JPH06209228A - ラダー型フィルタ - Google Patents
ラダー型フィルタInfo
- Publication number
- JPH06209228A JPH06209228A JP50A JP323393A JPH06209228A JP H06209228 A JPH06209228 A JP H06209228A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 323393 A JP323393 A JP 323393A JP H06209228 A JPH06209228 A JP H06209228A
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- JP
- Japan
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- protrusion
- electrode piece
- height
- bent
- piezoelectric resonator
- Prior art date
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/05—Holders; Supports
- H03H9/10—Mounting in enclosures
- H03H9/1007—Mounting in enclosures for bulk acoustic wave [BAW] devices
- H03H9/1014—Mounting in enclosures for bulk acoustic wave [BAW] devices the enclosure being defined by a frame built on a substrate and a cap, the frame having no mechanical contact with the BAW device
- H03H9/1028—Mounting in enclosures for bulk acoustic wave [BAW] devices the enclosure being defined by a frame built on a substrate and a cap, the frame having no mechanical contact with the BAW device the BAW device being held between spring terminals
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧電共振子が電極片部に接触しにくい小形の
ラダー型フィルタを得る。 【構成】 ラダー型フィルタの構成品である出力端子1
1は電極片部11aと外部接続部11bと突起11c,
11dを備えている。電極片部11aは折曲げ加工して
二重に重ね合わされた構造をしており、非折曲げ部分1
11及び折曲げ部分112からなる。折曲げ部分112
は圧電共振子8の外周8aより内側に配設されるように
折り曲げられている。電極片部11aの外形寸法や折曲
げ部分112の寸法は、圧電共振子8が傾いた状態で突
起11cに圧接しても、外周部8aが折曲げ部分112
の外周部112aに接触しにくいように設定されてい
る。さらに、突起11cの高さC1は突起11dの高さ
C2より低く設定されている。
ラダー型フィルタを得る。 【構成】 ラダー型フィルタの構成品である出力端子1
1は電極片部11aと外部接続部11bと突起11c,
11dを備えている。電極片部11aは折曲げ加工して
二重に重ね合わされた構造をしており、非折曲げ部分1
11及び折曲げ部分112からなる。折曲げ部分112
は圧電共振子8の外周8aより内側に配設されるように
折り曲げられている。電極片部11aの外形寸法や折曲
げ部分112の寸法は、圧電共振子8が傾いた状態で突
起11cに圧接しても、外周部8aが折曲げ部分112
の外周部112aに接触しにくいように設定されてい
る。さらに、突起11cの高さC1は突起11dの高さ
C2より低く設定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機、携帯用無線
機、コードレス電話等に使用されるラダー型フィルタに
関する。
機、コードレス電話等に使用されるラダー型フィルタに
関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来より、ラダー型フィルタの一
種類として圧電共振子や端子を重ねて略箱形状をなすケ
ースに収納する構造のものがある。このラダー型フィル
タには、電極片部を折曲げ加工して二重に重ね合わせ、
非折曲げ部分と折曲げ部分のそれぞれに突起を有した端
子が使用されている。
種類として圧電共振子や端子を重ねて略箱形状をなすケ
ースに収納する構造のものがある。このラダー型フィル
タには、電極片部を折曲げ加工して二重に重ね合わせ、
非折曲げ部分と折曲げ部分のそれぞれに突起を有した端
子が使用されている。
【0003】ところで、このラダー型フィルタを小形化
する方法として、端子の材厚を薄くすることが考えられ
るが、端子の強度を一定水準以上確保する必要があるた
め、この方法には限界がある。また、ラダー型フィルタ
を小形化する別の方法として、電極片部の突起の高さを
低くすることが考えられる。しかしながらこの方法は、
圧電共振子が傾いてケースに収納された場合、圧電共振
子の外周部が電極片部に接触し易く、これにより圧電共
振子が振動阻害(ダンピング)を受けて電気的特性の劣
化を招き易いという問題があった。
する方法として、端子の材厚を薄くすることが考えられ
るが、端子の強度を一定水準以上確保する必要があるた
め、この方法には限界がある。また、ラダー型フィルタ
を小形化する別の方法として、電極片部の突起の高さを
低くすることが考えられる。しかしながらこの方法は、
圧電共振子が傾いてケースに収納された場合、圧電共振
子の外周部が電極片部に接触し易く、これにより圧電共
振子が振動阻害(ダンピング)を受けて電気的特性の劣
化を招き易いという問題があった。
【0004】そこで、本発明の課題は、圧電共振子が電
極片部に接触しにくい小形のラダー型フィルタを提供す
ることにある。
極片部に接触しにくい小形のラダー型フィルタを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】以上の課題を解決
するため、本発明に係るラダー型フィルタは、(a)略
箱形状をなすケースと、(b)前記ケースに収納された
圧電共振子と、(c)折曲げ加工して二重に重ね合わせ
た電極片部とこの電極片部の折曲げ部分に設けた突起及
び非折曲げ部分に設けた突起とを有し、少なくとも前記
電極片部が前記ケースに収納された端子とを備え、
(d)前記端子の電極片部の折曲げ部分が、前記圧電共
振子の外周より内側に配設されるように、前記圧電共振
子の外周より内側の位置で折り曲げられ、かつ、折曲げ
部分に設けた突起の高さが非折曲げ部分に設けた突起の
高さより低いこと、を特徴とする。
するため、本発明に係るラダー型フィルタは、(a)略
箱形状をなすケースと、(b)前記ケースに収納された
圧電共振子と、(c)折曲げ加工して二重に重ね合わせ
た電極片部とこの電極片部の折曲げ部分に設けた突起及
び非折曲げ部分に設けた突起とを有し、少なくとも前記
電極片部が前記ケースに収納された端子とを備え、
(d)前記端子の電極片部の折曲げ部分が、前記圧電共
振子の外周より内側に配設されるように、前記圧電共振
子の外周より内側の位置で折り曲げられ、かつ、折曲げ
部分に設けた突起の高さが非折曲げ部分に設けた突起の
高さより低いこと、を特徴とする。
【0006】以上の構成において、折曲げ部分を圧電共
振子の外周より内側に配設するように折り曲げているた
め、折曲げ部分の材厚と折曲げ部分に設けた突起の高さ
とを加えた寸法が、突起の実質的な高さとされる。すな
わち、折曲げ部分は突起の一部として機能し、折曲げ部
分の材厚は突起の実質的な高さの一部を担うことにな
る。従って、折曲げ部分に設けた突起の高さを従来のラ
ダー型フィルタより低くしても、折曲げ部分に設けた突
起に接する圧電共振子の外周部は電極片部に接触しにく
くなる。
振子の外周より内側に配設するように折り曲げているた
め、折曲げ部分の材厚と折曲げ部分に設けた突起の高さ
とを加えた寸法が、突起の実質的な高さとされる。すな
わち、折曲げ部分は突起の一部として機能し、折曲げ部
分の材厚は突起の実質的な高さの一部を担うことにな
る。従って、折曲げ部分に設けた突起の高さを従来のラ
ダー型フィルタより低くしても、折曲げ部分に設けた突
起に接する圧電共振子の外周部は電極片部に接触しにく
くなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るラダー型フィルタの一実
施例を添付図面を参照して説明する。図1に示すよう
に、ラダー型フィルタは、略箱形状のケース1、4枚の
圧電共振子5,6,7,8、入力端子10、出力端子1
1、中継端子12及びグランド端子13で構成されてい
る。圧電共振子5,6,7,8はそれぞれ表裏面に振動
電極を設けた周知のものであり、拡がり振動モードにて
振動する。
施例を添付図面を参照して説明する。図1に示すよう
に、ラダー型フィルタは、略箱形状のケース1、4枚の
圧電共振子5,6,7,8、入力端子10、出力端子1
1、中継端子12及びグランド端子13で構成されてい
る。圧電共振子5,6,7,8はそれぞれ表裏面に振動
電極を設けた周知のものであり、拡がり振動モードにて
振動する。
【0008】ケース1は右側に開口部1aを有し、その
材料としては樹脂やセラミックス等が用いられている。
入力端子10は電極片部10aと外部接続部10bと突
起10cを備え、突起10cが圧電共振子5の下面に圧
接している。この圧接力は電極片部10aの下面側に配
設されたばね部材20が有する弾性力を利用することに
よって発生している。
材料としては樹脂やセラミックス等が用いられている。
入力端子10は電極片部10aと外部接続部10bと突
起10cを備え、突起10cが圧電共振子5の下面に圧
接している。この圧接力は電極片部10aの下面側に配
設されたばね部材20が有する弾性力を利用することに
よって発生している。
【0009】出力端子11は電極片部11aと外部接続
部11bと突起11c,11dを備え、突起11cが圧
電共振子8の下面に圧接し、突起11dが圧電共振子7
の上面に圧接している。電極片部11aは、図2ないし
図4に示すように、折曲げ加工して二重に重ね合わされ
た構造をしており、非折曲げ部分111及び折曲げ部分
112からなる。折曲げ部分112は、圧電共振子8の
外周8aより内側に配設されるように、圧電共振子8の
外周8aより内側の位置で折り曲げられている。非折曲
げ部分111には切欠き113が形成されている。
部11bと突起11c,11dを備え、突起11cが圧
電共振子8の下面に圧接し、突起11dが圧電共振子7
の上面に圧接している。電極片部11aは、図2ないし
図4に示すように、折曲げ加工して二重に重ね合わされ
た構造をしており、非折曲げ部分111及び折曲げ部分
112からなる。折曲げ部分112は、圧電共振子8の
外周8aより内側に配設されるように、圧電共振子8の
外周8aより内側の位置で折り曲げられている。非折曲
げ部分111には切欠き113が形成されている。
【0010】出力端子11の材厚をt、電極片部11a
の外形寸法をL1×L2、折曲げ部分112の寸法をl1
×l2、突起11cの高さをC1、突起11dの高さをC
2とすると、C1<C2となる条件を満足すると共に、
t,L1,L2,l1,l2,C1のそれぞれの値は、圧電
共振子8が傾いた状態で突起11cに圧接しても、外周
部8aが折曲げ部分112の外周部112aに接触しに
くいように設定されている。本実施例では、出力端子1
1の材厚と突起11c及び突起11dの高さを、C 2=
t+C1なる条件式を満足するように設計した。これに
より、折曲げ部分112の材厚tと突起11cの高さC
1とを加えた寸法が、突起11cの実質的な高さとされ
る。すなわち、折曲げ部分112は突起11cの一部と
して機能し、折曲げ部分112の材厚は突起11cの実
質的な高さの一部を担うことになる。従って、従来のラ
ダー型フィルタでは突起11dの高さと等しかった突起
11cの高さを、材厚t分だけ低くしても、圧電共振子
8の外周部8aは電極片部11aに接触しにくくなる。
の外形寸法をL1×L2、折曲げ部分112の寸法をl1
×l2、突起11cの高さをC1、突起11dの高さをC
2とすると、C1<C2となる条件を満足すると共に、
t,L1,L2,l1,l2,C1のそれぞれの値は、圧電
共振子8が傾いた状態で突起11cに圧接しても、外周
部8aが折曲げ部分112の外周部112aに接触しに
くいように設定されている。本実施例では、出力端子1
1の材厚と突起11c及び突起11dの高さを、C 2=
t+C1なる条件式を満足するように設計した。これに
より、折曲げ部分112の材厚tと突起11cの高さC
1とを加えた寸法が、突起11cの実質的な高さとされ
る。すなわち、折曲げ部分112は突起11cの一部と
して機能し、折曲げ部分112の材厚は突起11cの実
質的な高さの一部を担うことになる。従って、従来のラ
ダー型フィルタでは突起11dの高さと等しかった突起
11cの高さを、材厚t分だけ低くしても、圧電共振子
8の外周部8aは電極片部11aに接触しにくくなる。
【0011】中継電極12は電極片部12a,12bと
中継片部12cと突起12d,12e,12fを備え、
突起12dが圧電共振子8の上面に圧接し、突起12e
が圧電共振子6の下面に圧接し、突起12fが圧電共振
子5の上面に圧接している。電極片部12bは、図5に
示すように、折曲げ加工して二重に重ね合わされた構造
をしており、非折曲げ部分121及び折曲げ部分122
からなる。折曲げ部分122は、圧電共振子5の外周5
aより内側に配設されるように、圧電共振子5の外周5
aより内側の位置で折り曲げられている。非折曲げ部分
121には切欠き123が形成されている。
中継片部12cと突起12d,12e,12fを備え、
突起12dが圧電共振子8の上面に圧接し、突起12e
が圧電共振子6の下面に圧接し、突起12fが圧電共振
子5の上面に圧接している。電極片部12bは、図5に
示すように、折曲げ加工して二重に重ね合わされた構造
をしており、非折曲げ部分121及び折曲げ部分122
からなる。折曲げ部分122は、圧電共振子5の外周5
aより内側に配設されるように、圧電共振子5の外周5
aより内側の位置で折り曲げられている。非折曲げ部分
121には切欠き123が形成されている。
【0012】突起12fの高さは、突起12eの高さよ
り低く設定され、かつ、電極片部12bの外形寸法や折
曲げ部分122の寸法は、圧電共振子5が傾いた状態で
突起12fに圧接しても、外周部5aが折曲げ部分12
2の外周部122aに接触しにくいように設定されてい
る。本実施例では、突起12fの高さと中継端子12の
材厚を加えた寸法が、突起12eの高さに等しくなるよ
うに設計した。これにより、折曲げ部分122の材厚と
突起12fの高さを加えた寸法が、突起12fの実質的
な高さとされる。すなわち、折曲げ部分122は突起1
2fの一部として機能し、折曲げ部分122の材厚は突
起12fの実質的な高さの一部を担うことになる。従っ
て、突起12fの高さを突起12eより低くしても、圧
電共振子5の外周部5aは電極片部12bに接触しにく
くなる。
り低く設定され、かつ、電極片部12bの外形寸法や折
曲げ部分122の寸法は、圧電共振子5が傾いた状態で
突起12fに圧接しても、外周部5aが折曲げ部分12
2の外周部122aに接触しにくいように設定されてい
る。本実施例では、突起12fの高さと中継端子12の
材厚を加えた寸法が、突起12eの高さに等しくなるよ
うに設計した。これにより、折曲げ部分122の材厚と
突起12fの高さを加えた寸法が、突起12fの実質的
な高さとされる。すなわち、折曲げ部分122は突起1
2fの一部として機能し、折曲げ部分122の材厚は突
起12fの実質的な高さの一部を担うことになる。従っ
て、突起12fの高さを突起12eより低くしても、圧
電共振子5の外周部5aは電極片部12bに接触しにく
くなる。
【0013】グランド端子13は電極片部13aと外部
接続部13bと突起13c,13dを備え、突起13c
が圧電共振子7の下面に圧接し、突起13dが圧電共振
子6の上面に圧接している。電極片部13aは、図6に
示すように、折曲げ加工して二重に重ね合わされた構造
をしており、非折曲げ部分131及び折曲げ部分132
からなる。折曲げ部分132は、圧電共振子6の外周6
aより内側に配設されるように、圧電共振子6の外周6
aより内側の位置で折り曲げられている。非折曲げ部分
131には切欠き133が形成されている。
接続部13bと突起13c,13dを備え、突起13c
が圧電共振子7の下面に圧接し、突起13dが圧電共振
子6の上面に圧接している。電極片部13aは、図6に
示すように、折曲げ加工して二重に重ね合わされた構造
をしており、非折曲げ部分131及び折曲げ部分132
からなる。折曲げ部分132は、圧電共振子6の外周6
aより内側に配設されるように、圧電共振子6の外周6
aより内側の位置で折り曲げられている。非折曲げ部分
131には切欠き133が形成されている。
【0014】突起13dの高さは、突起13cの高さよ
り低く設定され、かつ、電極片部13aの外形寸法や折
曲げ部分132の寸法は、圧電共振子6が傾いた状態で
突起13dに圧接しても、外周部6aが折曲げ部分13
2の外周部132aに接触しにくいように設定されてい
る。本実施例では、突起13dの高さとグランド端子1
3の材厚を加えた寸法が、突起13cの高さに等しくな
るように設計した。これにより、折曲げ部分132の材
厚と突起13dの高さを加えた寸法が、突起13dの実
質的な高さとされる。すなわち、折曲げ部分132は突
起13dの一部として機能し、折曲げ部分132の材厚
は突起13dの実質的な高さの一部を担うことになる。
従って、突起13dの高さを突起13cより低くして
も、圧電共振子6の外周部6aは電極片部13aに接触
しにくくなる。
り低く設定され、かつ、電極片部13aの外形寸法や折
曲げ部分132の寸法は、圧電共振子6が傾いた状態で
突起13dに圧接しても、外周部6aが折曲げ部分13
2の外周部132aに接触しにくいように設定されてい
る。本実施例では、突起13dの高さとグランド端子1
3の材厚を加えた寸法が、突起13cの高さに等しくな
るように設計した。これにより、折曲げ部分132の材
厚と突起13dの高さを加えた寸法が、突起13dの実
質的な高さとされる。すなわち、折曲げ部分132は突
起13dの一部として機能し、折曲げ部分132の材厚
は突起13dの実質的な高さの一部を担うことになる。
従って、突起13dの高さを突起13cより低くして
も、圧電共振子6の外周部6aは電極片部13aに接触
しにくくなる。
【0015】以上の構造からなる圧電共振子5〜8及び
端子10〜13は、ケース1の開口部1aから挿入され
る。ケース1の開口部1aの段部には絶縁紙30がセッ
トされている。ケース1の開口部1aには樹脂等のシー
ル材31がポッティングされており、ケース1の内部を
密閉している。なお、各端子10,11,13の外部接
続部10b,11b,13bはシール材31の硬化後、
ケース1の側面及び底面に沿って折り曲げられ、表面実
装タイプとしてもよい。
端子10〜13は、ケース1の開口部1aから挿入され
る。ケース1の開口部1aの段部には絶縁紙30がセッ
トされている。ケース1の開口部1aには樹脂等のシー
ル材31がポッティングされており、ケース1の内部を
密閉している。なお、各端子10,11,13の外部接
続部10b,11b,13bはシール材31の硬化後、
ケース1の側面及び底面に沿って折り曲げられ、表面実
装タイプとしてもよい。
【0016】こうして得られたラダー型フィルタは、突
起11c,12f,13dを従来より低くすることがで
きるため、その分だけ小形にすることができる。なお、
本発明に係るラダー型フィルタは前記実施例に限定する
ものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形すること
ができる。特に、端子の形状は任意であって、図7に示
すように、電極片部40aと外部接続部40bと2つの
突起40c(そのうちの一つは図示せず)とを備えた端
子40であってもよい。電極片部40aは折曲げ加工し
て二重に重ね合わされた構造をしており、非折曲げ部分
141及び折曲げ部分142からなる。非折曲げ部分1
41には穴143が形成されている。
起11c,12f,13dを従来より低くすることがで
きるため、その分だけ小形にすることができる。なお、
本発明に係るラダー型フィルタは前記実施例に限定する
ものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形すること
ができる。特に、端子の形状は任意であって、図7に示
すように、電極片部40aと外部接続部40bと2つの
突起40c(そのうちの一つは図示せず)とを備えた端
子40であってもよい。電極片部40aは折曲げ加工し
て二重に重ね合わされた構造をしており、非折曲げ部分
141及び折曲げ部分142からなる。非折曲げ部分1
41には穴143が形成されている。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、折曲げ部分を圧電共振子の外周より内側に配設
するように折り曲げると共に、折曲げ部分に設けた突起
の高さを非折曲げ部分に設けた突起の高さより低くした
ので、折曲げ部分に設けた突起に接する圧電共振子の外
周部が電極片部に接触しにくく、かつ、突起を低くした
分だけ小形のラダー型フィルタが得られる。
よれば、折曲げ部分を圧電共振子の外周より内側に配設
するように折り曲げると共に、折曲げ部分に設けた突起
の高さを非折曲げ部分に設けた突起の高さより低くした
ので、折曲げ部分に設けた突起に接する圧電共振子の外
周部が電極片部に接触しにくく、かつ、突起を低くした
分だけ小形のラダー型フィルタが得られる。
【図1】本発明に係るラダー型フィルタの一実施例を示
す一部断面図。
す一部断面図。
【図2】図1に示されたラダー型フィルタの構成品であ
る出力端子を示す斜視図。
る出力端子を示す斜視図。
【図3】図2に示された出力端子の平面図。
【図4】図2に示された出力端子の側面図。
【図5】図1に示されたラダー型フィルタの構成品であ
る中継端子を示す斜視図。
る中継端子を示す斜視図。
【図6】図1に示されたラダー型フィルタの構成品であ
るグランド端子を示す斜視図。
るグランド端子を示す斜視図。
【図7】ラダー型フィルタの構成品である端子の変形例
を示す斜視図。
を示す斜視図。
1…ケース 5,6,7,8…圧電共振子 5a,6a,8a…外周部 11…出力端子 11a…電極片部 11c,11d…突起 12…中継端子 12b…電極片部 12e,12f…突起 13…グランド端子 13a…電極片部 13c,13d…突起 40…端子 40a…電極片部 40c…突起 111,121,131,141…非折曲げ部分 112,122,132,142…折曲げ部分
Claims (1)
- 【請求項1】 略箱形状をなすケースと、 前記ケースに収納された圧電共振子と、 折曲げ加工して二重に重ね合わせた電極片部とこの電極
片部の折曲げ部分に設けた突起及び非折曲げ部分に設け
た突起とを有し、少なくとも前記電極片部が前記ケース
に収納された端子とを備え、 前記端子の電極片部の折曲げ部分が、前記圧電共振子の
外周より内側に配設されるように、前記圧電共振子の外
周より内側の位置で折り曲げられ、かつ、折曲げ部分に
設けた突起の高さが非折曲げ部分に設けた突起の高さよ
り低いこと、 を特徴とするラダー型フィルタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50A JPH06209228A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | ラダー型フィルタ |
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