をローラー40の回転によって操り入れられながら行うために、パリソン36のローラー40への張り付きが防止でき、パリソン36は、ローラー40と受側ピンレバー38aとによって挟着されるまで拘束されず、前記伸展性を保持することができる。
【0029】
なお、上記の実施の形態では、両ピンチ装置37、38は、パリソン36の下端部を挟着するようにしたが、これはパリソン36の上側はパリソン36の自重で垂れ下がり、一側は雌雄両金型32、34の上方において棚状となって、型面に追従しやすくなっているからであり、もしもこの棚状の形成が不十分である場合には、パリソン36の上端部もピンチ装置により挟着してもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、雌雄両金型の間に投入されたパリソンの下端部は、型締め直前付近でピンチ装置の両ピンチバーにより挟着閉塞されるために、雄金型に対して雌金型が型開き時より徐々に型締めされていく過程では、フリーとなっており、雌雄両金型内へ操り入れられて、しかも、両ピンチバーによるパリソンの下端部の挟着点がその軸中心線より雄金型側に移動していることになって、パリソンの雌雄両金型の型面により多く接触させることができ、屈曲部等が薄肉となったり偏肉を起こしたりしない所望の中空成形品を成形できることになる。
【0031】
また、パリソンの下端部における雌雄両金型の間への繰り入れは、下端部をローラーによって摺動させながら行う場合には、パリソンのローラーへの張り付きが防止でき、パリソンは、ローラーと受側ピンチバーとによって挟着されるまで、拘束されず、前記伸展性を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるブロー成形装置における型開き時を示す概略縦断面図である。
【図2】同じく、型締め中途において押側ピンチバーがパリソンの下端部に接触した状態を示す概略断面図である。
【図3】同じく、型締め中途における押側ピンチバーがパリソンの下端部を雄金型側へ横動させている過程を示す概略縦断面図である。
【図4】同じく、型締め中途における押側ピンチバーにより横動したパリソンの下端部が受側ピンチレバーに接触した状態を示す概略縦断面図である。
【図5】同じく、押側ピンチレバーと受側ピンチバーとでパリソンの下端部を挟着拘束した型締め終了状態を示す概略縦断面図である。
【図6】ブロー成形装置により成形される中空成形品である自動車用バンパーの斜視図である。
【図7】従来のブロー成形装置の一例における型開き状態を示す概略縦断面図である。
【図8】同じく、型締め終了時を示す概略縦断面図である。
【図9】従来のブロー成形装置の他の例における型締め終了時を示す概略縦断面図である。
【図10】従来のブロー成形装置の更に他の例における型締め終了時を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 中空成形品
2 屈曲部
31キャビティー
32雌金型
33 コア
34 雄金型
35 ダイヘッド
36 パリソン
36a一側
36b他側
37 ピンチ装置
37b押側ピンチバー
38 ピンチ装置
38a 受側ピンチバー
38bスプリング
40 ローラー
P パリソン36の軸中心線
Claims (4)
- 所要深さのキャビティを有する雌金型と、この雌金型に収まるコアを備えた雄金型との間に上方のダイヘッドから押出射出させたパリソンの下端部を、下方のピンチ装置のピンチバーにより挟持し、前記パリソンを前記雌雄両金型内にてプリブローしながら雌雄両金型を型締めして所望の中空成形品に成形するブロー成形装置において、
前記ピンチ装置のピンチバーを、前記雌側金型に、横方向に進退自在に設けられた押側ピンチバーと、前記雄側金型に前記押側ピンチバーにより押された前記パリソンの下端部を受けて前記押側ピンチバーと共にパリソンの下端部を挟着する受側ピンチバーとを有して構成させ、
前記雌雄両金型の型締め工程中に押側ピンチバーが前記パリソンの下端部を前記受側ピンチバー方向に押しながら前記パリソンの軸中心線より前記雄金型側に移動させて、型締め完了直前付近で押側ピンチバーと受側ピンチバーとで前記パリソンの下端部を挟着閉塞するようにしたことを特徴とするブロー成形装置。 - 前記押側ピンチバーにおけるパリソン押し部が、前記雌雄両金型内外方向に回転自在なローラーにより構成したことを特徴とする請求項1記載のブロー成形装置。
- 前記受側ピンチバーが、横方向に進退可能に前記雄金型に設置し、スプリングにより押側ピンチバー方向に付勢されていることを特徴とする請求項1又は2記載のブロー成形装置。
- 所要深さのキャビティを有する雌金型とこの雌金型に収まるコアを備えた雄金型との間に上方のダイヘッドからパリソンを押出投入させて、該パリソンの下端部を、前記雌金型側に設置したピンチ装置の押側ピンチバーによってパーティングラインより前記雄金型側に押しながら雌雄両金型の型締めを行い、この型締め完了直前付近で前記押側ピンチバーが雄金型側に設けたピンチ装置の受側ピンチバーと共に前記パリソンの下端部を挟着閉塞し、次に前記パリソン内にエアブローさせて、前記パリソンを所望の中空成形品に成形するようにしたことを特徴とするブロー成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10398798A JP3629945B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ブロー成形装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10398798A JP3629945B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ブロー成形装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11277611A JPH11277611A (ja) | 1999-10-12 |
JP3629945B2 true JP3629945B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=14368668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10398798A Expired - Fee Related JP3629945B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ブロー成形装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3629945B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10398798A patent/JP3629945B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11277611A (ja) | 1999-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4822907B2 (ja) | ブロー成形用金型およびブロー成形方法 | |
JP2727416B2 (ja) | インモールド成形方法で使用する金型構成体及びインモールド成形機 | |
JP3629945B2 (ja) | ブロー成形装置及び方法 | |
JP5345906B2 (ja) | 熱可塑性樹脂製単壁構造体の成形方法 | |
US4025276A (en) | Blow molding apparatus | |
JP3629946B2 (ja) | ブロー成形方法 | |
JPH0655423B2 (ja) | 偏平二重壁構造体のブロー成形方法及び装置 | |
JP3778418B2 (ja) | 成形金型 | |
JP5336264B2 (ja) | ブロー成形用金型及びブロー成形方法 | |
TWI778166B (zh) | 彎曲成形模具 | |
JP3074616U (ja) | 延伸ブロー成形金型装置 | |
JP2778273B2 (ja) | ブロー成形方法及びブロー成形装置 | |
JP3644676B2 (ja) | 中空成形品の不要部分型内切断方法 | |
JP2564081B2 (ja) | ブロー成形方法およびブロー成形装置 | |
JP3785231B2 (ja) | 中空プラスチック成形品の製造方法 | |
JPH01196324A (ja) | ブロー成形装置 | |
JP2516658Y2 (ja) | 樹脂成形品のブロー成形装置 | |
JP3765298B2 (ja) | ブロー成形方法及び同方法に使用する金型 | |
JP2519611Y2 (ja) | バリなしブロー成形金型 | |
JPH068311A (ja) | ブロー成形装置 | |
JP3012837B1 (ja) | ブロー成形装置およびブロー成形方法 | |
JPH04323018A (ja) | 合成樹脂製折曲がり製品の成型方法 | |
JPS5940609B2 (ja) | プラスチツク中空成形品のばり取り装置 | |
JPH07156258A (ja) | ブロー成形方法 | |
JP2002127239A (ja) | 中空成形機の型締装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040407 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |