JP3080819B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP3080819B2 JP05213880A JP21388093A JP3080819B2 JP 3080819 B2 JP3080819 B2 JP 3080819B2 JP 05213880 A JP05213880 A JP 05213880A JP 21388093 A JP21388093 A JP 21388093A JP 3080819 B2 JP3080819 B2 JP 3080819B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は発振回路を有し、電池
によって駆動されるシステムに使用される半導体集積回
路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】民生用の半導体集積回路装置(以下、L
SIと称する)では、素子の微細化が進み、付加価値の
高い製品が要求されている。中でも、低電圧低消費電力
の市場要求は強く、8ビットCPUでも電卓並の低消費
電力が要求されている。この様な低消費電力化は、LS
I動作の中で消費電流が多い発振回路を低消費電流化に
することによって実現されている。
【0003】図10は、発振回路を有し、この発振回路
の低消費電流化が図られた従来のLSIを用いたシステ
ムの一例である電子手帳の構成を示すブロック図であ
る。図において、10はLSI本体であり、このLSI本
体10には電池による高電位側の電源電圧VDDと低電位側
の電源電圧VSSが供給されている。また、上記LSI本
体10内には、電源電圧VDDの値を検出する電源電圧検出
回路11、初期動作用のCR発振回路12、水晶発振回路
(クリスタル発振回路)13、電源電圧VDDを降圧して内
部電源電圧VCCを出力する降圧回路14、各種演算処理を
実行するCPU(演算処理装置)15、上記CPUで発生
されるデータに基づいて表示信号を発生する液晶表示駆
動回路16が設けられている。
【0004】また、LSI本体10の外部には、各種デー
タを入力するためのキー入力部17、上記液晶表示駆動回
路16で発生される表示信号が供給される液晶表示部18な
どが設けられている。
【0005】上記CR発振回路12は電子手帳に対し始め
て電池を入れた時や、電池の交換時に動作状態となり、
クロック信号CROSCを発生して上記CPU15に同期
信号として供給する。
【0006】水晶発振回路13は上記CR発振回路12と同
時に動作を開始する。そして、水晶発振回路13の発振動
作が安定状態になると、CR発振回路12の動作がCPU
15からの制御信号CRSTOPに基づいて停止され、こ
の後は、水晶発振回路13で発生されるクロック信号XT
OSCがCPU15で使用されることになる。
【0007】降圧回路14は、電池投入後にCPU15から
出力されるクロック信号HCLKに基づいて動作し、電
池による電源電圧VDDを例えば1/2に降圧して出力す
る。従って、電池の電圧VDDが3Vの場合に降圧電圧V
CCは1.5Vになる。この降圧電圧VCCは水晶発振回路
13及び液晶表示駆動回路16に供給される。
【0008】電源電圧検出回路11は電池電圧VDDの低下
を検出し、VDDの値が所定値よりも低下すると検出信号
DEFを発生し、CPU15に供給する。CPU15はこの
信号DEFを受けると、電池電圧が低下したと判断し、
電池切れを使用者に対して視覚的もしくは聴覚的に知ら
せるための動作を行う。
【0009】このような構成の電子手帳では、消費電力
が特に多い回路、すなわち水晶発振回路13に対しては、
外部の電源電圧VDDをそのまま供給するのではなく、降
圧回路14によって降圧された電圧VCCを供給し、低電圧
化することによって低消費電力化を図っている。なお、
降圧電圧VCCは液晶表示駆動回路16にも供給されている
が、これは液晶表示駆動回路16で表示信号を形成するた
めに3値の電圧を必要とするためである。
【0010】ところで、上記電源電圧検出回路11におけ
る検出電圧値は、LSI本体10の最小動作電圧値もしく
は、外付回路の最小動作電圧値よりも高めに設定されて
いる。なお、上記検出電圧値を外付回路の最小動作電圧
値よりも高めに設定する場合には、外付回路の最小動作
電圧値よりもLSI本体10の最小動作電圧値が低くなく
てはならない。また、電池寿命の延命化の観点から、電
源電圧検出回路11の検出電圧値は出来るだけ低めに設定
される傾向が強い。
【0011】一方、一般に民生用LSIでは、使用範囲
が広いCR系のコイン型二酸化マンガン・リチウム電池
を使用することが多い。図11はこの二酸化マンガン・
リチウム電池の負荷特性の一例を示している。図10の
回路構成において図11の説明を説明すると、t1の期
間はLSI本体10が問題なく動作する期間であり、t1
の期間が終了した後から電源電圧検出回路11で電圧低下
が検出され、その後のt2の期間が電池切れの警告動作
期間となる。そして、LSI本体10に関しては、t3
(=t1+t2)の期間で動作保証が求められる。
【0012】ここで、仮に電源電圧検出回路11の検出電
圧が2.5V(図11中のA点)であるとする。また、
電源電圧検出回路11の検出電圧のバラツキを含めたLS
I本体10の動作保証電圧を2.2V(図11中のB点)
とする。このとき、LSI本体10内の水晶発振回路13に
供給される動作電圧、つまり最小動作電圧は降圧回路14
で形成される降圧電圧VCCであり、2.2Vが1/2に
降圧された1.1Vになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、電池寿
命の延命化により、低電圧動作時における水晶発振回路
13の動作電圧と水晶発振回路13内部のトランジスタのし
きい値電圧との差が小さくなり、図11中のt2の期間
で水晶発振回路13の低電圧動作が期待出来なくなる事態
が発生する。すなわち、水晶発振回路13が安定な動作を
しなくなり、この結果、CPU15による電池切れの警告
動作が確実に行えなくなるという問題が発生する。
【0014】また、CPU15内部には、通常、データの
書き替えが可能なメモリ、すなわちスタティックRAM
(S−RAM)が設けられ、さらに必要に応じてLSI
本体10の外部にもS−RAMが設けられるが、電池切れ
の警告動作が確実に行えなくなることにより、このCP
U15内部や外部のメモリにおけるデータ保護ができなく
なるという問題も発生する。
【0015】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、電源電圧の検出値を低
くして電池の延命化を図ることができると共に、電源電
圧の低下検出後からも発振回路の確実な動作を行わせる
ことができて確実な電池切れの警告動作やメモリのデー
タ破壊を防止することができる半導体集積回路装置を提
供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体集積回
路装置は、電池電源と、上記電源の高電位側電圧を降圧
する降圧回路と、上記電源の高電位側電圧が所定値に達
したことを検出する電圧検出回路と、上記降圧回路の出
力が第1の入力電圧として、上記電源の低電位側電圧も
しくは高電位側電圧が第2の入力電圧として供給され、
上記電圧検出回路の検出出力に応じて第1、第2の入力
電圧のいずれか一方を出力する電源電圧切替回路と、上
記電源電圧切替回路から出力される電圧と上記電源の高
電位側電圧もしくは低電位側電圧との間の電位差を電源
電圧として動作する発振回路と、データの書き替えが可
能なメモリが設けられ、上記発振回路の出力信号に同期
して動作すると共に上記電圧検出回路の検出出力を受け
て電池切れの警告動作を実行する演算処理回路とを具備
したことを特徴とする。
【0017】
【作用】電源の高電位側電圧の値が電圧検出回路におけ
る検出値よりも高いときは、電源電圧切替回路からは降
圧回路の降圧出力電圧が切替え出力され、発振回路に供
給される。一方、電源の高電位側電圧の値が電圧検出回
路における検出値に達すると、電源電圧切替回路からは
電源の高電位側電圧もしくは低電位側電圧が切替出力さ
れ、発振回路に供給される。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。図1はこの発明を従来と同様に、電子手帳
で使用されるLSIに実施した場合の第1の実施例の構
成を示すブロック図である。なお、従来と対応する箇所
には同じ符号を付して説明を行う。
【0019】図において、10はLSI本体であり、この
LSI本体10には電池による高電位側の電源電圧VDDと
低電位側の電源電圧VSSが供給されている。上記LSI
本体10内には、電源電圧VDDの値を検出する電源電圧検
出回路11、初期動作用のCR発振回路12、水晶発振回路
(クリスタル発振回路)13、電源電圧VDDを降圧して内
部電源電圧VCCを出力する降圧回路14、各種演算処理を
実行するCPU(演算処理装置)15、上記CPUで発生
されるデータに基づいて表示信号を発生する液晶表示駆
動回路16が設けられている。
【0020】また、LSI本体10の外部には、各種デー
タを入力するためのキー入力部17、上記液晶表示駆動回
路16で発生される表示信号が供給される液晶表示部18な
どが設けられている。
【0021】さらにこの実施例ではLSI本体10内に切
替回路19が新たに設けられている。この切替回路19には
接地電圧VSSと上記降圧回路14からの降圧電圧VCCが供
給され、上記CPU15から出力される切替信号SWに基
づいて両電圧を切替え出力し、上記水晶発振回路13に動
作電圧として供給する。
【0022】上記CR発振回路12は電子手帳に始めて電
池を入れた時や、電池の交換時に動作状態となり、クロ
ック信号CROSCを発生して上記CPU15に同期信号
として供給する。
【0023】水晶発振回路13は上記CR発振回路12と同
時に動作を開始する。そして、水晶発振回路13の発振動
作が安定状態になると、CR発振回路12の動作がCPU
15からの制御信号CRSTOPに基づいて停止され、こ
の後は、水晶発振回路13で発生されるクロック信号XT
OSCがCPU15で使用されることになる。
【0024】降圧回路14は、電池投入後にCPU15から
出力されるクロック信号HCLKに基づいて動作し、電
池による電源電圧VDDを例えば1/2に降圧する。この
降圧電圧VCCは上記切替回路19と液晶表示駆動回路16に
供給される。
【0025】CPU15には、データの書き替えが可能な
メモリであるS−RAM15aや各種命令が格納されてい
る読出し専用メモリであるROM15b等が設けられてい
る。そして、電子手帳としての各種動作や電源電圧低下
時における電池切れの警告動作などは上記ROM15bに
格納されている命令を実行することにより達成される。
また、CPU15は、電源電圧低下時に切替信号SWを出
力する。
【0026】上記LSI本体10は例えばN型の半導体基
板上に形成されており、各回路部は高電位側の電源電圧
VDDが接地された状態で動作し、水晶発振回路13を除い
た各回路はこの電圧VDDとVSSとの間の電位差を電源電
圧として動作し、水晶発振回路13は上記電圧VDDと切替
回路19からの出力電圧、すなわちVCCもしくはVSSとの
間の電位差を電源電圧として動作する。
【0027】このような構成の電子手帳では、従来と同
様に、電源電圧検出回路11において電池電圧VDDの低下
が検出され、VDDの値が所定値、例えば従来と同様にV
DDの値が2.5Vよりも低下すると検出信号DEFが出
力される。CPU15は電源電圧検出回路11からの信号D
EFを受けると、電池電圧が低下したと判断し、ROM
15bに格納されている命令を実行することによって電池
切れを使用者に対して視覚的もしくは聴覚的に知らせる
動作を行う。例えば、液晶表示駆動回路16に所定のデー
タを送り、ここで表示信号を形成して外部の液晶表示部
18に供給することにより、電池切れに対応した表示がな
される。あるいは、CPU15は図示しない警告音発生部
に対して信号を送り、ここで警告音を発生する。また、
CPU15は、キー入力部17からのキー入力取り込み動作
や、S−RAM15aに対するデータの書き込み動作を禁
止してメモリデータの破壊防止を図る。
【0028】電池電圧VDDの値が電源電圧検出回路11に
おける検出電圧以上のときは、切替回路19は降圧回路14
で降圧された電圧VCCを水晶発振回路13に出力する。す
なわち、電源電圧検出回路11における検出電圧が従来と
同様に2.5Vである場合、VDDの値が2.5Vよりも
低下するまでの期間、切替回路19は降圧回路14からの降
圧電圧VCCを切替出力し、水晶発振回路13に供給する。
ここで、降圧回路14が従来と同様に電池電圧VDDを1/
2に降圧したものをVCCとして出力するならば、降圧電
圧VCCの値が図2に示すように1.25Vに達していな
い期間t4では、水晶発振回路13はVDDと降圧回路14か
らの降圧電圧VCCとの間の電位差によって動作してい
る。
【0029】一方、電池電圧VDDの値が電源電圧検出回
路11における検出電圧2.5Vよりも低下し、電源電圧
検出回路11から検出信号DEFが出力されると、CPU
15は上記電池切れ警告動作やメモリのデータ破壊防止動
作の他に、切替信号SWの出力動作を行う。そして、こ
の信号SWが入力することにより、切替回路19は降圧回
路14からの降圧電圧VCCに変えて電圧VSSを切替出力す
る。従って、電源電圧検出回路11で電池電圧VDDの値が
検出値よりも低下した後は、水晶発振回路13には電圧V
SSが供給されるため、図2に示すように水晶発振回路13
の動作電圧はVDDとVSSとの間の電位差である2.5V
に上昇する。このため、先の電源電圧検出回路11の検出
電圧のバラツキを含めたLSI本体10の動作保証電圧で
ある2.2Vよりも十分に高いので、上記t4の期間が
経過し、VDDの値が2.2V以下に達するまでの図2中
のt5の期間にも水晶発振回路13は安定に動作すること
ができる。従って、このt5の期間に水晶発振回路13か
ら安定したクロック信号HCLKがCPU15に供給さ
れ、この後のCPU15における電池切れの警告動作を確
実に行うことができる。また、CPU15内部のS−RA
M15aや外部のメモリにおけるデータ保護も確実に行う
ことができる。
【0030】なお、上記実施例では特に説明しなかった
が、水晶発振回路13の起動時には、降圧された電圧VCC
ではなく電圧VSSを供給してVDDとVSSとの間の十分大
きな電位差が水晶発振回路13に供給されるように切替回
路19の動作を制御して、水晶発振回路13の起動が容易に
行えるようにしてもよい。
【0031】次に上記実施例回路の各回路部の詳細な構
成について説明する。図3は上記電源電圧検出回路11の
詳細な構成を示している。この回路は、外部の電源電圧
VDDを分割する電源電圧分割回路21、外部の電源電圧V
DDから一定の基準電圧を発生する基準電圧発生回路22及
び両回路の出力電圧を比較して前記信号SWを発生する
電圧比較回路23などで構成されている。
【0032】このような構成において、電源電圧分割回
路21における分割電圧の値が基準電圧の値よりも大きい
ときに電圧比較回路23の出力信号SWは“L”レベルと
なり、分割電圧の値が基準電圧の値よりも低くなると信
号SWは“H”レベルに反転する。
【0033】図4は上記降圧回路14の一部の詳細な構成
を示している。この回路は、電圧VDDと電圧VSSとの間
にソース・ドレイン間が直列に挿入された1個のPチャ
ネルのMOSトランジスタ31、3個のNチャネルのMO
Sトランジスタ32〜34と、2個のNチャネルのMOSト
ランジスタ32、33の直列接続点と電圧VSSとの間に接続
されたキャパシタ35と、PチャネルのMOSトランジス
タ31及びNチャネルのMOSトランジスタ32の直列接続
点と2個のNチャネルのMOSトランジスタ33、34の直
列接続点との間に接続され上記キャパシタ35と同じ値の
キャパシタ36とから構成されている。
【0034】このような構成の回路において、上記MO
Sトランジスタ31〜34の各ゲートに図5で示されるよう
に互いに“H”レベル期間が重ならないような2相のク
ロック信号φ1、φ2及びその反転信号を供給すること
により、上記MOSトランジスタ32、33の直列接続点か
らVDDの1/2に相当する降圧された電圧VCCが出力さ
れる。
【0035】なお、上記2相のクロック信号φ1、φ2
は、図1中のクロック信号HCLKを用いて降圧回路14
内で形成される。図6は、上記水晶発振回路13の詳細な
構成を示している。この回路は、前記LSI本体10に設
けられた2個の外部端子41、42間に外付される水晶振動
子43と、上記外部端子41、42間に接続され、Pチャネル
とNチャネルのMOSトランジスタからなるCMOS型
インバータ44と、このインバータ44の入出力端子間に接
続される帰還用の抵抗45と、波形整形用の2個のCMO
S型インバータ46、47とから構成されている。
【0036】そして、この水晶発振回路13における消費
電力を削減するために、上記CMOS型インバータ44を
構成するNチャネル側のMOSトランジスタのソース
(図示せず)には前記切替回路19の切替出力電圧である
VCCもしくはVSSが供給されるようになっている。
【0037】図7は、上記切替回路19の詳細な構成を示
している。この回路は、切替信号SWを反転するインバ
ータ51と、Pチャネル及びNチャネルMOSトランジス
タからなり、上記切替信号SW及びインバータ51の出力
で制御され、降圧電圧VCCを切替出力するためのCMO
Sトランスファゲート52と、切替信号SWでゲート制御
され、電圧VSSを切替出力するためのNチャネルのMO
Sトランジスタ53とから構成されている。
【0038】このような構成の回路では、切替信号SW
が“L”レベルのときはCMOSトランスファゲート52
が導通し、切替出力電圧として電圧VCCが出力される。
一方、切替信号SWが“H”レベルのときはCMOSト
ランスファゲート52が非導通となり、NチャネルのMO
Sトランジスタ53が導通し、切替出力電圧として電圧V
SSが出力される。
【0039】図8は、上記CR発振回路12の詳細な構成
を示している。この回路は、良く知られているように、
直列接続された2個のインバータ61、62及び発振制御用
の2入力NANDゲート63と、帰還用の抵抗64、帰還用
のキャパシタ65と、波形整形用の2個のインバータ66、
67とから構成されている。
【0040】このような構成の回路は、NANDゲート
63の一方の入力端子に入力される制御信号CRSTOP
が“H”レベルのときは発振動作を行ってクロック信号
CROSCを発生し、制御信号CRSTOPが“L”レ
ベルのときは発振動作が停止する。
【0041】図9は、この発明の第2の実施例の構成を
示すブロック図である。上記図1に示す第1の実施例で
は、電源電圧検出回路11の検出信号DEFを一旦、CP
U15で受けて、CPU15の制御の下で切替信号SWを発
生する場合を説明したが、この実施例では電源電圧検出
回路11の検出信号DEFをそのまま切替信号SWとして
切替回路13に供給するようにしたものである。
【0042】この実施例回路は上記の箇所以外は第1の
実施例の構成と同じであり、かつ得られる効果も第1の
実施例の構成と同じであり、また各回路部の詳細な構成
も第1の実施例の場合と同じである。
【0043】なお、この発明は上記各実施例に限定され
るものではなく種々の変形が可能であることはいうまで
もない。例えば上記実施例では、LSI本体10はN型の
半導体基板上に形成されており、各回路部は高電位側の
電源電圧VDDが接地された状態で動作し、水晶発振回路
13を除いた各回路はこの電圧VDDとVSSとの間の電位差
を電源電圧として動作し、水晶発振回路13は上記電圧V
DDと切替回路19からの出力電圧、すなわちVCCもしくは
VSSとの間の電位差を電源電圧として動作する場合を説
明したが、これはP型の半導体基板上にLSI本体10を
形成した場合には、各回路部は低電位側の電源電圧VSS
が接地された状態で動作し、水晶発振回路13を除いた各
回路は電圧VDDとVSSとの間の電位差を電源電圧として
動作し、切替回路19は降圧電圧VCCと電圧VDDとを切替
出力し、水晶発振回路13は上記電圧VSSと切替回路19か
らの出力電圧、すなわちVDDもしくはVCCとの間の電位
差を電源電圧として動作する。
【0044】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
電源電圧の検出値を低くして電池の延命化を図ることが
できると共に、電源電圧の低下検出後からも発振回路の
確実な動作を行わせることができて確実な電池切れの警
告動作やメモリのデータ破壊を防止することができる半
導体集積回路装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図。
【図2】第1の実施例における切替回路の出力電圧の波
形図。
【図3】第1の実施例における電源電圧検出回路の詳細
な構成を示す回路図。
【図4】第1の実施例における降圧回路の詳細な構成を
示す回路図。
【図5】図4の降圧回路で使用されるクロック信号の波
形図。
【図6】第1の実施例における水晶発振回路の詳細な構
成を示す回路図。
【図7】第1の実施例における切替回路の詳細な構成を
示す回路図。
【図8】第1の実施例におけるCR発振回路の詳細な構
成を示す回路図。
【図9】この発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図。
【図10】従来回路の構成を示すブロック図。
【図11】二酸化マンガン・リチウム電池の負荷特性を
示す図。
【符号の説明】
10…LSI本体、11…電源電圧検出回路、12…CR発振
回路、13…水晶発振回路(クリスタル発振回路)、14…
降圧回路、15…CPU(演算処理装置)、15a…S−R
AM(スタティックRAM)、15b…ROM、16…液晶
表示駆動回路、17…キー入力部、18…液晶表示部、19…
切替回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−3813(JP,A) 実開 平4−111246(JP,U) 実開 昭59−63721(JP,U) 実開 昭55−70714(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/26 G06F 12/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池電源と、 上記電源の高電位側電圧を降圧する降圧回路と、 上記電源の高電位側電圧が所定値に達したことを検出す
    る電圧検出回路と、 上記降圧回路の出力が第1の入力電圧として、上記電源
    の低電位側電圧もしくは高電位側電圧が第2の入力電圧
    として供給され、上記電圧検出回路の検出出力に応じて
    第1、第2の入力電圧のいずれか一方を出力する電源電
    圧切替回路と、 上記電源電圧切替回路から出力される電圧と上記電源の
    高電位側電圧もしくは低電位側電圧との間の電位差を電
    源電圧として動作する発振回路と、データの書き替えが可能なメモリが設けられ、 上記発振
    回路の出力信号に同期して動作すると共に上記電圧検出
    回路の検出出力を受けて電池切れの警告動作を実行する
    演算処理回路とを具備したことを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  2. 【請求項2】 前記電源電圧切替回路における電圧切替
    動作が、前記電圧検出回路の検出出力により制御される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 前記電源電圧切替回路における電圧切替
    動作が、前記電圧検出回路の検出出力を受ける前記演算
    処理回路の出力信号により制御されることをほ特徴とす
    る請求項1に記載の半導体集積回路装置。
JP05213880A 1993-08-30 1993-08-30 半導体集積回路装置 Expired - Fee Related JP3080819B2 (ja)

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