JPH06205060A - 多重化データ分離装置 - Google Patents
多重化データ分離装置Info
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- JPH06205060A JPH06205060A JP5001944A JP194493A JPH06205060A JP H06205060 A JPH06205060 A JP H06205060A JP 5001944 A JP5001944 A JP 5001944A JP 194493 A JP194493 A JP 194493A JP H06205060 A JPH06205060 A JP H06205060A
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- JP
- Japan
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- channel data
- data
- circuit section
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 4相位相変調された信号を復調した際に出力
されるIチャネルデータ及びQチャネルデータが時間的
に交互に多重化されたシリアルデータとして入力される
多重化データを分離する装置において検出すべき同期パ
ターンが分離するラインに応じて複雑化する傾向にあっ
たが装置構成を見直すことにより回路を簡略化しても従
来装置と同等の性能を維持できる装置を提案するもので
ある。 【構成】 従来装置と比べ同期パターン検出回路部を第
1の選択回路部後方に配置することにより第2の遅延回
路部及び第4の遅延回路部を削除することが可能となり
それに付随して他の回路部も構成が簡略化できた。 【効果】 従来の装置構成に対し回路を簡略化しても従
来装置と同等の性能を維持できる。
されるIチャネルデータ及びQチャネルデータが時間的
に交互に多重化されたシリアルデータとして入力される
多重化データを分離する装置において検出すべき同期パ
ターンが分離するラインに応じて複雑化する傾向にあっ
たが装置構成を見直すことにより回路を簡略化しても従
来装置と同等の性能を維持できる装置を提案するもので
ある。 【構成】 従来装置と比べ同期パターン検出回路部を第
1の選択回路部後方に配置することにより第2の遅延回
路部及び第4の遅延回路部を削除することが可能となり
それに付随して他の回路部も構成が簡略化できた。 【効果】 従来の装置構成に対し回路を簡略化しても従
来装置と同等の性能を維持できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無線通信における多
重化データの同期及び多重化データの分離機能に関する
ものである。
重化データの同期及び多重化データの分離機能に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の装置を示す構成図であ
り、4相位相変調された信号を復調した際に出力される
Iチャネルデータ及びQチャネルデータが時間的に交互
に多重化された多重化データ1で、図4及び図5に示す
とおりIチャネルデータ及びQチャネルデータが時間的
に並んで多重化された信号として入力される。また、上
記多重化データ1と同期してクロック信号2及び上記多
重化データ1を仮のIチャネルデータ9及び仮のQチャ
ネルデータ10に分離するためのデータ分離クロック7
が入力される。
り、4相位相変調された信号を復調した際に出力される
Iチャネルデータ及びQチャネルデータが時間的に交互
に多重化された多重化データ1で、図4及び図5に示す
とおりIチャネルデータ及びQチャネルデータが時間的
に並んで多重化された信号として入力される。また、上
記多重化データ1と同期してクロック信号2及び上記多
重化データ1を仮のIチャネルデータ9及び仮のQチャ
ネルデータ10に分離するためのデータ分離クロック7
が入力される。
【0003】入力される上記多重化データ1は、装置内
でリタイミングするためリタイミング回路部3へ入力さ
れIQチャネルデータ4となる。上記IQチャネルデー
タ4は、上記クロック信号2の1クロック分シフトさせ
るため第1の遅延回路部5へ送られる。上記第1の遅延
回路部5にて遅延されたデータはIQチャネルデータ6
となる。上記IQチャネルデータ4と上記遅延IQチャ
ネルデータ6は、データ分離クロック7によりデータ分
離部8にて図4及び図5に示す仮のIチャネルデータ9
及び仮のQチャネルデータ10に変換される。
でリタイミングするためリタイミング回路部3へ入力さ
れIQチャネルデータ4となる。上記IQチャネルデー
タ4は、上記クロック信号2の1クロック分シフトさせ
るため第1の遅延回路部5へ送られる。上記第1の遅延
回路部5にて遅延されたデータはIQチャネルデータ6
となる。上記IQチャネルデータ4と上記遅延IQチャ
ネルデータ6は、データ分離クロック7によりデータ分
離部8にて図4及び図5に示す仮のIチャネルデータ9
及び仮のQチャネルデータ10に変換される。
【0004】図4及び図5から判るとおり、上記データ
分離クロック7の位相及び上記多重化データ1の構成に
より、各上記仮のIチャネルデータ9及び上記仮のQチ
ャネルデータ10の出力が4種類のデータパターンを出
力するため、上記仮のIチャネルデータ9及び上記仮の
Qチャネルデータ10からIチャネル同期パターン及び
Qチャネル同期パターン検出しようとするとき、各ライ
ン毎に第1のIチャネル同期パターン検出部11a及び
第2のチャネル同期パターン検出部12bと第2のIチ
ャネル同期パターン検出部11b及び第1のQチャネル
同期パターン検出部12aが必要になる。
分離クロック7の位相及び上記多重化データ1の構成に
より、各上記仮のIチャネルデータ9及び上記仮のQチ
ャネルデータ10の出力が4種類のデータパターンを出
力するため、上記仮のIチャネルデータ9及び上記仮の
Qチャネルデータ10からIチャネル同期パターン及び
Qチャネル同期パターン検出しようとするとき、各ライ
ン毎に第1のIチャネル同期パターン検出部11a及び
第2のチャネル同期パターン検出部12bと第2のIチ
ャネル同期パターン検出部11b及び第1のQチャネル
同期パターン検出部12aが必要になる。
【0005】上記第1のIチャネル同期パターン検出部
11aの出力信号である第1の検出信号I13と上記第
1のQチャネル同期パターン検出部12aの出力信号で
ある第1の検出信号Q14の同期パターン検出時期が同
時であった場合、第1のANDゲート15により論理積
された第1の検出信号16は検出信号判定回路部17へ
出力され、上記仮のIチャネルデータ及び仮のQチャネ
ルデータがそのまま再生されたIチャネルデータ23及
び再生されたQチャネルデータ24となるよう第1の選
択回路部18に選択信号1 20を第2の選択回路部2
2に選択信号225を出力しおのおのを制御する。
11aの出力信号である第1の検出信号I13と上記第
1のQチャネル同期パターン検出部12aの出力信号で
ある第1の検出信号Q14の同期パターン検出時期が同
時であった場合、第1のANDゲート15により論理積
された第1の検出信号16は検出信号判定回路部17へ
出力され、上記仮のIチャネルデータ及び仮のQチャネ
ルデータがそのまま再生されたIチャネルデータ23及
び再生されたQチャネルデータ24となるよう第1の選
択回路部18に選択信号1 20を第2の選択回路部2
2に選択信号225を出力しおのおのを制御する。
【0006】また、上記検出信号判定回路部17では同
期パターンを検出した時点で他の検出信号の入力を停止
すると共にフレームカウンタ26に対し、カウンタをリ
セットするためのリセット信号27を出力する。上記フ
レームカウンタ26では、次の同期パターン検出位置を
予測してフレーム検出位置予測信号28を上記検出信号
判定回路部17に出力する。上記検出信号判定回路部1
7では上記フレーム検出位置予測信号28の位置にて再
度上記第1の検出信号16が入力されるか否かを判定す
ることにより、同期パターンが正しいか疑似パターンで
あったかの判定を行う。もし検出できなかったと判定し
た場合は、上記第1の選択回路部18と上記第2の選択
回路部22の制御状態を解除して再度同期パターンを捜
す動作に入る。
期パターンを検出した時点で他の検出信号の入力を停止
すると共にフレームカウンタ26に対し、カウンタをリ
セットするためのリセット信号27を出力する。上記フ
レームカウンタ26では、次の同期パターン検出位置を
予測してフレーム検出位置予測信号28を上記検出信号
判定回路部17に出力する。上記検出信号判定回路部1
7では上記フレーム検出位置予測信号28の位置にて再
度上記第1の検出信号16が入力されるか否かを判定す
ることにより、同期パターンが正しいか疑似パターンで
あったかの判定を行う。もし検出できなかったと判定し
た場合は、上記第1の選択回路部18と上記第2の選択
回路部22の制御状態を解除して再度同期パターンを捜
す動作に入る。
【0007】仮にある程度連続で同期パターンが検出さ
れた場合完全な同期パターンであるとみなし、数フレー
ム程度同期パターンが検出できなくても同期状態を解除
しないような措置を採っている。これは、データ伝送に
おいて一時的に誤ったデータが入力されることが多々あ
り、再同期させるまでのリスクを下げる意味で用いられ
る方法である。
れた場合完全な同期パターンであるとみなし、数フレー
ム程度同期パターンが検出できなくても同期状態を解除
しないような措置を採っている。これは、データ伝送に
おいて一時的に誤ったデータが入力されることが多々あ
り、再同期させるまでのリスクを下げる意味で用いられ
る方法である。
【0008】上記動作に並行して第2のIチャネル同期
パターン検出部11bと上記第2のQチャネル同期パタ
ーン検出部12bは、おのおの第2の検出信号I29及
び第2の検出信号Q19を第2のANDゲート30によ
り論理積し第2の検出信号31として判定結果を上記検
出信号判定回路部17に出力し続ける。
パターン検出部11bと上記第2のQチャネル同期パタ
ーン検出部12bは、おのおの第2の検出信号I29及
び第2の検出信号Q19を第2のANDゲート30によ
り論理積し第2の検出信号31として判定結果を上記検
出信号判定回路部17に出力し続ける。
【0009】上記多重化データ1の多重化のしかたによ
りI/Qチャネルデータが前後して入力される場合があ
る。そのため第2の遅延回路部33では上記第1のQチ
ャネル同期パターン検出回路部12aの出力信号である
上記第1の検出信号Q14を1ビット遅延させ、上記第
2の遅延回路部38出力信号である遅延検出信号Q34
と第1の検出信号I13を第3のANDゲート35によ
り論理積し第3の検出信号36として判定結果を上記検
出信号判定回路部17に出力し続ける。
りI/Qチャネルデータが前後して入力される場合があ
る。そのため第2の遅延回路部33では上記第1のQチ
ャネル同期パターン検出回路部12aの出力信号である
上記第1の検出信号Q14を1ビット遅延させ、上記第
2の遅延回路部38出力信号である遅延検出信号Q34
と第1の検出信号I13を第3のANDゲート35によ
り論理積し第3の検出信号36として判定結果を上記検
出信号判定回路部17に出力し続ける。
【0010】第4の遅延回路部38では上記第2のIチ
ャネル同期パターン検出回路部11bの出力信号である
上記第2の検出信号I29を1ビット遅延させ、上記第
4の遅延回路部38出力信号である遅延検出信号I39
と第2の検出信号Q19を第4のANDゲート40によ
り論理積し第4の検出信号41として判定結果を上記検
出信号判定回路部17に出力し続ける。
ャネル同期パターン検出回路部11bの出力信号である
上記第2の検出信号I29を1ビット遅延させ、上記第
4の遅延回路部38出力信号である遅延検出信号I39
と第2の検出信号Q19を第4のANDゲート40によ
り論理積し第4の検出信号41として判定結果を上記検
出信号判定回路部17に出力し続ける。
【0011】上記検出信号判定回路部17は、上記第1
の検出信号16と上記第2の検出信号31と上記第3の
検出信号36及び上記第4の検出信号41を入力し何れ
が検出したか監視している。上記第2の検出信号31が
検出したと判定した場合、上記第1の選択回路部18へ
上記仮のQチャネルデータ10を選択するための上記選
択信号1 20を出力したことにより選択後仮のQチャ
ネルデータ21を得る。これにより、上記第2の選択回
路部22は、おのおの上記仮のIチャネルデータ9を上
記再生されたQチャネルデータ24、上記選択後仮のQ
チャネルデータ21を上記再生されたIチャネルデータ
23として出力するよう上記選択信号225を制御す
る。
の検出信号16と上記第2の検出信号31と上記第3の
検出信号36及び上記第4の検出信号41を入力し何れ
が検出したか監視している。上記第2の検出信号31が
検出したと判定した場合、上記第1の選択回路部18へ
上記仮のQチャネルデータ10を選択するための上記選
択信号1 20を出力したことにより選択後仮のQチャ
ネルデータ21を得る。これにより、上記第2の選択回
路部22は、おのおの上記仮のIチャネルデータ9を上
記再生されたQチャネルデータ24、上記選択後仮のQ
チャネルデータ21を上記再生されたIチャネルデータ
23として出力するよう上記選択信号225を制御す
る。
【0012】上記第3のANDゲート35により上記第
3の検出信号36が検出したと判定した場合、上記第1
の選択回路部18へ第3の遅延回路部37の出力信号で
ある遅延仮のQチャネルデータ32を選択するための上
記選択信号1 20を出力したことにより上記選択後仮
のQチャネルデータ21を得る。これにより、上記第2
の選択回路部22は、おのおの上記仮のIチャネルデー
タ9を上記再生されたIチャネルデータ23、上記選択
後仮のQチャネルデータ21を上記再生されたQチャネ
ルデータ24として出力するよう上記選択信号2 25
を制御する。
3の検出信号36が検出したと判定した場合、上記第1
の選択回路部18へ第3の遅延回路部37の出力信号で
ある遅延仮のQチャネルデータ32を選択するための上
記選択信号1 20を出力したことにより上記選択後仮
のQチャネルデータ21を得る。これにより、上記第2
の選択回路部22は、おのおの上記仮のIチャネルデー
タ9を上記再生されたIチャネルデータ23、上記選択
後仮のQチャネルデータ21を上記再生されたQチャネ
ルデータ24として出力するよう上記選択信号2 25
を制御する。
【0013】上記第4のANDゲート41により上記第
4の検出信号41が検出したと判定した場合、上記第1
の選択回路部18へ上記第3の遅延回路部37の出力信
号である上記遅延仮Qチャネルデータ32を選択するた
めの上記選択信号1 20を出力することにより上記選
択後仮のQチャネルデータ21を得る。これにより、上
記第2の選択回路部22は、おのおの上記仮のIチャネ
ルデータ9を上記再生されたIチャネルデータ24、上
記選択後仮のQチャネルデータ21を上記再生されたI
チャネルデータ23として出力するよう上記選択信号2
25を制御する。これにより、全ての入力パターンに
ついて同期が可能となる。
4の検出信号41が検出したと判定した場合、上記第1
の選択回路部18へ上記第3の遅延回路部37の出力信
号である上記遅延仮Qチャネルデータ32を選択するた
めの上記選択信号1 20を出力することにより上記選
択後仮のQチャネルデータ21を得る。これにより、上
記第2の選択回路部22は、おのおの上記仮のIチャネ
ルデータ9を上記再生されたIチャネルデータ24、上
記選択後仮のQチャネルデータ21を上記再生されたI
チャネルデータ23として出力するよう上記選択信号2
25を制御する。これにより、全ての入力パターンに
ついて同期が可能となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によると、I
チャネル同期パターン及びQチャネル同期パターンの検
出部は、同期パターン長によらず常に同期パターンの種
類に対し2倍必要であり同期パターン長が長くなった場
合及び同期パターンが複数となった場合、ハードウェア
に与える影響は全ての同期パターン検出回路に及ぶとい
う課題があった。
チャネル同期パターン及びQチャネル同期パターンの検
出部は、同期パターン長によらず常に同期パターンの種
類に対し2倍必要であり同期パターン長が長くなった場
合及び同期パターンが複数となった場合、ハードウェア
に与える影響は全ての同期パターン検出回路に及ぶとい
う課題があった。
【0015】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので同期パターン検出回路を共用化することに
より、ハードウェアへの影響を最少限に抑えることを目
的としている。
されたもので同期パターン検出回路を共用化することに
より、ハードウェアへの影響を最少限に抑えることを目
的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる多重化
データ分離装置は、同期パターン検出回路部を共用化す
るため、第3の遅延回路部及び第1の選択回路部をデー
タ分離部の後に配置し同期が確立しない場合、仮のQチ
ャネルデータを第3の遅延回路経由入力できるように設
定し、再度同期確立を実施するようにするものである。
データ分離装置は、同期パターン検出回路部を共用化す
るため、第3の遅延回路部及び第1の選択回路部をデー
タ分離部の後に配置し同期が確立しない場合、仮のQチ
ャネルデータを第3の遅延回路経由入力できるように設
定し、再度同期確立を実施するようにするものである。
【0017】
【作用】この発明における多重化データ分離装置は、第
3の遅延回路及び第1の選択回路部をデータ分離部の後
に配置し同期が確立しない場合、仮のQチャネルデータ
を第3の遅延回路経由入力できるように設定し、再度同
期確立を実施するようにしたもので、これにより従来の
多重化データ分離装置で使用していた第2の遅延回路
部、第4の遅延回路部、第3の判定回路部及び第4の判
定回路部を省略することができる。
3の遅延回路及び第1の選択回路部をデータ分離部の後
に配置し同期が確立しない場合、仮のQチャネルデータ
を第3の遅延回路経由入力できるように設定し、再度同
期確立を実施するようにしたもので、これにより従来の
多重化データ分離装置で使用していた第2の遅延回路
部、第4の遅延回路部、第3の判定回路部及び第4の判
定回路部を省略することができる。
【0018】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、1から32及び37
は、従来の装置と同一のものである。
ついて説明する。図1において、1から32及び37
は、従来の装置と同一のものである。
【0019】入力される上記多重化データ1は、装置内
でリタイミングするためリタイミング回路部3へ入力さ
れ、IQチャネルデータ4となる。上記IQチャネルデ
ータ4は、上記クロック信号2の1クロック分シフトさ
せるため第1の遅延回路部5へ送られる。上記第1の遅
延回路部5にて遅延されたデータは、遅延IQチャネル
データ6となる。上記IQチャネルデータ4と上記遅延
IQチャネルデータ6は、データ分離クロック7により
データ分離部8にて図4及び図5に示す仮のIチャネル
データ9及び仮のQチャネルデータ10に変換される。
でリタイミングするためリタイミング回路部3へ入力さ
れ、IQチャネルデータ4となる。上記IQチャネルデ
ータ4は、上記クロック信号2の1クロック分シフトさ
せるため第1の遅延回路部5へ送られる。上記第1の遅
延回路部5にて遅延されたデータは、遅延IQチャネル
データ6となる。上記IQチャネルデータ4と上記遅延
IQチャネルデータ6は、データ分離クロック7により
データ分離部8にて図4及び図5に示す仮のIチャネル
データ9及び仮のQチャネルデータ10に変換される。
【0020】図4及び図5から判るとおり、上記データ
分離クロック7の位相及び上記多重化データ1の構成に
より、上記仮のIチャネルデータ9及び上記仮のQチャ
ネルデータ10の出力が4種類のデータパターンを出力
するため、上記仮のIチャネルデータ9及び上記仮のQ
チャネルデータ10からIチャネル同期パターン及びQ
チャネル同期パターン検出しようとするとき、各ライン
毎に第1のIチャネル同期パターン検出部11a及び第
2のチャネル同期パターン検出部12bと第2のIチャ
ネル同期パターン検出部11b及び第1のQチャネル同
期パターン検出部12aが必要になる。
分離クロック7の位相及び上記多重化データ1の構成に
より、上記仮のIチャネルデータ9及び上記仮のQチャ
ネルデータ10の出力が4種類のデータパターンを出力
するため、上記仮のIチャネルデータ9及び上記仮のQ
チャネルデータ10からIチャネル同期パターン及びQ
チャネル同期パターン検出しようとするとき、各ライン
毎に第1のIチャネル同期パターン検出部11a及び第
2のチャネル同期パターン検出部12bと第2のIチャ
ネル同期パターン検出部11b及び第1のQチャネル同
期パターン検出部12aが必要になる。
【0021】第1の選択回路部18へ上記仮のQチャネ
ルデータ10を選択するための選択信号1 20を出力
することにより選択後仮のQチャネルデータ21を得
る。この状態において上記第1のIチャネル同期パター
ン検出部11aの出力信号である第1の検出信号I13
と上記第1のQチャネル同期パターン検出部12aの出
力信号である第1の検出信号Q14の同期パターン検出
時期が同時であった場合、第1のANDゲートにより論
理積され第1の検出信号16は検出信号判定回路部17
へ出力され、上記仮のIチャネルデータ及び上記仮のQ
チャネルデータがそのまま再生されたIチャネルデータ
23及び再生されたQチャネルデータ24となるよう上
記第2の選択回路部22を上記選択信号2 25により
制御する。
ルデータ10を選択するための選択信号1 20を出力
することにより選択後仮のQチャネルデータ21を得
る。この状態において上記第1のIチャネル同期パター
ン検出部11aの出力信号である第1の検出信号I13
と上記第1のQチャネル同期パターン検出部12aの出
力信号である第1の検出信号Q14の同期パターン検出
時期が同時であった場合、第1のANDゲートにより論
理積され第1の検出信号16は検出信号判定回路部17
へ出力され、上記仮のIチャネルデータ及び上記仮のQ
チャネルデータがそのまま再生されたIチャネルデータ
23及び再生されたQチャネルデータ24となるよう上
記第2の選択回路部22を上記選択信号2 25により
制御する。
【0022】また、上記検出信号判定回路部17では同
期パターンを検出した時点で他の検出信号の入力を停止
すると共にフレームカウンタ26に対し、カウンタをリ
セットするためのリセット信号27を出力する。上記フ
レームカウンタ26では、次の同期パターン検出位置を
予測してフレーム検出位置予測信号28を上記検出信号
判定回路部17に出力する。上記検出信号判定回路部1
7では上記フレーム検出位置予測信号28の位置にて再
度上記第1の検出信号16が入力されるか否かを判定す
ることにより、同期パターンが正しいか疑似パターンで
あったかの判定を行う。もし検出できなかったと判定し
た場合は、上記第1の選択回路部18と上記第2の選択
回路部22の制御状態を解除して再度同期パターンを捜
す動作に入る。
期パターンを検出した時点で他の検出信号の入力を停止
すると共にフレームカウンタ26に対し、カウンタをリ
セットするためのリセット信号27を出力する。上記フ
レームカウンタ26では、次の同期パターン検出位置を
予測してフレーム検出位置予測信号28を上記検出信号
判定回路部17に出力する。上記検出信号判定回路部1
7では上記フレーム検出位置予測信号28の位置にて再
度上記第1の検出信号16が入力されるか否かを判定す
ることにより、同期パターンが正しいか疑似パターンで
あったかの判定を行う。もし検出できなかったと判定し
た場合は、上記第1の選択回路部18と上記第2の選択
回路部22の制御状態を解除して再度同期パターンを捜
す動作に入る。
【0023】仮にある程度連続で同期パターンが検出さ
れた場合、完全な同期パターンであるとみなし、数フレ
ーム程度同期パターンが検出できなくても同期状態を解
除しないような措置を採っている。これは、データ伝送
において一時的に誤ったデータが入力されることが多々
あり、再同期させるまでのリスクを下げる意味で用いら
れる方法である。
れた場合、完全な同期パターンであるとみなし、数フレ
ーム程度同期パターンが検出できなくても同期状態を解
除しないような措置を採っている。これは、データ伝送
において一時的に誤ったデータが入力されることが多々
あり、再同期させるまでのリスクを下げる意味で用いら
れる方法である。
【0024】上記動作に並行して第2のIチャネル同期
パターン検出部11bと上記第2のQチャネル同期パタ
ーン検出部12bは、おのおの第2の検出信号I29及
び第2の検出信号Q19を第2のANDゲート30によ
り論理積し第2の検出信号31として判定結果を上記検
出信号判定回路部17に出力し続ける。上記第2のAN
Dゲートにより論理積した上記第2の検出信号31が出
力された場合は、上記検出信号判定回路部17にて、上
記仮のIチャネルデータを上記再生されたQチャネルデ
ータ24に上記仮のQチャネルデータを上記再生された
Iチャネルデータ23となるよう上記第2の選択回路部
22を上記選択信号2 25により制御する。
パターン検出部11bと上記第2のQチャネル同期パタ
ーン検出部12bは、おのおの第2の検出信号I29及
び第2の検出信号Q19を第2のANDゲート30によ
り論理積し第2の検出信号31として判定結果を上記検
出信号判定回路部17に出力し続ける。上記第2のAN
Dゲートにより論理積した上記第2の検出信号31が出
力された場合は、上記検出信号判定回路部17にて、上
記仮のIチャネルデータを上記再生されたQチャネルデ
ータ24に上記仮のQチャネルデータを上記再生された
Iチャネルデータ23となるよう上記第2の選択回路部
22を上記選択信号2 25により制御する。
【0025】上記多重化データ1の多重化のしかたによ
りI/Qチャネルデータが前後して入力される場合があ
る。そのため上記回路の設定状態ではいつまでも同期を
掛けることができない。そこで、上記検出信号判定回路
17では入力されたクロック数をカウントすることによ
り、数フレーム経過しても上記第1の検出信号16及び
上記第2の検出信号31が検出できない場合、上記第1
の選択回路部18の選択状態を第3の遅延回路部37の
出力信号である遅延仮のQチャネルデータ32を上記選
択後仮のQチャネルデータ21として出力する。この状
態において再度上記第1の検出信号16もしくは上記第
2の検出信号31の同期検出が行われるときを待つ。
りI/Qチャネルデータが前後して入力される場合があ
る。そのため上記回路の設定状態ではいつまでも同期を
掛けることができない。そこで、上記検出信号判定回路
17では入力されたクロック数をカウントすることによ
り、数フレーム経過しても上記第1の検出信号16及び
上記第2の検出信号31が検出できない場合、上記第1
の選択回路部18の選択状態を第3の遅延回路部37の
出力信号である遅延仮のQチャネルデータ32を上記選
択後仮のQチャネルデータ21として出力する。この状
態において再度上記第1の検出信号16もしくは上記第
2の検出信号31の同期検出が行われるときを待つ。
【0026】上記第1の検出信号16が検出したと判定
した場合、第2の選択回路部22は、おのおの上記仮の
Iチャネルデータ9を上記再生されたIチャネルデータ
23、上記選択後仮のQチャネルデータ21を上記再生
されたQチャネルデータ24として出力するよう上記選
択信号2 25を制御する。
した場合、第2の選択回路部22は、おのおの上記仮の
Iチャネルデータ9を上記再生されたIチャネルデータ
23、上記選択後仮のQチャネルデータ21を上記再生
されたQチャネルデータ24として出力するよう上記選
択信号2 25を制御する。
【0027】上記第2の検出信号31が検出したと判定
した場合、第2の選択回路部22は、おのおの上記仮の
Iチャネルデータ9を上記再生されたQチャネルデータ
24、上記選択後仮のQチャネルデータ21を上記再生
されたIチャネルデータ23として出力するよう上記選
択信号2 25を制御する。これにより、従来装置と同
様に全ての入力パターンについて同期が可能となる。
した場合、第2の選択回路部22は、おのおの上記仮の
Iチャネルデータ9を上記再生されたQチャネルデータ
24、上記選択後仮のQチャネルデータ21を上記再生
されたIチャネルデータ23として出力するよう上記選
択信号2 25を制御する。これにより、従来装置と同
様に全ての入力パターンについて同期が可能となる。
【0028】実施例2.以下、この発明の他の実施例を
図について説明する。図2において、1から18,19
から28及び32は、従来の装置と同一のものである。
図について説明する。図2において、1から18,19
から28及び32は、従来の装置と同一のものである。
【0029】入力される上記多重化データ1は、装置内
でリタイミングするためリタイミング回路部3へ入力さ
れ、IQチャネルデータ4となる。上記IQチャネルデ
ータ4は、上記クロック信号2の1クロック分シフトさ
せるため第1の遅延回路部5へ送られる。上記第1の遅
延回路部5にて遅延されたデータは、遅延IQチャネル
データ6となる。上記IQチャネルデータ4と上記遅延
IQチャネルデータ6は、データ分離クロック7により
データ分離部8にて図4及び図5に示す仮のIチャネル
データ9及び仮のQチャネルデータ10に変換される。
でリタイミングするためリタイミング回路部3へ入力さ
れ、IQチャネルデータ4となる。上記IQチャネルデ
ータ4は、上記クロック信号2の1クロック分シフトさ
せるため第1の遅延回路部5へ送られる。上記第1の遅
延回路部5にて遅延されたデータは、遅延IQチャネル
データ6となる。上記IQチャネルデータ4と上記遅延
IQチャネルデータ6は、データ分離クロック7により
データ分離部8にて図4及び図5に示す仮のIチャネル
データ9及び仮のQチャネルデータ10に変換される。
【0030】図4及び図5から判るとおり、上記データ
分離クロック7の位相及び上記多重化データ1の構成に
より、上記仮のIチャネルデータ9及び上記仮のQチャ
ネルデータ10の出力が4種類のデータパターンを出力
するため、上記仮のIチャネルデータ9及び上記仮のQ
チャネルデータ10からIチャネル同期パターン及びQ
チャネル同期パターン検出しようとするとき、固定ライ
ンに第1のIチャネル同期パターン検出部11及び第1
のQチャネル同期パターン検出部12を用意し、各ライ
ンを入れ換える制御及び1ビット遅延機能が必要にな
る。
分離クロック7の位相及び上記多重化データ1の構成に
より、上記仮のIチャネルデータ9及び上記仮のQチャ
ネルデータ10の出力が4種類のデータパターンを出力
するため、上記仮のIチャネルデータ9及び上記仮のQ
チャネルデータ10からIチャネル同期パターン及びQ
チャネル同期パターン検出しようとするとき、固定ライ
ンに第1のIチャネル同期パターン検出部11及び第1
のQチャネル同期パターン検出部12を用意し、各ライ
ンを入れ換える制御及び1ビット遅延機能が必要にな
る。
【0031】第1の選択回路部18へ上記仮のQチャネ
ルデータ10を選択するための選択信号1 20を出力
することにより選択後仮のQチャネルデータ21を得
る。また、上記仮のIチャネルデータ及び上記仮のQチ
ャネルデータがそのまま再生されたIチャネルデータ2
3及び再生されたQチャネルデータ24となるよう第2
の選択回路部22を制御する。この状態において上記第
1のIチャネル同期パターン検出部11の出力信号であ
る検出信号I13と上記第1のQチャネル同期パターン
検出部12の出力信号である第1の検出信号Q14の同
期パターン検出時期が同時であった場合、第1のAND
ゲートにより論理積され第1の検出信号16は検出信号
判定回路部17へ出力される。
ルデータ10を選択するための選択信号1 20を出力
することにより選択後仮のQチャネルデータ21を得
る。また、上記仮のIチャネルデータ及び上記仮のQチ
ャネルデータがそのまま再生されたIチャネルデータ2
3及び再生されたQチャネルデータ24となるよう第2
の選択回路部22を制御する。この状態において上記第
1のIチャネル同期パターン検出部11の出力信号であ
る検出信号I13と上記第1のQチャネル同期パターン
検出部12の出力信号である第1の検出信号Q14の同
期パターン検出時期が同時であった場合、第1のAND
ゲートにより論理積され第1の検出信号16は検出信号
判定回路部17へ出力される。
【0032】上記検出信号判定回路部17では、同期パ
ターンを検出した時点でフレームカウンタ26に対し、
カウンタをリセットするためのリセット信号27を出力
する。上記フレームカウンタ26では、次の同期パター
ン検出位置を予測してフレーム検出位置予測信号28を
上記検出信号判定回路部17に出力する。上記検出信号
判定回路部17では上記フレーム検出位置予測信号28
の位置にて再度上記第1の検出信号16が入力されるか
否かを判定することにより、同期パターンが正しいか疑
似パターンであったかの判定を行う。もし検出できなか
ったと判定した場合は、上記第1の選択回路部18と上
記第2の選択回路部22の制御状態を解除して再度同期
パターンを捜す動作に入る。
ターンを検出した時点でフレームカウンタ26に対し、
カウンタをリセットするためのリセット信号27を出力
する。上記フレームカウンタ26では、次の同期パター
ン検出位置を予測してフレーム検出位置予測信号28を
上記検出信号判定回路部17に出力する。上記検出信号
判定回路部17では上記フレーム検出位置予測信号28
の位置にて再度上記第1の検出信号16が入力されるか
否かを判定することにより、同期パターンが正しいか疑
似パターンであったかの判定を行う。もし検出できなか
ったと判定した場合は、上記第1の選択回路部18と上
記第2の選択回路部22の制御状態を解除して再度同期
パターンを捜す動作に入る。
【0033】仮にある程度連続で同期パターンが検出さ
れた場合、完全な同期パターンであるとみなし、数フレ
ーム程度同期パターンが検出できなくても同期状態を解
除しないような措置を採っている。これは、データ伝送
において一時的に誤ったデータが入力されることが多々
あり、再同期させるまでのリスクを下げる意味で用いら
れる方法である。
れた場合、完全な同期パターンであるとみなし、数フレ
ーム程度同期パターンが検出できなくても同期状態を解
除しないような措置を採っている。これは、データ伝送
において一時的に誤ったデータが入力されることが多々
あり、再同期させるまでのリスクを下げる意味で用いら
れる方法である。
【0034】先の選択状態で同期確立が行えなかった場
合、第2の選択回路部22に対し上記仮のIチャネルデ
ータを上記再生されたQチャネルデータ24に上記仮の
Qチャネルデータを上記再生されたIチャネルデータ2
3となるよう制御する。この状態において上記第1のI
チャネル同期パターン検出部11と上記第1のQチャネ
ル同期パターン検出部12は、上記第1のANDゲート
15により論理積し上記第1の検出信号16として判定
結果を上記検出信号判定回路部17に出力し続ける。こ
の状態にて同期確立が行えれば上記第1の選択回路部1
8及び上記第2の選択回路部22の選択状態を固定す
る。
合、第2の選択回路部22に対し上記仮のIチャネルデ
ータを上記再生されたQチャネルデータ24に上記仮の
Qチャネルデータを上記再生されたIチャネルデータ2
3となるよう制御する。この状態において上記第1のI
チャネル同期パターン検出部11と上記第1のQチャネ
ル同期パターン検出部12は、上記第1のANDゲート
15により論理積し上記第1の検出信号16として判定
結果を上記検出信号判定回路部17に出力し続ける。こ
の状態にて同期確立が行えれば上記第1の選択回路部1
8及び上記第2の選択回路部22の選択状態を固定す
る。
【0035】上記多重化データ1の多重化のしかたによ
りI/Qチャネルデータが前後して入力される場合があ
る。そのため先の設定状態で同期確立が行えなかった場
合、上記第1の選択回路部18に対し上記仮のQチャネ
ルデータを遅延後仮のQチャネルデータ32を選択する
よう制御し、上記仮のIチャネルデータを上記再生され
たQチャネルデータ24に上記仮のQチャネルデータを
上記再生されたIチャネルデータ23とする。この状態
において、上記第1のIチャネル同期パターン検出部1
1と上記第1のQチャネル同期パターン検出部12は、
上記第1のANDゲート15により論理積し上記第1の
検出信号16として判定結果を上記検出信号判定回路部
17に出し続ける。この状態にて同期確立が行えれば上
記第1の選択回路部18及び上記第2の選択回路部22
の選択状態を固定する。
りI/Qチャネルデータが前後して入力される場合があ
る。そのため先の設定状態で同期確立が行えなかった場
合、上記第1の選択回路部18に対し上記仮のQチャネ
ルデータを遅延後仮のQチャネルデータ32を選択する
よう制御し、上記仮のIチャネルデータを上記再生され
たQチャネルデータ24に上記仮のQチャネルデータを
上記再生されたIチャネルデータ23とする。この状態
において、上記第1のIチャネル同期パターン検出部1
1と上記第1のQチャネル同期パターン検出部12は、
上記第1のANDゲート15により論理積し上記第1の
検出信号16として判定結果を上記検出信号判定回路部
17に出し続ける。この状態にて同期確立が行えれば上
記第1の選択回路部18及び上記第2の選択回路部22
の選択状態を固定する。
【0036】先の選択状態で同期確立が行えなかった場
合、上記第2の選択回路部22に対し上記仮のIチャネ
ルデータを上記再生されたIチャネルデータ23に上記
遅延後仮のQチャネルデータ32を上記再生されたQチ
ャネルデータ24とする。この状態において上記第1の
Iチャネル同期パターン検出部11と上記第1のQチャ
ネル同期パターン検出部12は、上記第1のANDゲー
ト15により論理積し上記第1の検出信号16として判
定結果を上記検出信号判定回路部17に出力し続ける。
この状態にて同期確立が行えれば上記第1の選択回路部
18及び上記第2の選択回路部22の選択状態を固定す
る。これにより、従来装置と同様に全ての入力パターン
について同期が可能となる。
合、上記第2の選択回路部22に対し上記仮のIチャネ
ルデータを上記再生されたIチャネルデータ23に上記
遅延後仮のQチャネルデータ32を上記再生されたQチ
ャネルデータ24とする。この状態において上記第1の
Iチャネル同期パターン検出部11と上記第1のQチャ
ネル同期パターン検出部12は、上記第1のANDゲー
ト15により論理積し上記第1の検出信号16として判
定結果を上記検出信号判定回路部17に出力し続ける。
この状態にて同期確立が行えれば上記第1の選択回路部
18及び上記第2の選択回路部22の選択状態を固定す
る。これにより、従来装置と同様に全ての入力パターン
について同期が可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、多重化データ
分離装置において従来装置に対しハードウェアの規模を
最低限に抑えることができかつ従来の装置と比べても同
等の性能を維持できる。
分離装置において従来装置に対しハードウェアの規模を
最低限に抑えることができかつ従来の装置と比べても同
等の性能を維持できる。
【図1】この発明による実施例1の多重化データ分離装
置を示す図である。
置を示す図である。
【図2】この発明による実施例2の多重化データ分離装
置を示す図である。
置を示す図である。
【図3】従来の多重化データ分離装置を示す図である。
【図4】多重化データ分離装置に入力されるあるデータ
パターンのタイミングを示す図である。
パターンのタイミングを示す図である。
【図5】多重化データ分離装置に入力される他のデータ
パターンのタイミングを示す図である。
パターンのタイミングを示す図である。
1 多重化データ 2 クロック信号 3 リタイミング回路 4 IQチャネルデータ 5 第1の遅延回路部 6 遅延IQチャネルデータ 7 データ分離クロック 8 データ分離部 9 仮のIチャネルデータ 10 仮のQチャネルデータ 11 同期パターンI検出部 12 同期パターンQ検出部 13 第1の検出信号I 14 第1の検出信号Q 15 第1のANDゲート 16 第1の検出信号 17 検出信号判定回路部 18 第1の選択回路部 19 第2の検出信号Q 20 選択信号1 21 選択後仮のQチャネルデータ 22 第2の選択回路部 23 再生されたIチャネルデータ 24 再生されたQチャネルデータ 25 選択信号2 26 フレームカウンタ 27 リセット信号 28 フレーム検出位置予測信号 29 第2の検出信号I 30 第2のANDゲート 31 第2の検出信号 32 遅延仮のQチャネルデータ 33 第2の遅延回路部 34 遅延検出信号Q 35 第3のANDゲート 36 第3の検出信号 37 第3の遅延回路部 38 第4の遅延回路部 39 遅延検出信号I 40 第4のANDゲート 41 第4の検出信号
Claims (2)
- 【請求項1】 4相位相変調された信号を復調した際に
出力されるIチャネルデータ及びQチャネルデータが時
間的に交互に多重化された多重化データを上記多重化デ
ータと同期して入力されるクロック信号にてリタイミン
グするリタイミング回路部と、上記リタイミング回路部
の出力信号を再度上記クロック信号にて1ビット分遅延
させる第1の遅延回路部と、上記リタイミング回路部の
出力信号と上記第1の遅延回路部出力信号を入力して仮
のIチャネルデータ及び仮のQチャネルデータの2系列
データに分離するデータ分離部と、上記仮のIチャネル
データを入力して仮のIチャネルデータに含まれるIチ
ャネル同期パターンを検出する第1のIチャネル同期パ
ターン検出部と、上記仮のIチャネルデータを入力して
仮のIチャネルデータに含まれるQチャネル同期パター
ンを検出する第2のQチャネル同期パターン検出部と、
仮のQチャネルデータを1ビット分遅延させるための第
3の遅延回路部と、上記第3の遅延回路部への入力信号
を分岐して入力し上記第3の遅延回路部出力信号と、上
記仮のQチャネルデータの何れかを選択する第1の選択
回路部と、上記第1の選択回路部の出力信号である上記
仮のQチャネルデータを入力して、仮のQチャネルデー
タに含まれるQチャネル同期パターンを検出する第1の
Qチャネル同期パターン検出部と、上記仮のQチャネル
データを入力して仮のQチャネルデータに含まれるIチ
ャネル同期パターンを検出する第2のIチャネル同期パ
ターン検出部と、上記仮のIチャネルデータと上記第1
の選択回路部の出力信号である上記仮のQチャネルデー
タおのおのを入力して何れかを選択する第2の選択回路
部と、上記第1のIチャネル同期パターン検出部と第1
のQチャネル同期パターン検出部の出力信号を入力し論
理積する第1のANDゲートと、上記第2のIチャネル
同期パターン検出部と第2のQチャネル同期パターン検
出部の出力信号を入力し論理積する第2のANDゲート
と、上記第1のANDゲートと上記第2のANDゲート
の出力信号を入力し上記第1の選択回路部と上記第2の
選択回路部の選択状態を制御する検出信号判定回路部
と、上記検出信号判定回路部の判定位置をモニタしてデ
ータの周期性を確認するフレームカウンタとから構成さ
れ、上記仮のIチャネルデータ及び上記仮のQチャネル
データを再生されたIチャネルデータ及び再生されたQ
チャネルデータに分離するとともに同期パターンの周期
性を確認する機能を備えた多重化データ分離装置。 - 【請求項2】 4相位相変調された信号を復調した際に
出力されるIチャネルデータ及びQチャネルデータが時
間的に交互に多重化された多重化データを上記多重化デ
ータと同期して入力されるクロック信号にてリタイミン
グするリタイミング回路部と、上記リタイミング回路部
の出力信号を再度上記クロック信号にて1ビット分遅延
させる第1の遅延回路部と、上記リタイミング回路部の
出力信号と上記第1の遅延回路部出力信号を入力して仮
のIチャネルデータ及び仮のQチャネルデータの2系列
データに分離するデータ分離部と、上記仮のQチャネル
データを1ビット分遅延させるための第3の遅延回路部
と、上記第3の遅延回路部への入力信号を分岐して入力
し上記第3の遅延回路部出力信号と、仮のQチャネルデ
ータの何れかを選択する第1の選択回路部と、上記デー
タ分離部の出力信号である上記仮のIチャネルデータと
上記第1の選択回路部の出力信号である仮のQチャネル
データおのおのを入力して何れかを選択する第2の選択
回路部と、第2の選択回路部の出力信号である再生され
たIチャネルデータ入力して再生されたIチャネルデー
タに含まれるIチャネル同期パターンを検出する第1の
Iチャネル同期パターン検出部と、再生されたQチャネ
ルデータ入力して再生されたQチャネルデータに含まれ
るQチャネル同期パターンを検出する第1のQチャネル
同期パターン検出部と、上記第1のIチャネル同期パタ
ーン検出部と第1のQチャネル同期パターン検出部の出
力信号を入力し論理積する第1のANDゲートと、上記
第1のANDゲートの出力信号を入力し上記第1の選択
回路部と上記第2の選択回路部の選択状態を制御する検
出信号判定回路部と、上記検出信号判定回路部の判定位
置をモニタしてデータの周期性を確認するフレームカウ
ンタとから構成され、上記仮のIチャネルデータ及び上
記仮のQチャネルデータを再生されたIチャネルデータ
及び再生されたQチャネルデータに分離するとともに同
期パターンの周期性を確認する機能を備えた多重化デー
タ分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5001944A JPH06205060A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 多重化データ分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5001944A JPH06205060A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 多重化データ分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06205060A true JPH06205060A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=11515731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5001944A Pending JPH06205060A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 多重化データ分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06205060A (ja) |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP5001944A patent/JPH06205060A/ja active Pending
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