JPH06201529A - シフトフィーリング評価装置 - Google Patents

シフトフィーリング評価装置

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Publication number
JPH06201529A
JPH06201529A JP5001572A JP157293A JPH06201529A JP H06201529 A JPH06201529 A JP H06201529A JP 5001572 A JP5001572 A JP 5001572A JP 157293 A JP157293 A JP 157293A JP H06201529 A JPH06201529 A JP H06201529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift lever
shift
dummy
casing
actuator
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5001572A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Oda
嘉彦 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP5001572A priority Critical patent/JPH06201529A/ja
Publication of JPH06201529A publication Critical patent/JPH06201529A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフトレバーの仮止め作業を省略し、シフト
フィーリングの評価を容易に行い得るようにする。 【構成】 シフト操作部の基台1上にアクチュエータ
2,3を設けるとともに、上記基台1に、トランスミッ
ションMTのケーシングbに開口するシフトレバー装着
口cの近傍に位置して支持部4aを一体的に設ける。該
支持点4aに、ダミーシフトレバー5の球面部5aを回
動支点として支持させる。上記ダミーシフトレバー5の
係合部5bを、上記シフトレバー装着口から挿入して上
記ケーシング内のコントロールロッドdと係合させる。
該ダミーシフトレバーを上記アクチュエータでシフト方
向及びセレクト方向に操作する。上記ダミーシフトレバ
ーにおけるアクチュエータ操作力の作用点と回動支点と
の間の長さL51と上記回動支点とダミーシフトレバー下
端との間の長さL52との比を、実車のシフトレバー比と
略等しく設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用マニュアルト
ランスミッションのシフトフィーリング(シフト操作
性)を定量的に評価するシフトフィーリング評価装置に
関し、特に、その評価の際にシフトレバーを操作するシ
フト操作部に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のシフトフィーリング
評価装置として、例えば特開昭63−249036号公
報に開示されるように、トランスミッションの入力側の
軸を回転駆動する駆動手段と、トランスミッションのシ
フトレバーを操作するシフト操作手段と、シフト操作時
におけるシフトレバーの作動状態を検出するシフトレバ
ー作動状態検出手段と、該検出手段の出力に基づいてシ
フト操作性を定量的に示す評価データを算出する演算手
段と、シフト操作性に関する評価基準を記憶するメモリ
手段と、上記演算手段で得られた評価データと上記メモ
リ手段に記憶された評価基準とを比較してシフト操作性
の良否を判定する判定手段とを備え、シフトフィーリン
グを統一的かつ定量的に評価し得るようにしたものは知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
装置でシフトフィーリングを評価するときには、図2に
示すように、予め実車に用いられるシフトレバーaをト
ランスミッションMTのケーシングbに仮付けすること
が必要であり、この仮付け作業はかなり面倒なものであ
る。すなわち、シフトレバーaの下部は、トランスミッ
ションのケーシングbに開口するシフトレバー装着口c
に軸受(図示せず)を介して回動自在に支持される球面
部a1 と、該球面部a1 からケーシングb内に延び、先
端がケーシングb内のコントロールロッド(詳しくはそ
の端部に設けられたコントロールエンド)dに係合する
係合部a2 とを有し、二個所でトランスミッション側と
所定状態に組付けなければならず、またシフトレバーa
の下部を上記シフトレバー装着口cから直線的にケーシ
ングb内に挿入することができないからである。尚、シ
フトレバーaにおけるグリップ部a3 の中心(シフト操
作手段のアクチュエータから操作力が作用する作用点)
と球面部a1 の中心との間の長さLa1と上記球面部a1
と係合部a2 の先端との間の長さLa2との比(La2/L
a1)はシフトレバー比eという。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、シフト操作部(操作手
段)にダミーシフトレバーを設けることより、シフトレ
バーの仮止め作業を要することなく、シフトフィーリン
グの評価を容易に行い得るシフトフィーリング評価装置
を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の解決手段は、マニュアルトランスミッショ
ンのシフト操作性を評価するシフトフィーリング評価装
置において、アクチュエータが設けられる操作部本体
と、該操作部本体に一体的に設けられ、上記トランスミ
ッションのケーシングに開口するシフトレバー装着口の
近傍に位置する支持部と、一端が上記シフトレバー装着
口から挿入されて上記ケーシング内のコントロールロッ
ドと係合し、上記支持部を回動支点として上記アクチュ
エータにより操作されるダミーシフトレバーとを備え
る。そして、上記ダミーシフトレバーにおけるアクチュ
エータ操作力の作用点と回動支点との間の長さと上記回
動支点とダミーシフトレバー下端との間の長さとの比
を、実車のシフトレバー比と略等しく設定する構成とす
る。
【0006】
【作用】上記の構成により、本発明では、操作部本体側
にダミーシフトレバーが装備されているとともに、該ダ
ミーシフトレバーの回動支点が操作部本体に一体的に設
けた支持部で支持されているため、トランンスミッショ
ンのシフト操作性を評価するときには、従来の如くシフ
トレバーの仮付けをその都度行う必要はなく、単にダミ
ーシフトレバーの一端をトランスミッションのケーシン
グのシフトレバー装着口から該ケーシング内のコントロ
ールロッドと係合させるだけでよく、その作業は比較的
に簡易なものである。
【0007】しかも、上記ダミーシフトレバーにおける
アクチュエータ操作力の作用点と回動支点との間の長さ
と上記回動支点とダミーシフトレバー下端との間の長さ
との比は、実車のシフトレバー比と略等しく設定されて
いるので、該ダミーシフトレバーをアクチュエータで操
作してシフト操作性を操作することは、実車のシフトレ
バーをアクチュエータで操作してシフト操作性を操作す
る従来のものと同じであり、シフト操作性を正確に評価
することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1は本発明の一実施例に係わるシフトフ
ィーリング評価装置のシフト操作部を示し、1はシフト
操作部本体としての基台であって、該基台1上には、後
述するダミーシフトレバー5をシフト方向にストローク
操作するシフト用アクチュエータ2と、ダミーシフトレ
バー5をセレクト方向にストローク操作するセレクト用
アクチュエータ3とが取付けられている。
【0010】上記基台1には水平方向に延びるアーム部
材4が取付けられており、該アーム部材4の先端部に
は、ダミーシフトレバー5をマニュアルトランスミッシ
ョンMTのシフト方向及びセレクト方向に回動可能に支
持する支持部4aが形成されている。上記ダミーシフト
レバー5の下部には、上記支持部4aに回動可能に支持
される球面部5aと、該球面部5aから下方に延出する
係合部5bとが形成されている。上記係合部5bの長さ
は、図2に示す実車のシフトレバーaにおける係合部a
2 の長さよりも長く設定されている。
【0011】ここで、上記トランスミッションMTは、
図1に示す基台1の側方に位置する評価検査位置に、そ
の下方からリフト装置等で送られて来るようになってい
る。そして、トランスミッションMTが上記評価検査位
置に送られて来たとき、該トランスミッションMTのケ
ーシングbに開口するシフトレバー装着口cは上記支持
部4aの下方近傍に近付いて位置するとともに、上記ダ
ミーシフトレバー5の係合部5bは該シフトレバー装着
口cからケーシングb内に挿入され該ケーシングb内の
コントロールロッド(詳しくはその端部に設けられたコ
ントロールエンド)dと係合するようになっている。
【0012】上記ダミーシフトレバー5の上端部には連
結リンク6を介して操作レバー7の一端(上端)が連結
され、該操作レバー7の他端(下端)は、上記シフト用
アクチュエータ2の回転軸2aに連結されている。ま
た、上記操作レバー7の中間部には連結ロッド8を介し
て上記セレクト用アクチュエータ3が動力伝達可能に連
結されている。そして、上記シフト用アクチュエータ2
の作動時にはその回転軸2aの回動力が操作レバー7及
び連結リンク6を介してダミーシフトレバー5に伝達さ
れ、該ダミーシフトレバー5がその球面部5aを回動支
点としてシフト方向(図面と直交する方向)にストロー
ク移動する。また、上記セレクト用アクチュエータ3の
作動時にはその操作力が連結ロッド8を介して操作レバ
ー7に伝達され、該操作レバー7が回動軸2aとの連結
点を中心に揺動し、この揺動に伴ってダミーシフトレバ
ー5がその球面部5aを回動支点としてセレクト方向
(図1で左右方向)にストローク移動するようになって
いる。上記ダミーシフトレバー5における連結リンク6
との連結点(つまりシフト用及びセレクト用アクチュエ
ータ2,3からの操作力が作用する作用点)と回動支点
(球面部5aの中心)との間の長さL51と上記回動支点
と係合部5bの下端(コントロールロッドとの係合中心
点)との間の長さL52との比(L52/L51)は、実車の
シフトレバー比e(=La2/La1(図2参照))と略等
しく設定されている。
【0013】次に、上記実施例の作用・効果を説明する
に、マニュアルトランスミッションMTのシフト操作性
を評価するときには、該トランスミッションMTをレバ
ー操作部の基台1側方の評価検査位置に、その下方から
リフト装置等により移送する。この際、ダミーシフトレ
バー5の係合部5bをトランスミッションMTのケーシ
ングbのシフトレバー装着口cからケーシングb内に挿
入し該ケーシングb内のコントロールロッドdと係合さ
せる必要があるが、上記ダミーシフトレバー5の係合部
5bは、基台1側の支持部4aに支持された球面部5a
から下方に直線状に延びたものであるため、トランスミ
ッションMTを評価検査位置の下方から略真直ぐ上方に
持ち上げるだけで上記係合部5bのケーシングb内への
挿入及びコントロールロッドdとの係合を容易に行うこ
とができる。また、従来の如きシフトレバーの仮付けを
行う必要がないので、作業の容易化及び迅速化をより図
ることができる。
【0014】しかる後、シフト用アクチュエータ2及び
セレクト用アクチュエータ3をそれぞれ作動させて上記
ダミーシフトレバー5をシフト方向及びセレクト方向に
ストローク操作し、シフト操作性を評価する。この際、
上記ダミーシフトレバー5における、アクチュエータ
2,3からの操作力の作用点である連結リンク6との連
結点と回動支点である球面部5aの中心との間の長さL
51と上記球面部5aの中心と係合部5bの下端との間の
長さL52との比(L52/L51)は、実車のシフトレバー
比e(=La2/La1)と略等しく設定されているので、
実車のシフトレバーを用いてシフト操作性を評価する場
合と同様に評価を行うことができ、シフト操作性を正確
に評価することができる。
【0015】尚、上記実施例では、ダミーシフトレバー
5の係合部5bをトランスミッションMTのケーシング
bのシフトレバー装着口cからケーシングb内に挿入し
該ケーシングb内のコントロールロッドdと係合させる
に当り、トランスミッションMTをダミーシフトレバー
5ないしこれを支持する操作部本体(基台1)側に移動
させる場合について述べたが、本発明は、逆にダミーシ
フトレバー5を操作部本体と共にトランスミッションM
T側に移動させるようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上の如く、本発明のシフトフィーリン
グ評価装置によれば、操作部本体側にダミーシフトレバ
ーを設けるとともに、該ダミーシフトレバーの回動支点
を操作部本体に一体的に設けた支持部で支持することに
より、トランンスミッションのシフト操作性を評価する
ときには、シフトレバーの仮付け作業を省略することが
でき、かつ上記ダミーシフトレバーのトランスミッショ
ン側への挿入作業をも容易に行うことができ、操作性の
評価を迅速にかつ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるシフトフィーリング評
価装置のシフト操作部を示す、一部を切開して見た正面
図である。
【図2】実車のシフトレバーをトランスミッションのケ
ーシングに仮付けした状態を示す、一部を切開して見た
正面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 シフト用アクチュエータ 3 セレクト用アクチュエータ 4a 支持部 5 ダミーシフトレバー MT マニュアルトランスミッション b ケーシング c シフトレバー装着口 d コントロールロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マニュアルトランスミッションのシフト
    操作性を評価するシフトフィーリング評価装置であっ
    て、 アクチュエータが設けられる操作部本体と、 該操作部本体に一体的に設けられ、上記トランスミッシ
    ョンのケーシングに開口するシフトレバー装着口の近傍
    に位置する支持部と、 一端が上記シフトレバー装着口から挿入されて上記ケー
    シング内のコントロールロッドと係合し、上記支持部を
    回動支点として上記アクチュエータにより操作されるダ
    ミーシフトレバーとを備えており、 上記ダミーシフトレバーにおけるアクチュエータ操作力
    の作用点と回動支点との間の長さと上記回動支点とダミ
    ーシフトレバー下端との間の長さとの比は、実車のシフ
    トレバー比と略等しく設定されていることを特徴とする
    シフトフィーリング評価装置。
JP5001572A 1993-01-08 1993-01-08 シフトフィーリング評価装置 Withdrawn JPH06201529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5001572A JPH06201529A (ja) 1993-01-08 1993-01-08 シフトフィーリング評価装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5001572A JPH06201529A (ja) 1993-01-08 1993-01-08 シフトフィーリング評価装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06201529A true JPH06201529A (ja) 1994-07-19

Family

ID=11505242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5001572A Withdrawn JPH06201529A (ja) 1993-01-08 1993-01-08 シフトフィーリング評価装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06201529A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102297763A (zh) * 2011-05-19 2011-12-28 南昌华兴机电科技有限公司 手动变速器换挡力手感测试装置
CN112611577A (zh) * 2020-12-09 2021-04-06 浙江零跑科技有限公司 一种仪表板手伸及操作便利性验证装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000404