JPH06204748A - Cmos水晶発振器 - Google Patents

Cmos水晶発振器

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Publication number
JPH06204748A
JPH06204748A JP4361188A JP36118892A JPH06204748A JP H06204748 A JPH06204748 A JP H06204748A JP 4361188 A JP4361188 A JP 4361188A JP 36118892 A JP36118892 A JP 36118892A JP H06204748 A JPH06204748 A JP H06204748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
control signal
oscillation
cmos
standby
Prior art date
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Pending
Application number
JP4361188A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikatsu Makuta
俊勝 幕田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dempa Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority to JP4361188A priority Critical patent/JPH06204748A/ja
Publication of JPH06204748A publication Critical patent/JPH06204748A/ja
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Abstract

(57)【要約】 CMOS水晶発振器 【目的】 スタンバイ動作時の消費電力を極力低減し得
るCMOS発振器を提供する。 【構成】 CMOSインバータの入出力間に抵抗と水晶
振動子を並列に接続して発振回路を形成し、外部からの
制御信号により前記発振回路の出力を一時的に停止させ
るCMOS水晶発振器おいて、 上記制御信号に基づ
き、CMOSインバータの動作電圧をON、OFFした
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタンバイ機能付きの
CMOS水晶発振器(CMOS発振器とする)を利用分
野とし、特に消費電流を減少し得る制御方法に関する。
【0002】
【発明の背景】CMOS発振器は、例えばパーソナルコ
ンピュータ等のクロック信号源として多用されている。
一般には、クロック信号源の非動作状態時には、発振出
力を停止させる所謂スタンバイ機能を持たせ、低消費電
力化を計っている。そして、近年では、バッテリー動作
を主とするノートブック型等の出現から、さらに消費電
力を低減するものが求められている。
【0003】
【従来技術】第3図はこの種の一従来例を説明するスタ
ンバイ機能付きのCMOS発振器の回路図である。CM
OS発振器は、共通電圧源Vcから動作電圧を供給され
る、発振回路部とスタンバイ回路とからなる。発振回路
部は、CMOSインバータ集積回路(発振用インバータ
とする)1の入出力間に、抵抗2と水晶振動子3とを並
列接続する。水晶振動子3の両端子と基準電位との間に
はコンデンサ4、5が接続される。そして、発振用イン
バータ1に増幅用インバータ6を接続する。スタンバイ
回路は制御用インバータ7を主とし、電源端と入力端の
間にプルアップ抵抗8を有する。そして、例えば外部回
路からのスタンバイ用の制御信号を入力し、その出力を
増幅用インバータ6の出力制御端に供給する。そして、
増幅用インバータ6のトランジスタをOFFとして電流
を断ち、その出力を停止させる「第3図(a)」。ある
いは、制御用インバータ7の出力端にFETを接続し、
ドレインからの出力を発振用インバータ1の入力端に供
給し、発振出力を停止させる「第3図(b)」。
【0004】
【従来技術の問題点】しかしながら、上記構成のスタン
バイ動作でも、前者の場合は、スタンバイ時において
も、単に増幅用インバータ6からの出力を停止するのみ
で、発振回路そのものは動作しているため、10〜20
mA程度の電流を消費する。また、後者の場合は発振自
体は停止し、これによる電力は消費する。しかし、この
場合でも、電源からの抵抗2及びFET9への電流は消
費される。特に、オーバトーン発振の場合には、抵抗2
の値を10KΩ以下にする必要があることから、その消
費電流を0.5mA以下にはできない問題があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、スタンバイ動作時の消費電力
を極力低減し得るCMOS発振器を提供することを目的
とする。
【0006】
【解決手段】本発明は、外部回路からの制御信号によ
り、CMOSインバータへの供給電源をON、OFFし
たことを解決手段とする。以下、本発明の各実施例を作
用とともに説明する。
【0007】
【第1実施例】第1図は本発明の一実施例を説明するス
タンバイ機能付きCMOS発振器の回路図である。な
お、前従来例図と同一部分には同番号を付与し、その説
明は簡略する。発振回路部は、前述同様に、抵抗2、水
晶振動子3及びコンデンサ4、5を具備した発振用イン
バータ1に増幅用インバータ6を接続してなる。但し、
電圧源Vcからの動作電圧は次のスタンバイ回路を経由
して供給される。スタンバイ回路は第1と第2の制御用
インバータ10、11の縦続を主とし、電圧源Vcから
動作電圧をともに供給される。第1制御インバータ10
は外部回路からの制御信号を入力し、その出力を第2制
御インバータ11と、増幅用インバータ6の出力制御端
に供給する。第2インバータ11はその出力を発振用イ
ンバータ1の電源端に供給する。
【0008】このようなスタンバイ回路では、外部回路
からの制御信号を、スタンバイ時には1、0信号中の0
レベル(0V)に、通常動作時には1レベル(5V)に
設定される。以下、このような制御信号に基づくスタン
バイ時及び通常時の動作を説明する。先ず、スタンバイ
時の制御信号(0)の入力があると、第1制御インバー
タ10は、その反転制御信号(1)を増幅用インバータ
6と第2制御インバータ11に供給する。したがって、
増幅用インバータ6は、従来同様にその動作を停止す
る。また、第2制御インバータ11は、反転制御信号
(1)をさらに反転した原制御信号(0)を、発振用イ
ンバータ1の電源端に供給する。したがって、発振用イ
ンバータ1には電源端に0Vの電圧が印加され、基準電
位(0V)との間に電位差を生じないことになる。すな
わち、動作電圧を供給されないことにる。よって、発振
を停止する。次に、通常動作時の制御信号(1)が第1
制御インバータ10に入力すると、増幅用インバータ6
には反転制御信号(0)が、また発振用インバータ1に
は原制御信号(1)が供給される。したがって、増幅用
インバータ6は、動作電圧を供給されその増幅動作を開
始する。また、発振用インバータ1にはその電源端に5
Vの電圧が印加され、発振動作を開始する。
【0009】このようなことから、本実施例のもので
は、制御信号に基づき、発振用インバータ1の電源端へ
の供給電圧をON、OFFしたので、スタンバイ動作と
通常動作とを切り換えることができる。そして、スタン
バイ動作時には、発振用インバータ1には動作電圧が供
給されないので、消費電流を生ずることがない。また、
増幅用インバータ6もその動作を停止するので、結局、
発振回路部での消費電流は殆どなくすことができる。す
なわち、第1制御インバータ10のプルアップ抵抗8に
よる消費電流のみとなる。ちなみに、プルアップ抵抗8
の抵抗値を500KΩ以上、あるいは10MΩ以上とす
れば、その消費電流は10μA以下、あるいは0.5μ
A以下になる。
【0010】
【第2実施例】第2図は本発明の他の実施例を説明する
CMOS発振器の回路図てある。なお、前実施例図と同
一部分には同番号を付してその説明は省略する。この実
施例では、発振用インバータ1の電源端に、電圧源Vc
から電圧を供給し、第1制御インバータ10からの反転
制御信号を発振用インバータ1の基準端に供給する。こ
のようなものでは、スタンバイ時には、制御信号(0)
が入力すると、発振用インバータ1の基準端には反転制
御信号(1)即ち5Vの電圧が印加される。したがっ
て、発振用インバータ1の電源端と基準端とは同電位と
なり、動作電圧を得れなくなる。したがって、発振を停
止する。また、通常時は、基準端には制御信号(1)に
対する反転制御信号(0)即ち0Vが供給されるので、
電源端と基準端との間には動作電圧5Vを得る。したが
って、発振開始となる。このようなことから、この実施
例においても、スタンバイ時には動作電圧の供給を断つ
ことになり、発振回路部での消費電流は発生しない。
【0011】
【他の事項】上記第1実施例では、第2制御インバータ
11を介在させてその出力を発振インバータに供給した
が、第2インバータ11に代えて従来例で示したような
FETを用いてもよい。要は、実質的に制御インバータ
の機能を持つ素子であればよい。このように、本発明は
その趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜変更可能であり、
要するに、発振用インバータ1の動作電圧を、制御信号
に基づき、ON、OFFして消費電力を小さくしたもの
は、その技術的範囲に属する。
【0012】
【発明の効果】本発明は、外部回路からの制御信号によ
り、CMOSインバータへの供給電源をON、OFFし
たので、スタンバイ動作時の消費電力を極力低減し得る
CMOS発振器を提供でき、実質的な効果は非常に大き
い。
【図面の簡単な説明】
【第1図】本発明の一実施例を説明するスタンバイ機能
付きのCMOS発振器の回路図である。
【第2図】本発明の他の実施例を説明するスタンバイ機
能付きのCMOS発振器の回路図である。
【第3図】同図(ab)ともに、従来例を説明するスタ
ンバイ機能付きのCMOS発振器の回路図である。
【符号の説明】
1 発振用インバータ、6 増幅用インバータ、10
第1制御インバータ、11 第2制御インバータ.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CMOSインバータの入出力間に抵抗と
    水晶振動子を並列に接続して発振回路を形成し、外部か
    らの制御信号により前記発振回路の出力を一時的に停止
    させるCMOS水晶発振器おいて、 上記制御信号に基づき、CMOSインバータの動作電圧
    をON、OFFしたことを特徴とするCMOS水晶発振
    器。
JP4361188A 1992-12-28 1992-12-28 Cmos水晶発振器 Pending JPH06204748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4361188A JPH06204748A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 Cmos水晶発振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4361188A JPH06204748A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 Cmos水晶発振器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06204748A true JPH06204748A (ja) 1994-07-22

Family

ID=18472556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4361188A Pending JPH06204748A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 Cmos水晶発振器

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JP (1) JPH06204748A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012235208A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Kyocera Crystal Device Corp 水晶発振器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012235208A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Kyocera Crystal Device Corp 水晶発振器

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