JPH06205405A - テレビ電話装置 - Google Patents

テレビ電話装置

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JPH06205405A
JPH06205405A JP4359526A JP35952692A JPH06205405A JP H06205405 A JPH06205405 A JP H06205405A JP 4359526 A JP4359526 A JP 4359526A JP 35952692 A JP35952692 A JP 35952692A JP H06205405 A JPH06205405 A JP H06205405A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 留守番応答モード時に発呼先端末に適応した
応答モードでの動作を行うテレビ電話装置を提供する。 【構成】 留守番応答モードでは、着信時に通信相手に
記録モードの選択メニューを送信し(ステップS20
3)、通信相手の選択メニューの選択(ステップS20
4)に基づいて、受信映像メッセージと受信音声メッセ
ージの少なくとも一方をビデオメモリ117、オーディ
オメモリ118に記録し(ステップS204〜S20
9,S212〜S214,S216,S218〜S22
0,S222〜S223)、映像データの記録時は、選
択メニューで選択された動画モード、静止画モード及び
書画モードに対応した画像処理を行なう(ステップS2
15,S221,S224)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ電話装置に係り、
特に留守番応答機能を備えたテレビ電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報チャネルと信号チャネルとか
らなるディジタル回線として、CCITT(国際電信電
話諮問委員会)において、ISDN(総合サービスディ
ジタル網)インタフェースが標準化され、その実用化が
進められている。この種のISDNサービスを利用し音
声と映像とを取り扱う端末としてテレビ電話装置があ
る。テレビ電話装置では、音声だけでなく映像(静止
像、動画)を取り扱うことができるので、音声メッセー
ジや映像メッセージを記録する機能を具備させることに
より、留守番応答機能を備えたテレビ電話装置とするこ
とができる。
【0003】従来の留守番電話機が音声のみの応答であ
るのに対し、留守番応答機能を備えたテレビ電話装置で
は、映像と音声の両方を送信できるので、例えば、応答
メッセージに視覚的に相手の注意を惹くコマーシャル映
像を使用しながら応答メッセージを送出することがで
き、不在時にもメッセージを正確に且つ快適に相手に伝
達することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の留守番
応答機能を備えたテレビ電話装置と通信を行う端末は、
全てテレビ電話装置とは限らず、音声信号のみを送受信
する電話機の場合もあり、テレビ電話装置に発呼する電
話機に、留守番応答モードで音声データと共に映像デー
タをも送信しても意味がない。また、音声のみで十分こ
とが足りる場合に映像データを録画したり、書画の映像
データのみでよい場合に音声を無駄に録音したりする
と、メモリの容量不足を来たし必要なデータが記録でき
ないことがある。この場合、容量の大きいメモリを使用
することは、製造コストの上昇につながり望ましくな
い。さらに、相互の端末の機能の差により、例えば発信
端末では良く見える書画を、受信端末で録画し再生する
と、ディスプレイの性能のために不鮮明に表示されたり
することもある。
【0005】本発明は、前述したようなテレビ電話装置
の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は留守番
応答モード時に発呼先端末に適応した応答モードで動作
を行うことができるテレビ電話装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の第1発明は、映像データ及び音声
データを蓄積する蓄積手段を具備し、留守番応答モード
では、前記蓄積手段から読出した映像メッセージと音声
メッセージの少なくとも一方により応答するテレビ電話
装置であって、前記留守番応答モードにおいて、着信時
には通信相手に記録モードの選択メニューを送信する選
択メニュー送信手段と、前記通信相手の前記選択メニュ
ーの選択に基づいて、受信映像メッセージと受信音声メ
ッセージの少なくとも一方を前記蓄積手段に記録する記
録手段と、前記受信映像メッセージの記録時には、前記
選択メニューで選択された動画モード、静止画モードま
たは書画モードに対応した画像処理を行なう画像処理手
段とを有することを特徴とする。
【0007】同様に前記目的を達成するために、請求項
2に記載の第2発明は、映像データ及び音声データを蓄
積する蓄積手段を具備し、留守番応答モードでは、前記
蓄積手段から読出した映像メッセージと音声メッセージ
の少なくとも一方により応答するテレビ電話装置であっ
て、前記留守番応答モードにおいて、着信時に発信端末
が電話機かテレビ電話装置かを識別する識別手段と、こ
の識別により発信端末が電話機であるときは音声メッセ
ージを、テレビ電話装置であるときは音声メッセージ及
び映像メッセージを、通信相手に送信する送信手段とを
有することを特徴とする。
【0008】
【作用】第1発明によると、留守番応答モードにおいて
は、着信時に選択メニュー送信手段が作動し、通信相手
に記録モードの選択メニューが送信され、通信相手が行
う選択メニューの選択に基づいて、記録手段が、受信映
像メッセージと受信音声メッセージの少なくとも一方を
蓄積手段に記録する。また、受信映像メッセージの記録
時には、画像処理手段によって、選択メニューで選択さ
れた動画モード、静止画モードまたは書画モードに対応
した画像処理を行った後に記録手段による記録が行われ
る。
【0009】第2発明によると、留守番応答モードにお
いては、着信時に識別手段により、発信端末が電話機か
テレビ電話装置かが識別され、この識別により送信手段
は、発信端末が電話機であるときは音声メッセージを、
テレビ電話装置であるときは音声メッセージ及び映像メ
ッセージを通信相手に送信する。
【0010】
【実施例】[第1の実施例]以下、本発明の実施例を図
1乃至図8を参照して詳細に説明する。先ず、図1乃至
図5は本発明の第1の実施例を示し、図1は第1の実施
例の構成を示すブロツク図、図2および図3は第1の実
施例の動作を示すフローチャート、図4は第1の実施例
の選択メニューの説明図、図5は第1の実施例の留守録
確認メッセージの説明図である。
【0011】図1において、101は本実施例に係るテ
レビ電話装置全体の動作の制御を行うCPUで、このC
PU101にコントロールバスBを介して、本実施例の
動作プログラムを記憶したROM102、ワークエリア
として使用されるRAM103、マウス、キーボード、
ディジタイザ等からなり、データの入力機能を有する操
作部105、ISDN回線とのインタフェース動作、多
重化動作、符号化動作等の制御を行う通信制御部106
が接続してある。更に、CPU101にはコントロール
バスBを介して、表示制御を行うディスプレイコントロ
ーラ108、および送信映像や受信映像にPinp、ス
ーパーインポーズ、ウィンドウ、鏡像変換等の処理を施
して転送するグラフィックコントローラ109が接続し
てある。前記ディスプレイコントローラ108には、C
RT,LCD等のディスプレイ107が接続され、また
前記グラフィックコントローラ109には、映像データ
の処理データを書込み或いは読出すビデオRAM104
がコントロールバスBを介して接続されると共に、送信
者の映像を撮影するカメラ116及び書画撮影用または
室内監視用の外部カメラ119が接続してある。
【0012】同様に、CPU101にコントロールバス
Bを介して、CCITTのH.261の勧告に従って映
像信号を符号化するビデオコーデック110が接続して
あり、ビデオコーデック110はグラフィックコントロ
ーラ109に接続してある。さらに、CPU101にコ
ントロールバスBを介して、CCITTのH.221の
勧告に従って映像信号、音声信号等の多重化を行う多重
化回路111と、ISDN回線とのインタフェース機能
を有するインタフェース回路112とが接続してあり、
インタフェース回路112は多重化回路111に接続し
てあり、多重化回路111は、ビデオコーデック110
と音声信号の符号化を行うオーディオコーデック115
とに接続してある。
【0013】オーディオコーデック115は、音声信号
の入出力の制御をするオーディオコントローラ114に
接続してあり、オーディオコントローラ114は、スピ
ーカとマイクを備えたハンドセット113に接続してあ
る。そして、グラフィックコントローラ109及びビデ
オコーデック110に、留守録メニュー、確認メッセー
ジ等を含む映像信号を蓄積するビデオメモリ117が、
オーディオコントローラ114及びオーディオコーデッ
ク115に、応答メッセージ等を含む音声信号を蓄積す
るオーディオメモリ118が接続してある。
【0014】次に、上述した構成の第1の実施例のIS
DN回線からの着呼時の動作を説明する。
【0015】第1の実施例では、CPU101からの指
令信号により、インタフェース回路112はDチャネル
(16kb/sの信号チャネル)上で呼制御を行い、呼
制御データに含まれる端末識別子或いはユーザ・ユーザ
情報(UUI)から相手端末を識別する。この識別によ
り、相手端末が電話機の場合には、オーディオメモリ1
18に蓄積してある応答メッセージが、多重化回路11
1により多重化されてBチャネル(64kb/sの情報
チャネル)上に送出される。また、相手端末がテレビ電
話装置であると識別されたときは、ビデオメモリ117
に蓄積してある応答メッセージと選択メニューとが、ビ
ディオコーデック110により符号化され、多重化回路
111で多重化されてBチャネル上に送出される。そし
て、通信相手の選択メニューの選択を待って、それぞれ
のモードに合った方法で、受信メッセージがビデオメモ
リ117或いはオーデイオメモリ118に記録される。
【0016】第1の実施例の動作を図2および図3のフ
ローチャートに従って説明する。ステップS201で相
手端末から着呼があると、ステップS202に進んで留
守番電話モードでの動作を開始する。次いで、ステップ
S203で、前述したようにして通常の応答メッセージ
を送出した後で、留守録時の選択メニューMを、相手端
末に送信し表示画面に表示する。この選択メニューMに
は、図4に示すように、デフォルト、音声録音モード、
動画録画・音声録音モード、静止画像・音声録音モー
ド、書画録画・音声録音モードの5種類のモードが一例
として設けられている。この選択メニューMが表示され
た相手端末では、ステップS204で、図4に示される
画面上でカーソルを選択したモード上に移動しクリック
することにより、選択したモードの情報をBチャネル上
に送出する。これに代えて選択モード情報をDチャネル
パケットにより送信してもよい。また、映像を表示する
だけの端末の場合には、テンキーの操作によってDTM
F信号を送出し、選択情報受信端末に送信する方法が取
られるが、この場合には受信端末には、DTMFレシー
バを具備する必要がある。
【0017】ステップS204で発信者が選択を行わな
い場合には、ステップS211で予め設定した所定時間
の経過を待ち、経過した場合はステップS217に進ん
で予めユーザがその用途に応じて設定しているデフォル
トの動作を行う。一方、ステップS204で選択が行わ
れると、ステップS205に進んで、デフォルトが選択
されたかどうかの判定を行い、この判定結果がYESで
あるとステップS217においてデフォルト動作が行わ
れる。ステップS205の判定結果がNOであると、ス
テップS206において音声録音モードが選択されたか
どうかの判定を行い、この判定結果がYESであると、
ステップS207に進んで、図5に示すような留守録確
認メッセージM1を発信端末に送信し表示する。音声録
音モード以外の他のモードの場合も同様のメッセージを
送信する。
【0018】次いで、ステップS208において、発信
者は表示される留守録確認メッセージM1を確認して、
OKの確認情報を送出するとステップS209に進み、
表示される留守録確認メッセージM1が、発信者の選択
モードと異なる場合は、ステップS211に戻る。ステ
ップS209に進んだ場合は、音声メッセージの録音が
行われステップS210で回線の開放を待つ。
【0019】ステップS206で音声録音モードでない
と判定されると、ステップS212に進んで動画録画・
音声録音モードかどうかの判定を行い、この判定がYE
SであるとステップS213で、図5と同様の留守録確
認メッセージを発信端末に送信する。次いで、ステップ
S214で、発信者からOKの確認情報が送出されると
ステップS215に進み、一方、ステップS214で留
守録確認メッセージが発信者の選択モードと異なる場合
はステップS211に戻る。
【0020】ステップS215では、動画を録画するた
めに最適な画像処理が行われる。例えば、データ量の多
い動画の動きベクトルを監視して、動きの少ない画像を
間引いて録画を行いビデオメモリを節約し、或いは発信
者番号、時刻等をインポーズする処理が行われる。この
画像処理の後、ステップS216において映像データは
録画され、同時に音声も録音され、ステップS210に
進んで回線の開放を待つ。
【0021】ステップS212で動画録画・音声録音で
ないと判定されると、ステップS218において書画録
画・音声録音モードかどうかの判定が行われ、この判定
結果がYESであると、ステップS219で留守録確認
メッセージが発信者に送信され、ステップS220で発
信者のOKの確認が行われる。ステップS220で発信
者からOKの確認情報が送出されると、ステップS22
1に進み、一方、ステップS220で留守録確認メッセ
ージが発信者の選択モードと異なる場合はステップS2
11に戻る。
【0022】ステップS221では書画に対応した画像
処理が行われ、例えば映像データの色データを参照して
白黒の画像であれば圧縮を行ってメモリを節約し、或い
は像域分離やエッジ強調を施して読み易くする画像処理
が行われる。この画像処理の後でステップS216にお
いて映像データの録画と音声データの録音とが行われ、
ステップS210で回線開放を待つ。
【0023】ステップS218で書画録画・音声録音で
ないと判定されると、静止画録画・音声録音モードなの
で、ステップS222でその旨の留守録確認メッセージ
が発信者に送信され、ステップS223で発信者のOK
の確認が行われる。ステップS223で発信者からOK
の確認情報が送出されると、ステップS224に進み、
一方、ステップS223で留守録確認メッセージが発信
者の選択モードと異なる場合はステップS211に戻
る。
【0024】ステップS224では静止画録画・音声録
音モードに対応した画像処理が行われ、発信者番号や時
刻などがインポーズされ、動きベクトルが変化した時に
ページが変更したと見做してページ番号を付加するなど
の画像処理が施される。この画像処理後に、ステップS
216において静止画像データが録画され、同時に音声
データが録音され、ステップS210に進んで回線開放
を待つ。ステップS210で回線が開放されると、本処
理を終了する。
【0025】このように、第1の実施例によると、留守
番応答モードでは、通信相手に記録モードの選択メニュ
ーが送信され、通信相手の選択メニューの選択に基づい
て、映像データと音声データの少なくとも一方がビデオ
メモリ117、オーディオメモリ118に記録されるの
で、不要なメッセージデータの記録を行うことなく効率
的な留守録動作が行われ、メモリ容量を低減できる。さ
らに、映像データの記録時には、選択メニューで選択さ
れた動画モード、静止画モード及び書画モードに対応し
た画像処理が行われるので、読み易い書画、見易い動
画、静止画等の良好な映像メッセージが得られ且つ製造
コストを削減した高性能なテレビ電話装置が提供され
る。
【0026】[第2の実施例]次に、本発明の第2の実
施例を説明する。第2の実施例では、留守番応答モード
において着呼があると、相手端末がテレビ電話装置であ
るか電話機であるかを識別して、対応する応答メッセー
ジを送信し、該送信モードに対応したモードの相手メッ
セージの記録をするようにしたものである。第2の実施
例のその他の部分の構成は、すでに図1を参照して説明
した第1の実施例と同一である。以下、図6を参照して
第2の実施例の動作を説明する。図6は第2の実施例の
動作を示すフローチャートである。
【0027】第2の実施例では、ステップS301で相
手端末からの着呼が発生すると、ステップS302に進
んで留守番応答モードが設定されているかどうかの判定
が行われ、この判定結果がNOであると、ステップS3
08に進んで通常の動作が行われる。ステップS302
で留守番応答モードが設定されていると判定されると、
ステップS303に進んで留守番応答モードでの動作が
開始され、ステップS304で相手端末がテレビ電話装
置かどうかの判定が行われる。この判定は、Dチャネル
上のLAPDデータ中の端末識別子或いはユーザ・ユー
ザ情報より相手端末の識別を行い、例えば、可変長情報
要素の中のユーザ・ユーザ情報(UUI)データの中の
或るビットが1の場合はテレビ電話装置であり、0の場
合は電話機であると識別する。ここで、LAPDは一時
群速度インタフェースでも基本インタフェースでも同一
手順であるので、どちらのインタフェースにも対応可能
である。
【0028】ステップS304でテレビ電話装置と判定
されると、ステップS305に進み、音声と映像の双方
の応答メッセージを送出し、ステップS306で受信音
声メッセージと受信映像メッセージとの記録が行われ、
ステップS307で回線の開放を待つ。また、ステップ
S304で電話機と判定されると、ステップS309に
進んで音声メッセージのみを送出して応答を行い、ステ
ップS310で受信音声メッセージのみを記録し、ステ
ップS307に進んで回線の開放を待つ。
【0029】このように第2の実施例によると、留守番
応答モードにおいては、着信時に発信端末が電話機かテ
レビ電話装置かを識別し、この識別結果に基づいて、発
信端末が電話機であるときは音声メッセージを、テレビ
電話装置であるときは音声メッセージ及び映像メッセー
ジを通信相手に送信するので、発信端末が電話機の場合
に、無駄な呼制御や記録動作を行うことがなく、メモリ
が有効に使用でき、製造コストを削減することが可能に
なる。
【0030】[第3の実施例]次に、本発明の第3の実
施例を説明する。第3の実施例では、通信相手の重要
度、通信頻度、使用形態等を考慮して特定の通信相手の
電話番号に対応して応答モードを予め設定し、着信時に
該特定の通信相手に応じた応答モードで応答するように
したものである。第3の実施例のその他の部分の構成
は、すでに説明した第2の実施例と同一である。以下で
は、図7を参照して第3の実施例の動作を説明する。図
7は第3の実施例の動作を示すフローチャートである。
【0031】ステップS401で通信相手の短縮ダイヤ
ルに、留守番応答モードでの応答メッセージの応答モー
ドを予め設定する。この場合、応答モードは通信相手に
適したモードに設定され、例えば、通信相手の重要度や
使用形態等を考慮し、音声のみでことが足りる場合には
音声モードを、書画等の映像のみでことが足りる場合は
映像モードを、音声と映像の双方が必要な場合は音声・
映像モードを設定する。また、各応答モード毎に複数の
応答モードを設定し、相手端末に適したメッセージを送
信するようにすることもできる。例えば、外線の相手端
末には映像と音声とから成るコマーシャルメッセージを
設定登録し、内線の相手端末には簡単な静止画と音声か
ら成るメッセージで応答するように応答モードを設定す
る。留守番応答モードでステップS402において着呼
があると、ステップS403に進んで留守番応答モード
での動作が開始され、ステップS404では、Dチャネ
ル上のデータ中の発信者番号、サブアドレスが短縮ダイ
ヤルに登録されているかどうかの検索を行い、ステップ
S405で登録されていると判定されると、ステップS
406に進んで登録されている応答モードが音声モード
かどうかの判定が行われる。
【0032】ステップS406で音声モードであると判
定されると、ステップS407に進んで音声メッセージ
を送出し、ステップS408で相手端末からの音声メッ
セージを録音する。また、ステップS406で登録され
ている応答モードが音声モードでないと判定されると、
ステップS410に進んで、登録されている応答モード
が映像モードかどうかの判定が行われる。
【0033】ステップS410で映像モードと判定され
ると、ステップS411で映像メッセージを送出し、ス
テップS412で相手端末からの映像メッセージを録画
する。ステップS410で映像モードでないと判定され
ると、ステップS413に進んで、音声メッセージと映
像メッセージとを送出し、相手端末からの音声メッセー
ジを録音し映像メッセージを録画する。
【0034】また、ステップS405で電話番号が短縮
ダイヤルに登録されていない場合は、ステップS415
に進んでデフォルト動作が実行される。ここで、デフォ
ルト動作とは、第2の実施例で説明したように相手端末
を識別し、相手端末に対応した応答メッセージの送出と
メッセージの記録を行う動作である。
【0035】このように、第3の実施例によると、通信
相手の重要度、通信頻度、使用形態等を考慮して、特定
の通信相手の電話番号を記憶し、これらの通信相手に夫
々設定して応答モードを予め設定しておくことができる
ので、すでに説明した第2の実施例で得られる効果に加
えて、不要な録音、録画を更に減少させることができ、
メモリの使用容量を大幅に削減した使用し易いテレビ電
話装置を提供することが可能になる。
【0036】[第4の実施例]次に、本発明の第4の実
施例を説明する。第4の実施例では、CPU101の指
令によって、相手端末の過去の応答モードが記憶され、
現在の設定応答モードを記憶されている応答モードのう
ち選択頻度が最も高い応答モードに変更できるようにし
たものである。第4の実施例のその他の部分の構成は、
すでに説明した第2の実施例と同一である。以下、図8
を参照して第4の実施例の動作を説明する。ここで、図
8は第4の実施例の動作を示すフローチャートであり、
図7と対応するステップには同一番号を付し、その説明
を省略する。
【0037】図8に示すように、第4の実施例の動作
は、図7を参照してすでに説明した第3の実施例の動作
に対して、ステップS409の前段に、相手端末の応答
モードを記憶するステップS516を設け、ステップS
409の後段にモード判定を行うステップS517を設
け、このステップS517の後段にモード変更のステッ
プS518を設けたものである。第4の実施例では、ス
テップS408、S412、S414で、それぞれの応
答モードで記録を行った後で、ステップS516で相手
端末の電話番号とその時の応答モードとを記憶する。そ
して、ステップS517で、相手端末の過去に記憶され
た応答モードのうち通信履歴において選択頻度が最も高
い応答モードを選択し、この応答モードが現在登録され
ている応答モードと異なるどうかを判定し、異なる場合
はステップS518で、当該相手端末に対して登録応答
モードを変更する。例えば、デフォルトで音声・映像モ
ードに設定されている相手端末で、過去の通信履歴にお
ける選択頻度の最も高い応答モードが、デフォルトの応
答モードでない場合には、該頻度の高いモードに応答モ
ードを変更する。この場合、通信回数の少ない通信相手
に対する応答モードの変更を避けるために、所定通信回
数(例えば20回)以上の相手端末に対する応答モード
を変更するようにしてもよい。また、ステップS517
で得られるデータは、新規の応答モードの設定登録にも
利用することができる。
【0038】このように、第4の実施例によると、相手
端末の過去の応答モードを記憶し、この記憶データに基
づいて最適な応答モードを設定することにより、第3の
実施例で得られる効果に加えて、相手端末に対して最適
の応答モードの設定をすることが可能になる。
【0039】
【発明の効果】第1発明によると、留守番応答モードに
おいては、通信相手に記録モードの選択メニューが送信
され、通信相手が行う選択メニューの選択に基づいて、
映像データと音声データの少なくとも一方を蓄積手段に
記録し、映像データの記録時には、選択メニューで選択
された動画モード、静止画モードまたは書画モードに対
応した画像処理を行った後に記録手段による記録が行わ
れるので、不要なメッセージデータの記録を省いた効率
的な留守録動作が行われると共に、良好な映像メッセー
ジが表示でき、且つ蓄積手段のメモリ容量を低減して製
造コストを削減することができる。
【0040】第2発明によると、留守番応答モードにお
いては、着信時に識別手段により、発信端末が電話機か
テレビ電話装置かが識別され、この識別により送信手段
は、発信端末が電話機であるときは音声メッセージを、
テレビ電話装置であるときは音声メッセージ及び映像メ
ッセージを通信相手に送信するので、発信端末が電話機
の場合に、無駄な呼制御や記録動作を行うことがなく、
蓄積手段が有効に使用でき、製造コストを削減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロツク図
である。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の第1の実施例の選択メニューの表示画
面の一例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例の留守録確認メッセージ
の表示画面の一例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の第3の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明の第4の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
101 CPU 102 RAM 103 ROM 104 ビデオRAM 105 操作部 106 通信制御部 107 ディスプレイ 108 ディスプレイコントローラ 109 グラフィックコントローラ 110 ビデオコーディック 111 多重化回路 112 インタフェース回路 113 ハンドセット 114 オーディオコントローラ 115 オーディオコーディック 116、119 カメラ 117 ビデオメモリ 118 オーディオメモリ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の留守番
応答機能を備えたテレビ電話装置と通信を行う端末は、
全てテレビ電話装置とは限らず、音声信号のみを送受信
する電話機の場合もあり、テレビ電話装置に発呼する電
話機に、留守番応答モードで音声データと共に映像デー
タをも送信しても意味がない。また、音声のみで十分こ
とが足りる場合に映像データを録画したり、書画の映像
データのみでよい場合に音声を無駄に録音したりする
と、メモリの容量不足をたし必要なデータが記録でき
ないことがある。この場合、容量の大きいメモリを使用
することは、製造コストの上昇につながり望ましくな
い。さらに、相互の端末の機能の差により、例えば発信
端末では良く見える書画を、受信端末で録画し再生する
と、ディスプレイの性能のために不鮮明に表示されたり
することもある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データ及び音声データを蓄積する蓄
    積手段を具備し、留守番応答モードでは、前記蓄積手段
    から読出した映像メッセージと音声メッセージの少なく
    とも一方により応答するテレビ電話装置であって、前記
    留守番応答モードにおいて、着信時には通信相手に記録
    モードの選択メニューを送信する選択メニュー送信手段
    と、前記通信相手の前記選択メニューの選択に基づい
    て、受信映像メッセージと受信音声メッセージの少なく
    とも一方を前記蓄積手段に記録する記録手段と、前記受
    信映像メッセージの記録時には、前記選択メニューで選
    択された動画モード、静止画モードまたは書画モードに
    対応した画像処理を行なう画像処理手段とを有すること
    を特徴とするテレビ電話装置。
  2. 【請求項2】 映像データ及び音声データを蓄積する蓄
    積手段を具備し、留守番応答モードでは、前記蓄積手段
    から読出した映像メッセージと音声メッセージの少なく
    とも一方により応答するテレビ電話装置であって、前記
    留守番応答モードにおいて、着信時に発信端末が電話機
    かテレビ電話装置かを識別する識別手段と、この識別に
    より発信端末が電話機であるときは音声メッセージを、
    テレビ電話装置であるときは音声メッセージ及び映像メ
    ッセージを、通信相手に送信する送信手段とを有するこ
    とを特徴とするテレビ電話装置。
  3. 【請求項3】 特定の通信相手の電話番号を記憶し、該
    電話番号に対応して音声メッセージ、映像メッセージ、
    またはその両方のうちのいずれかによる応答モードを予
    め設定する応答モード設定手段と、前記留守番応答モー
    ドにおいて、着信時には前記特定の通信相手には、前記
    応答モード設定手段で設定されたモードで応答する応答
    手段とをさらに有することを特徴とする請求項2記載の
    テレビ電話装置。
  4. 【請求項4】 通信相手からの応答モードと該通信相手
    の電話番号を記録する記録手段と、該記録手段に記録さ
    れた応答モードと、前記応答モード設定手段により設定
    された応答モードとを比較し、より選択頻度の高い応答
    モードに変更する変更手段とをさらに有することを特徴
    とする請求項3記載のテレビ電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001024522A1 (en) * 1999-09-29 2001-04-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Radio video communication terminal
JP2006245812A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Nakayo Telecommun Inc 画像応答機能を有する留守番電話装置
JP2007142588A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Nec Corp 電話通信システム

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